JPH07176070A - 浮上式光ヘッド及び光記録再生装置 - Google Patents

浮上式光ヘッド及び光記録再生装置

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JPH07176070A
JPH07176070A JP5319660A JP31966093A JPH07176070A JP H07176070 A JPH07176070 A JP H07176070A JP 5319660 A JP5319660 A JP 5319660A JP 31966093 A JP31966093 A JP 31966093A JP H07176070 A JPH07176070 A JP H07176070A
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JP
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optical head
optical
optical recording
light
recording medium
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JP5319660A
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English (en)
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Masaharu Fukakusa
雅春 深草
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で一体形成が可能な光学ヘッドを備え、
フォーカス駆動手段及び微小トラッキング駆動手段の小
型化が可能になる浮上式光ヘッド及び光記録再生装置を
提供することを目的とする。 【構成】 光記録媒体110に光を照射する発光素子1
1と、反射光を受光する受光センサ13と、立ち上げミ
ラー12と、を配置した基板10と、球面凹レンズ等か
らなる集光手段21と、集光手段21へ光を導くと共
に、集光手段21からの光を受光センサに導く光路補正
手段25と、集光手段21からの光が透過する光透過窓
26と、から構成される光学部材20と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光記録媒体に光学的に
情報を記録再生するための光ヘッド及びそれを用いた光
記録再生装置に係り、特に光記録媒体の表面近傍に浮上
した状態で情報を記録再生する浮上式光ヘッド及び光記
録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報の記録再生装置には、磁気記録再生
装置、光記録再生装置等がある。この磁気記録再生装置
は、磁気ヘッドによって磁気記録媒体に磁気的に情報を
記録再生するものがあり、磁気ディスクドライブ装置は
その代表的な装置である。また、光記録再生装置は、レ
ーザ光によって光学的に情報を再生あるいは記録するも
のがあり、記録再生の方法等によって読み出し専用のコ
ンパクトディスクドライブ(CD−ROM)、光磁気デ
ィスクドライブ装置、相変化光ディスクドライブ装置等
に分類できる。
【0003】コンピュータの外部記憶装置としての情報
記録再生装置は、装置体積当たりの記録密度(以下、装
置密度と称す。)を向上し、情報の記録再生に必要なア
クセス速度を上げることが従来から要請されている。
【0004】また、必要とされる記憶容量当たりの装置
単価(以下、ビットコストという。)も年々低下してお
り、より安価な情報記録再生装置を提供することも要請
されている。
【0005】従来の光記録再生装置は、小さな磁気ヘッ
ドが磁気記録媒体表面をほぼ一定の隙間を保って浮上
し、磁気ヘッドとその支持部材のみを移動させながら記
録再生を行う磁気記録再生装置とは異なり、対物レンズ
やフォーカス制御手段やトラッキング制御手段等の比較
的重量の大きいものを移動させなければならなかったた
め、アクセス速度が遅かった。
【0006】また、記録媒体の面記録密度に関しては、
現時点ではまだ磁気記録再生装置より優れてはいるもの
の、磁気記録再生装置には、磁気ヘッドが微小で、装置
内に磁気記録媒体を複数枚スタックした構成を取ってい
るものがある。この磁気記録再生装置は、装置当たりの
記憶容量(以下、装置記録密度という。)が光記録再生
装置を上回るものがある。さらに磁気記録再生装置で
は、使用される磁気記録媒体の径は1.8インチ程度ま
でのものが実用化され、装置厚みも10mm程度まで小
型化が進んでいる。この結果、ノート型等の携帯型パー
ソナルコンピュータ(以下、パソコンという。)等に幅
広く使用されている。
【0007】一方、光記録再生装置では、半導体レーザ
からの光を導き光記録媒体に絞り込んで到達させ、再生
光を検出用のセンサに導くまでに数多くの光学部品を必
要とし小型化が困難であった。
【0008】また構成が簡単な磁気記録再生装置に対し
て装置価格が高いという問題もあった。これらの結果、
コンピュータ用の外部記憶装置としては、広く磁気記録
再生装置が使用されており、光記録再生装置はCD−R
OMのような用途を除けば、文書ファイルの保存用など
限られた用途にしか使用されていないのが現状である。
【0009】この様な状況を打破するためには、光情報
記録再生装置は、アクセス速度を上げるとともに、装置
密度の向上や装置コストの低下を図らなければならな
い。
【0010】一般に光記録再生装置で装置密度をあげる
には、 対物レンズの開口数(NA)を大きくする。
