JPH0775952B2 - 自動車用の灰皿、保管ボックス又はこれと類似の容器 - Google Patents

自動車用の灰皿、保管ボックス又はこれと類似の容器

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JPH0775952B2
JPH0775952B2 JP3314267A JP31426791A JPH0775952B2 JP H0775952 B2 JPH0775952 B2 JP H0775952B2 JP 3314267 A JP3314267 A JP 3314267A JP 31426791 A JP31426791 A JP 31426791A JP H0775952 B2 JPH0775952 B2 JP H0775952B2
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    • E05C19/00—Other devices specially designed for securing wings, e.g. with suction cups
    • E05C19/02—Automatic catches, i.e. released by pull or pressure on the wing
    • E05C19/022—Released by pushing in the closing direction
    • A—HUMAN NECESSITIES
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    • A24F19/00—Ash-trays
    • A24F19/06—Ash-trays with tiltable bowl or false floor
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    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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    • A47B88/00—Drawers for tables, cabinets or like furniture; Guides for drawers
    • A47B88/40—Sliding drawers; Slides or guides therefor
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用の灰皿、保管
ボックス又はこれと類似の容器であって、外ケーシング
と、開放方向に向かってばね負荷された内ケーシング
と、該内ケーシングを外ケーシング内で閉鎖位置で保持
するためのロック装置とを備えており、該ロック装置
は、内ケーシングのフロントプレートを動かすことによ
って操作可能であって、内ケーシング側で、連結リンク
ガイドとして構成されたハート型のカム曲面を有してい
て、該連結リンクガイドに、ヒンジレバーの内ケーシン
グ側に配置された、所定の摩擦力を克服して旋回可能な
ピンが係止可能に係合している形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このような形式の灰皿は公知であり、簡
単で操作しやすい（自動傾倒式“Ｔｉｐ−Ａｕｔｏｍａ
ｔｉｋ”）ために広く使用されている。このような灰皿
（ドイツ連邦共和国特許出願公開第３９３０２７１号明
細書参照）では、ロック装置として一般に、ボールペン
機構により公知である２段階式の一方向ロック機構が使
用されている。従来のロック装置は、実際の使用におい
て、常によく機能するとは限らないので、様々な問題が
生じるが、特に、内ケーシングがしばしば閉鎖位置にお
いて外ケーシング内で保持されないということが指摘さ
れている。ヒンジレバーが所定の位置に正確に位置決め
されないと、ヒンジレバーに設けられたピンがカム曲面
の正しい通路部分に入り込まないということが実験及び
機能テストによって実証されている。ヒンジレバーの支
承範囲においてセルフロッキングを形成するか、又は、
ヒンジレバーに設けてこのヒンジレバーをケーシングで
保持しようとする試みは、いずれも機能性の根本的な改
善とはならない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、冒頭で述べた形式の自動車用の灰皿、保管ボック
ス、又はこれと類似の容器を改良して、ロック装置の良
好な機能性が継続的に保証されるようにすると共に、ヒ
ンジレバー１６が意図せずに調節されるのを阻止するこ
とである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の構成によれば、ヒンジレバーが、セルフロッキング
を得るための摩擦力を形成するために該ヒンジレバーに
隣接したケーシング壁に支えられているばね部材と一体
的にかつ同じ材料で構成されており、該ばね部材が、ば
ね舌片より成っていて、該ばね舌片が、ヒンジレバーの
長手方向軸線に沿って形成された、該ヒンジレバーの切
欠き内に延びており、該ばね舌片が、このばね舌片に連
続しているばね舌片基部と、自由端部に配置されていて
前記ヒンジレバーの面から突出しているスライド突起と
を有している。
【０００５】
【発明の効果】本発明のばね部材によれば、一方ではヒ
ンジレバーのセルフロッキングが得られ、これによって
ヒンジレバーが規定の位置に正確にとまることが保証さ
れる。また他方では、ヒンジレバーに設けられたピンが
カム曲面に沿って移動する際に、ヒンジレバーの滑らか
な滑動が得られる。本発明のこのような構成により、根
本的に互いに矛盾した２つの要求、つまり、一方ではセ
ルフロッキングを得ようとする要求と他方では滑らかな
滑動を得ようとする要求とが、非常に満足な状態で満た
される。さらにばね部材は、許容誤差の補正にも役立
