JPH07285902A - 極めて純粋なビスフエノールaの製造のための方法、及びそれらの使用 - Google Patents

極めて純粋なビスフエノールaの製造のための方法、及びそれらの使用

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JPH07285902A
JPH07285902A JP7112573A JP11257395A JPH07285902A JP H07285902 A JPH07285902 A JP H07285902A JP 7112573 A JP7112573 A JP 7112573A JP 11257395 A JP11257395 A JP 11257395A JP H07285902 A JPH07285902 A JP H07285902A
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bpa
bisphenol
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melt
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Claus Wulff
クラウス・ブルフ
Kaspar Hallenberger
カスパル・ハレンベルガー
Heinrich Steude
ハインリヒ・シユトイデ
Kurt-Peter Meurer
クルト−ペーター・モイラー
Osselaer Tony Van
トニー・バン・オセレール
Juergen Dr Hinz
ユルゲン・ヒンツ
Frank Quaeyhaegens
フランク・クエイヘゲンス
Johan Vaes
ヨハン・バエス
Ignace Hooftman
イグナス・ホーフトマン
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    • C07C39/12Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring polycyclic with no unsaturation outside the aromatic rings
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
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    • C08G64/06Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 詳細に規定された蒸留によってp,p−ビス
フェノールAを精製する方法が提供される。 【効果】 得られるp,p−ビスフェノールA溶融液
は、高度に熱安定性、貯蔵において安定性そして色安定
性であり、高沸成分を含まず、そしてもはや何ら表面活
性な又は蒸留不可能な金属、塩、酸又はポリマー成分及
び硫黄含有成分を含まない。o,p−ビスフェノールA
及びフェノールは除去されそして低沸成分は殆ど検出で
きない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、極めて純粋なビスフェノールA
(99.98%よりも大きいp,p−BPA含量)の製
造のための方法に関する。高沸異性体例えばMol 4
02、トリスフェノール、スピロインダン、インダンな
ど、金属、金属ダスト、金属/アルカリ金属イオン、
塩、酸性成分、オリゴマー、(必要に応じて官能化され
た)ポリマー、並びに表面活性化合物は除去される。
【0002】ビスフェノールA(BPA)は、例えば、
既知の方法に従って必要に応じて改質されたイオン交換
樹脂の存在下でアセトン及びフェノールから製造される
(例えば、US−A 4 912 263に対応するD
E−A 3 727 641)。このやり方で製造され
たビスフェノールAは、一層の精製なしで、他のポリマ
ー、例えば、ポリカーボネートの製造のためのモノマー
単位としての使用のために適切である。
【0003】しかしながら、ビスフェノールAから製造
されるポリマーが特別な純度のものでなくてはならずそ
してそれ故高い要求に合致すべきである場合には、高い
程度の純度で既に製造されたビスフェノールAを、例え
ば、ビスフェノールA/フェノール付加生成物の結晶化
及び引き続くフェノールの除去によって更に精製しなけ
ればならない(例えば、DE−A 4 105 42
8、DE−A 4 213 872)。
