JP3010744B2 - 鞍乗型車両のフューエルタンクカバー取付構造 - Google Patents
鞍乗型車両のフューエルタンクカバー取付構造Info
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- JP3010744B2 JP3010744B2 JP2417109A JP41710990A JP3010744B2 JP 3010744 B2 JP3010744 B2 JP 3010744B2 JP 2417109 A JP2417109 A JP 2417109A JP 41710990 A JP41710990 A JP 41710990A JP 3010744 B2 JP3010744 B2 JP 3010744B2
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- Japan
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- fuel tank
- tank cover
- bracket
- seat
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鞍乗型車両のフューエ
ルタンクカバー取付構造に関する。
ルタンクカバー取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術とその課題】従来より、フューエルタンク
カバーを用いてフューエルタンクの少なくとも上部を覆
うようにした鞍乗型車両がある。
カバーを用いてフューエルタンクの少なくとも上部を覆
うようにした鞍乗型車両がある。
【０００３】しかしながら、上記鞍乗型車両において
は、一般的に上記フューエルタンクカバーを所定位置に
位置決め固定するのが容易でなく、また、上記フューエ
ルタンクカバーがその固定後に位置がずれたりした場合
には見苦しくなったりする不具合があった。そこで、フ
ューエルタンクカバーの後端部を後方に延ばして固定す
るようにした先行技術（特開昭５９−１９２６８３号公
報）が知られている。しかしながら、このような先行技
術によると、フューエルタンクの後部を覆うようにシー
トが設けられているので、シートに加わる荷重がフュー
エルタンクカバーに加わり、フューエルタンクカバーの
変形を招くことになる。
は、一般的に上記フューエルタンクカバーを所定位置に
位置決め固定するのが容易でなく、また、上記フューエ
ルタンクカバーがその固定後に位置がずれたりした場合
には見苦しくなったりする不具合があった。そこで、フ
ューエルタンクカバーの後端部を後方に延ばして固定す
るようにした先行技術（特開昭５９−１９２６８３号公
報）が知られている。しかしながら、このような先行技
術によると、フューエルタンクの後部を覆うようにシー
トが設けられているので、シートに加わる荷重がフュー
エルタンクカバーに加わり、フューエルタンクカバーの
変形を招くことになる。
【０００４】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、位置決めが容易であり、しかも、固定後に位置がず
れたりすることを防止することができる鞍乗型車両のフ
ューエルタンクカバー取付構造を提供することを目的と
する。
で、位置決めが容易であり、しかも、固定後に位置がず
れたりすることを防止することができる鞍乗型車両のフ
ューエルタンクカバー取付構造を提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、シートの前方に位置されたフューエル
タンクをフューエルタンクカバーによって少なくとも上
部を覆うようにした鞍乗型車両のフューエルタンクカバ
ー取付構造において、左右対称に階段状に折曲させて形
成したブラケットをフューエルタンクの後端面に取付
け、上記ブラケットの中腹部に上記フューエルタンクカ
バーを当接させるとともに、上記ブラケットの頂上部に
上記シートの前端部を当接させるようにして、上記フュ
ーエルタンクカバーとシートの前端部との間に間隙を形
成している。
達成するために、シートの前方に位置されたフューエル
タンクをフューエルタンクカバーによって少なくとも上
部を覆うようにした鞍乗型車両のフューエルタンクカバ
ー取付構造において、左右対称に階段状に折曲させて形
成したブラケットをフューエルタンクの後端面に取付
け、上記ブラケットの中腹部に上記フューエルタンクカ
バーを当接させるとともに、上記ブラケットの頂上部に
上記シートの前端部を当接させるようにして、上記フュ
ーエルタンクカバーとシートの前端部との間に間隙を形
成している。
