JPH0756695B2 - ヘッド移送装置 - Google Patents

ヘッド移送装置

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JPH0756695B2
JPH0756695B2 JP63220948A JP22094888A JPH0756695B2 JP H0756695 B2 JPH0756695 B2 JP H0756695B2 JP 63220948 A JP63220948 A JP 63220948A JP 22094888 A JP22094888 A JP 22094888A JP H0756695 B2 JPH0756695 B2 JP H0756695B2
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JP
Japan
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movable unit
bearing
magnetic
guide shaft
yoke
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JP63220948A
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弁一 宮崎
寛 山本
庄司 後藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/16Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
    • G11B21/20Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
    • G11B21/21Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録媒体上に形成された情報トラックへの情
報の記録あるいは記録した情報の再生あるいは消去をす
る素子を備えた可動ユニットを移送するヘッド移送装置
に関するものである。
従来の技術 従来から、記録媒体の任意の情報トラックへの情報の記
録あるいは記録した情報の再生あるいは消去をする素子
を備えた可動ユニットの運動をガイドする手段として、
滑り軸受とガイド軸による構成が一般的によく用いられ
ている。この手段は、構成が簡単で安価であるという長
所を有している反面、滑り軸受とガイド軸との間にガタ
が存在し、そのため可動ユニットを滑らかに駆動しにく
いという欠点があった。また、振動や衝撃が加わると、
滑り軸受とガイド軸との間にガタがあるため滑り軸受と
ガイド軸との衝突が発生して不具合を生じていた。
そのため、特開昭62−47878号公報では、記録媒体の情
報トラック上に集光する対物レンズを備えた可動ユニッ
トの運動を滑り軸受とガイド軸でガイドする構成の光ヘ
ッドの移送装置における滑り軸受とガイド軸との間のガ
タの規制手段が提案されている。この第一の従来技術に
ついては、第6図を用いて説明する。
また、軸受が滑り摩擦であるために、可動ユニットの自
重による軸受ロスが大きくなり、さらに可動ユニットの
自重がガイド軸と軸受間に作用しているために軸受寿命
の点でも不安があった。
そのため、特願昭62−119451号では、記録媒体の情報ト
ラック上に集光する対物レンズを備えた可動ユニットの
運動を滑り軸受とガイド軸でガイドする構成の光ヘッド
の移送装置における滑り軸受に加わる軸受圧力の低減手
段が提案されている。この第二の従来技術については、
第7図を用いて説明する。
まず、第6図を用いて第一の従来技術について説明す
る。
第6図(a),(b)は従来のヘッド移送装置(第一の
従来技術)のガイド機構部の詳細な構成を示す断面図お
よび正面図である。
軸受部212および213の一方の端面のガイドシャフト214
と嵌合する円形貫通孔のエッジ部の近傍にバリ状をした
環状の弾性突起230および231の内径をガイドシャフト21
4の外形よりも若干小さくなるように構成する。プラス
チックで出来たバリ状の突起は弾性力を有しているか
ら、弾性突起230および231によってガイドシャフト214
の全周に対してその中心軸線に向かう弾性力が作用し、
この結果ガイドシャフト214は弾性突起230および231に
よって弾性的に支持され、軸受部212および213に形成し
