JPH0775949B2 - 長手方向ガイドと高さ又は傾斜変位部とベルトロック固定部とを備えた自動車用シート - Google Patents

長手方向ガイドと高さ又は傾斜変位部とベルトロック固定部とを備えた自動車用シート

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JPH0775949B2
JPH0775949B2 JP62271980A JP27198087A JPH0775949B2 JP H0775949 B2 JPH0775949 B2 JP H0775949B2 JP 62271980 A JP62271980 A JP 62271980A JP 27198087 A JP27198087 A JP 27198087A JP H0775949 B2 JPH0775949 B2 JP H0775949B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/18Anchoring devices
    • B60R22/26Anchoring devices secured to the seat

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、 少くとも1つの底部レール及びシートレールを備えた長
手方向ガイドと、 シート面のシートキャリヤとシートレールとの間に配設
された、シート面の高さ又は傾斜変位部と、下端域にお
いてシートレールに固着され、上端域においてベルトロ
ックを支持している、トンネル側のベルト固定部と、 を有し、該ベルトロックは、安全ベルトの連結片を収納
することができ、シート面の側面の近傍に配されている
自動車用シートに関する。
[従来の技術] 自動車の乗客の身体が事故の際に安全ベルトに向かって
加速された場合に発生する力は、ベルト(例えばVベル
トとして形成される)が乗客の身体特に乗客の背中に対
して或る最適位置を有するならば、乗客が負傷するリス
クが最小となるように適切に受けとめることができる。
従ってベルトロックがシート面に対してできるだけ一定
の位置を占めるようにする必要がある。これは、シート
面がシフト運動し、また自動車のシートがシャーシに対
して相対的に長手方向に移動しても確実に保たれるべき
である。シャーシに対する自動車用シートの長手方向の
移動、従って、シートレールと底部レールとの間の移動
と無関係に、シート面に対するベルトロックの位置を常
時保ちうるように、シートレール、実際にはトンネル側
のシートレールにベルトロック固定部を介してベルトロ
ックを固定することは、従来から知られている。そのほ
かにベルトのトンネル側の連結部をシートキャリヤに配
設することも試みられている。この構成の前提条件は、
長手方向ガイドが相互に十分に掛止めされ、引離しに対
し十分な耐性を示すことである。しかしシート面の高さ
又は傾斜の変位によって生じた相対的な変動は補償され
ず、また考慮されない。ベルトロックは、高さ又は傾斜
の変動によってその位置が変化すると、シート面に対す
るその位置もおそらくは変化する。この相対的な運動
は、例えば鋼ザイルの形の可撓性ベルトロック固定部に
よって或る程度まで補償される。しかし、このベルトロ
ック固定部は、シート面に対するベルトロックの高度を
一定の位置に保つことを確実にはしない。そのため乗客
は、ベルトを装着する場合、ベルトロックを探すことに
なり、このベルトロックは、特にシート面が変位した後
は、常に一定の場所には存在しない。安全ベルトを装着
した後にシート面の高さ又は傾斜が変動すると、安全ベ
ルトは、連結片中において、乗客に対して相対的に移動
する。
従って、従来の自動車用シートは、シートの調節の際の
ベルトロック及び安全ベルトの位置について、十分に満
足すべきものではない。即ち、ベルトロックは、容易
に、その位置を確めずには把握できず、おそらくは、傾
斜又は高さ方向にシート面が変位した場合にもほぼ一定
の場所にとどまっている。このような変位運動に際して
安全ベルトが移動することも不具合である。
ベルトロックの位置に対するシートキャリヤと底板との
間の相対運動の影響を、係合切欠付き保持レールを乗用
車の底板特にそのトンネルにヒンジ式に連結することに
よって減少させることも従来から知られている。シート
