JPH07304359A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JPH07304359A
JPH07304359A JP9778794A JP9778794A JPH07304359A JP H07304359 A JPH07304359 A JP H07304359A JP 9778794 A JP9778794 A JP 9778794A JP 9778794 A JP9778794 A JP 9778794A JP H07304359 A JPH07304359 A JP H07304359A
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seat
rail
lock plate
seat cushion
opening
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Masami Tanaka
昌巳 田中
Kiyonobu Katsube
清信 勝部
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Mitsubishi Motors Corp
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NANBA PRESS KOGYO KK
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートのスライドロック操作及びロック解除
操作とシートクッションをシートロックする操作及びロ
ック解除操作とを連動させ、操作性を向上させることに
ある。 【構成】 ロアレール101,102上のアッパレール
901,902と、同アッパレールに取り付けられるシ
ートクッション37と、同シートクッション側のクッシ
ョンロックピン34と、アッパレール901,902側
に取り付けられるスライドロックプレート60を有する
規制手段Dと、ロアレール101,102側に設けら
れ、スライドロックプレート60と当接してシートS1
の移動を規制するレールロックプレート101−3,1
02−3とを備え、シートクッションS1が跳ね上げ状
態でクッションロックピン34が規制手段Dに当接して
スライドロックプレート60とレールロックプレートと
の当接を回避させ、シートクッションをスライド可能と
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートアジャスターを
備えた車両用シート、主に運転席より後方側に装備さ
れ、乗客の乗降性を改善でき、荷物の積載スペースの増
加を可能とした車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】車両の運転席より後方側に装備される車
両用シートは、前部のシートとの間隔を大きく取ること
によって乗客の乗降性を良好に保持でき、一方、前部の
シートとの間隔を小さく取ることによって後方の荷物の
積載スペースを大きく確保できる。このため、運転席よ
り後方側に装備される車両用シートをシートアジャスタ
ーにより前後方向に比較的大きくスライド可能に支持す
ると共にシートクッションを跳ね上げ式とすることによ
り比較的大きなスライド量を確保し、適時に乗客の乗降
性を確保すると共に荷物積載スペースを大きく確保する
ことを可能としている。ところで、シートアジャスター
1によって車両のフロアに支持される車両用シートは、
図11に示すように、スライドロック及びロック解除可
能な微調整域Aと、途中でのスライドロック不可で着座
不可の送り移動域Bとからなる摺動域Cの間で摺動可能
に装備される。
【0003】このような車両用シートにはシートベルト
アンカレッジの実装位置Xが設定される。この場合、後
端着座位置P1と最先端着座位置P2との間のスライドロ
ック可能な微調整域Aによってシートベルトアンカレッ
ジの実装位置Xとして許容される許容域Eが法規で規制
されている。このため、許容域Eのエリア内に実装位置
Xを収める上で、摺動域C内の微調整域Aや送り移動域
Bの幅やシート特性が規制を受けることとなる。即ち、
図11のシートクッション37及びシートバック38か
ら成るリアシートSが送り移動域Bでの着座を可能とし
たと仮定すると、法規で規制されるエリアである許容域
E1がフロア40の下方側に狭まるように規制を受け
る。このように許容域E1が定まると、許容域E1内に
シートベルトアンカレッジの実装位置Xを設定すること
が困難となる。そこで、ここでは着座不可とした送り移
動域Bには関係無く、着座可能な微調整域Aのみによっ
て規制を受ける許容域Eを想定し、この微調整域A相当
の許容域E内にシートベルトアンカレッジの実装位置X
を収めるようにしている。
【0004】なお、ここでのシートクッション37はア
ッパレールと一体のシートブラケット20に図示しない
水平ピンを介して枢着され、着座位置a及び、この着座
位置aよりシートバック38側に先端部を回動させた跳
