JPH0741814B2 - カツプホルダ - Google Patents
カツプホルダInfo
- Publication number
- JPH0741814B2 JPH0741814B2 JP61239809A JP23980986A JPH0741814B2 JP H0741814 B2 JPH0741814 B2 JP H0741814B2 JP 61239809 A JP61239809 A JP 61239809A JP 23980986 A JP23980986 A JP 23980986A JP H0741814 B2 JPH0741814 B2 JP H0741814B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- cup
- lid
- support plate
- support arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N3/00—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
- B60N3/10—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
- B60N3/102—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated storable or foldable in a non-use position
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
- Table Equipment (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は自動車の室内等に取りつけられ、飲物容器等を
一時的に安定して保持するためのカツプホルダに関す
る。
一時的に安定して保持するためのカツプホルダに関す
る。
［背景技術］ 自動車の室内には清涼飲料の容器等を一時的に保持して
おくためのカツプホルダが設けられるものが多い。この
カツプホルダは車室内へ固定的に設けたり、車室内に折
畳むものもあるが、自動車の車体内へ収納しておき、必
要に応じて取り出せる構造とするのが便利である。
おくためのカツプホルダが設けられるものが多い。この
カツプホルダは車室内へ固定的に設けたり、車室内に折
畳むものもあるが、自動車の車体内へ収納しておき、必
要に応じて取り出せる構造とするのが便利である。
しかし従来のカツプホルダはカバーを室内側へ引き出し
てカツプ支持部を露出させるようになっているため、カ
バーに把手が必要である。このため収納状態においても
カバーが他の車室内壁と凹凸が生じたり、調和したデザ
インにすることはできない。
てカツプ支持部を露出させるようになっているため、カ
バーに把手が必要である。このため収納状態においても
カバーが他の車室内壁と凹凸が生じたり、調和したデザ
インにすることはできない。
本発明は上記事実を考慮し、操作用の把手を不要とし、
収納状態では室内の内壁と調和したデザインが可能とな
るカツプホルダを得ることが目的である。
収納状態では室内の内壁と調和したデザインが可能とな
るカツプホルダを得ることが目的である。
［発明の概要及び作用］ 本発明に係るカップホルダは、車体に埋め込まれ車室側
が開口したハウジングと、前記ハウジングの下端へ基端
が軸支され傾倒可能なカップ支持板と、前記ハウジング
に配設され前記カップ支持板が傾倒し水平状態とされた
ときカップ支持板の基端と当接するストッパと、前記カ
ップ支持板の自由端に中央部が揺動可能に軸支され前記
ハウジングの開口を遮蔽可能な蓋と、基端が前記ハウジ
ングの上部に軸支され自由端が前記蓋の上部を支持する
支持アームと、前記支持アームの中央に形成され支持ア
ームを折曲可能とする薄肉部と、前記支持アームの基端
側に配設され支持アームを前記ハウジングから離れる方
向に付勢する付勢手段と、前記蓋の前記ハウジング側に
突設されたフックと、前記ハウジング内に設けられ前記
フックの押込み動作によってフックを係止あるいは係止
を解除するラッチ手段と、を有することを特徴としてい
る。
が開口したハウジングと、前記ハウジングの下端へ基端
が軸支され傾倒可能なカップ支持板と、前記ハウジング
に配設され前記カップ支持板が傾倒し水平状態とされた
ときカップ支持板の基端と当接するストッパと、前記カ
ップ支持板の自由端に中央部が揺動可能に軸支され前記
ハウジングの開口を遮蔽可能な蓋と、基端が前記ハウジ
ングの上部に軸支され自由端が前記蓋の上部を支持する
支持アームと、前記支持アームの中央に形成され支持ア
ームを折曲可能とする薄肉部と、前記支持アームの基端
