JP2508492Y2 - 密封装置 - Google Patents

密封装置

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JP2508492Y2
JP2508492Y2 JP2484290U JP2484290U JP2508492Y2 JP 2508492 Y2 JP2508492 Y2 JP 2508492Y2 JP 2484290 U JP2484290 U JP 2484290U JP 2484290 U JP2484290 U JP 2484290U JP 2508492 Y2 JP2508492 Y2 JP 2508492Y2
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昭彦 木場
義昭 大野
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エヌオーケー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は密封装置に関し、特に、密封性、組み立て
作業性にすぐれた密封装置に関するものである。
〔従来技術およびその問題点〕
従来、エンジンブロックおよびオイルパンと、クラン
クシャフト等の回転軸との関係は第12図および第13図に
示すようになっていて、エンジンブロック41に対してオ
イルパン42の一部が平板状に、あるいは、湾曲状に突出
して直交する2面から取付け面43が形成されている。
そして、上記のような取付け面43に取付けられて、そ
れらとクランクシャフト等の回転軸44との間をシールす
る場合においては、第14図および第15図に示す密封装置
50や、また、第16図〜第19図に示すような密封装置60を
用いることが知られている。
すなわち、第14図および第15図に示す密封装置50は、
第12図に示すようなオイルパン42の取付け面43が平板状
に突出した部位に取付けるものであって前記エンジンブ
ロック41およびオイルパン42の取付け面43に、取付け面
54に設けられたガスケット51を介して取り付けられるリ
テーナ52の内周面53にオイルシール55が嵌合されてお
り、このオイルシール55の内周面のリップ部56を前記回
転軸44の外周面に当接させることによって、回転軸44と
の間をシールし、さらに、前記ガスケット51によって前
記エンジンブロック41およびオイルパン42との間をシー
ルするようになっている。
なお、前記第13図に示すようにオイルパン42が湾曲状
に突出した部位に取付けるものにあっては前記リテーナ
52の下面を、湾曲状に突出させて合致させるようになっ
ている。
しかしながら、上記に示すような従来の密封装置にあ
っては、相手側の取付け面43が2面で形成されるために
ガスケット51の形状を、直交する2面をシールするよう
にしなければならず、このために複雑な形状となってガ
スケット51の製造コストが高くなり、また、取付けに関
しても細心の注意を払わなければ密封機能が果たせない
という問題点を有していた。
また、第16図〜第19図に示すような密封装置60は、リ
テーナ62の内周側に一体に保持したシール部材であるオ
イルシール63の内周面のリップ部67を前記回転軸44の外
周面に当接させることによって、回転軸44との間をシー
ルし、また、前記リテーナ62の取り付け面64に環状の溝
65を設けて、その溝65内に断面方形状の環状のガスケッ
ト66を一体に保持したものである。
なお、前記第13図に示すようにオイルパン42が湾曲状
に突出した部位に取付けるものにあっては前記リテーナ
62の下面を、湾曲状に突出させて合致させるようになっ
ている。
そして、この密封装置60にあっても、相手側の取付け
面43が直交する2面であるために、ガスケット66の形状
が複雑となり、このために製造コストが高くなり、ま
た、取付けに関しても細心の注意を払わなければ密封機
能が果たせないという問題点を有していた。
さらに、いずれの密封装置50、60にあっても、リテー
ナ52、62の形状が複雑であって全体が高価になるという
問題点を有していた。
この考案は上記のような従来のもののもつ問題点を解
決したものであって、密封性、組み立て性に優れるとと
もに、軽量、コンパクトであり、しかも安価な密封装置