ね上げ位置(図11に2点鎖線で示した)bとにそれぞ
れシートバックをシートロック及び解除可能に支持でき
る。ところで、このようなリアシートSはスライドロッ
ク及び解除機構に加え、シートクッションの着座位置で
のシートロック及び解除機構を必要としており、例え
ば、特公平6−481号公報には第1操作ハンドルと第
2操作ハンドルの二つのハンドルを個々に操作してスラ
イドロック及び解除操作と、シートロック及び解除操作
とを行えるようにした技術が開示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特公平6−
481号公報に開示される折畳み式移動シートでは、第
1操作ハンドルを操作してシートロック及び解除を行
い、第2操作ハンドルを操作してスライドロック及び解
除を行うというように、各操作が別々に行われ、両操作
が連動せず、操作性に劣っており、より操作性の良い装
置が望まれている。さらに、このような車両用シートで
は図12に示すように、シートSを回転中心P回りに回
転Rさせ、乗降性を向上させると共にシートを後向きと
してシート使用の多様化を図ることも望まれている。こ
のため、車両用シートのスライドロック及び解除操作と
シートロック及び解除操作に合わせてその車両用シート
の回転ロック及び解除の操作の向上を図ることも望まれ
ている。本発明の第1の目的とするところは、シートの
スライドロック操作及び解除操作と、シートクッション
をシートロックする操作及び解除操作とを連動させ、操
作性を向上させることのできる車両用シートを提供する
ことにある。
【0006】第2の目的は、シートクッションの回転位
置の切換え操作と、シートのスライドロック操作及び解
除操作とを連動させ、操作性を向上させることのできる
車両用シートを提供することにある。第3の目的は、シ
ートのスライドロック操作及び解除操作と、シートクッ
ションをシートロックする操作及び解除操作とを連動さ
せ、同時に、シートクッションの回転位置の切換え操作
と、シートのスライドロック操作及び解除操作とを連動
させ、操作性を向上させることのできる車両用シートを
提供することにある。第4の目的は、請求項2乃至3に
記載の発明において、特に、シートが前方を向いている
状態の回転位置でシートのスライドロックの解除操作が
可能と成る車両用シートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、跳ね上げ可能なシートクッシ
ョンとシートスライド機構を備えた車両用シートにおい
て、車両フロアに取付けられるロアレールと、同ロアレ
ール上を摺動自在に係合するアッパレールと、同アッパ
レール側に取り付けられるシートクッションと、同シー
トクッションの側部に設けられた係合部材と、上記アッ
パレール側に取り付けられ、上記ロアレール側に突出す
るスライドロックプレートを有する規制手段と、上記ロ
アレール側に設けられ、上記スライドロックプレートと
の当接により上記シートの移動を規制するレールロック
プレートとを備え、上記シートクッションの跳ね上げ状
態では、上記係合部材が上記規制手段に当接して上記ス
ライドロックプレートを上記アッパレール側に変位さ
せ、同スライドロックプレートと上記レールロックプレ
ートとの当接を回避させることにより上記シートクッシ
ョンをスライド可能としたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、シートクッションの回
転機構と、シートスライド機構を備えた車両用シートに
おいて、車両フロアに取付けられるロアレールと、同ロ
アレール上を摺動自在に係合するアッパレールと、上記
アッパレールの上方に取り付けられるロア回転盤と、同
ロア回転盤に枢支され、シートクッションを支持するア
ッパ回転盤と、上記ロア回転盤に設けられる第1の開口
部と、上記アッパ回転盤に設けられた第2の開口部と、
上記ロアレール側に設けられたレールロックプレート
と、上記シートクッションが上記ロアレールに対して摺
動して上記レールロックプレートに当接した際に、上記
第1の開口部と第2の開口部とが一致している時のみ同
第1の開口部と同第2の開口部とに挿入しうる回転ロッ
クプレートとを具備したことを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、跳ね上げ可能なシート
クッションと、同シートクッションの回転機構と、シー
トスライド機構を備えた車両用シートにおいて、車両フ
ロアに取付けられるロアレールと、同ロアレール上を摺
動自在に係合するアッパレールと、上記アッパレールの
上方に取り付けられるロア回転盤と、同ロア回転盤に枢
支され、シートクッションを支持するアッパ回転盤と、
上記ロア回転盤に設けられる第1の開口部と、上記アッ
パ回転盤に設けられた第2の開口部と、上記ロアレール
側に設けられたレールロックプレートと、上記シートク
ッションが上記ロアレールに対して摺動して上記レール
ロックプレートに当接した際に、上記第1の開口部と第
2の開口部とが一致している時のみ同第1の開口部と同
