JPH0720208A - 被測定素子のテスト方法及びテストシステム - Google Patents

被測定素子のテスト方法及びテストシステム

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JPH0720208A
JPH0720208A JP5164586A JP16458693A JPH0720208A JP H0720208 A JPH0720208 A JP H0720208A JP 5164586 A JP5164586 A JP 5164586A JP 16458693 A JP16458693 A JP 16458693A JP H0720208 A JPH0720208 A JP H0720208A
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JP
Japan
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test
defective
device under
tests
under test
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JP5164586A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Shinonaga
直之 篠永
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0720208A publication Critical patent/JPH0720208A/ja
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • G06F11/2273Test methods

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、効率良く被測定素子を試験する
ことを目的とする。 【構成】 第1テストから第Nテストまでの一連のテス
トのうちいずれかのテスト終了後にいずれかの被測定素
子が不良品と判定された場合には、その不良の被測定素
子のみを新たな被測定素子と交換した後、そのテストの
次のテストから一連のテストが再開される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被測定素子の試験を
行うテスト方法及びテストシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のテストシステムを図4に
示す。LSIテスタ1にハンドラ9が接続されている。
LSIテスタ1は、中央処理装置(以下、CPUとす
る)2と、4個の被測定素子(以下、デバイスとする)
4a、4b、4c及び4dの測定を行う測定部3と、記
憶部5とを備えている。記憶部5は、第1テストから第
Nテストまでの各テストの試験プログラムを格納するプ
ログラム格納部6と、デバイス4a、4b、4c及び4
dのテスト可否情報を格納するテスト可否情報格納部1
3a、13b、13c及び13dとを有している。測定
部3には、それぞれデバイス4a、4b、4c及び4d
に電気的に接触されるコンタクタ8a、8b、8c及び
8dが接続されている。
【0003】ハンドラ9は通信データバス12を介して
LSIテスタ1のCPU2に接続されており、搬送部1
4と、搬送部14の制御を行う制御装置11とを有して
いる。搬送部14は、試験開始に先立ってデバイス4
a、4b、4c及び4dを所定の待機位置からコンタク
タ8a、8b、8c及び8dまで搬送してそれぞれ対応
するコンタクタに電気的に接触させると共に試験終了後
にデバイス4a、4b、4c及び4dをコンタクタ8
a、8b、8c及び8dから切り離すものである。
【0004】試験開始に際して、ハンドラ9の搬送部1
4は制御装置11により起動され、デバイス4a、4
b、4c及び4dをそれぞれコンタクタ8a、8b、8
c及び8dに接触させる。その後、制御装置11からL
SIテスタ1のCPU2に試験開始指示データが伝送さ
れる。試験開始指示データを受けたCPU2は、テスト
可否情報格納部13a、13b、13c及び13dにそ
れぞれテスト可能データを格納すると共に記憶部5のプ
ログラム格納部6から第1テストのプログラムを読み出
し、そのプログラムに従って測定部3を起動することに
より、図5のステップS1で4個のデバイス4a、4
b、4c及び4dについて第1テストを同時に行わせ
る。
【0005】第1テストが終了すると、その試験結果に
基づいてステップS2でデバイス4a、4b、4c及び
4dの良品/不良品を判断する。全てのデバイスが良品
と判断されると、続くステップS3でCPU2はプログ
ラム格納部6から第2テストのプログラムを読み出して