の通常の変位運動、特にその長手方向の変位に際して、
ベルトロックを支持する上方ピースは、弓状に湾曲した
部材上をすべり、その際に該上方ピースと弓形した部材
とは、互に係合しない。ベルトに対して、事故に基因し
た引張り力が作用すると、上方ピースはたわみ、その際
に弓形部材を曲げて、この部材に対して掛止めされる。
ベルトの引張り力は、これによって、ベルトロックか
ら、わずかに傾斜して配置された弓形部材を経て、自動
車のトンネル側の底板に導かれる。この装置は、第1
に、シートの長手方向の変位を補償する装置であり、弓
形部材の高度に水平な配置もそれにより制限される。シ
ートの補助的な変位、例えば長手方向ガイドの最も前方
の位置及び最も後方の位置においての高さ方向の変位に
おいて、シート面に対するベルトロックの一定の位置を
得るのは非常に困難である。
[発明の開示] 本発明の課題は、前記の既知の自動車用シートから出発
し、ベルトロックの位置が、シート面の高さ又は傾斜の
変位に際してシート面の対応した運動に広汎に追随し、
それによって、シートキャリヤに対する同一の距離、従
って、できるだけ広汎に、シートキャリヤに対する一定
の角度位置が得られるように、シートレールに作用する
ベルトロック固定部を備えた自動車用シートを提供する
ことにある。
この課題は、本発明によれば、冒頭に記載した形式の自
動車用シートにおいて、 ベルトロック固定部が、シートレールにか又は該シート
レールに連接結合されたリンク片に連接されている下方
部分と、シートキャリヤに連結され且つベルトロックに
連結されている上方部分とから成り、 一方の部分例えば下方部分が、他の部分例えば上方部分
によって形成された長手方向ガイド中に自由に移動可能
に案内されることと、 一方の部分例えば上方部分が少くとも1つの係合突部
を、他の部分例えば下方部分が該係合突部と共働する係
合手段例えば係合切欠又は歯部を、それぞれ備えたこと
と、 両方の該部分は、特に弾性変形可能もしくは機械的に破
壊可能な安全片によって、自由な移動を許容するその通
常の位置に保持されているが、事故に基づいたベルト力
が作用した際には、安全片が降伏し、該係合突部はそれ
により係合手段に係合し、下方部分に対する上方部分の
移動が拘束されるようにしたことによって解決される。
従って、本発明は、シートキャリヤにベルトロックを固
定し、事故に基づいたベルトの引張り力をベルトロック
固定部を経てシートレールに導くことを教示する。ベル
トロック固定部は、高さ又は傾斜の調節に際してシート
面の相対運動が吸収されるように、2つの相対的に移動
可能な部材から形成される。また本発明は、上方部分を
介してシートキャリヤにベルトロックをヒンジ式に連結
するか又は回転不可能に固定することにより、シートキ
ャリヤに対するベルトロックの位置がほぼ完全にか又は
完全に一定に保たれるようにすることも教示する。下方
部分は、通常の作動時に、上方部分が連接されている場
合にのみ、また上方部分、従ってベルトロックの角度位
置が規定されている場合にのみ必要となる。しかしこの
下方部分は、事故に基因したベルトの引張り力をシート
レールに導く働きをするので、事故に際して上方部分と
共働する場合には、非常に重大な意味をもっている。
本発明による構成は、シートレールに係留されたベルト
ロック固定部の利点を保持し、長手方向ガイドの内部に
おいて自動車用シートが底板に対して移動しても、ベル
トロック固定部及びベルトロックの位置は変更されな
い。
本発明のベルトロック固定部によれば、従来の構成に比
べてより良好なベルトロックの位置決めが達せられる。
ベルトロック固定部は、比較的小形の構造とすることが
できる。ベルトロック固定部は、事故に基因した力によ
って、実際には、引張り力と傾倒モーメントとのどちら
か一方又は両方によって解除される。
有利には、ベルトロック固定部は、長手方向ガイドのレ
ールに対してほぼ直角に延長させる。それにより上方部
分と下方部分との間の移動経路を比較的小さな値に選定
することができる。また前記のように比較的小形の構造
が達せられる。ベルトロック固定部の自重は低減され
る。2つの部分が相対的に移動したりベルトロック固定
部全体がシートに対して相対的に移動したりした場合の
径我のリスクは、特にベルトロック固定部がカバーによ