ち、また、このばね部材は、ヒンジレバーと一体に、か
つ同じ材料で構成されているので、ばね部材とばね舌片
とを備えたヒンジレバーが特にプラスチック射出成形品
として構成されていれば、高いコストを必要とせずに製
造可能である。実験によれば、良好な機能性は持続して
維持され、ヒンジレバーの位置確保作用及び滑動特性も
また変わらずに維持されることが確認された。
【０００６】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
【０００７】本発明による容器は、図示の自動車用の灰
皿の他に、別の容器類、つまり、保管ボックス、コイン
ボックス、手袋収納用ボックス及びこれに類似のものと
して構成してもよい。
【０００８】図示の灰皿は傾倒式灰皿として構成されて
いるが、引き出し式灰皿として構成してもよい。この灰
皿は、外ケーシング１と、旋回軸２を中心として運動可
能に外ケーシング１内に支承されている内ケーシング３
とから成っており、この内ケーシング３はフロントプレ
ート４と灰収容容器５とを備えている。内ケーシング３
にはばね６が作用する。
【０００９】外ケーシング１の壁に補助ばね７が配置さ
れており、この補助ばね７はリベット８を用いて固定さ
れている。補助ばね７はそのばねアーム９で内ケーシン
グ３の後壁１０に係合している。図１には、灰皿の収納
位置が実線で、使用位置が一点鎖線でそれぞれ示されて
いる。また、補助ばね７の緊張状態が実線で、緊張解除
状態が一点鎖線でそれぞれ示されている。
【００１０】内ケーシング３を使用位置にもたらそうと
する場合には、この内ケーシング３を外ケーシング内に
矢印Ｐの方向に押し込めばよい。これにより、ロック装
置１１が解除され、次いで内ケーシング３がばね６によ
って、押し込み方向とは反対の方向へ使用位置に傾倒す
る。ロック装置１１としては、内ケーシング３の側壁に
配置された一方向ロック機構が使用されるが、この機構
はボールペンの機構により公知である。ロック装置１１
は、このロック装置１１のハート型の連結リンクガイド
１２内で滑動可能にガイドされるピン１３を有してお
り、このピン１３はロック位置において、ロック装置１
１の凹んだ切欠き１４内にある。外ケーシング１に支承
されたヒンジレバー１６に設けられているピン１３は、
一方ではばね６によって、他方では補助ばね７によって
ロック装置１１の切欠き１４に強制的に押し込まれるよ
うになっているので、内ケーシング３を前記２つのばね
６，７のばね力に逆らって外ケーシング１内に少しだけ
押し込む必要がある。
【００１１】内ケーシング３を押すと、ピン１３が切欠
き１４から滑動しながら出て、連結リングガイド１２の
下側の通路部分１７内に滑動しながら入り、その際同時
に、ばね６のばね力により内ケーシング３が開放され
る。内ケーシング３を閉鎖し、その閉鎖位置でロック装
置１１によって保持されるようにするために、ヒンジレ
バー１６のピン１３を連結リンクガイド１２の上側の通
路部分１８内に強制的に押し込む必要がある。何故なら
ば、そうしないとピン１３は切欠き１４に入り込めない
からである。ピン１３のための正しい滑動経路は、カム
曲面（連結リンクガイド１２）及びこのカム曲面によっ
て得られたヒンジレバー１６の位置によって見つけ出さ
れるようになっている。ヒンジレバー１６のために設定
された位置は、内ケーシング３の開放した状態では変え
られない。何故ならば、そうしないとピン１３が連結リ
ンクガイド１２の間違った通路部分に入り込み、内ケー
シング３が閉鎖された位置において保持されないことに
なるからである。
【００１２】自動車の振動が強い場合においても、ヒン
ジレバー１６が所定の位置に確実にとどまるようにする
ために、ヒンジレバー１６はばね部材１９を備えてお
り、このばね部材１９はこれに隣接している外ケーシン
グ１の壁面に支えられている（図３参照）。このばね部
材１９は、ヒンジレバー１６をセルフロッキングさせる
ために設けられている。ばね部材１９は、Ｕ字形の切欠
２２によってヒンジレバー１６から分離されていて、ば
ね舌片基部２４とスライド突起２５（外ケーシング１で
支えられている）とを備えたばね舌片２３として構成さ
れている。
【００１３】ヒンジレバー１６は比較的薄い縦長のプラ
スチック薄板から成っている。このヒンジレバー１６の
一方の端部には、クリツプとして構成された支持ピン２
０が一体成形されており、またヒンジレバー１６の他方
の端部にはガイド舌片２１が一体成形されている。さら
にヒンジレバー１６は、ガイド舌片２１とは反対の側
に、一体成形されたピン１３を有している。Ｕ字形の切
欠き２２によってばね舌片２３が形成されており、ばね
舌片基部２４はガイド舌片２１及びピン１３に隣接して
いる。ばね舌片２３は、ばね舌片基部２４から自由端部
に向かって先細りしており、ばね舌片２３はその自由端
部に、外ケーシング１に支持されたスライド突起２５
（支持突起）を有している。このばね舌片２３は弱いば
ね特性曲線を有しているので、容易に外ケーシング１の
壁面に沿って滑動することができる。しかもばね舌片２
３のばね圧力が支持ピン２０の近くに作用しているの
で、ヒンジレバー１６は各位置でセルフロッキング式に
固定される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の１実施例による自動車用の灰皿の鉛直
断面図である。
【図２】図１に示した灰皿のロック装置を示す図であ
る。
【図３】図２に示したロック装置を、図２のＩＩＩ−Ｉ
ＩＩ線に沿って断面した図である。
【符号の説明】
１ 外ケーシング ２ 旋回軸 ３ 内ケーシング ４ フロントプレート ５ 灰収容容器 ６ ばね ７ 補助ばね ８ リベット ９ ばねアーム １０ 後壁 １１ ロック装置 １２ 連結リンクガイド １３ ピン １４ 成形部 １６ ヒンジレバー １７，１８ 通路部分 １９ ばね部材 ２０ 支持ピン ２１ ガイド舌片 ２２ 切欠き ２３ ばね舌片 ２４ ばね舌片基部 ２５ スライド突起 Ｐ 矢印

