JPH0753079Y2 - 自動原稿給送装置 - Google Patents

自動原稿給送装置

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JPH0753079Y2
JPH0753079Y2 JP1988133947U JP13394788U JPH0753079Y2 JP H0753079 Y2 JPH0753079 Y2 JP H0753079Y2 JP 1988133947 U JP1988133947 U JP 1988133947U JP 13394788 U JP13394788 U JP 13394788U JP H0753079 Y2 JPH0753079 Y2 JP H0753079Y2
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浩樹 岡田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、複写機本体の上部に搭載され、原稿を自動
的に給送する自動原稿給送装置に関する。
〔従来の技術〕
複写機の自動原稿給送装置において、給紙部内の各ロー
ラ及び搬送ベルトを駆動する搬送モータと、排紙部内の
各ローラを駆動する排紙モータとを別個に備え、それら
の各モータによつて、原稿テーブル上に載置された原稿
を1枚ずつ自動的に給紙して、複写機のコンタクトガラ
ス上の給紙部側の端部に設定した基準位置に後端を合わ
せた露光位置に停止させ、露光終了後その原稿を搬送ベ
ルトによつて排紙部へ搬送するようにしたものがある。
ところで、このような自動原稿給送装置においては、下
記の2種類の原稿給紙制御手段のいずれか一方を所有し
ている。
一般には上記排紙部内に排紙センサを備え、その排紙セ
ンサが上記搬送部から送られる原稿の先端を検出した時
に、前記給紙部による次の原稿の給紙を開始させるよう
にしたものである。
また、本出願人は先に上記給紙部によつて給送される原
稿の給送方向のサイズを検出する手段を設け、それによ
つて検出されたサイズに応じて給紙部による次の原稿の
給紙を開始させるタイミングを変化させるようにしたも
のを提案している(特願昭63-170161号)。
前者によれば、原稿の給送方向のサイズが小さくなるに
従つて基準位置に停止される原稿の先端位置から排紙セ
ンサまでの距離が長くなるため、排紙される原稿と新た
に給紙される次の原稿との入替え時間が長くなる。
また、後者によれば次の原稿の給紙は、原稿の給送方向
のサイズに応じた最も早い時期にスタートするので、原
稿の入替え時間が短くなる。
しかしながら、自動原稿給送装置と複写機本体との処理
能力、すなわち自動原稿給送装置側の原稿入替え時間と
複写機本体側の複写処理時間とのマツチングがとれてい
なければ結合できないので、複写機本体の処理能力に合
わせて、それに搭載する自動原稿給送装置もそれに合う
能力のものをそれぞれ用意していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
したがつて、複写機本体の処理能力に応じて多種類の自
動原稿給送装置を用意しなければならなかつたので、生
産性が悪く、コストも高くなるという問題があつた。
この考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、複写
処理能力の異なる複数の複写機に共通の自動原稿給送装
置を搭載できるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記の目的を達成するため、第1図に機能ブ
ロツク図を示すように、原稿テーブル上にセツトされた
原稿を1枚ずつ複写機のコンタクトガラス上へ給紙する
給紙部Aと、給紙部Aによつて給紙された原稿を搬送ベ
