JPH07220199A - 自動車の走行制御装置 - Google Patents

自動車の走行制御装置

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JPH07220199A
JPH07220199A JP6292729A JP29272994A JPH07220199A JP H07220199 A JPH07220199 A JP H07220199A JP 6292729 A JP6292729 A JP 6292729A JP 29272994 A JP29272994 A JP 29272994A JP H07220199 A JPH07220199 A JP H07220199A
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traveling path
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Tomomi Izumi
知示 和泉
Kenji Shimizu
賢治 清水
Yoshiaki Sugamoto
好晃 菅本
Satoru Ando
悟 安藤
Kazunori Okuda
和徳 奥田
Toshihiro Ishihara
敏広 石原
Takahiro Inada
貴裕 稲田
Tsunehisa Okuda
恒久 奥田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自車の進行方向の推定が不安定な状態のとき
に進行路上の先行車の検出を適切に行う。 【構成】 自車の前方に存在する物体を検出する物体検
出手段7と、自車が走行すべき第1進行路を推定する第
1進行路推定手段22と、上記物体検出手段により検出
された上記第1進行路上に存在する先行車の中から自車
の対象車となる先行車(例えば、自車に最も近い先行
車)を識別する先行車識別手段23と、少なくとも上記
先行車が第1進行路から外れたときこの先行車に基づい
て自車の第2進行路を推定する第2進行路推定手段24
と、を有し、上記先行車識別手段は、上記先行車が第1
進行路から外れたときこの第1進行路上に存在する先行
車と上記第2進行路上に存在する先行車の中から自車の
対象車となる先行車を識別するように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の走行制御装置
に係わり、特に、先行車に追従して走行したり先行車と
の衝突を防止するようにした自動車の走行制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の自動車の走行制御装
置に用いられる自動車用障害物検出装置として、例えば
特公昭51−7892号公報に開示されるように、自車
の前方に向けて超音波や電波等のレーダ波を発信して前
方に存在する先行車等の障害物を検出するレーダ装置
と、該レーダ装置を水平方向に回動させる回動手段と、
自車のステアリング舵角を検出する舵角検出手段とを備
え、上記舵角検出手段で検出される舵角に応じて、上記
回動手段によって上記レーダ装置を所定角度回動して、
自車両が走行する方向にレーダ波を向けるようにしたも
のは知られている。また、近年、レーダ装置としてスキ
ャン式のものを用いて水平方向に比較的広角度でもって
走査を行う一方、その走査で得られる情報の中から、マ
イクロコンピュータを利用して、自車のステアリング舵
角やヨーレート等の走行状態に基づいて予測される自車
両の進行路に沿って領域内のもののみをピックアップす
ることにより、レーダ装置による障害物の検出をソフト
的に上記領域内に限定して行うようにしたものが開発さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
障害物検出装置では、レーダ装置による先行車の検出を
自車の進行路に沿った領域内に限定することをハード的
又はソフト的のいずれで行う場合でも、自車の走行状態
に基づいて自車の進行路を予測しているため、直線道路
から曲線道路へ進入するときに次のような問題がある。
すなわち、先行車が直線道路から曲線道路へ進入し、自
車が未だ曲線道路に進入していないときには、先行車は
自車の進行路から外れるため、曲線道路上で先行車と自
車との間に割り込んで来る車を早期に検出することがで
きないという問題である。本発明はかかる点に鑑みてな
されたものであり、自車の進行方向の推定が不安定な状
態のときに進行路上の先行車の検出を適切に行うことが
できる自動車の走行制御装置を提供することを目的とし
ている。また、本発明は、自車の走行状態等に基づいて
予測する第1の進行路と、先行車の位置に基づいて予測
する第2の進行路とを併用することにより、曲線道路上
で先行車と自車との間に割り込んで来る車をも早期に検
出できるようにし、先行車の検出を適切に行うことがで
きる自動車の走行制御装置を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために請求項1記載の第1の発明の自動車の走行
制御装置は、自車の前方に存在する物体を検出する物体
検出手段と、自車が走行すべき第1進行路を推定する第
1進行路推定手段と、上記物体検出手段により検出され
た上記第1進行路上に存在する先行車の中から自車の対
象車となる先行車を識別する先行車識別手段と、少なく
とも上記先行車が第1進行路から外れたときこの先行車
に基づいて自車の第2進行路を推定する第2進行路推定
手段と、を有し、上記先行車識別手段は、上記先行車が
第1進行路から外れたときこの第1進行路上に存在する
先行車と上記第2進行路上に存在する先行車の中から自
車の対象車となる先行車を識別するように設けられてい
ることを特徴としている。このように構成された第1の
発明においては、先行車が直線道路から曲線道路へ進入
して、第1の進行路から外れたときには、該先行車の位
置又は移動軌跡に基づいて、第2の進行路が第2進行路
予測手段により予測され、先行車識別手段において、上
記第1の進行路上に存在する先行車と上記第2の進行路
上に存在する先行車の中から、自車の対象車となる先行
車(例えば自車に最も近い先行車)が識別される。この
ため、曲線道路上で先行車と自車との間に割り込んで来
る車も早期に検出できることになる。
【0005】請求項2記載の第2の発明においては、上
記第1進行路推定手段が、自車の走行状態に基づいて第
1進行路を推定するように設けられている。このように
構成された第2の発明においては、自車の走行状態(例
えば、車速、ハンドル舵角、ヨーレート等)に基づいて
