JPH0719179Y2 - 基板への物品取付具 - Google Patents

基板への物品取付具

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JPH0719179Y2
JPH0719179Y2 JP1990121556U JP12155690U JPH0719179Y2 JP H0719179 Y2 JPH0719179 Y2 JP H0719179Y2 JP 1990121556 U JP1990121556 U JP 1990121556U JP 12155690 U JP12155690 U JP 12155690U JP H0719179 Y2 JPH0719179 Y2 JP H0719179Y2
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成利 岡崎
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、基板、例えばプリント基板に、物品、例えば
ロッドアンテナを取付けるために使用する取付具に関す
る。
〔従来の技術〕
プリント基板にロッドアンテナを取付ける場合、ロッド
アンテナとプリント基板とを貫通したねじをナットに螺
合させて、両者を固定することが行なわれていた。しか
し、ケース内にプリント基板を固定してある状態で、ケ
ースに設けたアンテナ挿通孔からロッドアンテナをケー
ス内に挿通し、上述したようにねじとナットとによって
ロッドアンテナをプリント基板に固定しようとしても、
ナットをケースと対面するプリント基板の面側に配置し
ようとしても、手をケースと固定されているプリント基
板との間に入れることができず、上記のようにナットを
配置できない。
そこで、ナットに替えて第5図に示すような取付具10を
使用することが従来には行なわれていた。すなわち、ケ
ース12に固定されているプリント基板14の一方の縁部
に、縦断面形状が概略コ字状となるように金属板等を折
り曲げた取付具10を嵌め、ケース12に設けた挿通孔13よ
りケース12内にロッドアンテナ15の基部を挿通して、タ
ッピングねじ16をロッドアンテナ15の基部、取付具10、
基板14を貫通させて、ロッドアンテナ15を基板14上の取
付具10に固定するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記の取付具10を用いた場合、取付具10は金属
等を折り曲げたものであるので、第5図に示すように折
り曲げ部分が***している。この***部分が障害となっ
て、取付具10の上部部分と完全にロッドアンテナ15の基
部が面接触せず、しかも上記***部分が、取付具10を何
個製造した場合でも同じ寸法だけ***するとは限らな
い。従って、取付具10を使用した同一の機器を複数台製
造しても、基板14からロッドアンテナ15までの距離が、
各機器ごとにばらつく。そのため、挿通孔13を設ける位
置を一律に決定することができず、一律にあけた挿通孔
13を後で修正する必要があるという問題点があった。
また、取付具10を使用した場合、ロッドアンテナ15の取
付けはタッピングねじ16でしか行なえないという問題点
もあった。もし、通常の小ねじを使用しようとすると、
取付具10において基板14の下側にある下部に、ねじ孔を
形成しなければならない。ねじ孔を設けても充分な強度
を持たせようとすると、この下部の厚みを増加させる必
要がある。この場合、下部が余り変形せず、基板14を充
分に嵌め込めなくなる。従ってタッピングねじ16を使用
しているが、タッピングねじ16の場合、その脚部が基板
14よりもかなり長く伸びるので、ケース12と基板14との
間隔を狭めて、機器を小型化することができない。
この考案は、上記の問題点を解決した取付具を提供する
ことを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本第1の考案は、平板状
の基板の一方の面に面接触している基部と、この基部よ
り立上り、基板の一縁部に接しながら基板の他方の面側
まで伸延している立上り部とを有し、この立上り部に
は、基板に取付ける物品を侵入させる物品侵入部が設け
られている。この立上り部から接触部が基部の地方の面
に接触した状態に伸延している。また、基部には、基板
に取付ける物品と基板とを貫通したねじが螺合するねじ
孔が設けられている。
本第2の考案は、第1の考案において、接触部が、立上
り部から基板と間隔をおいてかつ平行に伸延した片部
と、この片部から基板の他方の面に接触した状態に突出
した突部とを、有するものである。
本第3の考案は、第1または第2の考案において、立上