た貫通孔の内壁との間のガタが除去されることになる。
このような弾性突起はプラスチック成形によって容易に
一体成形することができる。
従って、第一の従来技術によれば、ガイドシャフトによ
って摺動自在に支持される軸受ブロックをプラスチック
を以って構成すると共に、軸受部に挿通したガイドシャ
フトの位置を弾性的に規制する弾性突起を形成している
から、光ヘッド本体の軽量化およびコストの低減を図る
ことができると共に、軸受部とガイドシャフトとの間に
生ずるガタが除去され光ヘッドをスムーズに摺動させる
ことができるというものである。
次に、第7図を用いて第二の従来技術について説明す
る。
第7図(a),(b)は従来のヘッド移送装置(第二の
従来技術)の上面図およびC−C′断面図である。
第7図において、X方向は記録媒体の情報トラックと直
交する方向(トラッキング方向と呼ぶ)であり、Z方向
は記録媒体と垂直な方向(フォーカス方向と呼ぶ)であ
り、Y方向はX方向,Z方向の両方に垂直な方向であり、
記録媒体の情報トラックの接線方向となっている。
101は記録媒体で、螺旋状か同心円状の情報トラックが
きられた光ディスクである。102は固定光学ユニット
で、光源となる半導体レーザ、記録媒体101からの反射
光を検出するディテクター、半導体レーザからの光ビー
ムを平行光にするプリズム等の光学素子等を固定部材に
格納したものである。103は対物レンズで、光ビームを
記録媒体101に集光させる。104は可動子ボビンで、対物
レンズ103をZ方向の記録媒体101側に収納し、これをZ
方向に駆動するフォーカスコイル104aおよびX方向に駆
動するトラッキングコイル104bが巻かれている。
105はフォーカス板バネユニットで、中央円筒部と周辺
部とが渦巻状の形状でつながれたフォーカス板バネと、
このフォーカス板バネの共振を減衰させるダンピングゴ
ムと、フォーカス板バネの周辺部を補強する補助バネの
三層のサンドイッチ構造をしたものであり、一つは可動
子ボビン104の対物レンズ103を収納した円筒部の外周部
に中央円筒部が接着固定され、もう一つも同様に可動子
ボビン104のZ方向に関して対物レンズ103と反対側の円
筒部の外周部に中央円筒部が接着固定されている。106
はキャリッジで、二つのフォーカス板バネユニット105
の周辺部をZ方向の記録媒体101側の面およびその反対
側の面で接着固定されている。107は反射ミラーで、固
定光学ユニット102からX方向に出射された光ビームを
Z方向に反射させるミラーである。108は滑り軸受で、
キャリッジ106に一体的に取付けられた円筒状の軸受で
ある。109はバイアスコイルで、キャリッジ106と一体的
に構成されている。110はマグネットで、後述するバッ
クヨーク111,対向ヨーク112,サイドヨークA113,サイド
ヨークB114とともに第一の閉磁気回路を構成し、フォー
カスコイル104aとの電磁力により可動子ボビン104をZ
方向に駆動し、トラッキングコイル104bとの電磁力によ
りキャリッジ106および可動子ボビン104をX方向に駆動
する。また、第一の閉磁気回路のバックヨーク111から
洩れた磁束をバックヨーク111,後述するガイド軸115,サ
イドヨークA113,サイドヨークB114で集束することによ
り第二の閉磁気回路を構成し、バイアスコイル109との
電磁力によりキャリッジ106をZ方向に駆動する。111は
バックヨークで、電磁軟鉄により形成され、マグネット
110が接着固定されている。112は対向ヨークで、電磁軟
鉄により形成され、マグネット110と対向する位置に配
設されている。113はサイドヨークAで、電磁軟鉄によ
り形成され、バックヨーク111および対向ヨーク112を先
端で固定している。114はサイドヨークBで、電磁軟鉄
により形成され、バックヨーク111および対向ヨーク112
を先端で固定している。115はガイド軸で、磁性材料で
形成され、滑り軸受108と共にキャリッジ106をX方向に
摺動自在に支持している。
また、フォーカスコイル104a,トラッキングコイル104b
およびバイアスコイル109に発生する駆動力により動か
される可動ユニットは、大きく二つの可動ユニットから
構成されている。その第一は可動ユニットA′で、フォ
ーカス板バネユニット105により支持され、対物レンズ1
03,可動子ボビン104およびフォーカスコイル104a,トラ
ッキングコイル104bにより一体的に構成されたユニット
である。第二は可動ユニットB′で、反射ミラー107,キ