【0011】半導体レーザの波長を短くする。 半導体レーザ、センサ、光学部品を集積化する。
【0012】記録媒体を増やしスタック構造にする。
ことなどが考えられる。 またアクセス速度を上げるためには、 光ヘッドの質量を小さくする。
【0013】アクチュエータの推力を上げる。 ことなどが考えられるが、アクチュエータの推力を上げ
た場合には、装置も大きくなり装置密度は上がらないこ
とになる。
【0014】従って光ヘッドを小さし、半導体レーザの
波長を短くし、対物レンズの開口数(NA)を大きくす
ることが望ましい。
【0015】ところで、半導体レーザとしては、従来か
ら780nmの波長が使用されており、現在では波長6
80nm程度の短波長半導体レーザも実用可能になって
いる。しかし、従来の構成では、対物レンズと光記録媒
体との接触を避けるために両者間に1.5mm〜2mm
程度の作動距離が必要であった。
【0016】このため、対物レンズの開口数(NA)を
大きくしても焦点距離を小さくすることはできず、必要
な光ビームの径は開口数に比例して大きくなるため、使
用する光学部品も必然的に大きくなり、装置記録密度を
上げることはできなかった。
【0017】上述した問題点を解決するために、磁気記
録再生装置に使用されている磁気ヘッドのように、浮上
スライダを用いて光ヘッドを光記録媒体上に浮上させて
使用する浮上式光ヘッドが提案されている。
【0018】ここで、従来の浮上式光ヘッドを図19を
参照して説明する。同図において従来の浮上式光ヘッド
は、光記録媒体110に対して所定間隔だけ浮上して離
隔させる浮上スライダ本体120を有し、この浮上スラ
イダ120には偏向ミラー122と対物レンズ121が
搭載されており、支持部材133によって光記録媒体1
10側に押圧されて支持されている。支持部133はア
ーム132に半径方向に移動可能に固定されている。光
記録媒体110が回転すると浮上スライダ120は隙間
を保って浮上する。レーザダイオード等の発光素子12
8から出た光は、集光レンズ126、ビームスプリッタ
125、偏光板124及び偏向素子123を通って、偏
向ミラー122で反射され、対物レンズ121により光
記録媒体110に集光される。光記録媒体110からの
反射光は、対物レンズ121、偏向ミラー122、偏向
素子123及び偏光板124を介してビームスプリッタ
125に到達し、ビームスプリッタ125で反射されて
集光レンズ129、シリンドリカルレンズ130を通っ
て受光センサ131に到達し、信号の検出が行われる。
集光レンズ126は駆動部127によりほぼその光軸方
向に駆動され、光記録媒体110の面上で焦点が合うよ
うに制御される。また、光スポットは、微小トラッキン
グ駆動部によって偏向素子123を変位させ、光路を変
化させてることによって微小に移動させられてデータト
ラックに位置決めされる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の浮上式光ヘッドは、偏向ミラー122及び対物レン
ズ121のみを浮上スライダ120に搭載した構成であ
り、発光素子128や受光素子131、ビームスプリッ
タ125等の光学部品は浮上スライダ120とは分離さ
れた状態となっている。
【0020】組立易さや調整のし易さ等の観点からは、
これらの光学部品はあまり小さくすることができず、従
来の光ヘッドに比べればアクセス速度の向上は望めるも
のの、装置を磁気記録再生装置と同程度に小型化するこ
とができず、装置記録密度を向上させることができなか
った。
【0021】また、光ヘッドでは、光学部品の面精度や
寸法精度、あるいは組立精度などによって生じる収差、
発光素子自体のもつ収差、温度変化に伴う発光素子の波
長変動によって発生する収差等の収差が存在する。この
収差を非常に小さく抑えなければ、光を微小なスポット
に絞ることができないのである。従って各光学部品には
高い精度が要求され、ビットコストをさげる妨げにもな
っている。
【0022】一方、装置記録密度を向上させるためには
他の課題が存在し、この他の課題はフォーカス駆動手段
及びトラッキング駆動手段の構成にある。
【0023】一般に、光ヘッドによって集光された光ス
ポットの位置は、光学部品の寸法精度や組立精度等によ
りばらついている。また、光記録媒体は回転によって上
下に振動しているために、記録面に合焦点するためフォ
ーカス駆動手段が必要である。
【0024】浮上スライダを用いた浮上式光ヘッドの場
合には、浮上スライダがフォーカス駆動手段として作用
するが、加工精度や組立精度等による光スポットの位置
ずれは依然として残ることになる。また、浮上スライダ
の浮上量は、媒体の線速度やYAW角(空気の流入角)
等によって変わるために、光スポットの位置がずれるこ
とになる。このような理由により、フォーカス駆動手段
を持たない浮上式光ヘッドを実現することは困難であ
る。従来例では、浮上スライダ120に、偏向ミラー1
22、及び、対物レンズ121が固定されており、浮上
スライダの浮上量の変化が生じると、対物レンズ121
と光記録媒体110との距離が変わるために、光スポッ
トの位置がずれることになる。
【0025】そこで、従来例では駆動部127によって
集光レンズ126を光軸方向に駆動して、フォーカス制
御を行っている。
【0026】さらに、光記録再生装置のデータトラック
ピッチは、磁気記録再生装置のデータトラックピッチの
5分の1から10分の1程度である。また、光記録装置
では、光記録媒体を可搬できる、いわゆるリムーバブル
ディスクを用いているのが一般的であり、光記録再生装
置における光記録媒体のデータトラックの偏心は、磁気
ディスク装置に比べて非常に大きい。このような微小な