第1進行路推定手段により第1進行路が推定される。請
求項3記載の第3の発明は、更に、上記第1進行路上に
存在する物体が静止物体であるか否かを判定する静止物
体判定手段を有し、上記第1進行路推定手段は、上記静
止物体判定手段により判定された静止物体の属性に基づ
いて第1進行路を推定するように設けられている。この
ように構成された第3の発明においては、静止物体判定
手段が第1進行路上に存在する物体が静止物体(路側リ
フレクタ等)であるか否かを判定し、この判定された静
止物体の属性に基づいて第1進行路が推定される。請求
項4記載の第4の発明においては、上記先行車識別手段
が、上記先行車を追従対象車として識別するように設け
られ、上記第2進行路推定手段が、この追従対象車とし
て識別された先行車に基づいて第2進行路を推定するよ
うに設けられている。
【0006】このように構成された第4の発明において
は、先行車識別手段により先行車が追従対象車として識
別され、さらに、この追従対象車に基づいて第2進行路
推定手段により第2進行路が推定される。請求項5に記
載の第5の発明においては、上記先行車識別手段が、上
記先行車が第1進行路から外れた時点からその外れた地
点に自車が到達するまでの間は上記第2進行路上に存在
する先行車の中から自車の対象車となる先行車を識別
し、自車がその外れた時点に到着するまでに上記先行車
が第1進行路に戻らないときは、その後第1進行路上に
存在する先行車の中から自車の対象車となる先行車を識
別するように設けられ、上記第2進行路推定手段が、こ
の識別された自車の対象車となる先行車を基にして第2
進行路を推定するように設けられている。このように構
成された第5の発明においては、曲線道路上での割込み
車の早期検出を可能にしつつ、最も危険な先行車を検出
するための対象領域が常に一つの進行路のみで足りるこ
とになり、その分上記自車の対象車となる先行車の検出
が精度良くかつ迅速に行われる。請求項6記載の第6の
発明においては、上記先行車識別手段が、上記追従対象
車として識別された先行車よりも第1進行路又は第2進
行路上に自車の追従対象車とすべき先行車が存在する場
合には、その追従対象車とすべき先行車を追従対象車と
して識別するように設けられている。
【0007】このように構成された第6の発明によれ
ば、自車の追従対象車を精度良くかつ迅速に検出するこ
とができる。請求項7記載の第7の発明においては、上
記第1進行路推定手段が、自車の前方に存在する先行車
に基づいて第1進行路を推定するように設けられてい
る。このように構成された第7の発明においては、自車
の前方に存在する先行車に基づいて第1進行路推定手段
により第1進行路が推定される。請求項8記載の第8の
発明においては、上記第2進行路推定手段により推定さ
れる第2進行路が、自車と先行車を所定幅を有するよう
に結んだものである。このように構成された第8の発明
においては、第2進行路が自車と先行車を所定幅を有す
るように結ばれる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について添付図面を
参照して説明する。先ず、図1乃至図13により本発明
の第1実施例を説明する。図1は、本発明の第1実施例
に係わる自動車の走行制御装置の全体構成を示す。図1
において、1はエンジン吸気系のスロットル弁(図示せ
ず)の開度を自動調整するスロットル制御装置、2は電
子制御式自動変速機(EAT)の制御装置、3は各車輪
に付与する制動力を自動調整するブレーキ制御装置であ
り、これら三種類の制御装置1〜3は、いずれも図示し
ていないがアクチュエータを有し、該各アクチュエータ
は、コントロールユニット4により制御される。すなわ
ち、コントロールユニット4は、スロットル制御装置1
のアクチュエータに対し目標スロットル開度信号を出力
して制御を行うとともに、ブレーキ制御装置3のアクチ
ュエータに対し目標ブレーキ量信号を出力して制御を行
う。またコントロールユニット4は、EAT制御装置2
のシフト位置を検出するセンサ(図示せず)からのシフ
ト位置信号を受けつつ、該EAT制御装置2のアクチュ
エータに対しシフト制御信号を出力して制御を行う。
【0009】また、6は車室内のインストルメントパネ
ル等に設けられる情報表示装置であって、該情報表示装
置6は、図示していないが、上記コントロールユニット
4からの警報信号を受けて点灯する警報ランプと、コン
トロールユニット4からの自己診断信号を受けて画面表
示する表示部とを備えている。7は先行車等自車の前方
に存在する物体を検出するレーダ装置であって、該レー
ダ装置7は、レーダ波としての遠赤外線を自車の前方に
向けて発信するとともに、先行車に当たって反射してく
る反射波を受信し、その受信時点と発信時点との時間差
によって自車と物体との間の距離を判定するように構成
されており、その検出信号である車間距離信号はコント
ロールユニット4に入力される。また、上記レーダ装置
7は、遠赤外線を水平方向に比較的広角度で走査するス
キャン式のものである。さらに、11はスロットル弁の
開度を検出するスロットル開度センサ、12は車速を検
出する車速センサ、13はハンドル舵角(以下、単に舵
角という)を検出する舵角センサ、14は自車に発生す
るヨーレートを検出するヨーレートセンサ、15は自車
に発生する横加速度を検出する横Gセンサ、16はブレ
ーキペダルの踏込み時にON作動するブレーキスイッ
チ、17はクラッチの作動状態に応じてON作動するク
ラッチスイッチ、18はロックオンスイッチであり、こ
れらセンサ・スイッチ類11〜18の検出信号は、いず
れもコントロールユニット4に入力される。尚、図示し
ていないエンジン回転数センサ等その他のセンサ・スイ
ッチ類の検出信号もコントロールユニット4に入力され
る。
【0010】図2に示すように、上記コントロールユニ
ット4は、レーダ装置7からの検出信号を始め、各種の
センサ・スイッチ類11〜18からの検出信号を受けて
所定の情報処理を行う入力情報処理部21と、該入力情
報処理部21から自車の走行状態に関する情報(例えば
車速、ハンドル舵角及びヨーレート等)を受け、これに
基づいて自車の第1の進行路を推定する第1進行路推定
手段22と、上記入力情報処理部21の情報のうち、特
にレーダ装置7で検出された物体に関する情報を受ける
とともに、上記第1進行路推定手段22で推定された第
1進行路の情報を入手する先行車識別手段23とを備え
ている。該先行車識別手段23は、レーダ装置7で検出
された物体の中から、上記第1進行路上に存在する自車
に最も近い先行車を識別するように設けられている。ま
