JPH07296876A - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
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- JPH07296876A JPH07296876A JP7112305A JP11230595A JPH07296876A JP H07296876 A JPH07296876 A JP H07296876A JP 7112305 A JP7112305 A JP 7112305A JP 11230595 A JP11230595 A JP 11230595A JP H07296876 A JPH07296876 A JP H07296876A
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- Japan
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- locking member
- housing
- contact
- cam
- electrical contact
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4364—Insertion of locking piece from the front
- H01R13/4365—Insertion of locking piece from the front comprising a temporary and a final locking position
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6271—Latching means integral with the housing
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 堅牢で防水コネクタに好適な係止部材を有す
る電気コネクタの提供。 【構成】 電気コネクタ２は、コンタクトを収容するキ
ャビティ１８を有するハウジング４と、ハウジング４の
嵌合面側に取付けられる係止部材８とを有する。係止部
材８は、そのカム面５０ａ、５０ｂ、５０ｃが、ハウジ
ング４の導入面７０、カム面６６、６１とそれぞれカム
係合する。このカム係合により、係止部材８は、コンタ
クトを挿通できる第１位置からコンタクトを抜止めする
第２位置へ横方向に移動すると共にシール部材６に当接
する。係止部材８には弾性部が不要なので、係止部材８
を堅牢にできる。
る電気コネクタの提供。 【構成】 電気コネクタ２は、コンタクトを収容するキ
ャビティ１８を有するハウジング４と、ハウジング４の
嵌合面側に取付けられる係止部材８とを有する。係止部
材８は、そのカム面５０ａ、５０ｂ、５０ｃが、ハウジ
ング４の導入面７０、カム面６６、６１とそれぞれカム
係合する。このカム係合により、係止部材８は、コンタ
クトを挿通できる第１位置からコンタクトを抜止めする
第２位置へ横方向に移動すると共にシール部材６に当接
する。係止部材８には弾性部が不要なので、係止部材８
を堅牢にできる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンタクトの保持を保
証する２次係止部材を有する電気コネクタに関する。
証する２次係止部材を有する電気コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術と解決すべき課題】コンタクトの保持を保
証する２次係止部材を有する電気コネクタは産業界でよ
く知られている。これらのコネクタは、例えば自動車の
分野のような振動環境において広く用いられている。か
かる振動環境においては、電気的な相互接続の完全さを
維持するためにコンタクトの積極的保持を保証すること
が必要である。公知の構成として、２次係止部材がコネ
クタハウジングに挿入される際、２次係止部材上の弾性
係止腕がコンタクトとカム係合するものがある。他の公
知の構成として、コネクタハウジングの一部であるラッ
チ腕と共にコンタクトがコネクタ内に配置された後に挿
入可能である、支持エレメントの作用をする２次係止部
材とを有するものがある。この２次係止部材により係止
腕の変形を防止する。かかる公知例の性質上、弾性係止
腕は可撓性を有するので取扱い及び不適当な挿入により
損傷を受ける。必要とされているのは、より堅牢で且つ
操作が簡単な２次係止部材である。
証する２次係止部材を有する電気コネクタは産業界でよ
く知られている。これらのコネクタは、例えば自動車の
分野のような振動環境において広く用いられている。か
かる振動環境においては、電気的な相互接続の完全さを
維持するためにコンタクトの積極的保持を保証すること
が必要である。公知の構成として、２次係止部材がコネ
