JPH0727780U - ワーク収納棚 - Google Patents

ワーク収納棚

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JPH0727780U
JPH0727780U JP5846993U JP5846993U JPH0727780U JP H0727780 U JPH0727780 U JP H0727780U JP 5846993 U JP5846993 U JP 5846993U JP 5846993 U JP5846993 U JP 5846993U JP H0727780 U JPH0727780 U JP H0727780U
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JP
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信介 北川
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Kitagawa Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 別個の治具等を用いることなく、容易にワー
クの積層載置を行なうことができ、積載作業の自動化に
適正に対応することのできるワーク収納棚を提供する。 【構成】 基台3の両側部に立設された一対の側板4の
凹部5に、回動軸7を中心として回動自在とされ付勢ば
ね13により前記凹部5の内側に収納される方向に付勢
された複数のストッパレバー6を上下に並列に近接して
配設し、前記ストッパレバー6の内側端部に、上面が平
面状の載置面9とされた載置片8を形成するとともに、
前記ストッパレバー6の外側端部に、下面側が被押上げ
面11とされ先端部上側が上段のストッパレバー6の被
押上げ面11を押上げてストッパレバー6を前記付勢ば
ね13の付勢力に抗してわずかに回動させる押上げ部1
2とされた押上げ片10を形成したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はワーク収納棚に係り、特に、自動搬出入装置等により搬送される複数 のワークを積層して載置するためのワーク収納棚に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動搬出入装置においては、家具等の木工パーツ等のワークを所定の 木工機械等に供給するとともに、この木工機械等による加工が終了したワークを 搬出するものであり、このようなワークの搬出入を行なう場合に、ワークを所定 の位置に収納載置することが行なわれている。
【0003】 従来、このようなワークは、単に積層して載置するようになされていた。しか し、上下面が平板状に形成されたワークであれば、単に積層載置する手段であっ ても何ら問題ないが、例えば、図3に示すように、上面が曲面状に形成されたワ ーク1を複数段に積層載置すると、ワーク1の収納あるいは取出しの際に、バラ ンスを失って崩れるおそれがあり、ワーク1の損傷を招いてしまうという問題を 有するとともに、崩れたワーク1が作業者に当たって作業者の怪我を招き、危険 であるという問題があった。
【0004】 そのため、従来から、図4に示すように、ワーク1を積層載置する場合に、各 ワーク1の間に、例えば、断面形状コ字状を有する載置用治具2を介装すること が行なわれている。すなわち、ワーク1の上方にこのワーク1を跨がるように載 置用治具2を設置し、次段のワーク1をこの載置用治具2の上面に載置し、この 載置用治具2の上面に次段の載置用治具2を載置するものであり、これを順次繰 り返して複数のワーク1を積層載置するようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来のワーク収納手段においては、1つのワーク1毎に1つの載 置用治具2が別個に必要となり、ワーク1を載置する毎に載置用治具2を載置し なければならないため、ワーク1の載置作業が極めて面倒であり、ワーク1の積 載作業の自動化に適正に対応することができないという問題を有している。しか も、ワーク1を載置しない場合は、載置用治具2が不要であるため、載置用治具 2の保管場所が必要となり、作業スペースが無駄となってしまうという問題をも 有している。