た、上記コントロールユニット4は、上記第1進行路推
定手段22とは別に自車の第2進行路を推定する第2進
行路推定手段24を備えており、該第2進行路推定手段
24は、上記先行車識別手段23で識別された先行車の
位置等の情報を受け、これに基づいて第2進行路を推定
するように設けられている。第2進行路推定手段24で
推定された第2進行路の情報は、上記先行車識別手段2
3に入力され、該先行車識別手段23は、第1進行路上
の先行車が該第1進行路から外れたときつまり第1進行
路と第2進行路とが一致しなくなったとき、それらの進
行路上にそれぞれ存在する先行車の中から、自車に最も
近い先行車を識別するように設けられている。
【0011】上記先行車識別手段23で識別された自車
に最も近い先行車の情報は、識別手段23から車速制御
部25に出力される。該車速制御部25は、自車に最も
近い先行車と自車との車間距離及び相対速度に基づい
て、両者が接触する可能性があるか否かを判断し、その
判断結果に応じて、出力情報処理部26を介して出力信
号を出力するように設けられている。図3は上記コント
ロールユニット4による制御のうち、特にロックオンス
イッチ18がONに切換えられ自車が先行車に追従して
走行する追従走行時の制御のメインルーチンを示すフロ
ーチャート図である。上記ルーチンは、第1進行路の推
定(ステップS1)と、ロックオン対象車(追従対象
車)の登録(ステップS3)と、ロックオンの実行(ス
テップS5)と、ロックオンの変更及び解除(ステップ
S7)とからなる。第1進行路の推定のサブルーチンは
図4に示し、ロックオン対象車の登録のサブルーチンは
図5に示し、ロックオンの実行のサブルーチンは図6に
示し、更に、ロックオンの変更及び解除のサブルーチン
は図7及び図8に示す。以下、これらについて、順次説
明する。 (第1進行路の推定)図4において、先ず、ステップS
11で自車データ(舵角θ、車速v、ヨーレートφ)を
読み込んだ後、ステップS12で舵角θに基づいて自車
の旋回半径R11を下記の式により、演算する。
【0012】R11=(1+A・v2 )・N・L/θ 但し、Aはスタビリティファクタ、Nはステアリングギ
ヤ比、Lはホイールベースである。続いて、ステップS
13でヨーレートφに基づいて自車の旋回半径R12を
下記の式により、演算する。 R12=v/φ そして、ステップS14で上記両旋回半径R11、R1
2のうち、いずれが小さいかを判断し、ステップS1
5、16でその小さい方を第1進行路の曲率半径R1と
するとともに、ステップ17で上記曲率半径R1に所定
幅を設けて第1進行路を生成し、リターンする。ここ
で、旋回半径R11、R12の小さい方を第1進行路の
曲率半径R1としたのは、センサ類の応答遅れ等を考慮
したことによるものである。以上のような第1進行路の
予測は、コントロールユニット4内の第1進行路推定手
段22により行われる。 (ロックオン対象車の登録)図5において、先ず、ステ
ップS31で自車の前方の物体(障害物)データ(距離
及び方向)を読み込んだ後、ステップS32で物体デー
タが連続して検出されているか否かを判定し、ステップ
S33で物体データが所定のエリア内で所定の確定度以
上のものであるか否かを判定する。確定度とは時間当た
りの検出回数をいい、該確定度が所定値以上でないもの
及びデータが所定のエリア外にまで広く散在するものは
共に物体とは見做されない。上記両判定が共にYESの
ときには、ステップS34で物体と見做されたものにつ
いて物体識別番号を付与する。
【0013】続いて、ステップS35で上記物体識別番
号を付与した物体が移動物体であるか否かを判定する。
この判定は、実際には、自車と物体との間の距離及び自
車速に基づいて物体の速度を求め、該物体速度が所定の
しきい値以上であるか否かを検討することにより行われ
る。次に、ステップS36で物体が第1進行路上に存在
するものであるか否かを判定する。上記両判定が共にY
ESのときには、ステップS37で物体が第1進行路上
の先行車であるとしてロックオン(L/O)対象車候補
とする。しかる後、ステップS38でロックオン対象候
補になった先行車のうち自車との車間距離が最も短いも
のであるか、つまり最も近い先行車であるか否かを判定
し、この判定がYESのときには、ステップS39で該
先行車をロックオン対象車として登録し、リターンす
る。以上のようなロックオン対象車の登録は、コントロ
ールユニット4内の先行車識別手段23により行われ
る。 (ロックオンの実行)図6において、先ず、ステップS
51でロックオン対象車が登録されていることを確認し
た後、ステップS52で第2進行路の曲率半径R2を下
記の式により、演算する。
【0014】R2=L/2√(1−cos2 θ) 図9に示すように、上記第2進行路は、自車Mに対する
先行車Aの位置に基づいて推定される自車の進行路であ
る。Lは自車Mの先行車Aとの車間距離、θは自車Mと
先行車Aとを結ぶ直線が自車Mの進行方向(前後中心
線)となす角度である。続いて、ステップS53で上記
曲率半径R2に所定幅を設けて第2進行路を生成した
後、ステップS54でロックオンを実行し、リターンす
る。ロックオンは、ロックオン対象車(追従対象車)に
対し、所定の車間距離を保ちかつ同じ車速で追従して走
行するように車速を制御するものであり、コントロール
ユニット4内の車速制御部25により行われる。また、
ステップS52、S53での第2進行路の予測は、コン
トロールユニット4内の第2進行路推定手段24により
行われる。 (ロックオンの変更及び解除)次に、ロックオンの変更
及び解除のサブルーチンを図10を参照しつつ図7及び
図8により説明する。
【0015】図7及び図8において、先ず、ステップS
71でロックオン対象車A並びに第1及び第2進行路の
曲率半径R1、R2を認識した後、ステップS72で第
1進行路の曲率半径R1と第2進行路の曲率半径R2と
が略同一であるか、つまりロックオン対象車Aが第1進
行路K1上にいるか否かを判定する。この判定がYES
のときには、第2進行路K2(第1進行路K1と同じ)
上にロックオン対象車Aより近い先行車Bが存在するか
否かを判定し、その判定がYESのときには、ステップ
S74で先行車Bをロックオン対象車とし、該先行車B
をもとに第2進行路を生成する一方、判定がNOのとき
には、ステップS75で先行車Aをそのままロックオン
対象車とし、該先行車Aをもとに第2進行路を生成す
る。一方、上記ステップS72の判定がNOのとき、つ
まりロックオン対象車Aが第1進行路K1から外れてい
るときには、ステップS76で第2進行路K2上にロッ
