JPH078667A - 二重環縫いミシン - Google Patents

二重環縫いミシン

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JPH078667A
JPH078667A JP15835293A JP15835293A JPH078667A JP H078667 A JPH078667 A JP H078667A JP 15835293 A JP15835293 A JP 15835293A JP 15835293 A JP15835293 A JP 15835293A JP H078667 A JPH078667 A JP H078667A
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 空環を確実に引出すことができるような多
本針の二重環縫いミシンを提供する。 【構 成】 糸調子装置は、地縫い時と空環形成時とで
テンションが切換えられ、布を縫い終ると、下糸の張力
が大、右針糸の張力が小に切換えられる。ルーパ4と共
に揺動する針受け7にはループ支え9が設けられ、左針
6に形成される針糸ループを右側より支えて針糸ループ
が倒れないようにし、ルーパ4が針糸ループを確実に掬
えるようにする。針板に形成される爪片14は一部を残
して切除し、その長さを従来のものよりも短くし、ルー
パ4に繋がる針糸の自由に動きうる長さを短くしてルー
パ4に沿う動きを少なくする。下糸繰り器の糸調子装置
側には糸取りバネを設け、下糸繰り器により下糸を引戻
し終わったとき、弛もうとする下糸を引戻し、右針糸を
左針糸側に寄せるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多本針の二重環縫いミ
シンに関し、ことに空環を連続してスムースに引出すこ
とができる多本針の二重環縫いミシンに関する。
【0002】
【従来技術】上飾り糸を用いない二本または三本針の偏
平縫いミシンや二重環縫いミシンなど、二本または三本
の針と、一つのルーパとで形成される二本針三本糸また
は三本針四本糸の二重環縫い目(JIS B 9070
D23及びD34)を形成するミシンでは、ミシンを
連続運転して布を次から次へと送り込み、布間に空環を
連続してスムースに形成することが縫製能率を上げるう
えで重要である。
【0003】しかしながら、上述する従来のタイプのミ
シンでは、一枚の布を縫終って送り出したとき、縫終り
端に連なって形成される空環が次の縫い目形成のため降
下する針によって押下げられて針板下方に垂れ下がり、
ルーパが下死点より上昇する針に形成される針糸ループ
を掬いに行くとき、垂れ下がった空環を同時に引掛けて
空環を送り出すことができなくなること、左右の針糸は
布がないと、所定の間隔を保つことができなくなって安
定した縫い目形成ができなくなり、縫い目形成域の送り
方向後方における送り歯で保持して針板上に引出し、送
出すことができなくなること等の理由によって空環を出
すことができない。
【0004】この問題を解消するため、特開平3−23
887号には、針板の針孔から布送出し方向に向かう門
形のスリットによって形成される爪の下側に舌片を突設
し、布を縫終ったとき、舌片上に布に形成されるのと同
様の縫い目を形成して空環を保持し、針の降下による空
環の落ち込みを防止すると共に、形成された空環をその
送り方向に配置した後送り歯で送り出し、空環を出すよ
うにしたミシンが提案され、また特公昭57−5819
1号には、布を縫終ったとき、二本針のうちの右針糸の
テンションを解除してルーパ糸により右針糸を左針糸側
に寄せ、ついで針孔の布送り方向後方に配置した後送り
歯と補助送り部材で送出すようにしたミシンが提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述する従
来のものよりも、空環をより確実に引出すことができる
ような多本針の二重環縫いミシンを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題の解決手段及び作用】本発明に係る二重環縫いミ
シンの一つは、図示するように、布送り方向と直交する
方向に上下動する複数本の針と、針板の下方で針の並ぶ
方向に揺動する一つのルーパとで二重環縫い目を形成す
る多本針の二重環縫いミシンにおいて、ルーパ4と連動
して揺動し、針上昇時に針先端部と係合して針案内作用
を行う針受け7に設けられ、針6に形成される針糸ルー
プを側方より支えるループ支え9と、針板11の針孔1
2、13から送出し方向に形成されると共に、先端の一
側が送出し方向に突出して段状をなすスリット15によ
り囲まれ、先端一側の一部を残して突出部14aとし、
他を切り欠いた爪片14と、スリット15の布送り方向
後方に形成される送り歯孔16、17内に配置される空
環引出し用の後送り歯18、19と、上記スリット15
