JP3154141B2 - 緩衝装置及び緩衝装置を用いた円盤状記録媒体用の記録及び/又は再生装置 - Google Patents

緩衝装置及び緩衝装置を用いた円盤状記録媒体用の記録及び/又は再生装置

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JP3154141B2 JP16995392A JP16995392A JP3154141B2 JP 3154141 B2 JP3154141 B2 JP 3154141B2 JP 16995392 A JP16995392 A JP 16995392A JP 16995392 A JP16995392 A JP 16995392A JP 3154141 B2 JP3154141 B2 JP 3154141B2
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0925Electromechanical actuators for lens positioning

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動源部材と被振動部
材との間に取り付けられる緩衝装置及びこの緩衝装置を
用いた円盤状記録媒体用の記録及び/又は再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、円盤状の記録媒体として、読出し
専用の光記録媒体(一般にCD−ROMと称されてい
る)や書換え型光記録媒体、その他、光変調あるいは磁
界変調によって書換えが可能な光磁気記録媒体などが提
案され、現在、CD−ROMと光磁気記録媒体が実用化
に至っている。
【0003】ここでは、一つの例としてCD−ROM
(以下、光ディスクと記す)に言及する。現在、この光
ディスクに対して光学的に読出しを行う再生装置とし
て、その小型軽量化が図れ、各種ローディング方式(キ
ャディ方式、トレー方式及びポップアップ方式が代表的
にあげられる)に簡単な設計変更で容易に適用させるこ
とができる、以下の構成のものが提案されている。
【0004】即ち、図13に示すように、ターンテーブ
ル201に装着された光ディスク(図示せず)を回転駆
動するスピンドルモータ202と、上記光ディスクの径
方向に移動可能で、かつ光ディスクに対して情報信号の
再生を光ビームを介して行い、この光ビームを集束する
対物レンズ203が上記光ディスクの接離方向(接近す
る方向及び離間する方向)に移動可能とされた光学ピッ
クアップ204とを1つのシャーシ205に収容して構
成された駆動ユニット206を図14に示すように、再
生装置本体のケース207内に収容して構成したもので
ある。
【0005】上記駆動ユニット206のケース207内
への取り付けは、駆動ユニット206のシャーシ205
の側面に取り付けられたダンパー(制振部材)208を
介して行われる。このダンパー208としては、図13
の挿入図に示すように、例えば円筒状に形成された薄肉
ゴム209の軸方向中央部分に凹部210を形成し、更
にこの凹部210を基準としてその上部及び下部に丸み
を帯びさせた形状のものが用いられる。
【0006】そして、このダンパー208をシャーシ2
05に取り付ける場合は、シャーシ205の側面に形成
された鈎状突起211の穴212に上記ダンパー208
を押圧しながら入れ、鈎状突起211の枠をダンパー2
08の凹部210に嵌合することにより行われる。そし
て、ダンパー208の下方からネジ213をダンパー2
08の穴214に通して、ケース207の駆動ユニット
取り付け板215にねじ込むことにより、駆動ユニット
206がケース207内に取り付けられることになる。
【0007】そして、例えば再生装置のケース207に
何等かの原因で、振動、衝撃等が加えられた場合、この
ケース207からの振動、衝撃等のエネルギが、上記ダ
ンパー208自体の剪断変形や圧縮変形で吸収されるた
め、上記振動や衝撃の駆動ユニット206への伝達を低
減させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザーの
要請などにより、例えばケース207の設置状態を変更
した場合(例えば水平の状態から垂直の状態に変更する
ことなど)などや、再生装置を車載用として適用した場
合などにおいては、ケース207に大きな振動、衝撃等
が加えられることになる。
【0009】しかし、上記ダンパー208の場合、ケー
ス207に加えられた振動、衝撃等の駆動ユニット20
6への伝達をダンパー208自体の変形(剪断変形や圧
縮変形)で熱エネルギとして吸収することから、その吸
収量には限界があり、上記のような場合において発生す
る大きな振動、衝撃等に対しては、十分にその振動及び
衝撃等を吸収することができない。従って、ケース20
7から駆動ユニット206に振動、衝撃等が伝達して、
光学ピックアップ204における光ディスクの径方向へ