【0006】 本考案は前記した点に鑑みなされたもので、別個の治具等を用いることなく、 容易にワークの積層載置を行なうことができ、積載作業の自動化に適正に対応す ることのできるワーク収納棚を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本考案に係るワーク収納棚は、自動搬出入装置等によ り搬送される複数のワークを積層して載置するためのワーク収納棚において、基 台の両側部に対向面に凹部が形成された一対の側板を立設し、これら各側板の凹 部に、回動軸を中心として回動自在とされ付勢ばねにより前記凹部の内側に収納 される方向に付勢された複数のストッパレバーを上下に並列に近接して配設し、 前記ストッパレバーの内側端部に、上面が平面状の載置面とされた載置片を形成 するとともに、前記ストッパレバーの外側端部に、下面側が被押上げ面とされ先 端部上側が上段のストッパレバーの被押上げ面を押上げてストッパレバーを前記 付勢ばねの付勢力に抗してわずかに回動させる押上げ部とされた押上げ片を形成 したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本考案によれば、ワークを各側板の間から下降させることにより、ワークの両 端部が最下部のストッパレバーの載置面に当接され、さらにワークを下降させる と、ワークの自重により、ストッパレバーが付勢ばねの付勢力に抗して回動され 、前記ワークがストッパレバーの載置面に載置される。一方、前記最下部のスト ッパレバーの回動により、このストッパレバーの押上げ部が2段目の被押上げ面 を上方に押上げ、これにより、前記2段目のストッパレバーが付勢ばねの付勢力 に抗して回動され、その載置片の一部が凹部から突出されるものであり、このよ うに、ワークを下段のストッパレバーから順次その載置面に載置することにより 、ワークが載置されたストッパレバーの次上段のストッパレバーの載置片が凹部 から突出することになるので、ワークを上方から下降させるだけで、各ワークを 順次積層して収納することができるものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1および図2を参照して説明する。
【0010】 図1および図2は本考案に係るワーク収納棚の一実施例を示したもので、平板 状の基台3の両側部には、一対の側板4,4が立設されており、これら各側板4 の互いに対向する面には、上下方向に延在する凹部5が形成されている。また、 前記各側板4の凹部5には、複数のストッパレバー6,6…が上下に並列に近接 して配設されており、これら各側板4の各ストッパレバー6は、互いに対向する ようになされている。前記各ストッパレバー6は、ほぼ水平方向の回動軸7を中 心として上下に回動自在とされており、このストッパレバー6は、図2において 最も右方向に回動した状態で、側板4の凹部5の内側に収納されるようになされ ている。
【0011】 また、前記ストッパレバー6の内側端部には、載置片8が形成されており、こ の載置片8の上面は、平面状の載置面9とされている。また、前記ストッパレバ ー6の外側端部には、押上げ片10が形成されており、この押上げ片10の下面 側は、被押上げ面11とされるとともに、前記押上げ片10の先端部上側は、上 段のストッパレバー6の被押上げ面11を押上げてストッパレバー6をわずかに 回動させる押上げ部12とされている。さらに、前記回動軸7の外周には、付勢 ばね13が配設されており、この付勢ばね13の一端部は、前記凹部5の側面に 取付けられた保持ピン14に接続されるとともに、付勢ばね13の他端部は、前 記ストッパレバー6に接続されている。これにより、前記ストッパレバー6は、 常に凹部5の内側に収納される方向に付勢されるようになされている。
【0012】 なお、前記最下部のストッパレバー6に対応する凹部5の内面には、前記最下 部のストッパレバー6をその載置片8の一部が前記凹部5から突出する位置で保 持するためのストッパピン15が形成されている。
【0013】 さらに、前記基台3の下面側には、車輪16が取付けられている。
【0014】 次に、本実施例の作用について説明する。
【0015】 本実施例においては、図示しない搬出入装置により所定の加工装置から搬送さ れるワーク1を前記各側板4の間に上方から下降させることにより、ストッパピ ン15により前記最下部のストッパレバー6の載置片8の一部が凹部5から突出 しているので、ワーク1の両端部が最下部のストッパレバー6の載置面9に当接 され、さらにワーク1を下降させると、ワーク1の自重により、ストッパレバー 6が付勢ばね13の付勢力に抗して図2において左方向に回動され、前記ワーク 1がストッパレバー6の載置面9に載置される。
【0016】 一方、前記最下部のストッパレバー6の回動により、このストッパレバー6の 押上げ部12が2段目の被押上げ面11を上方に押上げ、これにより、前記2段 目のストッパレバー6が付勢ばね13の付勢力に抗して回動され、その載置片8 の一部が凹部5から突出される。