と送り歯孔16との間の横桟21上面に中央より他側寄
りに形成される案内溝22と、糸調子器のテンションを
地縫い用または空環形成用に切換える装置を設けたこと
を特徴とするものである。。
【0007】本発明の二重環縫いミシンによれば、爪片
14の先端が一部を残して切欠かれることにより、針孔
12、13から横桟21までの距離を短くして、横桟2
1を従来のものより針孔に近付けることができるので、
ルーパ4に繋がる針糸の横桟21までの長さが短くな
る。つまりフリー状態の針糸の長さが短くなるため、図
2及び図6に示す例でいえば、針5、6が降下すると共
に、ルーパ4が左死点に達して反転し、右方向へ針の手
前を移動するとき、ルーパ4に係合している右針糸N1
がルーパに連れられて右方へ移動する量も少なくなるう
え、糸調子器を空環形成用に切換えて下糸N3 の張力を
大、右針糸N1 の張力を小にすることにより、かえって
ルーパ4に繋がる右針糸N1 は左針糸N2 側に寄って収
束されて纏まった空環8となる。その後、空環8は横桟
21の案内溝22を経、空環引出し用の後送り歯18、
19と押え金により挟持されて後方へ引き出されていく
が、この際、ルーパ4と横桟21との間の各針糸に張力
が働くため、左針糸は図示するように少し右側に寄せら
れて引出されていく。
【0008】爪先端の一部に突出部14aを残したのは
次の理由による。つまり図6において、右側の突出部1
4aがないと、針上昇時にルーパ4に繋がる右針糸N1
は爪片14の右側角付近のスリット15より針板上に持
上げられるが、次に降下するとき、爪片14の上面に右
針孔12から案内溝22へ斜めに横切って降下するよう
になり、その結果、爪片14の先端に引っ掛かって針糸
張力が上昇したり、糸切れを生じたりするようになる。
これに対し、爪先端の右側に突出部14aがあると、右
針糸N1 は突出部14aに遮られて針板上に持ち上げら
れなくなり、したがって針の降下時に右針糸が爪片に引
っ掛かって針糸張力が上昇したり、糸切れを生ずること
がない。なお、左針糸は案内溝が左寄りにあるため、針
上昇時に同じく針板上に持上げられても、針降下時には
爪片の左側角より爪片下に落込み、爪先に引っ掛かるこ
とはない。
【0009】また針受けにループ支え9を設けたのは、
次の理由による。すなわち図2及び図3に示されるよう
に、ルーパ4が左進して針上昇時に形成される右針糸ル
ープを掬ったのち、左針糸ループを掬うとき、先にでき
た空環8に連なる左針糸ループは、空環が上述するよう
に針よりやゝ右にあるため、右側に倒れかゝろうとす
る。これをループ支え9で右側より支えてループが倒れ
るのを防ぐため、ルーパ4が左の針糸ループを確実に掬
うようになる。
【0010】本発明に係る二重環縫いミシンにおいて、
空環引出し用の後送り歯と該送り歯が配置される送り歯
孔は、布送り方向手前側をスリット15の形状に対応し
て段状に形成するのが望ましく、また前後に分離して個
別に設けるのが望ましい。本発明に係る別の二重環縫い
ミシンは、図1及び図2に示すように、布送り方向と直
交する方向に上下動する複数本の針と、針板の下方で針
の並ぶ方向に揺動する一つのルーパとで二重環縫い目を
形成する多本針の二重環縫いミシンにおいて、ルーパ4
と連動して揺動し、針下死点からの上昇時に針先端部と
係合して針案内作用を行う針受け7に設けられ、針6に
形成される針糸ループを側方より支えて案内する針糸ル
ープ支え9と、針孔12、13の布送り方向後方に形成
される送り歯孔内に配置される空環引出し用の後送り歯
18、19と、糸調子器のテンションを地縫い用または
空環形成用に切換える装置と、糸調子器と下糸繰り器1
との間に設けられる糸取りバネ2を設けたことを特徴と
するものである。
【0011】本発明の二重環縫いミシンにおける糸取り
バネは、下糸繰り器が糸調子器側から下糸を繰込み、か
つルーパの右行に伴って弛む下糸を引戻し終わったとき
にフリーになって弛もうとする下糸を糸調子器側に引戻
す。この作用によって低い張力に保たれている右針糸が
左針糸側に寄って収束した空環となり、後送り歯により
引出される。
【0012】上述の糸取りバネは、下糸の張力が弛んだ
ときにのみ作用する。つまり、地縫い時のように、下糸
張力が弛んだときには、糸取りバネは屈曲して単なるガ
イドとして作用し、下糸はこれを屈曲して通過するよう
になり、引戻し作用を受けない。一方、空環形成時のよ
うに下糸張力を強くすると、下糸は糸取りバネを起こし
て通過し、糸張力が弛んだとき屈曲して下糸を引戻し、
空環を引き締める。
【0013】上述の各二重環縫いミシンにおいて、糸調
子器のテンションを地縫い用または空環形成用に切換え
る装置としては、例えば足踏ペダル等の手動操作部材
と、該部材の動きにより糸調子器のテンションを弛める
糸弛め部材を作動させる作動機構とよりなるものを用い
