JPH07200334A - 二重化同期運転方式 - Google Patents

二重化同期運転方式

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JPH07200334A
JPH07200334A JP5350408A JP35040893A JPH07200334A JP H07200334 A JPH07200334 A JP H07200334A JP 5350408 A JP5350408 A JP 5350408A JP 35040893 A JP35040893 A JP 35040893A JP H07200334 A JPH07200334 A JP H07200334A
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JP
Japan
Prior art keywords
active system
fault
detection circuit
fault detection
designated
Prior art date
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Pending
Application number
JP5350408A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumiko Yokoyama
由美子 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5350408A priority Critical patent/JPH07200334A/ja
Publication of JPH07200334A publication Critical patent/JPH07200334A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のプロセッサ系が同期運転を行う二重化
された系で、ハードウエア障害が発生したときにいった
んサービスを中断してからスタンバイ系を起動するよう
なことをなくする。サービス中断の時間を短くする。 【構成】 ハードウエアの障害を検出する障害検出回路
を設け、この検出出力によりアクティブ系として運転中
のプロセッサ系に割り込みをかけ、アクティブ系表示を
強制的に消滅させる。 【効果】 従来いったん停止し操作の介助により再起動
を必要とした障害にたいしても自律的なアクティブ系の
移行が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中規模以上のコンピュ
ータ装置に利用する。本発明は、コンピュータ装置の信
頼性を確保するために複数のプロセッサを同期させて並
列運転する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から同等な2台のプロセッサ系が同
一の命令および同一のデータ入力により相互に同期して
運転され、その2台のプロセッサ系のうち一方がアクテ
ィブ系に指定され他方がスタンバイ系に指定されて運転
され、アクティブ系に障害が発生するとスタンバイ系を
あらたにアクティブ系として、その運転を継続する技術
が知られている。
【0003】従来方式では、アクティブ系で障害が発生
すると、そのアクティブ系は自装置のアクティブ系表示
を落として停止し、それまでスタンバイ系であった装置
からのアクションを待つ。またそれまでスタンバイ系と
して動作していた装置は、自装置をアクティブ系に設定
して、それまでアクティブ系であった装置を切り離すよ
うに動作する。また、この場合にソフトウエアの暴走を
防ぐため、ハードウエアは両系ともアクティブ系の表示
を一定時間以上継続する場合、あるいは両系ともスタン
バイ系の表示を一定時間以上継続する場合には、いった
ん運転を停止させてハードウエアとして運転再開処理を
実行することになる。
【0004】従来技術の同期運転を行う方式は、特開平
3−25502号公報、特開平64−70847号公
報、特開昭63−299438号公報などに開示がある
が、これらの技術は装置の一部を切り離す場合にも、一
つのプロセッサ(CPU)が上位装置としてその切り離
しを制御する構成であって本発明のように別の障害検出
回路からの検出出力により割り込み処理を行うものとは
相違する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術は、ア
クティブ系のプロセッサ(CPU)や主記憶装置(M
M)にハードウエア障害が発生すると、そのソフトウエ
アが正常に動作できなくなり、アクティブ系であること
の表示を落とすことができなくなり、切換えがスムーズ
に実行できない欠点がある。すなわち、アクティブ系で
は障害が発生すると自律的にアクティブ系の表示を落と
すことが原則であり、アクティブ系の表示が消滅しない
かぎりスタンバイ系はアクティブ系への切換えができな
い。このときには、操作にしたがって同期運転を停止し
て再開起動処理を実行することになり、その間はサービ