り被われた場合には、事実上除かれる。
本発明の別の好ましい実施態様によれば、前記2つの部
分の相互からの最大の距離を規定するための端部ストッ
パーが、一方の部分のガイド中に形成されている。この
端部ストッパーは、事故に基づいて生ずる係止突部と係
止手段との間の係合が全く作用しなかったり不十分にし
か作用しなかったりした場合に、2つの部分が相互から
分離可能となることを阻止し、ベルトロック固定部のこ
れら2つの部分を紛失しないように一緒に保持する。
本発明の更に別の有利な実施態様によれば、シートキャ
リヤに連接されたベルトロック固定部の上方アームを安
全片によりシートキャリヤに固定することが提案され
る。このようにしてシートキャリヤに固定された上方部
分は、本発明によれば、ベルトロックに連結されるの
で、ベルトロックは直接にシートキャリヤに固定される
ため、シートキャリヤの運動がそのまま追随する。
本発明の更に別の好ましい実施態様によれば、シートキ
ャリヤは、それに連接結合されたリンク片を介して、シ
ートレールに直接結合され、ベルトロック固定部の下方
部分は、リンク片とシートレールとの間の連接部の近傍
においてリンク片に連接される。
本発明のその他の利点及び特徴は、添付図面を参照した
以下の実施例の説明によって一層明らかとなるであろ
う。
[実施例] 第1図による自動車用シートは、底部レート20及びシー
トレール22から成る長手方向ガイドを介して、図示しな
い底板に連結されている。シートレール22の上方には、
高さ−傾斜変位部24が配置されている。この変位部は、
それ自体既知であるため、ここでは、詳述しない。変位
部24は、シートレール22をシートキャリヤ26に連結して
いる。シートキャリヤ26は、クッション本体28及び別の
部分例えばばねと共同して、シート面30を形成してい
る。
ベルトロック固定部32は、下端域がシートレール22にヒ
ンジ止めされている。ベルトロック固定部32は上端域に
ベルトロック34を支持しており、ベルトロック34には、
見易いように、安全Vベルトの連結片36が差込まれてい
る。ベルトロック34は、それ自体として既知のようにシ
ート面30の側部の、自動車用シートのトンネル側に配さ
れている。
ベルトロック固定部32は、下方部分38及び上方部分40か
ら成り、これらは通常は相対的に移動可能となってい
る。下方部分38の下端域は、シートの両側を互いに連結
している横部材42を介して、シートレール22にヒンジ式
に連結されている。下方部分38は、その全長の大部分に
ついてほぼC形材の形状となっているが、閉合した形状
即ち筒状となっていてもよい。下方部分38の両方の向い
合う側部壁域44には、係合切欠46が形成されている。
上方部分40は、ベルトロック34が強く連結された支持部
材48と安全片50とによって形成され、支持部材48と連結
片50とは、リベット52により互いに連結されている。支
持部材48には、長孔54が形成してあり、この長孔には、
シートキャリヤ26に固着された短軸56が係合しており、
短軸56は、上方部分40とシートキャリヤ26との間のヒン
ジ継手を形成している。長手方向ガイドを形成する下方
部分38は、この短軸56のところに、長孔を備えており、
この長孔は、図示の作り込み状態においての下方部分38
及び上方部分40の最大運動行程を定めると共に、この形
成されたガイドの内部において上方部分40が下方部分38
に対して自由に移動することを確実にする。
安全片50は、2個の傾斜状に延長するジョー58を備えて
おり、これらのジョーは、短軸56に当接しており、図示
した通常の位置において短軸56が長孔54の上部域におか
れるようにする。ジョー58の外側には安全片50の全部で
4個の係合突部60があり、これらの係合突部は、係合切
欠46に所属され、これらと共働することができる。しか
し係合突部60は、図示した通常の位置では、ガイド及び
係合切欠46の内側にあるため、下方部分38及び上方部分
40の移動には影響しない。下方部分38中の上方部分40の
案内は、ガイドの内側壁に接する長い側面を備えた上方
部分40の支持部材48の下部域を介して行なわれる。2つ
のジョー58の間において、扁平な形状の安全片50に、ス
リット62が形成されている。
上方部分40は、短軸56のため、シートキャリヤ26が運動