ることもできるが、好ましくは針板等縫い目形成域に設
置した布検出用のセンサーと、該センサーによる布検出
の有無によって糸調子器のテンションを弛める糸弛め部
材を作動させる作動機構とよりなるものが用いられる。
前者の場合、地縫い時と空環形成時のテンションの切換
えが手動で行われるのに対し、後者の場合、自動的に行
われるようになる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明に係る二本針の二重環縫いミ
シンについて示すもので、2列の糸調子器郡A1及びA2
よりなる糸調子装置Aは、A1列が地縫い用、A2列が空
環形成用に調整されており、地縫い時と空環形成時とで
一方の列を作用状態に、他方の列を不作用状態となるよ
うにテンションが切換えられ、空環形成時には右針糸N
1 の張力が弱くされると共に、下糸(ルーパ糸)N3
張力が強くされ、上述するテンションの切換えは、縫い
目形成域、例えば針板の針孔近くに設けたセンサー(図
示しない)による布検出の有無によって自動的に行われ
るようになっている。すなわち、布を縫終わってセンサ
ーが布を検出しなくなり、空環が形成されるようになる
と、上述するようなテンションの切換えが行われる。
【0015】糸調子装置Aより下糸繰り器1に向かう下
糸N3 は、下糸繰り器1の糸調子装置側に配置したねじ
りコイルバネからなる糸取りバネ2に係合したのち、下
糸繰り器1及び下糸ガイド3を経てルーパ4に通され、
上下動する左右の針5、6と、左右に揺動するルーパ4
の協働により、右針5の右針糸N1 及び左針6の左針糸
2 とで二本針三本糸の二重環縫い目を形成するように
なっている。縫い目形成中、下糸繰り器1は糸調子器側
から下糸を繰込み、かつルーパ4の右行に伴って弛む下
糸N3 を引戻して糸締めを行う一方、ルーパ4の左行に
伴い縫い目形成に必要な糸量を供給する機能を果たし、
また糸取りバネ2は糸張力が小さな地縫い時においては
撓んで下糸N3 を屈折させる一方、糸張力が大に切換え
られた空環形成時に起こされて下糸N3 が真直ぐに通る
ようになっており、下糸繰り器1により下糸N3 を引戻
し終わったとき、弛もうとする下糸を糸調子器側に引戻
し、これにより低い張力に保たれている右針糸N1 を左
針糸N2 側に寄せられるようにしてある。
【0016】ルーパ4と共に揺動し、針下死点からの上
昇時に各針5、6の先端部と係合して針案内作用を行う
針受け7には、図2及び図3に詳細に示されるように、
針が下死点から上昇するとき、左針6の針糸ループを右
側より支え、針糸ループが空環8に引っ張られて右側に
倒れ込もうとするのを阻止してルーパ4が確実に針糸ル
ープを掬うようにし、ルーパ支え9がルーパ4や針5、
6と干渉しないようにして取付けられている。
【0017】図4は、上記ミシンに用いられる針板11
について示すもので、針孔12、13より布送出し方向
に形成される爪片14は、右側の一部を突出部14aと
して残して他を切除し、その長さを図5に示す従来の爪
片14′よりも短くしてあり、爪片14を囲んで針孔1
2、13に達するスリット15は先端が段状をなしてい
る。そしてその後方に補強用の横桟23で区分されたは
二つの送り歯孔16、17が前後に形成され、それぞれ
に空環引出し用の後送り歯18、19が配置されてい
る。そして手前側の送り歯孔16と後送り歯18が手前
がスリット15に合わせて段状に形成され、またスリッ
ト15と送り歯16との間の屈折した横桟21の上面中
央より左寄りにスリット15より送り歯孔16に達する
案内溝22が形成されている(図2参照)。
【0018】図6は、糸調子装置Aにより右針糸N1
張力を弱く、かつ下糸N3 の張力を強くした空環形成時
において、ルーパ4が左死点に向かって移動するときの
状態を示すもので、ルーパ4に繋がる右針糸N1 が左側
に、左針糸N2 がやゝ右側に寄って集束され、左死点を
通過するときに引締められ、纏まった空環8となって案
内溝22を経、後送り歯18及び19と押え金20とに
より挟持されて後方に引出された状態を示している。図
中、Wは空環8が連なった縫終り後の布を示す。
【0019】図7は、三本針の二重環縫いミシンに使用
される針板24を示すもので左の爪片25は短く、右の
爪片26は突出部27を残して左半分を短くし、横桟2
8を爪片25、26に対応して左側を針孔29に近付け
た屈曲形とし、その左寄りに空環案内用の案内溝30を
設けている。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、次のよ
うな効果を奏する。請求項1記載の二重環縫いミシンに
よれば、爪片を従来のものよりも短くすることにより、
ルーパに掛かる針糸がルーパの動きに連れられて動くこ
とが少なくなるうえ、テンションの切換装置により、下
糸の張力を大、針糸の一つの張力を小にすることによ
り、左右の針糸が集束されて纏まった空環となること、