第2テストを行う。以下、同様にしてステップS4〜S
7に従って第Nテストまで実行する。
【0006】ステップS7で第Nテストが終了すると、
CPU2はハンドラ9に試験終了報告データを伝送し、
ハンドラ9の制御装置11は搬送部14を駆動してデバ
イス4a、4b、4c及び4dをコンタクタ8a、8
b、8c及び8dから排出させる。これにより、第1の
試験サイクルが完了する。
【0007】なお、第1テストの結果、ステップS2で
4個のデバイス4a、4b、4c及び4dのうち少なく
とも一つのデバイスが不良品と判断された場合には、さ
らにステップS8で全てのデバイスが不良品か否か判断
される。一部のデバイスのみが不良品であるときには、
ステップS9に進んで、不良品と判断されたデバイスに
対応するテスト可否情報格納部13a、13b、13c
あるいは13dにテスト中止データを格納した後、ステ
ップS3に進んで第2テストを実行する。
【0008】ただし、CPU2は各テストに先立ってテ
スト可否情報格納部13a、13b、13c及び13d
から各デバイスに対応するテスト可否情報を読み出し、
テスト可否情報としてテスト中止データが格納されてい
るデバイスに対してはテストを行わない。従って、第2
テストはテスト可否情報としてテスト中止データが格納
されたデバイスに対しては実行されない。一方、ステッ
プS8で全てのデバイスが不良品であると判断された場
合には、その後の第2テスト〜第Nテストを実行せずに
第1の試験サイクルを終了する。
【0009】同様にして、各テスト終了時に少なくとも
一つのデバイスが不良品と判断されると、全てのデバイ
スが不良品であるか否かの判断及びテスト可否情報の格
納が行われる。
【0010】第1の試験サイクルが終了すると、ハンド
ラ9の搬送部14は新たに未試験の4個のデバイスをコ
ンタクタ8a、8b、8c及び8dに接触させ、制御装
置11からLSIテスタ1のCPU2に試験開始指示デ
ータが伝送されて第2の試験サイクルが開始される。こ
のようにして、第P試験サイクルまで繰り返し第1テス
ト〜第Nテストが実行される。
【0011】ここで、具体的な動作例を図6のタイミン
グチャートにより説明する。まず、コンタクタ8a、8
b、8c及び8dにそれぞれデバイス4a、4b、4c
及び4dが電気的に接触され、これら4個のデバイスに
対して第1試験サイクルが第1テストから順次実行され
る。そして、コンタクタ8bに接触されているデバイス
4bが第3テストの結果、不良品であると判定される
と、このデバイス4bに対する第4テスト以降の各テス
トが中止され、第1試験サイクルが終了するまでデバイ
ス4bはコンタクタ8bで待機し続ける。同様に、コン
タクタ8dに接触されているデバイス4dは第4テスト
の結果、不良品であると判定され、このデバイス4dに
対する第5テスト以降の各テストが中止されて第1試験
サイクルが終了するまでデバイス4dはコンタクタ8d
で待機し続ける。残るデバイス4a及び4cについて
は、全てのテストで良品と判定され、最後の第Nテスト
まで試験が実行される。
【0012】このようにして第1試験サイクルが終了す
ると、デバイス4a、4b、4c及び4dが各コンタク
タから排出され、代わりに未試験の4個のデバイス4
e、4f、4g及び4hがそれぞれコンタクタ8a、8
b、8c及び8dに接触されて第2試験サイクルが開始
される。図6の例では、デバイス4eが第4テストの結
果、不良品であると判定され、第5テスト以降の各テス
トが中止されて第2試験サイクルが終了するまでコンタ
クタ8aで待機し続けている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
デバイスは多機能化、大容量化が著しく、これに伴いテ
スト項目数及び一テスト項目に対するテスト時間が増大
するため、全体の試験時間が非常に長大となる。上述し
たように、従来のテストシステムでは、試験途中でデバ
イスが不良品と判定された場合には、そのときの試験サ
イクルが終了するまでその不良デバイスがコンタクタで
待機するため、テストシステムの処理能力が低下し、試
験コストの増大を招くという問題点があった。
【0014】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、テストシステムの処理能力を向上
させることができる被測定素子のテスト方法を提供する
ことを目的とする。さらに、この発明は処理能力を向上
させ得るテストシステムを提供することも目的としてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る被測定素
子のテスト方法は、各被測定素子に対して第1テストか
ら第Nテストまでの一連のテストを順次実行する方法で
あって、複数の被測定素子に対して同時に第1テストか
ら順次試験を行い、各テスト終了後に各被測定素子の良
