JPH07194452A - ハイブリッド集積型吸込口付客席 - Google Patents
ハイブリッド集積型吸込口付客席Info
- Publication number
- JPH07194452A JPH07194452A JP6011390A JP1139094A JPH07194452A JP H07194452 A JPH07194452 A JP H07194452A JP 6011390 A JP6011390 A JP 6011390A JP 1139094 A JP1139094 A JP 1139094A JP H07194452 A JPH07194452 A JP H07194452A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- intake port
- suction port
- floor
- serves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】劇場、コンサートホール等の各種ホールの客席
まわりに設ける空調用吸込口、客席誘導灯、各種電気的
コンセント等を簡潔かつ合理的に集約化して、足元のス
ペース、見映え、吸込口の有効開口を確保する。 【構成】周面に所要の吸込孔5を有しかつ上端に座席4
を定着した吸込口兼用筒状座席支柱3を、床1に開口す
るレタン口2に連通させて床1から起立させ、該吸込口
兼用筒状座席支柱には、周面適所に点検用扉6と客席誘
導灯7を、内部に空調サーモセンサー8を装備させ、更
に、その点検用扉6の内側に各種電気的コネクタ10,11,
12を有するコンセントパネル9を取り外し可能に装着
し、それらへの電気配線13,14,15をレタン口2を通じて
配備させた。
まわりに設ける空調用吸込口、客席誘導灯、各種電気的
コンセント等を簡潔かつ合理的に集約化して、足元のス
ペース、見映え、吸込口の有効開口を確保する。 【構成】周面に所要の吸込孔5を有しかつ上端に座席4
を定着した吸込口兼用筒状座席支柱3を、床1に開口す
るレタン口2に連通させて床1から起立させ、該吸込口
兼用筒状座席支柱には、周面適所に点検用扉6と客席誘
導灯7を、内部に空調サーモセンサー8を装備させ、更
に、その点検用扉6の内側に各種電気的コネクタ10,11,
12を有するコンセントパネル9を取り外し可能に装着
し、それらへの電気配線13,14,15をレタン口2を通じて
配備させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、劇場、コンサートホー
ル等の各種ホールにおけるハイブリッド集積型吸込口付
客席に関するものである。
ル等の各種ホールにおけるハイブリッド集積型吸込口付
客席に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のホールでは、客席まわり
に空調用吸込口の他、客席誘導灯、各種電気的コンセン
ト等の設備器具が設けられている。
に空調用吸込口の他、客席誘導灯、各種電気的コンセン
ト等の設備器具が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらを客席
まわりに集約させると、足元のスペースが狭くなり、ま
た、目に付き易くなって見映えが悪くなる。これらの不
都合を解消すべく単に小さくまとめようとすると、いき
おい吸込口の有効開口が減少する。本発明は、簡潔かつ
合理的に集約化することにより、それらの問題点を解決
しようとするものである。
まわりに集約させると、足元のスペースが狭くなり、ま
た、目に付き易くなって見映えが悪くなる。これらの不
都合を解消すべく単に小さくまとめようとすると、いき
おい吸込口の有効開口が減少する。本発明は、簡潔かつ
合理的に集約化することにより、それらの問題点を解決
しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明は、小口のレタン口2を開口した床1からそのレタ
ン口2に連通する吸込口兼用筒状座席支柱3を起立させ
て、該吸込口兼用筒状座席支柱の上端に座席4を定着さ
せ、該吸込口兼用筒状座席支柱3には、周面に所要の吸
込孔5を形成するとともに、周面適所に点検用扉6と客
席誘導灯7とを装備させ、また、内部に空調サーモセン
サー8を、かつ、その点検用扉6の内側に各種電気的コ
ネクタ10,11,12を有するコンセントパネル9を取り外し
可能に装着し、それらの空調サーモセンサー8、電気的
コネクタ10,11,12及び客席誘導灯7への電気配線13,14,
