JPH08220172A - 検査装置 - Google Patents

検査装置

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JPH08220172A
JPH08220172A JP2507895A JP2507895A JPH08220172A JP H08220172 A JPH08220172 A JP H08220172A JP 2507895 A JP2507895 A JP 2507895A JP 2507895 A JP2507895 A JP 2507895A JP H08220172 A JPH08220172 A JP H08220172A
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JP2507895A
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Nobuo Ueda
信雄 植田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】検査装置において、不良と判定したときに再検
査を無条件に行うのではなく、必要に応じて再検査を行
うようにし、生産効率の向上を図ること。 【構成】検査位置に電気製品などの被検査物3をセット
するとともに被検査物3の電極に対して信号供給用のコ
ンタクトピン11をコンタクトさせるテストハンドラ1
と、被検査物3の電気特性を検査するとともにこの検査
結果に基づいて良否を判定するテスタ2とを具備する検
査装置Aにおいて、テスタ2は、前記良否判定結果の否
の場合に前記検査結果に応じて再検査の要否を判定し、
この要否判定結果が要の場合に不良となった被検査物3
について前記コンタクト処理をし直させて再検査を行わ
せる一方、要否判定結果が否の場合に不良とされた被検
査物3を再検査せずに取り外して次の被検査物3の検査
に移らせるよう管理するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気製品の電気特性を
検査する検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の検査装置の一例を図5ないし図8
に示す。図5は、検査装置の概略構成を示すブロック
図、図6は、検査の流れを示すフローチャート、図7
は、テストハンドラの動作説明に用いるフローチャー
ト、図8は、テスタの動作説明に用いるフローチャート
である。
【0003】図例の検査装置Aは、例えばリモートコン
トローラ用受光ユニットなどの電気特性に関して項目別
に検査するもので、テストハンドラ1とテスタ2とを具
備している。
【0004】テストハンドラ1は、その近傍に用意され
る被検査物3を所定の検査位置にセットするとともに、
セットされた被検査物3の電極(図示、符号省略)とテ
スタ2に接続されるコンタクトピン11とをコンタクト
させる駆動ユニット12と、良品・不良品の数を積算す
るカウンタ13と、検査開始・検査停止の指定や検査の
自動処理の指定などを行うための操作ユニット14と、
図7のフローチャートに示す制御シーケンスを実行する
コントローラ15とを備えている。
【0005】テスタ2は、コンタクトピン11に対する
信号供給および被検査物3から出力される電気信号を受
ける測定ユニット21と、良品の数や検査項目別の不良
の数を積算するカウンタ22と、検査する項目の指定な
どを行うための操作ユニット23と、図8のフローチャ
ートに示す制御シーケンスを実行するコントローラ24
とを備えている。
【0006】このような検査装置Aの検査の流れを図6
に示して簡単に説明する。検査が開始されると、テス
トハンドラ1は被検査物3のセット、コンタクトの準備
を行う。この準備が完了すると、テストハンドラ1か
らテスタ2へテストスタート信号を出力する。テスタ2
がテストスタート信号を受け取ると、テスタ2は、初
期化(前回の良否判定結果や再検査中などの出力のキャ
ンセル)を行ってから、検査を実行する。この検査の
終了に伴い、テスタ2は、検査結果から複数の検査項
目ごとに良否判定を行うとともに、この良否判定結果
(良品信号または不良品信号)およびテストエンド信号
をテストハンドラ1へ出力する。テストハンドラ1が良
否結果およびテストエンド信号を受け取ると、テスト