ルトによつて上記コンタクトガラス上に搬送する搬送部
Bと、搬送部Bによつて搬送された原稿を外部へ排出す
る排紙部Cとを備え、給紙部Aによつて給紙された原稿
を搬送部Bによつて搬送して上記コンタクトガラス上の
給紙部A側の端部に設定した基準位置に後端を合わせた
露光位置に停止させ、露光終了後その原稿を搬送部Bに
よつて排紙部Cへ搬送するようにした自動原稿給送装置
において、 排紙部Cに到達した原稿の先端を検出する原稿先端検出
手段Dと、該手段Dによつて原稿の先端が検出された時
に給紙部Aによる次の原稿の給紙を開始させる第1の原
稿給紙制御手段Eと、 給紙部Aによつて給送される原稿の給紙方向のサイズを
検出する原稿サイズ検出手段Fと、該手段Fによつて検
出されたサイズに応じて給紙部Aによる次の原稿の給紙
を開始させるタイミングを変化させる第2の原稿給紙制
御手段Gと、 第1の原稿給紙制御手段Eと第2の原稿給紙制御手段G
のいずれか一方を任意に切換えて動作させる切換手段H
とを設けたものである。
〔作用〕
このように構成された自動原稿給送装置によれば、切換
手段Hにより第1の原稿給紙制御手段Eと第2の原稿給
紙制御手段Gのいずれか一方を任意に切換えられる。
そして、第1の原稿給紙制御手段Eが指定されると、原
稿先端検出手段Dにより排紙部Cに到達した原稿の先端
を検出し、それによつて原稿の先端が検出された時に第
1の原稿給紙制御手段Eが給紙部Aによる次の原稿の給
紙を開始させる。
また、第2の原稿給紙制御手段Gが指定されると、原稿
サイズ検出手段Fにより給紙部Aによつて給送される原
稿の給紙方向のサイズを検出し、それによつて検出され
たサイズに応じて第2の原稿給紙制御手段Gが給紙部A
による次の原稿の給紙を可能な限り早く開始させること
ができる。
したがつて、このように構成された自動原稿給送装置を
複写処理能力の異なる複数の複写機に搭載し、切換手段
Hによつていずれか一方の原稿給紙手段に切換えて使用
することができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第2図以降を参照して具体的
に説明する。
第2図は、この考案の一実施例である自動原稿給送装置
の概略構成を示す断面図である。
この自動原稿給送装置(以下「ADF」と称す)1は、複
写機本体2の上面を覆う上部カバー1aの略中央上部に画
像面を上向きにした原稿Pを載置する原稿テーブル3が
取付けられ、その原稿給紙方向の下流側(左方向)に
は、上部カバー1a内に原稿セツトセンサ4が設けられて
おり、その原稿セツトセンサ4が原稿の挿入を検知した
後オペレータが図示しないプリントキーをオンした時に
は、呼出しコロ7が下降して原稿を呼出しローラ6との
間で圧接挾持するようになつている。
呼出しローラ6は、その下流側に設けられたプルアウト
ローラ8及び分離ローラ9と共に矢印方向に回転するロ
ーラであり、図示しない搬送モータによつて駆動され、
原稿を呼出しコロ7との間に挾持した状態でそれを矢印
A方向に搬送し、一端がベルトホルダ10に固定され他端
がスプリング11に係着され、さらに抑えコロ12によつて
下方に押し付けられて張装される分離ベルト13に原稿の
先端を当接させる。
そして、分離ベルト13に当接された原稿が複数枚の場合
は、分離ローラ9と分離ベルト13とによつて最下位の原
稿のみが他の原稿から分離されて、上部カバー1aと一体
に取付けられたガイドリブ14によつて導かれてプルアウ
トローラ8及びこれに圧接するプルアウト従動ローラ15
の当接部へ送られて挾持され、その状態で反転されてガ
イド板16上を通過してコンタクトガラス17へ向けて搬送
される。
そして、その原稿先端部がコンタクトガラス17の手前側
に配設されたレジストセンサ18に検知されると、呼出し
ローラ6及び分離ローラ9が停止し、さらに呼出しコロ
7が離間位置(実線)まで上昇する。