【0017】 そして、次のワーク1を各側板4の間で下降させることにより、ワーク1の両 端部が2段目のストッパレバー6の載置面9に当接され、ワーク1の自重により ストッパレバー6がさらに回動されてワーク1が2段目のストッパレバー6の載 置面9に載置される。この場合に、前記動作と同様に、2段目のストッパレバー 6の押上げ部12により3段目のストッパレバー6の被押上げ面11を押上げて 3段目のストッパレバー6をその載置片8の一部が突出するように回動させるも のである。
【0018】 このように、ワーク1を下段のストッパレバー6から順次その載置面9に載置 することにより、ワーク1が載置されたストッパレバー6の次上段のストッパレ バー6の載置片8が凹部5から突出することになるので、ワーク1を上方から下 降させるだけで、各ワーク1を順次積層して収納することが可能となる。
【0019】 また、このようにワーク1が収納された収納棚からワーク1を取出す場合は、 最上段のストッパレバー6の載置面9に載置されたワーク1から順次上方に取出 すことにより、ワーク1が取出されたストッパレバー6が付勢ばね13の付勢力 によりその被押上げ面11が下段のストッパレバー6の押上げ部12に当接する まで回動される。そして、次下段のワーク1を取出すことにより、このストッパ レバー6が回動するとともに、これに伴い、上段のストッパレバー6を保持して いた押上げ部12が下方に回動されることから、上段のストッパレバー6が完全 に凹部5の内側に収納されて退避することになり、ワーク1の取出しの妨げにな ることはない。
【0020】 したがって、本実施例においては、側板4の間に上方からワーク1を挿入する だけで、ストッパレバー6により確実にワーク1を保持することができ、しかも 、ストッパレバー6にワーク1を載置した状態で、次上段のストッパレバー6の 載置片8が凹部5から突出することになるので、特別なレバー回動機構を設ける ことなく、順次ストッパレバー6にワーク1を載置させることができる。その結 果、積層作業の自動化に適正に対応することができ、さらに、治具等を用いる必 要がないので、作業スペースの省スペース化を図ることができる。
【0021】 なお、本考案は前記実施例のものに限定されるものではなく、必要に応じて種 々変更することが可能である。
【0022】
【考案の効果】 以上述べたように本考案に係るワーク収納棚は、側板の間に上方からワークを 挿入するだけで、ストッパレバーにより確実にワークを保持することができ、し かも、ストッパレバーにワークを載置した状態で、次上段のストッパレバーの載 置片が凹部から突出することになるので、特別なレバー回動機構を設けることな く、順次ストッパレバーにワークを載置させることができる。その結果、積層作 業の自動化に適正に対応することができ、さらに、治具等を用いる必要がないの で、作業スペースの省スペース化を図ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るワーク収納棚の一実施例を示す正
面図
【図2】図1のストッパレバー部分の拡大図
【図3】従来のワークの積層手段を示す説明図
【図4】従来の他のワークの積層手段を示す説明図
【符号の説明】
1 ワーク 3 基台 4 側板 5 凹部 6 ストッパレバー 7 回動軸 8 載置片 9 載置面 10 押上げ片 11 被押上げ面 12 押上げ部 13 付勢ばね 15 ストッパピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動搬出入装置等により搬送される複数
    のワークを積層して載置するためのワーク収納棚におい
    て、基台の両側部に対向面に凹部が形成された一対の側
    板を立設し、これら各側板の凹部に、回動軸を中心とし
    て回動自在とされ付勢ばねにより前記凹部の内側に収納
    される方向に付勢された複数のストッパレバーを上下に
    並列に近接して配設し、前記ストッパレバーの内側端部
    に、上面が平面状の載置面とされた載置片を形成すると
    ともに、前記ストッパレバーの外側端部に、下面側が被
    押上げ面とされ先端部上側が上段のストッパレバーの被
    押上げ面を押上げてストッパレバーを前記付勢ばねの付
    勢力に抗してわずかに回動させる押上げ部とされた押上
    げ片を形成したことを特徴とするワーク収納棚。
JP1993058469U 1993-10-28 1993-10-28 ワーク収納棚 Expired - Lifetime JP2574337Y2 (ja)

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