ハンドラ1は次の被検査物3の検査の準備または不良と
された被検査物3の再検査の準備を行う。
【0007】このような検査に伴うテストハンドラ1お
よびテスタ2の各コントローラ15,24の動作を図7
および図8に示して説明する。
【0008】〔テストハンドラ〕まず、用意された被検
査物3を駆動ユニット12で所定の検査位置にセットす
る(ステップ41)とともに、セットされた被検査物3
の電極とコンタクトピン11とをコンタクトさせる処理
を実行する(ステップ42)。このコンタクト処理が終
わってから(ステップ43)、テストスタート信号を出
力する(ステップ44)。
【0009】この後、テスタ2から出力される検査結果
の良否判定結果の入力を待ち(ステップ45)、入力さ
れると、判定結果が「良品信号」か「不良品信号」かを
判定(ステップ46)する。良品信号の場合には、カウ
ンタ13において良品の数をカウントアップし(ステッ
プ47)、次の被検査物3の検査の準備に移らせるため
にステップ41に戻るが、不良品信号の場合には、現在
の検査が再検査中かどうかを判定する(ステップ4
8)。ここで、再検査中でない場合には、不良とされた
被検査物3の再検査の準備を行うために、ステップ42
に戻るが、再検査中の場合には、カウンタ13において
不良品の数をカウントアップし(ステップ49)、次の
被検査物3の検査の準備に移らせるためにステップ41
に戻る。
【0010】〔テスタ〕テストハンドラ1から出力され
るテストスタート信号の入力を待ち(ステップ51)、
入力されると、初期化(前回の良否判定結果や再検査中
などの出力のキャンセル)を行ってから(ステップ5
2)、測定ユニット21を介して検査を実行させる(ス
テップ53)。この検査が終了すると、項目別の検査結
果から良品または不良品を判定する(ステップ54)。
ここでの判定は、複数の項目のうち一つの項目でも不良
があると、不良品と判定するようになっている。この判
定結果に応じて、カウンタ22において対応する項目を
カウントアップする(ステップ55,56)とともに、
良品信号または不良品信号をテストハンドラ1へ出力し
てから(ステップ57,58)、テストエンド信号をテ
ストハンドラ1へ出力して(ステップ59)、終了す
る。
【0011】このように、従来では、テストハンドラ1
がテスタ2から受け取った検査結果が不良品である場
合、無条件にテスタ2に対して再検査を行うための指令
を与えている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、下記するような2つの問題が生ずる。
【0013】まず、第1の問題としては、テストハンド
ラ1が不良品信号を受け取った場合に無条件に再検査を
行うようにしているため、生産効率が悪くなることが指
摘される。というのは、検査結果が不良品となる状況と
して、被検査物3の電極とテストハンドラ1のコンタク
トピン11とのコンタクト不良が原因となる検査項目の
不良が発生する場合と、前記コンタクト不良とは関係の
ない検査項目の不良が発生する場合とがあり、後者の場
合については、再検査を行うこと自体、無駄であると言
える。したがって、再検査を無条件で行うようにしてい
る従来例では、生産効率が悪くなると言えるのである。
【0014】第2の問題としては、再検査を行うと、テ
スタ2が、同一の被検査物3に関する二回の検査結果に
基づいてカウンタ22における所要の項目をカウントア
ップするため、場合によってはダブルカウントされるこ
とがあり、カウンタの積算値の信頼性がなくなることが
指摘される。なぜなら、テスタ2は、初回の検査や再検
査といった状況に関係なく、とにかく検査を実行する
と、その検査結果に応じてカウンタ22の所要の項目を
カウントアップするようになっている。具体的に、例え
ば、ある被検査物3が初回の検査で不良品となって、こ
の不良とされた被検査物3を再検査する場合、既に初回
の検査でカウンタ22における不良対象の項目をカウン
トアップし、続く再検査でもその検査結果が良否いずれ
であっても、カウンタ22における所要の項目をカウン
トアップすることになる。このように、再検査を行う
と、同一の被検査物3についてダブルカウントすること
が起こりうるのである。つまり、再検査を行う被検査物
3の数が多くなれば多くなる程、テスタ2のカウンタ2
2による積算値の精度が低下すると言える。