【0004】このやり方で高度に精製されたビスフェノ
ールAは、99.60〜99.90%のp,p−BPA
含量の純度及び20のハーゼン色(フレーク)を有す
る。1.5時間の間166℃で測定された試験(ハーゼ
ン)は、50の色指数を与える。
【0005】高沸、低沸及び蒸留されない成分を次々と
分離しながら、真空下で分溜しそして蒸留する場合に
は、ずっと優れた色指数(ハーゼン 0〜5)を有する
高度に純粋なビスフェノールAを得ることができること
がここに見い出された。
【0006】本発明は、 (a)BPAの製造のための慣用的なプロセスによって
又は少なくとも90%のp,p−ビスフェノールA含量
及び10%未満のフェノール含量を有するBPAのフレ
ーク、粉末若しくはペレットを溶融することによって得
られたビスフェノールA溶融液を抽出物として使用しそ
して蒸留し、 (b)この溶融液の蒸留を安定剤の添加なしでそして不
活性条件下で実施し、 (c)p,p−ビスフェノールAの分解を通しての損失
が0.5%未満であるようなやり方で、この蒸留を実施
し、 (d)この蒸留を220℃〜250℃の温度で実施し、 (f)この蒸留が1〜50mbarの真空下で行われ、 (g)この蒸留が2段階で行われ、 (h)まず(h,1)高沸成分例えばMol 402、
インダン及びトリフェノールを完全に除去し、次に
(h,2)金属ダスト、金属イオン並びに痕跡の塩、痕
跡の酸、触媒のポリマー状及びオリゴマー状残渣並びに
その他の蒸留不可能な比較的高分子量の化合物を完全に
除去し、次に(h,3)表面活性化合物を完全に除去
し、次に(h,4)低沸成分例えばo,p−BPA、ア
ルキルフェノール、痕跡のフェノール並びに硫黄含有低
沸成分例えばメルカプトプロピオン酸を除去し、次に、
(h,5)低沸成分、フェノール及び高沸成分を含みそ
して92%よりも大きいp,p−ビスフェノールA含量
を有する濃縮BPA溶融溶液をリサイクルされた流れと
してプロセスに返し、 (i)低沸成分を含む濃縮BPA溶融溶液の5%以下及
び高沸成分を含む濃縮BPA溶融溶液の10%以下をプ
ロセス中に流し、 (j)p,p−BPAと混合された流された生成物中に
含まれる低沸及び高沸成分をリサイクルされた流れから
プロセスに返し、転位させそして部分的に回収し、 (k)蒸留されたp,p−ビスフェノールAを、その他
の物質を含まない安定なボトム生成物として慣用的なや
り方で後処理する ことを特徴とする、極めて純粋なビスフェノールAの製
造のための方法を提供する。
【0007】精製された極めて純粋なビスフェノールA
は、99.98%よりも大きいp,p−ビスフェノール
A含量の純度を有する。BPAプロセスからの主な不純
物であるo,p−BPA、高沸成分及び蒸留不可能な成
分の完全な除去(10ppm未満)のために、それは、
溶融液におけるハーゼン<5ほど低い熱色安定性を有
し、そして溶融液における長期熱安定性(>200時
間)によって区別される。
【0008】本発明によれば、予め精製されたBPAが
使用されるが、ビスフェノールAの予備的な精製は、ま
ずBPA−フェノール付加生成物の結晶化によって、次
に付加生成物の濾過及び引き続くフェノールの脱着及び
それに続くBPA溶融液の蒸留によって実施される。
【0009】本発明の蒸留方法は、製造されたビスフェ
ノールA中の主な不純物であるo,p−BPAを10p
pm未満の含量まで減らすことができるという点で特に
区別される。低沸成分は150ppm未満まで減らされ
る。
【0010】本発明による高度に純粋な蒸留されたBP
Aは、それが、アルカリ性溶液中で表面活性であり、特
に熱安定性であり、そして10ppm未満の割合のo,
p−BPAを含むという点で高度に純粋な結晶化された
BPAとは異なる。本発明に従って蒸留された溶解され
たビスフェノールAを含むNaBPAの溶液は、振られ
ることに際して又はガスの導入(例えば、窒素の泡立て
通過)に際して発泡を示さない(高い表面張力)。
【0011】分別蒸留によって精製されたビスフェノー
ルAは、高沸成分及び蒸留不可能な成分が完全に除去さ
れ、o,p−ビスフェノールAが10ppm未満の含量
まで除去され、そして低沸成分及びフェノールが150
ppm未満の含量まで除去されるという点で、慣用の大
規模な再結晶によって溶媒又はフェノールから得られた
ビスフェノールAよりも優れている。
【0012】低沸成分と呼ばれる物質は、ビスフェノー
ルA(p,p−BPA:220℃、5hPa)の沸点よ
りも低い沸点を有し、例えばo,p−BPA、フェノー
ル、アルキル化フェノール、クロマンなどである。高沸