第2の開口部とに挿入しうる回転ロックプレートとを備
え、上記シートクッションの跳ね上げ状態では、上記係
合部材が上記規制手段に当接して上記スライドロックプ
レートを上記アッパレール側に変位させ、同スライドロ
ックプレートと上記レールロックプレートとの当接を回
避させることにより上記シートクッションをスライド可
能としたことを特徴とする。請求項4の発明は、請求項
2及び請求項3の車両用シートにおいて、シートが前方
を向いている状態である時にのみ上記第1の開口部と第
2の開口部とが一致することを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明は、シートクッションが着座位
置に位置する際、シートクッション側のアッパレールが
ロアレール上を摺動でき、ロアレール側のレールロック
プレートにアッパレール側のスライドロックプレートが
当接することにより、シートの移動を規制し、一方、シ
ートクッションが跳ね上げ位置に位置する際、シートク
ッション側の係合部材が規制手段に当接してスライドロ
ックプレートをアッパレール側に変位させ、同スライド
ロックプレートとレールロックプレートとの当接を回避
させることにより、シートクッション側のレールロック
プレート当接後のスライドを許容することとなる。更
に、請求項2の発明は、レールロックプレートに回転ロ
ックプレートが当接しない場合、シートクッション側の
アッパ回転盤がアッパレール側のロア回転盤に対して相
対回転可能に枢支されると共にアッパレールのロアレー
ル上の摺動を可能とし、レールロックプレートに回転ロ
ックプレートが当接した場合、ロア回転盤の第1の開口
部とアッパ回転盤の第2の開口部とが一致している時に
のみ回転ロックプレートが回動して第1の開口部と同第
2の開口部とに挿入され、シートクッション側のアッパ
回転盤の回転を規制すると共にレールロックプレート当
接後のシートクッション側のスライドを許容することと
なる。
【0011】更に、請求項3の発明は、シートクッショ
ンが着座位置に位置する際、シートクッション側のアッ
パレールがロアレール上を摺動でき、ロアレール側のレ
ールロックプレートにアッパレール側のスライドロック
プレートが当接することにより、シートの移動を規制
し、一方、シートクッションが跳ね上げ位置に位置する
際、シートクッション側の係合部材が規制手段に当接し
てスライドロックプレートをアッパレール側に変位さ
せ、同スライドロックプレートとレールロックプレート
との当接を回避させることにより、シートクッション側
のレールロックプレート当接後のスライドを可能とし、
同時に、レールロックプレートに回転ロックプレートが
当接しない場合、シートクッション側のアッパ回転盤
が、アッパレール側のロア回転盤に対して相対回転可能
に枢支されると共にアッパレールのロアレール上の摺動
を可能とし、レールロックプレートに回転ロックプレー
トが当接した場合、ロア回転盤の第1の開口部とアッパ
回転盤の第2の開口部とが一致している時にのみ回転ロ
ックプレートが回動して第1の開口部と同第2の開口部
とに挿入され、シートクッション側のアッパ回転盤の回
転を規制すると共にレールロックプレート当接後のシー
トクッション側のスライドを許容することとなる。
【0012】更に、請求項4の発明は、請求項2及び請
求項3の車両用シートにおいて、レールロックプレート
に回転ロックプレートが当接した場合、シートが前方を
向いている状態である時にのみロア回転盤の第1の開口
部とアッパ回転盤の第2の開口部とが一致して回転ロッ
クプレートが回動して第1の開口部と同第2の開口部と
に挿入され、シートクッション側のアッパ回転盤の回転
を規制すると共にレールロックプレート当接後のシート
クッション側のスライドを許容することとなる。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係る車両用シートを示した。
この車両用シートS1は、図示しないワンボックスカー
内に装備され、その運転席より後方側の乗客用のリアシ
ートを成し、その後方には荷物の積載スペースが確保さ
れている。この車両用シートS1は図11及び図12に
示したシートSと同様にスライドロック可能な微調整域
Aと、途中でのスライドロック不可で着座不可の送り移
動域Bとにわたる摺動域Cの間で移動可能に装備されて
おり、ここでは同一部材には同一符号を付し、重複説明
を略す。車両用シートS1(図6、図7参照)はフロア
40に支持されるシートアジャスター1aと、シートア
ジャスター1aに支持されるシート回転装置80と、シ
ート回転装置80に支持されるシートブラケット20a
と、シートブラケット20aに支持されるシートクッシ
ョン37及びシートバック38とで構成される。
【0014】フロア40に支持されるシートアジャスタ
ー1aは図2に示すように、左右一対のロアレール10
1,102と、ロアレール101,102に沿って相対
的に摺動する左右のアッパレール901,902と、左
右のアッパレール901,902を一体的に連結するク