すると、これと一緒にすべく、その際に、下方部分38に
よって形成された長手方向ガイドの内部において移動す
る。その際の最大行程は、数cm、例えば6−7cmであ
る。
図示した通常の状態は、安全ベルトの通常の負荷及びそ
れから生ずるベルトロック34に対する外力の下にあり、
従って乗客の通常の動き、身体の動きその他の下に保持
されており、事故に基因した加速力の下においてのみこ
の状態でなくなる。
第1図に矢印64によって示したような、事故に基因した
力がベルトロック34に作用すると、上方部材40には、引
張り力が作用し、この引張り力は、上方部材40を下方部
材38から引き出そうとする。引張り力は、短軸56に向っ
て安全片50を押付けるように作用し、その際に、安全片
50の両方のアームは、斜め方向に延びるジョー58によっ
て塑性変形を受けながら外方に曲げられる。この曲げ
は、スリット62によって助けられる。安全片50のアーム
は、それに形成した係合突部60が下方部分38の係合切欠
46に係合可能となるまで外方に曲げられる。この時点か
らは、下方部分38からの上方部分40のそれ以上の引出し
運動は止められ、ベルトの矢印64に従った方向の引張り
力は、引張り部分44及びリベット52を介して、安全片50
(その係合突部60が係合切欠46と噛合っている)に伝達
されるため、ベルトの引張り力を下方部分38及びシート
レール22に更に導くことが可能となる。シートレール22
は底部レール20に、引離されないように固定されている
ため、ベルトの引張り力は、最終的に、レール20,22の
係合部を介して底板に導かれる。
このベルトロック固定部の作用の特徴は、通常の作動に
際して上方部分40が短軸56を介して一緒にすべり、その
際に上方部分40が、下方部分38によって形成されたガイ
ドの内部において自由に運動しうることと、安全片50の
拡開のために短軸56が利用されることと、その後は、上
方部分38と下方部分40とが、引張しに反抗する1つのユ
ニットを形成し、このユニットが短軸56と独立して引張
り力を伝達することによって、短軸56がほとんど何の役
割をしなくなることである。
以上に説明した第1実施例の構成は、横部材42及び短軸
56を通って延長する直線の回りに折返し対称になってい
る。図示した通常の位置の解消、従って、係合切欠46へ
の係合突部60の係合位置即ち拘束位置への移行は、大体
において、ベルトロックに作用するベルト力の引張り力
の成分のみによって生ずる。
第2図に示すように、上方部分40の支持部材48と安全片
50との案内される領域は、すべり運動を支持するが破壊
され易い材料例えば合成樹脂により被覆されている。
第4図の実施例によれば、上方部分40は、ワンピース
に、即ち一体的に形成されている。その反対に、下方部
分38は第1−3図について以上に説明した実施例に対し
て、大きく変更されているが、やはり窓として形成され
た係合切欠46は、いろいろの異なった高さに配されてい
る。長孔64は、上方部分40の上部域58に対して下方部分
38の中心線の他側に形成されている。ベルトロック34は
この上部域58に強く固定されている。上方部分40は、そ
の下部域の両方の外面の縁部に、相対的に斜め方向に互
い違いに、2個ずつの係合突部60を備えている。上部域
58に対向して、従って上部域58の反対側に、図では右側
にある係合突部60の上方に、案内端70が一体的に形成し
てあり、この案内端は、安全片50の機能を担っている。
案内端70は、通常の作動状態では、第4図に示した位置
を占め、係合突部60が係合可能とならないようにしてい
る。
上方部分40は、その下部域において、短軸56のみを介し
てシートキャリヤ26にヒンジ式に連結されている。
事故に基因した矢印72の方向に作用する傾倒モーメント
が、短軸56の回りに作用すると、案内端70がひと先ず変
形され、逆向きに曲げられる。そのため、互いに隣接し
斜めに互い違いとなった係合突部60は、それぞれの係合
切欠46に係合し、下方部分38と上方部分40との相対的な
自由な移動の可能性を消失させる。
第5図の実施例によれば、やはり一体的な上方部分40
は、2つの案内ジョー74,76を備えており、そのうちの
1つ即ち案内ジョー74は、短軸56と反対側の下方部分38
の側面側にあり、短軸56と案内ジョー74とは直接に向い