ャリッジ106,滑り軸受108およびバイアスコイル109によ
り一体的に構成されたユニットである。
以上のように構成された従来のヘッド移送装置につい
て、以下その動作について説明する。
先ず、フォーカスコイル104aに駆動電流が流れると、フ
ォーカスコイル104aには第一の磁気回路との電磁作用に
よってZ方向に駆動力が発生する。この時、可動ユニッ
トA′を可動ユニットB′に対して支持するフォーカス
板バネユニット105の渦巻部がZ方向に関して充分柔ら
かいので、フォーカス板バネユニット105の渦巻部が変
形することにより、可動ユニットA′がZ方向に動く。
一方、トラッキングコイル104bに駆動電流が流れると、
トラッキングコイル104bには第一の磁気回路との電磁作
用によってX方向に駆動力が発生する。この時、フォー
カス板バネユニット105の渦巻部のX方向の剛性と可動
ユニットA′の質量および可動ユニットB′の質量とに
よって決まるフォーカス板バネユニット105のX方向の
共振周波数(1KHz前後)まではトラッキングコイル104b
に発生する駆動力はフォーカス板バネユニット105を介
して可動ユニットB′にも伝達されるが、この共振周波
数よりも高い周波数ではフォーカス板バネユニット105
は実質的にはないものと等価となり、トラッキングコイ
ル104bに発生する駆動力は可動ユニットB′には伝達さ
れない。すなわち、X方向に関しては、フォーカス板バ
ネユニット105のX方向の共振周波数を境にして可動ユ
ニットが変化し、この共振周波数を分割共振と呼ぶこと
にする。従って、分割共振の周波数までは可動ユニット
A′と可動ユニットB′の両方が振動し、分割共振以後
の周波数では可動ユニットA′だけが振動することにな
る。
次に、バイアスコイル109の動作について説明する。ト
ラッキングコイル104bに発生する駆動力により可動ユニ
ットA′および可動ユニットB′の両方がX方向に分割
共振周波数までの周波数で振動する時に、滑り軸受108
とガイド軸115との間に摩擦損失を発生させる原因とな
る軸受圧力は二つある。第一は可動ユニットA′および
可動ユニットB′両方の自重Wであり、第二は可動ユニ
ットA′がZ方向にオフセットする時にフォーカス板バ
ネユニット105に発生する復元力Fの反力である。これ
らの要因による軸受損失があると、可動ユニットA′お
よび可動ユニットB′の振動の応答性が悪くなる。その
ため、上記の軸受圧力を打ち消すような駆動電流をバイ
アスコイル109に加えてやることにより、軸受損失およ
びその変動を微小にし、可動ユニットA′および可動ユ
ニットB′の振動特性を理想的な特性にすることができ
るものである。また、バイアスコイル109の電磁力によ
って軸受圧力が微小になるので、軸受の長寿命化の点で
も効果的であるというものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、第一の従来技術においては、長時間使用
していると、弾性突起230は摩耗して結局軸受部とガイ
ドシャフトにガタが発生するため、信頼性に欠けるもの
であった。
本発明の第一の目的はかかる点に鑑み、記録媒体の任意
の情報トラックへの情報の記録あるいは記録した情報の
再生あるいは消去をする素子を備えた可動ユニットの運
動を軸受とガイド軸によりガイドする構成のヘッド移送
装置において、長時間使用や特殊環境下(例えば高温条
件下や低温条件下)での使用でも問題なく軸受とガイド
軸との間のガタを規制することができる信頼性の高いヘ
ッド移送装置を提供することを目的とする。
また、第二の従来技術においては、可動ユニットの自重
によって滑り軸受108とガイド軸115との間に生ずる軸受
圧力を打ち消すためにバイアスコイル109およびそれを
駆動するための幾つもの部品からなる駆動回路が必要で
あり、構成が複雑で部品点数も多くなるという欠点を有
していた。
本発明の第二の目的はかかる点に鑑み、記録媒体の任意
の情報トラックへの情報の記録あるいは記録した情報の
再生あるいは消去をする素子を備えた可動ユニット運動
を軸受とガイド軸によりガイドする構成のヘッド移送装
置において、非常に簡単で部品点数も少ない構成で、可
動ユニットの自重によって軸受とガイド軸との間に生ず
る軸受圧力を打ち消すことができるヘッド移送装置を提
供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記第一の目的を達成するために、本発明のヘッド移送