スを停止することになっていた。
【0006】本発明はこのような背景に行われたもので
あって、アクティブ系のハードウエア障害が原因でアク
ティブ系の表示を落とすことができなくなっている場合
にも、運転をいったん停止することなく短い時間の処理
によりスタンバイ系をあらたにアクティブ系として動作
させることができる方式を提供することを目的とする。
本発明は障害発生時のサービス停止期間を短縮すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の方式では、従来
のソフトウエアでの障害監視とは別に、ハードウエアの
障害監視回路を設け、この障害監視回路がハードウエア
障害を検出したときには、自装置のアクティブ系のプロ
セッサに割込み制御をかけて、アクティブ系表示を落と
すように制御される。
【0008】すなわち本発明は、実質的に同等な2台の
プロセッサ系が同一の命令および同一のデータ入力によ
り相互に同期して運転され、その2台のプロセッサ系の
うち一方がアクティブ系に指定され他方がスタンバイ系
に指定された二重化同期運転方式であって、前記2台の
プロセッサ系にそれぞれ、自装置の運転を正常に継続す
ることができない程度のハードウエア障害を検出する障
害検出回路が設けられている。そして、各プロセッサ系
にはそれぞれ、自装置がアクティブ系に指定されている
状態にあるとき自装置の障害検出回路の検出出力により
割込み処理を実行して同期状態をはずすとともにアクテ
ィブ系の表示を停止する制御手段と、自装置がスタンバ
イ系に指定されている状態にあるとき相手装置の障害検
出回路の検出出力によりアクティブ系の表示を起動する
とともにシングルモードで運転を継続させる制御手段と
を備えたことを特徴とする。
【0009】前記2台のプロセッサ系にそれぞれ、自装
置または相手装置の障害検出回路の検出出力により、障
害要因の切分け処理、障害情報の蓄積処理、および周辺
装置の停止処理を実行させる制御手段を備えることが望
ましい。
【0010】前記障害検出回路は、出力バスインタフェ
ースで出力信号の異常を検出する手段によることができ
る。
【0011】
【作用】この構成により、従来はハードウエア障害とし
て自律的にアクティブ系の表示を落とすことができず
に、操作の介助にしたがっていったん運転を停止させる
ことが必要であった場合にも、自律的にアクティブ系の
表示を消滅させて、スタンバイ系をあらたにアクティブ
系として起動させることができる。本発明により、障害
発生時のサービス停止時間を短くすることができる。
【0012】
【実施例】図面を用いて説明する。図1は本発明実施例
装置のブロック構成図である。図2はその動作を説明す
るフローチャートである。
【0013】図1は、プロセッサ装置1が周辺装置2を
バスインタフェース3を介して制御する例を示す。この
例では、プロセッサ装置1およびバスインタフェース3
が二重化され同期運転されて、一つの周辺装置2を制御
する構成になっている。すなわち、実質的に同等な2台
のプロセッサ系11が同一の命令および同一のデータ入
力により相互に同期して運転され、その2台のプロセッ
サ系のうち一方がアクティブ系(A系)に指定され他方
がスタンバイ系(S系)に指定されている。プロセッサ
装置1には、それぞれ記憶装置12、レジスタファイル
13、および再開制御装置14を備える。
【0014】ここで本発明の特徴とするところは、前記
2台のプロセッサ系11にそれぞれ、自装置の運転を正
常に継続することができない程度のハードウエア障害を
検出する障害検出回路として、バスインタフェース3の
内部にそのデータ異常を監視する装置が接続されている
ところにある。そして、各プロセッサ系11は、自装置
がアクティブ系に指定されている状態にあるとき自装置
の障害検出回路の検出出力により割込み処理を実行して
同期状態をはずすとともにアクティブ系の表示を停止す
る制御手段と、自装置がスタンバイ系に指定されている
状態にあるとき相手装置の障害検出回路の検出出力によ
りアクティブ系の表示を起動するとともにシングルモー
ドで運転を継続させる制御手段とを備えている。
【0015】このアクティブ系およびスタンバイ系が正
常運転を行っているときには、二つのプロセッサ系11
は同期し、同一命令を実行し、自系の記憶装置12にデ
ータを書込んでいるが、両系の記憶装置12のデータ内
容は一致している。また、両系のバスへのアクセス内容
は一致している。バスインタフェース3はそれぞれのバ
スに送出されるデータを監視している。各プロセッサ装
置1の状態は、それぞれレジスタファイル13に表示さ
れている。
【0016】このレジスタファイルには、自系で検出し
た障害を表すレジスタがあり、これには自系内で発生し
た障害を表すレジスタがあり、これには自系内で発生し
た障害を表すほか、他系で発生した障害、すなわちバス
を通して通知される相手系のクロック信号断、電源断、
アクセス中のパリティエラーなどを表す障害割り込みレ
ジスタがある。また、各系には相手系の障害レジスタの
値を表すメイト障害割り込みレジスタがある。このよう
にして、レジスタファイル13では自系の障害のととも