の移動制御(即ち、トラッキングのサーボ制御)や対物
レンズ203のフォーカスサーボ制御に支障を来たし、
光ディスクに記録されている情報を確実に再生すること
ができないという不都合が生じる。
【0010】そこで、上記ダンパー208に代えて、例
えば駆動ユニット206のコーナーとケース207間に
引っ張りばねを取り付けて、ケース207からの振動、
衝撃の伝達を絶縁するという方法が考えられる。しか
し、ケース207を垂直の状態、即ち光ディスクの板面
が鉛直方向と平行となるようにケース207を設置した
場合、駆動ユニット206が重力の関係で、ケース20
7内において下方に変位することになる。従って、例え
ば再生装置がカートリッジ挿入型のキャディ方式のロー
ディング機構を有する場合、ケース207に設けられた
カートリッジ挿入口の位置と駆動ユニット206の位置
とがずれてしまい、カートリッジに収容されている光デ
ィスクを駆動ユニット206におけるスピンドルモータ
202のターンテーブル201に装着できないという不
都合が生じることとなり、上記のような方法を採用する
ことはできない。
【0011】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、外筺から駆動ユニット
への振動、衝撃等の伝達を確実に遮断することができる
緩衝装置を提供することにある。
【0012】また、本発明は、外筺から駆動ユニットへ
の振動、衝撃等の伝達を確実に遮断することができ、記
録及び/又は再生手段での円盤状記録媒体に対するトラ
ッキングのサーボ制御及び対物レンズのフォーカスサー
ボ制御に支障を来すことなく、円盤状記録媒体に対して
情報信号の記録及び/又は再生を確実に行うことができ
る緩衝装置を用いた円盤状記録媒体用の記録及び/又は
再生装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の緩衝装置は、図
1に示すように、円盤状記録媒体が装着され、この装着
された円盤状記録媒体を回転駆動する回転駆動手段5
と、円盤状記録媒体の径方向に移動可能で、かつ円盤状
記録媒体に対して情報信号の記録及び/又は再生を光ビ
ームを介して行い、この光ビームを集束する対物レンズ
77が円盤状記録媒体の接離方向に移動可能とされた記
録及び/又は再生手段4とが1つの匣体3に収容されて
構成された駆動ユニット2を外筺1内に収容した円盤状
記録媒体用の記録及び/又は再生装置に用いられるもの
で、駆動ユニット2と外筺1間に取り付けられ、かつ記
録及び/又は再生手段4の移動方向を第1の軸方向(X
軸方向)、対物レンズ77の移動方向を第2の軸方向
(Y軸方向)、駆動ユニット2と外筺1とを結ぶ方向を
第3の軸方向(Z軸方向)としたとき、少なくともX軸
方向に沿って配された一対の壁104c及び104d
と、Y軸方向に沿った中空部105とからなる弾性を有
する筒状体102を備え、この筒状体102の中空部1
05内に、Z軸方向を軸とする圧縮ばね103を介在さ
せて構成する。
【0014】また、本発明は、円盤状記録媒体が装着さ
れ、この装着された円盤状記録媒体を回転駆動する回転
駆動手段5と、円盤状記録媒体の径方向に移動可能で、
かつ円盤状記録媒体に対して情報信号の記録及び/又は
再生を光ビームを介して行い、この光ビームを集束する
対物レンズ77が円盤状記録媒体の接離方向に移動可能
とされた記録及び/又は再生手段4とを1つの匣体に収
容して構成された駆動ユニット2を有し、この駆動ユニ
ット2を緩衝装置101を介して記録及び/又は再生装
置本体(外筺1)に収容した緩衝装置を用いた円盤状記
録媒体用の記録及び/又は再生装置において、緩衝装置
101を、少なくとも上記円盤状記録媒体の径方向(X
軸方向)に沿って配された一対の壁104c及び104
dと、上記円盤状記録媒体の接離方向(Y軸方向)に沿
った中空部105とからなる弾性を有する筒状体102
を備え、この筒状体102の中空部105内に、上記駆
動ユニット2と上記外筺1とを結ぶ方向(Z軸方向)を
軸とする圧縮ばね103を介在させて構成する。
【0015】この場合、例えば筒状体102の中空部1
05内において、例えば図8に示すように、駆動ユニッ
ト2と外筺1とを結ぶ方向に突出する突起108及び1
09を形成するようにしてもよい。
【0016】
【作用】本発明に係る緩衝装置101は、少なくとも記
録及び/又は再生手段4の移動方向(X軸方向)に沿っ
て配された一対の壁104c及び104dと、対物レン
ズ77の移動方向(Y軸方向)に沿った中空部105と
からなる弾性を有する筒状体102を備え、この筒状体
102の中空部105内に、駆動ユニット2と外筺1と
を結ぶ方向(Z軸方向)を軸とする圧縮ばね103が介
在されていることから、X軸方向は一対の壁104c及
び104dのたわみ方向、Y軸方向は一対の壁104c
及び104dの剪断方向、Z軸方向は一対の壁104c
及び104dの圧縮(座屈)方向及び圧縮ばね103の