側に配設され支持アームを前記ハウジングから離れる方
向に付勢する付勢手段と、前記蓋の前記ハウジング側に
突設されたフックと、前記ハウジング内に設けられ前記
フックの押込み動作によってフックを係止あるいは係止
を解除するラッチ手段と、を有することを特徴としてい
る。
このため本発明では、蓋がハウジングの開口を遮蔽して
いる状態で、フックがラッチ手段に係止されている。こ
のとき、支持アームは薄肉部で２つ折りにされ、付勢手
段でハウジングから離れる方向へ付勢された状態でハウ
ジング内へ収納され、また、カップ支持板は、蓋に押さ
れて直立状態でハウジング内へ収納されている。
いる状態で、フックがラッチ手段に係止されている。こ
のとき、支持アームは薄肉部で２つ折りにされ、付勢手
段でハウジングから離れる方向へ付勢された状態でハウ
ジング内へ収納され、また、カップ支持板は、蓋に押さ
れて直立状態でハウジング内へ収納されている。
ここで、蓋を押圧すると、フックの押込み動作によっ
て、ラッチ手段がフックの係止状態を解除する。このた
め、付勢手段に付勢された支持アームがハウジングから
離れる方向へ回転し、支持アームを直線状態としながら
蓋を押し開く。
て、ラッチ手段がフックの係止状態を解除する。このた
め、付勢手段に付勢された支持アームがハウジングから
離れる方向へ回転し、支持アームを直線状態としながら
蓋を押し開く。
この蓋の開放に伴って、蓋の中央部を支持しているカッ
プ支持板が基端を中心として傾倒して水平状態となる。
カップ支持板が水平状態となると、カップ支持板の基端
がストッパに当たって停止する。
プ支持板が基端を中心として傾倒して水平状態となる。
カップ支持板が水平状態となると、カップ支持板の基端
がストッパに当たって停止する。
このように、ハウジングに配設されたストッパにカップ
支持板の基端が当接することで、水平状態が維持され
る。これにより、カップ支持板にカップを載置する際
に、安定して載置することができる。
支持板の基端が当接することで、水平状態が維持され
る。これにより、カップ支持板にカップを載置する際
に、安定して載置することができる。
また、カップ支持板の自由端は、蓋の中央部が揺動可能
に軸支されており、さらに、この蓋の上部は、支持アー
ムの自由端によって支持されている。つまり、カップ支
持板は、蓋を介して支持アームにも支持されているの
で、重量の大きいカップでも、載置することが可能とな
る。
に軸支されており、さらに、この蓋の上部は、支持アー
ムの自由端によって支持されている。つまり、カップ支
持板は、蓋を介して支持アームにも支持されているの
で、重量の大きいカップでも、載置することが可能とな
る。
蓋を閉止状態とするには、ハウジングの開口に向かって
蓋を押し込む。蓋を開放する時とは逆に、カップ支持板
は基端を中心として回転して直立状態となり、また、支
持アームも薄肉部で２つ折り状態となって、ハウジング
内へ収納される。この時、フックがラッチ手段によって
係止されるので、蓋の押し込みを解除しても、蓋が開放
されることはない。
蓋を押し込む。蓋を開放する時とは逆に、カップ支持板
は基端を中心として回転して直立状態となり、また、支
持アームも薄肉部で２つ折り状態となって、ハウジング
内へ収納される。この時、フックがラッチ手段によって
係止されるので、蓋の押し込みを解除しても、蓋が開放
されることはない。
以上のように、本発明では、カップ支持板の水平状態が
ストッパによって確実に維持されるので、カップを安定
して載置できる。
ストッパによって確実に維持されるので、カップを安定
して載置できる。
また、蓋の開放、閉止が蓋の押圧操作でできるので、蓋
に特殊な把手等を設ける必要はなく、閉止状態ではハウ
ジングが取り付けられる壁と調和した外形とすることが
できる。
に特殊な把手等を設ける必要はなく、閉止状態ではハウ
ジングが取り付けられる壁と調和した外形とすることが
できる。
［発明の実施例］ 第１図〜第３図には本発明の実施例に係るカツプホルダ
10が示されている。このカツプホルダ10はハウジング12
が取りつけ部、例えば自動車車体14の開口14Aへ室内側
から埋め込まれている。
10が示されている。このカツプホルダ10はハウジング12
が取りつけ部、例えば自動車車体14の開口14Aへ室内側
から埋め込まれている。
このハウジング12は室内側に面して開放されて箱状とな
っており、両側から突出するブラケツト16が車体14へ図
示しないビス等によって固定されている。
っており、両側から突出するブラケツト16が車体14へ図
示しないビス等によって固定されている。
ハウジング12の側壁12A,12Bにはその下端部付近にカツ
プ支持板18の一端が軸支されている。このカツプ支持板
