JPH0744862Y2 - 密封装置 - Google Patents

密封装置

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JPH0744862Y2
JPH0744862Y2 JP1990082635U JP8263590U JPH0744862Y2 JP H0744862 Y2 JPH0744862 Y2 JP H0744862Y2 JP 1990082635 U JP1990082635 U JP 1990082635U JP 8263590 U JP8263590 U JP 8263590U JP H0744862 Y2 JPH0744862 Y2 JP H0744862Y2
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JP
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retainer
oil seal
sealing device
seal
mating member
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JP1990082635U
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義昭 大野
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エヌオーケー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は密封装置に関し、特に、全体を小型、かつ、
軽量とした密封装置に関するものである。
〔従来技術および解決しようとする課題〕
従来、エンジンブロック等の相手部材に取付けられて、
そこから突出するクランクシャフト等の回転軸との間を
シールする密封装置にあっては、第14図に示すような密
封装置が知られている。
すなわち、第14図に示す従来の密封装置41にあっては、
エンジンブロック等の相手部材44の空間部を覆うように
エンジンブロックの端部に位置して、ガスケットを介在
した状態でボルトで固定されるリテーナ42と、このリテ
ーナ42の中央部の取付け部45の内部に設けられたオイル
シール43とを有し、このオイルシール43は、前記エンジ
ンブロックの空間部から突出する回転軸49の外周面を密
封するとともに、外周面が前記リテーナ42の取付け部45
の内周面に取付けられている。
この場合、リテーナ42の円筒状の取付け部45の内周面に
対してオイルシール43の外周面を単に嵌合して固定する
ようになっている。
このために、取付け部45の強度を高める必要があり、肉
厚が厚くなり、全体を小型、かつ、軽量とするには困難
があった。
この考案の目的は、前記のような困難を排除して、全体
を小型、かつ、軽量にすることのできる密封装置を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためにこの考案は、第1の密封装
置として、エンジンブロック等の相手部材と、この相手
部材の内部空間部から突出するクランクシャフト等の回
転軸との間を密封する密封装置であって、この密封装置
は、前記相手部材に取付けられるリテーナと、オイルシ
ールとを具え、このオイルシールは内周面が前記回転軸
に被嵌するとともに、前記リテーナに当接するシール部
を有する弾性材と、内周部が前記弾性材に埋設されてい
る環状の補強板とからなり、この補強板が前記リテーナ
にかしめ固定されることで、前記オイルシールとリテー
ナとが一体となっていることを特徴とする密封装置を構
成したものである。
第2の密封装置としてこの考案は、エンジンブロック等
の相手部材と、この相手部材の内部空間部から突出する
クランクシャフト等の回転軸との間を密封する密封装置
であって、この密封装置は、固定部に取付けられるリテ
ーナと、オイルシールとを具え、前記オイルシールは、
前記回転軸に被嵌可能であるとともに、一端に円板状の
起立部が一体に形成されているスリンガと、前記スリン
ガの起立部に当接するリップ部および前記リテーナに当
接するシール部を有する弾性材と、内周部が弾性材に埋
設されている補強板とからなり、この補強板が前記リテ
ーナにかしめ固定されていることで、前記オイルシール
とリテーナとが一体となっていることを特徴とする密封
装置を構成したものである。
第1および第2の密封装置を含む第3の密封装置として
この考案は、リテーナにオイルシールが位置し得る中空
部が形成され、この中空部の内周にかしめ部が設けら
れ、このかしめ部を屈曲することでオイルシールをかし
め固定するように構成したものである。
第1および第2の密封装置を含む第4の密封装置として
この考案は、前記リテーナにオイルシールが位置し得る
中空部が形成され、この中空部の内周に所定の間隔をお
いてかしめ部が形成され、このかしめ部を屈曲すること
でオイルシールをかしめ固定するように構成したもので
ある。
第1、第2、第3および第4の密封装置を含む第5の密
封装置としてこの考案は、前記補強板は、弾性材に対し
て傾斜して設けた構成を有している。
〔作用〕
上記の手段を採用したことによりこの考案は、リテーナ
の取付け部にオイルシールを取付ける際に、オイルシー