クオン対象車Aより近い先行車Bが存在するか否かを判
定し、この判定がYESのときには、ステップS77で
先行車Bをロックオン対象候補とした後、ステップS7
8で第1進行路K1上に上記先行車Bより近い先行車C
が存在するか否かを判定する。この判定がYESのとき
には、ステップS79で先行車Cをロックオン対象車と
し、該先行車Cをもとに第2進行路を生成する一方、判
定がNOのときには、ステップS80で先行車Bをロッ
クオン対象車とし、該先行車Bをもとに第2進行路を生
成する。上記ステップS76の判定がNOのときには、
ステップS81で第1進行路K1上にロックオン対象車
Aより近い先行車Cが存在するか否かを判定し、その判
定がYESのときには、ステップS79へ移行して、先
行車Cをロックオン対象車とし、該先行車Cをもとに第
2進行路を生成する。一方、判定がNOのときには、ス
テップS82で先行車Aをそのままロックオン対象車と
し、該先行車Aをもとに第2進行路を生成する。以上の
ことから、ロックオン対象車Aが第1進行路K1から外
れているときには、第1進行路K1上に存在する先行車
Cと第2進行路K2上に存在する先行車A、Bの中か
ら、自車に最も近い先行車を識別するようになってお
り、この識別は、コントロールユニット4内の先行車識
別手段23により行われる。
【0016】上記ステップS74、S75、S79、S
80及びS82のいずれかで先行車A〜Cをロックオン
対象車とし、第2進行路を生成した後、ステップS83
でロックオン対象車がロストしたか否かを判定する。こ
の判定がNOのロストしていないときには、ステップS
71に戻り、ロックオンを続行する一方、判定がYES
のロストしたときには、ステップS84でロックオンを
解除し、リターンする。尚、ロックオン解除から次のロ
ックオン対象車が登録されるまでの間は、車速制御部2
5により自車速が所定車速になるように制御される。次
に、上記本発明の第1実施例の作用・効果を説明する。
自車Mがロックオン対象車である先行車Aに追従して走
行するとき、第1進行路推定手段22は、自車Mの走行
状態に関する舵角θ、ヨーレートφ及び車速vに基づい
て、第1の進行路K1を推定し、また第2進行路推定手
段23は、上記先行車Aの自車Mに対する位置に基づい
て、第2の進行路K2を推定する。そして、自車Mが直
線道路上を直進走行するとき、または曲線道路上を定常
旋回走行するときなどには、上記第1進行路K1と第2
進行路K2とは略一致する。この場合、先行車識別手段
23は、常に第2進行路K2上に存在する先行車の中か
ら、自車Mに最も近い先行車を識別してロックオン対象
車とする(図8中のステップS74、S75)。このた
め、ロックオン対象車Aと自車Mとの間に他の自動車が
割り込んで来たときには、該割込み車を早期に検出する
ことができ、警報又は自動制動により接触を回避するこ
とができる。
【0017】一方、上記先行車Aが直線道路から曲線道
路へ進入し、自車Mがまだ直線道路上を走行するときな
どには、先行車Aが第1進行路K1から外れ、第1進行
路K1と第2進行路K2とが相違するようになる。この
場合、先行車識別手段23は、第1進行路K1上に存在
する先行車Cと第2進行路K2上に存在する先行車A、
Bの中から、自車に最も近い先行車を識別してロックオ
ン対象車とする(図7中のステップS76〜S82)。
このため、上述の直線道路上での直線走行時と同様に割
込み車Bを早期に検出することができる。また、ロック
オン対象車Aが自車Mの進行路(第1進行路)K1から
わき道に逸れていったときでも、自車Mの進行路K1上
に存在する先行車Cを早期に検出することができる。こ
の結果、接触を適切に回避することができ、安全性を高
めることができる。図11は、本発明の第1実施例の先
行車識別手段23によるロックオンの変更及び解除の変
形例を示すサブルーチンの部分図(図8相当図)であ
る。この変形例は、先行車であるロックオン対象車Aが
第1進行路K1から外れ、第1進行路K1の曲率半径R
1と第2進行路K2の曲率半径R2とが相違するとき
(図7中のステップS72の判定がNOのとき)、所定
時間t秒の間は第2進行路K2上に存在する先行車の中
から自車に最も近い先行車を識別し、上記所定時間t秒
が経過した時にロックオン対象車Aが第1進行路K1に
戻らないときはその後第1進行路K1上に存在する先行
車の中から自車に最も近い先行車を識別するようにした
ものである。
【0018】すなわち、第1進行路K1の曲率半径R1
と第2進行路K2の曲率半径R2とが相違するときに
は、図11において、先ず、ステップS91でロックオ
ン対象車Aが第1進行路K1から外れた時点から所定時
間t秒以内であるか否かを判定する。ここで、上記所定
時間は、ロックオン対象車Aが第1進行路K1から外れ
た地点に自車Mが到着するまでの時間であって、下記式
により、演算される。 t=(L/v)+α 但し、Lはロックオン対象車Aが第1進行路K1から外
れた時点における該ロックオン対象車Aと自車Mとの車
間距離、vは自車速、αは自車のピッチング等の特性と
センサの特性とから算出される補正値である。上記ステ
ップS91の判定がYESの所定時間t以内のときに
は、ステップS92で第2進行路K2の曲率半径R2が
所定値Raより小さいか否かを判定し、ステップS93
でロックオン対象車Aが停止しその車速が略零であるか
否かを判定する。上記所定値Ra、図12に示すよう
に、先行車(ロックオン対象車)Aの車速が大きくなる
従って一時関数的に増加するように設定される。ここ
で、曲線道路を旋回走行するときには、通常、穏やかに
旋回し、その旋回半径は、曲線道路の曲率半径と同じで
比較的大きくなる。従って、第2進行路K2の曲率半径
R2が所定値Raより小さいときには、ロックオン対象
車Aが曲線道路に進入したのではなく、何かの意図で急
旋回したものと考えられる。
【0019】そして、上記両ステップS92、S93の
判定が共にNOのときには、ステップS94で第2進行
路K2上にロックオン対象車Aより近い先行車Bが存在
するか否かを判定し、この判定がYESのときには、ス
テップS95で先行車Bをロックオン対象車とし、該先
行車Bをもとに第2進行路を生成する一方、判定がNO
のときには、ステップS96で先行車Aをそのままロッ
クオン対象車とし、該先行車Aをもとに第2進行路を生
成する。一方、上記ステップS91の判定がNOの所定
時間tを経過したときには、ステップS97で第1進行
路K1上に先行車Cが存在するか否かを判定し、この判
定がYESのときには、ステップS98で上記先行車C
