JPH076982A - 薄層半導体基板の分割方法 - Google Patents

薄層半導体基板の分割方法

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JPH076982A
JPH076982A JP20527992A JP20527992A JPH076982A JP H076982 A JPH076982 A JP H076982A JP 20527992 A JP20527992 A JP 20527992A JP 20527992 A JP20527992 A JP 20527992A JP H076982 A JPH076982 A JP H076982A
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crystal silicon
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silicon substrate
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Hideyuki Tsuji
秀行 辻
Mitsuo Matsunami
光雄 松浪
Kazumasa Kioi
一雅 鬼追
Manabu Yumoto
学 湯元
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歩留まりよく確実に基板を分割することがで
きる薄層化半導体基板の分割方法を提供するものであ
る。 【構成】 透明ガラス基板20に接着させた単結晶シリ
コン基板11を薄層化し、チップに分割する薄層半導体
基板11aの分割方法において、スルーホール17の形
成工程で単結晶シリコン基板11のダイシングラインと
なる領域にあらかじめスルーホール17深さと同一深さ
の溝18を形成する工程、この後単結晶シリコン基板1
1に透明ガラス基板20を接着させて単結晶シリコン基
板11の裏面研磨を行なう工程、さらに、透明ガラス基
板20に薄層化単結晶シリコン基板11aに形成した溝
18と重なる位置にダイシングを施す工程を含んでいる
ことを特徴とする薄層化半導体基板の分割方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄層半導体基板の分割方
法、より詳細には半導体基板を薄層化し、積層化するた
めの薄層半導体基板の分割方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の集積度は3年間
に4倍の割合で増加しており、西暦2000年のDRA
Mではデザインルールが約0.15μmの1Gの集積度
になっていると予想される。ところが、これら高集積回
路は設計、製造、検査のすべての面で技術的困難を招い
ている。例えば、ROM、RAM、ALU、CPU、I
/Oコントローラ等を含めた1チップマイクロコンピュ
ータがあるが、1チップの集積素子数が増大するにつ
れ、設計に要する時間が長くなり製造歩留まりも低下
し、検査時間が長くなり、それと共に完全な検査が困難
となっている。
【0003】そこで、平面的な微細化ではなくチップや
ウエハを立体的に接着・積層化する研究開発が活発に進
められている。
【0004】立体的に半導体基板を接着・積層化する場
合、小型化の面から積層化する半導体基板を薄層化し、
上下半導体基板間の信号授受を行なうための配線を通す
スルーホールの形成が必要である。スルーホールを形成
するには、薄層化する前の半導体基板表面にスルーホー
ルとなる孔を形成しておき、半導体基板の表面に接着剤
を用いて透明ガラス基板を接着し、半導体の裏面からス
ルーホール底部まで研磨することでスルーホールを形成
している。
【0005】また薄層化された半導体基板を積層化する
前に、薄層化された半導体基板を所望の大きさに分割し
なければならず、薄層化された半導体基板を分割するた
めに、ダイシングによって分割を行なう方法が提案され
ている。
【0006】図3(a)は従来の単結晶シリコン基板を
示す平面図であり、(b)はダイシングソーによってス
クライブラインが形成された従来の単結晶シリコン基板
を示した平面図である。また図4(a)〜(e)は従来
の単結晶シリコン基板の分割工程を示した概略断面図で
あり、図3に示したBーB’間断面を示す。
【0007】まず、単結晶シリコン基板101上にゲー