を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記のような問題点を解決するためにこの考案は、2
つの部材から形成されるとともに、各部材の端面がほぼ
同一平面の取付け面に形成される固定部材の前記取付け
面に取付けられ、固定部材から突出する回転部材との間
をシールする密封装置であって、前記固定部材の各部材
の端面に取付けられる平板状のリテーナと、該リテーナ
と前記固定部材の各部材の端面との間に介装されるとと
もに、前記固定部材の各部材間の連結部に形成される溝
部に対応する部位にそれと合致し得る凸部が設けられる
平板状のガスケットと、前記リテーナに取付けられると
ともに、前記回転部材との間をシールするオイルシール
とを備えた手段を採用したものである。また、2つの部
材から形成されるとともに、各部材の端面がほぼ同一平
面の取付け面に形成される固定部材の前記取付け面に取
付けられ、固定部材から突出する回転部材との間をシー
ルする密封装置であって、外周部の複数箇所を厚肉部に
形成してこの厚肉部の端面で前記固定部材に対する取付
け面を形成したリテーナと、該リテーナに取付けられて
前記回転部材との間をシールするオイルシールと、前記
リテーナに設けられて前記固定部材の各部材の端面との
間をシールする第1のガスケットと、前記リテーナに設
けられて前記固定部材の各部材間の連結部に形成される
溝部内に位置し得る第2のガスケットとを備えた手段を
採用したものである。さらに、前記リテーナの固定部材
との厚肉部には、それを貫通する孔が穿設されている手
段を採用したものである。そして、前記第1のガスケッ
トを取付ける前記リテーナの部分は、他の部分よりも突
出している手段を採用したものである。
〔作用〕
上記の手段を採用したことによりこの考案は、固定部
材の2つの部材の端面(取付け面)にガスケットおよび
リテーナをそれらの順に配置し、それらをボルト等によ
って固定部材側に固定することで固定部材とリテーナと
の間がシールされるとともに、リテーナにオイルシール
を取付けることで、リテーナと回転部材との間がシール
されることになる。固定部材の2つの部材間の連結部に
形成されている溝部に対応するガスケットの部位にはそ
れと合致し得る凸部が設けられているので、2つの部材
によって形成される固定部材の取付け面が完全に同一の
平面でなくても、固定部材とリテーナとの間を良好にシ
ールすることができ、溝部からの漏れを確実に阻止する
ことができることになる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明す
る。
第1図〜第3図には、この考案による密封装置の第1
の実施例が示されていて、この実施例に示す密封装置20
は、固定部材1、2に取付けられるリテーナ5と、固定
部材1、2とリテーナ5との間に介装されるガスケット
9と、リテーナ5と固定部材1、2を挿通する回転軸3
との間に装着されるオイルシール8とを備えている。
固定部材1、2は、内部空所をクランクシャフト等の
回転軸3が挿通するエンジンブロック1と、このエンジ
ンブロック1の下面側にオイルパンガスケット11を介し
て連結されるとともに、内部に潤滑油が貯溜されるよう
になっているカップ状のオイルパン2とから構成されて
いる。
オイルパン2の縁部は水平方向に突出しているととも
に、その先端部は更に下方に垂下していて、その部分に
エンジンブロック1の端面1a(密封装置20の取付け面)
とほぼ同一平面となる垂下面2a(密封装置20の取付け
面)が形成されている。
オイルパン2の垂下面2aとエンジンブロック1の端面
1aとは、理想的には完全に同一の平面に形成することが
望ましいが、実際には製造コスト、組立精度等の問題か
ら完全に同一の平面に形成することは難しい。したがっ
て、両者の連結部には両者の形状に応じた溝部12が形成
されることが多々ある。
エンジンブロック1の端面1aおよびオイルパン2の垂
下面2aには、所定の間隔ごとにリテーナ取付け用の孔
4、4……が設けられている。
リテーナ5は、エンジンブロック1の端面1aおよびオ
イルパン2の垂下面2aに合致する形状、大きさに形成さ
れている。リテーナ5の中心部には、回転軸3を挿通さ
せるための孔6が穿設されている。リテーナ取付け用の
孔4、4……に対応するリテーナ5の部位には、ボルト
等を挿通させるための孔7、7……がそれぞれ穿設され
ている。
リテーナ5の孔6内には環状をなすオイルシール8が