このようにして給紙部側から搬送されてきた原稿は、複
写機本体2のコンタクトガラス17の上部に達すると、搬
送部のベルト駆動ローラ19及びベルト従動ローラ20やそ
の他多数のローラによつて張装されて駆動される搬送ベ
ルト21によつて引き続き搬送され、その後端がコンタク
トガラス17上の右隅に備えられた原稿スケール22の右端
の原稿基準位置Xに合うように停止される。
なお、原稿の後端を原稿基準位置Xに合わせるために、
厚紙使用の原稿による原稿突当モードの場合は、原稿を
その後端が原稿基準位置Xを若干越えるまで搬送した
後、搬送ベルト21の回動方向を矢示B方向から矢示C方
向へ切り換えて、原稿の後端を原稿基準位置X、すなわ
ち原稿スケール22の右端(突当面)に突き当てて停止さ
せる。
また、薄紙使用の原稿による原稿非突当モードの場合
は、原稿の後端が原稿基準位置Xに達するタイミングで
搬送ベルト21の回動を止めて停止させる。
そして、停止した原稿に対して複写機本体2による露光
処理が終了すると、その原稿を再び矢示B方向へ搬送し
て排紙部へ導く。
排紙部に達した原稿は、排紙ガイド23及び反転ガイド24
に導かれ、矢示方向に回転するプルアウトローラ25とこ
れに当接する従動ローラ26により挾持されて、偏向爪27
側へ搬送される。
なお、原稿が排紙センサ28を通過した後は、減速して搬
送される。
偏向爪27は支軸29を中心として回動し、通常の排紙時、
すなわち片面画像の原稿を複写する片面モードの場合は
第2図に示した実線位置にあり、原稿はその偏向爪27に
よつて案内されて排紙ローラ30及びこれに当接する排紙
コロ31により矢示D方向へ排出される。
一方、両面画像の原稿を複写する両面モードの場合は、
偏向爪27が仮想線で示す位置に回動し、原稿を排紙せず
に反転して再びコンタクトガラス17上へ送出するが、こ
の考案には直接係わらないので詳細な説明は省略する。
第3図は、この自動原稿給送装置のコントローラとその
入出力部の関係を示すブロツク図である。
このコントローラ40は、原稿セツトセンサ4,レジストセ
ンサ18,排紙センサ28,サイズ幅センサ41及びタイミング
パルスセンサ42と、リフトアツプスイツチ43,厚/薄切
換スイツチ44及び原稿給紙制御モード切換スイツチ(以
下単に「切換スイツチ」と称す)45からの信号をそれぞ
れ図示しないI/Oインタフエースを介して入力し、搬送
モータ46及び排紙モータ47と、呼出しソレノイド48,給
紙ソレノイド49及び反転ソレノイド50と、表示部51とを
それぞれ図示しないI/インタフエースを介して制御す
る。
また、このコントローラ40は複写機本体2内の制御部と
の間で信号を送受する機能も備えている。そして、この
コントローラ40は、CPU,ROM及びRAM等からなるマイクロ
コンピユータと、上記搬送モータ46を定速駆動するため
の例えばサーボコントローラと、各ソレノイド48〜50を
駆動するためのドライバ等からなる。
さらに、上記マイクロコンピユータは、後述するタイ
マ,原稿サイズカウンタ及び搬送カウンタ等の機能も果
す。
なお、搬送モータ46は、第2図に示した給紙部の呼出し
ローラ6,プルアウトローラ8及び分離ローラ9と搬送部
のベルト駆動ローラ19を駆動するモータ、搬送モータ47
は排紙部のプルアウトローラ25及び排紙ローラ30を駆動
するモータである。
また、呼出しソレノイド48は第2図の呼出しコロ7を実
線図示位置から仮想線図示位置へ移動させるためのソレ
ノイド、給紙ソレノイド49は、搬送モータ46の回転を呼
出しローラ6及び分離ローラ9へ伝達するクラツチを接
続するためのソレノイド、反転ソレノイド50は偏向爪27
を実線図示位置から仮想線図示位置へ回動させるための
ソレノイドである。
また、各センサとしては発光ダイオード(LED)とその