伸縮方向となる。
【0017】この場合、上記X,Y及びZの3つの軸方
向に対するばね定数Kx,Ky及びKzの大小関係は、
X軸方向に対するばね定数Kxが最も小さく、順にY軸
方向に対するばね定数Ky、そして、Z軸方向に対する
ばね定数Kzが最も大きくなる。一般に、ばね定数が小
さいほど、被振動部材(駆動ユニット2)の固有振動数
を低くする働きがあるため、外筺1に加えられた振動、
衝撃等の固有振動数との差が大きくなり、駆動ユニット
2への振動、衝撃等の伝達を有効に遮断することができ
る。
【0018】ここで、上記X軸方向は、記録及び/再生
手段4における円盤状記録媒体の径方向への移動制御
(即ち、トラッキングのサーボ制御)の調整方向であ
り、円盤状記録媒体に対し、情報信号の記録及び/又は
再生を行う上で、最も精度が要求される方向である。本
発明に係る緩衝装置101においては、上述したよう
に、X軸方向に対するばね定数Kxが最も小となされて
いるため、外筺1から駆動ユニット2に伝達される振
動、衝撃等のうち、X軸方向の振動、衝撃等を最も低減
することができる。
【0019】次に、上記Y軸方向は、記録及び/再生手
段4における対物レンズ77のフォーカスサーボ制御の
調整方向であり、円盤状記録媒体に対し、情報信号の記
録及び/又は再生を行う上で、上記X軸方向に次いで精
度が要求される方向である。本発明に係る緩衝装置10
1においては、上述したように、Y軸方向に対するばね
定数KyがX軸方向に対するばね定数Kxに次いで小と
なされているため、振動、衝撃等の低減の度合は、X軸
方向の振動、衝撃等に対する低減ほどではないが、Y軸
方向に関する振動、衝撃等を確実に低減させることがで
きる。
【0020】次に、上記Z軸方向は、外筺1を垂直の状
態(円盤状記録媒体の板面が鉛直方向と平行になる状
態)に設置した場合において、駆動ユニット2が重力の
関係で下方に変位する方向であり、上記X軸方向及びY
軸方向ほど精度は要求されないが、記録及び/再生装置
が例えばカートリッジ挿入型のキャディ方式のローディ
ング機構を有する場合、外筺1に設けられたカートリッ
ジ挿入口の位置と駆動ユニット2の位置とがずれてしま
い、カートリッジに収容されている光ディスクを駆動ユ
ニット2におけるスピンドルモータ5のターンテーブル
23に装着できないという不都合が生じる。しかし、本
発明に係る緩衝装置101においては、Z軸方向に関す
るばね定数Kzが最も大きいため、外筺1内の駆動ユニ
ット2を十分に支えることが可能となり、駆動ユニット
2の大幅な下方への変位を防止することができる。
【0021】このように、本発明に係る緩衝装置101
は、記録及び/再生装置におけるトラッキングのサーボ
制御の調整方向及びフォーカスサーボ制御の調整方向並
びに外筺1の設置条件(例えば外筺1を水平の状態に設
置する、あるいは垂直の状態に設置するなど)から導き
出される各精度の高低に合わせて、即ち記録及び/再生
装置の裸特性に合わせてばね定数(Kx,Ky及びK
z)を選定した構造となっているため、外筺1から駆動
ユニット2への振動及び衝撃の伝達を遮断できることと
等価となる。
【0022】また、本発明に係る記録及び/又は再生装
置は、上記構成を有する緩衝装置101を駆動ユニット
2と外筺1間に取り付けるようにしているため、外筺1
に加えられた振動、衝撃等の駆動ユニット2への伝達を
等価的に遮断でき、円盤状記録媒体に対する情報信号の
記録及び/又は再生を高精度に、かつ確実に行うことが
できる。また、外筺1の設置状態の変更に拘らず円盤状
記録媒体に対する情報信号の記録及び/又は再生を高精
度に、かつ確実に行うことができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係る緩衝装置及びこの緩衝装
置を用いた円盤状記録媒体用の記録及び/又は再生装置
の実施例を図1〜図12を参照しながら説明するが、円
盤状記録媒体として、現在実用化に至っている読出し専
用の光記録媒体(CD−ROM;以下、単に光ディスク
と記す)に言及して本発明の実施例を説明する。従っ
て、その駆動に適用される装置も再生専用の装置(以
下、単に再生装置と記す)に言及する。
【0024】ここで、本発明に係る緩衝装置の実施例を
説明する前に、この緩衝装置が取り付けられる再生装置
の実施例を図1〜図7に基づいて説明する。この再生装
置は、例えば光ディスクが回転自在に収容されたカート
リッジを挿入口を介して装置内に挿入可能な、いわゆる
キャディ方式のローディング機構を有する。
【0025】そして、この再生装置は、図1に示すよう
に、例えば金属製平板を板金加工することによって形成
された箱型のケース1を有し、このケース1内に、後述
する駆動ユニット2がフローティング状態で収容されて
いる。この駆動ユニット2は、図示するように、同一シ
ャーシ3に、図示しない光ディスクに記録されている情
報を光学的に検出し、電気信号に変換する光学ピックア