データトラック上に光スポットを高速にしかも高精度に
トラッキングするためには、高い制御利得と広い制御帯
域が必要である。このような理由で、光記録再生装置で
は、粗動トラッキング手段と微小トラッキング手段によ
って2段階トラッキング制御を行い、光スポットをデー
タトラック上に位置決めする方法が一般に用いられてい
る。
【0027】従来例では、微小トラッキング部によって
偏向素子123を変位し光路を変化させて、光スポット
を微小に動かし微小トラッキング制御を行っている。
【0028】しかし、このような構成にすると、レンズ
に入射する光の光軸とレンズの光軸のずれが発生し、収
差によって光スポットを微小に集光できなくなり高密度
化が図れないという問題点がある。
【0029】このように、光記録再生装置は、フォーカ
ス駆動手段及び微小トラッキング手段が必要であり、必
然的に装置が大きくなるために装置記録密度を向上する
ことができなかった。これらの理由により、光記録再生
装置は、小型化が困難でありノート型パソコン等の小型
パソコンに搭載することはできない課題を有していた。
【0030】そこで、本発明の第1の目的は、光ヘッド
の光学部品の点数を減らすと共に、一体成形を可能に
し、高記録密度化が図れる小型で安価な浮上式光ヘッド
を提供することを目的とする。
【0031】本発明の第2の目的は、フォーカス駆動手
段及び微小トラッキング駆動手段の小型化が可能にな
り、アクセス速度の向上のみならず装置密度も向上でき
る浮上式光ヘッドと、この浮上式光ヘッドを用いノート
型パソコン等の携帯型小型パソコンにも搭載可能な小型
の光記録再生装置を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
第1の発明は、光記録媒体に光を集光して照射し、デー
タの記録再生を行う光学ヘッドと、前記光記録媒体の回
転によって隙間を保って浮上するように形成された空気
軸受け面を備えた浮上スライダと、前記光学ヘッドの光
出射面が前記光記録媒体に対向するように、前記光学ヘ
ッド及び前記浮上スライダを支持する光学ヘッド支持部
とを備える浮上式光ヘッドであって、前記光学ヘッド
が、前記光記録媒体に光を照射する発光素子及び前記光
記録媒体からの反射光を受光する受光センサを配置した
基板と、前記発光素子からの光を光記録媒体に照射する
と共に、光記録媒体からの光を前記受光センサに射出す
る光学部材とを備えるものである。
【0033】また、第2の発明は、第1の発明の浮上式
光ヘッドと、前記光記録媒体のデータトラックを横切る
ように移動自在に支持されたアームと、前記アームを移
動させて前記光学ヘッドから集光照射された光スポット
を前記光記録媒体のデータトラックにトラッキングする
トラッキングアクチュエータと、前記光学ヘッドを移動
させて前記光学ヘッドから集光照射された光スポットを
前記光記録媒体に合焦点させるフォーカス駆動手段と、
前記アームの先端に固定され、前記浮上式光ヘッドを支
持すると共に、前記浮上式光ヘッドを押圧し前記光記録
媒体の回転によって前記浮上式光ヘッドを隙間を保って
浮上させるスライダ支持部と、前記光記録媒体を回転さ
せるスピンドルモータとを備えるものである。
【0034】
【作用】第1の発明によれば、浮上スライダは、空気軸
受け面により光記録媒体が回転すると所定の隙間を保っ
たまま浮上する。光学ヘッドは光学ヘッド支持部によっ
て浮上スライダに光記録媒体と対向するように、あらか
じめ決められた隙間を保って支持されているので、光学
ヘッドは、浮上スライダの浮上量とあらかじめ決められ
た隙間分の距離をおいて光記録媒体に対向する。
【0035】一方、光学ヘッドにおいて、基板上の発光
素子から出射した光は光学部材を介して受光センサに導
かれる。より具体的には光学部材において、光路補正手
段によって集光手段に導かれ、集光手段により集光さ
れ、光透過窓を透過して光記録媒体に照射され、この照
射光が光記録媒体により反射されて集光手段にて反射さ
れて光路補正手段に到達し、光路補正手段により受光セ
ンサに導かれる。
【0036】この様に構成することにより、光ヘッドに
必要な発光素子や受光素子や偏向ミラーや対物レンズ等
のほとんど全ての部品の集積化が可能になり光学ヘッド
の小型化が可能になる。さらに、この様な構成にしたこ
とにより、一体成形が可能になり低価格化が図れると共
に、加工精度、組立精度の向上が図れ高密度化が容易に
なる。
【0037】さらに、光学ヘッドを浮上スライダに弾性
支持したことにより、光記録媒体の面振れに対しては、
ほぼ一定の隙間を確保することができ、光学ヘッドの加
工誤差や発光素子の波長変動等による焦点ずれに対して
のみ光学ヘッドを変位させてフォーカス駆動すればよい
ので、フォーカス制御手段が簡単になると共に、小型化
が容易に図れる。
【0038】また、第2の発明によれば、光記録再生装
置は、スピンドルモータにより光記録媒体を高速回転さ
せ、これと同時に第1の発明の浮上式光ヘッドをスライ
ダ支持部により光記録媒体に押圧して浮上させ、トラッ
キングアクチュエータで浮上式光ヘッドを光記録媒体の
半径方向に移動させて光スポットをデータトラックに位
置決めする。そして、フォーカス駆動手段によって光学
ヘッドを微小変位させてフォーカス制御を行いデータの
記録再生を行う。
【0039】さらに具体的には、トラッキングアクチュ
エータによるトラッキング制御に加えて、微小トラッキ
ング駆動手段によって光学ヘッドまたは浮上スライダを
微小変位させて微小トラッキング制御を行う。
【0040】このように構成することにより、発光素子
から光ヘッドに光を導いたり、光ヘッドから受光センサ
へ光を導く必要がなくなる。さらに、フォーカス駆動手