装置は、記録媒体の任意の情報トラックへの情報の記録
あるいは記録した情報の再生あるいは消去をする素子を
備えた可動ユニットと、前記可動ユニットに配設された
アクセスコイルと、前記アクセスコイルに前記可動ユニ
ットを前記情報トラックの直交方向に移送する電磁力を
発生させる磁気回路と、前記可動ユニットに配設された
軸受と、前記軸受を介して前記可動ユニットを前記情報
トラックの直交方向に移動自在に支持するガイド軸と、
前記可動ユニットの少なくとも一箇所に配設され、前記
磁気回路の漏れ磁束により前記軸受の少なくとも一箇所
を前記ガイド軸に押圧する方向の磁気力を発生する磁性
体とを備えたことを特徴とするものである。
また、上記第二の目的を達成するために、本発明のヘッ
ド移送装置は、記録媒体の任意の情報トラックへの情報
の記録あるいは記録した情報の再生あるいは消去をする
素子を備えた可動ユニットと、前記可動ユニットに配設
されたアクセスコイルと、前記アクセスコイルに前記可
動ユニットを前記情報トラックの直交方向に移送する電
磁力を発生させる磁気回路と、前記可動ユニットに配設
された軸受と、前記軸受を介して前記可動ユニットを前
記情報トラックの直交方向に移動自在に支持するガイド
軸と、前記可動ユニットの少なくとも一箇所に配設さ
れ、前記磁気回路の漏れ磁束により自重方向と反対方向
に働く磁気力を発生し、少なくとも前記軸受の一箇所に
かかる前記可動ユニットの自重による軸受圧力を軽減す
る磁性体とを備えたことを特徴とするものである。
作用 上記第一の目的を達成するための手段において、磁気回
路の漏れ磁束を利用して磁性体との間に発生する磁気力
で軸受をガイド軸に押圧することにより、記録媒体の任
意の情報トラックへの情報の記録あるいは記録した情報
の再生あるいは消去をする素子を備えた可動ユニットの
運動を軸受とガイド軸によりガイドする構成のヘッド移
送装置において、長時間使用や特殊環境下(例えば高温
条件下や低温条件下)での使用でも問題なく軸受とガイ
ド軸との間のガタを規制することができる信頼性の高い
ヘッド移送装置を提供することができるのである。
また、上記第二の目的を達成するための手段において、
磁気回路の漏れ磁束を利用して磁性体との間に発生する
自重方向と反対方向の磁気力で可動ユニットの自重によ
る軸受圧力を軽減することにより、記録媒体の任意の情
報トラックへの情報の記録あるいは記録した情報の再生
あるいは消去をする素子を備えた可動ユニットの運動を
軸受とガイド軸によりガイドする構成のヘッド移送装置
において、非常に簡単で部品点数も少ない構成で、可動
ユニットの自重によって軸受とガイド軸との間に生ずる
軸受圧力を打ち消すことができるのである。
実施例 第1図〜第5図は、本発明における一実施例を示し、第
1図は分解斜視図で、第2図は上面図で、第3図はA−
A′断面図で、第4図はB−B′断面図で、第5図はA
−A′の要部拡大断面図である。
第1図〜第5図において、X方向は記録媒体の情報トラ
ックと直交する方向(トラッキング方向と呼ぶ)であ
り、Z方向は記録媒体と垂直な方向(フォーカス方向と
呼ぶ)であり、Y方向はX方向,Z方向の両方に垂直な方
向であり、記録媒体の情報トラックの接線方向となって
いる。また、本実施例では、自重方向(重力方向)はZ
−方向すわち記録媒体の鉛直下方である。
以下、第1図〜第5図を用いて本実施例について説明す
る。
1は記録媒体で、螺旋状か同心円状の情報トラックがき
られた光ディスクである。2はディスクモータで、記録
媒体1を装着して回転させるモータであり、孔2aと後述
するサイドヨークB20に設けられたネジ孔20cとによりサ
イドヨークB20にネジ止め固定されている。3は固定光
学ユニットで、光源となる半導体レーザ、記録媒体1か
らの反射光を検出するディテクター、半導体レーザから
の光ビームを平行光にするプリズム等の光学素子等を固
定部材に収納したものであり、ネジ孔3aと後述するサイ
ドヨークA19に設けられた孔19bとによりサイドヨークA1
9にネジ止め固定されている。また、3bは後述する固定
光学ユニット支持バネ29をネジ固定するためのネジ孔で
ある。4は対物レンズで、光ビームを記録媒体1に集光
させる。5は可動子ボビンで、対物レンズ4をZ方向の
記録媒体1側に収納し、これをZ方向に駆動する二つの
フォーカスコイル5aおよびX方向に駆動する二つのトラ
ッキングコイル5bが巻かれている。6はバランスウエイ