ト酸化膜102を形成し、ゲート酸化膜102上にゲー
ト電極103を形成し、さらにゲート電極103上及び
ゲート電極103が形成されていない単結晶シリコン基
板101上に層間絶縁膜104を形成し、層間絶縁膜1
04間に電極配線105を選択的に形成してトランジス
タ100を形成する。また、電極縦配線を行なうため
に、100μm以上のスルーホール107を形成し、単
結晶シリコン基板101上に表面保護膜106を選択的
に形成する(図3(a)、図4(a))。
【0008】このように形成された単結晶シリコン基板
101の表全面に、接着剤として熱溶融ワックス108
を塗布し、熱溶融ワックス108により透明ガラス基板
109を単結晶シリコン基板101上に接着する(図4
(b))。
【0009】次に、単結晶シリコン基板101の裏面を
研磨し、貫通したスルーホール107aを形成し、薄層
化単結晶シリコン基板101aを形成する(図4
(c))。
【0010】この薄層化単結晶シリコン基板101aを
チップに分割するため、ダイシングソー110によって
薄層化単結晶シリコン基板101aの裏面から図3
(b)に示したように格子状にスクライブライン110
aを形成し、薄層化半導体基板101aのみを切断する
(図4(d))。
【0011】薄層化単結晶シリコン基板101aを切断
した後、加熱して熱溶融ワックス108を溶融させ、さ
らに有機溶剤等に浸漬して薄層化単結晶シリコン基板1
01aを透明ガラス基板109から分離させ、チップと
しての薄層化単結晶シリコン基板101aを得る(図4
(e))。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方法では、以下の問題点が生じる。
【0013】(1)熱溶融ワックス108を用いて薄層
化単結晶シリコン基板101aと透明ガラス基板109
を接着した場合、研削(グラインディング)や研磨(ラ
ッピング、ポリッシング)による摩擦熱で熱溶融ワック
ス108が軟化あるいは溶融し、密着性が低下すること
で薄層化単結晶シリコン基板101aが透明ガラス基板
109から剥れてしまう。
【0014】(2)薄層化単結晶シリコン基板101a
裏面からダイシングソー110を用いてチップに切断す
る際に、薄層化単結晶シリコン基板101aのダイシン
グ部に当たる周辺にカケやクラック等が発生する。
【0015】単結晶シリコン基板101の素子部にカケ
やクラックがあると、積層化する際、チップエッジにて
下層半導体基板とアライメントするのが困難であると
か、トランジスタ100部を破壊することになり、歩留
まりを著しく低下させるだけでなく、ゴミ発生の原因と
もなり正常な素子作製が不可能となる。
【0016】(3)薄層化単結晶シリコン基板101a
と透明ガラス板109とは固さが違うため、同じダイシ
ングソー110を用い、薄層化単結晶シリコン基板10
1aのみの切断だけではなく、連続して透明ガラス基板
109を切断することは困難である。
【0017】通常ダイシングソー110は、切断する材
料によって刃の種類を変える必要があり、刃の交換を行
なうと、余計な時間を要することとなり、コストアップ
を招く原因となる。
【0018】さらに、ダイシングソー110で粘性を持
つ熱溶融ワックス108を切断すると、刃が目詰まりを
おこし、切断できなくなる。
【0019】本発明は上記課題に鑑み発明された方法で
あって、歩留まりよく確実に基板を分割することができ
る薄層半導体基板の分割方法を提供することを目的とし
ている。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る薄層半導体基板の分割方法は、透明ガラ
ス基板に接着させた半導体基板を薄層化し、チップに分
割する薄層半導体基板の分割方法において、スルーホー
ルの形成工程で前記半導体基板のダイシングラインとな
る領域にあらかじめスルーホール深さと同一深さの溝を
形成する工程、この後前記半導体基板に前記透明ガラス
基板を接着させて前記半導体基板の裏面研磨を行なう工
程、さらに、前記透明ガラス基板に前記半導体基板に形
成した溝と重なる位置にダイシングを施す工程を含んで
いることを特徴とし、また上記記載の薄層半導体基板の
分割方法において、前記透明ガラス基板と前記半導体基
板を接着する接着剤として、透明の紫外線硬化型樹脂を
用いることを特徴とし、さらに上記記載の薄層半導体基
板の分割方法において、前記スルーホール及び前記溝を
