JPH0746749B2 - 回路基板圧接装置 - Google Patents

回路基板圧接装置

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JPH0746749B2
JPH0746749B2 JP60073800A JP7380085A JPH0746749B2 JP H0746749 B2 JPH0746749 B2 JP H0746749B2 JP 60073800 A JP60073800 A JP 60073800A JP 7380085 A JP7380085 A JP 7380085A JP H0746749 B2 JPH0746749 B2 JP H0746749B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、フレキシブル回路基板同志またはフレキシブ
ル回路基板と硬質回路基板とを圧接して回路同志を接続
させるための回路基板結合装置に関する。
〔発明の背景〕
従来、フレキシブル回路基板と硬質回路基板とを電気的
に結合する場合、あるいは複数のフレキシブル回路基板
同士を電気的に結合する場合には、例えば第7図に示す
如く、台座(または機器本体の固定部)1に溝1aを設
け、その溝1aにゴムの如き弾性部材2をその一部が外部
へ突出するように挿入し、その上に複数の回路基板3,4
を置き、その回路基板3,4を剛性の高い押え板5を介し
て小ねじ6にて締付けて互いに圧接させる方法が用いら
れていた。しかし、このような構成の圧接装置では、ね
じ止め作業に多くの時間を要し、また、台座の確保が不
可能な場所では、回路基板同士を結合することができな
い欠点があつた。さらに、接続ランド数が多い場合に
は、押え板5が長くなり、これを押える小ねじ6の間隔
が拡大されるため、押え板5の中央部付近では押圧力が
及ばず、ランドが互いに接触不良を起す恐れが有つた。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来技術の欠点を解決し、取り付ける固
定部を必要とせずに自由な場所で基板上の回路同士を容
易且つ短時間に接続でき、しかも極めて信頼性の高い回
路基板圧接装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
上記の目的達成のために本発明は、複数の回路基板同志
の結合位置を決める位置決め手段を有する中間部材と、
その中間部材によつて位置決めされた回路基板同志を密
接させるための弾性体と、複数の回路基板と中間部材と
を重ねて挟み込むクリップ手段とから成り、複数の回路
基板同士が、クリップ手段と弾性体とによつて2重に付
勢されるように構成することを技術的要点とするもので
ある。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を添付の図面に基づいて詳しく説
明する。
第1図は本発明の実施例の断面図で、第2図は第1図の
実施例におけるクリップ部材をはずした状態を示す斜視
図、第3図は第1図の実施例における基板圧接部の構成
を示す分解斜視図である。
第1図乃至第3図において、硬質回路基板11を囲むよう
にコの字形のフレキシブル回路基板12が設けられ、その
フレキシブル回路基板12には、硬質回路基板11との結合
の為に、図示されないランドを有する腕部12aが形成さ
れている。また、硬質回路基板11の上部およびフレキシ
ブル回路基板12の腕部12aには、中間座板13に設けられ
た2個の位置決め用突起14A,14Bが係合する位置決め孔1
1A,11Bおよび12A,12Bがそれぞれ設けられている(第3
図参照)。
中間座板13は、プラスチック材にて成形され、その中間
座板13のフレキシブル回路基板腕部12aに対向する面に
は、断面円形のゴム質弾性体15を保持する保持溝16が設
けられ、そのゴム質弾性体15の弾圧力により、フレキシ
ブル回路基板12の腕部12aと硬質回路基板11とが平均に
密接するように構成されている。また、中間座板13の保
持溝16が設けられた面とは反対側の面には、第2図に示
す如く、斜面部13aと溝部13bとが設けられ、その斜面部
13aと溝部13bとは、櫛状に並列する3個のリブ17によつ
て区切られている。なお、そのリブ17は、位置決め用突
起14A,14Bと共に斜面部13aと一体に形成されている。
中間座板13を介して硬質回路基板11とフレキシブル基板
12の腕部12aとを挟むクリップ部材18は、燐青銅または
ステンレスばね鋼にて形成され、硬質回路基板11に接す
る平面部18Aと、中間座板13のリブ17が挿入される切欠
き溝19を有する板ばね状の弾圧部18Bと、その平面部18A
と弾圧部8Bとの間の中間部18Cとから構成されている。
また、弾圧部18Bの先端には内側に山型に曲げられた落
込み部18aが形成され、基板圧接の際には、その落込み
部18aが中間座板13の斜面部13aを乗り越えて第1図に示
す如く溝部13b内に落ち込むように構成されている。な
お、また、硬質回路基板11には回路部品20が、またフレ
キシブル回路基板12には回路部品21がそれぞれ実装され
ている。
第1図の実施例は上記の如く構成されているので、先ず
中間座板13の溝16(第3図参照)内にゴム質弾性体15を
挿入した後、位置決め用突起14A,14Bにフレキシブル回
路基板12の腕部12aに設けられた位置決め孔12A,12Bを通
し、さらに、硬質回路基板11の位置決め孔11A,11Bを通
して硬質回路基板11とフレキシブル回路基板12の腕部12
aとを密着させる。これにより、その腕部12aと硬質回路
基板11との位置関係は正しく保持される。また、このよ
うに相互配線の多い回路基板同志を表裏一体に配置し、
その回路基板11,12の間に回路部品20,21を取り付けるこ
とにより実装効率を高めることができる。
次に、クリップ部材18の各切欠き溝19を第2図に示すよ
うに中間座板13のリブ17に合せ、硬質回路基板11、フレ
キシブル回路基板12の腕部12aおよび中間座板13を一体
としてクリップ部材18の平面部18Aと弾圧部18Bとの間に
押し込んで挿入する。これにより、クリップ部材18の弾
圧部18Bの先端落込み部18aは、中間座板13の斜面部13a
に乗り上げながら押し込まれる。このとき、クリップ部
材18の切欠き溝19と中間座板13のリブ17とがガイドとな
つて容易に挿入される。さらに落込み部18aが斜面部18a
を乗り越えると、第1図に示すように中間座板13の溝部
13bに落ち込むので、クリップ部材18は抜け出ることが
防止される。また、この状態においては、クリップ部材
18の各弾圧部18Bがそれぞれ独立して中間座板13を加圧
するので、その加圧力は平均化され、ゴム質弾性体15を
介して硬質回路基板11とフレキシブル回路基板12の腕部
12aとを均一に密着させる。これにより、両回路基板11,
12同志は、多少の震動に対しても安定して互いに電気的
接持を確保することができる。
第4図は第1図の実施例を実装したカメラの断面図で、
クリップ部材18によつて圧接結合された硬質回路基板11
とフレキシブル回路基板12とは、カメラ本体22のグリッ
プ部22A内に収容されている。この場合クリップ部材18
はカメラ本体22には直接固定されること無く、グリップ
部22A内の図示されない他の適当な部分において、硬質
回路基板11およびフレキシブル回路基板12は固定され
る。このように、両回路基板11,12を互いに電気的に接
続させる部分が自由に設定できるので、カメラのように
実装すべき配線の数の多い、しかもスペースが限定され
ている場合には、本発明は特に有効である。
なお、ゴム質弾性体15は断面円形に形成されているが、
円形に限ることなく、矩形のシート状に形成されていて
もよい。またゴム質弾性体15は、回路基板11,12同志を
均一に密着させるためのものであるから弾性を有する。
フエルトシートのようなものであつても差支え無い。さ
らに、クリップ部材18は、ばね材にて全体を形成した
が、弾圧部18Bのみをばね材にて形成してもよい。
第5図は、第1図に示すフレキシブル回路基板の腕部を
変形した第1図の実施例とは異なる第2実施例の断面図
である。硬質回路基板とフレキシブル回路基板以外は第
1図と同様であるので、その両基板以外の部分について
は、第1図と同一符号を付し、その構成についての説明
は省略する。第5図において、硬質回路基板は、両面に
回路パターンを有する硬質両面プリント回路基板51であ
る。また、フレキシブル回路基板52の腕部52aは、その
硬質両面プリント回路基板51の裏側にまで図に示すよう
に回り込んで設けられている。従つて、フレキシブル回
路基板52の回路を硬質回路基板51の両面に設けられた回
路に接続させることが可能となる。さらにこの場合、フ
レキシブル回路基板52の回路がプリントされていない外
側の面は電気的に絶縁されているので、腕部52aの折り
曲げられた先端腕部52a′は絶縁用スペーサとして作用
する。従つて、クリップ部材18は、燐青銅板またはステ
ンレスばね鋼板にて作られ電気的良導体であつても特に
絶縁対策をする必要が無い。
第6図は、複数のフレキシブル回路基板を圧接させた本
発明の第3実施例を示す断面図である。第1図と同様な
機能を有する部材については同一符号を付し、その詳し
い構成についての説明は省略する。硬質回路基板11上に
2個のフレキシブル回路基板61および62が圧接されてい
る。この場合、硬質回路基板11、第1フレキシブル回路
基板61および第2フレキシブル回路基板62とは、相互に
電気的に結合可能となる。また、フレキシブル回路基板
の枚数をさらに増加させることも可能である。なお、複
数のフレキシブル回路基板のみを圧接して用いる場合に
は、第6図における硬質回路基板11の代りに、金属板ま
たはプラスチック板を用いても良いことは言うまでも無
い。
〔発明の効果〕
以上の如く本発明によれば、中間部材に形成された突起
部が回路基板の片面側から回路基板の位置決め孔部にそ
れぞれ嵌挿されるように構成したから、比較的自由な場
所で回路基板同士を接続させることが可能となり、回路
構成の複雑な精密機器に対しても回路基板同士をコンパ
クトに組込むことができ、しかも信頼性が高く且つ組み
立てが容易で作業時間を短縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す断面図で、第2図は
第1図中で本発明の要部をなすクリップ部材を取りはず
した状態を示す斜視図、第3図は第1図中で本発明の要
部をなす中間座板部分の構成を示す分解斜視図、第4図
は第1図の実施例を組み込んたカメラの断面図、第5図
は本発明の第2実施例を示す断面図、第6図は本発明の
第3実施例を示す断面図であり、第7図は従来技術を示
す分解斜視図である。 〔主要部分の符号の説明〕 11,51……硬質回路基板(回路基板) 12,52,61,62……フレキシブル回路基板(回路基板) 13……中間座板、 14A,14B……位置決め用突起(位置決め手段) 15……弾性体、 18……クリップ部材(クリップ手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一端側に第1の電気接続部を有
    する第1の回路基板と、少なくとも一端側に第2の電気
    接続部を有する第2の回路基板と、前記第1及び前記第
    2の電気接続部を互いに圧接することによって、前記第
    1、第2の回路基板を電気的に接続する回路基板圧接装
    置において、 前記第1、第2の回路基板のそれぞれに穿設された位置
    決め孔部と、 前記第1、第2の回路基板の片面側から前記位置決め孔
    部のそれぞれに嵌挿される突起部が形成され、該突起部
    の前記嵌挿によって前記第1、第2の回路基板同士の結
    合位置を決める中間部材と、 前記中間部材によって位置決めされた前記第1、第2の
    電気接続部同士を密接させるための弾性体と、 前記第1、第2の回路基板と前記中間部材と前記弾性体
    とを重ねて、これらを前記第1、第2の回路基板の前記
    一端側で挟み込んで圧接するクリップ手段とを含む回路
    基板圧接装置。
  2. 【請求項2】前記クリップ手段は、それぞれ切り欠き溝
    によって分割されて並列にする板ばね状の弾圧部を有す
    ると共に、前記中間部材には、前記弾圧部の先端に形成
    された山形部が圧接する斜面部と前記山形部が落ち込む
    落込み溝とを有し、前記クリップ手段が前記第1、第2
    の回路基板と前記中間部材と前記弾性体とを重ねて、こ
    れらを前記第1、第2の回路基板の前記一端側で挟み込
    む際に、前記山形部は前記斜面部を乗り越えて、前記落
    込み溝に落ち込む如く構成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の回路基板圧接装置。
  3. 【請求項3】前記中間部材には、前記クリップ手段の前
    記切り欠き溝と係合するリブが設けられ、前記第1、第
    2の回路基板は、前記切り欠き溝と前記リブに案内され
    て前記クリップ手段に挟み込まれる如く構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の回路基板
    圧接装置。
  4. 【請求項4】前記第1の回路基板は、一方の面にのみ回
    路を有するフレキシブル回路基板であり、前記第1の電
    気接続部と第3の電気接続部とを有し、前記第2の回路
    基板は、両面に回路を有する両面回路基板であり、一方
    の面に前記第2の電気接続部を有しており、他方の面に
    は該第2の電気接続部に対してほぼその真裏の位置に第
    4の電気接続部を有し、前記第1の電気接続部は前記第
    2の電気接続部に接続され、前記第3の電気接続部は前
    記第4の電気接続部に接続されるように、前記第1の回
    路基板の前記第1の電気接続部と前記第3の電気接続部
    との間は前記第2の回路基板を挟んで折り曲げられ、前
    記第1の回路基板の回路を有しない面が前記クリップ手
    段と接する如く構成されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項乃至第3項記載の回路基板圧接装置。
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