ップ4と、光ディスクを回転駆動するスピンドルモータ
5が取り付けられて構成されている。
【0026】この駆動ユニット2の構成を図2〜図5に
基づいて更に詳しく説明すると、駆動ユニット2の一つ
の構成要素である光学ピックアップ4は、図2に示すよ
うに、ガイド軸11とレール12によって、ここには図
示しない光ディスクのトラック方向に対して垂直な方向
(即ち、光ディスクの径方向)に移動可能にシャーシ3
に支持されている。ガイド軸11の一端にはギヤ13が
固着されており、このギヤ13は、ガイド軸11に隣接
するようにシャーシ3に取り付けられたモータ14の回
転軸15とギヤ列16を介して咬合されている。従っ
て、モータ14の回転軸15が回転すると、その回転力
がギヤ列16を介してガイド軸11のギヤ13に伝達さ
れ、そのギヤ13の回転に伴ってガイド軸11が回転す
ることになる。
【0027】また、上記ガイド軸11には、図4に示す
ように、螺旋溝17が軸方向に形成されている。そし
て、光学ピックアップ4には、上記螺旋溝17と咬合す
る凸部18が形成された支持板19が取り付けられてお
り、この支持板19には、製造上のばらつきによるガタ
つきを打ち消すために、バネ(図示せず)による押圧力
によってガイド軸11の螺旋溝17に咬合する凸部20
が設けられている。また、この光学ピックアップ4に
は、ガイド軸11が挿通される軸受け21が設けられて
いる。
【0028】従って、この光学ピックアップ4は、モー
タ14の回転軸15の回転によってガイド軸11が回転
すると、そのガイド軸11の螺旋溝17に案内されて摺
動し、図示しない光ディスクの最内周位置(図2におい
て実線で示す位置)から最外周位置(図2において破線
で示す位置)まで移動可能な構成となっている。
【0029】光学ピックアップ4自体は、基本的には、
図5に示すように、基台71とボビン72とから構成さ
れている。基台71は、その中央に上方に向かって突出
する支軸73が一体に形成され、また、上面には、一対
のマグネット74及び75が固定されている。ボビン7
2は、上記基台71の支軸73に軸受け76を介して回
転自在に取り付けられており、その偏心位置に対物レン
ズ77が上方を臨むように取り付けられ、また、その外
周面には、フォーカス調整用のコイル78が巻回されて
いる。
【0030】そして、上記フォーカス調整用のコイル7
8と、基台71に固定された一対のマグネット74及び
75にて磁気回路が形成され、コイル78に制御電流を
流すことにより、ボビン72が基台71に対してその上
下方向(光ディスクの接離方向)に移動し、対物レンズ
77の光ディスクに対する焦点が調整されることにな
る。従って、これらボビン72、コイル78及び一対の
マグネット74及び75は、対物レンズ77のフォーカ
スサーボ機構を構成する。
【0031】なお、図2において、レール12は、シャ
ーシ3にアウトサート成形されており、ガイド軸11を
軸支するための部材もシャーシ3にアウトサート成形さ
れている。また、シャーシ3にはその上面中央部分に開
口22が形成されており、光ディスクの径方向に移動す
る光学ピックアップ4からのレーザ光が、上記対物レン
ズ77によって集束されながら、上記開口22を通して
光ディスクに照射されるようになっている。
【0032】一方、スピンドルモータ5は、図3に示す
ように、基本的には、光ディスクが装着されるターンテ
ーブル23と、このターンテーブル23の回転軸24を
回転駆動する回転手段25とから構成されている。この
回転手段25は、上記ターンテーブル23の回転軸24
に固着されたヨーク26とマグネット27及び板金基板
28上に貼着されたコイル29とから構成されている。
【0033】また、上記ターンテーブル23の回転軸2
4は、その先端が丸められており、板金基板28の中央
部分に例えばナイロンにより形成されたスラスト受け部
30に、上記マグネット27と板金基板28との吸引力
によって押圧されている。また更に、上記回転軸24
は、シャーシ3にアウトサート成形された軸受取付け部
31に埋設された軸受け32に回転自在に取り付けられ
ている。これらの構成によって、本例に係るスピンドル
モータ5が形成されている。
【0034】そして、図1に示すように、フレキシブル
・ケーブル33を介してモータ14(図2参照)及びコ
イル29(図3参照)に通電することにより、光学ピッ
クアップ6が光ディスクの径方向に摺動すると共に、光
ディスクをクランプするターンテーブル23が一方向に
回転する。
【0035】上記例では、モータ14の回転駆動によっ
て、光学ピックアップ4を光ディスクの径方向に移動さ
せるようにしたが、その他、図6及び図7に示すよう
に、この光学ピックアップ4をリニアモータにて駆動す
るようにしてもよい。なお、図2〜図4と対応するもの
については同符号を記す。
【0036】即ち、図示の例では、まず、第1及び第2
のガイド軸41及び42が、シャーシ3に、特にシャー