段、微小トラッキング駆動手段を、浮上式光ヘッドに組
み込むことが可能になり、小型化が図れると共に、高密
度化、高トラック密度化が図れ、光記録再生装置の小型
化が可能になる。
【0041】
【実施例】次に図面を参照して本発明の好適な実施例を
説明する。
【0042】(第1実施例)本発明の第1実施例を図1
〜図7を参照して説明する。
【0043】まず、浮上式光ヘッドを構成している光学
ヘッド1について説明する。図1に光学ヘッド1のほぼ
中心をトラック方向に切断した断面図を示す、図2に光
学ヘッド1を上からみた上面透視図を示し、図3に光学
ヘッド1を下からみた下面透視図を示す。
【0044】光学ヘッド1は、Si等からなる基板10
と、この基板10に背面が固着され、ガラスやプラスチ
ック等の光学透明材料からなり、ほぼ軸対称の形状を有
する光学部材20とを備えて構成されている。光学部材
20は、金型等によって一体成形された後、必要な反射
膜22等がコーティングされて形成されている。基板1
0には、立ち上げミラー12が取付けられ、発光素子1
1として半導体レーザが接合されている。これにより、
発光素子11から出射されたレーザ光は、立ち上げミラ
ー12により基板10のほぼ垂直方向に偏向される。ま
た、基板10上には、半導体プロセスによって形成され
た受光センサ13a、13b、13c、13dが設けら
れ、データトラック方向14にほぼ平行に4分割されて
いる。
【0045】光学部材20には、球面凹レンズからなる
集光手段21が形成されており、集光手段21の表面に
は反射膜22がコーティング形成される。集光手段21
の1部には、発光素子11から出射され立ち上げミラー
12により反射されたレーザ光が入射される入射部23
と、受光センサ13a、13b、13c、13dへ光を
出射させる出射部24が設けられている。
【0046】光学部材20の集光手段21が形成された
内面とは逆の外面には、入射部23から入射してきたレ
ーザ光を集光手段21に照射させ、集光手段21からの
照射された光を受光センサ13a、13b、13c、1
3dに照射させる光路補正手段25と、この光路補正手
段25のほぼ中央部に位置し、集光手段21により集光
されたレーザ光を透過させて光記録媒体(図示せず)に
照射するための光透過窓26とが形成される。第1実施
例の場合には、光路補正手段25は2種類の反射型ホロ
グラムパターンが複合化されている。この反射型ホログ
ラムパターンは、光学部材20を一体成形するときに同
時に形成される。そして、反射型ホログラムパターンの
表面には、光透過窓26を除く部分に反射膜22がコー
ティングされている。
【0047】より具体的には、入射部23からの入射光
を集光手段21へ照射させるホログラムパターンは、図
3に示すようにほぼ同心円で、その断面形状が凹凸形状
あるいは、鋸歯形状をしており、ほぼ外周側の方がピッ
チが小さくなっている。
【0048】また、集光手段21から照射されたレーザ
光を受光センサ13a、13b、13c、13dに照射
させるためのホログラムパターンは、ほぼ同心円で中心
が偏っており、その断面形状は、凹凸形状あるいは、鋸
歯形状をしている。そして、光透過窓26の大きさ
(径)は光路補正手段25の大きさ(径)よりも小さく
なるように構成されている。
【0049】基板10と光学部材20の支持部27を、
図1に示すように接合して光学ヘッド1が構成される。
【0050】次に、第1実施例の浮上式光ヘッドを構成
している浮上スライダ30について説明する。
【0051】図4に、浮上スライダ30の斜視図を示
す。図4(a)は、光記録媒体と対向する面を上にした
時の斜視図であり、図4(b)は、光記録媒体と対向す
る面を下にした時の斜視図である。浮上スライダ30
は、ガラス、フェライト等の磁性材料、あるいは、セラ
ミック材料等で型成形によって形成されている。
【0052】浮上スライダ30は、外形が円形状に形成
され、この円形状のほぼ中心に貫通孔34が設けられて
いる。浮上スライダ30は光記録媒体に対向する面に凹
部33と空気軸受け面31が形成され、空気軸受け面の
エッジに僅かな傾斜を持つ斜面32が形成されている。
そして、浮上スライダ30の凹部33に沿って空気が空
気流入方向37の方向に流入する。一方、光記録媒体1
10に対向する浮上スライダ30の面とは反対の背面側
には、段差部35と凸部36が形成されている。
【0053】浮上スライダ30は、スライダ支持部80
によって光記録媒体110側に押圧されて支持されてお
り、光記録媒体110の回転により生じる空気流によっ
て空気軸受け面31に正圧力が発生し、この正圧力と支
持部材の押圧荷重とが釣り合って、光記録媒体110面
に対してほぼ一定の隙間を保って浮上する。
【0054】次に、光学ヘッド1と浮上スライダ30に
よって構成された浮上式光ヘッドを図5に基づいて説明
する。図5は浮上式光ヘッドのほぼ中心をトラック方向
に切断した時の断面図である。浮上スライダ30は光記
録媒体110が回転すると僅かな隙間を保って浮上する
ように構成されている。光記録媒体110は、プラスチ
ック等からなるディスク基板111と、ディスク基板1
11の表面にスパッタ等によって形成された記録膜11
2と、記録膜112にコーティングされた保護膜113
とで構成されている。また、ディスク基板111の表面
には、データトラック程度の溝が形成されている。
【0055】光学ヘッド1は、光透過窓26が設けられ
た面が光記録媒体110と対向するように、光学ヘッド
1の一部が浮上スライダ30の貫通孔34に配置される
と共に、光学ヘッド支持部40によって弾性支持されて
いる。光学ヘッド支持部40は、浮上スライダ30の凸