【０００６】
【実施例】以下、本発明に係る鞍乗型車両のフューエル
タンクカバー取付構造の一実施例について、添付図面を
参照しながら詳細に説明する。
タンクカバー取付構造の一実施例について、添付図面を
参照しながら詳細に説明する。
【０００７】図１〜図５は、本発明の第１の実施例を示
すものである。本実施例では、鞍乗型二輪車両１のフュ
ーエルタンク２の後端面2aに、フューエルタンクカバー
３を位置決めするためのブラケット４を取付けている。
すものである。本実施例では、鞍乗型二輪車両１のフュ
ーエルタンク２の後端面2aに、フューエルタンクカバー
３を位置決めするためのブラケット４を取付けている。
【０００８】ここで、フューエルタンクカバー３は、セ
ンターカウル５と２つのサイドカウル６，６とから成
る。
ンターカウル５と２つのサイドカウル６，６とから成
る。
【０００９】また、ブラケット４は、左右対称に階段状
に２段階に折曲されて形成され、その中央を頂上部4aと
し、その左右の１段目を中腹部4b，4bとしている。
に２段階に折曲されて形成され、その中央を頂上部4aと
し、その左右の１段目を中腹部4b，4bとしている。
【００１０】ブラケット４の頂上部4aとその左右の中腹
部4b，4bとの間には、立壁部4c，4cが設けられている。
部4b，4bとの間には、立壁部4c，4cが設けられている。
【００１１】ブラケット４は、その左右端部4d, 4dでフ
ューエルタンク２に溶着固定されている。
ューエルタンク２に溶着固定されている。
【００１２】フューエルタンクカバー３は、フューエル
タンク２のほぼ上面、左右両側面および後方面を覆うに
十分な大きさに形成されている。
タンク２のほぼ上面、左右両側面および後方面を覆うに
十分な大きさに形成されている。
【００１３】センターカウル５の後方端部には、その後
方に向けて、一対の延設片5a，5aが設けられている。
方に向けて、一対の延設片5a，5aが設けられている。
【００１４】さらに、サイドカウル６，６のそれぞれの
内側端部にも、その内側方向を向けて、延設片6a，6aが
それぞれ設けられている。
内側端部にも、その内側方向を向けて、延設片6a，6aが
それぞれ設けられている。
【００１５】本実施例では、まずセンターカウル５の延
設片5a，5aのそれぞれをブラケット４の立壁部4c，4cに
当接させつつ、ブラケット４の中腹部4b，4bに載せる。
これにより、センターカウル５の延設片5a，5aは、ブラ
ケット４により、容易に位置決めされる。
設片5a，5aのそれぞれをブラケット４の立壁部4c，4cに
当接させつつ、ブラケット４の中腹部4b，4bに載せる。
これにより、センターカウル５の延設片5a，5aは、ブラ
ケット４により、容易に位置決めされる。
【００１６】次いで、左右のサイドカウル６，６の延設
片6a，6aのそれぞれを、ブラケット４の立壁部4c，4cに
それぞれ当接させつつ、センターカウル５の延設片5a，
5a上に載せる。これにより、左右のサイドカウル６，６
の延設片6a，6aは、ブラケット４により、容易に位置決
めされる。
片6a，6aのそれぞれを、ブラケット４の立壁部4c，4cに
それぞれ当接させつつ、センターカウル５の延設片5a，
5a上に載せる。これにより、左右のサイドカウル６，６
の延設片6a，6aは、ブラケット４により、容易に位置決
めされる。
【００１７】次いで、この状態で、ボルト７，７を用い
てセンターカウル５の延設片5a，5aと、左右のサイドカ
ウル６，６の延設片6a，6aとをブラケット４の中腹部4
b，4bにそれぞれ固定する。これによって、フューエル
タンクカバー３の取付けは終了する。
てセンターカウル５の延設片5a，5aと、左右のサイドカ
ウル６，６の延設片6a，6aとをブラケット４の中腹部4
b，4bにそれぞれ固定する。これによって、フューエル
タンクカバー３の取付けは終了する。
【００１８】さらに、本実施例では、車両１のシート８
の前方端部8aを、その下部に設けたシートゴムクッショ
ン９を介してブラケット４の頂上部4aに当接させてい
る。これによって、フューエルタンクカバー３の後面と
シート８の前方端部8aとの間には、間隙Ｘが形成され
る。
の前方端部8aを、その下部に設けたシートゴムクッショ
ン９を介してブラケット４の頂上部4aに当接させてい
る。これによって、フューエルタンクカバー３の後面と
シート８の前方端部8aとの間には、間隙Ｘが形成され
る。
【００１９】シートゴムクッション９は、シート８の下
部に配設された補強材8bに予め固定されたものである。
部に配設された補強材8bに予め固定されたものである。
【００２０】これにより、ブラケット４は、フューエル