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 自動車用の灰皿、保管ボックス又はこれ
    と類似の容器であって、外ケーシング（１）と、開放方
    向に向かってばね負荷された内ケーシング（３）と、該
    内ケーシング（３）を外ケーシング（１）内で閉鎖位置
    で保持するためのロック装置（１１）とを備えており、
    該ロック装置（１１）は、内ケーシング（３）のフロン
    トプレート（４）を動かすことによって操作可能であっ
    て、内ケーシング（３）側で、連結リンクガイド（１
    ２）として構成されたハート型のカム曲面を有してい
    て、該連結リンクガイド（１２）に、ヒンジレバー（１
    ６）の内ケーシング（３）側に配置された、所定の摩擦
    力を克服して旋回可能なピン（１３）が係止可能に係合
    している形式のものにおいて、 前記ヒンジレバー（１６）が、セルフロッキングを得る
    ための摩擦力を形成するために該ヒンジレバーに隣接し
    たケーシング壁に支えられているばね部材（１９）と一
    体的にかつ同じ材料で構成されており、該ばね部材（１
    ９）が、ばね舌片（２３）より成っていて、該ばね舌片
    （２３）が、ヒンジレバー（１６）の長手方向軸線に沿
    って形成された、該ヒンジレバーの切欠き（２２）内に
    延びており、該ばね舌片（２３）が、このばね舌片に連
    続しているばね舌片基部（２４）と、自由端部に配置さ
    れていて前記ヒンジレバー（１６）の面から突出してい
    るスライド突起（２５）とを有していることを特徴とす
    る、自動車用の灰皿、保管ボックス又はこれと類似の容
    器。
JP3314267A 1990-11-30 1991-11-28 自動車用の灰皿、保管ボックス又はこれと類似の容器 Expired - Lifetime JPH0775952B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE4038324.5 1990-11-30
DE4038324A DE4038324A1 (de) 1990-11-30 1990-11-30 Behaeltnis, wie ascher, ablagefach o. dgl. insbesondere fuer fahrzeuge

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Publication Number Publication Date
JPH04314640A JPH04314640A (ja) 1992-11-05
JPH0775952B2 true JPH0775952B2 (ja) 1995-08-16

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ID=6419349

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US (1) US5144963A (ja)
EP (1) EP0483590B1 (ja)
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DE (2) DE4038324A1 (ja)
ES (1) ES2063428T3 (ja)

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