透過光又は反射光を受光するフオトトランジスタとから
なるフオトセンサが用いられるが、これに代えて、マイ
クロスイツチ等の他のセンサを用いても良い。
原稿セツトセンサ4は、第2図に示した原稿テーブル3
上に原稿が存在して所定位置まで挿入されているか否か
を判断するためのものであり、挿入されていればそれを
検知してコントローラ40にセツト信号を送出する。
レジスタセンサ18は、給紙部によつて給送される原稿の
先端を検知してから後端が通過するまでの間、原稿検知
信号をコントローラ40に送出する。
排紙センサ28は、露光終了後排紙部に到達した原稿の先
端を検出して、原稿が第2図に示したプルアウトローラ
25と従動ローラ26により挟持された旨の確認信号をコン
トローラ40に送出する。
また、この排紙センサ28は原稿の後端がこの排紙センサ
を通過した旨の信号をコントローラ40に送出し、排紙口
から排紙される原稿が勢いよく飛び出ない程度にその原
稿を途中から減速して搬送させるためのものである。
したがつて、レジスタセンサ18,排紙センサ28及びコン
トローラ40は、第1図に示した原稿サイズ検出手段F,原
稿先端検出手段D,第1の原稿給紙制御手段E及び第2の
原稿給紙制御手段Gとしての機能も果すものである。
サイズ幅センサ41は、給紙方向の長さが同じで幅の異な
る原稿(例えば横向きA4に対して縦向きA5)を判別でき
るようにするため、原稿セツトセンサ4と並べて幅方向
の位置を異ならせて配設されており、ある幅以上の原稿
がセツトされた時にのみそれを検出して、その検知信号
をコントローラ40に送出する。
タイミングパルスセンサ42は、上記搬送モータ46又はプ
ルアウトローラ8等の駆動軸に直結された例えばインク
リメンタル形のロータリエンコーダであり、上記駆動軸
の回転量に応じた出力パルスをコントローラ40に送出す
る。
リフトアツプスイツチ43は、第2図に示したADF1の複写
機本体2との対向面に配設され、ADF1がコンタクトガラ
ス17から離れるように上方に回動された時にそれを検出
するスイツチであり、ADF1の開閉状態に応じた信号をコ
ントローラ40に送出する。
なお、ADF1を上方に回動させてコンタクトガラス17上に
原稿を手でセツトして複写することもできる。
厚/薄切換スイツチ44は、ADF1の外部に設けられ、使用
する原稿の厚さに応じたオペレータが前述した原稿突当
モードと原稿非突当モードのいずれかを選択するための
スイツチであり、そのモード選択信号をコントローラ40
に送出する。
切換スイツチ45は、第1図に示した切換手段Hとしての
機能を果すものであり、ADF1の内部に設けられ、このス
イツチの使用により複写機本体2の複写処理能力に応じ
て後述する原稿給紙制御モードを切換え、それに応じた
信号をコントローラ40に送出する。
そして、このコントローラ40は、各スイツチからの入力
信号を受取つた後、さらに各センサからの検出信号及び
複写機本体2からのデータあるいはコマンドによつて、
上記各モータ46,47と各ソレノイド48〜50及び表示部51
を制御するが、その動作の詳細は後述する。
ここで、切換スイツチ45による2種類の原稿給紙制御モ
ードにおける基本的な動作を第4図に基づいて簡単に説
明する。
なお、このADF1は、切換スイツチ45がオフ状態であれば
原稿給紙制御モード1の動作を実行し、切換スイツチ45
がオン状態であれば原稿給紙制御モード2の動作が実行
する。
イ) 原稿給紙制御モード1 給紙部により原稿テーブル3上から給紙された原稿P′
を、搬送部により搬送して図示のように複写機本体2
(第2図)のコンタクトガラス17上の露光位置に停止さ
せる。
そして、露光終了後原稿P′を搬送部によつて再び排紙
方向(矢示方向)へ搬送し、排紙部に到達した原稿P′
の先端が排紙センサ28によつて検出された時に、原稿テ
ーブル3上から次の原稿Pの給紙を開始させる。