クタハウジングに挿入される際、２次係止部材上の弾性
係止腕がコンタクトとカム係合するものがある。他の公
知の構成として、コネクタハウジングの一部であるラッ
チ腕と共にコンタクトがコネクタ内に配置された後に挿
入可能である、支持エレメントの作用をする２次係止部
材とを有するものがある。この２次係止部材により係止
腕の変形を防止する。かかる公知例の性質上、弾性係止
腕は可撓性を有するので取扱い及び不適当な挿入により
損傷を受ける。必要とされているのは、より堅牢で且つ
操作が簡単な２次係止部材である。
【０００３】従って、本発明は、電気コンタクトの保持
を保証するために堅牢な係止部材を有する電気コネクタ
提供することを目的とする。また、本発明は、電気コン
タクトの保持を保証する堅牢な係止部材を有する防水型
の電気コネクタを提供することを他の目的とする。
を保証するために堅牢な係止部材を有する電気コネクタ
提供することを目的とする。また、本発明は、電気コン
タクトの保持を保証する堅牢な係止部材を有する防水型
の電気コネクタを提供することを他の目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも１
個の電気コンタクトを収容する収容室を有するハウジン
グと、前記収容室内への前記電気コンタクトの挿入を許
容する第１位置及び前記収容室からの前記電気コンタク
トの抜止めをする第２位置をとる係止部材とからなる電
気コネクタにおいて、前記係止部材は、前記ハウジング
の嵌合面側から端子挿入面側に向う縦方向に沿って押圧
されると、前記ハウジングとのカム係合により前記縦方
向と交差する方向に沿って前記第１位置から前記第２位
置に移動することを特徴とする。
個の電気コンタクトを収容する収容室を有するハウジン
グと、前記収容室内への前記電気コンタクトの挿入を許
容する第１位置及び前記収容室からの前記電気コンタク
トの抜止めをする第２位置をとる係止部材とからなる電
気コネクタにおいて、前記係止部材は、前記ハウジング
の嵌合面側から端子挿入面側に向う縦方向に沿って押圧
されると、前記ハウジングとのカム係合により前記縦方
向と交差する方向に沿って前記第１位置から前記第２位
置に移動することを特徴とする。
【０００５】また、本発明は、少なくとも１個の電気コ
ンタクトを収容する収容室を有するハウジングと、前記
収容室内への前記電気コンタクトの挿入を許容する第１
位置及び前記収容室からの前記電気コンタクトの抜止め
をする第２位置をとる係止部材とからなる電気コネクタ
において、前記係止部材は、前記ハウジングの嵌合面側
から端子挿入面側に向う縦方向に沿って押圧されると、
前記ハウジングとのカム係合により前記縦方向と交差す
る方向に沿って前記第１位置から前記第２位置に移動
し、前記収容室を形成する前記ハウジングの壁上に取付
けられるシール部材を抜け止めすることを特徴とする。
ンタクトを収容する収容室を有するハウジングと、前記
収容室内への前記電気コンタクトの挿入を許容する第１
位置及び前記収容室からの前記電気コンタクトの抜止め
をする第２位置をとる係止部材とからなる電気コネクタ
において、前記係止部材は、前記ハウジングの嵌合面側
から端子挿入面側に向う縦方向に沿って押圧されると、
前記ハウジングとのカム係合により前記縦方向と交差す
る方向に沿って前記第１位置から前記第２位置に移動
し、前記収容室を形成する前記ハウジングの壁上に取付
けられるシール部材を抜け止めすることを特徴とする。
【０００６】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適実施
例を説明する。図１は、本発明の電気コネクタの一実施
例を示し、２次係止部材が第１位置に配置された状態を
示す縦断面図である。図２は、図１の電気コネクタの２
次係止部材が第２位置に配置された状態を示す縦断面図
である。図３は、図２の電気コネクタが相手コネクタと
嵌合した状態を示す縦断面図である。
例を説明する。図１は、本発明の電気コネクタの一実施
例を示し、２次係止部材が第１位置に配置された状態を
示す縦断面図である。図２は、図１の電気コネクタの２
次係止部材が第２位置に配置された状態を示す縦断面図
である。図３は、図２の電気コネクタが相手コネクタと
嵌合した状態を示す縦断面図である。
【０００７】最初に図１を参照すると、電気コネクタが
総括して参照符号２で示される。電気コネクタ２は、ハ
ウジング４、弾性シール部材６、及び電気コンタクト１
０（図３参照）の保持を保証する２次係止部材（以下、
単に係止部材という）８を有する。ハウジング４は、相
手電気コネクタ１４（図３参照）を保持するための外部
シェル１２と、このシェル１２と一体化される本体１６
とを有する。
総括して参照符号２で示される。電気コネクタ２は、ハ
ウジング４、弾性シール部材６、及び電気コンタクト１
０（図３参照）の保持を保証する２次係止部材（以下、