に相手系の障害を見ることができるようになっている。
【0017】ここで、障害検出回路はバスインタフェー
ス3に設けられ、記憶装置12のビットデータを監視し
そのパリティエラーを検出したとき、プロセッサ系11
の出力にパリティエラーを検出したとき、バスをハント
してから一定時間内にアクセスがないとき、それぞれハ
ードウエア障害として自己のプロセッサ系11に対して
割り込み処理を実行する。
【0018】この制御を図2にフローチャートで示す。
すなわち、バスインタフェース3に設けられた障害検出
回路が上記に例示する障害を検出したときには、割り込
み処理を実行して同期をはずすとともにアクティブ系の
表示を消滅させる。その後にその障害要因の切分を行う
プログラムを起動して、関連する障害情報を収集してセ
ーブする。周辺装置を停止させて、ソフトウエアとして
もアクティブ系の表示を消滅する。一方、相手装置(は
じめスタンバイ系)では、アクティブ系装置の障害があ
ったことを割り込み制御により実行し、それにつづき障
害要因の切分けを行うプログラムを起動し、同様に障害
情報をセーブしてから配下の周辺装置をいったん停止さ
せ、相手装置に対しリセットをかける。次いで自装置を
アクティブ系として表示し、周辺装置を再度起動する。
その後はシングルモードで運転を続行する。
【0019】本発明の装置ではそれぞれのプロセッサ系
1に再開制御装置14を備える。これは、従来からいっ
たん運転を停止し操作の介助により起動しなければなら
ないような要因を検出したときには、自律的に再開制御
を実行させるための装置である。この再開制御装置14
を備えることにより、操作の介助により簡単に起動でき
るような一時的な障害が発生したときには、そのつど操
作の介助がなくとも自律的に再開制御を行うことができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば従
来は運転をいったん停止し操作の介助により起動するこ
とが必要であった障害に対しても、障害検出回路からの
検出出力により割り込み処理を実行して障害が発生した
アクティブ系の表示を落とすことができるから、実効的
に障害によりサービスが停止する期間を短縮することが
できる。
【0021】レジスタファイルに相手系の障害を取込む
構成とすることにより、障害要因の探索が容易になり、
発見できる障害要因が多くなる。
【0022】また、バスインタフェースに障害検出回路
を設けることにより、プロセッサ系についてはハードウ
エアの変更を要することがなく便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例装置の全体構成図。
【図2】アクティブ系で処理を継続できない程度の障害
が発生した時のハードウエアおよびソフトウエアの制御
フローチャート。
【符号の説明】
1 プロセッサ装置 2 周辺装置 3 バスインタフェース 11 プロセッサ系 12 記憶装置 13 レジスタファイル 14 再開制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に同等な2台のプロセッサ系が同
    一の命令および同一のデータ入力により相互に同期して
    運転され、その2台のプロセッサ系のうち一方がアクテ
    ィブ系に指定され他方がスタンバイ系に指定された二重
    化同期運転方式において、 前記2台のプロセッサ系にそれぞれ、自装置の運転を正
    常に継続することができない程度のハードウエア障害を
    検出する障害検出回路が接続され、前記2台のプロセッ
    サはそれぞれ、自装置がアクティブ系に指定されている
    状態にあるとき自装置の障害検出回路の検出出力により
    割込み処理を実行して同期状態をはずすとともにアクテ
    ィブ系の表示を停止する制御手段と、自装置がスタンバ
    イ系に指定されている状態にあるとき相手装置の障害検
    出回路の検出出力によりアクティブ系の表示を起動する
    とともにシングルモードで運転を継続させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする二重化同期運転方式。
  2. 【請求項2】 前記2台のプロセッサ系にそれぞれ、自
    装置または相手装置の障害検出回路の検出出力により、
    障害要因の切分け処理、障害情報の蓄積処理、および周
    辺装置の停止処理を実行させる制御手段を備えた請求項
    1記載の二重化同期運転方式。
  3. 【請求項3】 前記障害検出回路は、出力バスインタフ
    ェースの出力信号異常を検出する手段を含む請求項1記
    載の二重化同期運転方式。
JP5350408A 1993-12-29 1993-12-29 二重化同期運転方式 Pending JPH07200334A (ja)

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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