ロ) 原稿給紙制御モード2 原稿テーブル3上にセツトされた原稿Pの呼出しローラ
6による給紙開始位置aから複写機本体のコンタクトガ
ラス17上の露光位置に停止した原稿P′の先端位置bま
での搬送距離をl1とし、その原稿p′の先端位置bから
排紙部内のプルアウトローラ25と従動ローラ26に原稿
P′の先端が挾持されて排紙可能になる位置cまでの搬
送距離をl2としたとき、l1>l2であれば、原稿P′の排
紙方向(矢示方向)への搬送開始と同時に次の原稿Pの
給紙を開始して、その原稿が露光位置まで搬送された時
に第2図に示した搬送ベルト21が停止しても、その時先
の原稿P′の先端は排紙可能な位置cに達しているので
排紙されなくなることはない。
そこで、この実施例では、l1>l2となる最小の原稿サイ
ズがA4(ヨコ)であるので、これを所定サイズとして設
定し、実際に原稿を給紙した時にその給紙方向のサイズ
をレジストセンサ18のオン時間によつて検出し、それが
A4(ヨコ)以上であれば露光終了後の原稿P′の搬送部
による搬送開始と同時に給紙部による次の原稿Pの給紙
を開始させる。
また、検出した原稿サイズがA4(ヨコ)より小さい場合
には、そのサイズによつて決まるl2−l1分の搬送距離だ
け搬送部が原稿P′を搬送するのに要する時間に応じた
設定時間だけ遅らせて、次の原稿Pの給紙を開始させ
る。
第5図及び第6図はこの実施例におけるコントローラ40
によるシーケンス動作の制御処理を示すフロー図、第7
図はそれによるADF1側と複写機本体2側の動作を示すタ
イミングチヤート、第8図はコンタクトガラス17上にセ
ツトされる原稿の各種サイズの説明図である。
以下、これらの図を参照してこの実施例の作用を説明す
る。
第5図のルーチンは、電源が投入されることによつてス
タートし、まずステツプ1でコントローラ40内のCPUの
処期設定を行ない、ステツプ2で切換えスイツチ45がオ
ン状態か否かを判断する。
そして、切換えスイツチ45がオン状態ならばステツプ3
で入替時間短縮フラグを1にした後ステツプ4へ進み、
そこでは第2図に示した原稿テーブル3上に原稿を載置
しても良い旨の原稿セツト表示をし、さらに前述した各
センサ類のチエツクを行なう。
次に、ステツプ5で原稿セツトセンサ4がオン状態か否
か、すなわち原稿テーブル3上に原稿が載置して所定位
置まで挿入されているか否かを判断する。
そして、原稿セツトセンサ4がオン状態ならばステツプ
6へ進み、そこでは複写機本体2からのフイード信号が
入力されたか否かを判断する。
そして、フイード信号が入力されると、ステツプ7で第
3図に示した呼出しソレノイド48及び給紙ソレノイド49
をオン状態にして、第2図に示した呼出しコロ7を下降
させ、プルアウトローラ8と呼出しローラ6及び分離ロ
ーラ9とを連結し、ステツプ8で搬送モータ46を始動さ
せることにより各ローラが回転して、1枚目の原稿を給
紙する。
その後、ステツプ9でレジストセンサ18が給紙された原
稿の先端を検知してオンになると、それを判断してステ
ツプ10へ進み、そこでは入替時間短縮フラグが1か否か
を判断する。
そして、入替時間短縮フラグが1ならばステツプ11で呼
出しソレノイド48及び給紙ソレノイド49をオフ状態にす
る。それによつて、呼出しコロ7が上昇し、呼出しロー
ラ6及び分離ローラ9がプルアウトローラ8から切離さ
れて停止する。しかし、原稿はプルアウトローラ8の回
転によつて引き続き給送される。
さらに、このステツプ11では原稿サイズカウンタをリセ
ツト後スタートしてタイミングパルスセンサ42からのパ
ルスのカウントを開始させる。
次いで、ステツプ12で給送中の原稿が1枚目か否かを判
断し、1枚目ならばステツプ13へ進み、原稿の後端が通
過してレジスタセンサ18がオフになると、それを判断し