嵌合されている。オイルシール8はその内周側を回転軸
3の周面に当接させている。したがって、回転軸3が回
転する際にオイルシール8の内周側が回転軸3の周面に
摺動接触することで、両者間がシールされるものであ
る。
ガスケット9は、エンジンブロック1の端面1aおよび
オイルパン2の垂下面2aに合致する形状、大きさに形成
されている。リテーナ5の孔6に対応するガスケット9
の部位には回転軸3を挿通させるための孔9aが穿設され
るとともに、リテーナ5の孔7、7……に対応するガス
ケット9の部位にはボルト等を挿通させるための孔(図
示せず)がそれぞれ穿設されている。エンジンブロック
1とオイルパン2の連結部に形成されている溝部12に対
応するガスケット9の部位には、溝部12に合致し得る形
状、大きさの凸部9dが一体に設けられている。
そして、上記のように構成したリテーナ5、オイルシ
ール8およびガスケット9からなるこの実施例による密
封装置20を固定部材であるエンジンブロック1およびオ
イルパン2に取付けるには、エンジンブロック1の端面
1aおよびオイルパン2の垂下面2aにガスケット9、リテ
ーナ5をそれらの順に位置し、リテーナ5の孔7、7…
…およびガスケットの孔(図示せず)にボルト等を挿通
して、ボルト等の先端部をエンジンブロック1の端面1a
およびオイルパン2の垂下面2aに形成したリテーナ取付
け用の孔4、4……に捩じ込み、ガスケット9およびリ
テーナ5をエンジンブロック1およびオイルパン2側に
固定する。そして、リテーナ5の孔6内にオイルシール
8を嵌合し、その内周側を回転軸3の周面に当接させ
る。
このようにして、ガスケット9、リテーナ5およびオ
イルシール8を固定部材1、2側に取付けることで、こ
の実施例による密封装置20が構成されるものである。
上記のように構成したこの実施例による密封装置20に
あっては、エンジンブロック1の端面1aおよびオイルパ
ン2の垂下面2aをほぼ同一の平面に形成してあるので、
リテーナ5およびガスケット9を簡単な形状の平板状と
することができることになる。したがって、リテーナ5
およびガスケット9の製造が簡単となり、製造コストを
大幅に低減させることができることになる。また、組立
て精度等の問題からエンジンブロック1の端面1aおよび
オイルパン2の垂下面2aを完全に同一の平面に形成する
ことができず、両者の連結部に溝部12が形成されたとし
ても、それに合致し得る凸部9dをガスケット9に設けて
あるので、溝部12に対応する部分から漏れ等が発生する
虞は全くなく、良好なシール性が得られることになる。
第4図および第5図にはエンジンブロックとオイルパ
ンとの他の例が示されている。
このエンジンブロック21の端面21aと、オイルパン22
の垂下面22aとで形成される取付け面はほぼ同一平面の
状態になっているとともに、所定の間隔をおいてリテー
ナ取付け用の孔24、24、……が設けられており、そし
て、オイルパン22の垂下面22aは屈曲して形成してある
ので、エンジンブロック21との連結部にはかならず溝部
23が形成されることとなる。
また、第6図および第7図に示すエンジンブロック21
とオイルパン22とはオイルパン22の形状が第4図および
第5図に示したものとわずかに異なるだけで他の部分は
同一なので同一の番号を付して説明は省略する。
そして、第4図および第5図、または第6図および第
7図に示すエンジンブロック21とオイルパン22との取付
け面に取付けて密封するための第2の実施例の密封装置
30が第8図〜第10図に示されている。
すなわち、この実施例に示す密封装置30にあっては、
クランクシャフト等の回転軸25との間をシールするオイ
ルシール38と、エンジンブロック21およびオイルパン22
の間をシールする拡径状のガスケット39と、前記オイル
シール38とガスケット39とを保持するとともに、前記エ
ンジンブロック21とオイルパン22とに取付けられるリテ
ーナ31とから構成されている。
前記リテーナ31は筒状をなす円筒部32と、この円筒部
32の外周側に一体に設けられて径方向外側に環状に突出
するフランジ部33とから構成され、前記円筒部32の先端
部には径方向内側に環状に突出する突出部34が一体に設
けられていて、この突出部34の先端部に前記オイルシー
ル38が取付けられている。
また、前記フランジ部33の端面33a、すなわち、リテ