り部が、基板の一縁部に形成された切込みに接触し、こ
の接触状態において、基板に形成されたねじ挿通孔に対
応する位置に設けられている。
〔作用〕
第1の考案では、基部が基板の一方の面に面接触し、立
上り部が基板の一縁部に接触し、かつ接触部が基板の他
方の面に接触するように、取付具を基板に取付ける。そ
して、立上り部の物品侵入部から物品を基板の他方の面
上に侵入させる。最後に、ねじを物品及び基板を貫通さ
せて、基部のねじ孔に螺合させて、物品を基板に取付け
る。
第2の考案では、接触部の片部が基板の他方の面と間隔
を隔てているので、基板への取付具の嵌め込みが容易に
行なえる。
第3の考案では、立上り部を基板の一縁部の切込みに接
触させ、この接触状態でねじ孔が基板のねじ挿通孔に対
応しているので、取付具の位置決めを容易に行なえる。
〔実施例〕
この実施例の取付具は、第4図に示すように、小型無線
送信器のケース20の一方の側面から、ケース20内に侵入
させたロッドアンテナ22の両端部を、第3図(a)、
(b)に示すようにケース20内に固定したプリント基板
24に固定するために用いられる。なお、ロッドアンテナ
22の一方の端部は給電点とされている。
この取付具は、第2図(a)乃至(c)に示すように基
部26を有している。この基部26は、同図(b)に示すよ
うに、矩形の首部とこれよりも幅広の矩形の膨大部とを
有するほぼ凸字状をなす板状体に形成されている。
この基部26の膨大部の両側縁から、それぞれ立上り部28
が基部26に対してほぼ直角に立上っている。この立上り
の寸法は、第1図(a)に示すようにプリント基板24の
上面よりも上方に立上り部28の上端部が位置するように
選択されている。また、立上り部28の首部側の縁部は、
第1図(b)に示すようにプリント基板24の一縁部に設
けた切欠き24aに接触している。さらに、両立上り部2
8、28の間に第3図(a)、(b)に示すようにロッド
アンテナ22の端部の扁平部22aが侵入するように立上り
部28、28間の寸法、すなわち基部26の幅寸法が選択され
ている。いい替えると、立上り部28、28の間が、ロッド
アンテナ侵入部とされている。
両立上り部28の上端部から基部26に平行にそれぞれ片部
30が、基部26の首部側に伸延している。そして、この片
部30の先端部から基部26の首部側に向って突部32が突出
している。これら突部32の突出寸法は、第1図(a)に
示すように突部32の下端部がプリント基板24の上面に接
触する寸法とされている。すなわち、片部30と突部32と
によって接触部が構成されている。
また、基部26の首部には、第2図(b)及び第3図
(a)に示すように、ねじ孔34が形成されている。この
ねじ孔34は、第1図(b)に示すようにプリント基板24
の切欠き24aに立上り部28の首部側縁部が接触した状態
において、第3図(a)に示すようにプリント基板24に
穿設したねじ挿通孔36と対応する位置に設けられてい
る。
この取付具は、例えば第2図(b)において立上り部、
片部30、突部32を基部26と同一平面に位置させた形状で
あって、ねじ孔34を形成するための貫通孔を有するもの
に、適当な大きさの金属板を打ち抜き、貫通孔にめねじ
を切ることによってねじ孔34とすると共に、立上り部2
8、片部30及び突部32を起こすことによって形成され
る。
なお、ケース20には、上述したようにロッドアンテナ22
の扁平部22aをケース20内に侵入させるための孔38が形
成され、この孔38にはブッシング40が嵌められている。
この取付具を用いて、次のようにしてロッドアンテナ22
はプリント基板24に固定される。まず、第1図(b)、
(b)に示すようにプリント基板24の下面に基部24が面
接触すると共に、突部32がプリント基板24の上面に接触
し、かつ立上り部28の首部側の縁部が切欠き24aに接触
するように、取付具をプリント基板24に取付ける。この
取付けた状態では、突部32と基部26とがプリント基板を
挟み込んでいるので、取付具が移動することはなく、ま
たねじ孔34とねじ挿通孔36とが対応しているので、位置
決めが容易である。このように取付具を取付けたプリン
ト基板24をケース20内に固定する。そして、ロッドアン
テナ22の扁平部をブッシング40内を通してケース20内に
入れ、第3図(b)に示すように立上り部28間に位置す
るプリント基板24上まで進行させる。そして、扁平部に
設けたねじ挿通孔(図示せず)をねじ挿通孔36に一致さ
せ、第3図(a)に示すように小ねじ42を扁平部のねじ
挿通孔、ねじ挿通孔36を通して、ねじ孔34に螺合させ
て、ロッドアンテナ22をプリント基板24に固定する。