18は一端部に一体的に形成されるピン20が側壁12A,12B
に形成される孔22へ挿入されることによってハウジング
12へ軸支されている。
プ支持板18の一端が軸支されている。このカツプ支持板
18は一端部に一体的に形成されるピン20が側壁12A,12B
に形成される孔22へ挿入されることによってハウジング
12へ軸支されている。
ピン20が形成された部分はカツプ支持板18へピン20の軸
心と直角方向に切込み24が形成され、ピン20付近をカツ
プ支持板18から突出する片持ちアーム26としている。こ
のため片持ちアーム26は組付時に切込み24の幅寸法を縮
小する方向に弾性変形させながらハウジング12内へ挿入
すれば、復元力によって一対のピン20が互いに離反する
方向に移動して孔22内へ入り込むようになっている。
心と直角方向に切込み24が形成され、ピン20付近をカツ
プ支持板18から突出する片持ちアーム26としている。こ
のため片持ちアーム26は組付時に切込み24の幅寸法を縮
小する方向に弾性変形させながらハウジング12内へ挿入
すれば、復元力によって一対のピン20が互いに離反する
方向に移動して孔22内へ入り込むようになっている。
このカツプ支持板18は第２図に示される如くピン20回り
に反時計方向に回転してハウジング12内へ収容された状
態から、逆方向に回転して略水平状態となることができ
る。このためハウジング12からはストツパ28,29が突出
しカツプ支持板18の一端部と当接し、カツプ支持板18へ
飲料用カツプ30を搭載した場合にも、その重量を安定し
て支持できるようになっている。
に反時計方向に回転してハウジング12内へ収容された状
態から、逆方向に回転して略水平状態となることができ
る。このためハウジング12からはストツパ28,29が突出
しカツプ支持板18の一端部と当接し、カツプ支持板18へ
飲料用カツプ30を搭載した場合にも、その重量を安定し
て支持できるようになっている。
カツプ支持板18にはピン20が設けられた部分の反対側に
ピン20とそれぞれ平行な一対のピン32が突出しており、
蓋34へ軸支されている。蓋34は平板状であり、車体14に
形成される開口14Aへ入り込んで第２図に示される如く
ハウジング12を閉止した状態では車体14の室内側表面と
同一面を形成できるようになっている。
ピン20とそれぞれ平行な一対のピン32が突出しており、
蓋34へ軸支されている。蓋34は平板状であり、車体14に
形成される開口14Aへ入り込んで第２図に示される如く
ハウジング12を閉止した状態では車体14の室内側表面と
同一面を形成できるようになっている。
なお、カツプ支持板18には一対のピン32の間にフツク逃
げ用切欠36が形成されている。
げ用切欠36が形成されている。
蓋34のハウジング12に面した表面には一対のブラケツト
38が突出され、ピン32が挿入される孔40が形成されてい
る。またピン32が形成される部分のカツプ支持板18はピ
ン20の場合と同様に切込み42が形成されて片持ちアーム
44となっている。
38が突出され、ピン32が挿入される孔40が形成されてい
る。またピン32が形成される部分のカツプ支持板18はピ
ン20の場合と同様に切込み42が形成されて片持ちアーム
44となっている。
側壁12A,12Bの上端部付近と蓋34との間には支持アーム4
8が取りつけられている。この支持アーム48は一端部に
互いに離反する方向にかつ同軸的に突出されるピン50が
側壁12A,12Bに形成される孔52内へ挿入されている。
8が取りつけられている。この支持アーム48は一端部に
互いに離反する方向にかつ同軸的に突出されるピン50が
側壁12A,12Bに形成される孔52内へ挿入されている。
一方のピン50はピン20の場合と同様に切込み54によって
形成される片持ちアーム56から一体的に突出されてお
り、他方のピン50には支持アーム48との間にピン50に沿
った切込み58が形成され、これによってこのピン50へね
じりコイルばね60を巻き付けることができるようになっ
ている。このねじりコイルばね60は第１図に示される如
くハウジング12と支持アーム48との間に介在され、ピン
50付近の支持アーム48を第２図反時計方向に回転付勢し
ている。
形成される片持ちアーム56から一体的に突出されてお
り、他方のピン50には支持アーム48との間にピン50に沿
った切込み58が形成され、これによってこのピン50へね
じりコイルばね60を巻き付けることができるようになっ
ている。このねじりコイルばね60は第１図に示される如
くハウジング12と支持アーム48との間に介在され、ピン
50付近の支持アーム48を第２図反時計方向に回転付勢し
ている。
支持アーム48はピン50の反対側端部が蓋34へ取りつけら