【0015】したがって、本発明の目的は、検査装置に
おいて、不良と判定したときに再検査を無条件に行うの
ではなく、必要に応じて再検査を行うようにし、生産効
率の向上を図ることである。
【0016】また、本発明の目的は、カウンタの積算動
作を適正に管理し、カウンタの積算値の精度を向上でき
るようにすることである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の検査装置
は、検査位置に電気製品などの被検査物をセットすると
ともに被検査物の電極に対して信号供給用の電極をコン
タクトさせるテストハンドラと、被検査物の電気特性を
検査するとともにこの検査結果に基づいて良否を判定す
るテスタとを具備するもので、前記テスタは、前記良否
判定結果の否の場合に前記検査結果に応じて再検査の要
否を判定し、この要否判定結果が要の場合に不良となっ
た被検査物について前記コンタクト処理をし直させて再
検査を行わせる一方、要否判定結果が否の場合に不良と
された被検査物を再検査せずに取り外して次の被検査物
の検査に移らせるよう管理するものである。
【0018】なお、前述のテスタは、検査結果に基づい
て良品および不良品の数を積算するカウンタを備え、か
つ、初回の検査により不良とされた被検査物を再検査す
る場合、初回の検査の結果で前記カウンタの積算動作を
行わせずに、再検査の結果で前記カウンタの積算動作を
行わせるよう管理するものである。
【0019】本発明の第2の検査装置は、検査位置に電
気製品などの被検査物をセットするとともに被検査物の
電極に対して信号供給用の電極をコンタクトさせるテス
トハンドラと、被検査物の電気特性を複数の検査項目別
に検査するとともに検査項目別の検査結果に基づいてそ
れぞれ良否を判定するテスタとを具備するもので、前記
テスタが、前記良否判定結果に基づいて所要の検査項目
での否の有無を判定し、有の場合に不良とされた被検査
物についてのコンタクト処理をし直させて再検査を行わ
せる一方、無の場合に不良とされた被検査物を再検査せ
ずに取り外して次の被検査物の検査に移らせるよう管理
するものである。
【0020】なお、前述のテスタは、検査結果に基づい
て良品の数および検査項目別に不良の数を積算するカウ
ンタを備え、かつ、初回の検査により不良とされた被検
査物を再検査する場合、初回の検査の結果で前記カウン
タの積算動作を行わせずに、再検査の結果で前記カウン
タの積算動作を行わせるよう管理するものである。
【0021】また、前述の第1、第2の検査装置におい
て、前記テストハンドラは、複数の被検査物を有するロ
ットの中から検査対象の被検査物を個別に取り出すもの
であり、前記テスタは、ロット全体の検査が終了したと
きに、前記カウンタの積算値に基づいてロット全体を不
良とするか否かを判定するものである。
【0022】
【作用】第1の検査装置では、要するに、従来のように
不良となった被検査物の再検査を無条件に行わせずに、
再検査を必要に応じて行わせるようにしているから、無
駄を省ける。この第1の検査装置において、カウンタを
設けて、初回の検査により不良とされた被検査物を再検
査する場合、初回の検査の結果で前記カウンタの積算動
作を行わせずに、再検査の結果で前記カウンタの積算動
作を行わせるよう管理する構成とすれば、同一の被検査
物でダブルカウントする間違いをなくせるようになる。
【0023】第2の検査装置では、第1の検査装置にお
いて再検査の要否の判定を行うために、検査としても複
数の検査項目を用意し、再検査が必要となる項目を特定
し、その項目での不良の有無を判定するようにしてい
る。これにより、再検査を行う意味を明確にしている。
【0024】そして、第1、第2の検査装置において、
検査対象となる被検査物をロット単位で行うようにし、
ロット単位での不良を判定するようにしている。そのた
め、不良発生の原因がロット単位の製造工程に存在する
かどうかを推測できるようになり、不良発生を低下させ
るための対策がしやすくなる。
【0025】このように、本発明によれば、従来のよう
に無条件に再検査を行うといった検査の無駄を省くこと
ができるので、生産効率の向上に貢献できるようにな
る。
【0026】また、本発明では、カウンタの積算動作を
適正に管理することができるので、カウンタの積算値の