合っている。他方の案内ジョー76は、下方部分38の短軸
56側において、短軸56の下方の領域68の延長上にある。
案内ジョー76には係合軸78が向い合っている。案内ジョ
ー74は、安全片の機能を担っている。下方部分38は扁平
な打抜き薄板片であり、両側にのこ歯状の外形を有し、
この外形によって、係合切欠46が形成される。
第4図の実施例の作用の場合と同様に、矢印72の方向の
力は、シートキャリヤに固着されている短軸56に対向し
て、且つその回りに2つの部分38及び40の傾倒モーメン
トを惹起する。それにより短軸56は、下方部分38の左側
ののこ歯状の側面に近付く。それと同様に、案内ジョー
74は、外方に拡開され、塑性変形される。係合軸78もそ
れによって下方部分38の反対側の歯部と噛合うので、引
離しに対する安全作用、従って止め作用が実現される。
第6図に示した実施例は、第4図の実施例と比較可能で
あるが、上方部分40は、2つの別々の部分ピースによっ
て形成され、これらの部分ピースは、案内端70までほぼ
第4図による上方部分40に対応した形状を共同して作り
だす。領域68は、突当り端80を形成する1つの長い部材
として別に用意される。これはリベット82を介して止め
片84と結合されている。止め片84は、短軸56にヒンジ式
に連結されており、大体において、平行四辺形の形状を
有し、その向い合ったコーナーには、係合突部60が形成
されている。リベット82は、下方部分38の中心線につい
て短軸56のほぼ反対側にあり、またどちらも同じ高さ位
置にある。止め片84は右側の係合突部60の近傍におい
て、突辺り端80に当接している。リベット82によるリベ
ット継手の強度は、止め片84と領域68とが通常負荷時に
は相互に対して移動できないように、即ち、1つの一体
的な部分としての挙動を示すように定められている。従
って、リベット継手は、安全片の機能を担っている。事
故に基づいた引張り力が領域68に作用すると、リベット
82は、短軸56に対して上方に引離される(せん断され
る)ので、止め片84は、斜め向きに位置され、係合可能
となる。この係合は、領域68の傾倒モーメントに際して
止め片84も突当り端80を介して係合位置に回動すること
によっても支持される。
第7図の実施例は、大体において、第1−3図の実施例
に対応しているが、この場合には安全片50は、2つの別
々の、リベット52によりヒンジ式に連結可能なアームか
ら成っている。リベット継手の強さは、この場合にも、
事故に基づいた負荷が作用した時にのみ安全片50の両方
のアームが相互からせん断によりせん断されて係合切欠
46に係合突部60が係合しうるように定められている。図
示しない別の実施例によれば、安全片50の両方のアーム
は、非常に強いばねによって相互に対し緊張されてお
り、このばね力は、事故に基づいた引張り力が領域68に
作用した時にのみ克服され、安全片50の両方のアームが
相互からのせん断作用を受けるように定められている。
第8図に示した実施例は、第5図の実施例と比較可能で
あるが、この例では、短軸56の軸受孔を下方に延長させ
たスリット域が安全片の機能を担っている。案内ジョー
76及び係合軸78は、短軸56の案内孔と向い合っている。
領域68は、第5図の実施例と同様の構成の下方部分38の
直線状の推移に対して、横方向にオフセットされてい
る。事故に基づいた引張り力が及ぼされると、傾倒モー
メントが生じ、それにより短軸56は、比較的狭い間隙中
に押込まれ、スリット86はその際に拡開され、その周囲
の材料は塑性変形を受ける。それにより、短軸56と係合
軸78とにより掛止めが実現される。スリット86は、短軸
56の案内孔(スリット86は短軸中に、それの断面積を保
持するように連通している)の幅のほぼ半分の幅を有す
る。
第9図の実施例によれば、シートキャリヤ26は、(第1
図の例のように、2個のリンク片を介してではなく)1
個のリンク片88を介して、シートレール22に連結されて
いる。リンク片88は、筒片として形成された横部材42に
溶接されている。横部材42は、シートレール22の上面
に、軸受ブロック90を介して連接されている。横部材42
はシートの両側の2つのリンク片88を互いに連結し、シ
ートレール22とリンク片88との間の連接点92を形成して
