JPH0732265Y2 - ドアミラーのミラー本体傾動調整機構 - Google Patents

ドアミラーのミラー本体傾動調整機構

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JPH0732265Y2
JPH0732265Y2 JP1986140213U JP14021386U JPH0732265Y2 JP H0732265 Y2 JPH0732265 Y2 JP H0732265Y2 JP 1986140213 U JP1986140213 U JP 1986140213U JP 14021386 U JP14021386 U JP 14021386U JP H0732265 Y2 JPH0732265 Y2 JP H0732265Y2
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紀康 社本
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • B60R1/062Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position
    • B60R1/064Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by manually powered actuators
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、バーの揺動操作によりミラーホルダを上下軸
及び水平軸回りに回動させて該ミラーホルダに支持され
たミラー本体を傾動調整するドアミラーのミラー本体調
整機構に関する。
従来の技術 従来、レバーの揺動操作によりドアミラーのミラー本体
を傾動調整するものとしては、種々の構造のものがあ
る。例えば、第9,10図に概略説明図で示すように、ミラ
ー本体30をミラーホルダ31に支持するとともに、該ミラ
ーホルダ31をドアミラーのミラーホルダ支持部材32にミ
ラーホルダ調整用直交二軸(上下軸及び水平軸)回りに
夫々回動自在に支持する一方、上記車体側より延びた
「く」の字状レバー33の屈曲点を枢着し、該レバー33の
先端をさらにミラーホルダ側に屈曲した上でT字状連結
部33aをミラーホルダ31の裏面の連結箱部31aにミラーホ
ルダ裏面沿いに若干移動可能にかつ連結部33aの軸回り
に回動可能に連結するとともに、基端を車内に突出させ
て操作部33bとし、該レバー33を自動車の車体に対して
上下方向に揺動させてレバー33を軸回りにねじり、ミラ
ーホルダ31を一方の上記調整用軸回りに回動させてミラ
ー本体30を上下方向沿いの面内で回動させる一方、レバ
ー33を車体の前後方向に揺動させて軸回りにねじり、ミ
ラーホルダ31を他方の調整用軸回りに回動させてミラー
本体30を水平方向沿いの面内で回動させて、ミラー本体
30の傾動調整を行うようにしたものがある。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記構造のものでは、レバー33がその中
間部及び先端部で屈曲しているため、レバー33を例えば
上下方向に移動させたのちその状態のまま水平方向のい
ずれか一方向に移動させると、レバー33の操作部33b側
におけるねじり中心とレバー33の先端連結部33aにおけ
るねじり中心とが大きく相異するようになり、レバー33
の揺動操作に無理が生じ、ミラー本体30を適正に移動さ
せることができないといった問題があった。
従って、本考案の目的は、上記問題を解決することにあ
って、レバーの揺動操作によりミラー本体の傾動調整を
円滑にかつ確実に行うことができるドアミラーのミラー
本体傾動調整機構を提供することにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は、レバーとミラー
ホルダとを複数の連結部材で連結して、レバーと該連結
部材、連結部材間同士及び連結部材とミラーホルダとの