れるようになっており、このためこの蓋34への取りつけ
部分にはピン64が互いに反対方向に向けてかつ同軸的に
突出しており、蓋34に形成されるブラケツト66の孔68へ
収容されている。
れるようになっており、このためこの蓋34への取りつけ
部分にはピン64が互いに反対方向に向けてかつ同軸的に
突出しており、蓋34に形成されるブラケツト66の孔68へ
収容されている。
また、この支持アーム48は中央部に貫通孔70が形成さ
れ、カツプ30の収容用となっている。この貫通孔70はピ
ン50側の端部は円弧状とされカツプ30の外周に対応して
いる。この貫通孔70の略中央部に対応した部分であって
ピン50とピン64の略中間点はピン50,64の軸心と平行に
長手方向とされる薄肉部72が形成されてインテグラルヒ
ンジとなっており、支持アーム48が薄肉部72を中心とし
て二つ折り状態に相対回転可能となっている。この薄肉
部72を中心とした支持アーム48の二つ折り状態における
挟角は第２図に示される如くカツプ支持板18の収納状態
では小さく、第１図に示される如くカツプ支持板18の取
出状態では大きくなっている。
れ、カツプ30の収容用となっている。この貫通孔70はピ
ン50側の端部は円弧状とされカツプ30の外周に対応して
いる。この貫通孔70の略中央部に対応した部分であって
ピン50とピン64の略中間点はピン50,64の軸心と平行に
長手方向とされる薄肉部72が形成されてインテグラルヒ
ンジとなっており、支持アーム48が薄肉部72を中心とし
て二つ折り状態に相対回転可能となっている。この薄肉
部72を中心とした支持アーム48の二つ折り状態における
挟角は第２図に示される如くカツプ支持板18の収納状態
では小さく、第１図に示される如くカツプ支持板18の取
出状態では大きくなっている。
このためねじりコイルばね60はカツプ支持板18の収納状
態ではピン50が取りつけられた付近の支持アーム48を反
時計方向に付勢して蓋34をハウジング12から押し出すよ
うになっている。この支持アーム48は第１図の如くカツ
プ支持板18が水平となった状態、すなわちカツプ30の支
持時にはほぼ直線状となって、カツプ保持用の貫通孔70
を大きくするが、薄肉部72はピン50と64とを結んだ直線
よりも下方にあるようにねじりコイルばね60のばね力が
調整されている。
態ではピン50が取りつけられた付近の支持アーム48を反
時計方向に付勢して蓋34をハウジング12から押し出すよ
うになっている。この支持アーム48は第１図の如くカツ
プ支持板18が水平となった状態、すなわちカツプ30の支
持時にはほぼ直線状となって、カツプ保持用の貫通孔70
を大きくするが、薄肉部72はピン50と64とを結んだ直線
よりも下方にあるようにねじりコイルばね60のばね力が
調整されている。
蓋34には第１図に示される如く横方向から見てブラケツ
ト38の下方位置からハウジング12に向けてフツク74が突
出している。このフツク74は蓋34の閉止状態において第
4,5図に詳細に示される保持手段75のフツク76へ保持さ
れるようになっている。
ト38の下方位置からハウジング12に向けてフツク74が突
出している。このフツク74は蓋34の閉止状態において第
4,5図に詳細に示される保持手段75のフツク76へ保持さ
れるようになっている。
このフツク76はその基部がスライダ80へ一体的に固着さ
れて弾性変形可能となっている。このスライダ80はハウ
ジング12へ固着されるケース84の案内孔86内へ挿入され
てスライド可能となっている。この案内孔86内には圧縮
コイルばね88が収容されてスライダ80が常に案内孔86か
ら押し出される方向に付勢されている。
れて弾性変形可能となっている。このスライダ80はハウ
ジング12へ固着されるケース84の案内孔86内へ挿入され
てスライド可能となっている。この案内孔86内には圧縮
コイルばね88が収容されてスライダ80が常に案内孔86か
ら押し出される方向に付勢されている。
案内孔86の底部付近にはピン90の一端部に形成される直
角屈曲部90Aが軸支されている。このピン90の他の一端
部に形成される直角屈曲部90Bはスライダ80の頂面に形
成されるハートカム溝92内へ挿入されている。
角屈曲部90Aが軸支されている。このピン90の他の一端
部に形成される直角屈曲部90Bはスライダ80の頂面に形
成されるハートカム溝92内へ挿入されている。
このハートカム溝92はピン90の直角屈曲部90Bを矢印A,
B,C方向に順次案内するように段部92Aが複数箇所に形成
されている。
B,C方向に順次案内するように段部92Aが複数箇所に形成
されている。
またこのハートカム溝92はハート型溝の中央屈曲部92B
にピン90の直角屈曲部90Bが対応するとスライダ80をケ