てステツプ14で複写機本体2へ本体スタート信号を送出
する。
次いで、ステツプ15で原稿サイズカウンタのカウントを
停止させると共に、搬送カウンタをリセツトしてスター
トさせ、アナログパルスセンサ42からのパルスのカウン
トを開始させ、その後第6図のへ移行して以後の処理
を実行する。
また、ステツプ12において給送中の原稿が1枚目でなけ
れば、すなわち2枚目以上ならばステツプ16へ進み、複
写機本体2へ本体スタート信号を送出する。
その後、ステツプ17で原稿の後端が通過してレジストセ
ンサ18がオフになると、それを判断してステツプ15へ進
み、以後上述と同様な処理を行なう。
一方、ステツプ10において入替時間短縮フラグが1でな
ければステツプ18へ進み、そこでは呼出しソレノイド48
及び給紙ソレノイド49をオフ状態にし、それによつて呼
出しコロ7が上昇し、呼出しローラ6及び分離ローラ9
がプルアウトローラ8から切離されて停止する。
その後、ステツプ19で原稿の後端が通過してレジストセ
ンサ18がオフになると、それを判断してステツプ20へ進
み、そこでは搬送カウンタをリセツトしてスタートさ
せ、タイミングパルスセンサ42からのパルスのカウント
を開始させ、その後第6図のへ移行して以後の処理を
実行する。
なお、原稿サイズカウンタのカウント値をメモリに記憶
させるようにすれば、このカウンタを搬送カウンタに兼
用することができる。
第6図のに処理が移行すると、まずステツプ21で原稿
が薄紙か否か、すなわち第3図に示した厚/薄切換スイ
ツチ44によるモード選択信号を判断する。
そして、薄紙であれば、ステツプ22で搬送カウンタのカ
ウント値が設定値「A」に達したか否かを判断し、上記
カウント値が設定値「A」に達すると、ステツプ23で搬
送モータ46をオフにして搬送ベルト21による原稿の搬送
を停止させる。
ここで、設定値「A」は、原稿の後端がレジスタセンサ
18を通過してから原稿基準位置Xまで原稿を搬送するの
に要する時間に相当するタイミングパルスのカウント値
とする。
一方、ステツプ21において原稿が薄紙でなく厚紙の場合
にはステツプ24へ進み、そこでは搬送カウンタのカウン
ト値が設定値「B」に達したか否かを判断する。ここ
で、設定値「B」は「A」より若干大きな値(B>A)
に設定しておく。
したがつて、搬送カウンタのカウント値が設定値「B」
に達した時には、原稿の後端が原稿基準位置Xをわずか
に越えた位置まで搬送されている。
そこで、この時点でステツプ25へ進んで搬送モータ46を
逆回転させて、原稿を戻す方向に搬送すると共に、搬送
カウンタをリセツトしてスタートさせる。
その後、ステツプ26で搬送カウンタのカウント値が設定
値「C」(C=B−A又はそれより僅かに大きい値)に
達した時に原稿の後端が原稿スケール22(第2図参照)
の右端に突当つて基準位置Xになるので、その時点でス
テツプ23へ進んで搬送モータ46を停止させ、搬送ベルト
21による原稿の搬送を停止させる。
次いで、ステツプ27において入替時間短縮フラグが1で
なければ、ステツプ28で複写機本体2へ本体スタート信
号を送出する。
その後、複写機本体2によつて露光動作が行なわれ、露
光終了後、ステツプ29において複写機本体2からフイー
ド信号を受信すると共に、ステツプ30において入替時間
短縮フラグが1でなければステツプ31へ進む。
そして、直ちに搬送モータ46及び排紙モータ47をオンに
して排紙動作をスタートさせる。すなわち、搬送モータ
46による搬送ベルト21が駆動されてコンタクトガラス17
上の原稿が排紙部側へ搬送される。
その後、ステツプ32で排紙センサ28がオン、すなわち排
紙される原稿の先端が排紙センサ28によつて検出される
まで待つ。
そして、排紙センサ28がオンすれば第5図のへ戻り、
直ちに次の原稿の給紙動作を開始させ、ステツプ4以降
の処理を実行する。