タンクカバー３の位置決めおよび支持固定する役目をす
るとともに、シート８の前端部8aを支持する役目も兼
ね、部品の利用効率が高められている。
タンクカバー３の位置決めおよび支持固定する役目をす
るとともに、シート８の前端部8aを支持する役目も兼
ね、部品の利用効率が高められている。
【００２１】図６は、本発明の第２の実施例を示すもの
で、図５に示した要素に対応するものについては同一符
号を付している。
で、図５に示した要素に対応するものについては同一符
号を付している。
【００２２】本実施例では、センターカウル５の延設片
5a，5a上に係止片5b，5bが立設されている。
5a，5a上に係止片5b，5bが立設されている。
【００２３】これにより、このセンターカウル５の係止
片5b，5bに、左右のサイドカウル６，６の延設片6a，6a
を当接させることにより、該サイドカウルの位置決めを
行なうようにしている。
片5b，5bに、左右のサイドカウル６，６の延設片6a，6a
を当接させることにより、該サイドカウルの位置決めを
行なうようにしている。
【００２４】図７は、本発明の第３の実施例を示すもの
で、図５に示した要素に対応するものについては同一符
号を付している。
で、図５に示した要素に対応するものについては同一符
号を付している。
【００２５】本実施例では、ブラケット４を１段階に形
成するとともに、該ブラケットの立壁部4c，4cに対応し
て左右のサイドカウル６，６の内側端部に傾斜部6b, 6b
を設け、該傾斜部の先端に延設部6a，6aをそれぞれ設け
るようにしている。
成するとともに、該ブラケットの立壁部4c，4cに対応し
て左右のサイドカウル６，６の内側端部に傾斜部6b, 6b
を設け、該傾斜部の先端に延設部6a，6aをそれぞれ設け
るようにしている。
【００２６】これにより、まずセンターカウル５の延設
片5a，5aをブラケット４の頂上部4aに載せ、この後、左
右のサイドカウル６，６の傾斜部6b, 6bをブラケット４
の立壁部4c，4cに当接させつつその延設片6a，6aをセン
ターカウル５の延設片5a，5a上に載せる。
片5a，5aをブラケット４の頂上部4aに載せ、この後、左
右のサイドカウル６，６の傾斜部6b, 6bをブラケット４
の立壁部4c，4cに当接させつつその延設片6a，6aをセン
ターカウル５の延設片5a，5a上に載せる。
【００２７】このとき、左右のサイドカウル６，６はそ
の傾斜部6b, 6bがブラケット４の立壁部4c，4cに当接さ
れることによって位置決めされ、この状態でセンターカ
ウル５の延設片5a，5aの外側面を左右のサイドカウル
６，６の傾斜部6b，6bに当接させることにより該センタ
ーカウルも位置決めされる。
の傾斜部6b, 6bがブラケット４の立壁部4c，4cに当接さ
れることによって位置決めされ、この状態でセンターカ
ウル５の延設片5a，5aの外側面を左右のサイドカウル
６，６の傾斜部6b，6bに当接させることにより該センタ
ーカウルも位置決めされる。
【００２８】しかる後、位置決めされたセンターカウル
５および左右のサイドカウル６，６は、ボルト７を用い
てブラケット４に固定される。
５および左右のサイドカウル６，６は、ボルト７を用い
てブラケット４に固定される。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る鞍乗
型車両のフューエルタンクカバー取付構造によれば、該
フューエルタンクカバーを固定する際、該フューエルタ
ンクカバーをブラケットの中腹部に当接させることによ
って予め位置決めするようにしているので、その位置決
めを容易かつ迅速に行なうことができる。
型車両のフューエルタンクカバー取付構造によれば、該
フューエルタンクカバーを固定する際、該フューエルタ
ンクカバーをブラケットの中腹部に当接させることによ
って予め位置決めするようにしているので、その位置決
めを容易かつ迅速に行なうことができる。
【００３０】また、フューエルタンクカバーをブラケッ
トに当接させて位置決め固定するようにしているので、
そのフューエルタンクカバーがフューエルタンクに対し
てずれたりすることを確実に防止することができる。さ
らに、ブラケットの頂上部にシートの前端部を当接させ
るようにして、上記フューエルタンクカバーとシートの
前端部との間に間隙を形成しているので、シートの荷重
がフューエルタンクカバーに加わることがない。
トに当接させて位置決め固定するようにしているので、
そのフューエルタンクカバーがフューエルタンクに対し
てずれたりすることを確実に防止することができる。さ
らに、ブラケットの頂上部にシートの前端部を当接させ
るようにして、上記フューエルタンクカバーとシートの