トで、可動子ボビン5の動的バランスをとるために、可
動子ボビン5のZ方向に関して記録媒体1の反対側すな
わち対物レンズ4の反対側に収納されている。7はフォ
ーカス板バネユニットで、中央円筒部7aと周辺部7bとが
渦巻状の形状でつながれたフォーカス板バネと、このフ
ォーカス板バネの共振を減衰させるダンピングゴムと、
周辺部7bを補強する補助バネの三層のサンドイッチ構造
をしたものであり、一つは可動子ボビン5の対物レンズ
4を収納した円筒部の外周部に中央円筒部7aが設定固定
され、もう一つも同様に可動子ボビン5のバランスウエ
イト6を収納した円筒部の外周部に中央円筒部7aが接着
固定されている。なお、7cは後述するキャリッジ8に周
辺部7bを接着固定する際の位置決め孔で、一方は丸孔
で、他方は長孔である。8はキャリッジで、二つのフォ
ーカス板バネユニット7の周辺部7bをZ方向の記録媒体
1側の面およびその反対側の面で接着固定している。な
お、8aはフォーカス板バネユニット7の周辺部7bを接着
する際の位置決めボスである。また、8bは後述する磁性
体15を圧入固定するための孔である。9は軸受Aで、二
つの円筒状の滑り軸受を両端部に形成し、キャリッジ8
に接着固定されている。10は軸受Bで、Z方向に平行に
形成され、キャリッジ8のX方向回りの回転を規制する
もので、キャリッジ8に接着固定されている。11は反射
ミラーで、固定光学ユニット3からX方向に出射された
光ビームをZ方向に反射させるミラーである。12はアク
セスコイルボビンAで、反射ミラー11が接着固定され、
キャリッジ8をX方向に駆動するアクセスコイル12aが
長方形状に巻かれ、キャリッジ8に接着固定されてい
る。13はアクセスコイルボビンBで、アクセスコイルボ
ビンA12と同様にアクセスコイル13aが長方形状に巻か
れ、キャリッジ8に接着固定されている。14は発光ダイ
オードで、軸受B10にプリント基板を介して固定されて
いる。15は磁性体で、キャリッジ8に圧入固定された鉄
であり、さらにこの磁性体はボス8aと同様にフォーカス
板バネユニット7の位置決めボスを兼ねている。16はマ
グネットで、後述するバックヨーク17,対向ヨーク18,サ
イドヨークA19,サイドヨークB20とともに磁気回路を構
成し、アクセスコイル12a,13aとの電磁力によりキャリ
ッジ8をX方向に駆動し、フォーカスコイル5aおよびト
ラッキングコイル5bとの電磁力により可動子ボビン5を
それぞれZ方向,X方向に駆動する。また、この磁気回路
の通常の磁束は、マグネット16から出て対向ヨーク18に
入りサイドヨークA19あるいはサイドヨークB20を経てバ
ックヨーク17からマグネット16に戻るが、一部の磁束は
Z方向の両側に漏れてしまい、このうちZ一方向に漏れ
た漏れ磁束と磁性体15との間に磁気力として引力が働
き、磁性体15にZ+方向の力が加わる。17はバックヨー
クで、電磁軟鉄により形成され、マグネット16が接着固
定されている。18は対向ヨークで、電磁軟鉄により形成
され、マグネット16と対向する位置に配設されている。
19はサイドヨークAで、電磁軟鉄により形成され、バッ
クヨーク17および対向ヨーク18を先端でネジ止め固定し
ている。なお、19aは記録再生装置本体(図示せず)に
ネジ止め固定するための孔である。また、19bは固定光
学ユニット3をネジ止め固定するための二つの孔で、一
方を止めネジとガタのない規準孔とし、他方を止めネジ
よりも大きい孔とし、Y方向回りの傾き調整が可能な形
でネジ止め固定できるようになっている。さらに、19c
は後述する固定光学ユニット支持バネ29をネジ止めする
ためのネジ孔である。また、19dは後述するガイド軸支
持バネ27をネジ止め固定するためのネジ孔である。20は
サイドヨークBで、電磁軟鉄により形成され、バックヨ
ーク17および対向ヨーク18を先端でネジ止め固定してい
る。なお、20aは19aと同様、記録再生装置本体(図示せ
ず)にネジ止め固定するための孔である。また、20bは1
9dと同様に後述するガイド軸支持バネ27をネジ止め固定
するためのネジ孔である。さらに、20cはディスクモー
タ2をネジ止め固定するためのネジ孔である。また、20
dは後述する調整ネジ28を止めるためのネジ孔である。2
1は位置検出器で、その受光面を発光ダイオード14に対
向するように配設され、発光ダイオード14からの光を検
出してキャリッジ8のX方向の位置を検出する。22はプ