ーナ31の端面の外縁部には所定の間隔をおいて厚肉部35
が設けられて、この厚肉部35の端面、すなわち、第12図
における上面が取付け面35aに形成されるとともに、こ
の各厚肉部35には、それを貫通する取付けボルト用の孔
36、36、……がそれぞれ設けられている。
さらに、前記リテーナ31の端面31aには前記円筒部32
を囲むように厚肉のガスケット成形面31aが形成され、
このガスケット成形面31aは前記リテーナ31の端面33aよ
りも突出しているとともに、取付け面35aよりも突出し
ない突出量となっている。
そして、前記ガスケット成形面31aに前記ガスケット3
9が設けられ、このガスケット39の先端部は前記取付け
面35aよりも突出した状態となっている。
さらに、第4図および第5図、または第6図および第
7図に示すエンジンブロック21とオイルパン22との連結
部の溝部23に合致する位置に堰止め形状のガスケット37
が設けられている。
なお、Xはリテーナ鋳造型の突出し位置である。
つぎに前記のものの作用について説明する。
まず、第4図および第5図、または第6図および第7
図に示すエンジンブロック21とオイルパン22との取付け
面にガスケット39が当接するように位置し、エンジンブ
ロック21およびオイルパン22に設けた孔24、24、……
と、リテーナ31の厚肉部35に設けたボルト用の孔36、3
6、……とを一致させたのちにボルトを用いて固定す
る。
この場合、前記各取付け面35aよりもガスケット39の
先端部の方が突出しているのでガスケット39を押圧した
状態で各取付け面35aがエンジンブロック21の端面21aお
よびオイルパン22の垂下面22aからなる取付け面に当接
するものである。
したがって、エンジンブロック21およびオイルパン22
の内部との間はガスケット39で、また、回転軸25との間
はオイルシール38でそれぞれ密封され、これによって密
封性を確保することができる。
そして、この密封時に、前記エンジンブロック21とオ
イルパン22との連結部の溝部23に対応するリテーナ31の
部分には他のガスケット37が設けられているので、この
ガスケット37は第11図(a)、(b)に示すように溝部
23内に位置することとなり、前記ガスケット39のみでは
溝部23に関して充分に密封し得ない場合であっても確実
に密封することができるものである。
また、前記エンジンブロック21とオイルパン22との取
付け面に当接して密封するガスケット39は拡径状をなし
ているので大きな撓み性を有し、密封装置の組付け性が
良好であるので補修、分解を行ってもガスケット39の損
傷が少なく、繰り返しての使用性が高いとともに、エン
ジンブロック21とオイルパン22との取付け面に対して位
置決めがずれたとしても容易に追随可能である。
〔考案の効果〕
この考案は請求項1のように構成したことにより、2
つの部材からなる固定部材の端面に取り付けられるリテ
ーナおよびガスケットを簡単な形状の平板状に形成する
ことができることになる。したがって、リテーナおよび
ガスケットの製造が簡単となり、製造コストを大幅に低
減させることができることになる。また、固定部材を構
成する2つの部材の連結部に溝部が形成されたとして
も、溝部に対応するガスケットの部位に溝部に合致し得
る凸部を設けてあるので、組立てに神経を使うことな
く、リテーナおよびガスケットを相手側部材に固定する
だけで、良好なシール性が得られることになる。
さらに、請求項2のように構成したことにより、ガス
ケットを拡径状に形成することができることになる。し
たがって、ガスケットの撓み量が大きくなり、組立て性
が良好になるとともに、繰り返しての使用が可能とな
り、さらには固定部材に対しての組付け位置がずれたと
しても、容易に追随することができて組付けることがで
きることになる。そして、固定部材を構成する2つの部
材間の連結部に溝部が形成されたとしても、その溝部内
に位置し得る第2のガスケットを備えているので、組立
てに神経を使うことなく、良好なシール性が得られるこ
とになるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による第1の実施例の密封装置を取り
付けた状態を示した概略図、第2図は第1図に示す密封
装置が取り付けられる固定部材を示した概略図、第3図
は第1図に示すものの断面図であって、固定部材と密封
装置の関係を示した説明図、第4図および第5図は他の