部36と光学ヘッド1の固定部28とに接合されて板ば
ねを構成している。また、光透過窓26が設けられた面
と光記録媒体110との距離は、浮上スライダ30の浮
上量よりも大きくなるように設定されている。
【0056】この様に構成された浮上式光ヘッドの動作
を説明する。まず、発光素子11から出射されたレーザ
光が光記録媒体110に集光されるまでの過程、即ち、
往路について説明する。発光素子11から出射したレー
ザ光は、立ち上げミラー12で基板10とほぼ垂直な方
向に偏向される。偏向された光は入射部23を通り、光
路補正手段25の反射型ホログラムパターンによって反
射され、集光手段21に導かれる。集光手段21は球面
凹レンズで構成されており、反射したレーザ光を光記録
媒体110に集光するように球面の曲率半径が与えられ
ている。集光手段21によって集光されたレーザ光は、
光透過窓26を通って光記録媒体110に照射される。
【0057】集光手段21によって集光されたレーザ光
は光透過窓26から出射され、あらかじめ設定された隙
間だけの空気層を通り、光記録媒体110の保護膜11
3を通って記録膜112に到達する。
【0058】ここで、集光手段21にレーザ光を導く際
に反射型ホログラムパターンを用いて光を反射させた理
由を説明する。
【0059】一般に、球面凹レンズで光を集光させると
球面収差が発生し、球面収差は球面の外周側ほど大きく
なる。球面収差が発生すると光を微小なスポットに絞れ
なくなり高密度化が図れない。そこで、反射型ホログラ
ムパターンを用いて、光の回折を利用して球面収差を補
正するように構成し、球面収差の発生を防止しているの
である。
【0060】この結果、球面収差が発生することなく集
光手段21によって集光されたレーザ光は、光透過窓2
6を通って光記録媒体110に照射されることになる。
【0061】次に、光記録媒体110に集光されたレー
ザ光が受光センサ13a、13b、13c、13dに到
達するまでの過程、すなわち、復路について説明する。
【0062】記録膜112に集光された光は、記録情報
に対応する状態で反射され、光透過窓26を通って集光
手段21に到達し、往路とはほぼ逆の光路をたどって光
路補正手段25に到達する。光路補正手段25には、受
光センサ13a、13b、13c、13dに光を集光す
るように反射型ホログラムパターンが形成されており、
光路補正手段25からの回折光は出射部24を通って受
光センサ13a、13b、13c、13dに到達するこ
とになる。
【0063】次に、本実施例のトラッキング制御につい
て図6(a)〜図6(c)を用いて説明する。図6
(a)〜図6(c)に、データトラックの方向14とほ
ぼ平行に4分割された受光センサ13a、13b、13
c、13d上に集光された受光スポット15の状態(光
スポットは合焦点された状態)を示す。
【0064】図6(a)は光記録媒体への照射スポット
がデータトラック上にトラッキングされた状態であり、
受光センサ13a及び13bの受光量の和は受光センサ
13cと13bの和と等しくなっている。
【0065】図6(b)は、照射スポットがデータトラ
ックからずれた場合を示しており、受光センサ13a及
び13bの受光量の和は受光センサ13c及び13bの
和より大きくなっている。
【0066】図6(c)は、照射スポットが図6(b)
と反対方向にずれた場合であり、受光センサ13a及び
13bの受光量の和は受光センサ13c及び13bの和
より小さくなっている。
【0067】従って、受光センサ13a及び13bの受
光量の和と受光センサ13c及び13dの受光量の和と
の差をトラッキング誤差信号とし、トラッキング誤差信
号がゼロになるようにトラッキング制御を行えば、照射
スポットをデータトラック上にトラッキングさせること
ができる。
【0068】次に、フォーカス制御について図7(a)
〜図7(c)を用いて説明する。図7(a)は照射スポ
ットが光記録媒体の記録膜に合焦点した場合であり、受
光センサ13a及び13dの受光量の和と、受光センサ
13b及び13cの受光量の和とは等しくなっている。
【0069】図7(b)は照射スポットの焦点が正しい
合焦点の位置よりも光記録媒体110側にずれた場合で
あり、受光スポット15の大きさが図7(a)に比べて
小さくなっており、この場合には受光センサ13a及び
13dの受光量の和は受光センサ13b及び13cの受
光量の和より小さくなっている。
【0070】図7(c)は図7(b)と反対方向に焦点
がずれた場合であり、受光スポット15の大きさが図7
(a)に比べて大きくなっており、この場合には受光セ
ンサ13a及び13dの受光量の和は受光センサ13b
及び13cの受光量の和よりも大きくなっている。
【0071】従って、受光センサ13a及び13dの受
光量の和と、受光センサ13b及び13cの受光量の和
との差をとってフォーカス誤差信号とし、フォーカス誤
差信号がゼロになるようにフォーカス制御を行えば、照
射スポットを光記録媒体110の記録膜112に合焦点
させることができる。
【0072】次にフォーカス駆動方法について説明す
る。光学ヘッド1は、光学ヘッド支持部40によって浮
上スライダ30に弾性支持されているので、光学ヘッド
支持部40の弾性変形を利用し、フォーカス駆動手段
(図示せず)によって光学ヘッド1を光記録媒体110
に垂直方向に駆動し、光透過窓26と光記録媒体110
の距離を変化させてフォーカス制御を行う。即ち、前述
したフォーカス誤差信号がゼロになるように光学ヘッド
1を変位させれば、照射スポットを光記録媒体110の
記録面に合焦点させることができる。
【0073】このように構成することにより、浮上スラ
イダ30が光記録媒体110の面振れに追従しながら浮