一方、ステツプ30において入替時間短縮フラグが1なら
ばステツプ33へ進み、搬送モータ45及び排紙モータ46を
オンにして排紙動作をスタートさせると同時に、タイマ
をスタートさせる。
その後、ステツプ34で原稿サイズ(原稿の給送方向のサ
イズ)がA4(ヨコ)以上か否かを判断する。すなわち、
第4図を参照して説明したl1>l2となる最小のサイズが
この実施例ではA4(ヨコ)であり、前述した原稿サイズ
カウンタのカウント値が、第8図に示すような各サイズ
のうちA4(ヨコ),B5R(タテ),A4R(タテ),B4及びA3
の各サイズの給送方向の長さに相当する値以上ならばYE
Sとなつて第5図のへ戻り、直ちに次の原稿の給紙動
作を開始させる。
また、原稿サイズがA4より小さければステツプ35へ進
み、そこでは原稿サイズがB5(ヨコ)か否かを原稿サイ
ズカウンタのカウント値によつて判断する。
そして、原稿サイズがB5ならば、ステツプ36で前述のタ
イマによる計測時間が設定時間taを越えたか否かを判断
する。この設定時間taは、原稿がB5(ヨコ)サイズの時
の第4図に示したl1とl2から算出されるl2−l1分の搬送
距離だけ原稿を搬送するのに要する時間より若干長い時
間に設定する。そして、タイマにより計測時間がtaを越
えると、第5図のへ戻り、次の原稿の給紙動作を開始
させる。
また、原稿サイズがB5でもなければ、すなわちB6ならば
ステツプ37へ進み、そこではタイマによる計測時間が設
定時間tbを越えた時に第5図のへ戻り、次の原稿の給
紙動作を開始させる。
なお、この場合の設定時間tbは、原稿がB6(ヨコ)サイ
ズの時の第4図のl1とl2から算出されるl2−l1分の搬送
距離だけ原稿を搬送するのに要する時間より若干長い時
間に設定する。
以降、上述の処理を第2図に示した原稿テーブル3上に
原稿がなくなるまで繰り返す。
第7図のタイミングチヤートは、B5の原稿2枚を横向き
にセツトしてコピーする場合の例であり、(イ)及び
(ロ)はADF1側、(ハ)は複写機本体2側の動作を示し
ている。
なお、(イ)及び(ロ)は第3図に示した切換スイツチ
45によつて決定し、それぞれ前述した原稿給紙制御モー
ド1,2における動作を表わしている。
第7図(イ)では、排紙センサ28がオンになると同時に
呼出しソレノイド48及び給紙ソレノイド49がオンし、2
枚目の原稿の給紙を開始させている。
同図(ロ)では、排紙センサ28がオンする以前に複写機
本体2からのフイード信号が受信してから時間がta経過
した時に、呼出しソレノイド48及び給送ソレノイド49が
オンし、2枚目の原稿の給紙を開始させている。
なお、同図(ロ)の時間taは、露光を終了した原稿の搬
送開始から次の原稿の給紙開始までの遅れ時間を示す。
また搬送モータ駆動信号は、非突当モードの場合を実線
で、突当モードの場合を破線で示している。
また、排紙モータ47は排紙センサ28が原稿後端の通過に
よりオンからオフになつた時に減速して、排紙速度を落
とすようにしている。
一方、複写機本体2側では、同図(ハ)に示すように、
ADF1から本体スタート信号が送られてくると、まず転写
紙の給紙を実行する。
次に、所定速度で回転する感光体ドラムが有する継ぎ目
を、継ぎ目センサの検知によつて避けた後、コンタクト
ガラス17上の露光位置にセツトされた原稿に対して光学
スキヤナを移動させながら露光を実行する。
このように、この実施例によれば、ADFを第3図に示し
た切換スイツチ45により原稿給紙制御モード1と2のい
ずれか一方を任意に切換えて使用できるので、このADF
を複写処理能力の異なる複数の複写機に搭載できる。
なお、この実施例では切換スイツチ45をADFの内部に設
けるように述べたが、勿論ADFの外部に設けるようにし
てもよい。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案によれば、複写処理