シ3の開口22を間に挟んでそれぞれ開口22の両側近
傍に取り付けられており、光学ピックアップ4は、シャ
ーシ3に、上記第1及び第2のガイド軸41及び42に
よって、ここでは図示しない光ディスクのトラックに対
して垂直方向に移動可能に支持されている。つまり、第
1のガイド軸41が、光学ピックアップ4の軸受け部4
3に摺動自在に挿入され、第2のガイド軸42が、光学
ピックアップ4に設置されたローラ44を案内する形に
なっている。これらのガイド軸41及び42は、ここで
は図示しない取り付け用部材によってそれぞれ両端を保
持されて、シャーシ3に固着されている。
【0037】更に、上記第1及び第2のガイド軸41及
び42の各外側に、それぞれコイル45及び46を巻き
付けた第1のボビン47及び第2のボビン48が配さ
れ、これら第1及び第2のボビン47及び48は、それ
ぞれ光学ピックアップ4に固着されている。シャーシ3
には、第1のボビン47を間に挟んだ一対のヨーク49
及び50と、第2のボビン48の内側に配されたヨーク
51がそれぞれビス52、53及び54によって固着さ
れている。一対のヨーク49及び50の各第1のボビン
47側にはそれぞれマグネット55及び56が例えば接
着剤によって貼着されており、ヨーク51の第2のボビ
ン48側にもマグネット57が貼着されている。
【0038】また、第1のボビン49には、2本のヨー
ク58及び59が挿通されている。これら2本のヨーク
58及び59は、その両端が一対のヨーク49及び50
によって圧接された状態で、ここでは図示しないビスに
よってシャーシ3に固着されている。また、第2のボビ
ン48にも1本のヨーク60が挿通されており、このヨ
ーク60は、その両端が、ヨーク51に圧接された状態
でここでは図示しないビスによってシャーシ3に固着さ
れている。
【0039】そして、上記第1のボビン47は、マグネ
ット55−第1のボビン47に巻回されたコイル45−
ヨーク58−ヨーク49−マグネット55による磁気回
路(又は逆回りの磁気回路)と、マグネット56−第1
のボビン47に巻回されたコイル45−ヨーク59−ヨ
ーク50−マグネット56による磁気回路(又は逆回り
の磁気回路)を形成し、上記第2のボビン48は、マグ
ネット57−第2のボビン48に巻回されたコイル46
−ヨーク60−ヨーク51−マグネット57による磁気
回路(又は逆回りの磁気回路)を形成する。
【0040】上記構成からわかるように、第1及び第2
のボビン47及び48にそれぞれ巻回された各コイル4
5及び46に通電することにより、フレミングの法則に
よって、各ボビン47及び48のコイル45及び46に
所定の方向に力が働き、その結果、光学ピックアップ4
が光ディスクの径方向に沿って高速に移動することにな
る。
【0041】上記図2〜図4で示す構成、又は上記図6
及び図7で示す構成を有する駆動ユニット2のケース1
内への取り付けは、例えば図1に示すように、駆動ユニ
ット2のシャーシ3上面における各コーナ部とケース1
の上縁端部81とをそれぞれ引っ張りばね82を介して
取り付けることにより行われる。
【0042】そして、本例では、駆動ユニット2におけ
るシャーシ3の側面3aとケース1の内側面1aとの間
に本実施例に係る緩衝装置101が取り付けられる。
【0043】この緩衝装置101は、例えば図8に示す
ように、損失係数と弾性率が高い材料、例えばゴムにて
筒状に形成された筒状体102と、この筒状体102に
収容された圧縮ばね103から構成されている。筒状体
102は、図8Bに示すように、横断面ほぼロ字状に形
成され、四方にそれぞれゴム製の壁104a,104
b,104c及び104dが一体に配設された形を有
し、その中央部分には、上記4つの壁104a,104
b,104c及び104dによってかたち作られた中空
部105を有する。圧縮ばね103は、この中空部10
5内に収容されている。
【0044】上記4つの壁104a,104b,104
c及び104dのうち、互いに対向する2つの壁104
a及び104bの各外面がそれぞれケース1側の取り付
け面a及び駆動ユニット2側の取り付け面bとなってい
る。また、他の一対の壁104c及び104dは、外方
に向かって僅かに凸の湾曲形状に形成されている。そし
て、上記取り付け面a及びb中、一方の取り付け面bに
は、外方に突出する突起106が一体に形成されてい
る。この突起106は、その取り付け面bとの付け根部
分106aがくびれて形成されており、図9に示すよう
に、駆動ユニット2におけるシャーシ3の側面3aに形
成された穴107内に嵌合されるようになっている。
【0045】従って、この付け根部分106aを穴10
7内に嵌合することにより、図1に示すように、緩衝装
置101が駆動ユニット2に取り付けられることにな
る。実際には、組立の容易性を考慮して、シャーシ3の
下端から穴107(図9参照)に連通するスリット(図
示せず)を設け、このスリットを通じて穴107内に上
記くびれ部分(突起の付け根部分106a)を嵌合す