精度向上に貢献できるようになる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の詳細を図1ないし図4に示す
実施例に基づいて説明する。図1ないし図3は本発明の
一実施例にかかり、図1は、検査装置の概略構成を示す
ブロック図、図2は、検査の流れを示すフローチャー
ト、図3は、テストハンドラの動作説明に用いるフロー
チャート、図4は、テスタの動作説明に用いるフローチ
ャートである。
【0028】図例の検査装置Aは、例えばリモートコン
トローラ用受光ユニットなどの電気特性に関して項目別
に検査するもので、テストハンドラ1とテスタ2とを具
備している。なお、検査対象は、前述したものに限定さ
れない。
【0029】ここでの実施例において、テストハンドラ
1およびテスタ2の基本構成は従来例と同じであり、従
来例と異なる点は、主としてテストハンドラ1およびテ
スタ2の各コントローラ15,24の制御シーケンスの
内容である。本実施例での制御シーケンスは、不良とな
った被検査物の再検査を必要に応じて行わせるようにな
っているとともに、良品、不良品を積算するカウンタの
積算動作を適正に管理するようになっている。
【0030】テストハンドラ1は、その近傍に用意され
る被検査物3を所定の検査位置にセットするとともに、
セットされた被検査物3の電極(図示、符号省略)とテ
スタ2に接続されるコンタクトピン11とをコンタクト
させる駆動ユニット12と、良品・不良品の数を積算す
るカウンタ13と、検査開始・検査停止の指定や検査の
自動処理の指定などを行うための操作ユニット14と、
図3のフローチャートに示す制御シーケンスを実行する
コントローラ15とを備えている。
【0031】テスタ2は、コンタクトピン11に対する
信号供給および被検査物3から出力される電気信号を受
ける測定ユニット21と、良品の数や検査項目別の不良
の数を積算するカウンタ22と、検査する項目の指定な
どを行うための操作ユニット23と、図4のフローチャ
ートに示す制御シーケンスを実行するコントローラ24
とを備えている。
【0032】このような検査装置Aの検査の流れを図2
に示して簡単に説明する。検査が開始されると、テス
トハンドラ1は被検査物3のセット、コンタクトの準備
を行う。この準備が完了すると、テストハンドラ1か
らテスタ2へテストスタート信号を出力する。テスタ2
がテストスタート信号を受け取ると、テスタ2は、初
期化(前回の良否判定結果や再検査中などの出力のキャ
ンセル)を行ってから、検査を実行する。この検査の
終了に伴い、テスタ2は、検査結果から複数の検査項
目ごとに良否判定を行うとともに、この検査項目ごと
の良否の有無に基づいて再検査の要否を判定し、前記
良否判定結果(良品信号または不良品信号)と再検査要
否判定結果(再検査要求信号)とテストエンド信号をテ
ストハンドラ1へ出力する。テストハンドラ1が良否結
果、再検査要求結果およびテストエンド信号を受け取る
と、テストハンドラ1は、次の被検査物3の検査の準
備または不良とされた被検査物3の再検査の準備を行
う。
【0033】このような検査に伴うテストハンドラ1お
よびテスタ2の各コントローラ15,24の動作を図3
および図4に示して説明する。
【0034】〔テストハンドラ〕まず、用意された被検
査物3を駆動ユニット12で所定の検査位置にセットす
る(ステップ1)とともに、セットされた被検査物3の
電極とコンタクトピン11とをコンタクトさせる処理を
実行する(ステップ2)。このコンタクト処理が終わっ
てから(ステップ3)、テストスタート信号を出力する
(ステップ4)。
【0035】この後、テスタ2から出力される検査結果
の良否判定結果の入力を待ち(ステップ5)、入力され
ると、再検査中信号をキャンセルしてから(ステップ
6)、入力された判定結果が「良品信号」か「不良品信
号」かを判定(ステップ7)する。良品信号の場合に
は、カウンタ13において良品の数をカウントアップし
(ステップ8)、次の被検査物3の検査の準備に移らせ
るためにステップ1に戻るが、不良品信号の場合には、
テスタ2から再検査が要求されているか否かを判定する
(ステップ9)。ここで、再検査が要求されている場合
には、再検査中信号をテスタ2へ出力してから(ステッ
プ10)、不良とされた被検査物3の再検査の準備を行
うために、ステップ2に戻るが、再検査が要求されてい
ない場合には、カウンタ13において不良品の数をカウ