リント基板Aで、位置検出器21が取り付けられ、後述す
るフレキシブルケーブル24により中継された線と位置検
出器21の駆動線および信号線の配設の中継のためのプリ
ント基板であり、サイドヨークA19およびサイドヨークB
20に両端でネジ止め固定されている。23はプリント基板
Bで、後述するフレキシブルケーブル24により中継され
た線の配線の中継のためのプリント基板であり、プリン
ト基板A22と同様にサイドヨークA19およびサイドヨーク
B20に両端でネジ止め固定されている。24はフレキシブ
ルケーブルで、発光ダイオード14,フォーカスコイル5a,
トラッキングコイル5bおよびアクセスコイル12a,13aの
駆動線を中継するフレキシブルケーブルである。25はガ
イド軸で、軸受A9および軸受B10とともに、キャリッジ
8をX方向に摺動自在に支持している。26はストッパ
で、キャリッジ8のX方向の移動範囲を規制するストッ
パであり、ガイド軸25にはめこまれたリング状のゴムで
ある。27はガイド軸支持バネで、孔27aとサイドヨークA
19のネジ孔19dあるいはサイドヨークB20のネジ孔20bと
によりネジ止め固定され、ガイド軸25をZ方向およびY
方向に規制するように、弾性支持部27bで斜めから弾性
的にガイド軸25を支持している。なお、ガイド軸25のY
方向については、一方はガイド軸支持バネ27で弾性支持
され、他方はサイドヨークA19あるいはサイドヨークB20
の側面で規制されている。28は調整ネジで、サイドヨー
クA19のネジ孔(図示せず)あるいはサイドヨークB20の
ネジ孔20dに止められて、ガイド軸支持バネ27とともに
ガイド軸25のZ方向を規制し固定している。もちろん、
サイドヨークA19のネジ孔(図示せず)あるいはサイド
ヨークB20のネジ孔20dよりも調整ネジ28のネジ部の長さ
の方が長く、ネジの止める位置を変えることによりガイ
ド軸25のZ方向位置が変えられるようになっている。29
は固定光学ユニット支持バネで、サイドヨークA19と固
定光学ユニット3を連結固定するためのL字状の板バネ
である。すなわち、固定光学ユニット3はサイドヨーク
A19の孔19b部およびネジ孔19c部の十分距離のある二箇
所で固定され、振動や衝撃等に対して安定な固定構造が
とられている。30は防塵ガラスで、反射ミラー11の防塵
のためにアクセスコイルボビンA12の先端に接着固定さ
れている。
また、フォーカスコイル5a,トラッキングコイル5bおよ
びアクセスコイル12a,13aに発生する駆動力により動か
される可動ユニットは、大きく二つの可動ユニットから
構成されている。その第一は可動ユニットAで、フォー
カス板バネユニット7により支持され、対物レンズ4,バ
ランスウエイト6,可動子ボビン5およびフォーカスコイ
ル5a,トラッキングコイル5bにより一体的に構成された
ユニットである。第二は可動ユニットBで、キャリッジ
8,軸受A9,軸受B10,反射ミラー11,アクセスコイルボビン
A12,アクセスコイルボビンB13,発光ダイオード14,磁性
体15,防塵ガラス30およびアクセスコイル12a,13aにより
一体的に構成されたユニットである。
以上のように構成された本実施例のヘッド移送装置につ
いて、以下その動作について説明する。
先ず、フォーカスコイル5aに駆動電流が流れると、フォ
ーカスコイル5aには磁気回路との電磁作用によってZ方
向に駆動力が発生する。この時、可動ユニットAを可動
ユニットBに対して支持するフォーカス板バネユニット
7の渦巻部がZ方向に関して十分柔かいので、フォーカ
ス板バネユニット7の渦巻部が変形することにより、可
動ユニットAがZ方向に動く。
一方、トラッキングコイル5bに駆動電流が流れると、ト
ラッキングコイル5bには磁気回路との電磁作用によって
X方向に駆動力が発生する。この時、フォーカス板バネ
ユニット7の渦巻部のX方向の剛性と可動ユニットAの
質量および可動ユニットBの質量とによって決まるフォ
ーカス板バネユニット7のX方向の共振周波数(1KHz前
後)まではトラッキングコイル5bに発生する駆動力はフ
ォーカス板バネユニット7を介して可動ユニットBにも
伝達されるが、この共振周波数よりも高い周波数ではフ
ォーカス板バネユニット7は実質的にはないものと等価
となり、トラッキングコイル5bに発生する駆動力は可動
ユニットBには伝達されない。
また、アクセスコイル12a,13aに駆動電流が流れると、
アクセスコイル12a,13aには磁気回路との電磁作用によ
