JPH0725425Y2 - 折り戸の構造 - Google Patents

折り戸の構造

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JPH0725425Y2
JPH0725425Y2 JP1989035439U JP3543989U JPH0725425Y2 JP H0725425 Y2 JPH0725425 Y2 JP H0725425Y2 JP 1989035439 U JP1989035439 U JP 1989035439U JP 3543989 U JP3543989 U JP 3543989U JP H0725425 Y2 JPH0725425 Y2 JP H0725425Y2
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JP
Japan
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door body
door
opening frame
runner
frame
Prior art date
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JP1989035439U
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JPH02125187U (ja
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哲朗 中ノ森
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、室内の間仕切り等として使用される折り戸
の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、室内の間仕切りとしてドアを設ける場合、ドア本
体を折り戸で形成することにより開閉のために必要なス
ペースを小さくしようとするものがあった。すなわち、
第12図に示すように、開口枠41の内側に略同一幅に形成
した一対のドア本体42,43を設けるとともに、これらド
ア本体42,43の中央側の側端どうしを連結具(図示せ
ず)で連結する。一方のドア本体42の一側は開口枠41に
回動自在に連結されている。他方のドア本体43の上端に
はランナ44が設けてあり、このランナ44は開口枠41の上
枠41aに設けた上部レール45にスライド自在に係合され
ている。このドア本体43の下端には、ガイド46が設けて
あり、このガイド46が床に設けた下部レール47にスライ
ド自在に係合している(第13図参照)。そして、閉じた
状態においては、第14図に示すように、一対のドア本体
42,43が連設され、開き状態においては一方のドア本体4
2の他側が開口枠41の外側に回動するとともに、一方の
ドア本体42に他方のドア本体43が対接した状態で折り畳
まれる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この構造においては、第15図に示すように、一
対のドア本体42,43の開き状態でドア本体42,43が開口枠
41から大きく突出し、邪魔になるという問題があった。
また、開閉を行う場合にも突出量が大きいと操作性が悪
くなっていた。さらに、他方のドア本体43は下端にガイ
ド46を設け、このガイド46を下部レール47内でスライド
させていたので、下部レール47内にごみが溜まりやすく
なり、ドア本体43の作動がスムーズに行えないという問
題が生じていた。
したがって、この考案の目的は、ドア本体の開口枠から
の突出を抑えることにより操作性が向上でき、かつごみ
が溜まることにより作動不良となるのを防止でき、しか
もドア本体の開閉がスムーズに行える折り戸の構造を提
供することである。
〔改題を解決するための手段〕
この考案の折り戸の構造は、開口枠内に設置され、一側
を開口枠の一側に回動自在に連結された一方のドア本体
とこの一方のドア本体の他側に一側を回動自在に連結し
た他方のドア本体とからなり、他方のドア本体の閉じ状
態で伸長して開口枠を塞ぎ、開き状態で開口枠の一側に
一方のドア本体とともに折り畳まれる折り戸の構造にお
いて、一方のドア本体の一側の上下端面を上部支持具な
らびに下部支持具にて垂直軸心回りに回動自在に開口枠
に連結し、他方のドア本体の幅を一方のドア本体の幅よ
りも広く形成するとともに、他方のドア本体の上端面の
幅方向および厚さ方向中央部にランナを設け、ランナを
開口枠の上枠に設けたレールに走行自在に係合したこと
を特徴とするものである。
〔作用〕
この考案の構成によれば、一方のドア本体の幅を他方の
ドア本体の幅よりも狭く形成したので、一対のドア本体
を開いて折り畳んだときに他方のドア本体の一部が開口
枠の内側に突出し、開口枠の外側への突出量を小さくす
ることができる。したがって、ドア本体が開閉時に邪魔
ならず、操作が容易に行える。また、一方のドア本体の
一側の上下端面を上部支持具ならびに下部支持具にて垂
直軸心回りに回動自在に開口枠に連結するとともに、他
方のドア本体をランナにて開口枠の上枠のレールに吊持
したので、一対のドア本体の開閉を行うための下部レー
ルを床に設ける必要がない。したがって、レール内にご
みが溜まることにより生じるドア本体の作動不良を防止
することができる。さらに、他方のドア本体の上端面に