エッチングにより形成することを特徴としている。
【0021】
【作用】上記した方法によれば、スルーホールの形成工
程においてスルーホールと同一の深さで溝を形成し、半
導体基板裏面を前記スルーホール及び前記溝の底部まで
研磨あるいは研削するため、薄層半導体基板を分割する
場合、前記薄層半導体基板が接着されている透明ガラス
基板のみを前記溝に位置合わせしてダイシングソーによ
りダイシングすることにより前記溝が裂け目となり、直
接前記薄層化半導体基板をダイシングすることなく、安
定した状態でチップに分割することが可能となる。
【0022】また上記方法において、前記透明ガラス基
板と前記薄層半導体基板を接着する接着剤として透明の
紫外線硬化型樹脂を用いる場合には、前記透明ガラス基
板をダイシングする際、ダイシングソーを前記薄層半導
体基板の前記溝に位置合わせすることが容易となり、前
記薄層半導体基板を正確に分割することが可能となる。
【0023】さらに上記方法において、前記スルーホー
ル及び前記溝をエッチングにより形成する場合には、前
記薄層化半導体基板を分割する際、前記薄層化半導体基
板の分割面が滑らかな直線的な断面になり、アライメン
トが容易になり、また半導体基板にダメージを与えるこ
とがない。
【0024】
【実施例】以下、本発明に係る薄層半導体基板の分割方
法の実施例を図面に基づいて説明する。
【0025】図1(a)〜(g)は実施例に係る薄層半
導体基板の分割工程を説明するための断面図であり、図
2(a)はダイシングソーによってスクライブラインが
形成された半導体基板の平面図であり、(b)はエキス
パンダーシート上に搭載されて分割された薄層半導体基
板を示した平面図である。
【0026】まず、半導体製造工程に従って、単結晶シ
リコン基板11上にMOSトランジスタを形成する。す
なわち、525μm厚の直径4インチの単結晶シリコン
基板11上にゲート酸化膜12を形成し、ゲート酸化膜
12上にゲート電極13を形成し、さらにゲート電極1
3上及びゲート電極13が形成されていない単結晶シリ
コン基板11上に層間絶縁膜14を形成し、層間絶縁膜
14間に電極配線15を選択的に形成する。また電極縦
配線を行なう5〜50μm角のスルーホール17とチッ
プ分離のための50〜100μm幅のスクライブライン
である溝18をRIE(Reactive Ion Etching) 法によ
って60°〜85°のテーパ角で15〜105μm深さ
で形成する。このときチップ分離のためのスクライブラ
インとして形成する溝18は、図2(a)に示すよう
に、ある一定間隔で格子状に構成する。次いで、溝18
以外の部分に選択的にSiN 等の表面保護膜16を形成す
る。(図1(a))。
【0027】次に、透明の紫外線硬化型樹脂19を全面
に塗布し、支持基板である透明ガラス基板20を上に置
き、矢印で示したように全面に均一な10〜50μW/
cm2 の紫外線光Uを10〜60秒間照射して、下地で
ある単結晶シリコン基板11と接着させる。この紫外線
硬化型樹脂19は透明であり、透明ガラス基板20越し
に単結晶シリコン基板11を見ることができるため後の
工程で都合が良く、しかも150℃までなら軟化、溶融
しないという特性を有しており、後の熱処理工程で自由
度がある(図1(b))。
【0028】次に、固定ダイヤモンド(直径20μm以
下)砥石を用いる機械式研磨法(グラインディング)に
よって、単結晶シリコン基板11の裏面から425〜5
15μmの研磨を行ない、10〜100μm厚の薄層化
単結晶シリコン基板11aを得る。この時、スルーホー
ル17と溝18は、薄層化単結晶シリコン基板11aを
同時に貫通するものとなり、貫通したスルーホール17
aと貫通した溝18aが形成される。つまり、貫通した
スルーホール17aは、上下半導体基板間の縦電極配線
を行なうものとなり、また側壁が滑らかで順テーパの貫
通した溝18aによって、薄層単結晶シリコン基板11
aをチップに分割したことになる(図1(c))。
【0029】次に、接着剤23を厚さ200〜300μ
mのチップエキスパンダーシート25上に塗布し、接着
剤23が塗布されたエキスパンダーシート25上に薄層
単結晶シリコン基板11aを接着する。そして薄層半導
体基板11a中に設けたスクライブラインである貫通し
た溝18aにアライメントを行ない、ダイシングソー2
1によって透明ガラス基板20のみを切断し、薄層半導
体基板11aと同一形状に切断された透明ガラス基板2