いる。リンク片88とシートキャリヤ26との間の連接点94
は、(シートの方向において)連接点92の後方に、また
シートレール22に対する約45゜の角度に傾斜したシート
キャリヤ26の後縁の最高位置では、連接点92の上方に、
また該後縁の最低位置ではその下方にそれぞれ位置され
る。上方部分40は、基本的に、連接点92,94の上方にお
いて、短軸56を介してシートキャリヤ26に連接されてい
ると共に、補助的には、せん断端として形成された安全
片50を介して、シートキャリヤ26に固定されている。ベ
ルトロック34は、上方部分40に対して、連接点56の一側
に、支持部材48の領域68に固着してあり、連接点56の他
側には、別の止め片84が連接してあり、この止め片の歯
部60には破壊可能なマントル66が被着されている。止め
片84と短軸56との間には、下方部分38が通され、この下
方部分38も歯部を有し、これらの歯部は、係合手段を形
成し、せん断片50を形成する安全片50(せん断軸)が、
事故の際にベルトロック34に作用する引張り力(部材48
の揺動をひき起こす)によってせん断された時に、歯部
60と噛合うようになっている。
下方部分38は、レール20,21に対してほぼ直角に延長し
ており、連接点92の近傍においてリンク片88の連接点98
において連接されている。この連接点98は、連接点92,9
4の中間に、その間の距離の1/3連接点92側に位置してい
る。連接点98の位置は、一般に、下方部分38がシートキ
ャリヤ26との間に含む角度がシートキャリヤ26とシート
レール22との間の位置にできるだけ無関係となり、且つ
できるだけ直角に近い角度となるように選定されてい
る。換言すると、連接点98は、シートキャリヤ26と同一
の横向きの運動(レール20,22と平行な運動)を行なう
べきである。上方部分40に対する下方部分38のなお残留
する補償されていない角度変化は、短軸56と止め片84と
の間の案内によって許容される遊隙によって吸収され
る。
ベルトロック固定部32は、事故によって膠着されると、
連接点94を補剛し、ベルトの引張り力は、リンク片88の
後部、軸受ブロック90及び横部材42を経て、シートレー
ル22に導かれる。横部材42(又は、連接点92)は、第1,
9図に示すように、シートレール22の後方端から或る距
離に位置されている。またシートレール22は、当該技術
において慣用されるように、シートキャリヤ26の後方端
域から更に後方には延長していない。そのためレール2
0,22は、(従来の装置に比べて)短くなるので、後部シ
ートの乗客の足の自由さが改善される。底部レール20
は、底板100に、後部コンソール99を経て連結されてい
る。コンソール99は、レール20,22の相対的な移動とは
無関係に、常に横部材42上にある。そのためレール20,2
2にベルトの引張り力を常に良好に導いて伝達すること
が可能となる。従来の技術によれば、ベルトの引張り力
は、後方に向って自由に突出している底部レール20の先
端域に導かれる。ベルトのドア側の連結点も、シートキ
ャリヤ26に固着されている。これは、下方部分38及び上
方部分40の対応した配置によって確実にしても、またこ
のような事故に際して生ずる力の伝達を割愛しても差支
えない。この後者の解決策は、ドア側のベルトの連結点
に作用するベルトの引張り力がベルトロック34に作用す
る引張り力よりも小さいことから、シートキャリヤ26、
リンク片88、軸受ブロック90及び連接点92,94が十分に
剛性の構造を有している場合に採用することができる、
その場合のベルトのドア側の固定点は、端部ストッパー
102により示されている。
なお、高さ−傾斜変位部24は設定−固着装置を備えてい
る。この設定−固着装置は、シートキャリヤ26からシー
トレール22へのベルトの引張り力の伝達を支持する。例
えばこれが横部材42に作用した場合に、或る程度まで、
その角度位置を強く保持すると共に、連接点92の回りの
揺動を阻止する。横部材42の部分ピースは、その際に、
トーションバーとして作用する。変位部24を連接部94に
所属させた場合には、事故に基づいたベルトの引張り力
は、この連接部94を通ってシートレール24に伝達するこ
とができる。
第9図の実施例によれば、ベルトロック固定部は、機械
的に保護された状態で取付けられている。そのため下方