ントアップし(ステップ11)、次の被検査物3の検査
の準備に移らせるためにステップ1に戻る。
【0036】〔テスタ〕テストハンドラ1から出力され
るテストスタート信号の入力を待ち(ステップ21)、
入力されると、初期化(前回の良否判定結果や再検査要
求などの出力のキャンセル)を行ってから(ステップ2
2)、測定ユニット21を介して検査を実行させる(ス
テップ23)。この検査が終了すると、項目別の検査結
果から良品または不良品を判定する(ステップ24)。
ここでの判定は、複数の項目のうち一つの項目でも不良
があると、不良品と判定するようになっている。ここ
で、良品信号の場合には、カウンタ22において良品の
数をカウントアップするとともに(ステップ25)、良
品信号をテストハンドラ1へ出力してから(ステップ2
6)、テストエンド信号をテストハンドラ1へ出力して
(ステップ27)、終了する。一方、不良品信号の場合
には、下記するステップ28〜32の処理を行う。
【0037】つまり、ステップ28では、前述のステッ
プ24の判定に用いた項目別の検査結果に基づいて、被
検査物3の電極とテストハンドラ1のコンタクトピン1
1とのコンタクト不良が原因となる検査項目の不良の有
無を判定する。ここで、無の場合には、再検査は不要で
あるので、カウンタ22において不良に関する項目をカ
ウントアップする(ステップ29)とともに、不良品信
号をテストハンドラ1へ出力してから(ステップ3
0)、ステップ27へ移る。一方、有の場合には、再検
査が必要であるので、現在の検査が初回であるか再検査
であるかを判定する(ステップ31)。ここで、初回の
検査である場合には、不良とされた被検査物3のコンタ
クト処理をし直して再検査を行うために、不良品信号お
よび再検査要求信号をテストハンドラ1へ出力してから
(ステップ32)、ステップ27へ移るが、再検査であ
る場合には、ステップ29へ移る。
【0038】このように、この実施例では、テスタ2が
検査結果に応じて、テストハンドラ1で再検査を行わせ
るか否かの指令を与えており、従来のように不良品の場
合に無条件に再検査を行わせるようにはしていない。つ
まり、この実施例では、特に被検査物3の電極とテスト
ハンドラ1のコンタクトピン11とのコンタクト不良が
原因となる検査項目の不良が有るときのみ、不良とされ
た被検査物3についてのコンタクト処理をし直して再検
査を行うようにするが、コンタクト不良が原因とならな
い検査項目で不良が有っても、再検査せずに不良品とし
て次の被検査物3の検査に移るようにしている。したが
って、従来のような検査の無駄を省くことができるの
で、生産効率の向上に貢献できるようになる。
【0039】また、この実施例では、初回の検査で不良
となりかつ再検査が必要とされたときには、初回の検査
で不良となった項目についてカウンタ22でカウントア
ップさせないようにし、再検査で不良となった項目につ
いてカウンタ22でカウントアップさせるようにしてい
るから、従来のように同一の被検査物3について良品、
不良品の数をダブルカウントすることがなくなり、カウ
ンタ22の積算値の精度が向上することになる。
【0040】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、種々な応用や変形が考えられる。例え
ば、被検査物3をロット単位で検査する場合において、
このロット全体の検査終了時に、テスタ2のコントロー
ラ24で、テスタ2のカウンタ22による不良項目の積
算値に基づいて、ロット全体での不良統計をとることに
より、ロット全体の良否を判定するようにしてもよい。
このようにロット全体の良否を判定すれば、不良発生の
原因がロット単位の製造工程に存在するかどうかを推測
できるようになり、不良発生を低下させるための対策が
しやすくなる。
【0041】
【発明の効果】本発明では、初回の検査で不良となった
ときに従来のように無条件に再検査を行うといった検査
の無駄を省くことができるので、生産効率の向上に貢献
できるようになる。
【0042】また、本発明では、良品、不良品の数など
を積算するカウンタの積算動作を適正に管理することが
できるので、カウンタの積算値の精度向上に貢献できる
ようになる。
【0043】さらに、本発明では、検査対象となる被検
査物をロット単位で行う場合に、ロット全体の検査が終
了したときに、ロット単位での不良を判定することがで
