JP2007069893A - 車両用回転シート - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用回転シートにおいて、シートの回転機構の回転性を向上することである。
【手段】シートを搭載する可動プレートにその回転によって回転可能に取り付けられたターンプレート33と、該ターンプレート33に設けた長孔323内に連動ピン330を挿入することで回転可能に連結されたターンリンク32と、該ターンリンク32の回転運動を直線運動に変換し車体にスライド可能に取り付けられたインターロックプレート30とを有する回転シートにおいて、前記ターンプレート32の回転によって前記連動ピン330に加わる力の方向の内、前記連動ピンの前記長孔の先端部から後端部方向への移動を容易にする案内手段323Aを設けてなることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明はスライド装置付自動車用回転シートに関する。
ワゴン車用シートには、シートの前後位置を調整するスライド装置と、シートの向きを前向き、後向きに変更できる回転装置を備えたものがある。
以上のシートは前席等に干渉しないように、所定の前後位置でないと回転しないように構成されている(例えば、特許文献1)。
実開昭59−22020号公報
これは回転機構のロックを解除する回転レバーの操作の可、又は不可という機構であり、シートの前、後位置によって回転レバーを操作でき、その操作中はシートのスライドはロックするようにしたものである。
従って、以上の従来品はシートの回転操作中にシートの前後位置を調整できず、また回転レバーの配設位置がスライド装置の近傍に限定される課題があった。
そこで、本願出願人はシートの回転操作中に同時にシートの前後位置も調整でき、シートの回転機構のロック解除用操作部材の配設位置が制限されないようにしたインターロック装置を提案した。
このインターロック装置付回転シートは、車体に固定された固定プレートと、シートを搭載し、回転機構によって前記固定プレートに対し回転自在に係合した可動プレートと、を設け、
前記回転機構は、前記可動プレートにその回転によって回転可能に取り付けられたターンプレートと、該ターンプレートに設けた長孔内に連動ピンを挿入することで回転可能に連結されたターンリンクと、該ターンリンクの回転運動を直線運動に変換し車体にスライド可能に取り付けられたインターロックプレートとを有している。
ところで、例えば、ターンプレートに対してターンリンクとの入力方向変換を90度近い角度設定をすると、ターンプレートが回転時にオーバーストロックした際、連動ピンが長孔の先端部に突き当たるまで移動し、その位置から摩擦力によって戻りづらい場合があり、入力の方向転換が行い難く、ターンプレート、ターンリンクの回転性が損なわれることがあった。
そこで、本発明は斯様な回転機構を構成するターンプレート、ターンリンクの回転性を向上することを目的とする。
以上の目的を達成するための本発明に係る車両用回転シートは、前記ターンプレートの回転によって前記連動ピンに加わる力の方向の内、前記連動ピンの前記長孔の先端部から後端部方向への移動を容易にする案内手段を設けてなる構成である。
そして、前記ターンプレートの長孔に設けた案内手段は、長孔の先端部における孔縁をテーパ状に形成するか、或いは長孔の先端部にテーパ状になるように別部材を固着して形成してもよい。
本発明によれば、ターンプレートの長孔に案内手段を設けたので、ターンリンクの連動ピンに加わる力が長孔の先端部から後端部方向に作用するので、連動ピンの長孔孔縁に対する摩擦力が低くなり、連動ピンが長孔内に動き易くなる。そのため、ターンプレートとターンリンクの相互の回転が良好になる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面は本願出願人が提案したインターロック装置を備えた自動車回転用シートSに応用した回転機構を示し、シートSは内側方向に180度回転機構によって回転し、その向きが前向き、後向きに変更できるように構成されている。
そして、このシートSは図1に示すように、車体側に固定されるロアレール21と、このロアレール21にスライド自在に係合するアッパーレール20とからなる左右一体のロングスライドレール2、2から構成されるスライド装置によって前後位置が調整できる構造である。
以上のシートSは前席側などに干渉される前側位置を回転禁止ゾーンFとし、このゾーンF内ではシートSを回転できないように、また、それ以外の位置である回転可能ゾーンR内において回転できるように各々構成されている。
また、後述する構造のように構成されているため、回転ゾーンR内において、シートの回転中にシートが前後にスライドでき、回転禁止ゾーンFにスライドするとシートの回転が規制されるように構成されている。
なお、図1において、FRはシートの前方を示し、34は回転禁止ゾーンF内に対応するロアレール21の底部に設けたステッププレートを示す。
以上のスライド装置は従来周知の構造であり、その説明は省略する。
そして、後述する、回転機構のロックを解除すると、それに連動してスライド装置のロックも解除するようにケーブルで連結されているが、スライド装置のロックを解除しても回転機構のロックは解除されないようになっている。
図2、図3は本発明に係るインターロック装置を有する回転機構を示し、左右のアッパーレール20、20上に締結した台座プレート111、111に、回転機構を構成する円盤状の固定プレート11が載置、固定され、この固定プレート11にシートSを搭載するドーナツ状の可動プレート10が回転自在に係合している。
以上の可動プレート10の内縁端における前、後には、ロックピン101、102が設けてある。一方、固定プレート11を固定した一方の台座プレート111にはガイドプレート112が固定プレート11の略中央よりステッププレート34を有するスライドレール2のアッパーレール20方向に延設されている。
このガイドプレート112に、インターロックプレート30を図2に示す方向にスライド自在に装着され、このインターロックプレート30を直線運動に変換してスライドさせるターンプレート32、ターンリンク33もガイドプレート112に、ピン32A、33Aで回転自在に枢着されている。