部分38及び上方部分40が何らかの形で損傷するおそれは
少なくなり、事故の際の誤動の可能性も非常に少なくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は図示をわかり易くするために拡大尺によって示
した本発明によるベルトロック固定部と共に、自動車用
シートを示す側面図、第2図は第1図に破線の円で示し
たベルトロック固定部の部分を示す側面図、第3図は第
2図のIII−III線に沿って切断した断面図、第4−8図
は、それぞれ本発明の第2−6実施例を示し、そのうち
第4,6,7図は、第2図と同様の断面図、第5,8図は、第4,
6,7図と異なった方向から見た側面図、第9図は、自動
車用シートの後部を示す側面図である。 20……底部レール、22……シートレール、24……高さ又
は傾斜変位部、26……シートキャリヤ、30……シート
面、32……ベルトロック固定部、34……ベルトロック、
36……連結片、38……下方部分、40……上方部分、46…
…係合切欠、50……安全片、56……短軸、60……係合突
部、88……リンク片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブルクハルト ベッカー ドイツ連邦共和国、5650 ゾリンゲン 1、オーベンカッテルンベルク 25 (72)発明者 エルンスト・ライナー フローンハウス ドイツ連邦共和国、5650 ゾリンゲン 11、ハマーシュトラーセ 13 (72)発明者 アルフレッド ゲーディッヒ ドイツ連邦共和国、5650 ゾリンゲン 11、ハマーシュトラーセ 28 (72)発明者 ヨーゼフ クリンク ドイツ連邦共和国、7270 ナゴルト、イム クラニッヒ 5 (72)発明者 アントニン コウキー ドイツ連邦共和国、7032 ジンデルフィン ゲン、エルンスト・バルラッハ・シュトラ ーセ 81

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少くとも1つの底部レール(20)及びシー
    トレール(22)を備えた、長手方向ガイドと、 シート面(30)とシートキャリヤ(26)とシートレール
    (22)との間に配設されたシート面(30)の高さ又は傾
    斜変位部(24)と、 下端域においてシートレール(22)に固着され、上端域
    においてベルトロック(34)を支持している、トンネル
    側のベルトロック固定部(32)と を有し、ベルトロック(34)は、安全ベルトの連結片
    (36)を収納することができ、シート面(30)の側面の
    近傍に配されている、自動車用シートであって、 ベルトロック固定部(32)が、シートレール(22)にか
    又はシートレール(22)に連結結合されたリンク片(8
    8)に連接されている下方部分(38)と、シートキャリ
    ヤ(26)に連接(56)され、且つベルトロック(34)に
    連結されている上方部分(40)とから成り、 一方の部分である上方部分(40)が他の部分である下方
    部分(38)によって形成された長手方向ガイド中に自由
    に移動可能に案内されることと、 一方の部分である上方部分(40)が少なくとも1つの係
    合突部を、他の部分である下方部分(38)が該係合突部
    と共働する係合手段である係合切欠(46)又は歯部を、
    それぞれ備えたことと、 下方部分(38)と上方部分(40)は、特に弾性変形可能
    もしくは機械的に破壊可能な安全片(50)によって、自
    由な移動を許容するその通常の位置に保持されている
    が、事故に基因したベルト力が作用した際には、安全片
    (50)が降伏し、係合突部(60)はそれにより係合手段
    に係合し、下方部分(38)に対する上方部分(40)の移
    動が拘束されるようにしたことを特徴とする自動車用シ
    ート。
  2. 【請求項2】上方部分(40)が安全片(50)を介してシ
    ートキャリヤ(26)に回転不可能に固着されており、且
    つ、下方部分(38)と上方部分(40)の間において長手
    方向ガイドが湾曲し、高さ又は傾斜変位部(24)の動力
