JP2576335Y2 - リーフスイッチ - Google Patents

リーフスイッチ

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JP2576335Y2
JP2576335Y2 JP1991025718U JP2571891U JP2576335Y2 JP 2576335 Y2 JP2576335 Y2 JP 2576335Y2 JP 1991025718 U JP1991025718 U JP 1991025718U JP 2571891 U JP2571891 U JP 2571891U JP 2576335 Y2 JP2576335 Y2 JP 2576335Y2
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JP1991025718U
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Inventor
茂明 木下
良一 松田
信行 八木
Original Assignee
帝国通信工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、板ばねの弾発力を利用
したリーフスイッチに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、ビデオテープレコーダ等の電子機器
の操作部にはオンオフ用のリーフスイッチが用いられて
いる。従来この種のリーフスイッチは、樹脂製の基台上
に2枚の金属板を両者が弾接するように固定するととも
に、該両金属板をそれぞれリード線によって別に設けた
樹脂製の硬質基板の回路パターン上に半田で接続し、さ
らに該両金属板間の弾接を引き離す押桿を設けて構成さ
れていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のリーフスイッチにあっては、部品点数が多いばかり
か、硬質基板の回路パターンと金属板間をリード線によ
って半田で接続するなどの作業が煩雑であり、またリー
フスイッチを載置する基台の形状が複雑な場合これに対
応することが困難であった。
【0004】本考案は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、部品点数が削減でき、組立て作業も容易で、また
リーフスイッチを載置する基台の形状が複雑でもこれに
容易に対応できるリーフスイッチを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本考案にかかるリーフスイッチ1は、表面に回路パタ
ーンを設けその所定位置に2つの接点パターン32,3
3を設けたフレキシブル基板3と、前記フレキシブル基
板3の裏面側に配置され前記2つの接点パターン32,
33の裏面に当接して該2つの接点パターン32,33
の面同士のなす角度が所定の角度となるように保持する
基台2と、前記フレキシブル基板3上に取り付ける基部
41と前記フレキシブル基板3の一方の接点パターン3
3に弾接する弾接板42とU字状に折り曲げられ該折り
曲げられた部分が前記フレキシブル基板3の他の接点パ
ターン32に弾接する弾接板43とを有し前記基部41
を前記フレキシブル基板3上に取り付ける際にその回路
パターンに直接当接する場合は絶縁部材(スペーサ)3
7を介してフレキシブル基板3上に取り付けられ前記基
部41を前記フレキシブル基板3上に取り付ける際にそ
の回路パターンに直接当接しない場合は直接又は絶縁部
材を介してフレキシブル基板3上に取り付けられる弾性
金属板4と、該弾性金属板4のU字状に折り曲げられた
弾接板43の先端近傍に配置されて該先端近傍を押圧し
て前記他の接点パターン32と弾接板43の接触を接離
する押圧部材5とを具備して構成した。
【0006】
【作用】フレキシブル基板3上に設けた接点パターン3
3,32間を弾性金属板4に設けた弾接板42,43で
直接オンオフせしめる構造なので、部品点数が少なく、
また構造が簡単で、小型化が図れる。
【0007】またフレキシブル基板3を取り付ける基台
2の形状が複雑な場合でも、該フレキシブル基板3は可
撓性を有し折り曲げ自在なので、これを基台2上に密接
させて固定することは容易に行なえる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の1実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本実施例にかかるリーフスイッチ
1の全体構成を示す斜視図である。同図に示すようにこ
のリーフスイッチ1は、合成樹脂製の基台2上にフレキ
シブル基板3と弾性金属板4を載置・固定し、弾性金属
板4に設けたU字状弾接板43の先端を押圧する位置に
押圧部材5を配置して構成されている。以下各構成部品
について説明する。
【0009】ここで図2は上記リーフスイッチ1の分解
斜視図である(但し、押圧部材5は省略されている)。
同図に示すように、基台2は合成樹脂で一体に成形さ
れ、その上面(フレキシブル基板支持面21)は平面状
に構成されている。該フレキシブル基板支持面21上に
は、平板状の立設板部22が垂直に立設されている。
お立設板部22は基台2の一部分であり、基台2は立設
板部22や下記する係止爪部23を含めた概念である。
該立設板部22の上端辺には、L字状であってその先端
が下方向に向かう係止爪部23が設けられている。また
フレキシブル基板支持面21上には、下記する弾性金属
板4を固定するための2つの突起24,24が設けられ
ている。
【0010】次に弾性金属板4は、図2に示すように、
平板状の基部41の外周に2つの弾接板42,43を設
けて構成されている。ここで弾接板42は基部41の1
辺から突出しその先端に下方向に湾曲する接点42aを
設けて構成されている。弾接板43は基部41の他の1
辺がまず上側に垂直に折り曲げられ、その先がU字状に
折り曲げられ、さらに該折り曲げられた部分のほぼ中央
に外側に湾曲する接点43aを設けて構成されている。
なお該弾接板43の折り曲げられた先端近傍は、図1に
示す押圧部材5の先端が当接する押圧部43bとされて
いる。さらに該基部41上の所定位置には、2つの貫通
穴44,44が設けられている。
【0011】次に図3は図2に示すフレキシブル基板3
の分解斜視図である。同図に示すようにこのフレキシブ
ル基板3は、その表面に所定の回路パターンを設けたフ
レキシブル基板本体31の上面にスペーサ37を載置し
て構成されている。ここでフレキシブル基板本体31
は、可撓製を有する合成樹脂フイルム上の所定位置に2
つの接点パターン32,33を形成するとともに、該接
点パターン32,33をそれぞれ導電パターン34,3
5に接続して構成されている。なお該導電パターン3
4,35は、それぞれ該フレキシブル基板本体31上の
図示しない他の所定の回路に接続される。また該フレキ
シブル基板本体31の所定位置には、前記基台2の突起
24,24が貫通する貫通穴36,36が設けられてい
る。
【0012】スペーサ37は上記フレキシブル基板本体
31と同一の合成樹脂フイルムで構成され、その所定位
置には前記フレキシブル基板本体31上に設けた接点パ
ターン33を露出せしめる切欠き38と、前記基台2の
突起24,24が挿通する貫通穴39,39が設けられ
ている。そしてフレキシブル基板本体31上にスペーサ
37を貼り付ければ、図2に示すようなフレキシブル基
板3が完成する。このときスペーサ37の切欠き38か
らは接点パターン33が露出し、また接点パターン32
もスペーサ37に覆われていない。なおこのスペーサ3
7はこの上に載置する弾性金属板4と前記フレキシブル
基板本体31上の回路パターンが直接当接して導通して
しまうのを防ぐために設けられるものであり、場合によ
っては不要である。
【0013】そしてこのリーフスイッチ1を組み立てる
には、図2に示すように、まず基台2上のフレキシブル
基板支持面21にフレキシブル基板3を載置する。この
ときフレキシブル基板支持面21上に設けた突起24,
24はフレキシブル基板3に設けた貫通穴36,39を
貫通し、またフレキシブル基板3の接点パターン32を
設けた面は、上側に垂直に折れ曲がりその裏面が立設板
部22に密接するとともに、その上端辺が係止爪部23
に係合する。このフレキシブル基板3の垂直に折り曲げ
られた部分は、前記2つの突起24,24と係止爪部2
の3点によって確実にこの状態に固定される。
【0014】次に図2に示すように、このフレキシブル
基板3上に弾性金属板4を載置する。このとき弾性金属
板4の貫通穴44,44には前記基台2の突起24,2
4が貫通され、該突起24,24の先端が熱かしめされ
ることで、該弾性金属板4は基台2上に確実に固定され
る。このとき図1に示すように、弾性金属板4に設けた
弾接板42の接点42aは、フレキシブル基板3上に設
けた接点パターン33に弾接され、弾接板43の接点4
3aは、接点パターン32に弾接される。
【0015】そして図1に示すように、弾性金属板4に
設けた押圧部43bを押圧する位置に押圧部材5を配置
する。この押圧部材5は同図に示す矢印A方向に移動可
能に構成されている。これによってこのリーフスイッチ
1が完成する。
【0016】次にこのリーフスイッチ1の動作を説明す
る。図1に示す状態は、弾性金属板4の2つの弾接板4
2,43の接点パターン42a,43aがそれぞれ2つ
の接点パターン33,32に当接した状態を示す図であ
る。つまりこのときは、2つの接点パターン33,32
間はオンした状態である。
【0017】次に図1に示す押圧部材5によって弾性金
属板4の押圧部43bを押圧すると、図4に示す状態と
なり、弾接板43に設けた接点43aは接点パターン3
2から離れる。つまりこのときは、2つの接点パターン
32,33間がオフする。
【0018】なお上記実施例においては、フレキシブル
基板3に設けた2つの接点パターン32,33の面が基
台2によって垂直になるように支持されたが、両者間の
角度は基台2の形状を変えることによりどのようにも変
更できる。つまりフレキシブル基板3は可撓性を有し折
り曲げ自在なため、これを載置する基台2の表面形状を
変更するだけで、容易に両者の角度・形状を変更するこ
とができる。
【0019】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案にか
かるリーフスイッチによれば、以下のような優れた効果
を有する。
【0020】接点パターンが回路パターンの一部とし
てフレキシブル基板上に形成されており、弾性金属板の
弾接板はこの接点パターンに弾接するので、両者間をリ
ード線などによって半田付けする必要はない。また弾性
金属板は1枚のみで構成できる。つまりフレキシブル基
板上に1枚の弾性金属板を取り付けるだけでリーフスイ
ッチが構成できるので、部品点数が少なく、その組立て
作業が容易で、コストダウンが図れ、また小型化が図れ
る。
【0021】リーフスイッチを載置する基台の形状が
複雑な場合でも、該基台上に載置するフレキシブル基板
は可撓性を有し折り曲げ自在なので、該フレキシブル基
板を該基台上に密接させて固定することは容易である。
つまり、複雑な形状の基台に合わせて、容易にリーフス
イッチを設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例にかかるリーフスイッチ1の
全体構成を示す斜視図である。
【図2】リーフスイッチ1の分解斜視図である。
【図3】図2に示すフレキシブル基板3の分解斜視図で
ある。
【図4】リーフスイッチ1の動作を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 リーフスイッチ 2 基台 3 フレキシブル基板 4 弾性金属板 5 押圧部材 32,33 接点パターン 42,43 弾接板 42a,43a 接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 13/02 H01H 13/10 H01H 13/52

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に回路パターンを設けその所定位置
    に2つの接点パターンを設けたフレキシブル基板と、 前記フレキシブル基板の裏面側に配置され前記2つの接
    点パターンの裏面に当接して該2つの接点パターンの面
    同士のなす角度が所定の角度となるように保持する基台
    と、前記フレキシブル基板上に取り付ける基部と前記フレキ
    シブル基板の一方の接点パターンに弾接する弾接板とU
    字状に折り曲げられ該折り曲げられた部分が前記フレキ
    シブル基板の他の接点パターンに弾接する弾接板とを有
    し、前記基部を前記フレキシブル基板上に取り付ける際
    にその回路パターンに直接当接する場合は絶縁部材を介
    してフレキシブル基板上に取り付けられ、前記基部を前
    記フレキシブル基板上に取り付ける際にその回路パター
    ンに直接当接しない場合は直接又は絶縁部材を介してフ
    レキシブル基板上に取り付けられる弾性金属板と、 該弾性金属板のU字状に折り曲げられた弾接板の先端近
    傍に配置されて該先端近傍を押圧して前記他の接点パタ
    ーンと弾接板の接触を接離する押圧部材とを具備するこ
    とを特徴とするリーフスイッチ。
JP1991025718U 1991-03-25 1991-03-25 リーフスイッチ Expired - Lifetime JP2576335Y2 (ja)

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JPH04115726U JPH04115726U (ja) 1992-10-14
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022014378A1 (ja) * 2020-07-14 2022-01-20 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022014378A1 (ja) * 2020-07-14 2022-01-20 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール

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JPH04115726U (ja) 1992-10-14

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