ルを押し込んだのちにかしめるだけでリテーナに対して
オイルシールの補強板をかしめ固定することができるの
でリテーナとオイルシールとを一体とすることができ、
また、かしめ固定なのでリテーナの取付け部の肉厚を薄
く形成しても十分に固定することができる。
また、スリンガを有するタイプのオイルシールの場合に
は、スリンガを回転軸に被嵌したのちに補強板をリテー
ナの取付け部に位置してかしめ固定するだけで、リテー
ナとオイルシールとを一体に固定することができる。
また、リテーナの取付け部にはオイルシールの補強板が
位置し得るとともに、屈曲可能なかしめ部が環状に設け
られているので、このかしめ部を屈曲するだけでリテー
ナとオイルシールとを固定することができる。
この場合、かしめ部は環状でなく、所定の間隔をおいて
形成されているものの場合には、それぞれのかしめ部を
屈曲すれば固定することができる。
そして、オイルシールの補強板が所定の傾斜を有してい
れば、この傾斜に相当する弾性を有した状態でリテーナ
とオイルシールとを固定することができる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。
第1図にはこの考案による密封装置の第1の実施例が示
されていて、この密封装置1は、前記従来のものと同様
に、リテーナ2とオイルシール3とを具えている。
前記リテーナ2は、エンジンブロック等の相手部材4に
固定するための孔2aが周方向の複数箇所に設けられ、中
央部にはオイルシール3の取付け部5が設けられてい
る。
このオイルシール3の取付け部5はオイルシール3の補
強板6を受入れる大径部5aと、この大径部5aの内方で連
続するテーパ部5bとを有し、大径部5aの外周部にはかし
め部7が環状に起立した状態に形成され、このかしめ部
7の入口側はテーパ状の挿入ガイド部7aに形成されてい
る。
一方、オイルシール3は、内周面に回転軸9等に当接す
るリップ部8aを有した環状の弾性材8と、この弾性材8
に内周部が埋設されて、外周部が突出している環状の補
強板6とからなり、前記弾性材8には、シール部8bが突
出して設けられている。
上記のようなリテーナ2にオイルシール3を取付ける場
合には、まず、オイルシール3をリテーナ2に形成した
オイルシールの取付け部5に位置し、補強板6をかしめ
部7の挿入ガイド部7aに沿って押し込むと、補強板6は
大径部5aの端部である固定端面5cに当接し、それ以上の
挿入は阻止され、この時、前記シール部8bはリテーナ2
のテーパ部5bに押圧した状態で当接する。
したがって、この状態で前記かしめ部7を内方にかしめ
るとオイルシール3は、その補強板6が挟持された状態
で固定されることになる。
これによって、前記リテーナ2に対してオイルシール3
が確実に、かつ、所定の位置に固定されることになる。
第2図にはこの考案の第2の実施例が示されており、こ
の実施例に示す密封装置11もエンジンブロック等の相手
部材14に固定されるものであり、またリテーナ12は前記
実施例に示すものと同様である。
一方、オイルシール13は、回転軸19等の外側に被嵌して
一体に回転するスリンガ20と、このスリンガ20の起立部
20aと当接するリップ部18aを有する環状の弾性材18と、
この弾性材18に一体に設けられるとともに、外周部が突
出している補強板16とからなり、さらに、前記弾性材18
にはシール部18bが突出して設けられている。
上記のようなリテーナ12にオイルシール13を取付ける場
合には、まず、オイルシール13のスリンガ20を回転軸19
に被嵌する。
つぎに、弾性材18および補強板16をリテーナ12に形成し
たオイルシール13の取付け部15に位置し、補強板16をか
しめ部17に沿って押し込むと、補強板16は大径部15aの
端部である固定端面15cに当接し、それ以上の挿入は阻
止され、この時、前記シール部18bはリテーナ12のテー
パ部15bに押圧した状態で当接する。
したがって、この状態で前記かしめ部17を内方にかしめ
ると、オイルシール13は、その補強板16が挟持された状
態で固定されることになる。
これによって、前記リテーナ12に対してオイルシール13
が確実に、かつ、所定の位置に固定されることになる。
なお、前記スリンガ20の起立部20aとオイルシール13の
弾性材18のリップ部18aとの当接状態はあらかじめ調整
しておく。
第3図にはこの考案による密封装置の第3の実施例が示
されている。
この実施例に示す密封装置21においては、第1図に示す
ものと基本的には同様であり、同一の部材には同一の番
号を付して詳細な説明は省略する。
この実施例に示すリテーナ2は、オイルシール3の取付
け部5に大径部5aと、小径部5eとを有し、かつ、大径部
5aと小径部5eとの間に平坦面5dが形成されている。
一方、オイルシール3は内周面にリップ部8aを有する環
状の弾性材8と、この弾性材8に内周部が埋設されてい
る環状の補強板6とを具え、前記弾性材8には前記リテ
ーナ2の平坦面5dに当接するシール部8bが設けられてい
る。
上記のように構成されたリテーナ2にオイルシール3を
取付ける場合には、まず、オイルシール3をリテーナ2
に形成したオイルシール3の取付け部5に位置し、補強
板6をかしめ部7に沿って押し込むと、補強板6は大径
部5aの端部である固定端面5cに当接し、それ以上の挿入