15を前記レタン口2を通じて電気的に接続したことを特
徴とする。
発明は、小口のレタン口2を開口した床1からそのレタ
ン口2に連通する吸込口兼用筒状座席支柱3を起立させ
て、該吸込口兼用筒状座席支柱の上端に座席4を定着さ
せ、該吸込口兼用筒状座席支柱3には、周面に所要の吸
込孔5を形成するとともに、周面適所に点検用扉6と客
席誘導灯7とを装備させ、また、内部に空調サーモセン
サー8を、かつ、その点検用扉6の内側に各種電気的コ
ネクタ10,11,12を有するコンセントパネル9を取り外し
可能に装着し、それらの空調サーモセンサー8、電気的
コネクタ10,11,12及び客席誘導灯7への電気配線13,14,
15を前記レタン口2を通じて電気的に接続したことを特
徴とする。
【0005】
【作用】如上の構成であり、空調における室内空気の吸
い込みは、吸込口兼用筒状座席支柱3にて吸込孔5を通
じて行い、床1のレタン口2に導入して空調機又は建物
外部へと送る。この際、吸込口兼用筒状座席支柱3内の
空調サーモセンサー8は吸い込んだ室内の空気の温度を
検出し、この検出信号を空調制御手段へと送り、空調機
の制御に供する。また、客席誘導灯7は点灯により客席
の位置を示し、各種電気的コネクタ10,11,12は点検用扉
6の開蓋により使用可能となる。ところで、吸込口兼用
筒状座席支柱3乃至レタン口2内の点検の際は、点検用
扉6を開蓋させた後、コンセントパネル9を取り外して
関連電気配線14,15 共々外部へ引き出し、開口させる。
点検後は、逆の手順で元の状態に戻せばよい。
い込みは、吸込口兼用筒状座席支柱3にて吸込孔5を通
じて行い、床1のレタン口2に導入して空調機又は建物
外部へと送る。この際、吸込口兼用筒状座席支柱3内の
空調サーモセンサー8は吸い込んだ室内の空気の温度を
検出し、この検出信号を空調制御手段へと送り、空調機
の制御に供する。また、客席誘導灯7は点灯により客席
の位置を示し、各種電気的コネクタ10,11,12は点検用扉
6の開蓋により使用可能となる。ところで、吸込口兼用
筒状座席支柱3乃至レタン口2内の点検の際は、点検用
扉6を開蓋させた後、コンセントパネル9を取り外して
関連電気配線14,15 共々外部へ引き出し、開口させる。
点検後は、逆の手順で元の状態に戻せばよい。
【0006】
【実施例】図面は、本発明のハイブリッド集積型吸込口
付客席に係る実施例を示す。図において、1は、各種コ
ンクリート床版から成るホールの床、2は、該床の客席
の位置に開口させた小口のレタン口であり、該レタン口
は、床下に形成されたレタンチャンバー16及び建物適所
のレタンシャフト、レタンダクト等(図示せず)を通じ
て空調機及び建物外部へと連なっている。3は、上記レ
タン口2に連通させて床1上に起立定着させた円筒形の
吸込口兼用筒状座席支柱であり、下部に床1上に載置さ
せる外向きフランジ17を有し、周面に多数の吸込孔5を
形成するとともに、周面適所に点検用扉6と客席誘導灯
7とを備えている。そのように円筒形にしたのは、吸込
口としての騒音を低減させるためである。4は、上記吸
込口兼用筒状座席支柱3の上端に定着させた座席、8
は、その吸込口兼用筒状座席支柱3の内部に装着した空
調サーモセンサー、9は、その点検用扉6の内側に取り
外し可能に装着したコンセントパネルであり、該コンセ
ントパネルには、マイクコネクタ10、インカムコネクタ
11,12 等の電気的コネクタを装備させており、これらの
コネクタにマイクロホン、各種音響機器の出力端を接続
できるようにしている。13,14,15は、上記レタン口2を
通じて前記空調サーモセンサー8、マイクコネクタ10、
インカムコネクタ11,12 等の電気的コネクタへ接続した
チューブ(フレキシブルチューブ等)入りケーブルによ
る電気配線であり、空調機、ホール内の音響設備と連な
っている。
付客席に係る実施例を示す。図において、1は、各種コ
ンクリート床版から成るホールの床、2は、該床の客席
の位置に開口させた小口のレタン口であり、該レタン口
は、床下に形成されたレタンチャンバー16及び建物適所
のレタンシャフト、レタンダクト等(図示せず)を通じ
て空調機及び建物外部へと連なっている。3は、上記レ
タン口2に連通させて床1上に起立定着させた円筒形の
吸込口兼用筒状座席支柱であり、下部に床1上に載置さ
せる外向きフランジ17を有し、周面に多数の吸込孔5を
形成するとともに、周面適所に点検用扉6と客席誘導灯
7とを備えている。そのように円筒形にしたのは、吸込
口としての騒音を低減させるためである。4は、上記吸
込口兼用筒状座席支柱3の上端に定着させた座席、8