成分と呼ばれる物質は、ビスフェノールAの沸点よりも
高い沸点を有し、例えばMol 402、トリスフェノ
ール、インダン、スピロインダン又は300よりも大き
い分子量を有するその他の化合物である。
【0013】本発明に従って精製されたp,p−ビスフ
ェノールAは、輸送可能であり、160℃よりも高い温
度で貯蔵することができそして熱安定性である、ポリマ
ーのための液状中間生成物として貯蔵することができ
る。
【0014】本発明による蒸留においては、少なくとも
90重量%のビスフェノールA及び10%未満の異性体
の含量を有するビスフェノールAを、不活性ガス下で真
空中で溶融液から分別蒸留する。この蒸留は、液体分離
器若しくはガス分離器を備えたカラムを使用してバッチ
で、又は2本の技術的にデザインされたカラムによる高
沸及び低沸成分の継続的な分離によって連続的に実施す
ることができる。
【0015】真空下での連続的に操作される2本カラム
の方法は、まず第一に高沸成分、蒸留不可能な成分及び
不安定性をもたらす成分(カラム1のボトム)を、そし
て次に化学的転位又は分解プロセスによって高沸成分及
びビスフェノールAからカラムのボトムにおいて生成さ
れる可能性がある低沸成分を、抽出物中に存在する低沸
成分と一緒にカラム2のトップで除去することができる
という利点の下に、低沸成分を除去するようなやり方で
実施される。
【0016】圧力は0.1〜10mbarであり、そし
てカラムボトムにおける温度は220〜250℃であ
る。
【0017】このやり方で、硫黄含有高沸成分(オリゴ
マー状スルフェートなど)、メルカプトプロピオン酸の
残渣及びその他の硫黄含有低沸成分を、ビスフェノール
Aから除去する。
【0018】本発明に従って精製されたビスフェノール
Aは、99.99重量%までのビスフェノールAの含
量、100ppm未満の異性体及び5未満のハーゼン色
(166℃での熱安定性;1.5時間)を有する。この
ようにして精製されたp,p−BPAは、230℃で少
なくとも20時間の間そして170℃で少なくとも20
0時間の間、色安定性である。
【0019】ビスフェノールA/フェノール付加生成物
の再結晶によって予め精製されたそして本発明による方
法において使用可能なビスフェノールAは、10%未満
の異性体及びフェノールを含む。
【0020】優れた色指数、そして特に大規模に製造さ
れたビスフェノールA溶融液の高沸及び低沸異性体並び
に蒸留不可能な成分の除去、並びに予期できないほど高
い熱色安定性と組み合わせられた高純度の達成された結
果は、予言できなかった。何故ならば、ビスフェノール
Aは高められた温度で分解を受けそして異性化すること
が一般に知られているからである。これまでのところ、
これは、ビスフェノールAの蒸留における大きな欠点と
見なされてきた。
【0021】蒸留されたビスフェノールAの組成は、非
常に小さな割合のo,p−BPA(10ppm未満)し
か存在しないという点で他の方法によって精製されたビ
スフェノールAの組成よりも優れている。これは、蒸留
されたビスフェノールAを溶融縮合における使用のため
の生成物として興味あるものにする。o,p−BPA
は、溶融プロセスにおける連鎖停止剤及び色を害する成
分(分解する傾向)と見なされる。
【0022】一回以上の結晶化段階によって溶媒又はフ
ェノールから得られる高度に純粋なビスフェノールA
は、個々の再結晶段階を通して見い出されるすべての異
性体の濃度は減少するけれども、それらはBPA溶融液
中に - より少ない程度ではあるけれども - (すべての
異性体に関して1ppm未満ないし50ppmまで)常
に存在しそして特に今日市場で普通に入手できる高度に
純粋なビスフェノールAの主な不純物であるo,p−ビ
スフェノールA(20ppmよりも多い)が存在すると
いう点で、高度に純粋な蒸留されたビスフェノールAと
は異なる。
【0023】ビスフェノールAの大規模な再結晶はま
た、蒸留よりも技術的に一層複雑でありそして一層コス
トが高い。溶媒のかなりの移動及び再結晶プロセスのた
めに必要とされるタンク容積は、更なる欠点である。更
にまた、結晶化はまたエネルギーの欠点を有する。
【0024】不連続的な結晶化と比較した蒸留のもう一
つの利点は、妨害をより受けにくいことは別としても、
操作の連続的な形態である。それはBPA溶融液におけ
純度の不変性を可能にする、即ち、溶融液の高い色安
定性及び純度はフレーク又はペレットの並びに製造され
るナトリウムビスフェノラート溶液の品質を改善する効