は阻止され、この時、前記シール部8bはリテーナ2の平
坦面5dに押圧した状態で当接する。
したがって、この状態で前記かしめ部7を内方にかしめ
るとオイルシール3は、その補強板6が挟持された状態
で固定されることになる。
これによって、前記リテーナ2に対してオイルシール3
が確実に、かつ、所定の位置に固定されることになる。
第4図にはこの考案による密封装置の第4の実施例が示
されている。
この実施例に示す密封装置31にあっては、第2図に示す
ものと基本的には同様であり、同一の部材には同一の番
号を付して詳細な説明は省略する。
この実施例に示すリテーナ12は、オイルシール13の取付
け部15に大径部15aと、小径部15eとを有し、かつ、大径
部15aと小径部15eとの間に平坦面15dが形成されてい
る。
一方、オイルシール13は回転軸19に外側に被嵌して一体
に回転するスリンガ20と、このスリンガ20の起立部20a
とシールするリップ部18aを有する環状の弾性材18と、
この弾性材18に一体に設けられるとともに、外周部が突
出している補強板16とからなり、さらに、前記弾性材18
には前記リテーナ12の平坦面15dに当接するシール部18b
が設けられている。
上記のようなリテーナ12にオイルシール13を取付ける場
合には、まず、オイルシール13のスリンガ20を回転軸19
に被嵌する。
つぎに、弾性材18および補強板16をリテーナ12に形成し
たオイルシール13の取付け部15に位置し、補強板16をか
しめ部17に沿って押し込むと、補強板16は大径部15aの
端部である固定端面15cに当接し、それ以上の挿入は阻
止され、この時、前記シール部18bはリテーナ12の平坦
面15dに押圧した状態で当接する。
したがって、この状態で前記かしめ部17を内方にかしめ
るとオイルシール13は、その補強板16が挟持された状態
で固定されることになる。
これによって、前記リテーナ12に対してオイルシール13
が確実に、かつ、所定の位置に固定されることになる。
なお、前記スリンガ20の起立部20aとオイルシール13の
弾性材18のリップ部18aとの当接状態はあらかじめ調整
しておく。
また、第3および第4の実施例に示すものの場合、第5
図に示すように、オイルシール13の弾性材18に設けたシ
ール部18bを大きく突出させておくことにより、シール
性をさらに高めることができるものである。
なお、前記各実施例においては、リテーナ2、12のオイ
ルシール3、13の取付け部5、15に、補強板6、16が当
接する固定端面5c、15cを設けたが、第6図に示すよう
に、特別に固定端面を形成することなく、ポンチ等で円
周方向に複数箇所の突出部30を形成し、この突出部30と
内方に屈曲したかしめ部7、17との間でオイルシール
3、13の補強板6、16を固定するように構成しても良い
ものであり、この場合には、リテーナ2、12のかしめ部
7、17に当接する位置にオイルシール3、13の弾性材
8、18にシール部8a、18aを形成するものである。
また、環状のかしめ部7、17を全周に渡って内方に屈曲
してオイルシール3、13の補強板6、16をかしめた場合
について説明したが、かしめ部7、17をリテーナ2、12
のオイルシール3、13の取付け部5、15の全周ではなく
て第7図に示すように複数箇所に形成し、この各かしめ
部7、17をかしめることでオイルシール3、13を取付け
ても良く、このように構成することにより、かしめ部
7、17のかしめ、およびかしめの解除が容易であり、こ
のために、オイルシールが劣化した際の交換作業を容易
に行うことができるものである。
さらに、第8図および第9図に示すように円周に渡って
形成したかしめ部7、17のうちの所定の部分Xのみをか
しめて、他の部分をかしめないようにしても良いもので
ある。
さらに、かしめ部7、17を内方に屈曲してかしめる以外
に、第10図および第11図に示すように、かしめ部7、17
の内面をポンチ等で複数箇所突出させて突出部30を形成
することでも固定することができるものである。
なお、前記各実施例に示したオイルシール3、13の補強
板6、16を平板状のものではなく、第12図に示すように
外周縁が内周部に対して所定の距離yとなるように傾斜
を有しているものを使用すれば、補強板6、16がばね性
を有するのでかしめ時の固定がさらに確実になるもので
あり、特に、リテーナ自体を熱膨張係数の大きなもので
形成した場合には補強板自体が変位するのでリテーナの
変位に対して対処することができる。また、第13図に示
すものは、第6図に示すものの変形例であって、リテー
ナ2、12のオイルシール3、13の取付け部5、15の上部
に、オイルシール3、13の補強板6、16を位置し、この
のち、ポンチ等で円周方向に複数箇所のかしめを行って
突出部30を形成することで、取付け部5、15と突出部30
との間でオイルシール3、13の補強板6、16を挟持固定
しても良いものである。
したがって、上記の各実施例に示すもの、あるいは、そ
の変形例に示すもののように構成することにより、リテ
ーナのオイルシールへの取付け部の強度を特別に高める
ことなく、すなわち、オイルシールの取付け部の肉厚を
厚くすることなく確実にオイルシールを固定することが
できる。
また、オイルシールを交換して使用することができ、し
かも、オイルシールを取付けた際には、リテーナのオイ