をロックオン対象車とし、該先行車Cをもとに第2進行
路を生成する一方、判定がNOのときには、ステップS
99でロックオン対象車をロストしたと判定する。ま
た、上記ステップS92の判定がYESのときつまり第
2進行路K2の旋回半径R2が所定値Raより小さいと
き、あるいは上記ステップS93の判定がYESのとき
つまりロックオン対象車Aが第1進行路K1から外れた
後に停車したときにも、上記ステップS97へ移行す
る。
【0020】そして、上記変形例においては、先行車で
あるロックオン対象車Aが第1進行路K1から外れ、第
1進行路K1の曲率半径R1と第2進行路K2の曲率半
径R2とが相違するときには、ロックオン対象車Aが第
1進行路K1から外れた時点から所定時間t、つまり先
行車Aが第1の進行路から外れた地点に自車Mが到着す
るまでの時間の間は第2進行路K2上に存在する先行車
の中から自車Mに最も近い先行車を識別し、上記所定時
間tが経過した時に上記ロックオン対象車Aが第1進行
路K1に戻らないときはその後第1進行路K1上に存在
する先行車の中から自車Mに最も近い先行車を識別する
ようにしているので、曲線道路上での割込み車等を早期
に検出できるとともに、最も近い先行車を検出するため
の対象領域が常に一つの進行路のみで足り、その分上記
先行車の検出を精度良くかつ迅速に行うことができる。
また、上記第2進行路K2の曲率半径R2が所定値Ra
より小さく、ロックオン対象車Aが曲線道路に進入した
のではなく何かの意図で急旋回したものと考えられると
き、あるいは上記ロックオン対象車Aが第1進行路K1
から外れた後に停止したときには、第1進行路K1上に
存在する先行車の中から自車に最も危険な先行車を識別
するようにしているので、誤った進行路に基づく先行車
の誤検出を防止することができる。
【0021】尚、上記第1実施例では、レーダ装置7と
して、レーダ波としての遠赤外線を水平方向に比較的広
角度で走査するスキャン式のものを用いたが、それ以外
に、比較的狭い角度の範囲内でのみ障害物を検出するレ
ーダ装置を用い、該レーダ装置をアクチュエータで垂直
軸廻りに回動させるように構成したものにも同様に適用
することができる。また、上記第1実施例では、第1進
行路K1上に存在する先行車C及び第2進行路K2上に
存在する先行車A、Bの中から、ロックオン対象車を識
別するに当たり、自車と各先行車との車間距離の大小に
応じて、上記先行車の識別を行うようにしたが、上記車
間距離の代りに、自車と各先行車との相対速度の大小、
または車間距離と相対速度との両方に応じて、先行車の
識別を行うようにしてもよい。車間距離と相対速度の両
方に応じて、先行車の識別を行う場合、先ず、図13に
示すマップを用いて、各先行車との車間距離及び相対速
度に応じて減速制御量を求め、該減速制御量の大きいも
のを自車に最もロックオン対象車と判断すればよい。次
に、本発明の第2実施例について図14乃至図19を参
照して説明する。上記第1実施例は、第1進行路推定手
段22により、自車の走行状態に関する情報(例えば、
車速、ハンドル舵角及びヨーレート等)を受け、これに
基づいて自車の第1進行路を推定するようにしたもので
あるが、この第2実施例は、第1進行路推定手段30に
より、道路の路側に設けられた路側リフレクタ等の静止
物体を用いて自車の第1進行路を推定するようにしたも
のである。以下、第1実施例と異なる部分のみ説明し、
同一部分の説明は省略する。
【0022】図14に示すように、第1進行路推定手段
30は、先ず、レーダ装置7の出力を受け、自車両前方
に存在する物体を検出する物体検出手段31と、該物体
検出手段31の出力を受け、自車両前方に存在する静止
物体を検出する静止物体検出手段32と、該静止物体検
出手段32の出力を受け、自車両前方に静止物体がある
とき、該静止物体の属性に基づき次式に基づき自車両の
進行路(曲率半径R12)を推定する第1進行路第2推
定手段33とを備える。ここで、静止物体の属性は、自
車両と静止物体との距離L、自車両からみた静止物体の
方位φ、自車両と静止物体との相対速度v及び横移動速
度vtであり、レーダ装置7、車速センサ12及び舵角
センサ13からの信号に基づき簡単に検出することがで
きる。 R12=L・(v・cosφ/vt−sinφ) 更に、第1進行路推定手段30は、車速v、舵角θに基
づき次式により自車両の進行路(曲率半径R11)を推
定する第1進行路第1推定手段34と、レーダ装置7の
出力を受け、自車両前方に静止物体が存在しないとき、
第1進行路第1推定手段34により推定された進行路を
選択する選択手段35とを備える。この第1進行路第1
推定手段34は、次式により自車両のスリップアングル
β1を検出するスリップアングル演算手段34aを備え
る。
【0023】R11=(1+A・v2 )・N・L/θ β1=[{-1 + m/2mL・Lf/(Lr・kf) ・v2}/(1 + A ・
v2) ]・Lr/L・θ/ N 但し、A:スタビリティファクタ N:ステアリングギヤ比 L:ホイールベース Lf:車両重心と前輪との間の距離 Lr:車両重心と後輪との間の距離 m:車両質量 kf:後輪1輪当りのコーナリングパワー そして、第1進行路第1推定手段34は、第1進行路の
推定に際しスリップアングルβ1を考慮するようになっ
ている。即ち、自車両から距離Liの静止物体が見える
べき角度の領域Φ1は次式で計算される。 Φ1=Li/2R11−β1 また、第1進路推定手段30の物体検出手段31及び選
択手段35からの信号が、先行車識別手段23に出力さ
れる。
【0024】次に、図15により、上記第1進路推定手
段30による第1進行路の推定に係わる制御内容を説明
する。先ず、第1進行路第1推定手段34により、車
速、舵角による第1進行路の曲率半径R11及びスリッ
プアングルβ1が次式により演算される(ステップT
1)。 R11=(1+A・v2 )・N・L/θ β1=[{-1 + m/2mL・Lf/(Lr・kf) ・v2}/(1 + A ・
v2) ]・Lr/L・θ/ N 但し、A:スタビリティファクタ N:ステアリングギヤ比 L:ホイールベース Lf:車両重心と前輪との間の距離 Lr:車両重心と後輪との間の距離 m:車両質量 kf:後輪1輪当りのコーナリングパワー 次に、物体検出手段31によって検出された自車両前方
に存在する物体が静止物体であるか否かが静止物体検出
手段32によって判定され(ステップT2)、静止物体
があれば、第1進行路第2推定手段33により、静止物
体の属性に基づき第1進行路の曲率半径R12が次式に
より演算される(ステップT3)。