果を有し、これは、今度は、高度に透明で高度に純粋な
ポリマー(重縮合物)のための品質の不変性を確定す
る。
【0025】高度に純粋なビスフェノールA原材料はま
た、色に敏感なポリマー例えばある種のタイプのポリカ
ーボネートのために必要とされる色安定添加剤の量の削
減を可能にする。
【0026】高度に純粋な結晶化されたビスフェノール
Aと比較した高度に純粋な蒸留されたビスフェノールA
の更なる利点は、ポリカーボネートの製造における出発
材料として大量に使用されるナトリウムビスフェノラー
ト溶液(NaBPA)を生成させるその低発泡ないし泡
のない溶解である。これは、蒸留されたビスフェノール
Aを含むNaBPA溶液が、より低い表面活性、即ち、
より高い表面張力を有することを意味する。重要な不活
性化プロセス、輸送プロセス(ポンプ輸送プロセス又は
タンク及びパイプライン中での貯蔵)並びに処理操作
(反応器中の反応条件)において産業上発生するこれら
の溶液の発泡活性は顕著に減少する。安定なエマルショ
ンはそれによって妨害される。更にまた、高度に純粋な
結晶化されたビスフェノール(99.90%〜99.9
8%のp,p−BPA)は、NaBPA溶液における蒸
留された高度に純粋なビスフェノールの極端に高い表面
張力値を獲得しない。
【0027】更にまた、BPA溶融液の濾過のためのプ
ロセスにおいてこれまで必要とされてきた手順は、カラ
ムのボトムでの除去(Fe、Ni、Crを含む金属粉末
の除去)によって回避される。一つの操作(2本のカラ
ムの形態の操作:カラム1)でビスフェノールAを上に
蒸留するので、p,p−BPA溶融液中に更なる微粒子
が見い出されるはずがない。
【0028】蒸留物の分析及び評価は以下の状況を産み
出す:転位の可能な異性体、例えばo,p−BPA又は
アルキルフェノールは蒸留の間に殆ど全く生成されな
い。高沸成分は、o,p−BPA、フェノール、アルキ
ルフェノールの方を選んで分解される。プロセス全体に
わたってのp,p−BPAの損失は0.1%未満であ
る。
【0029】本発明に従って蒸留によって精製されたビ
スフェノールAは、160℃よりも高い温度で貯蔵する
ことができ、そして長期間にわたって安定である。それ
故、それは液体の形で貯蔵することができ、そして輸送
可能である。それは、他のポリマー、例えば、ポリカー
ボネート、ポリイミド、ポリエステル、ポリアクリレー
ト、ポリスルホン、ポリエーテルケトン、ブロックコポ
リマー、コポリマーなどの製造のために事前の冷却なし
で直接に使用することができる。
【0030】
【実施例】ビスフェノールAの実験室的蒸留(不連続的試験) 不連続的実験室的試験のための実験条件 0.5mがd=10mmを有するガラスリングで満たさ
れた、長さが1.2mの二重ジャケットつきガラスカラ
ム(内径50mm)中で試験を実施した。使用された蒸
留ヘッドは、低沸成分の凝縮のために改造されたガス分
離器又は液体分離器であった。低沸成分は、排出点の約
200mm上で水による冷却によって固定した。留出物
の凝縮は、グリセロールを使用して160℃で実施し
た。
【0031】原則として、蒸留は、カラムの出口で測定
して、約0.5mbarの圧力で行った。カラムのトッ
プにおける排出点での温度は200℃であった。ビスフ
ェノールAの蒸気圧曲線を基準として取る(付属物1参
照)。これは約1.5mbarの圧力を示す。還流比は
1.5:1に調節した(蒸留時間:8時間未満)。エネ
ルギーのインプットは、カラムのボトムのジャケット加
熱によって実施した。まず第一に、窒素を使用して装置
全体を完全に不活性にした。蒸留の間は、キャピラリー
を通して窒素を連続的に吹き込んだ。
【0032】不連続的な実験室的試験のために使用され
た方法 BPA溶融液の分別蒸留を実施するために、BPAフレ
ーク(例えば、初期純度 99.72%のp,p−BP
A含量)を普通のガス分離器ヘッドを有する装置中で蒸
留した。
【0033】2:1の還流比及び1〜1.5mbarの
圧力で、約10%及び20%の2つの最初の流出物を取
った。99.95%〜99.96%のp,p−BPA含
量を有する主留分として、約50%を単離した。
【0034】ガス分離器を使用しては、留出物のより良
い品質を得ることはできなかった。低沸成分及びイソプ
ロピリデンフェノールのダイマーは、カラムのトップ中
で適切に固定することができずそして留出物に入った。
【0035】カラムのトップの上に水クーラーを備え
た、改造された液体分離器を使用して、かなり改善され
た結果を得た。使用したBPAフレーク(純度 99.