ロスバー7と、図示しない周知のスライドロック機構と
で構成される。一対のロアレール101,102はそれ
ぞれがU字型断面のレール部101−1,102−1
と、レール部101−1,102−1の長手方向に沿っ
て一体結合された側板部101−2,102−2(図5
(a),(b)参照)と、側板部101−2,102−
2の前部に折曲形成されたレールロックプレート101
−3,102−3(図5(c),(d)参照)とで構成
される。これらはレール部101−1,102−1の前
端、中間及び後端にそれぞれ溶接される前連結片2a、
中間片2b及び後端片2cを介してフロア40に固着さ
れる。ここでレールロックプレート101−3,102
−3は、一対のロアレール101,102の長手方向に
おける摺動域Cの内の送り移動域Bに連続して設けら
る。図5(c),(d)に示すように、各レールロック
プレート101−3,102−3は後述のスライドロッ
クプレート60、回転ロックプレート62が突き出し位
置e1,f1に保持された状態で当接可能であり、スラ
イドロックプレート60、回転ロックプレート62が回
動変位された状態では、各レールロックプレート101
−3,102−3の上方の移動を許容できる高さh1に
形成されている。
【0015】左右のアッパレール901,902はそれ
ぞれの前、後部4,5を断面L時状に折曲形成され、
前、後部4,5の中間部にはクロスバー7の左右の縦片
部を一体結合する。しかも、前、後部4,5はその上壁
に上向きボルト10を一体的に取付け、その縦壁にロー
ラ6(図1参照)を枢支した摺動縦板901−1(図1
に左アッパレールの摺動縦板のみを示した)を一体結合
する。前、後部4,5の上壁にはロア回転盤11が載置
され、前、後部4,5の上壁とロア回転盤11とは上向
きボルト10により締め付け結合される。左右のアッパ
レール901(図1には左側レールのみを図示した)と
一体のクロスバー7の中央位置には上向きに延びる中心
ピン8が突設され、同ピンの上端には円盤状の回転位置
規制板42(図3参照)を取り付ける中心ボルト74が
螺着されるように形成される。なお、図3中の符号41
で示す圧縮ばねは中心ピン8に遊嵌されると共に回転位
置規制板42を上方に押圧付勢する。
【0016】シート回転装置80は左右のアッパレール
901,902に固定されるロア回転盤11と、ロア回
転盤11上に重ね合わせて載置されるアッパ回転盤12
と、ロア回転盤11とアッパ回転盤12間に挟持され、
両者の相対変位をスムーズに行わせる低摩擦板48と、
アッパ回転盤12の上に重ね合わされる回転位置規制板
42と、回転位置規制板42の変位を規制するストッパ
45と、アッパ回転盤12の周縁に装備される一対の回
転位置規制手段49,50とで構成される。
【0017】ロア回転盤11は略円盤状を成し、中央穴
113の回りに平面部112を、平面部112の回りに
環状部114を、環状部114の回りにフランジ115
を順次連続して形成される。フランジ115の4箇所に
は丸穴13が形成され、同丸穴に前、後部4,5の上向
きボルト10が嵌合され、締め付け固定される。更にフ
ランジ115の一部には下受け部111が形成され、下
受け部111の下面には後述のスライドロックプレート
60が軸受56を介し枢支されている。平面部112に
は中央穴113の縁回りに5つのねじ穴台43が形成さ
れ、同部には回転位置規制板42及びストッパ45が貫
通したボルトが螺着される。環状部114上であって右
ロアレール102との対向位置には第1の開口部として
のスリット70が形成され、スリット70の近傍の平面
部112の下面にはL型ブラケット75及びピン63を
介して回転ロックプレート62が枢支される。回転ロッ
クプレート62の上端部66はスリット70に対向配備
され、回転ロックプレート62の下端部64は右ロアレ
ール102に突き出す突き出し位置に保持される。なお
回転ロックプレート62は図示しないつる巻きばねによ
って突き出し位置(下方位置)に回動付勢される。
【0018】アッパ回転盤12は略円盤状を成し、中央
穴121の回りに内環状部122及び段状環状部123
を形成され、その回りに段差を持ってフランジ124が
順次連続して形成される。内環状部122の下面は低摩
擦板48を介して平面部112に当接し、シートS1側
の荷重を下方のアッパレール側に伝達する。フランジ1
24の4箇所には上向きのボルト14が突き出し配備さ
れ、同ボルトにシートブラケット20aの各締め付け片
15(図4参照)の穴16が嵌合され、互いが締め付け
固定されている。
【0019】更にフランジ124の左右部分には一対の
回転位置規制手段49,50を取り付ける受け部12
2,123が形成される。受け部122,123にねじ
止めされる回転位置規制手段49,50は、U字状に折
曲形成された支持ブラケット491,501に回転ピン
492,502を介し係止爪493,503を枢支し、
図示しないつる巻きばねによって係止爪493,503
を係止方向に回動付勢するように構成される。なお、係
止爪493,503は回転位置規制板42の凹部421