は、その吸込口兼用筒状座席支柱3の内部に装着した空
調サーモセンサー、9は、その点検用扉6の内側に取り
外し可能に装着したコンセントパネルであり、該コンセ
ントパネルには、マイクコネクタ10、インカムコネクタ
11,12 等の電気的コネクタを装備させており、これらの
コネクタにマイクロホン、各種音響機器の出力端を接続
できるようにしている。13,14,15は、上記レタン口2を
通じて前記空調サーモセンサー8、マイクコネクタ10、
インカムコネクタ11,12 等の電気的コネクタへ接続した
チューブ(フレキシブルチューブ等)入りケーブルによ
る電気配線であり、空調機、ホール内の音響設備と連な
っている。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、周面に所要の吸込孔5
を有しかつ上端に座席4を定着した吸込口兼用筒状座席
支柱3を、レタン口2に連通させて床1から起立させ、
該吸込口兼用筒状座席支柱には、周面適所に点検用扉6
と客席誘導灯7を、内部に空調サーモセンサー8を装備
させ、更に、その点検用扉6の内側に各種電気的コネク
タ10,11,12を有するコンセントパネル9を取り外し可能
に装着し、しかも、それらへの電気配線13,14,15をレタ
ン口2を通じて配備させているので、レタン口二、点検
用扉6、客席誘導灯7、空調サーモセンサー8及び各種
電気的コネクタ10,11,12を、すべて座席支柱の内外に簡
潔かつ合理的に装備させることができ、したがって、そ
れらを吸込口の有効開口が減少することも足元のスペー
スが狭くなることもなく客席まわりに集約させさせるこ
とができ、また、見映えが悪くなることもない。
を有しかつ上端に座席4を定着した吸込口兼用筒状座席
支柱3を、レタン口2に連通させて床1から起立させ、
該吸込口兼用筒状座席支柱には、周面適所に点検用扉6
と客席誘導灯7を、内部に空調サーモセンサー8を装備
させ、更に、その点検用扉6の内側に各種電気的コネク
タ10,11,12を有するコンセントパネル9を取り外し可能
に装着し、しかも、それらへの電気配線13,14,15をレタ
ン口2を通じて配備させているので、レタン口二、点検
用扉6、客席誘導灯7、空調サーモセンサー8及び各種
電気的コネクタ10,11,12を、すべて座席支柱の内外に簡
潔かつ合理的に装備させることができ、したがって、そ
れらを吸込口の有効開口が減少することも足元のスペー
スが狭くなることもなく客席まわりに集約させさせるこ
とができ、また、見映えが悪くなることもない。
【図1】 本発明のハイブリッド集積型吸込口付客席に
係る実施例を示す一部截断側面図である。
係る実施例を示す一部截断側面図である。
【図2】 同例の要部の拡大背面図である。
【図3】 同要部で点検用扉を外した截断拡大背面図で
ある。
ある。
【図4】 同要部の点検用扉等における截断拡大側面図
である。
である。
1…床 2…レタン口 3…吸込口兼用筒状座席支柱 4…座席 5…吸込孔 6…点検用扉 7…客席誘導灯 8…空調サーモセン
サー 9…コンセントパネル 10…マイクコネクタ 11,12 …インカムコネクタ 13,14,15…電気配線 16…レタンチャンバー 17…外向きフランジ
サー 9…コンセントパネル 10…マイクコネクタ 11,12 …インカムコネクタ 13,14,15…電気配線 16…レタンチャンバー 17…外向きフランジ
Claims (1)
- 【請求項1】 小口のレタン口2を開口した床1からそ
のレタン口2に連通する吸込口兼用筒状座席支柱3を起
立させて、該吸込口兼用筒状座席支柱の上端に座席4を
定着させ、該吸込口兼用筒状座席支柱3には、周面に所
要の吸込孔5を形成するとともに、周面適所に点検用扉
6と客席誘導灯7とを装備させ、また、内部に空調サー
モセンサー8を、かつ、その点検用扉6の内側に各種電
気的コネクタ10,11,12を有するコンセントパネル9を取
り外し可能に装着し、それらの空調サーモセンサー8、
電気的コネクタ10,11,12及び客席誘導灯7への電気配線
13,14,15を前記レタン口2を通じて電気的に接続したこ