【0025】R12=L・(v・cosφ/vt−si
nφ) 尚、上記静止物体の属性に基づき第1進行路(曲率半径
R12)を推定する式は、次のようにして導かれる(図
16参照)。ここで、Lは自車両Mから静止物体までの
距離、φは自車両Mに対する静止物体の方位、vは相対
速度、vtは横移動速度である。 sinθ=h/(R12+x) h=L・cosφ (R12+x)・cosφ=R12+L・sinφ R12+x=(R12+L・sinφ)/cosθ sinθ=(L・cosφ・cosθ)/(R12+L
・sinφ) sinθ・(R12+L・sinφ)=L・cosφ・
cosθ R12=−L・sinφ+L・cosφ・cosθ/s
inθ =L・cosφ・(1/tanθ)−L・sinφ =L・(v/vt・cosφ−sinφ) このようにして第1進行路第2推定手段33により推定
された第1進行路の曲率半径R12に基づいて第1進行
路が推定される(ステップT4)。
【0026】一方、静止物体がなければ、スリップアン
グル演算手段34aによってスリップアングルが演算さ
れ(ステップT5)、それを考慮して、第1進行路第1
推定手段34で推定された第1進行路の曲率半径R11
に基づき第1進行路が推定される(ステップT4)。上
記第2実施例は、基本的には1つの静止物体を利用して
行う制御の例であるが、第2実施例によれば、自車両前
方に複数の静止物体が存在する場合には、それら複数の
静止物体を利用して、次のように第1進行路を推定する
こともできる。図17及び図18において、先ず、物体
識別番号iをリセットしてi=0とし(ステップT1
1)、それから、物体識別番号iをインクリメントし
て、i+1とする(ステップT12)。それから、物体
識別番号iが、物体総個数(object-max)+1に等しいか
否かを判定し(ステップT13)、等しくなければ、相
対速度viが自車速vに等しいか否かを判定する(ステ
ップT14)。相対速度viが自車速vに等しければ、
それぞれの静止物体に基づいて物体の属性(例えば自車
両から静止物体までの距離Li、自車両に対する静止物
体の方位φi、相対速度vi、横移動速度vti)によ
る第1進行路の推定を次式により行い(ステップT1
5)、ステップT12に戻る。一方、相対速度viが自
車速vに等しくなければ、移動物体であるので、第1進
行路の曲率半径Riを無限大として(ステップT1
6)、ステップT12に戻る。
【0027】R12i=Li・(vi・cosφi/v
ti−sinφi) 一方、ステップT13において、物体識別番号iが、物
体総個数(object-max)+1に等しければ、静止物体が3
つ以上あるか否かを判定し(ステップT17)、3つ以
上あれば、最も遠い距離に存在する物体から順に3つの
静止物体を選択し(ステップT18)、それら曲率半径
R121、R122、R123の平均値R12を第1進
行路の曲率半径として(ステップT19)、第1進行路
を推定する(ステップT20)。静止物体が3つ以上な
ければ、第1進行路第1推定手段34により車両状態量
から曲率半径R11を求めて第1進行路の推定を行い
(ステップT21)、スリップアングルを計算し(ステ
ップT22)、第1進行路を推定する(ステップT2
0)。また、この第2実施例においては、図18に示し
たステップT17以降の内容を次のようにすることもで
きる。図19に示すように、ステップT13(図17参
照)において、物体識別番号iが、物体総個数(object-
max)+1に等しいとき、Rフラグが1であるか否かが判
定され(ステップT31)、Rフラグが1でないときに
は、静止物体が3つ以上存在するか否かを判定する(ス
テップT32)。ここで、Rフラグ=1の判定を行うの
は、最初の段階では、ステップT32に移行するように
するためである。
【0028】ステップT32の判定で、静止物体が3つ
以上あれば、最も遠い距離に存在する物体から順に3つ
の静止物体を選択し(ステップT33)、自車Mと各物
体間の距離La、Lb、Lcを演算し(ステップT3
4)、それら各物体から推定された各曲率半径R12
1,R122,R123の平均値R12を第1進行路の
曲率半径として推定し(ステップT35)、Rフラグを
1とし(ステップT36)、第1進行路を推定する(ス
テップT37)。静止物体が3つ以上なければ、自車両
Mの走行状態量(車速、舵角)による第1進行路の曲率
半径R11の推定を行い(ステップT38)、スリップ
アングルを計算し(ステップT39)、第1進行路を推
定する(ステップT37)。一方、ステップ31でRフ
ラグが1であると判定された場合には、ステップT40
に進み、ステップT33で選ばれたものと同じ物体の物
体間距離データLa’,Lb’,Lc’を演算した後、
前回の物体間データと比較して等しいか否かを判定する
(ステップT41)。前回の物体間データと比較して等
しければ、それらは静止物体であるから、静止物体の場
合には、それらの物体から推定された進行路の曲率半径
の平均値を計算し(ステップT42)、進行路を推定す
る(ステップT37)。一方、前回の物体間データと等
しくなければ、ステップT32に移行する。
【0029】このように、本発明の第2実施例において
は、自車両前方の静止物体を検出して、該静止物体の属
性に基づき第1進行路第2推定手段33が自車両が今後
進行すると推定される第1進行路を推定するようにして
いるので、物体検出手段31により検出される自車両前
方の静止物体を有効に利用して、ヨーレートセンサを用
いることなく、自車両が今後進行する第1進行路を推定
することができる。また、第2実施例によれば、静止物
体の属性として簡単に検出することができる自車両と静
止物体との距離、自車両からみた静止物体の方位、自車
両と静止物体との相対速度及び横移動速度を用いて、第
1進行路を推定することができる。さらに、第2実施例
においては、第1進行路第2推定手段33により第1進
行路を推定するほか、車速、舵角等の車両状態量に基づ
き、第1進行路第1推定手段34によっても第1進行路
を推定するようにしているので、自車両前方に静止物体
が存在しない場合には、第1進行路第1推定手段34を
利用することで、常時進行路を推定することが可能とな
る。また、第2実施例によれば、自車両のスリップアン
グルを演算しているので、自車両前方に静止物体が存在
しないとき、第1進行路第1推定手段34による推定値
に対しスリップアングルを考慮して、自車両の第1進行
路を推定することができる。
【0030】また、第2実施例によれば、複数個の静止
物体の属性に基づき自車両の第1進行路を推定するの
で、精度よく第1進行路を推定することができる。次