に係合、離脱可能に形成される。このため、各回転ピン
492,502の一端は延出して係止解除リンク機構7
6に連結される。係止解除リンク機構76は図示しない
回転ロック解除ハンドルの操作によって係止爪493,
503を各凹部421より離脱操作できる。
【0020】段状環状部123上であって右ロアレール
102との対向位置には第2の開口部としてのスリット
71が形成され、このスリット71はアッパ回転盤12
が図3に実線で示す前向き位置にある場合にロア回転盤
11のスリット70と重なる位置に形成される。このた
めアッパ回転盤12が図3に実線で示す前向き位置にあ
る場合に回転ロックプレート62の下端部64が押し圧
されると回動して上端部66を両スリット70,71に
突入可能である。
【0021】回転位置規制板42はボス部43をばね4
1で上側に押圧付勢され、中央ボルト74で離脱を阻止
される。更に、ボス部43の回りにはボルト穴44を5
つ形成される平板部423と、その回りのフランジ42
2と、フランジ422の縁に形成される凹部421とで
構成される。凹部421はフランジ422の外周縁に9
0度間隔で4つ形成される。このため、互いに180度
で対向する2つの凹部421が一対の係止爪493,5
03によって係止される際にシートS1の回転ロックを
可能とし、ここでは、シートS1を90度間隔で回転位
置を切換え、回転ロックし、図示しない回転ロック解除
ハンドルの操作によって係止解除リンク機構76を介し
一対の係止爪493,503を解除作動させ、回転ロッ
クを解除できる。アッパ回転盤12に各締め付け片15
を介し締め付けられるシートブラケット20aは、図4
に示すように、前後各2つの締め付け片15と一体の前
後結合棒17,18と、前後結合棒17,18によって
一体化された左右基盤20L,20Rとで主要部が構成さ
れる。左右基盤20L,20Rには一対のピン穴331が
それぞれ形成され、同ピン穴331にシートクッション
37の回転ピン33が枢着される。更に、左右基盤20
L,20Rにはシートバック38の取付け穴77がそれぞ
れ形成される。シートクッション37の回転ピン33
は、図6、図7に示すように、クッションフレーム35
の後端近傍に溶接された板片36に突設され、ピン穴3
31中心にシートクッションを回動できる。しかも、ク
ッションフレーム35の後端には係合部材としてのクッ
ションロックピン34が溶接される。このため、シート
クッション37は回転ピン33中心にその回動を許容さ
れ、特に、図11に実線で示したような着座位置aに後
述のロックピン解除レバー22により、図11に2点鎖
線で示したような跳ね上げ位置bに後述のガイドプレー
ト30により、それぞれシートロック可能に保持され
る。
【0022】ここでアッパレール側である左基盤20L
には、特に、規制手段Dを支持する各枢支部が設けられ
る。即ち、図4に示すように、左基盤20Lにはロック
ピン解除レバー22の回転ピン222を枢支するピン受
け21と、ガイドプレート30の回転ピン29を枢支す
る枢支穴28と、ロックプレート24の枢支ピン25を
螺合する支点部材23とが形成される。ここで規制手段
Dは、着座位置aのクッションフレーム35のクッショ
ンロックピン34をシートロックするロックピン解除レ
バー22と、跳ね上げ位置bのクッションフレーム35
のクッションロックピン34をシートロックするガイド
プレート30と、シートロック解除位置(図6に実線で
示す位置)のガイドプレート30の下端のガイドプレー
トピン32に係合して、突き出し位置(図6に実線で示
す位置)e1に保持されるスライドロックプレート60
と、跳ね上げ位置b(図7に実線で示す位置)のクッシ
ョンフレーム35をシートロックする際にガイドプレー
ト30のガイドプレートピン32を係止するロックプレ
ート24と、ロックプレート24の上端とロックピン解
除レバー22の下端をそれぞれピン結合するリンク26
とで構成される。
【0023】ロックピン解除レバー22は、図4に示す
ように、ピン受け21に枢着される回転ピン222の内
端に(左基盤20Lの内側)一体結合する上片221
と、回転ピン222の外端(左基盤20Lの外側)にね
じ止めされる下片223と下片の回動端に一体結合され
る操作ノブ224とで形成される。このロックピン解除
レバー22では、上片221上の係止端225がクッシ
ョンロックピン34を係止してシートクッション37を
着座位置aにシートロックし、操作ノブ224が解除方
向Fに操作されると、着座位置aでのシートロック解除
を行える。ガイドプレート30は、図4に示すように、
左基盤20Lの内側に配備され、回転ピン29を介し枢
支穴28に枢支され、その上端にはクッションロックピ
ン34の回動軌跡Eに開口を対向する切り込み31が形
成され、その下端のガイドプレートピン32は左基盤2
Lの下端より下方に配備され、左基盤20Lの内側より
外側に延出するように形成される。ロックプレート24
は左基盤20Lの外側に配備され、その下端側近傍には
切り込み27が形成され、同切り込み27にはクッショ