ース84内へ最大量引き込んだ状態で保持できるようにな
っている。
にピン90の直角屈曲部90Bが対応するとスライダ80をケ
ース84内へ最大量引き込んだ状態で保持できるようにな
っている。
このためスライダ80はフツク74からの力を受けて案内孔
86内に押込まれると、最大押込状態がピン90によって保
持されるようになっている。ピン90の直角屈曲部90Bを
ハートカム溝92内へ確実に挿入するためにばね94が設け
られている。
86内に押込まれると、最大押込状態がピン90によって保
持されるようになっている。ピン90の直角屈曲部90Bを
ハートカム溝92内へ確実に挿入するためにばね94が設け
られている。
また案内孔86の底面には斜面96が形成され、第4,5図に
示される如くスライダ80が案内孔86内で最大量押出され
た状態とされるとフツク76の先端鉤部76Aをフツク76の
弾性力でスライダ80と離し、この間にフツク74の先端屈
曲部74Aを挿入できるようにしている。しかしフツク76
はフツク74によってスライダ80が案内孔86内へ押込まれ
ると斜面96によって押上力を受け、第６図に示される如
く弾性変形してスライダ80に接近し、先端鉤部76Aが先
端屈曲部74Aを保持し、蓋34の閉止状態を維持できるよ
うになっている。
示される如くスライダ80が案内孔86内で最大量押出され
た状態とされるとフツク76の先端鉤部76Aをフツク76の
弾性力でスライダ80と離し、この間にフツク74の先端屈
曲部74Aを挿入できるようにしている。しかしフツク76
はフツク74によってスライダ80が案内孔86内へ押込まれ
ると斜面96によって押上力を受け、第６図に示される如
く弾性変形してスライダ80に接近し、先端鉤部76Aが先
端屈曲部74Aを保持し、蓋34の閉止状態を維持できるよ
うになっている。
次に本実施例の作用を説明する。
第２図は蓋34の閉止状態であり、蓋34はその室内側表面
が車体14の室内側表面と同一面を形成し、調和した室内
壁を形成している。この閉止状態では全体の厚みが薄い
ので、車体14内への収納が可能であり、また車内へオプ
シヨンとして後付けする場合にも室内の突出量が小さ
い。
が車体14の室内側表面と同一面を形成し、調和した室内
壁を形成している。この閉止状態では全体の厚みが薄い
ので、車体14内への収納が可能であり、また車内へオプ
シヨンとして後付けする場合にも室内の突出量が小さ
い。
この状態ではスライダ80のハートカム溝92部分ではピン
90の直角屈曲部90Bが中央屈曲部92Bに対応しているた
め、スライダ80は第６図に示される如く案内孔86内に最
大量挿入された状態が維持されており、フツク74はフツ
ク76によって保持されている。このため蓋34が不用意に
開放されることはない。
90の直角屈曲部90Bが中央屈曲部92Bに対応しているた
め、スライダ80は第６図に示される如く案内孔86内に最
大量挿入された状態が維持されており、フツク74はフツ
ク76によって保持されている。このため蓋34が不用意に
開放されることはない。
蓋34を開放しようとする場合には、蓋34を若干量だけ押
込めばよい。これによってピン90の直角屈曲部90Bは矢
印B,C方向に移動できるように中央屈曲部92Bから外れる
ので、スライダ80は圧縮コイルばね88の付勢力でケース
84から押し出される方向に力が作用する。このためフツ
ク76がその弾性復元力でスライダ80と離れ第４図に示さ
れる如くフツク74の保持状態が解除される。
込めばよい。これによってピン90の直角屈曲部90Bは矢
印B,C方向に移動できるように中央屈曲部92Bから外れる
ので、スライダ80は圧縮コイルばね88の付勢力でケース
84から押し出される方向に力が作用する。このためフツ
ク76がその弾性復元力でスライダ80と離れ第４図に示さ
れる如くフツク74の保持状態が解除される。
これによって蓋34はねじりコイルばね60の付勢力で第２
図時計方向に回転する。第１図の状態まで回転するとカ
ツプ支持板18が水平状態となりストツパ28と当接して停
止する。
図時計方向に回転する。第１図の状態まで回転するとカ
ツプ支持板18が水平状態となりストツパ28と当接して停
止する。
このためカツプ支持板18へはカツプ30を安定して載置す
ることができる。カツプ30は支持アーム48に形成した貫
通孔70でその周囲が支持されるので安定している。さら
にこのカツプ30の底面を確実に支持するためにカツプ支
持板18へ凹部等を形成してもよい。
ることができる。カツプ30は支持アーム48に形成した貫
通孔70でその周囲が支持されるので安定している。さら
にこのカツプ30の底面を確実に支持するためにカツプ支
持板18へ凹部等を形成してもよい。
使用後に蓋34を閉止するには、単に蓋34をハウジング12
へ押込んで再び第２図の状態とすればよい。これによっ
てフツク74が再び第６図に示される如くフツク76によっ
て保持され、スライダ80はピン90の直角屈曲部90Bが中
央屈曲部92Bに対応して押込状態が維持される。
へ押込んで再び第２図の状態とすればよい。これによっ
てフツク74が再び第６図に示される如くフツク76によっ
て保持され、スライダ80はピン90の直角屈曲部90Bが中
央屈曲部92Bに対応して押込状態が維持される。
フツク76がハウジング12内へ取り付けられているので、
蓋34はそのほぼ中央部でハウジング12へ保持されること
になり、閉止状態の安定性が良く、蓋34の下部が不用意
に開くこともない。また保持手段がハウジング12内へ配
置されているので、ハウジング12の上部へ保持手段を設
ける場合に比べて全体を小形にできる。
蓋34はそのほぼ中央部でハウジング12へ保持されること
になり、閉止状態の安定性が良く、蓋34の下部が不用意
に開くこともない。また保持手段がハウジング12内へ配
置されているので、ハウジング12の上部へ保持手段を設
ける場合に比べて全体を小形にできる。
［発明の効果］ 以上説明した如く本発明に係るカツプホルダは、開閉す
る蓋の押込によって蓋を閉止状態に保持し、別の押込に
よって蓋を開放状態とするので操作用の把手を不要とし
収納状態では室内の内壁と調和したデザインができる。
る蓋の押込によって蓋を閉止状態に保持し、別の押込に
よって蓋を開放状態とするので操作用の把手を不要とし
収納状態では室内の内壁と調和したデザインができる。
また、ハウジングに配設されたストッパによって、カッ
プ支持板の水平状態が維持されるので、カップを安定し
て載置できる。さらに、支持アームで補助的にカップ支
持板を支持するようになっているので、重量の重いカッ
プの載置も可能になる。
プ支持板の水平状態が維持されるので、カップを安定し
て載置できる。さらに、支持アームで補助的にカップ支
持板を支持するようになっているので、重量の重いカッ
プの載置も可能になる。
第１図は本発明の実施例に係るカツプホルダを示す開放
状態の縦断面図、第２図は閉止状態の縦断面図、第３図
は主要部品を示す分解斜視図、第４図は保持手段の縦断
面図、第５図は第４図の一部を示す水平断面図、第６図
は第４図の作動図、 10……カツプホルダ、 12……ハウジング、 18……カツプ支持板、 30……カツプ、 34……蓋、 74,76……フツク、 75……保持手段、 80……スライダ、 84……ケース、 92……ハートカム溝、 96……斜面、
状態の縦断面図、第２図は閉止状態の縦断面図、第３図
は主要部品を示す分解斜視図、第４図は保持手段の縦断
面図、第５図は第４図の一部を示す水平断面図、第６図
は第４図の作動図、 10……カツプホルダ、 12……ハウジング、 18……カツプ支持板、 30……カツプ、 34……蓋、 74,76……フツク、 75……保持手段、 80……スライダ、 84……ケース、 92……ハートカム溝、 96……斜面、
Claims (1)
- 【請求項１】車体に埋め込まれ車室側が開口したハウジ
ングと、前記ハウジングの下端へ基端が軸支され傾倒可
能なカップ支持板と、前記ハウジングに配設され前記カ
ップ支持板が傾倒し水平状態とされたときカップ支持板
の基端と当接するストッパと、前記カップ支持板の自由
端に中央部が揺動可能に軸支され前記ハウジングの開口
を遮蔽可能な蓋と、基端が前記ハウジングの上部に軸支
され自由端が前記蓋の上部を支持する支持アームと、前
記支持アームの中央に形成され支持アームを折曲可能と
する薄肉部と、前記支持アームの基端側に配設され支持
アームを前記ハウジングから離れる方向に付勢する付勢
手段と、前記蓋の前記ハウジング側に突設されたフック
と、前記ハウジング内に設けられ前記フックの押込み動
作によってフックを係止あるいは係止を解除するラッチ
手段と、を有することを特徴とするカップホルダ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61239809A JPH0741814B2 (ja) | 1986-10-08 | 1986-10-08 | カツプホルダ |
| KR1019870002096A KR920004273B1 (ko) | 1986-10-08 | 1987-03-09 | 컵 홀더 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61239809A JPH0741814B2 (ja) | 1986-10-08 | 1986-10-08 | カツプホルダ |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27271994A Division JP2610789B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | カップホルダ |