る。なお、突起106の付け根部分106a以外の部
分、即ち断面三角形状の突起部分106bは、この筒状
体102を駆動ユニット2に取り付けた際の抜け止め用
として機能する。
【0046】一方、2つの壁104a及び104bの中
空部側面には、圧縮ばね103の抜け止め用の突起10
8及び109がそれぞれ互いに対向するように一体に形
成されている。これら2つの突起108及び109のう
ち、壁104a側の突起108はその内部に取り付け面
aから延びる凹部110が形成されている。この凹部1
10は、その開口から奥に向かって径の大きい凹部11
0aと径の小さい凹部110bとが突起108の付け根
部分にて連通した形を有する。
【0047】大きい径を有する凹部110aは、図9に
示すように、ケース1にねじ穴111を設けることによ
って形成された内方(駆動ユニット側)に突出する外環
部112を嵌合するためのもの、即ち外環部112の逃
げ用の凹部であり、奥の径の小さい凹部110bは、図
9に示すように、ケース1の外方からねじ穴111にね
じ込まれたビス113の先端部113aが挿通、嵌合さ
れる凹部である。従って、筒状体102をケース1に取
り付ける場合は、凹部110a内にケース1の外環部1
12を嵌合して、筒状体102をケース1に位置決めし
た後、ケース1の外方からビス113をねじ穴111に
ねじ込むことにより行われる。即ち、ねじ込まれたビス
113の先端部分113aが筒状体102の凹部110
b内に嵌合されることによって、筒状体102がケース
1に取り付けられることになる。
【0048】上記構成を有する緩衝装置101は、図1
0に示すように、駆動ユニット2における光学ピックア
ップ4の移動方向をX軸方向とすると、駆動ユニット2
のシャーシ3中、上記X軸方向に沿った左右の側面3a
にそれぞれ2つずつ取り付けられる。このとき、湾曲を
帯びた一対の壁104c及び104dが上記X軸方向に
沿って配列された形に取り付けられる。従って、光学ピ
ックアップ4におけるボビン72(図5参照)の移動方
向をY軸方向、駆動ユニット2(シャーシ3の側面3
a)とケース1(内側面1a)とを結ぶ方向をZ軸方向
としたとき、筒状体102の中空部105の軸方向が上
記Y軸方向に沿う形となり、圧縮ばね103の軸方向が
上記Z軸方向に沿う形となる(図11参照)。
【0049】換言すれば、上記X軸方向は一対の壁10
4c及び104dのたわみ方向、上記Y軸方向は一対の
壁104c及び104dの剪断方向、上記Z軸方向は一
対の壁104c及び104dの圧縮(座屈)方向及び圧
縮ばね103の伸縮方向となる。
【0050】ここで、上記X、Y及びZの3つの軸方向
に対するばね定数の大小関係は、X軸方向に対するばね
定数Kxが最も小さく、順にY軸方向に対するばね定数
Ky、そして、Z軸方向に対するばね定数Kzが最も大
きくなる(Kx<Ky<Kz)。一般に、ばね定数が小
さいほど、被振動部材(この場合、駆動ユニット2)の
固有振動数を低くする働きがあるため、ケース1に加え
られた振動、衝撃等の固有振動数との差が大きくなり、
駆動ユニット2への振動、衝撃等の伝達を有効に遮断す
ることができる。
【0051】上述したように、上記X軸方向は、光ディ
スクの径方向、即ち光学ピックアップ4の光ディスクに
対するトラッキングのサーボ制御の調整方向であり、光
ディスクに対し、情報信号の再生を行う上で、最も精度
が要求される方向である。本実施例に係る緩衝装置10
1においては、X軸方向に対するばね定数Kxが最も小
となされているため、ケース1から駆動ユニット2に伝
達される振動、衝撃等のうち、X軸方向の振動、衝撃等
を最も低減することができる。
【0052】特に、駆動ユニット2における光学ピック
アップ4の移動機構を、図6及び図7に示すように、リ
ニアモータにて構成した場合、光学ピックアップ4を高
速に移動することができるが、移動に伴う慣性力によっ
て光学ピックアップ4を所望の位置に停止させることが
難しい。従って、通常は、リニアモータに供給される駆
動電流を図示しない制御回路にて制御することにより、
光学ピックアップ4を所望の位置に停止させるようにし
ている。
【0053】しかし、ケース1に加わった振動、衝撃等
が駆動ユニット2に伝達されると、上記制御回路にて駆
動電流を制御したとしても、上記振動、衝撃等の外乱に
より発生した慣性力によって光学ピックアップ4が僅か
に移動してしまい、光学ピックアップ4を所望の位置に
停止させることができない。それに対し、上記本実施例
においては、上記のようにX軸方向の振動、衝撃等を最
も低減できることから、光学ピックアップ4に対する振
動、衝撃等の外乱による影響がなくなり、制御回路によ
る駆動電流の制御にて光学ピックアップ4を所望の位置
に停止させることができる。
【0054】次に、上記Y軸方向は、光学ピックアップ
4におけるボビン72(図5参照)の移動方向、即ち対
物レンズ77のフォーカスサーボ制御の調整方向であ