品/不良品を判定し、一連のテストのうちいずれかのテ
スト終了後にいずれかの被測定素子が不良品と判定され
た場合にその被測定素子のみを新たな被測定素子と交換
し、不良品が発生したテストの次のテストから一連のテ
ストを再開する方法である。
【0016】この発明に係る他のテスト方法は、各被測
定素子に対して第1テストから第Nテストまでの一連の
テストを順次実行する方法であって、複数の被測定素子
に対して同時に第1テストから順次試験を行い、各テス
ト終了後に各被測定素子の良品/不良品を判定し、一連
のテストのうちいずれかのテスト終了後にいずれかの被
測定素子が不良品と判定された場合にその被測定素子の
みを新たな被測定素子と交換し、新たな被測定素子を含
む複数の被測定素子についてオープンショートテストを
行い、不良品が発生したテストの次のテストから一連の
テストを再開する方法である。
【0017】また、この発明に係るテストシステムは、
複数の被測定素子に電気的に接触される複数のコンタク
タと、前記複数のコンタクタを介して複数の被測定素子
を同時に試験すると共に被測定素子の良品/不良品を判
定するための測定部と、第1テストから第Nテストまで
の一連のテストのプログラムを格納するプログラム格納
部と、それぞれ前記複数のコンタクタに対応して設けら
れると共に対応するコンタクタに接触された被測定素子
が不良品と判定されたテスト項目を記憶する複数の不良
テスト項目格納部と、各被測定素子毎に独立して被測定
素子を搬送すると共に対応するコンタクタに接触させる
ためのハンドラと、前記プログラム格納部に格納されて
いるプログラムに基づいて前記測定部に前記複数のコン
タクタに接触された複数の被測定素子について同時に一
連のテストを順次実行させると共に一連のテストのうち
いずれかのテスト終了後に前記測定部によりいずれかの
被測定素子が不良品と判定された場合にこの被測定素子
に対応する不良テスト項目格納部に不良となったテスト
項目を格納し且つ前記ハンドラにその被測定素子のみを
新たな被測定素子と交換させた後、前記測定部によりそ
のテストの次のテストから一連のテストを再開させる中
央処理装置とを備えたものである。
【0018】
【作用】この発明に係るテスト方法においては、一連の
テストのうちいずれかのテスト終了後にいずれかの被測
定素子が不良品と判定された場合には、その不良の被測
定素子のみを新たな被測定素子と交換した後、そのテス
トの次のテストから一連のテストが再開される。
【0019】また、他のテスト方法においては、さら
に、不良の被測定素子を新たな被測定素子と交換し、そ
の後新たな被測定素子を含む複数の被測定素子について
まずオープンショートテストを行った後、不良品が発生
したテストの次のテストから一連のテストが再開され
る。
【0020】また、この発明に係るテストシステムにお
いては、いずれかのテスト終了後に測定部によりいずれ
かの被測定素子が不良品と判定された場合に、中央処理
装置が、この被測定素子に対応する不良テスト項目格納
部に不良となったテスト項目を格納すると共にハンドラ
に不良の被測定素子のみを新たな被測定素子と交換させ
た後、測定部によりそのテストの次のテストから一連の
テストを再開させる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1はこの発明の一実施例に係るテストシ
ステムを示すブロック図である。LSIテスタ10にハ
ンドラ90が接続されている。LSIテスタ10は、C
PU20と、4個のデバイス4a、4b、4c及び4d
の測定を同時に行う測定部30と、記憶部50とを備え
ている。測定部30には、それぞれデバイス4a、4
b、4c及び4dに電気的に接触されるコンタクタ8
a、8b、8c及び8dが接続されている。記憶部50
は、第1テストから第Nテストまでの各テストの試験プ
ログラムを格納するプログラム格納部6と、コンタクタ
8a、8b、8c及び8dにそれぞれ接触されたデバイ
スの不良テスト項目情報を格納する不良テスト項目格納
部7a、7b、7c及び7dとを有している。
【0022】ハンドラ90は通信データバス12を介し
てLSIテスタ10のCPU20に接続されており、搬
送部24と、搬送部24の制御を行う制御装置21とを
有している。搬送部24は、試験開始に先立ってデバイ
ス4a、4b、4c及び4dを所定の待機位置からコン
タクタ8a、8b、8c及び8dまで搬送してそれぞれ
対応するコンタクタに電気的に接触させると共に試験終
了後にデバイス4a、4b、4c及び4dをコンタクタ
8a、8b、8c及び8dから切り離すものであるが、
この一連の動作を各デバイス毎に独立して非同期で行う
ことができる。
【0023】次に、実施例の動作について図2のフロー
チャートを参照して説明する。予め、記憶部50のプロ
グラム格納部6に第1テスト〜第Nテストの各テストプ