0aを得る(図1(d))。
【0030】次に、図示しないチップエキスパンダーを
用いてウエハ周辺からエキスパンダーシート25を引っ
張って、紫外線硬化型樹脂19を分離し、分割したチッ
プを得る。この時のチップエキスパンダーシート25の
厚さは、50〜100μmと薄くなる(図1(e)、図
2(b))。
【0031】次に、100℃以下に加熱したホットプレ
ート上に置き、接着剤23を軟化させ、真空ピンセット
により切断透明ガラス基板20aの表面を吸着して、エ
ポキシ樹脂22を塗布した下層半導体基板24の所望の
位置に積層する(図1(f))。
【0032】次に、150℃以下でエポキシ樹脂22を
固化させて、下層半導体基板24と薄層単結晶シリコン
基板11aとを接着させた後、熱湯や有機溶剤に浸漬し
て紫外線硬化型樹脂19を溶解させ、切断透明ガラス基
板20aを離脱させる(図1(g))。この後、薄層化
単結晶シリコン基板11aと下層半導体基板24を電気
的に接続するために貫通したスルーホール17aを通じ
て貫通したスルーホール17a下部のエポキシ樹脂22
を、化学的エッチングや反応性イオンエッチングなどの
手法を用いて除去し、薄層化単結晶シリコン基板11a
と下層半導体基板24とを電気的に接続するためのスル
ーホール(図示せず)を形成する。
【0033】以上説明したように、上記実施例に係る薄
層半導体基板の分割方法によれば、スルーホール17形
成時に、エッチングによりスルーホール17と同一の深
さで溝18を形成するので、薄層化単結晶シリコン基板
11aを分割する際、貫通した溝18aが裂け目となる
ため、クラック及び割れ等によるダメージを与えること
なく分割することができる。また透明ガラス基板20a
と薄層化単結晶シリコン基板11aとの接着を紫外線硬
化型樹脂19にて行なっているので、透明ガラス基板2
0のみをダイシングソー21で切断する際、スクライブ
ラインとする貫通した溝18aとの位置合わせを容易に
行なうことができる。さらに溝18はエッチングにより
形成されるので、貫通した溝18aの断面は滑らかな側
面となり、この側面を用いて上下薄層化単結晶シリコン
基板11a、下層半導体基板24間に配線を形成するこ
とも可能である。また貫通したスルーホール18aの側
面は直線が良好なため、下層半導体基板24とのアライ
メントが容易となる。
【0034】また従来の方法では有機溶剤等によって透
明ガラス基板109から分離された半導体チップは、有
機溶剤中に散乱し、薄層であり、割れやすいことからピ
ンセット等で取り扱うことが困難で積層工程の作業性が
悪かった。本実施例においては、下層半導体基板24に
薄層化単結晶シリコン基板11aを接着してから紫外線
硬化型樹脂19を溶解させるので、薄層化単結晶シリコ
ン基板11aが溶媒中に散乱してダメージを受けること
をなくすことができる。
【0035】なお本発明は、スルーホール17及び溝1
8をRIE法により形成しているが、これに限定される
ものでなく、上記方法以外にフッ酸・硝酸系、KOH系
あるいはアンモニア系(テトラ・エチル・アンモニウム・ヒト゛ロキシト゛ :
[(C2H5)4N ]OH)水溶液のウエットエッチングによって
も同様に単結晶シリコン基板11上にスルーホール17
やスクライブラインの形成を行なうことができる。
【0036】また、上記実施例では研磨を行なう際、固
定ダイヤモンド砥石を用いる機械式研磨を行なっている
が、これに限定されるものでなく、粉状のダイヤモンド
砥粒を水溶させ研磨する方法(ラッピング)や、布とア
ルカリ水溶液(一般にコロイダルシリカがよく用いられ
る)を用いる研磨方法(ポリッシング)によっても、同
様に薄層化単結晶シリコン基板11aを得ることができ
る。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る薄層
半導体基板の分割方法においては、以下の効果が期待で
きる。
【0038】(1)接着剤に150℃までなら溶融しな
い紫外線硬化型樹脂を用いているので、薄層化単結晶シ
リコン基板が透明ガラス基板から剥れることなく、プロ
セスの自由度が増す。
【0039】(2)薄層化単結晶シリコン基板へのダイ
シング工程を省略することができるので、薄層化単結晶
シリコン基板中の素子を破壊せずに薄層半導体チップを
作製でき、コストの低減を図ることができる。
【0040】(3)エッチングにより半導体基板の分離
を行なうので、側壁が非常に滑らかで、任意に角度調節