上することになり、光学ヘッド1は、浮上スライダ30
と光学ヘッド支持部40によって、光記録媒体110と
の距離をある程度まで一定に保つことが可能になる。よ
って、フォーカス制御の際に必要な光学ヘッド1の移動
量は小さく、フォーカス駆動手段に必要な駆動力も小さ
くてもよいので、フォーカス駆動手段の小型化が可能に
なる。
【0074】(第2の実施例)次に、本発明の第2実施
例に係る光記録再生装置を図8及び図9を用いて説明す
る。
【0075】図8は第2実施例である光記録再生装置を
構成する浮上式光ヘッドとフォーカス駆動手段とトラッ
キング駆動手段、及びスライダ支持部等の部材を示す斜
視図である。図9は、図8に示す部材を組み立てた時の
浮上式光ヘッドの中心をトラックと直交する方向(図8
のA−A)に切断した断面図である。
【0076】図8及び図9において、本実施例に係る光
記録再生装置は、前記実施例における光学ヘッド1を変
位させるフォーカス駆動手段及びトラッキング駆動手段
を形成する駆動コイル部50を有する構成である。駆動
コイル部50は、樹脂等の材料からなり型成形された円
環枠体にてなるボビン53と、ボビン53の円環枠体内
側に装着され、磁性材料からなるリング状のヨーク54
と、ボビン53の円環枠体外側に巻回された第1及び第
2のコイル51、52とから構成されている。第1のコ
イル51と第2のコイル52は、ほぼ対称に同じ巻数だ
け巻回されている。駆動コイル部50は光学ヘッド1の
光学部材20に接着されて固定される。なお、光学ヘッ
ド1、浮上スライダ30は、それぞれ図1及び図4と同
じ構成であり説明は省略する。
【0077】駆動コイル部50を囲むように磁石55が
配置され、磁石55と駆動コイル部50によって、電磁
アクチュエータを構成している。
【0078】装置本体にはアーム90が光記録媒体11
0のトラックを横切る方向に移動自在に支持され、アー
ム90の先端には浮上スライダ30を押圧し支持するス
ライダ支持部80が固定される。スライダ支持部80
は、固定板85に形成されたかしめ部86をアーム90
の先端の固定穴91にかしめることによて固定される。
【0079】スライダ支持部80には、浮上スライダ3
0をほぼ一定の荷重値で押圧する押圧バネ部84と、幅
広部81と曲げ部83が形成されている。
【0080】スライダ支持部80の幅広部81の先端に
は、ジンバル82がエッチング等によって形成されてい
る。ジンバル82には浮上スライダ30の凸部36が固
定され、浮上スライダ30が浮上している時にある程度
の自由度を持たせるように構成されている。
【0081】本実施例の場合には、ジンバル82と、押
圧バネ部84、幅広部81、曲げ部83は同一の部材で
形成されており、ジンバル82の部分は、剛性を低下さ
せるために板厚方向にエッチングされている。なお、ジ
ンバル82をあらかじめ薄板で形成し溶接等によって幅
広部81の先端に接合してもよい。
【0082】ジンバル82の中央部には光学ヘッド支持
部40が配設され、ジンバル82と同一の部材でエッチ
ング等によって形成されている。そして、浮上スライダ
30の凸部36と光学ヘッド1の固定部28とにそれぞ
れ固定されて、光学ヘッド1は浮上スライダ30に弾性
支持される。この様に構成することによって、光学ヘッ
ド1は、光学ヘッド支持部40のたわみ方向(フォーカ
ス駆動方向)と、ねじれ方向(光学ヘッド支持部40を
ほぼ中心に回転する方向)に自由度を持つようになる。
【0083】このように構成された浮上式光ヘッドのフ
ォーカス制御方法、及びトラッキング制御方法を図9を
用いて説明する。
【0084】まず、フォーカス制御における駆動方法に
ついて説明する。光学ヘッド1は、浮上スライダ30に
光学ヘッド支持部40によって弾性支持されており、フ
ォーカス駆動方向に移動可能に支持されている。一方、
光学ヘッド1の光学部材20の外周部には、リング状の
駆動コイル部50が固定されており、同じくフォーカス
駆動方向に移動可能である。駆動コイル部50は、ヨー
ク54と、ボビン53と、第1のコイル51と、第2の
コイル52と、から構成されており、第1のコイル51
と第2のコイル52とがほぼ対称に同じターン数だけ巻
回されてボビン53に固定されている。磁石55は、第
1のコイル51及び第2のコイル52に対向するように
ほぼ対称に配置され、浮上スライダ30の凸部36にジ
ンバル82を介して固定されている。そして、駆動コイ
ル部50と磁石55は磁気回路を構成している。
【0085】第1のコイル51に電流を流すと、フレミ
ング左手の法則に従って第1のコイル51が設けられた
側に推力が発生する。光学ヘッド1は光学ヘッド支持部
40によって支持されているので、光学ヘッド支持部4
0をほぼ中心(図中の29)にして回転するような方向
にモーメント力が発生する。同様に第2のコイル52に
電流を流すと、今度は第2のコイル52が設けられた側
に推力が発生し、光学ヘッド1にはモーメント力が発生
する。
【0086】第1のコイル51と第2のコイル52に各
々同じ方向に同じ推力が発生するように電流を流すと、
モーメント力は打ち消され、光学ヘッド1にはフォーカ
ス方向に駆動力が発生することになる。この駆動力は、
第1のコイル51によって発生する推力と第2のコイル
52によって発生する推力の和である。そして、この駆
動力と光学ヘッド1を支持している光学ヘッド支持部4
0のたわみ方向の復元力とが釣り合う位置まで光学ヘッ
ド1は変位することになる。
【0087】従って、フォーカス制御は、第1のコイル
51と第2のコイル52に流す電流量を等しくし、各々
に発生する推力の方向が等しくなるように電流を制御す
ればよい。
【0088】より具体的には、前述した受光センサ13