ってX方向に駆動力が発生する。この時、トラッキング
コイル5bの場合と逆に、フォーカス板バネユニット7の
X方向の共振周波数まではアクセスコイル12a,13aに発
生する駆動力はフォーカス板バネユニット7を介して可
動ユニットAにも伝達されるが、この共振周波数よりも
高い周波数ではフォーカス板バネユニット7は実質的に
はないものと等価となり、アクセスコイル12a,13aに発
生する駆動力は可動ユニットAには伝達されない。
すなわち、X方向に関しては、フォーカス板バネユニッ
ト7のX方向の共振周波数を境にして可動ユニットが変
化し、この共振周波数を分割共振と呼ぶことにする。従
って、分割共振の周波数までは可動ユニットAと可動ユ
ニットBの両方が振動し、分割共振以後の周波数では駆
動側の可動ユニットだけが振動することになる。
従って、記録媒体1の任意の情報トラックの情報を記録
再生あるいは消去を行なう場合には、アクセスコイル12
a,13aおよびトラッキングコイル5bに適当な駆動電流を
加えて、可動ユニットAおよび可動ユニットBの位置を
任意に変えて行なうことができるわけである。
また、第5図に示すように、軸受B10とガイド軸25の間
にはガタdが存在する。そのため、磁性体15に働く磁気
力を利用して、このガタdの規制をするのである。すな
わち、マグネット16等からなる磁気回路からのZ−方向
に出る漏れ磁束と磁性体15とにより磁性体15に磁気的な
引力すなわちZ+方向の力が働く。この磁性体15に働く
引力の大きさは、磁性体15の磁気回路との距離、磁性体
15の大きさあるいは漏れ磁束の量(磁気回路を形成する
ヨークの肉厚等により変わる)等を変えることにより、
設計的に変化させることができる。そこで、この磁性体
15に働く引力(Z+方向に働く)の大きさを軸受B10に
加わる自重(Z−方向に働く)の大きさよりも少しだけ
大きく設定し、軸受B10に加わる軸受圧力を自重よりも
小さい力に軽減し、しかも確実に軸受B10のZ−側軸受
部がガイド軸25に当接できるようにするのである。もち
ろん、長時間使用して軸受B10が摩耗したりあるいは高
温下で使用して熱膨張の違いにより軸受B10とガイド軸2
5とのガタdが大きくなっても、磁性体15には永久的に
磁気的な引力が働くので、確実に軸受B10のZ−側軸受
部がガイド軸25に当接できるのである。
従って、可動ユニット全体すなわち可動ユニットAおよ
び可動ユニットBをX方向に滑らかに駆動することがで
き、さらに振動や衝撃が加わっても、滑り軸受B10とガ
イド軸25との衝突が発生して不具合が生じることもな
い。
また、軸受B10に加わる自重をほぼ打ち消すことがで
き、滑り摩擦であっても、自重による軸受圧力を軽減で
き、よって軸受寿命の問題も解消される。
なお、本実施例では、軸受B10を滑り軸受により構成し
たが、例えば玉軸受により構成してもよい。
また、本実施例では、磁性体15を軸受B10側にのみ設け
磁性体15に働く磁気的引力により軸受B10のみをガイド
軸25に当接させたが、その必要性に応じて、軸受A9と軸
受B10の両側あるいは軸受A側のみに磁性体15を設けて
もよい。
また、本実施例では、磁性体15の材質を鉄としたが、磁
束との間に磁気的な引力あるいは反発力を発生する材質
であればよく、例えばマグネットでもよい。
また、本実施例では、光記録再生装置における光ヘッド
の移送装置について説明したが、磁気記録再生装置にお
ける磁気ヘッドの移送装置についても有効なものであ
る。
また、本実施例では、光ヘッドが固定光学ユニットと可
動ユニットとに分離された構成の分離型光ヘッドの移送
装置について説明したが、光ヘッド全体を移送するよう
に構成された一体型光ヘッドについても当然有効なもの
である。
また、本実施例では、磁性体15に働く磁気力を引力(Z
+方向に働く)で、その大きさを軸受B10に加わる自重
(Z−方向に働く)の大きさよりも少しだけ大きく設定
し、軸受B10に加わる軸受圧力を自重よりも小さい力に
軽減し、しかも確実に軸受B10のZ−側軸受部がガイド
軸25に当接できるようにしたが、その必要性に応じて、
軸受に加わる自重を打ち消す目的のみで磁気力を設定し
てもよいし、軸受とガイド軸のガタを規制する目的のみ
で磁気力を設定してもよい。
また、本実施例では、トラッキングコイル5bとは別にア
クセスコイル12a,13aを設けたが、トラッキングコイル