以上のターンプレート32には周縁に、前記ロックピン101、102を係合する係合凹部321、322が設けてあり、バネ32Bによって後述する中立方向に付勢されている。
そして、この係合凹部321、322の反対側には長孔323が開孔され、この長孔323内に、ターンリンク33の連動ピン330が挿入されている。
以上のターンプレート32に設けた長孔323は図4に示すようにターンプレート32の回転中心であるピン32A方向に向けて開孔されている。
そして、この長孔323は、先端部に連動ピン330が先端部から後端部方向への移動を容易にする案内手段323Aが設けてある。図中323Bは長孔323の後端部側の孔縁を示す。
図5に示す案内手段323Aは、長孔323の先端部の孔縁をテーパ状に形成したものである。しかし、ターンプレート32に、長孔323の先端部孔縁がテーパ状になるように、別のプレートを溶接して形成しても良い。
なお、ターンリンク33とターンプレート32とを入力方向変換が90度近い角度設定に配置し、ターンプレート32の長孔323の先端部における孔縁を円弧状に形成すると、例えば、ターンプレート32の回転時にオーバーストロークすると連動ピン330が長孔323の先端部に突き当たるまで移動し摩擦力によって連動ピン330が長孔323の後端部方向に戻りづらくなり回転性が損なわれてしまう。
そこで、前述の如く、ターンプレート32の連動ピン330が係合する先端部に、図5に示すように、案内手段323Aを設けることにより、例えば、図5に示すように、ターンプレート32の回転(オーバーストローク)した際、連動ピン330が長孔323の先端部に移動し、前記線Aと連動ピン330とターンプレート32の回転中心を結ぶ線Bの角度が90度近づいても、方向転換部323Aにより連動ピン330の長孔323孔縁に対する当接角度が変換される。
そのため、矢印方向である連動ピン330の戻り方向の分力が大になるため、連動ピン330の長孔323の後端部方向への戻り方向の移動力が増大すると共に摩擦力が減少する。その結果、前記線Aに対して離れる方向の力が増大するのでターンプレート32に対するターンリンク33の回転性を向上できる。
なお、以上の案内手段323Aを形成する斜面323A−1の角度は20−40度程度にするのが好ましい。
案内手段323Aを形成するテーパ状の一方の斜面323A−1は図4におけるターンプレート32が逆時計方向に回転する際に、また、他方の斜面323A−2はターンプレート32が時計方向に回転する際に作用する。
なお、以上のターンリンク33の回転中心であるピン33A側には別の長孔331が開孔され、この長孔331内にインターロックプレート30の基端部に設けたピン302がスライド自在に係合している。
また、前記ガイドプレート112にはインターロックプレート30を図2矢印方向に的確にスライドさせるため、ガイド長孔112A、112B、111Cを設け、この各ガイド長孔112A・・内にインターロックプレート30側に設けたガイドピン303、304、302が挿通している。
以上のインターロックプレート30はそのスライド量が適正になるように、ターンリンク33をインターロックプレート30とターンプレート32との間に配設している。ターンリンク33の回転中心であるピン33Aとインターロックプレート30のピン302との間の長さL1と、ピン33Aと連動ピン330との間の長さL2による回転比によってターンプレート32の大きな回転の動きをインターロックプレート30の小さなスライドに調整すると共に、ターンプレート32に対するロックピン101、102の係脱を容易にしている。
以上のインターロックプレート30の先端には下方に垂直状に延設したストッパ部301が設けてある。
このストッパ部301の下方のアッパーレール20の側壁には、前記ストッパプレート31が前後方向に揺動自在に枢着されている。このストッパプレート31はバネ31Bによってアッパーレール20の上面より上方に突出する上部がやや倒れるように、また、シートを回転禁止ゾーンFに前進させた際に、下端部が前記ステッププレート34に突き当たり上部が起立するように配設されている。
なお、図6はシートSの前向き状態、図7はシートSを図6の状態から180度回転して後ろ向きにした状態、図8はシートSの回転途中の状態を各々示す。
本発明に係る回転シートの斜視図である。 本発明回転シートの部分切欠斜視図である。 本発明回転シートの平面図である。 ターンプレートとターンリンクとの関係を示す平面図である。 ターンプレートの長孔とターンリンクと連動ピンの関係を示す平面図である。 シートの前向き状態の平面図である。 シートの後向き状態の平面図である。 シートの回転中の平面図である
符号の説明
30…インターロックプレート、32…ターンプレート、33…ターンリンク、323…ターンプレートの長孔、323A…ターンプレートの長孔に設けた案内手段、330…ターンリンクの設けた連動ピン

Claims (2)

  1. 車体に固定された固定プレートと、
    シートを搭載し、回転機構によって前記固定プレートに対し回転自在に係合した可動プレートと、を設けた車両用回転シートにおいて、
    前記回転機構は、該ターンプレートにその回転によって回転可能に取り付けられたターンプレートと、該ターンプレートに設けた長孔内に連動ピンを挿入することで回転可能に連結されたターンリンクと、該ターンリンクの回転運動を直線運動に変換し車体にスライド可能に取り付けられたインターロックプレートと、を有し、
    前記ターンプレートの回転によって前記連動ピンに加わる力の方向の内、前記連動ピンの前記長孔の先端部から後端部方向への移動を容易にする案内手段を設けてなる車両用回転シート。
  2. 前記案内手段は、前記ターンプレートの長孔に設けられ、長孔の先端部における孔縁をテーパ状に形成してなる請求項1記載の車両用回転シート。















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