単に係止部材という）８を有する。ハウジング４は、相
手電気コネクタ１４（図３参照）を保持するための外部
シェル１２と、このシェル１２と一体化される本体１６
とを有する。
【０００８】本体１６は、電気コンタクト１０を受容す
るキャビティ１８を有する。キャビティ１８は、公知の
手法で電気コンタクト１０に接続された導体２１（図３
参照）に対するストレインリリーフ（応力緩和）且つ封
止となる形状をなす後端から本体１６内に延びる。キャ
ビティ１８の内壁には、断面縮小部２４により肩部２６
が形成される。この肩部２６は、キャビティ１８の前端
２８と対向する。図３を参照すると、肩部２６は、電気
コンタクト１０のロックランス３０と係合するために形
成されたものである。
るキャビティ１８を有する。キャビティ１８は、公知の
手法で電気コンタクト１０に接続された導体２１（図３
参照）に対するストレインリリーフ（応力緩和）且つ封
止となる形状をなす後端から本体１６内に延びる。キャ
ビティ１８の内壁には、断面縮小部２４により肩部２６
が形成される。この肩部２６は、キャビティ１８の前端
２８と対向する。図３を参照すると、肩部２６は、電気
コンタクト１０のロックランス３０と係合するために形
成されたものである。
【０００９】外部シェル１２によって固定される本体１
６は前端２８を有する。この前端２８から後方に延出す
る突出部（鼻部）３４はシール着座部３６に連続する。
シール着座部３６は、弾性シール部材６の取付けを可能
にするために該シール部材６の前端３８がシール着座部
３６から突出するように帯状の該シール部材６を受容す
る構造をとるので、液密が得られる。開口５６は、突出
部３４からシール着座部３６に至る壁５８を貫通し、第
１位置支持面６０、カム面６１、第２位置支持面６２及
びカム面６３に区切られる。開口５６と反対側の本体１
６には、傾斜したカム面６６及び当接面６８を有する本
体段部６４がある。
６は前端２８を有する。この前端２８から後方に延出す
る突出部（鼻部）３４はシール着座部３６に連続する。
シール着座部３６は、弾性シール部材６の取付けを可能
にするために該シール部材６の前端３８がシール着座部
３６から突出するように帯状の該シール部材６を受容す
る構造をとるので、液密が得られる。開口５６は、突出
部３４からシール着座部３６に至る壁５８を貫通し、第
１位置支持面６０、カム面６１、第２位置支持面６２及
びカム面６３に区切られる。開口５６と反対側の本体１
６には、傾斜したカム面６６及び当接面６８を有する本
体段部６４がある。
【００１０】係止部材８は、図３によく示される如く、
キャビティ１８内にコンタクト１０の保持を保証するた
めに係止腕４２上に内向きの保持部４０を有する。係止
腕４２の後方には、係止部材８の周りに連続する肩部４
４が形成される。この肩部４４は、係止部材８がシール
着座部３６上にシール部材６を載置するために十分に挿
入される際にシール部材６の前端３８と当接する。係止
部材８は、それに対する第１当接面となる内面４６に沿
って突出部３４と密着する構造をとる。この結果、係止
部材８が本体１６に組み込まれる際、係止部材８は図１
に示される如く第１位置にある。更に、係止部材８は、
内面４６から内側に延びる段部４８を有する。この段部
４８は、内面４６及び面５２間に位置する傾斜したカム
面５０ａを有する。面５２は、係止部材８が図２に示さ
れる第２位置にある際に突出部３４と係合する第２当接
面である。
キャビティ１８内にコンタクト１０の保持を保証するた
めに係止腕４２上に内向きの保持部４０を有する。係止
腕４２の後方には、係止部材８の周りに連続する肩部４
４が形成される。この肩部４４は、係止部材８がシール
着座部３６上にシール部材６を載置するために十分に挿
入される際にシール部材６の前端３８と当接する。係止
部材８は、それに対する第１当接面となる内面４６に沿
って突出部３４と密着する構造をとる。この結果、係止
部材８が本体１６に組み込まれる際、係止部材８は図１
に示される如く第１位置にある。更に、係止部材８は、
内面４６から内側に延びる段部４８を有する。この段部
４８は、内面４６及び面５２間に位置する傾斜したカム
面５０ａを有する。面５２は、係止部材８が図２に示さ
れる第２位置にある際に突出部３４と係合する第２当接
面である。
【００１１】係止部材８は、カム面５０ａの他に内面４
６及び肩部４４の間のカム面５０ｂ、及び保持部４０上
のカム面５０ｃを有する。これらのカム面５０ａ、５０
ｂ、５０ｃは、係止部材８がその縦方向の移動に伴って
図１に示される第１位置から図２に示される第２位置に
横方向へ変位するのを補助する。係止部材８の内面４６
の反対側には、係止部材８が図１に示される第１位置に
配置される際に本体１６から離れている対向面５４が形
成されている。
６及び肩部４４の間のカム面５０ｂ、及び保持部４０上
のカム面５０ｃを有する。これらのカム面５０ａ、５０
