JPH0719971Y2 - 鞍乗型車両のフートレスト取付構造 - Google Patents
鞍乗型車両のフートレスト取付構造Info
- Publication number
- JPH0719971Y2 JPH0719971Y2 JP19490587U JP19490587U JPH0719971Y2 JP H0719971 Y2 JPH0719971 Y2 JP H0719971Y2 JP 19490587 U JP19490587 U JP 19490587U JP 19490587 U JP19490587 U JP 19490587U JP H0719971 Y2 JPH0719971 Y2 JP H0719971Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- footrest
- vehicle body
- mounting structure
- bracket
- type vehicles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、鞍乗型車両のフートレストの取付構造に関
する。
する。
オートバイのような鞍乗型シートを設けた車両では、車
体の下部左右に、側方に突出するフートレストを設け、
ライダーは鞍乗型シートに跨って着座し、左右のフート
レストの足置き部に足を置くようにしている。フートレ
ストは、車体の振動が足に伝わるのを少なくするため、
弾性ブッシュを介して、車体のブラケットに締着してい
る。例えば、実公昭56-40618号公報参照。ところが、車
両がジャンプするような場合には、足に力を入れて踏ん
張る必要があり、このような場合に、フートレストの弾
性ブッシュが撓み、フートレストがふらついて、不安定
になる。しかも、撓む方向が決ってないので、何れの方
向にもふらついて、足に十分な力が入らない不都合があ
る。
体の下部左右に、側方に突出するフートレストを設け、
ライダーは鞍乗型シートに跨って着座し、左右のフート
レストの足置き部に足を置くようにしている。フートレ
ストは、車体の振動が足に伝わるのを少なくするため、
弾性ブッシュを介して、車体のブラケットに締着してい
る。例えば、実公昭56-40618号公報参照。ところが、車
両がジャンプするような場合には、足に力を入れて踏ん
張る必要があり、このような場合に、フートレストの弾
性ブッシュが撓み、フートレストがふらついて、不安定
になる。しかも、撓む方向が決ってないので、何れの方
向にもふらついて、足に十分な力が入らない不都合があ
る。
この考案は、フートレストへの車体からの振動を減衰す
ると共に、足に力を入れて踏ん張った場合にもフートレ
ストのふらつきが少なく、安定性の高い鞍乗型車両のフ
ートレストの取付け構造を得ることを目的とする。
ると共に、足に力を入れて踏ん張った場合にもフートレ
ストのふらつきが少なく、安定性の高い鞍乗型車両のフ
ートレストの取付け構造を得ることを目的とする。
以下、本考案を図面に示す実施例によって説明する。
第１図、第２図に示すように、フートレスト１は、鋼板
をＵ字状に曲げて、各側片1aの内側間に補強片２を溶着
し、各側片1a及び補強片２の足置き部上面には、凹凸を
設けて滑り止めが施してある。フートレスト１の各側片
1aの各基部1bには、軸筒３を車体12に対して前後方向に
向けて（第４図参照）溶着すると共に、各基部1b基端部
は、互に接合してＵ字状の突起４を形成してある。上記
軸筒３には、筒状の弾性体５が圧入され、その内腔には
内筒６が固着してある。ブラケット７は、基板部８に凹
字形にプレス成形した取付け腕９が溶着され、該取付け
腕９の取付区域内の基板８には孔10が設けてある。フー
トレスト１は、基端部のＵ字状の突起４をブラケット７
の孔10に挿入し、内筒６に支軸11を通して、ブラケット
７の取付け腕９に締着して取付ける。孔10とＵ字状の突
起４の隙間は、車体12に対して上下方向には大きく、前
後方向には小さいように設定してある。第２図〜第４図
に示すように、ブラケット７は、車体12の下部左右に締
着する。ライダーは、車体12の上部に設けた鞍乗型シー
ト13に跨って着座し、左右の足を左右のフートレスト１
の足置き部上に乗せる。
をＵ字状に曲げて、各側片1aの内側間に補強片２を溶着
し、各側片1a及び補強片２の足置き部上面には、凹凸を
設けて滑り止めが施してある。フートレスト１の各側片
1aの各基部1bには、軸筒３を車体12に対して前後方向に
向けて（第４図参照）溶着すると共に、各基部1b基端部
は、互に接合してＵ字状の突起４を形成してある。上記
軸筒３には、筒状の弾性体５が圧入され、その内腔には
内筒６が固着してある。ブラケット７は、基板部８に凹
字形にプレス成形した取付け腕９が溶着され、該取付け
腕９の取付区域内の基板８には孔10が設けてある。フー
トレスト１は、基端部のＵ字状の突起４をブラケット７
の孔10に挿入し、内筒６に支軸11を通して、ブラケット
７の取付け腕９に締着して取付ける。孔10とＵ字状の突
起４の隙間は、車体12に対して上下方向には大きく、前
後方向には小さいように設定してある。第２図〜第４図
に示すように、ブラケット７は、車体12の下部左右に締
着する。ライダーは、車体12の上部に設けた鞍乗型シー
ト13に跨って着座し、左右の足を左右のフートレスト１
の足置き部上に乗せる。
運転中の車体12からブラケット７、取付け腕９を介して
フートレスト１の基部1bへ伝播する振動は、弾性体５で
減衰し、フートレスト１の足置き部に置いた足に伝わる
振動を少なくする。車両が凹凸路面をジャンプするよう
な場合は、ライダーは、左右のフートレスト１の足置き
部に立上って車両のバランスをコントロールするような
ことがある。このとき、フートレスト１には、体重が加
わり、弾性体５を撓ませて下方に沈む。ところが、フー
トレスト１の突起４がブラケット７の孔10の内壁に当接
して、それ以上は動くことがなく、動きを規制できて、
安定性が増す。特に、支軸11が前後方向に配置され、孔
10と突起４の前後方向の隙間も小さくしてあるので、フ
ートレスト１の前後方向の撓みは少なく、安定性がよ
い。
フートレスト１の基部1bへ伝播する振動は、弾性体５で
減衰し、フートレスト１の足置き部に置いた足に伝わる
振動を少なくする。車両が凹凸路面をジャンプするよう
な場合は、ライダーは、左右のフートレスト１の足置き
部に立上って車両のバランスをコントロールするような
ことがある。このとき、フートレスト１には、体重が加
わり、弾性体５を撓ませて下方に沈む。ところが、フー
トレスト１の突起４がブラケット７の孔10の内壁に当接
して、それ以上は動くことがなく、動きを規制できて、
安定性が増す。特に、支軸11が前後方向に配置され、孔