ログラム及び図2に示される一連の動作を行うための試
験プログラムが格納されている。また、記憶部50の不
良テスト項目格納部7a、7b、7c及び7dにはそれ
ぞれ不良テスト項目情報として「第Nテスト」が格納さ
れている。
【0024】試験開始に際して、ハンドラ90の搬送部
24は制御装置21により起動され、デバイス4a、4
b、4c及び4dをそれぞれコンタクタ8a、8b、8
c及び8dに接触させる。その後、制御装置21からL
SIテスタ10のCPU20に試験開始指示データが伝
送される。試験開始指示データを受けたCPU20は、
記憶部50のプログラム格納部6から第1テストのプロ
グラムを読み出し、そのプログラムに従って測定部30
を起動することにより、図2のステップS11で4個の
デバイス4a、4b、4c及び4dについて第1テスト
を同時に実行する。
【0025】第1テストが終了すると、ステップS12
で、記憶部50の不良テスト項目格納部7a、7b、7
c及び7dに格納されている不良テスト項目情報が読み
出され、これらの中に終了テスト項目すなわちこの場合
には第1テストと一致するものがあるか否か判定され
る。ただし、上述したように、予め不良テスト項目格納
部7a、7b、7c及び7dにはそれぞれ「第Nテス
ト」が格納されているため、ここでは一致するものはな
い。
【0026】次に、試験結果に基づいてステップS13
でデバイス4a、4b、4c及び4dの良品/不良品が
判定される。全てのデバイスが良品と判定されると、続
くステップS14でCPU20はプログラム格納部6か
ら第2テストのプログラムを読み出して第2テストを行
う。以下、同様にしてステップS15〜S19に従って
第Nテストまで実行する。
【0027】なお、第1テストの結果、ステップS13
で4個のデバイス4a、4b、4c及び4dのうち少な
くとも一つのデバイスが不良品と判定された場合には、
CPU20は一旦テストの実行を中止し、ステップS2
0でその不良デバイスに対応する不良テスト項目格納部
にデータ「第1テスト」を格納する。さらに、ステップ
S21で、CPU20からハンドラ90の制御装置21
に試験終了報告データと不良品と判定されたデバイスが
接触されているコンタクタのデータとが伝送される。ス
テップS21で、制御装置21は、搬送部24を駆動し
てコンタクタに接触している不良デバイスを取り除いた
後、未だ試験されていない新たなデバイスを代わりにそ
のコンタクタに接触させる。その後、制御装置21から
CPU20へ試験開始指示データが伝送される。
【0028】試験開始指示データを受け取ったCPU2
0は、記憶部50のプログラム格納部6から次のテスト
である第2テストのプログラムを読み出し、ステップS
14で第2テストを実行する。このようにして、不良デ
ータが発生すると、その時点で不良データが新たな未試
験のデバイスに交換され、その次のテストから試験が再
開される。なお、新たにコンタクタに接触されたデバイ
スに対する一連のテストは、対応する不良テスト項目格
納部に格納されたデータに基づいて判断される。例え
ば、第3テストで不良デバイスが発生すると、対応する
不良テスト項目格納部にはデータ「第3テスト」が格納
され、このとき交換された新たなデバイスは、第4テス
トから実行されることとなり、その最終テストは対応す
る不良テスト項目格納部に格納されたデータで示される
第3テストとなる。
【0029】ステップS14における第2テストが終了
すると、続くステップS15で不良テスト項目格納部7
a、7b、7c及び7dに格納されている不良テスト項
目情報が読み出され、これらの中に第2テストと一致す
るものがあるか否か判定される。一致するデバイスがあ
れば、そのデバイスに対して所定の一連のテストが終了
したと判断され、ステップS22でそのデバイスをコン
タクタから取り除き、その代わりに未試験の新たなデバ
イスをコンタクタに接触させる。
【0030】このようにして、一連のテストが実行され
ていく。
【0031】ここで、具体的な動作例を図3のタイミン
グチャートにより説明する。まず、コンタクタ8a、8
b、8c及び8dにそれぞれデバイス4a、4b、4c
及び4dが電気的に接触され、これら4個のデバイスに
対して第1テストから順次試験される。なお、予め不良
テスト項目格納部7a、7b、7c及び7dにはそれぞ
れデータ「第Nテスト」が格納されている。
【0032】そして、コンタクタ8bに接触されている
デバイス4bが第3テストの結果、不良品であると判定
されると、記憶部50の不良テスト項目格納部7bにデ
ータ「第3テスト」が格納されると共にこの不良デバイ
ス4bがコンタクタ8bから取り除かれ、代わりに新た
なデバイス4eがコンタクタ8bに接触される。この状
態で、次の第4テストから試験が再開される。そして、
コンタクタ8dに接触されているデバイス4dが第4テ
ストの結果、不良品であると判定され、このデバイス4