ｂ、５０ｃは、係止部材８がその縦方向の移動に伴って
図１に示される第１位置から図２に示される第２位置に
横方向へ変位するのを補助する。係止部材８の内面４６
の反対側には、係止部材８が図１に示される第１位置に
配置される際に本体１６から離れている対向面５４が形
成されている。
【００１２】図１に示される如く、係止部材８が本体１
６の突出部３４上に縦方向に挿入されると、内面４６が
突出部３４に乗り上げる一方で、対向面５４は保持部４
０がコンタクトの通過を可能にするように本体１６から
オフセットする。保持部４０は、開口５６に到達すると
開口５６内に受容される。図１は、保持部４０がキャビ
ティ１８に隣接する第１位置に配置された係止部材８を
示す。第１位置では、コンタクト１０をキャビティ１８
内に挿入することができる。また、この位置では係止腕
４２が第１位置支持面６０に隣接し、保持部４０のカム
面５０ｃがカム面６１に隣接し、内面４６が突出部３４
と当接する。更に、係止部材８のカム面５０ａ、５０ｂ
は、突出部３４の導入面７０、及び本体段部６４のカム
面６６にそれぞれ隣接する。
６の突出部３４上に縦方向に挿入されると、内面４６が
突出部３４に乗り上げる一方で、対向面５４は保持部４
０がコンタクトの通過を可能にするように本体１６から
オフセットする。保持部４０は、開口５６に到達すると
開口５６内に受容される。図１は、保持部４０がキャビ
ティ１８に隣接する第１位置に配置された係止部材８を
示す。第１位置では、コンタクト１０をキャビティ１８
内に挿入することができる。また、この位置では係止腕
４２が第１位置支持面６０に隣接し、保持部４０のカム
面５０ｃがカム面６１に隣接し、内面４６が突出部３４
と当接する。更に、係止部材８のカム面５０ａ、５０ｂ
は、突出部３４の導入面７０、及び本体段部６４のカム
面６６にそれぞれ隣接する。
【００１３】図２を参照すると、係止部材が更に縦方向
に移動した結果、係止部材８のカム面５０ａ、５０ｂ、
５０ｃと導入面７０、本体段部６４のカム面６６、開口
５６内の第１位置支持面６０及び第２位置支持面６２間
のカム面６１との相互作用が生じる。このため、係止部
材８が図２及び図３に示される第２位置に前進すると、
係止部材８を横方向にオフセットさせる。この第２位置
では、係止部材８は、その第２当接面５２が突出部３４
と係合した状態で突出部３４上に受容されるように位置
ずれする。図３から理解されるように、係止部材８の対
向面５４は突出部３４に隣接し、第２当接面５２は突出
部３４に当接し、内面４６の一部は本体段部当接面６８
に当接するのに対し、内面４６は突出部３４から横方向
に離れる。この第２位置では、係止腕４２は第２位置支
持面６２と当接すると共に、カム面５０ｃがカム面６６
に隣接する。肩部４４は、シール部材６を圧縮してそれ
との間に液密を形成する。図１と図２もしくは図３とを
比較することによりよく理解されるように、係止部材８
の横方向の移動の結果、保持部４０は、図３に示される
如く、キャビティ１８に配置された電気コンタクト１０
の保持を保証する位置に移動したことになる。
に移動した結果、係止部材８のカム面５０ａ、５０ｂ、
５０ｃと導入面７０、本体段部６４のカム面６６、開口
５６内の第１位置支持面６０及び第２位置支持面６２間
のカム面６１との相互作用が生じる。このため、係止部
材８が図２及び図３に示される第２位置に前進すると、
係止部材８を横方向にオフセットさせる。この第２位置
では、係止部材８は、その第２当接面５２が突出部３４
と係合した状態で突出部３４上に受容されるように位置
ずれする。図３から理解されるように、係止部材８の対
向面５４は突出部３４に隣接し、第２当接面５２は突出
部３４に当接し、内面４６の一部は本体段部当接面６８
に当接するのに対し、内面４６は突出部３４から横方向
に離れる。この第２位置では、係止腕４２は第２位置支
持面６２と当接すると共に、カム面５０ｃがカム面６６
に隣接する。肩部４４は、シール部材６を圧縮してそれ
との間に液密を形成する。図１と図２もしくは図３とを
比較することによりよく理解されるように、係止部材８
の横方向の移動の結果、保持部４０は、図３に示される
如く、キャビティ１８に配置された電気コンタクト１０
の保持を保証する位置に移動したことになる。
【００１４】図３を参照すると、導体２１に接続された
電気コンタクト１０はキャビティ１８内に配置される。
係止部材８が第２位置に配置されることにより、コンタ
クト１０がキャビティ１８内に在ると共に、相手コネク
タ１４の、本実施例ではタブ又はピン型として示される
端子７４と係合することが保証される。相手コネクタ１
４は、ハウジング４の本体１６及び外部シェル１２間に
受容されるシェル７６を有する。相手コネクタ１４のシ
ェル７６上に形成された保持突起７８は、相手コネクタ
１４をハウジング４に保持する。シール部材６は、本体
１６のシール着座部３６、相手コネクタ１４のシェル７