纏まった空環は横桟の案内溝を経、後送り歯で押え金と
により挟持されて引出されること、針受けにループ支え
を設けて針糸ループを側方より支え、ルーパがこの針糸
ループを確実に掬うようにしたことにより空環が確実に
形成されるようになることなどの理由により、空環が確
実に形成されて引出されるようになる。
【0021】また請求項4記載のミシンのように、糸取
りバネを設けて、下糸繰り器により下糸を引戻し終わっ
たときの下糸の弛みを吸収するようにすれば、低い張力
に保たれている針糸が高い張力の針糸に寄って更に収束
し易くなり、纏まった空環となって引出され易くなる。
請求項5記載の二重環縫いミシンによれば、テンション
の切換装置により、下糸の張力を大、針糸の一つの張力
を小にすることゝ相俟って、下糸繰り器により下糸を引
戻し終わったときの下糸の弛みが糸取りバネにより吸収
されるようになるため、低い張力の針糸が高い張力の針
糸側に寄って収束し纏まった空環となること、纏まった
空環は横桟の案内溝を経、後送り歯で押え金とにより挟
持されて引出されること、ルーパ支えにより針糸ループ
が倒れるのが阻止され、空環が確実に形成されること等
の理由によって、空環が確実に形成され引出されるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 二本針二重環縫いミシンの斜視図。
【図2】 空環形成時の縫い目形成域の斜視図。
【図3】 同正面図。
【図4】 針板の平面図。
【図5】 従来の爪片を持つ針板の平面図。
【図6】 空環形成時の針板の平面図。
【図7】 三本針用針板の平面図。
【符号の説明】 1・・・下糸繰り器 2・・・糸取り
バネ 4・・・ルーパ 5、6・・・針 7・・・針受け 8・・・空環 9・・・ループ支え 11、24・・
・針板 12、13、29・・・針孔 14、14′、
25、26・・・爪片 14a、27・・・突出部 15・・・スリ
ット 16、17・・・送り歯孔 18、19・・
・後送り歯 21、23、28・・・横桟 22、30・・
・案内溝 A・・・糸調子装置 N1 ・・・右針
糸 N2 ・・・左針糸 N3 ・・・下糸 W・・・布

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布送り方向と直交する方向に上下動する
    複数本の針と、針板の下方で針の並ぶ方向に揺動する一
    つのルーパとで二重環縫い目を形成する多本針の二重環
    縫いミシンにおいて、ルーパ4と連動して揺動し、針上
    昇時に針先端部と係合して針案内作用を行う針受け7に
    設けられ、針6に形成される針糸ループを側方より支え
    るループ支え9と、針板11の針孔12、13から送出
    し方向に形成されると共に、先端の一側が送出し方向に
    突出して段状をなすスリット15により囲まれ、先端一
    側の一部を残して突出部14aとし、他を切り欠いた爪
    片14と、スリット15の布送り方向後方に形成される
    送り歯孔16、17内に配置される空環引出し用の後送
    り歯18、19と、上記スリット15と送り歯孔16と
    の間の横桟21上面に中央より他側寄りに形成される案
    内溝22と、糸調子器のテンションを地縫い用または空
    環形成用に切換える装置を設けたことを特徴とする二重
    環縫いミシン。
  2. 【請求項2】 空環引出し用の後送り歯と、該送り歯が
    配置される送り歯孔は、布送り方向手前側がスリットの
    形状に対応して段状に形成される請求項1記載の二重環
    縫いミシン。
  3. 【請求項3】 空環引出し用の後送り歯と、該送り歯が
    配置される送り歯孔は、前後に分離して個別に設けられ
    る請求項1記載の二重環縫いミシン。
  4. 【請求項4】 糸調子器と下糸繰り器の間に下糸用の糸
    取りバネが設けられる請求項1記載の二重環縫いミシ
    ン。
  5. 【請求項5】 布送り方向と直交する方向に上下動する
    複数本の針と、針板の下方で針の並ぶ方向に揺動する一
    つのルーパとで二重環縫い目を形成する多本針の二重環
    縫いミシンにおいて、ルーパ4と連動して揺動し、針上
    昇時に針先端部と係合して針案内作用を行う針受け7に
    設けられ、針6に形成される針糸ループを側方より支え
    るループ支え9と、針孔12、13の布送り方向後方に
    形成される送り歯孔内に配置される空環引出し用の後送
    り歯18、19と、糸調子器のテンションを地縫い用ま
    たは空環形成用に切換える装置と、糸調子器と下糸繰り
    器1との間に設けられる糸取りバネ2を設けたことを特
    徴とする二重環縫いミシン。
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