をすることで、チップの側壁を用いた上下半導体基板間
の配線形成も可能である。
【0041】またダイシングによる非直線的なチップ側
面ではなく、直線的なチップ側面であるので、積層化の
際、下層半導体基板との位置合わせマークとのアライメ
ントが容易となる。
【0042】(4)透明ガラス基板、透明な紫外線硬化
型樹脂を用いた場合、光学顕微鏡等を用いた目視観察で
薄層化単結晶シリコン基板に設けた溝にアライメントを
行なって、透明ガラス基板を切断するのが容易となる。
【0043】(5)従来方法と同様に一度のダイシング
で、強度的に弱い薄層半導体基板を容易に分割すること
ができ、特性良否を区別して移載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(g)は実施例に係る薄層半導体基板
の分割工程を示した図2(a)におけるAーA’線断面
図である。
【図2】(a)はダイシングソーによってスクライブラ
インが形成された単結晶シリコン基板の平面図であり、
(b)はエキスパンダーシート上に搭載されて分割され
た薄層単結晶シリコン基板を示した平面図である。
【図3】(a)は従来の単結晶シリコン基板の平面図で
あり、(b)はダイシングソーによってスクライブライ
ンが形成された従来の単結晶シリコン基板を示した平面
図である。
【図4】(a)〜(e)は従来の単結晶シリコン基板の
分割工程を概略的に示した図3におけるBーB’線断面
図である。
【符号の説明】
11 単結晶シリコン基板(半導体基板) 11a 薄層化単結晶シリコン基板(薄層化半導体基
板) 17 スルーホール 18 溝 19 紫外線硬化型樹脂 20 透明ガラス基板
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1の1】及び
【図1の2】(a)〜(g)は実施例に係る薄層半導体
基板の分割工程を示した図2(a)におけるA−A’線
断面図である。
【図2】(a)はダイシングソーによってスクライブラ
インが形成された単結晶シリコン基板の平面図であり、
(b)はエキスパンダーシート上に搭載されて分割され
た薄層単結晶シリコン基板を示した平面図である。
【図3】(a)は従来の単結晶シリコン基板の平面図で
あり、(b)はダイシングソーによってスクライブライ
ンが形成された従来の単結晶シリコン基板を示した平面
図である。
【図4の1】及び
【図4の2】(a)〜(e)は従来の単結晶シリコン基
板の分割工程を概略的に示した図3におけるB−B’線
断面図である。
【符号の説明】 11 単結晶シリコン基板(半導体基板) 11a 薄層化単結晶シリコン基板(薄層化半導体基
板) 17 スルーホール 18 溝 19 紫外線硬化型樹脂 20 透明ガラス基板
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1の1】
【図1の2】
【図2】
【図3】
【図4の1】
【図4の2】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 S (72)発明者 湯元 学 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明ガラス基板に接着させた半導体基板
    を薄層化し、チップに分割する薄層半導体基板の分割方
    法において、スルーホールの形成工程で前記半導体基板
    のダイシングラインとなる領域にあらかじめスルーホー
    ル深さと同一深さの溝を形成する工程、この後前記半導
    体基板に前記透明ガラス基板を接着させて前記半導体基
    板の裏面研磨を行なう工程、さらに、前記透明ガラス基
    板に前記半導体基板に形成した溝と重なる位置にダイシ
    ングを施す工程を含んでいることを特徴とする薄層半導
    体基板の分割方法。
  2. 【請求項2】 透明ガラス基板と半導体基板を接着する
    接着剤として、透明の紫外線硬化型樹脂を用いることを
    特徴とする請求項1記載の薄層半導体基板の分割方法。
  3. 【請求項3】 スルーホール及び溝をエッチングにより
    形成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    薄層半導体基板の分割方法。
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