能力の異なる複数の複写機に共通の自動原稿給送装置を
搭載できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による自動原稿給送装置の基本構成を
示す機能ブロツク図、 第2図はこの考案の一実施例である自動原稿給送装置の
概略構成を示す断面図、 第3図は同じくじそのコントローラとその入出力部の関
係を示すブロツク図、 第4図はこの実施例による原稿給紙タイミング制御の説
明図、 第5図及び第6図はこの実施例におけるコントローラに
よるシーケンス動作の制御処理を示すフロー図、 第7図はこの実施例による自動原稿給送装置及び複写機
本体における各部の動作タイミングを示すタイミングチ
ヤート、 第8図は複写機本体のコンタクトガラス上に停止される
原稿の各種サイズの説明図である。 1……自動原稿給送装置(ADF) 2……複写機本体、3……原稿テーブル 4……原稿セツトセンサ、6……呼出しローラ 7……呼出しコロ 8……プルアウトローラ(給紙用) 9……分離ローラ、13……分離ベルト 17……コンタクトガラス、18……レジストセンサ 21……搬送ベルト、22……原稿スケール 25……プルアウトローラ(排紙用) 26……従動ローラ、28……排紙センサ 40……コントローラ、41……サイズ幅センサ 42……タイミングパルスセンサ 45……原稿給紙制御モード切換スイツチ 46……搬送モータ、47……排紙モータ 48……呼出しソレノイド、48……給紙ソレノイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿テーブル上にセツトされた原稿を1枚
    ずつ複写機のコンタクトガラス上へ給紙する給紙部と、
    該給紙部によつて給紙された原稿を搬送ベルトによつて
    前記コンタクトガラス上に搬送する搬送部と、該搬送部
    によつて搬送された原稿を外部へ排出する排紙部とを備
    え、前記給紙部によつて給紙された原稿を前記搬送部に
    よつて搬送して前記コンタクトガラス上の給紙部側の端
    部に設定した基準位置に後端を合わせた露光位置に停止
    させ、露光終了後その原稿を前記搬送部によつて前記排
    紙部へ搬送するようにした自動原稿給送装置において、 前記排紙部に到達した原稿の先端を検出する原稿先端検
    出手段と、該手段によつて原稿の先端が検出された時に
    前記給紙部による次の原稿の給紙を開始させる第1の原
    稿給紙制御手段と、 前記給紙部によつて給送される原稿の給紙方向のサイズ
    を検出する原稿サイズ検出手段と、該手段によつて検出
    されたサイズに応じて前記給紙部による次の原稿の給紙
    を開始させるタイミングを変化させる第2の原稿給紙制
    御手段と、 前記第1の原稿給紙制御手段と前記第2の原稿給紙制御
    手段のいずれか一方を任意に切換えて動作させる切換手
    段とを設けたことを特徴とする自動原稿給送装置。
JP1988133947U 1988-10-13 1988-10-13 自動原稿給送装置 Expired - Lifetime JPH0753079Y2 (ja)

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JPS5978052A (ja) * 1982-10-25 1984-05-04 Canon Inc 原稿取扱い装置
JPS6177836A (ja) * 1984-09-25 1986-04-21 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 原稿給送方法

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