dに対応する不良テスト項目格納部7dにデータ「第4
テスト」が格納されると共にこの不良デバイス4dの代
わりに新たなデバイス4fがコンタクタ8dに接触され
る。この状態で、次の第5テストから試験が再開され
る。
【0033】その後、4個のデバイス4a、4c、4e
及び4fが不良と判定されることなく第Nテストまで終
了すると、デバイス4a及び4cに対応する不良テスト
項目格納部7a及び7cには予めデータ「第Nテスト」
が格納されているので、これらのデバイス4a及び4c
に対する一連のテストが終了したと判断されてデバイス
4a及び4cがコンタクタ8a及び8cから取り除か
れ、代わりに新たなデバイス4g及び4hがコンタクタ
8a及び8cに接触される。コンタクタ8b及び8dに
接触されているデバイス4b及び4dは、まだ一連のテ
ストが終了していないので、そのままコンタクタ8b及
び8dに残り、テストが続けられる。
【0034】再び第1テストから試験が実行され、第3
テストが終了すると、不良テスト項目格納部7bにデー
タ「第3テスト」が格納されているので、コンタクタ8
bに接触されていたデバイス4eに対する一連のテスト
が終了したと判断されてこのデバイス4eがコンタクタ
8bから取り除かれ、新たなデバイス4iがコンタクタ
8bに接触される。同様に、次の第4テスト終了時にコ
ンタクタ8dに接触されていたデバイス4fが一連のテ
ストを終了して取り除かれ、新たなデバイス4kがコン
タクタ8dに接触される。
【0035】また、図3の例では、第4テストの結果、
コンタクタ8aに接触されているデバイス4gが不良品
であると判定され、このデバイス4gに対応する不良テ
スト項目格納部7dにデータ「第4テスト」が格納され
ると共にこの不良デバイス4gの代わりに新たなデバイ
ス4jがコンタクタ8aに接触される。この状態で、次
の第5テストから試験が再開される。
【0036】このように、デバイスが不良品と判定され
ると、すぐに新たなデバイスに交換されるので、不良デ
バイスがコンタクタを長時間占有することがなく、試験
の効率が向上する。
【0037】なお、第1テストから第Nテストまでの各
テストとしては、例えば出力電流テスト、出力電圧テス
ト、電源電圧リークテスト、入力リークテスト、ファン
クションテスト、オープンショートテスト等がある。こ
こで、オープンショートテストは、デバイス内部の保護
ダイオード特性、デバイスとコンタクタとの電気的接触
不良等を検査するテストであり、一般に不良発生率の高
いテストである。
【0038】そこで、一連のテストが終了したデバイス
あるいは不良デバイスに代わってコンタクタに新たなデ
バイスが接触された後に、まずオープンショートテスト
を全てのデバイスに対して優先的に実行するようにすれ
ば、テストの効率がさらに良くなり、処理能力が一層向
上する。
【0039】なお、上記の実施例では、4個のデバイス
を同時に測定したが、これに限るものではない。例え
ば、64個程度のデバイスの同時測定が可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る被
測定素子のテスト方法は、各被測定素子に対して第1テ
ストから第Nテストまでの一連のテストを順次実行する
方法であって、複数の被測定素子に対して同時に第1テ
ストから順次試験を行い、各テスト終了後に各被測定素
子の良品/不良品を判定し、一連のテストのうちいずれ
かのテスト終了後にいずれかの被測定素子が不良品と判
定された場合にその被測定素子のみを新たな被測定素子
と交換し、不良品が発生したテストの次のテストから一
連のテストを再開するので、不良の被測定素子が発生し
ても常に所定の複数の被測定素子に対してテストを実行
することができ、テスト処理能力が向上する。
【0041】この発明に係る他のテスト方法は、各被測
定素子に対して第1テストから第Nテストまでの一連の
テストを順次実行する方法であって、複数の被測定素子
に対して同時に第1テストから順次試験を行い、各テス
ト終了後に各被測定素子の良品/不良品を判定し、一連
のテストのうちいずれかのテスト終了後にいずれかの被
測定素子が不良品と判定された場合にその被測定素子の
みを新たな被測定素子と交換し、新たな被測定素子を含
む複数の被測定素子についてオープンショートテストを
行い、不良品が発生したテストの次のテストから一連の
テストを再開するので、不良発生率の高いオープンショ
ートテストを被測定素子の交換後に最初に実行すること
ができ、さらにテスト処理能力の向上が図られる。
【0042】また、この発明に係るテストシステムは、
複数の被測定素子に電気的に接触される複数のコンタク
タと、前記複数のコンタクタを介して複数の被測定素子
を同時に試験すると共に被測定素子の良品/不良品を判
定するための測定部と、第1テストから第Nテストまで
の一連のテストのプログラムを格納するプログラム格納