上記の実施例では、ロッドアンテナ22をプリント基板に
取付けるのに、この考案による取付具を用いたが、他の
物品、例えば端子板等を取付けるのにこの考案による取
付具を用いてもよい。また上記の実施例では、基部26の
首部を矩形に形成したが、他の形状、例えば円形等とし
てもよい。さらに上記の実施例では、立上り部28間の空
間をロッドアンテナ侵入部としたが、立上り部28におけ
る基部26の膨大部側の縁部から立上り部28間をつなぐよ
うに壁面を設け、この壁面に窓を設け、この窓をロッド
アンテナ侵入部としてもよい。また、接触部は片部30に
突部32を設けたものとしたが、立上り部28からプリント
基板24側に向って斜め下方に片部を伸延させ、その伸延
端がプリント基板24の上面に接触するようにしてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上述べたように、第1の考案の取付具によれば、基部
と接触部とで基板を挟み込んだ状態で取付具が基板に取
付けられ、基部にねじ孔が設けられているので、ケース
に固定されている基板のケースと直接に対向している面
側にナットを手で抑えるような作業をしなくても、容易
に物品を基板にねじ止めできる。しかも、物品は立上り
部の物品侵入部から直接に基板上に侵入して接触した状
態でねじ止めされるから、物品の高さ位置が常に一定と
なり、同一の機器を多数製造する場合でも、ケースに穿
設する物品挿通孔の位置が一定となり、物品を取付ける
たびに物品挿通孔の大きさを調整する作業が不要とな
り、取付作業が容易となる。また、ねじ止めに使用する
ねじは、タッピングねじでなく、通常のねじを使用でき
るので、プリント基板からケース側に突出するねじの脚
部を短かくでき、その分だけ基板とケースとの間隔を短
縮できるので、機器を小型化できる。
また、第2の考案によれば、接触部の片部と基板との間
隔があいているので、この取付具の基板への取付が容易
に行なえる。
さらに、第3の考案によれば、基板に切欠きが設けられ
ており、この切欠きに立上り部が接触するように取付具
を取付けると、ねじ孔と基板のねじ挿通孔とが対応する
ので、位置決めが容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による取付具の1実施例をプリント基
板に取付けた状態を示し、同図(a)は側面図、同図
(b)は平面図、第2図は同実施例を示し、同図(a)
は側面図、同図(b)は平面図、同図(c)は正面図、
第3図は同実施例を用いてロッドアンテナをプリント基
板に取付けた状態を示し、同図(a)は縦断側面図、同
図(b)は平面図、第4図は同実施例によってロッドア
ンテナをケース内のプリント基板に固定した小型無線送
信器の斜視図、第5図は従来の取付具によってプリント
基板にロッドアンテナを取付けた状態の縦断側面図であ
る。 24……プリント基板、26……基部、28……立上り部、30
……片部、32……接触部、34……ねじ孔。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状の基板の一方の面に面接触している
    基部と、この基部より立上り上記基板の一縁部に接しな
    がら上記基板の他方の面側まで伸延しており上記基板の
    他方の面上に上記基板に取付ける物品を侵入させる物品
    侵入部を有する立上り部と、この立上り部より上記基板
    の他方の面に接触した状態に伸延した接触部と、上記基
    部に設けられ上記物品及び上記基板を貫通したねじが螺
    合するねじ孔とを、有する基板への物品取付具。
  2. 【請求項2】請求項1記載の基板への物品取付具におい
    て、上記接触部は、上記立上り部より上記基板と間隔を
    おいてかつ平行に伸延した片部と、この片部より上記基
    板の他方の面に接触した状態に突出した突部とを、有す
    ることを特徴とする基板への物品取付具。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の基板への物品取付
    具において、上記立上り部は、上記基板の一縁部に形成
    された切込みに接触し、上記ねじ孔は、上記立上り部が
    上記切込みに接触した状態において上記基板に形成され
    たねじ挿通孔に対応する位置に設けられていることを特
    徴とする基板への物品取付具。
JP1990121556U 1990-11-19 1990-11-19 基板への物品取付具 Expired - Lifetime JPH0719179Y2 (ja)

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