| JP27271894A Division JP2610788B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | カップホルダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6393641A JPS6393641A (ja) | 1988-04-23 |
| JPH0741814B2 true JPH0741814B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=17050177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61239809A Expired - Fee Related JPH0741814B2 (ja) | 1986-10-08 | 1986-10-08 | カツプホルダ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741814B2 (ja) |
| KR (1) | KR920004273B1 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02109738U (ja) * | 1989-02-20 | 1990-09-03 | ||
| JP2594955Y2 (ja) * | 1993-03-15 | 1999-05-24 | 株式会社ニフコ | 車両用の小物収納装置 |
| JP2002137677A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-14 | Nifco Inc | 乗物用カップホルダー装置 |
| US7401716B2 (en) * | 2004-07-21 | 2008-07-22 | Intier Automotive Inc. | Adjustable shelf system |
| US8573668B2 (en) * | 2011-11-21 | 2013-11-05 | Ford Global Technologies, Llc | Retracting storage tray system with locking trunnion |
| GB2521277A (en) * | 2014-12-11 | 2015-06-17 | Daimler Ag | Holder for beverage container and vehicle |
| DE102018201004A1 (de) * | 2018-01-23 | 2019-07-25 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg, Coburg | Staufachbaugruppe mit fremdkraftbetätigtem Wandungselement und schwenkbarem Bodenelement |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60158933U (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-22 | 株式会社タチエス | 折畳コツプ受け |
| JPS6141048U (ja) * | 1984-08-21 | 1986-03-15 | カルソニックカンセイ株式会社 | 自動車のグロ−ブボツクス |
-
1986
- 1986-10-08 JP JP61239809A patent/JPH0741814B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1987
- 1987-03-09 KR KR1019870002096A patent/KR920004273B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6393641A (ja) | 1988-04-23 |
| KR920004273B1 (ko) | 1992-06-01 |
| KR880004976A (ko) | 1988-06-27 |
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Legal Events
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