とを特徴とするハイブリッド集積型吸込口付客席。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6011390A JPH07194452A (ja) | 1994-01-05 | 1994-01-05 | ハイブリッド集積型吸込口付客席 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6011390A JPH07194452A (ja) | 1994-01-05 | 1994-01-05 | ハイブリッド集積型吸込口付客席 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07194452A true JPH07194452A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=11776689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6011390A Pending JPH07194452A (ja) | 1994-01-05 | 1994-01-05 | ハイブリッド集積型吸込口付客席 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07194452A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007209397A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Mitsubishi Motors Corp | 空調シート |
CN101828822A (zh) * | 2010-04-23 | 2010-09-15 | 浙江大丰实业有限公司 | 椅脚送风风量调节装置及装有该装置的座椅 |
CN103126371A (zh) * | 2013-03-07 | 2013-06-05 | 江苏省建筑设计研究院有限公司 | 一种送风座椅 |
-
1994
- 1994-01-05 JP JP6011390A patent/JPH07194452A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007209397A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Mitsubishi Motors Corp | 空調シート |
CN101828822A (zh) * | 2010-04-23 | 2010-09-15 | 浙江大丰实业有限公司 | 椅脚送风风量调节装置及装有该装置的座椅 |
CN103126371A (zh) * | 2013-03-07 | 2013-06-05 | 江苏省建筑设计研究院有限公司 | 一种送风座椅 |
CN103126371B (zh) * | 2013-03-07 | 2015-10-07 | 江苏省建筑设计研究院有限公司 | 一种送风座椅 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07194452A (ja) | ハイブリッド集積型吸込口付客席 | |
JP2806196B2 (ja) | 換気扇 | |
US2092509A (en) | Telephone booth | |
JPH0118992Y2 (ja) | ||
JP3558775B2 (ja) | ファンコイルユニットの取付構造 | |
JPS6340732Y2 (ja) | ||
JP2576325B2 (ja) | ダクト用換気装置 | |
JP2612957B2 (ja) | ダクト用換気扇 | |
JPH07332758A (ja) | 空気調和機の取付装置 | |
JP2550225Y2 (ja) | 床下と天井裏の換気装置 | |
JPH0522738Y2 (ja) | ||
JP2922101B2 (ja) | バス用ゾーンエアコンのダクト装置 | |
JPS6332273Y2 (ja) | ||
JPH094596A (ja) | 照明器付天井扇風機 | |
JPH1037447A (ja) | 天井裏点検口の構造 | |
JP3086089B2 (ja) | 配線ユニットおよび配線方法 | |
JPH0347147Y2 (ja) | ||
JP2966714B2 (ja) | 換気装置 | |
JPS6247144Y2 (ja) | ||
JPH03194335A (ja) | 空気調和機 | |
JPS6234191Y2 (ja) | ||
JPH04283335A (ja) | 換気扇取付装置 | |
DE19960444A1 (de) | Wohnraumleuchte mit Lautsprecheranordnung | |
JPH05133582A (ja) | 換気装置 | |
JPH1081181A (ja) | 車両用ドアの配線構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |