JP3540197B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
    • H01R13/5221Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal having cable sealing means

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタハウジングと端子を接続した複数の電線との防水性を向上させた小型で多極の防水コネクタに関する。
【0002】
【先行技術】
この種の防水コネクタを、本出願人は特願平10−60096号において出願した。これを、図4〜図6によって具体的に説明すると、防水コネクタ10′のコネクタハウジング11は、複数の端子収容室13を一体形成した合成樹脂製のインナハウジング12と、このインナハウジング12を内部に嵌め込む合成樹脂製のアウタハウジング17と、これらインナハウジング12とアウタハウジング17との間に介在され、該インナハウジング12の上記各端子収容室13に収容された雌端子(端子)14を保持する合成樹脂製のスペーサ28とで構成されている。
【0003】
図4,図5に示すように、インナハウジング12は上下面の後側がそれぞれ開口した箱部12aを有していて、中央の水平壁12bと仕切壁を兼ねた上下の各垂直側壁12cとで形成される空間内に上記各端子収容室13を形成してある。そして、この各端子収容室13内に雌端子14が収容されるようになっている。また、箱部12aの上下面の両側及び中央には係止爪15をそれぞれ一体突出形成してあると共に、その両側中央の前端にはフランジ部16をそれぞれ一体突出形成してある。尚、箱部12aの前壁の各端子収容室13に対向する位置には、図示しない相手側コネクタの雄端子が挿通する矩形の挿通孔12dを形成してある。さらに、雌端子14の箱部14aの後部の両側板部には各一対の圧接刃14b,14bを折り曲げ形成してある。
【0004】
図4,図5に示すように、アウタハウジング17は、略四角筒状の内壁部17aと、この内壁部17aを内包する略四角筒状の外壁部17bと、これら内,外壁部17a,17bの後部を連結した底壁部(一壁部)17cとで正面側が開口した二重の箱状になっている。この底壁部17cの中央は厚肉になっていて、その厚肉部の前側の各端子収容室13に対向する位置には、防水ゴム栓18が圧入等により収容される大径で断面円形のゴム栓収容凹部19をそれぞれ形成してあると共に、該厚肉部の後側には電線20が貫通する小径で断面円形の電線挿通孔21を対応するゴム栓収容凹部19に連通するようにそれぞれ形成してある。この防水ゴム栓18は内,外周面がそれぞれ凹凸状の略円筒状になっていて、内部に電線20が隙間なく貫通されるようになっている。
【0005】
また、アウタハウジング17の内壁部17aの上下壁の前両側には、インナハウジング12の箱部12aの上下面の両側の各係止爪15が係脱される矩形の係止孔22をそれぞれ形成してあると共に、該内壁部17aの上下壁の前側中央には、後述するスペーサ胴体部2aの上下の中央の各係止爪32が係脱される矩形で長尺の係止孔23をそれぞれ形成してある。さらに、アウタハウジング17の内壁部17aの外面側の奥には、環状でゴム製の防水パッキン24を受けるV字状のパッキン受部25を一体突出形成してある。尚、アウタハウジング17の内壁部17aの内面側の前縁の各係止孔22,23に対向する位置にはテーパ面26をそれぞれ形成してある。また、アウタハウジング17の外壁部17bの上下壁の前側には、図示しない相手側コネクタの可撓性係止アームが係脱される係止孔27をそれぞれ形成してある。
【0006】
図4,図5に示すように、スペーサ28は、アウタハウジング17の内壁部17aの内面側に嵌合される略四角筒状の胴体部28aと、この胴体部28aの前端より後方に折れ曲がるように一体形成され、アウタハウジング17の内壁部17aの外面側に嵌合される略四角筒状の鍔部28bと、上記胴体部28aの底壁部(一壁部)28cとで正面側が開口した箱状になっている。
【0007】
そして、スペーサ28の胴体部28aの内部にインナハウジング12の箱部12aが嵌合されるようになっている。このスペーサ28の胴体部28aの上下壁の内面にはインナハウジング12の箱部12aの後端縁及び各端子収容室13に収容された雌端子14の箱部14aの後端縁をそれぞれ係止するリブ状で端子脱落防止用の突起29をそれぞれ一体突出形成してある。
【0008】
また、スペーサ28の胴体部28aと鍔部28bとの連結部の前側のインナハウジング12の各係止爪15とフランジ部16に対向する位置には切欠部30,31をそれぞれ形成してある。この上下側の各切欠部30,30間のスペーサ28の胴体部28aの上下壁の外面側には、アウタハウジング17の各係止孔23に係脱される係止爪32を一体突出形成してある。さらに、スペーサ28の鍔部28bの先端部は、アウタハウジング17への嵌合完了時に該アウタハウジング17の内壁部17aのパッキン受部25に係止したパッキン24を保持するようになっている。
【0009】
また、スペーサ28の底壁部28cのアウタハウジング17の各電線挿通孔21に対向する位置には電線挿通孔33をそれぞれ形成してある。また、スペーサ28の底壁部28cは、アウタハウジング17への嵌合完了時に該アウタハウジング17の底壁部17cの各ゴム栓収容凹部19に挿入されたゴム栓18を保持するようになっている。そして、図4に示すように、アウタハウジング17の各電線挿通孔21と各ゴム栓18及びスペーサ28の各電線挿通孔33を貫通した各電線20は、インナハウジング12の各端子収容室13に収容された各雌端子14の一対の圧接刃14b,14b間に圧接接続され、各端子収容室13と各電線20とは各ゴム栓18及びパッキン24によりそれぞれシールされるようになっている。
【0010】
上記構成の防水コネクタ10′を組み付ける場合には、図6(a)に示すように、まず、コネクタハウジング11の外側を成すアウタハウジング17の底壁部17cの内側の各ゴム栓収容凹部19にコネクタハウジング嵌合方向よりゴム栓18をそれぞれ挿入してセットすると共に、パッキン24をアウタハウジング17の内壁部17aのパッキン受部25に挿入してセットする。
【0011】
その後で、図6(b)に示すように、アウタハウジング17の内壁部17aにスペーサ28の胴体部28aを嵌め込み、アウタハウジング17の内壁部17aの各係止孔23にスペーサ28の胴体部28aの各係止爪32を係止させる。このアウタハウジング17の内壁部17aの各係止孔23とスペーサ28の胴体部28aの各係止爪32との係止により、アウタハウジング17の底壁部17cにより各ゴム栓18が抜け止めされると共に、スペーサ28の鍔部28bの斜めの先端によりパッキン24が抜け止めされ、コネクタハウジング全体の防水性をより一段と向上させることができる。
【0012】
次に、図6(c)に示すように、アウタハウジング17の底壁部17cの各電線挿通孔21より各ゴム栓18とスペーサ28の底壁部28cの各電線挿通孔33に電線20を外側からそれぞれ貫通させる。次に、図6(d)に示すように、各電線20をコネクタハウジング11の内側を成すインナハウジング12の各端子収容室13に収容した雌端子14の一対の圧接刃14b,14bに圧接接続させる。
【0013】
次に、図6(e)に示すように、スペーサ28の胴体部28a内にインナハウジング12を嵌め込み、アウタハウジング17の内壁部17aの各係止孔2にインナハウジング12の箱部12aの各係止爪15を係止させることにより、防水コネクタ10′の組み付けが完了する。この際に、スペーサ28の胴体部28aの上下壁の内面に突出した各突起29によりインナハウジング12の箱部12aの後端縁及び各端子収容室13に収容された雌端子14の箱部14aの後端縁がそれぞれロックされ、かつ各突起29が外側に変形することがないので、各端子収容室13からの雌端子14の脱落が確実に防止される。しかも、スペーサ28により各雌端子14の保持と各ゴム栓18の保持が同時にできるため、ゴム栓抜け止め専用部品が必要なく、構成部品の部品点数の削減を図って低コスト化を図ることができる。さらに、スペーサ28が該スペーサ28自身の各係止爪32のアウタハウジング17の各係止孔23への係止とインナハウジング12の各係止爪15のアウタハウジング17の各係止孔2への係止とにより二重にロックされるため、各ゴム栓18及びパッキン24の脱落を確実に防止することができ、防水の信頼性をより一段と向上させることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記先行技術の防水コネクタ10′では、硬質の合成樹脂から成るアウタハウジング17の各電線挿通孔21内に電線20が直接接触するため、図7に示すように、振動による摩擦や衝撃により各電線挿通孔21の外側の電線挿入口に接触する電線20が損傷する虞があった。また、図7に示すように、アウタハウジング17の各電線挿通孔21の外側の電線挿入口から電線20を伝わって該アウタハウジング17の各ゴム栓収容凹部19と各ゴム栓18の一端18a側にできる空間Sに水が溜まり易った。
【0015】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、振動等による電線の破損を防ぐことができる多極の防止コネクタを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、コネクタハウジングに複数の端子収容室を形成し、この各端子収容室に電線接続される端子を収容自在にすると共に、該各端子収容室と前記電線とをゴム栓でシール自在にした防水コネクタにおいて、前記コネクタハウジングを、前記各端子収容室を形成したインナハウジングと、このインナハウジングを内部に嵌め込むアウタハウジングとで構成し、このアウタハウジングの前記各端子収容室に対向する一壁部に電線挿通孔を形成すると共に、該一壁部の内側の該各電線挿通孔に対向する位置に前記ゴム栓が収容されるゴム栓収容凹部を形成し、この各ゴム栓収容凹部に収容される前記ゴム栓の一端側に少なくとも前記アウタハウジングの前記各電線挿通孔内まで延びる延出部を設け、この延出部の前記各ゴム栓収容凹部に位置する部分は太径部になっていると共に前記各電線挿通孔内に位置する部分は該各ゴム栓収容凹部に位置する部分より細径部になって延設され、この延出部の細径部から他端までの前記ゴム栓の電線挿通孔を貫通した前記電線を前記インナハウジングの各端子収容室に収容された前記端子に接続自在にしたことを特徴とする。
【0017】
この防水コネクタでは、アウタハウジングの各電線挿通孔内まで少なくとも延びるゴム栓の延出部に電線が接触して保護されるため、該ゴム栓の延出部の弾力性により振動等による電線の損傷が確実に防止される
【0018】
請求項2の発明は、請求項1記載の防水コネクタであって、前記延出部を前記アウタハウジングの前記各電線挿通孔内より更に外側まで延設させると共に、該延出部の前記アウタハウジングの前記一壁部より外側に該一壁部に係止される係止部を設けたことを特徴とする。
【0019】
この防水コネクタでは、ゴム栓の延出部の係止部がアウタハウジングの一壁部に係止されるので、ゴム栓の電線挿通孔にアウタハウジングの外側より電線を貫通させる際に、ゴム栓がアウタハウジングのゴム栓収容凹部内に確実に収容されて該ゴム栓収容凹部内から抜け落ちることがなく、ゴム栓による防水の信頼性がより一段と向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
図1(a)は本発明の実施形態の防水コネクタの組み付け前の状態を示す断面図、図1(b)は同防水コネクタの防水ゴム栓によるシール部分の拡大断面図である。
【0022】
図1(a)に示すように、防水コネクタ10のコネクタハウジング11は、前記先行技術と同様に、複数の端子収容室13を一体形成した合成樹脂製のインナハウジング12と、このインナハウジング12を内部に嵌め込む合成樹脂製のアウタハウジング17と、これらインナハウジング12とアウタハウジング17との間に介在され、該インナハウジング12の各端子収容室13に収容された雌端子(端子)14を保持する合成樹脂製のスペーサ28とで構成されている。
【0023】
ここで、図1(a),(b)に示すように、アウタハウジング17の底壁部(一壁部)17cの内側の各ゴム栓収容凹部19にはゴム栓35が収容されるようになっている。このゴム栓35の一端35a側にはアウタハウジング17の各電線挿通孔21内より更に外側に延びる延出部36を一体突出形成してある。また、このゴム栓35の一端35aの延出部36から他端35bには電線20が貫通する電線挿通孔35cを形成してある。さらに、防水ゴム栓35の中央部35dは凹凸状の略円筒状になっていて、内部に電線20が隙間なく貫通されるようになっている。
【0024】
図1(b)に示すように、ゴム栓35の延出部36のアウタハウジング17の底壁部17cの内側は太径部36aになっていて、該太径部36aと細径部36bの境部分36cが底壁部17cの内面側に係止されている。尚、他の構成は前記先行技術の防水コネクタ10′と同様であるので、同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0025】
以上実施形態の防水コネクタ10では、アウタハウジング17の各電線挿通孔21内より外側に延びるゴム栓35の延出部36に電線20が接触して保護されるため、先行技術のように、アウタハウジング17の各電線挿通孔21内に電線20が直接接触することがない。これにより、ゴム栓35の延出部36の弾力性により電線20に加わる振動による摩耗や衝撃を確実に吸収することができ、電線20の損傷を確実に防止することができる。
【0026】
また、ゴム栓35の延出部36(ゴム栓35の電線挿通孔35cの電線挿入口P)内に水が溜まって凍結しても、該ゴム栓35の延出部36の弾力性によりその体積の膨張を確実に吸収することができ、アウタハウジング17の底壁部17cと各ゴム栓収容凹部19の周りの周壁部17dとから成るシール壁の損傷を確実に防止することができる。その結果、ゴム栓35による防水の信頼性を向上させることができる。
【0027】
図2は本発明の他の実施形態の防水ゴム栓35′によるシール部分の拡大断面図である。このゴム栓35′の延出部36は前記実施形態と同様にアウタハウジング17の各電線挿通孔21内より更に外側まで延びるように一体突出形成してある。また、ゴム栓35′の延出部36のアウタハウジング17の底壁部17cより外側に該底壁部17cの外面側に係止される鉤形で環状の係止突起(係止部)36dを一体突出形成してある。尚、他の構成は前記実施形態のゴム栓35と同様であるので、同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0028】
このゴム栓35′では、前記ゴム栓35と同様の作用効果を奏すると共に、該ゴム栓35′の延出部36のアウタハウジング17の底壁部17cより外側に該底壁部17cの外面側に係止される係止突起36dを一体突出形成したので、ゴム栓35′の電線挿通孔35cにアウタハウジング17の外側より電線20を貫通させる際に、ゴム栓35′をアウタハウジング17のゴム栓収容凹部19内に確実に収容することができる。これにより、ゴム栓35′がゴム栓収容凹部19内から抜け落ちることがなく、ゴム栓35′による防水の信頼性をより一段と向上させることができる。
【0029】
図3は本発明の別の実施形態の防水ゴム栓35″によるシール部分の拡大断面図である。このゴム栓35″は、その延出部36のアウタハウジング17の底壁部17cより外側に該底壁部17cの外面側に係止される鉤形で環状の係止突起(係止部)36dを一体突出形成してある他に、該ゴム栓35″の他端35b側にもアウタハウジング17のゴム栓収容凹部19側に係止される鍔形で環状の係止突起(係止部)37を一体突出形成した点が前記他の実施形態のゴム栓35′と異なる。尚、他の構成は前記他の実施形態のゴム栓35′と同様であるので、同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0030】
このゴム栓35″では、前記ゴム栓35と同様の作用効果を奏すると共に、該ゴム栓35″の電線挿通孔35cにアウタハウジング17の外側より電線20を貫通させる際に、一対の係止突起36d,37を介してゴム栓35″をアウタハウジング17のゴム栓収容凹部19内に確実に収容することができる。これにより、ゴム栓35″がゴム栓収容凹部19内から抜け落ちることがなく、ゴム栓35″による防水の信頼性をより一段と向上させることができる。
【0031】
尚、前記各実施形態によれば、圧接端子に電線を圧接接続する場合について説明したが、端子は圧接端子に限らず、圧着端子に電線を圧着接続する場合にも前記各実施形態を適用できることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、アウタハウジングの各電線挿通孔内まで少なくとも延びるゴム栓の延出部に電線が接触して保護されるため、該ゴム栓の延出部の弾力性により振動等による電線の損傷を確実に防止することができる
【0033】
請求項2の発明によれば、ゴム栓の延出部のアウタハウジングの一壁部より外側に該一壁部に係止される係止部を設けたので、ゴム栓の電線挿通孔にアウタハウジングの外側より電線を貫通させる際に、ゴム栓をアウタハウジングのゴム栓収容凹部内に確実に収容することができる。これにより、ゴム栓がゴム栓収容凹部内から抜け落ちることがなく、ゴム栓による防水の信頼性をより一段と向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態の防水コネクタの組み付け前の状態を示す断面図、(b)は同防水コネクタの防水ゴム栓によるシール部分の拡大断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態の防水ゴム栓によるシール部分の拡大断面図である。
【図3】本発明の別の実施形態の防水ゴム栓によるシール部分の拡大断面図である。
【図4】先行技術の防水コネクタの組み付け前の状態を示す断面図である。
【図5】上記先行技術の防水コネクタの組み付け前の状態を一部断面で示す斜視図である。
【図6】(a)は上記先行技術の防水コネクタの組み付け前の状態を示す断面図、(b)は同防水コネクタのアウタハウジングにスペーサを嵌合した状態を示す断面図、(c)は同アウタハウジングとスペーサに電線を貫通させた状態を示す断面図、(d)は同電線をインナハウジングの端子収容室に収容された端子に接続した状態を示す断面図、(e)は同防水コネクタの組み付け完了状態を示す断面図である。
【図7】上記先行技術の防水コネクタのインナハウジングをアウタハウジングの内部に嵌合されたスペーサに嵌め込む前の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 防水コネクタ
11 コネクタハウジング
12 インナハウジング
13 端子収容室
14 雌端子(端子)
17 アウタハウジング
17c 底壁部(一壁部)
19 ゴム栓収容凹部
20 電線
35,35′,35″ ゴム栓
35a 一端
35b 他端
35c 電線挿通孔
36 延出部
36d 係止突起(係止部)

Claims (2)

  1. コネクタハウジングに複数の端子収容室を形成し、この各端子収容室に電線接続される端子を収容自在にすると共に、該各端子収容室と前記電線とをゴム栓でシール自在にした防水コネクタにおいて、
    前記コネクタハウジングを、前記各端子収容室を形成したインナハウジングと、このインナハウジングを内部に嵌め込むアウタハウジングとで構成し、このアウタハウジングの前記各端子収容室に対向する一壁部に電線挿通孔を形成すると共に、該一壁部の内側の該各電線挿通孔に対向する位置に前記ゴム栓が収容されるゴム栓収容凹部を形成し、この各ゴム栓収容凹部に収容される前記ゴム栓の一端側に少なくとも前記アウタハウジングの前記各電線挿通孔内まで延びる延出部を設け、この延出部の前記各ゴム栓収容凹部に位置する部分は太径部になっていると共に前記各電線挿通孔内に位置する部分は該各ゴム栓収容凹部に位置する部分より細径部になって延設され、この延出部の細径部から他端までの前記ゴム栓の電線挿通孔を貫通した前記電線を前記インナハウジングの各端子収容室に収容された前記端子に接続自在にしたことを特徴とする防水コネクタ。
  2. 請求項1記載の防水コネクタであって、
    前記延出部を前記アウタハウジングの前記各電線挿通孔内より更に外側まで延設させると共に、該延出部の前記アウタハウジングの前記一壁部より外側に該一壁部に係止される係止部を設けたことを特徴とする防水コネクタ。
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