部と、それぞれ前記複数のコンタクタに対応して設けら
れると共に対応するコンタクタに接触された被測定素子
が不良品と判定されたテスト項目を記憶する複数の不良
テスト項目格納部と、各被測定素子毎に独立して被測定
素子を搬送すると共に対応するコンタクタに接触させる
ためのハンドラと、前記プログラム格納部に格納されて
いるプログラムに基づいて前記測定部に前記複数のコン
タクタに接触された複数の被測定素子について同時に一
連のテストを順次実行させると共に一連のテストのうち
いずれかのテスト終了後に前記測定部によりいずれかの
被測定素子が不良品と判定された場合にこの被測定素子
に対応する不良テスト項目格納部に不良となったテスト
項目を格納し且つ前記ハンドラにその被測定素子のみを
新たな被測定素子と交換させた後、前記測定部によりそ
のテストの次のテストから一連のテストを再開させる中
央処理装置とを備えているので、テストの処理能力の向
上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るテストシステムを示
すブロック図である。
【図2】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図3】実施例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図4】従来例に係るテストシステムを示すブロック図
である。
【図5】従来例の動作を示すフローチャートである。
【図6】従来例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
4a〜4d デバイス 7a〜7d 不良テスト項目格納部 8a〜8d コンタクタ 10 LSIテスタ 20 CPU 21 制御装置 24 搬送部 30 測定部 50 記憶部 90 ハンドラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各被測定素子に対して第1テストから第
    Nテストまでの一連のテストを順次実行する方法であっ
    て、 複数の被測定素子に対して同時に第1テストから順次試
    験を行い、 各テスト終了後に各被測定素子の良品/不良品を判定
    し、 一連のテストのうちいずれかのテスト終了後にいずれか
    の被測定素子が不良品と判定された場合にその被測定素
    子のみを新たな被測定素子と交換し、 不良品が発生したテストの次のテストから一連のテスト
    を再開することを特徴とする被測定素子のテスト方法。
  2. 【請求項2】 各被測定素子に対して第1テストから第
    Nテストまでの一連のテストを順次実行する方法であっ
    て、 複数の被測定素子に対して同時に第1テストから順次試
    験を行い、 各テスト終了後に各被測定素子の良品/不良品を判定
    し、 一連のテストのうちいずれかのテスト終了後にいずれか
    の被測定素子が不良品と判定された場合にその被測定素
    子のみを新たな被測定素子と交換し、 新たな被測定素子を含む複数の被測定素子についてオー
    プンショートテストを行い、 不良品が発生したテストの次のテストから一連のテスト
    を再開することを特徴とする被測定素子のテスト方法。
  3. 【請求項3】 複数の被測定素子に電気的に接触される
    複数のコンタクタと、 前記複数のコンタクタを介して複数の被測定素子を同時
    に試験すると共に被測定素子の良品/不良品を判定する
    ための測定部と、 第1テストから第Nテストまでの一連のテストのプログ
    ラムを格納するプログラム格納部と、 それぞれ前記複数のコンタクタに対応して設けられると
    共に対応するコンタクタに接触された被測定素子が不良
    品と判定されたテスト項目を記憶する複数の不良テスト
    項目格納部と、 各被測定素子毎に独立して被測定素子を搬送すると共に
    対応するコンタクタに接触させるためのハンドラと、 前記プログラム格納部に格納されているプログラムに基
    づいて前記測定部に前記複数のコンタクタに接触された
    複数の被測定素子について同時に一連のテストを順次実
    行させると共に一連のテストのうちいずれかのテスト終
    了後に前記測定部によりいずれかの被測定素子が不良品
    と判定された場合にこの被測定素子に対応する不良テス
    ト項目格納部に不良となったテスト項目を格納し且つ前
    記ハンドラにその被測定素子のみを新たな被測定素子と
    交換させた後、前記測定部によりそのテストの次のテス
    トから一連のテストを再開させる中央処理装置とを備え
    たことを特徴とするテストシステム。
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