ンフレーム35を跳ね上げ位置bでシートロックするガ
イドプレート30のガイドプレートピン32が係合され
るように形成される。
【0024】なお、ガイドプレートピン32を係止した
ロックプレート24は、ロックピン解除レバー22の操
作ノブ224が解除方向Fに操作される際に、リンク2
6を介し解除方向F1に作動し、ガイドプレートピン3
2を解除して、ガイドプレート30を着座位置a(図6
に実線で示す位置)に切換え、跳ね上げ位置bでのシー
トロックを解除できる。このロックピン解除レバー22
は図示しないつる巻きばねによりシートロック方向−F
に回動付勢され、これに連動してロックプレート24は
時計方向である係止方向−F1に回動付勢されている。
スライドロックプレート60は、図3に示すように、ロ
ア回転盤11の下面に軸受56を介し枢支され、内側の
ストッパ片59と外側のガイド片57とがピン55を介
し一体結合される。外側のガイド片57は図5に実線で
示すロック解除位置に保持される際に、ガイド溝58の
奥部にガイドプレートピン32を係合し、同時に、スト
ッパ片59をレールロックプレート101−3に係止可
能な突き出し位置e1に保持する。一方、外側のガイド
片57は、図7に実線で示す位置に保持される際に、ガ
イド溝58の開口側にガイドプレートピン32を係合
し、同時に、ストッパ片59をレールロックプレート1
01−3の上方である解除位置e2に保持する。
【0025】このような、車両用シートの作動を説明す
る。まず、シートS1がスライドロック可能な微調整域
Aにあるとする。この場合、スライドロックプレート6
0のストッパ片59がレールロックプレート101−3
に当接せず、回転ロックプレート62がレールロックプ
レート102−3に当接せず、シートアジャスター1a
の図示しないスライドロック機構の働きにより微調整域
A内の所望位置にシートS1をスライドロックできる。
この時、シート回転装置80側の回転ロックプレート6
2は下端部64を右ロアレール102に突き出す突き出
し位置f1に保持される。このため、シート回転装置8
0側はシートクッション37側の回動を所望時に操作で
きる。ここでは、図示しない回転ロック解除ハンドルの
操作によって係止爪493,503を各凹部421より
離脱させ、その上で、シートクッション37側を回動さ
せ、図示しない回転ロック解除ハンドルをフリーに保持
した上で更にシートクッション37側を回動させると9
0度の回転の後に係止爪493,503が各凹部421
に係合して回転を阻止する。
【0026】更に、図示しない回転ロック解除ハンドル
の操作によってシートクッション37側を90度回転す
れば、初期の位置より180度だけ、即ち、シートクッ
ションの向きを逆方向位置に切換え保持出来る。同様の
操作によって、シートクッション側を360度回転操作
し、前方位値に対して90度ずつ所望の回転位置に切換
え保持できる。即ち、図10に示したように、微調整域
Aにおいては、シートクッションの跳ね上げ、シートS
1の回転、シートS1のスライドの各操作が全て許容さ
れる。次に、シートS1が微調整域Aより着座不可の送
り移動域Bに向かったとする。
【0027】この場合、スライドロックプレート60の
ストッパ片59がレールロックプレート101−3に当
接して、シートS1の送り移動域Bへの摺動は阻止され
る。この場合において、操作者が操作ノブ224を解除
方向Fに操作するとする。すると、着座位置aのシート
クッションのシートロックが解除される。続いて、シー
トクッションを跳ね上げ位置bに弾性力の補助を受けて
移動させると、ガイドプレート30がクッションロック
ピン34を係止し、シートクッションを跳ね上げ位置b
に保持する。これに連動して、ガイドプレート30のガ
イドプレートピン32はロックプレート24の切り込み
27に係止され、シートクッションの跳ね上げ位置bで
のシートロックが行われる。この時、ガイドプレートピ
ン32の作動に連動してスライドロックプレート60の
ストッパ片59は解除位置e2に切換え保持され、シー
トS1の送り移動域Bへの摺動が可能となる。一方、回
転ロックプレート62の下端部64は、図8に示すよう
に、右ロアレール102に突き出す突き出し位置f1に
保持されるため、シートS1の送り移動域Bへの摺動時
には下端部64の傾斜面65がレールロックプレート1
02−3に当接して回動付勢される。
【0028】この時、アッパ回転盤12が図3に実線で
示す前向き位置にあると両スリット70,71が回転ロ
ックプレート62に対向し、その回動を許容し、即ち両
スリット70,71に上端部66が突入する。この結
果、図9に示すように、回転ロックプレート62は解除
位置f2に達して、シートS1の送り移動域Bへの摺動
が可能となる。このように、シートクッション37が跳
ね上げ位置bにあり、シートS1が前向き位置にある場
合のみ、シートS1を送り移動域Bへ摺動し、最先端着
座位置P2に保持可能と成る。これに対し、アッパ回転
盤12が前向き位置に無いとする。
【0029】この場合、アッパ回転盤12のスリット7
