JPH074307Y2 - 折り畳み扉 - Google Patents

折り畳み扉

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JPH074307Y2
JPH074307Y2 JP16262388U JP16262388U JPH074307Y2 JP H074307 Y2 JPH074307 Y2 JP H074307Y2 JP 16262388 U JP16262388 U JP 16262388U JP 16262388 U JP16262388 U JP 16262388U JP H074307 Y2 JPH074307 Y2 JP H074307Y2
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JP
Japan
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door body
wide
narrow
hinge
guide
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP16262388U
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English (en)
Other versions
JPH0283988U (ja
Inventor
哲朗 中ノ森
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、折り畳み扉に関し、詳しくは開口巾を広くし
ながら、折り畳んだ場合に枠框から大きくはみ出さない
ようにしようとするとともにその閉塞も容易になそうと
する技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、折り畳み扉においては、第12図に示すように、一
対の扉体1a,2aが蝶番3にて折り畳み自在に連結され、
上下のレール5,5に扉体1a,2aの端部の上下面に設けたラ
ンナーやガイドピンのような被ガイド4,4を走行自在に
建込み、一対の扉体1a,2aを第13図のように折り畳むも
のである。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このような折り畳み扉においては、一対の扉
体1a,2aの巾wが略等しく、開口巾を広げる場合には、
扉体1a,2aの巾wも広くなり、第13図のように枠框9か
ら大きく突出し、そのためのスペースも要するという問
題があった。又、このような折り畳み扉を室内等に設け
るのに、折り畳み扉を開放したのちこれを閉塞するのに
面倒であるとともに閉め忘れることがあるという問題が
あった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、開口巾を大きくしながら折り
畳んだ場合の枠框からの突出量を少なくでき、しかもそ
の閉塞も容易に行え、かつ閉め忘れが生じることがない
折り畳み扉を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の折り畳み扉は、巾の広い広巾扉体1と巾の狭い
狭巾扉体2とを蝶番3にて折り畳み自在に枢支連結し、
狭巾扉体2の蝶番3とは反対側の端部の上下面もしくは
いずれかの面にランナーやピボットのような被ガイド4
を設け、広巾扉体1の蝶番3とは反対側の端部の上下面
もしくはいずれかの面で狭巾扉体2における蝶番3と被
ガイド4間の距離lに略等しくして被ガイド4を設け、
夫々の被ガイド4,4をレールのようなガイド5に走行自
在に建込み、広巾扉体1の被ガイド4と広巾扉体1側の
固定部6とをばねのような戻し手段7にて連結するとと
もにこの戻し手段7をガイド5の内部に沿わせて設けて
成ることを特徴とするものである。
[作用] このように、広巾扉体1の蝶番3とは反対側の端部の上
下面もしくはいずれかの面で狭巾扉体2における蝶番3
と被ガイド4間の距離lに略等しくして被ガイド4を設
け、夫々の被ガイド4をレールのようなガイド8に走行
自在に建込むことによって、広巾扉体1は端部ではなく
て端部から蝶番3側に寄った位置における被ガイド4に
おいてレールのようなガイド8に対して回動して、巾の
広い広巾扉体1の端部において回動させて折り畳むもの
に比べて枠框から突出させる量を少なくできるように
し、しかも広巾扉体1の被ガイド4と広巾扉体1側の固