固定部材を示した概略図、第6図および第7図はさらに
他の固定部材を示した概略図、第8図はこの考案による
密封装置の第2の実施例を示した概略図、第9図は第8
図のY−Y線に沿って見た断面図、第10図は第8図のC
−C線断面図、第11図は第8図の固定部材の溝部と第2
のガスケットとの関係を示した断面図であって、(a)
は全体を示す概略図、(b)はB−B線断面図、第12図
および第13図は従来の固定部材を示した概略図、第14図
および第15図は従来の密封装置の一例を示したものであ
って、第14図は全体を示した概略図、第15図は概略断面
図、第16図〜第19図は従来の密封装置の他の例を示した
もので、第16図は全体を示した概略図、第17図は第16図
の下面図、第18図は第19図のA−A線に沿って見た断面
図、第19図はリテーナとガスケットとの取付け部を示し
た部分拡大断面図である。 1、21、41……エンジンブロック 1a、21a、33a……端面 2、22、42……オイルパン 2a、22a……垂下面 3、25、44……回転軸 4、6、7、9c、24、36……孔 5、31、52、62……リテーナ 8、38、55、63……オイルシール 9、37、39、51、66……ガスケット 9d……凸部 10、20、30、50、60……密封装置 11……オイルパンガスケット 12、23……溝部 32……円筒部 33……フランジ部 34……突出部 35……厚肉部 31a……ガスケット成形面 35a、43、54、64……取付け面 53……内周面 56、67……リップ部 65……溝

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの部材から形成されるとともに、各部
    材の端面がほぼ同一平面の取付け面に形成される固定部
    材(1)(2)の前記取付け面に取付けられ、固定部材
    (1)(2)から突出する回転部材(3)との間をシー
    ルする密封装置であって、 前記固定部材(1)(2)の各部材の端面に取付けられ
    る平板状のリテーナ(5)と、該リテーナ(5)と前記
    固定部材(1)(2)の各部材の端面との間に介装され
    るとともに、前記固定部材(1)(2)の各部材間の連
    結部に形成される溝部(12)に対応する部位にそれと合
    致し得る凸部(9d)が設けられる平板状のガスケット
    (9)と、前記リテーナ(5)に取付けられるととも
    に、前記回転部材(3)との間をシールするオイルシー
    ル(8)とを備えたことを特徴とする密封装置。
  2. 【請求項2】2つの部材から形成されるとともに、各部
    材の端面がほぼ同一平面の取付け面に形成される固定部
    材(21)(22)の前記取付け面に取付けられ、固定部材
    (21)(22)から突出する回転部材(25)との間をシー
    ルする密封装置であって、 外周部の複数箇所を厚肉部(35)に形成してこの厚肉部
    (35)の端面で前記固定部材(21)(22)に対する取付
    け面(35a)を形成したリテーナ(31)と、該リテーナ
    (31)に取付けられて前記回転部材(25)との間をシー
    ルするオイルシール(38)と、前記リテーナ(31)に設
    けられて前記固定部材(21)(22)の各部材の端面との
    間をシールする第1のガスケット(39)と、前記リテー
    ナ(31)に設けられて前記固定部材(21)(22)の各部
    材間の連結部に形成される溝部(23)内に位置し得る第
    2のガスケット(37)とを備えたことを特徴とする密封
    装置。
  3. 【請求項3】前記リテーナ(31)の固定部材(21)(2
    2)との厚肉部(35)には、それを貫通する孔(36)が
    穿設されている請求項2記載の密封装置。
  4. 【請求項4】前記第1のガスケット(39)を取付ける前
    記リテーナ(31)の部分(31a)は、他の部分よりも突
    出している請求項2記載の密封装置。
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JPH0393657U JPH0393657U (ja) 1991-09-25
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