1がロア回転盤11のスリット70及び回転ロックプレ
ート62に対向せず、図8に示すように、回転ロックプ
レート62の回動は許容されず、即ち、回転ロックプレ
ート62がレールロックプレート102−3に摺動を阻
止され、シートS1の送り移動域Bへの摺動が不可とな
る。この場合、操作者は微調整域Aにおいて、前以てシ
ートS1の向きを前向きに切換え、スリット71とスリ
ット70及び回転ロックプレート62を対向させ、その
上で、シートS1を送り移動域Bへ摺動させ、回転ロッ
クプレート62を図9に示すように解除位置f2に回動
させて、シートS1の送り移動域Bへの摺動が達成され
ることと成る。上述のように、送り移動域Bにおいて
は、シートクッションの跳ね上げが前向きでのみ許容さ
れ、シートS1の回転操作は全て阻止され、シートS1
のスライド操作がシートが前向きでシートクッションが
跳ね上げ時のみで許容される。
【0030】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、シートクッションが着座位置に位置する際、レール
ロックプレートにスライドロックプレートが当接するま
ではシート移動を許容し、当接するとシートの移動を規
制し、一方、シートクッションが跳ね上げ位置に位置す
る際、スライドロックプレートとレールロックプレート
との当接を回避させ、シートクッション側のレールロッ
クプレート当接後の移動を許容するので、シートのスラ
イドロック操作及びロック解除操作とシートクッション
のシートロック操作及びロック解除操作とを連動させ、
操作性を向上させることができる。
【0031】更に、請求項2の発明は、レールロックプ
レートに回転ロックプレートが当接する前は、シートク
ッション側のロア回転盤に対する相対回転を可能とする
と共にロアレールに対し摺動を可能とし、レールロック
プレートに回転ロックプレートが当接した場合、第1の
開口部と第2の開口部とが一致していると、回転ロック
プレートが両開口部とに挿入され、シートクッション側
の回転を規制すると共にレールロックプレート当接後の
シートクッション側のスライドを許容し、逆に第1の開
口部と第2の開口部とが一致していなければ、回転ロッ
クプレートは両開口部に挿入されず、回転ロックプレー
トがレールロックプレートに当接し、シートクッション
側のスライドを規制するので、シートクッションの回転
位置の切換え操作及びシートのスライドロック操作及び
ロック解除操作とを連動させ、操作性を向上させること
ができる。
【0032】更に、請求項3の発明は、シートクッショ
ンが着座位置に位置する際、レールロックプレートにス
ライドロックプレートが当接するまではシート移動を許
容し、当接するとシートの移動を規制し、一方、シート
クッションが跳ね上げ位置に位置する際、スライドロッ
クプレートとレールロックプレートとの当接を回避さ
せ、シートクッション側のレールロックプレート当接後
の移動を許容する、同時に、レールロックプレートに回
転ロックプレートが当接する前は、シートクッション側
のロア回転盤に対する相対回転を可能とすると共にロア
レールに対し摺動を可能とし、レールロックプレートに
回転ロックプレートが当接した場合、第1の開口部と第
2の開口部とが一致している時にのみ回転ロックプレー
トが両開口部とに挿入され、シートクッション側の回転
を規制すると共にレールロックプレート当接後のシート
クッション側のスライドを許容するので、シートのスラ
イドロック操作及びロック解除操作とシートロック操作
及びロック解除操作とを連動させ、しかも、シートクッ
ションの回転位置の切換え操作シートのスライドロック
操作及びロック解除操作とを連動させ、操作性をより向
上させることができる。
【0033】更に、請求項4の発明は、特に、請求項2
及び請求項3の車両用シートにおいて、レールロックプ
レートに回転ロックプレートが当接した場合、シートが
前方を向いている時にのみ両開口部が一致して回転ロッ
クプレートが回動して両開口部に挿入され、シートクッ
ション側のアッパ回転盤の回転を規制すると共にレール
ロックプレート当接後のシートクッション側のスライド
を許容するので、シートが前方を向いている時のみ、当
接後のシートクッション側のスライドを許容することが
可能と成る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1として車両用シートの要部切
欠側面図である。
【図2】図1の車両用シートのシートアジャスターの概
略要部斜視図である。
【図3】図1の車両用シートのシート回転装置の分解概
略斜視図である。
【図4】図1の車両用シートのシートブラケットの斜視
図である。
【図5】図1の車両用シートで用いる左右ロアレールの
要部断面図であり、(a),(b)は微調整域での、
(c),(d)は送り移動域での各断面図である。
【図6】図1の車両用シートのシートクッションが着座
位置にあるときの規制手段の状態説明図である。
【図7】図1の車両用シートのシートクッションが跳ね
上げ位置にあるときの規制手段の状態説明図である。