定部6とをばねのような戻し手段7にて連結するととも
にこの戻し手段7をガイド5の内部に沿わせて設けるこ
とによって、戻し手段7に抗して折り畳み開放された広
巾扉体1は戻し手段7の戻し力によって自動的に戻さ
れ、その閉塞を忘れることなく行え、かつばねのような
戻し手段7はレールのようなガイド5の内部に沿って設
けることで、戻し手段7が外部に露出して外観を低下す
ることのないようにしたものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
左右の縦框9,9を上端において横框19にて連結するとと
もにガイド5としての上のレール5aを設けて枠框8を構
成してある。そして巾の広い広巾扉体1と巾の狭い狭巾
扉体2とを後述する蝶番3としてのギヤ蝶番10にて折り
畳み自在に枢支連結してある。狭巾扉体2は固定側とな
るものであり、この狭巾扉体2のギヤ蝶番10とは反対側
の端部の上下面に被ガイド4としてのピボット11を突設
させてある。一方、可動側となる広巾扉体1のギヤ蝶番
10とは反対側の端部の上面で狭巾扉体2におけるギヤ蝶
番10とピボット11間の距離lに略等しくして被ガイド4
としてのランナー12を設けてある。しかしてランナー12
を上のレール5aに走行自在に吊下げるとともに、ピボッ
ト11を上のレール5aの孔13及び枠框8側に取付けた金具
14の孔15に回動自在に挿合して折り畳み扉Aを構成して
ある。
このように、広巾扉体1のギヤ蝶番3とは反対側の端部
の上面で狭巾扉体2におけるギヤ蝶番3とピボット10間
の距離lに略等しくしてランナー12を設け、夫々のピボ
ット11及びランナー12をレール5aに回動自在及び走行自
在に建込むことで、第2図に示すように、広巾扉体1は
端部ではなくて端部からギヤ蝶番3側に寄った位置にお
けるランナー12においてレール5aに対して回動して、巾
の広い広巾扉体1の端部において回動させて折り畳むも
のに比べて枠框8から突出させる量を少なくするのであ
る。
かかる場合、広巾扉体1は狭巾扉体2の略2倍の巾を有
し、また、把手16が設けられ、広巾扉体1及び狭巾扉体
2の下面並びに枢支連結側の端面にはモヘヤ17が設けら
れ、床面との間並びに枢支連結箇所に隙間が生じないよ
うにしてある。
第4図はギヤ蝶番10を示して、巾の広い広巾扉体1と巾
の狭い狭巾扉体2との枢支連結側の上下端面に夫々ギヤ
受座18を取付け、このギヤ受座18にギヤ20を一体化させ
て取付け、ギヤ20とギヤ受座18間にギヤケース21となる
連結板がギヤ20とは摺動自在に介装され、しかしてギヤ
20,20の噛合状態を維持させて広巾扉体1と狭巾扉体2
とを折り畳み自在に枢支連結するものである。このよう
なギヤ蝶番10は上下に設けられていて、上下におけるギ
ヤ20,20の噛合状態を維持して、広巾扉体1と狭巾扉体
2とは円滑に折り畳み回動がなされる。
そして、広巾扉体1のランナー12の軸22と広巾扉体1側
の固定部6としてのレール5aの端部間に戻し手段7を介
装してある。このような戻し手段7は、ケーシング23の
内部にぜんまいばねような戻しばね(図示せず)を内蔵
し、この戻しばねに連結したワイヤー24をケーシング23
から導出したものであり、ケーシング23をレール5aの端
部に取付けるとともにワイヤー24の先端をランナー12の
軸22に係着したものである。
このように、ランナー12を戻し手段7にて固定部6に連
結することで、戻し手段7に抗して折り畳み開放された
広巾扉体1は戻し手段7のぜんまいばねの戻し力によっ
て自動的に戻され、その閉塞を自動的に行って閉め忘れ
ることがないものである。そしてばねのような戻し手段
7はレールのようなガイド5の内部に沿って設けられて
いて、戻し手段7が外部に露出して外観を低下すること
のないものである。
かかる場合、広巾扉体1と狭巾扉体2との一方にはマグ
ネット25を、他方には鉄板のような磁着板26を設けてあ
り、戻し手段7の戻し力に抗して広巾扉体1と狭巾扉体
2とを開成した後、マグネット25に磁着板26を磁着する
ことで、その開成状態を維持できるようにしてある。そ
して閉塞に際しては、手等にてマグネット25による磁着
を解除することで、戻し手段7の戻し力により閉塞が行
なわれる。
第9図は他の実施例を示していて、固定部6としてのレ
ール5aとランナー12の軸22との間に戻し手段7としての
コイルスプリング27を介装し、コイルスプリング27をレ
ール5aの内部に沿って配設するものである。