に、本発明の第3実施例について図20乃至図23を参
照して説明する。この第3実施例は、自車の走行状態に
関する情報(例えば、車速、ハンドル舵角及びヨーレー
ト等)に基づいて自車の第1進行路を推定した第1実施
例及び道路の路側に設けられた路側リフレクタ等の静止
物体を用いて自車の第1進行路を推定した第2実施例と
異なり、自車の前方を走行する先行車の走行状態に関す
る情報に基づいて自車の第1進行路を推定するようにし
たものである。以下、第1実施例と異なる部分のみ説明
し、同一部分の説明は省略する。図20は第3実施例に
よる自車の第1進行路の推定の基本制御内容を示すフロ
ーチャートであり、図21は図20のステップP4のサ
ブルーチンを示すフローチャートであり、図22は先行
車Aが自車と同一車線を走行している場合を示し、図2
3は先行車が自車の隣接車線を走行している場合を示し
ている。先ず、図20により、第3実施例による自車の
第1進行路の推定の基本制御内容を説明する。
【0031】図20において、先ず、自車の前方に静止
物体が存在するか否かを判定する(ステップP1)。静
止物体が存在すれば、静止物体の属性に基づいて自車の
第1進行路を推定する(ステップP2)。なお、この静
止物体の属性に基づく自車の第1進行路の推定の仕方
は、上述した第2実施例の場合と同一であるため、その
説明は省略する。一方、静止物体が存在しない場合は、
ステップP3に進み、自車の前方に移動物体即ち先行車
が存在するか否かを判定する。移動物体が存在する場合
には、この移動物体である先行車の走行状態に基づいて
自車の第1進行路を推定する(ステップP4)。この先
行車の走行状態に基づいて自車の第1進行路を推定する
ステップP4の詳細内容を図21により説明する。この
第3実施例では、先行車が自車と同一車線を走行してい
る場合と、先行車が自車の隣接車線を走行している場合
とに分けて自車の第1進行路を推定するようにしてい
る。図21において、先ず、dθ/dLを計算する(ス
テップP11)。ここで、図22及び図23に示すよう
に、Lは自車Mと先行車Aとの車間距離、θは自車Mと
先行車Aとを結ぶ直線が自車Mの進行方向(前後中心
線)となす角度である。次に、dθ/dLの値が前回及
び前々回の値と同一であるか否かを判定する(ステップ
P12)。同一であれば、先行車Mは自車Mと同一車線
を走行していると考えられるので、ステップP13に進
み、R=1/(2dθ/dL)と設定し、自車の第1進
行路を推定する(ステップP14)。
【0032】ここで、図22に示すように、先行車Mが
自車Mと同一車線を走行している場合には、以下の関係
があり、上記R=1/(2dθ/dL)が求められる。 L=2h h=R・sinθ L=2Rsinθ R=1/(2sinθ/L)≒1/(2θ/L) 但し、sinθ≒θ 次に、ステップ12においてdθ/dLの値が前回及び
前々回の値と同一でないと判定された場合には、先行車
Aは自車Mの隣接車線を走行していると考えられるた
め、ステップP15に進む。ここで、自車Mと先行車A
との車間距離Lの変更量が正か否かを判定する。車間距
離Lの変更量が正であれば、ステップP16にて、dθ
/dLが小さくなったか否かを判定し、小さくなった場
合には、先行車Aが自車の車線の外側の隣接車線を走行
していると考えられるため、ステップP17に進み、R
=1/{2(dθ/dL−d/L2 )}と設定し、自車
の第1進行路を推定する(ステップP14)。ステップ
P16にて、dθ/dLが小さくなってはいないと判定
された場合には、先行車Aが自車の車線の内側の隣接車
線を走行していると考えられるため、ステップP18に
進み、R=1/{2(dθ/dL+d/L2 )}と設定
し、自車の第1進行路を推定する(ステップP14)。
【0033】次に、ステップP15において、自車Mと
先行車Mとの車間距離Lの変更量が正ではないと判定さ
れた場合には、ステップP19にて、dθ/dLが小さ
くなったか否かを判定し、小さくなった場合には、先行
車Mが自車の車線の内側の隣接車線を走行していると考
えられるため、ステップP18進み、R=1/{2(d
θ/dL+d/L2 )}と設定し、自車の第1進行路を
推定する(ステップP14)。ステップP19にて、d
θ/dLが小さくなってはいないと判定された場合に
は、先行車Mが自車の車線の外側の隣接車線を走行して
いると考えられるため、ステップP17に進み、R=1
/{2(dθ/dL−d/L2 )}と設定し、自車の第
1進行路を推定する(ステップP14)。ここで、図2
3に示すように、先行車Mが自車Mの外側の隣接車線を
走行している場合には、以下の関係があり、上記R=1
/{2(dθ/dL−d/L2 )}が求められる。ここ
で、dは1車線分の距離(約3.5m)を表している。 R2 +L2 −2RL・cos(90°−θ’)=(R+
d)22 +L2 −2RL・sinθ’=R2 +2Rd+d22 −2RL・sinθ’=2Rd+d22 −d(2R+d)=2RL・sinθ’≒2RL・
θ dθ/dL=1/2R+d/L2 ・(2R+d)/2R
≒1/2R+d/L2 R=1/{2(dθ/dL−d/L2 )} 但し、sinθ’≒θ、(2R+d)/2R≒1 また、先行車Mが自車Mの内側の隣接車線を走行してい
る場合にも、同様にして、上記R=1/{2(dθ/d
L+d/L2 )}が求められる。
【0034】このように、本発明の第3実施例において
は、自車前方に静止物体(例えば、路側リフレクタ等)
が存在する場合には、その静止物体の属性に基づいて自
車の第1進行路を推定し、一方、静止物体が存在しない
場合には、自車の前方を走行する先行車の走行状態に関
する情報に基づいて自車の第1進行路を推定するように
しているので、常時精度良く第1進行路を推定すること
ができる。また、第3実施例においては、先行車が自車
と同一車線を走行している場合と、先行車が自車の隣接
車線を走行している場合とに分けて自車の第1進行路を
推定するようにしているので、その分精度良く第1進行
路を推定することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車両の走行
制御装置によれば、自車の進行方向の推定が不安定な状
態のときに進行路上の先行車の検出を適切に行うことが
できる。また、本発明によれば、自車の走行状態等に基
づいて予測する第1の進行路と、先行車の位置に基づい
て予測する第2の進行路とを併用することにより、曲線
道路上で先行車と自車との間に割り込んで来る車をも早