a及び13dの受光量の和と、受光センサ13b及び1
3cの受光量の和と、の差をとって得られるフォーカス
誤差信号(図7参照)がゼロになるように、第1のコイ
ル51と第2のコイル52に流す電流を制御すれば、光
学ヘッド1から照射された光スポットは光記録媒体11
0に合焦点する。
【0089】次にトラッキング制御における微小駆動方
法について説明する。トラッキング微小駆動も、フォー
カス駆動と同様に第1のコイル51及び第2のコイル5
2に電流を流して行う。フォーカス駆動と異なる点は、
第1のコイル51に流す電流量と、第2のコイル52に
流す電流量が等しくない点である。このように電流を流
すと、先のフォーカス駆動方法で説明したように、光学
ヘッド1に働く各々のモーメント力が打ち消されないの
で、各々のモーメント力の差の分だけ光学ヘッド1にモ
ーメント力が発生する。そして、このモーメント力と光
学ヘッド支持部40のねじれ方向の復元力とが釣り合う
位置まで、光学ヘッド1は光学ヘッド支持部40をほぼ
中心に回転する。この時、光学ヘッド1から照射された
光スポットは、光記録媒体110のデータトラックを横
切る方向に移動する。
【0090】従って、トラッキング微小駆動は、第1の
コイル51と第2のコイル52に流す電流量の差を制御
すればよいことになる。
【0091】より具体的には、前述した受光センサ13
a及び13bの受光量の和と、受光センサ13c及び1
3dの受光量の和と、の差をとって得られるトラッキン
グ誤差信号(図6参照)がゼロになるように、第1のコ
イル51と第2のコイル52に流す電流を制御すれば、
光学ヘッド1から照射された光スポットを光記録媒体1
10のデータトラック上にトラッキングさせることがで
きる。
【0092】(第3実施例)次に本発明に係る第3の実
施例の光記録再生装置を図10及び図11を用いて説明
する。
【0093】図10は第3実施例の光記録再生装置を構
成する浮上式光ヘッドとフォーカス駆動手段とトラッキ
ング駆動手段、及びスライダ支持部等の部材を示す斜視
図である。図11は、図8に示す部材を組み立てた時の
浮上式光ヘッドの中心をトラックと直交する方向(図1
0のA−A)に切断した断面図である。
【0094】図10及び図11において、本実施例の光
記録再生装置は、前記実施例における光学ヘッド1を変
位させるフォーカス駆動手段を構成するフォーカス駆動
コイル部60を有する構成である。フォーカス駆動コイ
ル部60は、磁性材料からなるリング状のヨーク64
と、ヨーク64に樹脂等の材料からなり型成形されたボ
ビン63と、ボビン63に巻回されたフォーカス駆動コ
イル61とから構成されている。フォーカス駆動コイル
61はボビン63の側面にそってほぼ円形に巻かれてい
る。62はトラッキング駆動手段を構成するリング状に
巻回されたトラッキング駆動コイル部であり、65は磁
石である。66は磁石を固定する磁石支持部であり、磁
石支持部66の一端には、固定穴68が設けてあり、も
う一端には、フォーカス駆動コイル部60の外形よりも
大きな貫通孔67が設けられている。なお、光学ヘッド
1、浮上スライダ30は、それぞれ図1及び図4と同じ
構成であるので説明は省略する。
【0095】装置本体にはアーム90が光記録媒体11
0のトラックを横切る方向に移動自在に支持され、アー
ム90の先端には浮上スライダ30を押圧し支持するス
ライダ支持部80が固定される。スライダ支持部80に
は、固定板85とかしめ部86とが設けられており、ア
ーム90の先端の固定穴91にかしめることによって固
定される。
【0096】スライダ支持部80には、浮上スライダ3
0をほぼ一定の荷重値で押圧する押圧バネ部84と、幅
広部81と、曲げ部83が形成されている。さらに幅広
部81及び曲げ部83には、トラッキング方向に弾性を
持つように形成されたトラッキング支持バネ部87が設
けられている。
【0097】スライダ支持部80の幅広部81の先端に
は、ジンバル82がエッチング等によって形成されてい
る。ジンバル82には浮上スライダ30の凸部36が固
定され、浮上スライダ30が浮上している時にある程度
の自由度を持たせるように構成されている。
【0098】光学ヘッド支持部40は、ジンバル82と
同一の部材でエッチング等によって形成されている。そ
して、光学ヘッド1の固定部28と、浮上スライダ30
の凸部36とを光学ヘッド支持部40の固定部28に固
定することによって、光学ヘッド1はフォーカス駆動方
向に移動可能に支持される。
【0099】また、浮上スライダ30は、光学ヘッド1
を支持した状態で、スライダ支持部80に設けられたト
ラッキング支持バネ部87の弾性によってトラッキング
方向に移動可能に支持される。
【0100】フォーカス駆動コイル部60は、光学部材
20の外周部に固定され、トラッキング駆動コイル部6
2は浮上スライダ30の凸部36にジンバル82を介し
て固定される。さらに、磁石65は磁石支持部66の先
端に固定され、磁石支持部66の固定穴68は、アーム
90の先端に樹脂等によって形成された、ボス92にか
しめられて固定される。このとき、磁石65はフォーカ
ス駆動コイル部60を囲むと共に、トラッキング駆動コ
イル部62と対向するように配置される。このようにし
て、フォーカス駆動コイル部60及び磁石65によって
フォーカス電磁アクチュエータを、トラッキング駆動コ
イル部62及び磁石65によってトラッキング電磁アク
チュエータを構成することができる。磁石65からの磁
束をトラッキング駆動コイル部62に効率よく鎖交させ
るためのヨーク材の役目をさせるために、浮上スライダ
30は磁性材料で形成されていることが望ましい。
【0101】次に、第3実施例のフォーカス制御におけ