きるから、不良発生の原因がロット単位の製造工程に存
在するかどうかを推測できるようになり、不良発生を低
下させるための対策がしやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の検査装置の概略構成を示す
ブロック図。
【図2】検査の流れを示すフローチャート。
【図3】同装置のテストハンドラの動作説明に用いるフ
ローチャート。
【図4】同装置のテスタの動作説明に用いるフローチャ
ート。
【図5】従来の検査装置の概略構成を示すブロック図。
【図6】検査の流れを示すフローチャート。
【図7】同装置のテストハンドラの動作説明に用いるフ
ローチャート。
【図8】同装置のテスタの動作説明に用いるフローチャ
ート。
【符号の説明】
A 検査装置 1 テストハンドラ 11 コンタクトピン 12 駆動ユニット 13 カウンタ 15 コントローラ 2 テスタ 21 測定ユニット 22 カウンタ 24 コントローラ 3 被検査物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査位置に電気製品などの被検査物をセ
    ットするとともに被検査物の電極に対して信号供給用の
    電極をコンタクトさせるテストハンドラと、被検査物の
    電気特性を検査するとともにこの検査結果に基づいて良
    否を判定するテスタとを具備する検査装置であって、 前記テスタは、前記良否判定結果の否の場合に前記検査
    結果に応じて再検査の要否を判定し、この要否判定結果
    が要の場合に不良となった被検査物について前記コンタ
    クト処理をし直させて再検査を行わせる一方、要否判定
    結果が否の場合に不良とされた被検査物を再検査せずに
    取り外して次の被検査物の検査に移らせるよう管理する
    ものである、ことを特徴とする検査装置。
  2. 【請求項2】 前記テスタは、検査結果に基づいて良品
    および不良品の数を積算するカウンタを備え、かつ、初
    回の検査により不良とされた被検査物を再検査する場
    合、初回の検査の結果で前記カウンタの積算動作を行わ
    せずに、再検査の結果で前記カウンタの積算動作を行わ
    せるよう管理するものである、ことを特徴とする請求項
    1の検査装置。
  3. 【請求項3】 検査位置に電気製品などの被検査物をセ
    ットするとともに被検査物の電極に対して信号供給用の
    電極をコンタクトさせるテストハンドラと、被検査物の
    電気特性を複数の検査項目別に検査するとともに検査項
    目別の検査結果に基づいてそれぞれ良否を判定するテス
    タとを具備する検査装置であって、 前記テスタが、前記良否判定結果に基づいて所要の検査
    項目での否の有無を判定し、有の場合に不良とされた被
    検査物についてのコンタクト処理をし直させて再検査を
    行わせる一方、無の場合に不良とされた被検査物を再検
    査せずに取り外して次の被検査物の検査に移らせるよう
    管理するものである、ことを特徴とする検査装置。
  4. 【請求項4】 前記テスタは、検査結果に基づいて良品
    の数および検査項目別に不良の数を積算するカウンタを
    備え、かつ、初回の検査により不良とされた被検査物を
    再検査する場合、初回の検査の結果で前記カウンタの積
    算動作を行わせずに、再検査の結果で前記カウンタの積
    算動作を行わせるよう管理するものである、ことを特徴
    とする請求項3の検査装置。
  5. 【請求項5】 前記テストハンドラは、複数の被検査物
    を有するロットの中から検査対象の被検査物を個別に取
    り出すものであり、前記テスタは、ロット全体の検査が
    終了したときに、前記カウンタの積算値に基づいてロッ
    ト全体を不良とするか否かを判定するものである、こと
    を特徴とする請求項1ないし4のうちのいずれかの検査
    装置。
JP2507895A 1995-02-14 1995-02-14 検査装置 Pending JPH08220172A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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