り、光ディスクに対し、情報信号の再生を行う上で、上
記X軸方向に次いでその精度が要求される方向である。
本実施例に係る緩衝装置101においては、Y軸方向に
対するばね定数KyがX軸方向に対するばね定数Kxに
次いで小となされているため、振動、衝撃等の低減の度
合は、X軸方向の振動、衝撃等に対する低減ほどではな
いが、Y軸方向に関する振動、衝撃等を確実に低減させ
ることができる。
【0055】次に、上記Z軸方向は、ケース1を例えば
水平の状態から垂直の状態(光ディスクの板面が鉛直方
向と平行になる状態)に設置した場合において、駆動ユ
ニット2が重力の関係で下方に変位する方向であり、上
記X軸方向及びY軸方向ほど精度は要求されないが、こ
の再生装置がカートリッジ挿入型のキャディ方式のロー
ディング機構を有することから、ケース1に設けられた
カートリッジ挿入口の位置と駆動ユニット2の位置とが
ずれてしまい、カートリッジに収容されている光ディス
クを駆動ユニット2におけるスピンドルモータ5のター
ンテーブル23に装着できないという不都合が生じる。
【0056】しかし、本実施例に係る緩衝装置101に
おいては、Z軸方向に関するばね定数Kzが最も大きい
ため、ケース1内の駆動ユニット2を十分に支えること
が可能となり、駆動ユニット2の大幅な下方への変位を
防止することができる。特に、本例では、筒状体102
に、その中空部105の内方側に互いに対向して突出す
る2つの突起108及び109を設けるようにしている
ため、ケース1を垂直の状態に設置した場合において、
圧縮ばね103の弾性復帰力に抗して駆動ユニット2が
下方に変位したとしても、図12に示すように、下側に
位置する緩衝装置101の突起108及び109同士が
接触して、駆動ユニット2(シャーシ3)の下方への変
位を抑えるため、その変位量は、突起108及び109
間の僅かな間隔に相当する量となり、ケース1に設けら
れたカートリッジ挿入口と駆動ユニット2との位置ずれ
を上記間隔分に抑えることができる。従って、カートリ
ッジに収容されている光ディスクを駆動ユニット2にお
けるスピンドルモータ5のターンテーブル23に装着で
きないという不都合を回避することができる。
【0057】このように、本実施例に係る緩衝装置10
1は、再生装置におけるトラッキングのサーボ制御の調
整方向及びフォーカスサーボ制御の調整方向並びにケー
ス1の設置条件(例えばケース1を水平の状態に設置す
る、あるいは垂直の状態に設置するなど)から導き出さ
れる各精度の高低に合わせて、即ち再生装置の裸特性に
合わせてばね定数(Kx,Ky,Kz)を選定した構造
となっているため、全体的にみてケース1から駆動ユニ
ット2への振動及び衝撃の伝達を遮断できることと等価
となる。
【0058】従って、この緩衝装置101を備えた再生
装置によれば、ケース1に振動や衝撃等が加わっても、
並びにケース1の設置状態の変更にも拘らず光ディスク
に対する情報信号の再生を高精度に、かつ確実に行うこ
とができる。
【0059】なお、上記実施例においては、その駆動ユ
ニット2として読み出し専用の光ディスクに対して適用
した例を示したが、もちろん書換え型光記録媒体、その
他、光変調あるいは磁界変調によって書換えが可能な光
磁気記録媒体に対しても適用させることができる。
【0060】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る緩衝装置に
よれば、外筺内に収容され、円盤状記録媒体を回転駆動
する回転駆動手段と、上記円盤状記録媒体に対して情報
信号の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生手
段とが1つの匣体に収容されて構成された駆動ユニット
と上記外筺との間に取り付けられ、上記記録及び/又は
再生手段の移動方向を第1の軸方向、上記対物レンズの
移動方向を第2の軸方向、上記駆動ユニットと上記外筺
とを結ぶ方向を第3の軸方向としたとき、少なくとも上
記第1の軸方向に沿って配された一対の壁と、上記第2
の軸方向に沿った中空部とからなる弾性を有する筒状体
を備え、この筒状体の上記中空部内に、第3の軸方向を
軸とする圧縮ばねを介在させるようにしたので外筺に加
わった振動、衝撃等の駆動ユニットへの伝達を有効に遮
断することができる。
【0061】また、本発明の緩衝装置を用いた記録及び
/又は再生装置によれば、緩衝装置として、少なくとも
円盤状記録媒体の径方向に沿って配された一対の壁と、
円盤状記録媒体の接離方向に沿った中空部とからなる弾
性を有する筒状体を備え、この筒状体の中空部内に、駆
動ユニットと外筺とを結ぶ方向を軸とする圧縮ばねを介
在させるようにしたので、外筺から駆動ユニットへの振
動、衝撃等の伝達を確実に遮断することができ、記録及
び/又は再生手段の円盤状記録媒体に対するトラッキン
グのサーボ制御及び対物レンズのフォーカスサーボ制御
に支障を来すことなく、円盤状記録媒体に対して情報信