６及び係止部材８の間で弾性変形してそれらの間に液密
を形成する。このため、電気的接続に悪影響を与える水
分の侵入を防止する。
電気コンタクト１０はキャビティ１８内に配置される。
係止部材８が第２位置に配置されることにより、コンタ
クト１０がキャビティ１８内に在ると共に、相手コネク
タ１４の、本実施例ではタブ又はピン型として示される
端子７４と係合することが保証される。相手コネクタ１
４は、ハウジング４の本体１６及び外部シェル１２間に
受容されるシェル７６を有する。相手コネクタ１４のシ
ェル７６上に形成された保持突起７８は、相手コネクタ
１４をハウジング４に保持する。シール部材６は、本体
１６のシール着座部３６、相手コネクタ１４のシェル７
６及び係止部材８の間で弾性変形してそれらの間に液密
を形成する。このため、電気的接続に悪影響を与える水
分の侵入を防止する。
【００１５】以上、本発明の好適実施例を説明したが、
本発明は上述の実施例に限定することなく、必要に応じ
て種々の変形、変更が可能である。例えば、ハウジング
４内でのコンタクト１０の保持を保証するために、コン
タクト１０のロックランス３０及び係止部材８を設けた
が、係止部材８のみでコンタクト１０を保持してもよ
い。
本発明は上述の実施例に限定することなく、必要に応じ
て種々の変形、変更が可能である。例えば、ハウジング
４内でのコンタクト１０の保持を保証するために、コン
タクト１０のロックランス３０及び係止部材８を設けた
が、係止部材８のみでコンタクト１０を保持してもよ
い。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、係止部材及び本体のカ
ム係合により、係止部材の縦方向の挿入に伴って係止部
材が横方向即ち、縦方向に交差する方向に移動するの
で、係止部材のコンタクト係止腕に弾性を付与する必要
がなく、係止部材を堅牢にすることができる。また、係
止部材は縦方向の押圧でハウジングに装着できるので、
組立が容易である。更に、係止部材が堅牢になることに
より係止部材にシール部材を圧縮する肩部を形成するこ
とが可能になり、防水コネクタに好適な電気コネクタが
得られる。
ム係合により、係止部材の縦方向の挿入に伴って係止部
材が横方向即ち、縦方向に交差する方向に移動するの
で、係止部材のコンタクト係止腕に弾性を付与する必要
がなく、係止部材を堅牢にすることができる。また、係
止部材は縦方向の押圧でハウジングに装着できるので、
組立が容易である。更に、係止部材が堅牢になることに
より係止部材にシール部材を圧縮する肩部を形成するこ
とが可能になり、防水コネクタに好適な電気コネクタが
得られる。
【図１】本発明の電気コネクタの一実施例を示し、２次
係止部材が第１位置に配置された状態の縦断面図であ
る。
係止部材が第１位置に配置された状態の縦断面図であ
る。
【図２】図１の電気コネクタの２次係止部材が第２位置
に配置された状態の縦断面図である。
に配置された状態の縦断面図である。
【図３】図２の電気コネクタが相手コネクタと嵌合した
状態を示す縦断面図である。
状態を示す縦断面図である。
２ 電気コネクタ ４ ハウジング ６ シール部材 ８ 係止部材 １０ 電気コンタクト １８ 収容室
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも１個の電気コンタクトを収容
する収容室を有するハウジングと、前記収容室内への前
記電気コンタクトの挿入を許容する第１位置及び前記収
容室からの前記電気コンタクトの抜止めをする第２位置
をとる係止部材とからなる電気コネクタにおいて、 前記係止部材は、前記ハウジングの嵌合面側から端子挿
入面側に向う縦方向に沿って押圧されると、前記ハウジ
ングとのカム係合により前記縦方向と交差する方向に沿
って前記第１位置から前記第２位置に移動することを特
徴とする電気コネクタ。 - 【請求項２】 少なくとも１個の電気コンタクトを収容
する収容室を有するハウジングと、前記収容室内への前
記電気コンタクトの挿入を許容する第１位置及び前記収
容室からの前記電気コンタクトの抜止めをする第２位置
をとる係止部材とからなる電気コネクタにおいて、 前記係止部材は、前記ハウジングの嵌合面側から端子挿
入面側に向う縦方向に沿って押圧されると、前記ハウジ
ングとのカム係合により前記縦方向と交差する方向に沿
って前記第１位置から前記第２位置に移動し、前記収容
室を形成する前記ハウジングの壁上に取付けられるシー
ル部材を抜け止めすることを特徴とする電気コネクタ。
Applications Claiming Priority (2)
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| GB9407293.1 | 1994-04-13 | ||
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