おける幅方向および厚さ方向中央部にランナを設けてレ
ールに吊持したので、他方のドア本体がバランス良く吊
持され、ランナがレールに沿ってスムーズに走行でき
る。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図ないし第11図に基づいて説
明する。
開口枠1は、一対の縦枠1aとこれらの上端を連結した上
枠1bとからなり、壁の開口に固定されている。縦枠1aお
よび上枠1bには内周面には戸当り1c(第2図参照)が固
定されている。この戸当り1cとの間に隙間を設けた状態
で上枠1bの前部に目隠し部材1dが垂設してある。そし
て、隙間には他方のドア本体3に設けたランナ7(第4
図参照)がスライドさせるためのレール4が設けてあ
る。
ドア本体2は、第1図に示すように、一側が開口枠1の
一側の縦枠1aに回動自在に吊持されている。ドア本体2
は吊持は、第3図に示すように、開口枠1の上下部の内
周面に突設したピボットヒンジ等からなる上部支持具5,
下部支持具6で行っている。
上部支持具5は、筒体5aと、この筒体5a内に設けたピボ
ット5bと、筒体5a内に設置されピボット5bを上方に押し
上げるばね5eとからなる。ピボット5bの下部には突起5d
が設けてあり、この突起5dは筒体5aに形成したスライド
溝(図示せず)から突出し、このスライド溝内を上下す
る。ピボット5bの上部は上枠1bに形成した挿通孔1b′に
挿通され、下部はドア本体2の上端面に形成した挿通孔
2aに挿通されている。このピボット5bは、通常の状態で
上端が上枠1bの挿通孔1b′に挿通されており、突起5dを
押し下げることによりピボット5bの上部が挿通孔1b′か
ら外れ、一方のドア本体2の着脱が可能になる。なお、
ピボット5bは、一方のドア本体2の上端面に形成した凹
部2cに補強板5cを埋め込み、この補強板5cとともに一方
のドア本体2に固定される。
下部支持具6は、水平材6aとこの水平材6aに立設したピ
ボット6bからなる。この下部支持具6は、水平材6aが開
口枠1の縦枠1aに固定され、ピボット6bの上端がドア本
体2の下端面に設けた挿通孔2bに挿通されており、ドア
本体2を回動自在に支持している。なお、下部支持具6
を設ける際には、ドア本体2の下面に凹部2dを形成し、
この凹部2dに補強板6cを挟着した状態でドア本体2に固
定する。
他方のドア本体3は、第1図に示すように、その幅寸法
を一方のドア本体2の幅寸法の約2倍に形成してある。
他方のドア本体3の上端面の幅方向および厚さ方向中央
部には、ランナ7が回動自在に固定されており、このラ
ンナ7は開口枠1に設けたレール4に係合されスライド
する。
レール4は、リップ溝形鋼の開口を下方に配設した状態
で設置したもので、両リップの内面側の上面をランナ7
が走行する。レール4の内部には、第5図に示すよう
に、ストッパ8が設けてあり、スライドしたランナ7を
停止させて他方のドア本体3が一方のドア本体2と接触
するのを防止している。レール4は、端部の側板4aが取
り外し自在に形成されており、この側板4aを取り外した
状態でランナ7をレール4内に収納する。また、レール
4の外側面には木目柄のシート材4b(第6図参照)が貼
着してある。
一方および他方のドア本体2,3の連結部は、第7図に示
すように、その上下端に設けたギヤ等からなる連結材9
によって連結されている。各ドア本体2,3の上端面には
切欠部2e,3aが形成してあり、それぞれにギア受け9cが
ビスで固定されており、各々のギア受け9cに跨がった状
態でギアケース9bが固定され、ギアケース9bにギア9aが
それぞれギア回動自在に設けてある。これらのギア9aは
互いに歯合し、ドア本体2,3の回動につれて回動する。
一方のドア本体2の両側端には、第8図および第9図に
示すように、モヘヤ等からなる弾性材10が設けてある。
この弾性材10は、他方のドア本体3との間に生じる隙間
や開口枠1との間の隙間を塞いで、指が挟まれたり、外
観が損なわれるのを防止している。
この実施例による動作を説明する。第10図に示すよう
に、閉じた状態にあるドア本体2,3の他方のドア本体3
の開口枠1側の把手を手前に引くと、他方のドア本体3
の開口枠1側の側端が手前に突出するとともに、他側端
が開口枠1の奥側に移動する。このとき、他方のドア本
体3に設けたランナ7がレール4内をスライドする。ま
た、一方のドア本体2は、他方のドア本体3の動作に対
応して他方のドア本体3側の側端が開口枠1の奥側に回
動する。他方のドア本体3を開ききった状態で一方およ
び他方のドア本体2,3が折り畳まれ、開口枠1の一側側
に収納される(第11図参照)。
この実施例の構成によれば、一方のドア本体2の幅を他
方のドア本体3の半分の幅に形成したので、一対のドア
本体2,3を開いて折り畳んだ状態においてドア本体2,3の
開口枠1の外側への突出量を少なくすることができる。
したがって、ドア本体2,3の開閉操作が行いやすくな
る。また、一対のドア本体2,3を開口枠1の縦枠1aにピ
ボットからなる上部支持具5ならびに下部支持具6を介
して吊持したので、ドア本体2,3の着脱が容易に行え
る。しかも、ドア本体2,3の下面をガイド等で支持する
必要がないので、ドア本体2,3をスライドさせるための
スライドレールが不要となる。したがって、スライドレ
ール内にごみ等が詰まることにより生じるドア本体2,3
の作動不良を防止することができる。また、他方のドア
本体3の上端面における幅方向および厚さ方向中央位置