各連結部分で各部材間の回動中心のずれによる回動動作
のずれを吸収するようにように構成した。すなわち、ド
アミラーケースに、ミラー本体を支持したミラーホルダ
を傾動可能に備えるとともに該ミラーホルダを傾動操作
するレバーを揺動自在に備え、該レバーを第1連結部
材、第2連結部材及び第3連結部材を介して上記ミラー
ホルダに連結し、上記レバーの上下水平方向の揺動操作
により上記ミラーホルダをその上下軸及び水平軸回りに
回動させて上記ミラー本体の上下水平方向の傾動調整を
行うようにしたドアミラーのミラー本体傾動調整機構に
して、 上記レバーは、その中間揺動支点が上記ドアミラーの固
定部に固定されたブラケットに上下水平方向に揺動自在
に支持され、その一端に操作部を備えるとともに他端に
連結部を備え、 上記第1連結部材は、大略水平方向沿いに延びかつその
中間部分が上記ドアミラーケースに水平面内で回転自在
にかつ上下面内で揺動自在に支持され、その一端に連結
部を備えて、上記レバーの他端連結部と上記第1連結部
材の一端連結部とのうちいずれか一方を筒状連結部と
し、いずれか他方を上記筒状連結部内に挿入される球部
とすることにより上記レバーの他端連結部を上記第1連
結部材の一端連結部に対してレバーまたは第1連結部材
の軸方向沿いに移動自在にかつ相対的に上下方向及び水
平方向に屈曲自在に連結してなるとともに、上記第1連
結部材の他端は水平断面コの字状の箱体形状をなし、 上記第2連結部材は、大略柱状部材よりなり、その上端
に連結部を備えるとともに、その下端を上記第1連結部
材の水平断面コの字状の箱体形状の他端に枢着軸で枢支
して該第1連結部材と上下方向及び水平方向に一体的に
移動しかつ自軸回りには回転不可能にかつ上下面内で枢
着軸回りに自在に回動してなり、 上記第3連結部材は、大略板体よりなり、軸部と該軸部
よりミラーホルダ後方側に突出した板状突出部とからな
り、上記軸部がミラーホルダの裏面に上記上下軸沿いに
配置されて軸回りに回転自在に支持されるとともに、上
記突出部の上記ミラーホルダの水平軸上に上記第2連結
部材の上記連結部を上記上下軸及び上記水平軸回りに回
動自在に抱持する抱持部を備えてなるように構成した。
なお、上記「上下軸」及び「水平軸」という用語は、説
明の便宜上使用したにすぎず、例えば上記「上下軸」が
実際は水平軸を意味するものであってもよいものであ
る。
考案の作用 上記構成においては、例えば、上記レバーの一端操作部
を下方向に揺動させると、レバーの他端が上記第1連結
部材の一端とともに上方向に移動し、かつレバーの他端
連結部と第1連結部材の一端連結部とが筒状連結部と該
筒状連結部内に挿入された球部との連結機構で構成され
ているので、上記レバーの他端に対して第1連結部材の
一端がレバーまたは第1連結部材の軸方向に移動して、
レバーの揺動支点と第1連結部材の回動軸とのずれを吸
収する。そして、上記作動により、上記第1連結部材の
他端が上記第2連結部材とともに下方向に移動し、第2
連結部材の連結部の回りを第3連結部材の抱持部が回動
して両部材間の回動動作のずれを吸収しながら、ミラー
ホルダを水平軸回りに回動させる。一方、レバーの操作
部を水平面沿いの一方向に揺動させると、レバーの連結
部が第1連結部材の一端とともに一体的に上記一方向と
は逆の他方向に揺動し、かつ上記筒状傾動と球部との連
結機構において上記レバーの一端に対して第1連結部材
の一端がレバーまたは第1連結部材の軸方向に移動して
レバーの揺動支点と第1連結部材の回動軸とのずれを吸
収する。そして、上記作動により、第1連結部材の他端
が第2連結部材とともに上記一方向に回動し、第2連結
部材の連結部の回りを第3連結部材の抱持部が回動する
とともに軸部がその軸回りにミラーホルダに対して回転
し、かつ第3連結部材が第2連結部材に対して枢着軸回
りに回動して、第2連結部材と第3連結部材との間の回
動動作のずれを吸収しながら、第3連結部材を介してミ
ラーホルダを上下軸回りに回動させる。
実施例 以下に、本考案にかかる実施例を第1〜8図の図面に基
づいて詳細に説明する。