号の記録及び/又は再生を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る緩衝装置を用いた光ディスク用再
生装置の要部の分解斜視図である。
【図2】本発明に係る駆動ユニットの構成を示す平面図
である。
【図3】図2におけるA−A線上の断面図である。
【図4】ガイド軸と光学ピックアップとのかみ合わせ部
分を示す拡大図である。
【図5】光学ピックアップの基本的構成を示す縦断面図
である。
【図6】本発明に係る駆動ユニットの他の構成を示す平
面図である。
【図7】図6におけるB−B線上の断面図である。
【図8】同図Aは本発明に係る緩衝装置を示す正面図、
同図Bはその緩衝装置を平面から見て示す横断面図、同
図Cはその緩衝装置の背面図である。
【図9】本発明に係る緩衝装置の取り付け状態を示す断
面図である。
【図10】本発明に係る緩衝装置を取り付けた光ディス
ク用再生装置の要部を示す平面図である。
【図11】本発明に係る緩衝装置を取り付けた光ディス
ク用再生装置の要部を示す正面図である。
【図12】本発明に係る緩衝装置を取り付けた光ディス
ク用再生装置を垂直の状態に置いた場合を示す要部の断
面図である。
【図13】従来例に係るダンパーを取り付けた駆動ユニ
ットを示す斜視図である。
【図14】従来例に係る光ディスク用再生装置の要部を
示す断面図ある。
【符号の説明】
1 ケース 2 駆動ユニット 3 シャーシ 4 光学ピックアップ 5 スピンドルモータ 77 対物レンズ 101 緩衝装置 102 筒状体 103 圧縮ばね 104a及び104b 一対の壁 104c及び104d 一対の壁 105 中空部 108及び109 突起
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−39438(JP,A) 実開 昭63−114486(JP,U) 実開 平1−174790(JP,U) 実開 平2−80236(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 33/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状記録媒体が装着され、この装着さ
    れた上記円盤状記録媒体を回転駆動する回転駆動手段
    と、上記円盤状記録媒体の径方向に移動可能で、かつ上
    記円盤状記録媒体に対して情報信号の記録及び/又は再
    生を光ビームを介して行い、この光ビームを集束する対
    物レンズが上記円盤状記録媒体の接離方向に移動可能と
    された記録及び/又は再生手段とが1つの匣体に収容さ
    れて構成された駆動ユニットを外筺内に収容した円盤状
    記録媒体用の記録及び/又は再生装置に用いられるもの
    で、 上記駆動ユニットと上記外筺間に取り付けられ、かつ上
    記記録及び/又は再生手段の移動方向を第1の軸方向、
    上記対物レンズの移動方向を第2の軸方向、上記駆動ユ
    ニットと上記外筺とを結ぶ方向を第3の軸方向としたと
    き、少なくとも上記第1の軸方向に沿って配された一対
    の壁と、上記第2の軸方向に沿った中空部とからなる弾
    性を有する筒状体を備え、この筒状体の上記中空部内
    に、第3の軸方向を軸とする圧縮ばねが介在されている
    ことを特徴とする緩衝装置。
  2. 【請求項2】 円盤状記録媒体が装着され、この装着さ
    れた上記円盤状記録媒体を回転駆動する回転駆動手段
    と、上記円盤状記録媒体の径方向に移動可能で、かつ上
    記円盤状記録媒体に対して情報信号の記録及び/又は再
    生を光ビームを介して行い、この光ビームを集束する対
    物レンズが上記円盤状記録媒体の接離方向に移動可能と
    された記録及び/又は再生手段とが1つの匣体に収容さ
    れて構成された駆動ユニットを有し、この駆動ユニット
    を緩衝装置を介して記録及び/又は再生装置本体に収容
    した緩衝装置を用いた円盤状記録媒体用の記録及び/又
    は再生装置において、 上記緩衝装置は、少なくとも上記円盤状記録媒体の径方
    向に沿って配された一対の壁と、上記円盤状記録媒体の
    接離方向に沿った中空部とからなる弾性を有する筒状体
    を備え、この筒状体の上記中空部内に、上記駆動ユニッ
    トと上記外筺とを結ぶ方向を軸とする圧縮ばねが介在さ
    れていることを特徴とする緩衝装置を用いた円盤状記録
    媒体用の記録及び/又は再生装置。
  3. 【請求項3】 上記中空部内において、上記駆動ユニッ
    トと上記外筺とを結ぶ方向に突出する突起が形成されて
    いることを特徴とする請求項2記載の緩衝装置を用いた
    円盤状記録媒体用の記録及び/又は再生装置。
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