80%p,p−BPA)は、1.5:1の還流比で蒸留
した。
【0036】これらの条件下でそして約30%の第一流
出物の取り出しの後で、99.985%のp,p−BP
A含量(測定の方法:ガスクロマトグラフィーのノッチ
ASTM法)の純度を有する留分(44%)を単離し
た。不純物は、10ppmのフェノール、40ppmの
アルキルフェノール、50ppmのクロマン及び50p
pmのp,p−Me−BPAと定量された。低沸成分及
びo,p−BPAは、第一流出物中に除去され、そして
高沸成分トリスフェノール及びMol 402は完全に
カラムのボトム中に残った。
【0037】最適化後の、液体の第一蒸留における重量
分布は以下の通りであった:第一流出物 10.6%及
び22%;主留分 49.2%;カラムのトップでの留
出物7.1%;カラムのホールドアップ 0.8%;ボ
トム 9%;及び真空系を経由しての損失 1.3%。
【0038】1%未満のp,p−BPA損失が分析によ
って明らかになった。
【0039】蒸留されたBPA溶融液の熱色安定性[B
ango試験] 主留分を、Bango試験(166℃、90分)によっ
てそれらの熱色安定性に関して試験した。すべての留分
は、5以下のハーゼン色指数を示した。
【0040】Bango試験 150gのp,p−BPA(固体)を、160℃で維持
された温度調節器で制御されたオイルバス中の不活性で
はないガラスチューブ中で1.5時間加熱する。このガ
ラスチューブは、トップで開いていて(開口)そして自
由に通気されている。1.5時間後に、溶融されたBP
Aの色をハーゼンスケールで測定する。他のBPAフレ
ークにて、比較試験を常に平行して実施する。
【0041】BPAフレークでの色試験 蒸留されたBPAフレークを標準的なBPAフレークと
比較して試験した(99.63%対99.92%のp,
p−BPAのBPA純度)。BPAフレークを96時間
の間純粋な酸素の雰囲気に連続的に曝した(500ml
のガラスフラスコ、150gのBPAフレーク、連続的
に約100ml/h、O2の流れ、昼の光)。BPAの
純度並びに時間及び昼の光の影響に依存して、目で比較
する時に、すべてのBPAフレークにおいて、多かれ少
なかれ別個の黄変が観察される。蒸留されたBPA物質
は、96時間後でさえも黄変を示さなかった。
【0042】NaBPA溶液を使用する、表面張力の測
定/泡試験(蒸留されたBPA、結晶のBPA、比較の
通常のBPA) 表面張力を落錘法によって測定した。BPAフレークを
0.2%の過剰の水酸化物を含む(室内で確立された標
準)14.5%のNaBPA溶液中に導入しそして溶か
した。ビスフェノールAフレーク、通常のビスフェノー
ル、再結晶されたビスフェノール及び蒸留されたビスフ
ェノールを、泡試験を使用して同一の条件下で試験し
た。蒸留された高度に純粋なBPAは、表面張力に関し
て最高の値をそして泡高さの測定において最低の値を示
した。
【0043】BPA蒸留に関する連続的な試験(連続的
な蒸留) 連続的な2段階蒸留によって、99.98%〜99.9
9%のp,p−BPAのビスフェノールA純度が得られ
た(ハーゼン 5未満)。
【0044】実験的な調節 第一カラム 流入:400ml/h;R/E:0.5;ボトムの取り
出し:20ml/h;Dueschiヒーター:250
℃ 第二カラム R/E:10;ボトムの取り出し:360ml/h;留
出物:20ml/h;Dueschiヒーター:240
℃ 蒸留は、2mbar〜3mbarの操作圧力(202℃
〜210℃)で実施した。製品供給ラインは160℃に
加熱し、そしてカラムの内部温度はまた160℃であ
る。断熱的なジャケットは、予備加熱のために250℃
から165℃に下げた。溶融液のための容器(蒸留受け
器)は200℃の温度を有する。BPA仕込み物は窒素
でフラッシュし、そして第一カラム中へポンプ輸送され
るのに先立って排気した。受け器を再充填する時には、
液体のたまりが存在しなければならない。