本実施例にかかるドアミラーのミラー本体傾動調整機構
は、第1,2,3,4図に示すように、ミラー本体4を支持し
たミラーホルダ5をその球部5aを中心としてミラーケー
ス11に対して傾動可能に支持するとともに、ミラーケー
ス5を傾動させるレバー1をミラーケース11に揺動自在
に支持し、該レバー1を第1連結部材2、第2連結部材
9及び第3連結部材10を介して上記ミラーホルダ5に連
結し、レバー1を上下水平方向に揺動することにより、
ミラーホルダー5を上記球部5aを中心として傾動させて
ミラー本体4の傾動調整を行うように構成する。なお、
このミラー本体傾動調整機構はドアミラー7がドア等に
対して傾動しえない固定タイプのものである。
上記レバー1は、断面略四角形状棒体の軸方向中間部に
球部1bを一体的に形成して、該球部1bをドアなどに固定
したブラケット8に揺動自在に軸承する一方、軸方向一
端にレバー操作ノブ1aを固定するとともに他端部を一段
下方に屈曲したのちその先端に筒状連結部1cを一体的に
形成する。
上記第1連結部材2は「く」の字状に屈曲した連結棒2a
の屈曲部を台座2bに枢着してなる。該台座2bは、上記ブ
ラケット8の突出部8aに回転自在に支持され、その上面
に一対の対向した支持壁2c,2cを備え、該支持壁2c,2cに
上記連結棒2aの屈曲部をピン12で枢着する。上記連結棒
2aの一端には細首部2dを介して連結部として球部2eを形
成し、該球部2eを上記レバー1の連結部1c内に軸方向に
移動自在にかつ相対的に回転自在に挿入して連結すると
ともに、連結棒2aの他端には上方に向けて突出した箱体
2fを形成する。従って、連結棒2aと台座2bは該台座2bの
回転中心軸回りに一体的に回転する。上記連結棒2aの箱
体2fは、水平断面がコの字状のものであって、該箱体2f
内に四角柱からなる第2連結部材9を挿入し、該第2連
結部材9の下端をピン13で箱体2fに対して回動自在に支
持する。第2連結部材9の上部には細首部9aを介して連
結部をなす球部9bを形成する。
上記第3連結部材10は、ミラーホルダ裏面に連結する軸
部10aと該軸部10aよりミラーホルダ後方側に突出した板
部10bとからなる。上記軸部10aは、ミラーホルダ5の裏
面に球部5aよりも車体側に上下軸Iと平行に配置されか
つ3個の抱持爪5b,5b,5bと上下方向の抜け止め爪5c,5c
とで回転自在にかつミラーホルダ5の上下方向及び後方
向に対して抜脱不自在に支持される。上記板部10bは軸
部10aに上下面沿いに一体的に形成され、その穴部10c内
に上記1個の抱持爪5bが入り込むとともに、後端部に板
部10bとは直交する面沿いでかつ上下面沿いの抱持台10d
を形成し、該抱持台10dに下方に開口した縦断面U字状
の抱持部10eを形成して、上記第2連結部材9の球部9b
を上記抱持部10e内に抜脱不自在に抱持して第2連結部
材9が上下方向及び水平方向に一体的に移動する一方、
上記球部9bの回りを抱持部10eが回動自在とする。
一方、ドアミラーケース11内には、第2図に示すように
ドアミラーケース11の突部11a,11aにミラーホルダ支持
部材6を固定し、該ミラーホルダ支持部材6の前面側に
ミラーホルダ5を支持し、該ミラーホルダ6の表面にミ
ラー本体4を固定する。このミラーホルダ5はその裏面
の中央部には上記したように球部5aを一体的に形成する
とともに、上記ミラーホルダ5の球部5aをミラーホルダ
支持部材6に備えた球部受け部6aに嵌め込んでミラーホ
ルダ5をミラーホルダ支持部材6に対して上下軸I及び
水平軸II回りに回動自在に受け合う。このミラーホルダ
5の裏面の球部5a近傍でかつミラーホルダ5の上下軸I
上及び水平軸II上には、抱持部5dを形成するとともに、
ミラーホルダ支持部材6の上記各抱持部5dに対向する部
分に夫々案内棒14をミラーホルダ側に移動可能に備え、
該各案内棒14の先端に球部14aを形成して該各球部14aが
上記各抱持部5dに抱持されて、ミラーホルダ5がその球
部回りにミラー本体面沿いに回動するのを防止するとと
もに、ミラーホルダ5が上下軸I及び水平軸II回りに夫