でアクセスコイルを兼用させてもよい。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、本発明の第一の
目的である記録媒体の任意の情報トラックへの情報の記
録あるいは記録した情報の再生あるいは消去をする素子
を備えた可動ユニットの運動を軸受とガイド軸によりガ
イドする構成のヘッド移送装置において、長時間使用や
特殊環境下(例えば高温条件下や低温条件下)での使用
でも問題なく軸受とガイド軸との間のガタを規制するこ
とができる信頼性の高いヘッド移送装置を提供すること
を達成できるのである。
また、本発明の第二の目的である記録媒体の任意の情報
トラックへの情報の記録あるいは記録した情報の再生あ
るいは消去をする素子を備えた可動ユニットの運動を軸
受とガイド軸によりガイドする構成のヘッド移送装置に
おいて、非常に簡単で部品点数も少ない構成で、可動ユ
ニットの自重によって軸受とガイド軸との間に生ずる軸
受圧力を打ち消すことができるヘッド移送装置を提供す
ることを達成できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における一実施例を示す分解斜視図、第
2図は本発明の一実施例を示す上面図、第3図は本発明
の一実施例を示すA−A′断面図、第4図は本発明の一
実施例を示すB−B′断面図、第5図は本発明の一実施
例を示すA−A′の要部拡大断面図、第6図(a),
(b)は従来のヘッド移送装置の構成を示す断面図およ
び正面図、第7図(a),(b)は従来のヘッド移送装
置の上面図およびC−C′断面図である。 1……記録媒体、4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,30…
…可動ユニット(4……対物レンズ、11……反射ミラ
ー)、9……軸受A、10……軸受B、12a,13a……アク
セスコイル、16,17,18,19,20……磁気回路、25……ガイ
ド軸、15……磁性体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−192684(JP,U) 実開 昭62−90466(JP,U) 実開 昭62−67362(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の任意の情報トラックへの情報の
    記録あるいは記録した情報の再生あるいは消去をする素
    子を備えた可動ユニットと、前記可動ユニットに配設さ
    れてアクセスコイルと、前記可動ユニットの可動範囲内
    において前記アクセスコイルの外側面の少なくとも一部
    に磁極面が対向する位置で固定されたマグネットと、磁
    性材料で形成され、前記マグネットの前記磁極面に対向
    する位置で固定された対向ヨークと、前記可動ユニット
    に配設された軸受と、前記軸受を介して前記可動ユニッ
    トを前記情報トラックの直交方向に移動自在に支持する
    ガイド軸と、前記可動ユニットの少なくとも1箇所に配
    設され、前記マグネットから前記対向ヨークに向かう磁
    束から漏れた漏れ磁束により前記軸受の少なくとも1箇
    所を前記ガイド軸に押圧する方向の磁気力を発生する磁
    性体とを備えたことを特徴とするヘッド移送装置。
  2. 【請求項2】記録媒体の任意の情報トラックへの情報の
    記録あるいは記録した情報の再生あるいは消去をする素
    子を備えた可動ユニットと、前記可動ユニットに配設さ
    れたアクセスコイルと、前記可動ユニットの可動範囲内
    において前記アクセスコイルの外側面の少なくとも一部
    に磁極面が対向する位置で固定されたマグネットと、磁
    性材料で形成され、前記マグネットの前記磁極面に対向
    する位置で固定された対向ヨークと、前記可動ユニット
    に配設された軸受と、前記軸受を介して前記可動ユニッ
    トを前記情報トラックの直交方向に移動自在に支持する
    ガイド軸と、前記可動ユニットの少なくとも1箇所に配
    設され、前記マグネットから前記対向ヨークに向かう磁
    束から漏れた漏れ磁束により自重方向と反対方向に働く
    磁気力を発生し、少なくとも前記軸受の1箇所にかかる
    前記可動ユニットの自重による軸受圧力を軽減する磁性
    体とを備えたことを特徴とするヘッド移送装置。
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