期に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動車の走行制御装置の第1実施例
の全体構成を示すブロック図
【図2】 本発明の第1実施例のコントロールユニット
を示すブロック図
【図3】 本発明の第1実施例による追従走行時の制御
のメインルーチンを示すフローチャート
【図4】 本発明の第1実施例による第1進行路の推定
のサブルーチンを示すフローチャート
【図5】 本発明の第1実施例によるロックオン対象車
の登録のサブルーチンを示すフローチャート
【図6】 本発明の第1実施例によるロックオンの実行
のサブルーチンを示すフローチャート
【図7】 本発明の第1実施例によるロックオンの変更
及び解除のサブルーチンを示すフローチャートの部分図
【図8】 本発明の第1実施例によるロックオンの変更
及び解除のサブルーチンを示すフローチャートの部分図
【図9】 本発明の第1実施例による第2進行路の推定
を説明するための図
【図10】 第1進行路と第2進行路とが異なる状態を
示す図
【図11】 本発明の第1実施例の変形例を示す図8相
当図
【図12】 本発明の第1実施例における所定値Ra設
定用のマップを示す図
【図13】 本発明の第1実施例における車間距離及び
相対速度と減速制御量との関係を示す図
【図14】 本発明の第2実施例によるコントロールユ
ニットを示すブロック図
【図15】 本発明の第2実施例による制御の流れを示
すフローチャート
【図16】 本発明の第2実施例における静止物体の属
性データで基づく進行路の曲率半径推定の説明図
【図17】 本発明の第2実施例の変形例によるフロー
チャートの一部分
【図18】 本発明の第2実施例の変形例によるフロー
チャートの一部分
【図19】 本発明の第2実施例の他の変形例によるフ
ローチャートの一部分(図18相当図)
【図20】 本発明の第3実施例による基本制御内容を
示すフローチャート
【図21】 本発明の第3実施例のサブルーチンを示す
フローチャート
【図22】 本発明の第3実施例において先行車が自車
と同一車線を走行している状態を示す図
【図23】 本発明の第3実施例において先行車が自車
の隣接車線を走行している状態を示す図
【符号の説明】
4 コントールユニット 7 レーダ装置 12 車速センサ 13 舵角センサ 14 ヨーレートセンサ 18 ロックオンスイッチ 22 第1進行路推定手段 23 先行車識別手段 24 第2進行路推定手段 30 第1進行路推定手段 31 物体検出手段 32 静止物体検出手段 33 第1進行路第2推定手段 34 第1進行路第1推定手段 35 選択手段 M 自車 A,B,C 先行車
フロントページの続き (72)発明者 安藤 悟 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 奥田 和徳 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 石原 敏広 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 稲田 貴裕 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 奥田 恒久 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車の前方に存在する物体を検出する物
    体検出手段と、 自車が走行すべき第1進行路を推定する第1進行路推定
    手段と、 上記物体検出手段により検出された上記第1進行路上に
    存在する先行車の中から自車の対象車となる先行車を識
    別する先行車識別手段と、 少なくとも上記先行車が第1進行路から外れたときこの
    先行車に基づいて自車の第2進行路を推定する第2進行
    路推定手段と、を有し、 上記先行車識別手段は、上記先行車が第1進行路から外
    れたときこの第1進行路上に存在する先行車と上記第2
    進行路上に存在する先行車の中から自車の対象車となる
    先行車を識別するように設けられていることを特徴とす
    る自動車の走行制御装置。
  2. 【請求項2】 上記第1進行路推定手段は、自車の走行
    状態に基づいて第1進行路を推定するように設けられた
    請求項1記載の自動車の走行制御装置。
  3. 【請求項3】 更に、上記第1進行路上に存在する物体
    が静止物体であるか否かを判定する静止物体判定手段を
    有し、上記第1進行路推定手段は、上記静止物体判定手
    段により判定された静止物体の属性に基づいて第1進行
    路を推定するように設けられた請求項1記載の自動車の
    走行制御装置。
  4. 【請求項4】 上記先行車識別手段は、上記先行車を追
    従対象車として識別するように設けられ、上記第2進行
    路推定手段は、この追従対象車として識別された先行車
    に基づいて第2進行路を推定するように設けられた請求
    項1記載の自動車の走行制御装置。
  5. 【請求項5】 上記先行車識別手段は、上記先行車が第
    1進行路から外れた時点からその外れた地点に自車が到
    達するまでの間は上記第2進行路上に存在する先行車の
    中から自車の対象車となる先行車を識別し、自車がその
    外れた時点に到着するまでに上記先行車が第1進行路に
    戻らないときは、その後第1進行路上に存在する先行車
    の中から自車の対象車となる先行車を識別するように設
    けられ、上記第2進行路推定手段は、この識別された自
    車の対象車となる先行車を基にして第2進行路を推定す
    るように設けられた請求項1記載の自動車の走行制御装
    置。
  6. 【請求項6】 上記先行車識別手段は、上記追従対象車
    として識別された先行車よりも第1進行路又は第2進行
    路上に自車の追従対象車とすべき先行車が存在する場合
    には、その追従対象車とすべき先行車を追従対象車とし
    て識別するように設けられている請求項4記載の自動車
    の走行制御装置。
  7. 【請求項7】 上記第1進行路推定手段は、自車の前方
    に存在する先行車に基づいて第1進行路を推定するよう
    に設けられた請求項1記載の自動車の走行制御装置。
  8. 【請求項8】 上記第2進行路推定手段により推定され
    る第2進行路は、自車と先行車を所定幅を有するように
    結んだものである請求項1記載の自動車の走行制御装
    置。
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