々回動するのを案内する。なお、図中、15は各案内棒14
の側面をミラーホルダ支持部材6に押圧付勢して各案内
棒14の移動に一定の抵抗力を作用させるための板ばねで
ある。
上記構成によれば、次のように作動する。
すなわち、第1図に示すようにレバー1のノブ1aを下方
向Aに球部1b回りに揺動させると、レバー1の先端連結
部1cが第1連結部材2の球部2eとともに図中上方向に揺
動し、上記球部2eが上記レバー1の連結部1cに対してそ
の軸方向に若干移動してレバー1と第1連結部材2との
間の回動動作のずれを吸収しながら、上記球部2eを上方
向A1に押し上げる。これにより、第1連結部材2の箱体
2fとともに第2連結部材9が下方向A2に押し下げられ、
第2連結部材9の球部9bの回りを第3連結部材10の抱持
部10eが回動して両部材9,10間の回動動作のずれを吸収
しながらミラー本体5を水平軸II回りにA3方向に回動さ
せる。
逆に、レバー1のノブ1aを上方向Bに球部1b回りに揺動
させると、レバー1の先端連結部1cが第1連結部材2の
球部2eとともに図中下方向に揺動し、球部2eが上記レバ
ー1の連結部1cに対してその軸方向に若干移動してレバ
ー1と第1連結部材2との間の回動動作のずれを吸収し
ながら、球部2eを下方向B1に押し下げる。これにより、
第2連結部材2の箱体2fが上方向B2に上昇させられ、第
2連結部材9の球部9bの回りを第3連結部材10の抱持部
10eが回動して両部材間9,10の回動動作のずれを吸収し
ながらミラー本体5を水平軸II回りにB3方向に回動させ
る。なお、上記A方向及びB方向にレバー1のノブ1aを
揺動させるときに生ずる第2,第3連結部材9,10間の回動
動作のずれは、第2連結部材9の回動中心が第1連結部
材2のピン12の回動中心であるのに対して第3連結部材
10の回動中心はミラーホルダ5の水平軸IIであり、この
両軸のずれから生ずるものである。
一方レバー1のノブ1aをC方向に球部1b回りに揺動させ
ると、レバー1の先端の連結部1cが回動し、第1連結部
材2の球部2eが上記連結部1cに対してその軸方向に若干
移動してレバー1と第1連結部材2との間の回動動作の
ずれを吸収しながら、上記球部2eが台座2bの回動軸回り
にC1方向に回動する。これにより、箱体2fもC1方向に回
動するから、第2連結部材9と第3連結部材10との枢着
によりミラーホルダ5をミラーホルダ後方側C2方向に引
っ張って移動させ、第2連結部材9の球部9bの回りを第
3連結部材10の抱持部10eが回動するとともに軸部10aが
その軸回りにC4方向にミラーホルダ5に対して回転し、
かつ第3連結部材10が第2連結部材9の箱体2fに対して
ピン13回りに回動して、第2連結部材9と第3連結部材
10との間の回動動作のずれを吸収しながらミラーホルダ
5を上下軸I回りにC3方向に回動させる。
また、レバー1のノブ1aをD方向に球部1b回りに揺動さ
せると、レバー1の先端の連結部1cが回動し、第1連結
部材2の球部2eが上記連結部1cに対してその軸方向に若
干移動してレバー1と第1連結部材2との間の回動動作
のずれを吸収しながら、上記球部2eが台座2bの回動軸回
りにD1方向に回動する。これにより、箱体2fもD1方向に
回動するから、第2連結部材9と第3連結部材10との枢
着によりミラーホルダ5をミラーホルダ後方側D2方向に
押圧して移動させ、第2連結部材9の球部9bの回りを第
3連結部材10の抱持部10eが回動するとともに軸部10aが
その軸回りにD4方向にミラーホルダ5に対して回転し、
かつ第3連結部材10が第2連結部材9の箱体2fに対して
ピン13回りに回動して、第2連結部材9と第3連結部材
10との間の回動動作のずれを吸収しながらミラーホルダ
5を上下軸I回りにD3方向に回動させる。なお、上記C
方向及びD方向にレバー1のノブ1aを揺動させるときに
生ずる第2,第3連結部材9,10間の回動動作のずれは、第
2連結部材9の回動中心が第1連結部材2の台座2bの回
動中心であるのに対して第3連結部材10の回動中心はミ
ラーホルダ5の上下軸Iであり、この両軸のずれから生