前端部との間に間隙を形成しているので、シートの荷重
がフューエルタンクカバーに加わることがない。
【００３１】またさらに、本発明では、ブラケットをフ
ューエルタンクカバーの位置決めに使用するのみなら
ず、シートの前端部を支持させるようにすることもで
き、部品の利用効率を高め、車体の軽量化を図ることも
できる。
ューエルタンクカバーの位置決めに使用するのみなら
ず、シートの前端部を支持させるようにすることもで
き、部品の利用効率を高め、車体の軽量化を図ることも
できる。
【図１】本発明の第１の実施例の鞍乗型車両を示す図で
ある。
ある。
【図２】本発明の第１の実施例の要部を概念的に示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図３】本発明の第１の実施例の要部を拡大して概念的
に示す斜視図である。
に示す斜視図である。
【図４】図３におけるＡ−Ａ線断面に対応する断面図で
ある。
ある。
【図５】図３におけるＢ−Ｂ線断面に対応する断面図で
ある。
ある。
【図６】本発明の第２の実施例の要部を示す図５に対応
する断面図である。
する断面図である。
【図７】本発明の第３の実施例の要部を示す図５に対応
する断面図である。
する断面図である。
１ 鞍乗型車両 ２ フューエルタンク 2a 後端面 ３ フューエルタンクカバー ４ ブラケット 4a 頂上部 4b 中腹部 4c 立壁部 ５ センターカウル 5a 延設片 5b 立設片 ６ サイドカウル 6a 延設片 6b 傾斜部 ７ ボルト ８ シート 8a 前端部
Claims (1)
- 【請求項１】 シートの前方に位置されたフューエルタ
ンクをフューエルタンクカバーによって少なくとも上部
を覆うようにした鞍乗型車両のフューエルタンクカバー
取付構造において、左右対称に階段状に折曲させて形成
したブラケットをフューエルタンクの後端面に取付け、
上記ブラケットの中腹部に上記フューエルタンクカバー
を当接させるとともに、上記ブラケットの頂上部に上記
シートの前端部を当接させるようにして、上記フューエ
ルタンクカバーとシートの前端部との間に間隙を形成し
たことを特徴とする鞍乗型車両のフューエルタンクカバ
ー取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2417109A JP3010744B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 鞍乗型車両のフューエルタンクカバー取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2417109A JP3010744B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 鞍乗型車両のフューエルタンクカバー取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04278890A JPH04278890A (ja) | 1992-10-05 |
| JP3010744B2 true JP3010744B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=18525243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2417109A Expired - Fee Related JP3010744B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 鞍乗型車両のフューエルタンクカバー取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3010744B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3344264B2 (ja) * | 1997-03-14 | 2002-11-11 | スズキ株式会社 | 自動二輪車の燃料タンク装置 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP2417109A patent/JP3010744B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04278890A (ja) | 1992-10-05 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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