【0045】GC分析:カラム1のボトム: カラム1のトップ:付属物を参照せよ カラム2のトップ: カラム2のボトム: *=還流/排出(R/E)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハインリヒ・シユトイデ ドイツ51375レーフエルクーゼン・アムテ レグラフ24 (72)発明者 クルト−ペーター・モイラー ベルギー・ビー−2000アントベルペン・ロ デストラート28 (72)発明者 トニー・バン・オセレール ベルギー・ビー−9111サン−ニクラース /ベルゼル・トウインラーン62 (72)発明者 ユルゲン・ヒンツ ベルギー・ビー−2930ブラスシヤート・フ リリングレイ151 (72)発明者 フランク・クエイヘゲンス ドイツ・ビー−2640モルトセル・オシレイ 68 (72)発明者 ヨハン・バエス ベルギー・ビー−2920カルトムホウト・ト ウルフバールトラーン12 (72)発明者 イグナス・ホーフトマン ベルギー・ビー−9150クルイベケ・ポルデ ルストラート135

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)BPAの製造のための慣用的なプ
    ロセスによって又は少なくとも90%のp,p−ビスフ
    ェノールA含量及び10%未満のフェノール含量を有す
    るBPAのフレーク、粉末若しくはペレットを溶融する
    ことによって製造されたビスフェノールA溶融液を抽出
    物として使用しそして蒸留し、 (b)この溶融液の蒸留を安定剤の添加なしでそして不
    活性条件下で実施し、 (c)p,p−ビスフェノールAの分解を通しての損失
    が0.5%未満であるようなやり方で、この蒸留を実施
    し、 (d)この蒸留を220℃〜250℃の温度で実施し、 (f)この蒸留が1〜50mbarの真空下で行われ、 (g)この蒸留が2段階で行われ、 (h)まず (h,1)高沸成分例えばMol 402、インダン及
    びトリフェノールを完全に除去し、次に (h,2)金属ダスト、金属イオン並びに痕跡の塩、痕
    跡の酸、触媒のポリマー状及びオリゴマー状残渣並びに
    その他の蒸留不可能な比較的高分子量の化合物を完全に
    除去し、次に (h,3)表面活性化合物を完全に除去し、次に (h,4)低沸成分例えばo,p−BPA、アルキルフ
    ェノール、痕跡のフェノール、痕跡のクロマン並びに硫
    黄含有低沸成分例えばメルカプトプロピオン酸を除去す
    るか又は大幅に減少させ、 (h,5)低沸成分、フェノール及び高沸成分を含みそ
    して92%よりも大きいp,p−ビスフェノールA含量
    を有する濃縮BPA溶融溶液をリサイクルされた流れと
    してプロセスに返し、 (i)低沸成分を含む濃縮BPA溶融溶液の5%以下及
    び高沸成分を含む濃縮BPA溶融溶液の10%以下をプ
    ロセス中に流し、 (j)p,p−BPAと混合された流された生成物中に
    含まれる低沸及び高沸成分をリサイクルされた流れから
    プロセスに返し、転位させそして部分的に回収し、 (k)蒸留されたp,p−ビスフェノールAを、その他
    の物質を含まない安定なボトム生成物として慣用的なや
    り方で後処理することを特徴とする、極めて純粋なビス
    フェノールAの製造のための方法。
  2. 【請求項2】 99.98重量%よりも大きいp,p−
    BPA含量及び<10ppmのo,p−BPA含量を有
    する、請求項1記載の方法によって得ることができる、
    溶融液又は固体の形のp,p−ビスフェノールA。
  3. 【請求項3】 輸送可能であり、160℃よりも高い温
    度で貯蔵することができ、そして熱安定性かつ色安定性
    である、ポリマーの製造のための液状中間生成物として
    の、請求項1記載の精製されたp,p−ビスフェノール
    Aの使用。
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