ずるものである。
上記実施例によれば、1本の揺動自在なレバー1でミラ
ーホルダ5とともにミラー本体4を傾動するのではな
く、上記レバー1を3個の連結部材2,9,10を介してミラ
ーホルダ5に連結するようにして、レバー1の回動中心
とミラーホルダ5の回動中心とがずれているため両部材
間に回動動作のずれが生じても、各連結部材2,9,10の各
連結部分で各連結部材2,9,10の回動動作のずれを吸収し
えるようにしたので、ミラーホルダ5を常に上下軸I及
び水平軸II回りに無理なく円滑にかつ確実に回動させる
ことができる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
その他種々の態様で実施できる。例えば、上記レバー1
の他端に球部を備える一方、第1連結部材2の一端に筒
状連結部を備えて両部材1,2を連結するようにしてもよ
い。また、第6〜8図に示すように、第2連結部材9の
球部9bの代わりに十字軸部9cを備えるとともに、第3連
結部材10の抱持部10eを四面に切欠溝10g,10g;10h,10hを
備えた箱体状連結部10fを備えて、上記十字軸部9cを溝1
0g,10gには回動自在にかつ移動不自在に嵌合し溝10h,10
hには回動自在にかつ移動自在に挿入して、第2連結部
材9を第3連結部材10に上下軸回りに回動自在にかつ上
下水平方向に一体的に移動するように連結してもよい。
また、各部材間の連結部分の構造は上記実施例と同様の
機能を行いうるものならば他の構造を採用してもよいこ
とはいうまでもない。
なお、第5図は参考例を示す。レバー1の他端に四面に
切欠溝1e,…,1eを有する箱体状連結部1dを備えるととも
に、第1連結部2の一端に十字軸部2gを備えて、上記連
結部1dの溝1e,…,1eに上記十字軸部2gを各軸回りに回動
自在に挿入していわゆるジンバル継手を構成して、レバ
ー1と第1連結部材2とを連結するようにしている。な
お、上記十字軸部2gをレバー側に、箱体連結部1dを第1
連結部材側に夫々備えるようにしてもよい。
考案の効果 上記構成によれば、特に、レバーの他端連結部と第1連
結部材の一端連結部とが筒状連結部と該筒状連結部内に
挿入された球部との連結機構により構成されて、上記レ
バーの他端連結部を上記第1連結部材の一端連結部に対
してレバー又は第1連結部材の軸方向沿いに移動自在に
かつ相対的に上下方向及び水平方向に屈曲自在に連結す
るようにしたので、レバーの他端連結部と第1連結部材
の一端連結部との間での軸方向沿いのずれ並びに上下方
向及び水平方向沿いのずれを確実に吸収することがで
き、レバーの動作を第1連結部材に確実に伝達すること
ができる。
また、調整機構全体としては、1本の揺動自在なレバー
でミラーホルダとともにミラー本体を傾動するのではな
く、上記レバーを3個の連結部材を介してミラーホルダ
に連結するようにして、レバーの回動中心とミラーホル
ダの回動中心とが異なるため両部材の回動動作にずれが
生じても、レバーと第1連結部材間、第1連結部材と第
2連結部材間及び第2連結部材と第3連結部材間の各連
結部分で上記ずれを夫々吸収しえるようにしたので、レ
バーの上下水平方向の揺動操作によりミラーホルダを常
に上下軸及び水平軸回りに回動させることができる。
従って、レバーの上下水平方向の揺動操作により、無理
なく円滑にかつ確実にミラーホルダを上下軸及び水平軸
回りに夫々回動させてミラー本体を上下水平方向に傾動
調整することができる。
また、レバーを回転させることなくミラーを傾動させた
い方向すなわち上下又は水平方向にレバーを揺動させる
ことにより、ミラーを上下又は水平方向に傾動させるこ
とができ、ミラー傾動動作時にレバーを回転させるもの
と比較するとミラー傾動動作の操作性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかるドアミラーのミラー
本体傾動調整機構を示す斜視図、第2,3,4図は夫々上記
調整機構の一部断面平面図、一部断面側面図及び一部断
面正面図、第5図は参考例にかかるレバーと第1連結部