ルシール取付け部と、オイルシールに設けたシール部と
の協働によって確実にシールがなされる。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように構成したことにより、オイルシ
ールの組付け時にリテーナの変形、破損等が防止される
とともに、組付けた際にはリテーナとオイルシールのシ
ール部との協働により確実にシールがなされる。
また、嵌合固定でなくてかしめ固定なのでリテーナの強
度が高くなくても組付けることができるので、リテーナ
を肉薄に形成して全体を小型、軽量とすることができ、
さらに、オイルシールが劣化した際には交換でき、しか
も交換作業が容易であるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による密封装置の第1の実施例を示す
概略図、第2図はこの考案による密封装置の第2の実施
例を示す概略図、第3図はこの考案による密封装置の第
3の実施例を示す概略図、第4図はこの考案による密封
装置の第4の実施例を示す概略図、第5図はオイルシー
ルの弾性材のシール部の変形例を示す概略図、第6図は
リテーナの取付け部の変形例を示す概略図、第7図はリ
テーナのかしめ部の変形例を示す概略図、第8図および
第9図はかしめ部の一部をかしめた状態を示す概略図、
第10図および第11図はかしめの例を示す概略図、第12図
はオイルシールの弾性材の変形例を示す概略図、第13図
はリテーナの取付け部の変形例を示す概略図、第14図は
従来の密封装置を示す概略図である。 1、11、21、31、41……密封装置 2、12、42……リテーナ 3、13、43……オイルシール 4、14、44……相手部材 5、15、45……取付け部 5a、15a……大径部 5b、15b……テーパ部 5c、15c……固定端面 5d、15d……平坦面 5e、15e……小径部 6、16……補強板 7、17……かしめ部 8、18……弾性材 9、19、49……回転軸 18a……リップ部 18b……シール部 20……スリンガ 20a……起立部 30……突出部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンブロック等の相手部材(4)と、
    この相手部材(4)の内部空間部から突出するクランク
    シャフト等の回転軸(9)との間を密封する密封装置
    (1、21)であって、該密封装置(1、21)は、前記相
    手部材(4)に取付けられるリテーナ(2)と、オイル
    シール(3)とを具え、該オイルシール(3)は内周面
    が前記回転軸(9)に被嵌するとともに、前記リテーナ
    (2)に当接するシール部(8b)を有する弾性材(8)
    と、内周部が前記弾性材(8)に埋設されている環状の
    補強板(6)とからなり、該補強板(6)が前記リテー
    ナ(2)にかしめ固定されることで、前記オイルシール
    (3)とリテーナ(2)とが一体となっていることを特
    徴とする密封装置。
  2. 【請求項2】エンジンブロック等の相手部材(14)と、
    この相手部材(14)の内部空間部から突出するクランク
    シャフト等の回転軸(19)との間を密封する密封装置
    (11、31)であって、該密封装置(11、31)は、相手部
    材(14)に取付けられるリテーナ(12)と、オイルシー
    ル(13)とを具え、前記オイルシール(13)は、前記回
    転軸(19)に被嵌可能であるとともに、一端に円板状の
    起立部(20a)が一体に形成されているスリンガ(20)
    と、前記スリンガ(20)の起立部(20a)に当接するリ
    ップ部(18a)および前記リテーナ(12)に当接するシ
    ール部(18a)を有する弾性材(18)と、内周部が弾性
    材(18)に埋設されている補強板(16)とからなり、該
    補強板(16)が前記リテーナ(12)にかしめ固定されて
    いることで、前記オイルシール(13)とリテーナ(12)
    とが一体となっていることを特徴とする密封装置。
  3. 【請求項3】前記リテーナ(2、12)にオイルシール
    (3、13)が位置し得る中空部が形成され、この中空部
    の内周にかしめ部(7、17)が設けられ、該かしめ部
    (7、17)を屈曲することでオイルシール(3、13)を
    かしめ固定するようになっている請求項1、2記載の密
    封装置。
  4. 【請求項4】前記リテーナ(2、12)にオイルシール
    (3、13)が位置し得る中空部が形成され、この中空部
    の内周に所定の間隔をおいてかしめ部(7、17)が形成
    され、該かしめ部(7、17)を屈曲することでオイルシ
    ール(3、13)をかしめ固定するようになっている請求
    項1、2記載の密封装置。
  5. 【請求項5】前記補強板(6、16)は、弾性材(8、1
    8)に対して傾斜して設けられている請求項1、2、
    3、4記載の密封装置。
JP1990082635U 1990-08-03 1990-08-03 密封装置 Expired - Lifetime JPH0744862Y2 (ja)

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