【図8】図1の車両用シートの回転ロックプレートが突
き出し位置に保持された状態の説明図である。
【図9】図1の車両用シートの回転ロックプレートが解
除位置に保持された状態の説明図である。
【図10】図1の車両用シートの各作動モードの切換え
説明図である。
【図11】車両用シートの摺動域の概略説明図である。
【図12】図11の車両用シートの平面視における摺動
域の概略説明図である。
【符号の説明】
1a シートアジャスター 101 左のロアレール 102 右のロアレール 101−3 レールロックプレート 102−3 レールロックプレート 901 アッパレール 902 アッパレール 11 ロア回転盤 12 アッパ回転盤 20a シートブラケット 22 ロックピン解除レバー 24 ロックプレート 26 リンク 30 ガイドプレート 32 ガイドプレートピン 34 クッションロックピン 37 シートクッション 40 車両フロア 60 スライドロックプレート 62 回転ロックプレート 70 スリット 71 スリット 80 シート回転装置 A 微調整域 B 送り移動域 C 摺動域 D 規制手段 S1 シート X 実装位置 a 着座位置 b 跳ね上げ位置 e1 突き出し位置 f1 突き出し位置 e2 解除位置 f2 解除位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】跳ね上げ可能なシートクッションとシート
    スライド機構を備えた車両用シートにおいて、 車両フロアに取付けられるロアレールと、同ロアレール
    上を摺動自在に係合するアッパレールと、同アッパレー
    ル側に取り付けられるシートクッションと、同シートク
    ッションの側部に設けられた係合部材と、上記アッパレ
    ール側に取り付けられ、上記ロアレール側に突出するス
    ライドロックプレートを有する規制手段と、上記ロアレ
    ール側に設けられ、上記スライドロックプレートとの当
    接により上記シートの移動を規制するレールロックプレ
    ートとを備え、 上記シートクッションの跳ね上げ状態では、上記係合部
    材が上記規制手段に当接して上記スライドロックプレー
    トを上記アッパレール側に変位させ、同スライドロック
    プレートと上記レールロックプレートとの当接を回避さ
    せることにより上記シートクッションをスライド可能と
    したことを特徴とする車両用シート。
  2. 【請求項2】シートクッションの回転機構と、シートス
    ライド機構を備えた車両用シートにおいて、 車両フロアに取付けられるロアレールと、同ロアレール
    上を摺動自在に係合するアッパレールと、上記アッパレ
    ールの上方に取り付けられるロア回転盤と、同ロア回転
    盤に枢支され、シートクッションを支持するアッパ回転
    盤と、上記ロア回転盤に設けられる第1の開口部と、上
    記アッパ回転盤に設けられた第2の開口部と、上記ロア
    レール側に設けられたレールロックプレートと、上記シ
    ートクッションが上記ロアレールに対して摺動して上記
    レールロックプレートに当接した際に、上記第1の開口
    部と第2の開口部とが一致している時のみ同第1の開口
    部と同第2の開口部とに挿入しうる回転ロックプレート
    とを具備したことを特徴とする車両用シート。
  3. 【請求項3】跳ね上げ可能なシートクッションと、同シ
    ートクッションの回転機構と、シートスライド機構を備
    えた車両用シートにおいて、 車両フロアに取付けられるロアレールと、同ロアレール
    上を摺動自在に係合するアッパレールと、上記アッパレ
    ールの上方に取り付けられるロア回転盤と、同ロア回転
    盤に枢支され、シートクッションを支持するアッパ回転
    盤と、上記ロア回転盤に設けられる第1の開口部と、上
    記アッパ回転盤に設けられた第2の開口部と、上記ロア
    レール側に設けられたレールロックプレートと、上記シ
    ートクッションが上記ロアレールに対して摺動して上記
    レールロックプレートに当接した際に、上記第1の開口
    部と第2の開口部とが一致している時のみ同第1の開口
    部と同第2の開口部とに挿入しうる回転ロックプレート
    とを備え、上記シートクッションの跳ね上げ状態では、
    上記係合部材が上記規制手段に当接して上記スライドロ
    ックプレートを上記アッパレール側に変位させ、同スラ
    イドロックプレートと上記レールロックプレートとの当
    接を回避させることにより上記シートクッションをスラ
    イド可能としたことを特徴とする車両用シート。
  4. 【請求項4】請求項2及び請求項3の車両用シートにお
    いて、シートが前方を向いている状態である時にのみ上
    記第1の開口部と第2の開口部とが一致することを特徴
    とする車両用シート。
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