尚、実施例においては、狭巾扉体2を固定側にして広巾
扉体1を可動側としたが、狭巾扉体2も可動として両方
を可動扉にしてもよい。
又、実施例においては、上のレール5に狭巾扉体2をラ
ンナー11を介して吊下げ保持させたが、下にレールを設
けてガイドするようにしてもよい。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、巾の広い広巾扉体と巾の狭い狭
巾扉体とを蝶番にて折り畳み自在に枢支連結し、狭巾扉
体の蝶番とは反対側の端部の上下面もしくはいずれかの
面にランナーやピボットのような被ガイドを設け、広巾
扉体の蝶番とは反対側の端部の上下面もしくはいずれか
の面で狭巾扉体における蝶番と被ガイド間の距離に略等
しくして被ガイドを設け、夫々の被ガイドをレールのよ
うなガイドに走行自在に建込んであるから、その折り畳
み時には、広巾扉体は端部ではなくて端部から蝶番側に
寄った位置における被ガイドにおいてレールのようなガ
イドに対して回動して、巾の広い広巾扉体の端部におい
て回動させて折り畳むものに比べて枠框から突出させる
量を少なくできるという利点がある。しかも広巾扉体の
被ガイドと広巾扉体側の固定部とをばねのような戻し手
段にて連結するとともにこの戻し手段をガイドの内部に
沿わせて設けてあるから、戻し手段に抗して折り畳み開
放された広巾扉体は戻し手段の戻し力によって自動的に
戻され、その閉塞を忘れることなく行うことができ、か
つばねのような戻し手段はレールのようなガイドの内部
に沿って設けるから、戻し手段が外部に露出して外観を
低下することがないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は同上の閉
塞状態の平断面図、第3図は同上の開成状態の平断面
図、第4図は同上のギヤ蝶番の分解斜視図、第5図は同
上の広巾扉体と狭巾扉体との当接箇所の断面図、第6図
は同上の狭巾扉体の部分分解斜視図、第7図は同上のガ
イドと広巾扉体及び狭巾扉体との関係を示す分解斜視
図、第8図(a)(b)は同上の組み立て状態の部分斜
視図、断面図、第9図は同上の他の実施例の分解斜視
図、第10図は同上の閉塞状態の平断面図、第11図は同上
の開放状態の平断面図、第12図は従来例の閉塞状態の平
断面図、第13図は同上の開成状態の平断面図であり、1
は広巾扉体、2は狭巾扉体、3は蝶番、4は被ガイド、
6は固定部、lは距離である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】巾の広い広巾扉体と巾の狭い狭巾扉体とを
    蝶番にて折り畳み自在に枢支連結し、狭巾扉体の蝶番と
    は反対側の端部の上下面もしくはいずれかの面にランナ
    ーやピボットのような被ガイドを設け、広巾扉体の蝶番
    とは反対側の端部の上下面もしくはいずれかの面で狭巾
    扉体における蝶番と被ガイド間の距離に略等しくして被
    ガイドを設け、夫々の被ガイドをレールのようなガイド
    に走行自在に建込み、広巾扉体の被ガイドと広巾扉体側
    の固定部とをばねのような戻し手段にて連結するととも
    にこの戻し手段をガイドの内部に沿わせて設けて成る折
    り畳み扉。
JP16262388U 1988-12-15 1988-12-15 折り畳み扉 Expired - Lifetime JPH074307Y2 (ja)

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JP16262388U JPH074307Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 折り畳み扉

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JP16262388U JPH074307Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 折り畳み扉

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JPH0283988U JPH0283988U (ja) 1990-06-28
JPH074307Y2 true JPH074307Y2 (ja) 1995-02-01

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