    学的経路に適合した推移を示すことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の自動車用シート。
  3. 【請求項3】下方部分(38)が横部材(42)からのでき
    るだけわずかな間隔において、シートレール(22)か又
    はこのシートレールに連結結合されたリンク片(88)に
    連接され、そして下方部分(38)がレール(20、22)と
    ほぼ直角に延長することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の自動車用シート。
  4. 【請求項4】上方部分(40)及び下方部分(38))のた
    めのガイド配列において、ガイドされる部分(40)のた
    めの上方端部ストッパー(102)が、案内する部分(3
    8)に配設されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1−3項のいずれか1項に記載の自動車用シート。
  5. 【請求項5】安全片(50)が、a)上方部分(40)の塑
    性変形可能な領域であり、該領域は、特に、別の安全片
    (50)(第2図)として、案内端(70)(第4図)とし
    て、案内ジョー(74)(第5図)として、又は、拡開可
    能なスリットの縁端域(86)(第8図)として、それぞ
    れ形成され、b)安全片が弾性手段特にばねとして、又
    はc)破断片(せん断軸のせん断端(50))として形成
    されたことを特徴とする特許請求の範囲第1−4項のい
    ずれか1項に記載の自動車用シート。
  6. 【請求項6】ベルトロック固定部(32)が、両方の連接
    部即ち横部材(42)及び短軸(56)を通る対称線に対し
    て折返し対称に形成されたことと、上方部分(40)が、
    ベルトロック(34)に強く連結された領域(68)を有
    し、この領域が、下方部分(38)の長手方向に対して横
    方向にオフセットされて配されたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1−5項のいずれか1項に記載の自動車用
    シート(第4、5、6、8、9図)。
  7. 【請求項7】上方部分(40)が、ベルトロック(34)に
    連結されて前記領域(68)を形成する支持部材(48)
    と、少くとも1つの別の、係合突部(60)を支持する部
    分片、即ち、安全片(50)及び止め片(80,84)とによ
    って形成され、これらが連接部即ち短軸(56)もしくは
    リベツト(52、82)を介して互に連結されているが、又
    は、上方部分(40)がワンピースとして形成され、係合
    突部(60)の側部縁に形成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1−6項のいずれか1項に記載の自動
    車用シート。
  8. 【請求項8】シートキャリヤ(26)がリンク片(88)を
    介してシートレール(22)に連接結合されたことと、下
    方部分(38)がリンク片(88)とシートレール(22)と
    の間の連接部(42)の近傍においてリンク片(88)に連
    接点(98)において連接されたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1−7項のいずれか1項に記載の自動車用シ
    ート。
  9. 【請求項9】底部レール(20)が後方固定域即ちコンソ
    ール(99)において底板(100)に連結されている、特
    許請求の範囲第1−8項のいずれか1項記載の自動車用
    シートにおいて、横部材(42)が常にコンソール(99)
    の前方又は上方に配され、その後方にはいかなる場合に
    も配されないようにしたことを特徴とする自動車用シー
    ト。
  10. 【請求項10】すべり運動を助け過負荷時に破壊される
    マントル(66)によって係止突部(60)を被ったことを
    特徴とする特許請求の範囲第1−9項のいずれか1項に
    記載の自動車用シート。
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