にランナ7を設けてレール4に吊持したので、他方のド
ア本体3がバランス良く吊持され、ランナ7がレール4
に沿ってスムーズに走行し、ドア本体2,3の開閉がスム
ーズに行える。さらに、開口枠1の上枠1bに設けたレー
ル4内にストッパ8を設けたので、ドア本体2,4を折り
畳んだ際にも互いに接触することがなく、傷が付くのを
防止することができる。また、ドア本体2,3の連結部を
曲線状に加工したので指が挟まれにくくなり、安全性の
向上が図れる。しかも、連結部の隙間および開口枠1と
の隙間に弾性材10を設けたので、一層指が挟まれにくく
なると同時に、外観を向上させることができる。
なお、前記実施例においては、一方および他方のドア本
体2,3の幅寸法の比を1:2としていたが、これ以外の比に
形成してもよい。ただし、1:1は除く。
また、前記実施例では、一対のドア本体2,3を回動自在
に連結する連結材9としてギア9aを用いていたが、リン
クや蝶番を用いてもよい。
〔考案の効果〕
この考案の折り戸の構造によれば、一方のドア本体の幅
を他方のドア本体の幅よりも狭く形成したので、一対の
ドア本体を開いて折り畳んだときに他方のドア本体の一
部が開口枠の内側に突出し、開口枠の外側への突出量を
小さくすることができる。したがって、ドア本体が開閉
時に邪魔ならず、操作が容易に行える。また、一方のド
ア本体の一側の上下端面を上部支持具ならびに下部支持
具にて垂直軸心回りに回動自在に開口枠に連結するとと
もに、他方のドア本体をランナにて開口枠の上枠のレー
ルに吊持したので、一対のドア本体の開閉を行うための
下部レールを床に設ける必要がない。したがって、レー
ル内にごみが溜まることにより生じるドア本体の作動不
良を防止することができる。さらに、他方のドア本体の
上端面における幅方向および厚さ方向中央部にランナを
設けてレールに吊持したので、他方のドア本体がバラン
ス良く吊持され、ランナがレールに沿ってスムーズに走
行し、ドア本体の開閉がスムーズに行えるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の折り戸の正面図、第2図
はその一方のドア本体の部分断面図、第3図はその一方
のドア本体の開口枠との連結部の部分分解斜視図、第4
図は他方のドア本体の部分断面図、第5図はレールの斜
視図、第6図はその部分詳細図、第7図は一方および他
方のドア本体の連結部の詳細図、第8図は開口枠と一方
のドア本体の連結部の部分断面図、第9図は一方および
他方のドア本体の隣接部の部分平面図、第10図および第
11図はドア本体の開閉動作を示す断面図、第12図は従来
例の折り戸の正面図、第13図はその部分垂直断面図、第
14図および第15図はその開閉動作を示す水平断面図であ
る。 1…開口枠、2…一方のドア本体、3…他方のドア本
体、4…レール、5…上部支持具、6…下部支持具、7
…ランナ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口枠内に設置され、一側を前記開口枠の
    一側に回動自在に連結された一方のドア本体とこの一方
    のドア本体の他側に一側を回動自在に連結した他方のド
    ア本体とからなり、前記他方のドア本体の閉じ状態で伸
    長して前記開口枠を塞ぎ、開き状態で前記開口枠の一側
    に前記一方のドア本体とともに折り畳まれる折り戸の構
    造において、前記一方のドア本体の一側の上下端面を上
    部支持具ならびに下部支持具にて垂直軸心回りに回動自
    在に前記開口枠に連結し、前記他方のドア本体の幅を前
    記一方のドア本体の幅よりも広く形成するとともに、前
    記他方のドア本体の上端面の幅方向および厚さ方向中央
    部にランナを設け、前記ランナを前記開口枠の上枠に設
    けたレールに走行自在に係合したことを特徴とする折り
    戸の構造。
JP1989035439U 1989-03-27 1989-03-27 折り戸の構造 Expired - Lifetime JPH0725425Y2 (ja)

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JP1989035439U JPH0725425Y2 (ja) 1989-03-27 1989-03-27 折り戸の構造

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JPH02125187U JPH02125187U (ja) 1990-10-16
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009074261A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Benitsukusu Kk ドア装置
JP2009191570A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Kinugawa Mokkosho:Kk 扉パネル連動機構

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55156181U (ja) * 1979-04-26 1980-11-10

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