10と突起４の前後方向の隙間も小さくしてあるので、フ
ートレスト１の前後方向の撓みは少なく、安定性がよ
い。
以上説明したように、この考案は、フートレストの基部
に設けた軸筒に筒状の弾性体を挿入し、またフートレス
トの基端部に設けた突起とブラケットに設けた孔との隙
間を、車体に対して上下方向には大きく前後方向には小
さく設定したので、通常の走行時は、弾性体で車体から
の振動を減衰して、フートレストの足置き部に置いた足
に伝わる振動を軽減できる。そして、足に力を入れるよ
うな場合には、フートレストの動きを一定以内に規制で
きて、安定性が増す。特に前後方向の動きを小さくでき
て、安定性がよい。
に設けた軸筒に筒状の弾性体を挿入し、またフートレス
トの基端部に設けた突起とブラケットに設けた孔との隙
間を、車体に対して上下方向には大きく前後方向には小
さく設定したので、通常の走行時は、弾性体で車体から
の振動を減衰して、フートレストの足置き部に置いた足
に伝わる振動を軽減できる。そして、足に力を入れるよ
うな場合には、フートレストの動きを一定以内に規制で
きて、安定性が増す。特に前後方向の動きを小さくでき
て、安定性がよい。
図は本考案の一実施例を示し、第１図は要部を破断面に
した平面図、第２図は同正面図、第３図は全体平面図、
第４図は同側面図である。 １……フートレスト、３……軸筒、４……突起、５……
弾性体、６……内筒、７……ブラケット、10……孔、11
……支軸。
した平面図、第２図は同正面図、第３図は全体平面図、
第４図は同側面図である。 １……フートレスト、３……軸筒、４……突起、５……
弾性体、６……内筒、７……ブラケット、10……孔、11
……支軸。
Claims (1)
- 【請求項１】フートレストの基部に設けた車体に対する
前後方向の軸筒に筒状の弾性体を圧入し、該弾性体の内
腔に取付けた内筒に挿通した支軸によりフートレストを
ブラケットに締着し、フートレストの基端に形成した突
起を車体に取付けたブラケットに設けた孔に挿入し、孔
と突起の隙間を、車体に対して上下方向には大きく前後
方向には小さく設定したことを特徴とする鞍乗型車両の
フートレスト取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19490587U JPH0719971Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 鞍乗型車両のフートレスト取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19490587U JPH0719971Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 鞍乗型車両のフートレスト取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0198791U JPH0198791U (ja) | 1989-07-03 |
| JPH0719971Y2 true JPH0719971Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31485608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19490587U Expired - Lifetime JPH0719971Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 鞍乗型車両のフートレスト取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719971Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5469034B2 (ja) * | 2010-09-29 | 2014-04-09 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両用のフートレスト |
-
1987
- 1987-12-24 JP JP19490587U patent/JPH0719971Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0198791U (ja) | 1989-07-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3811266B2 (ja) | 自動二輪車におけるフロントフェンダー装置 | |
| JPH0719971Y2 (ja) | 鞍乗型車両のフートレスト取付構造 | |
| JP2020055336A (ja) | 鞍乗り型車両 | |
| US6874849B1 (en) | Saddles for pedal-operated machines | |
| JPH0740875A (ja) | スクータ型車両のフレームカバー構造 | |
| JP3947297B2 (ja) | 自動２輪車のシート取付構造 | |
| JPS62214007A (ja) | 小型車両の車輪懸架装置 | |
| JP2002362463A (ja) | 自動二輪車用車体フレーム | |
| JP2780198B2 (ja) | オートバイのフートレストなどの取付け装置 | |
| JP2000128051A (ja) | 自動二輪車のフートレスト防振構造 | |
| JPS6347594Y2 (ja) | ||
| JPH10167149A (ja) | 鞍乗型車両のフットレスト装置 | |
| EP0432106B1 (en) | Cycle saddle provided with a vibration damping arrangement | |
| JP4379883B2 (ja) | 鞍乗車両のステップ構造 | |
| JPH0742942Y2 (ja) | 一輪車 | |
| JP2694644B2 (ja) | スクーターのフレーム | |
| JPH09132187A (ja) | 自動二輪車の補助ステップ装置 | |
| JPS6246625Y2 (ja) | ||
| JPH0744549Y2 (ja) | 自動二輪車の同乗者用足載せ構造 | |
| JP7135475B2 (ja) | 鞍乗型車両のメータ取付構造 | |
| JPH0585456A (ja) | スクータ型車両の車体フレーム | |
| JP3010744B2 (ja) | 鞍乗型車両のフューエルタンクカバー取付構造 | |
| JP2800121B2 (ja) | 自動二輪車のシート取付構造 | |
| JPH01131677U (ja) | ||
| JP2516744B2 (ja) | スク―タ型自動二輪車 |