材との連結部分を示す分解斜視図、第6図はさらに他の
実施例にかかる第2連結部材と第3連結部材との連結部
分を示す斜視図、第7,8図は夫々第6図の矢印VII及びVI
IIの矢視図、第9,10図は夫々従来のミラー本体傾動調整
機構の一部断面平面図及び該機構のレバーとミラーホル
ダとの連結部分の説明図である。 1……レバー、1a……ノブ、1b,5a……球部、1c……連
結部、2……第1連結部材、2a……連結棒、2b……台
座、2c……支持壁、2d……細首部、2e……球部、2f……
箱体、4……ミラー本体、5……ミラーホルダ、5b……
抱持爪、5c……抜け止め爪、5d……抱持部、6……ミラ
ーホルダ支持部材、7……ドアミラー、8……ブラケッ
ト、9……第2連結部材、9a……細首部、9b……球部、
10……第3連結部材、10a……軸部、10b……板部、10c
……穴部、10d……抱持台、10e……抱持部、11……ミラ
ーケース、12,13……ピン、14……案内棒、15……板ば
ね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアミラーケース(11)に、ミラー本体
    (4)を支持したミラーホルダ(5)を傾動可能に備え
    るとともに該ミラーホルダ(5)を傾動操作するレバー
    (1)を揺動自在に備え、該レバー(1)を第1連結部
    材(2)、第2連結部材(9)及び第3連結部材(10)
    を介して上記ミラーホルダ(5)に連結し、上記レバー
    (1)の上下水平方向の揺動操作により上記ミラーホル
    ダ(5)をその上下軸(I)及び水平軸(II)回りに回
    動させて上記ミラー本体(4)の上下水平方向の傾動調
    整を行うようにしたドアミラーのミラー本体傾動調整機
    構にして、 上記レバー(1)は、その中間揺動支点が上記ドアミラ
    ーの固定部に固定されたブラケットに上下水平方向に揺
    動自在に支持され、その一端に操作部(1a)を備えると
    ともに他端に連結部を備え、 上記第1連結部材(2)は、大略水平方向沿いに延びか
    つその中間部分が上記ドアミラーケース(11)に水平面
    内で回転自在にかつ上下面内で揺動自在に支持され、そ
    の一端に連結部を備えて、上記レバー(1)の他端連結
    部と上記第1連結部材(2)の一端連結部とのうちいず
    れか一方を筒状連結部とし、いずれか他方を上記筒状連
    結部内に挿入される球部とすることにより上記レバー
    (1)の他端連結部を上記第1連結部材(2)の一端連
    結部に対してレバー(1)または第1連結部材(2)の
    軸方向沿いに移動自在にかつ相対的に上下方向及び水平
    方向に屈曲自在に連結してなるとともに、上記第1連結
    部材の他端は水平断面コの字状の箱体形状をなし、 上記第2連結部材(9)は、大略柱状部材よりなり、そ
    の上端に連結部を備えるとともに、その下端を上記第1
    連結部材(2)の水平断面コの字状の箱体形状の他端
    (2f)に枢着軸(13)で枢支して該第1連結部材(2)
    と上下方向及び水平方向に一体的に移動しかつ自軸回り
    には回転不可能にかつ上下面内で枢着軸回りに自在に回
    動してなり、 上記第3連結部材(10)は、大略板体よりなり、軸部
    (10a)と該軸部(10a)よりミラーホルダ後方側に突出
    した板状突出部(10b)とからなり、上記軸部(10a)が
    ミラーホルダ(5)の裏面に上記上下軸沿いに配置され
    て軸回りに回転自在に支持されるとともに、上記突出部
    (10b)の上記ミラーホルダ(5)の水平軸上に上記第
    2連結部材(9)の上記連結部を上記上下軸及び上記水
    平軸回りに回動自在に抱持する抱持部(10e)を備えて
    なるようにしたことを特徴とするドアミラーのミラー本
    体傾動調整機構。
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