る駆動方法について説明する。フォーカス駆動は、フォ
ーカス駆動コイル部60に電流を流すことによって行
う。磁石65からの磁束は、フォーカス駆動コイル部6
0と鎖交するように構成されており、フォーカス駆動コ
イル部60は光学ヘッド1の光学部材20に固定されて
いるので、フォーカス駆動コイル部60に電流を流すと
フレミング左手の法則に従ってフォーカス駆動方向に光
学ヘッド1を移動させるように推力が発生する。一方、
光学ヘッド1は光学ヘッド支持部40によって浮上スラ
イダ30に支持されており、この推力と光学ヘッド支持
部40の復元力とが釣り合った位置まで光学ヘッド1は
移動する。
【0102】より具体的には、前述したフォーカス誤差
信号(図7参照)がゼロになるように電流を流して光学
ヘッド1を変位させれば、光学ヘッド1から照射される
光スポットを光記録媒体110に合焦点させることがで
きる。
【0103】次に、第3実施例のトラッキング制御にお
ける駆動方法について説明する。トラッキング駆動は、
トラッキング駆動コイル部62に電流を流すことによっ
て行う。トラッキング駆動コイル部62に浮上スライダ
30に固定されており、磁石65からの磁束はトラッキ
ング駆動コイル部62と鎖交するように構成されている
ので、電流を流すと浮上スライダ30にはトラックを横
切る方向に推力が発する。浮上スライダ30はスライダ
支持部80に設けられたトラッキング支持バネ部87に
よってトラッキング駆動方向に弾性支持されているの
で、この推力とトラッキング支持バネ部87の復元力と
が釣り合った位置まで浮上スライダ30は移動する。一
方、光学ヘッド1は浮上スライダ30に支持されている
ので光学ヘッド1もトラックを横切る方向に移動するこ
とになる。
【0104】より具体的には、前述したトラッキング誤
差信号(図6参照)がゼロになるように電流を流して浮
上スライダ30を変位させれば、光学ヘッド1から照射
される光スポットを光記録媒体110のデータトラック
にトラッキングさせることができる。
【0105】さて、第3実施例の場合は、トラッキング
アクチュエータによるトラッキング制御に加えて、微小
トラッキング駆動手段による微小トラッキング制御によ
って、2段制御を行っている。しかし、光記録媒体11
0のデータトラックの偏心量が小さい場合、例えば、
1.8インチ程度の小径の光記録媒体110を用いて、
磁気記録再生装置のようにスピインドルモータに固定し
て使用する場合などには、トラッキングアクチュエータ
のみでトラッキング制御を行うことが可能になる。この
場合には、図10に示すトラッキング駆動コイル部62
と磁石支持部66とスライダ支持部80のトラッキング
支持バネ部87が必要でなくなり、磁石65を浮上スラ
イダ30の凸部36にジンバル82を介して固定すれば
よい。
【0106】(第4実施例)次に、本発明に係る第4実
施例の光記録再生装置について図12、図13、図14
を用いて説明する。
【0107】本実施例の光記録再生装置は、第3実施例
とほぼ同じ構成で、トラッキング駆動手段の構成が第3
実施例とは異なっている。
【0108】図12は第4実施例である光記録再生装置
を構成する浮上式光ヘッドとフォーカス駆動手段とトラ
ッキング駆動手段、及びスライダ支持部等の部材を示す
斜視図である。図13は図12に示す部材を組み立てた
時、浮上式光ヘッドの中心をトラックと直交する方向
(図12のA−A)に切断した断面図である。図14
は、図12に示す部材を組み立てた時、スライダ支持部
80に設けられたトラッキング駆動コイル部62の部分
をトラックと直交する方向(図12のB−B)に切断し
た断面図である。
【0109】図12及び図13において、本実施例の光
記録再生装置は、前記実施例における光学ヘッド1を変
位させるフォーカス駆動手段を構成するフォーカス駆動
コイル部60と、フォーカス駆動コイル部60に鎖交す
るように磁束を発生させる磁石65aとを有する構成で
ある。磁石65aは本実施例の場合にはリング状に形成
される構成である。フォーカス駆動コイル部60は、第
3実施例と同じ構成であり、光学ヘッド1の光学部材2
0に固定されている。磁石65aは磁石支持部66に固
定されてフォーカス駆動コイル部60を囲むように配置
される。なお、磁石65aを浮上スライダ30の凸部3
6に固定しても良い。フォーカス制御における駆動方法
は第3実施例と同じであるので説明は省略する。
【0110】図12及び図14において、トラッキング
駆動コイル部62は口字状に巻回一対のコイルにて構成
され、スライダ支持部80に設けられたトラッキング支
持バネ部87よりも先端側の幅広部81に固定されてい
る。そして、それぞれのトラッキング駆動コイル部62
に鎖交するように2つの磁石65bが磁石支持部66に
固定され配置されている。
【0111】トラッキング制御における駆動方法はそれ
ぞれのトラッキング駆動コイル部62に電流を流すこと
によって行う。トラッキングコイル部62に電流を流す
とトラッキング駆動コイル部62にフレミング左手の法
則に従って推力が発生する。そして、この推力の方向
は、浮上スライダ30がトラックを横切る方向に発生す
る。トラッキング駆動コイル部62及び浮上スライダ3
0は、トラッキング支持バネ部87よりも先端に固定さ
れているので、この推力とトラッキング支持バネ部のト
ラッキング方向の復元力とが釣り合う位置まで浮上スラ
イダ30が移動することになる。従って、光学ヘッド1
のトラッキング誤差信号(図6参照)がゼロになるよう
にトラッキング駆動コイル部62に電流を流せば、光学
ヘッド1から照射される光スポットを光記録媒体110
のデータトラックにトラッキングすることができる。
【0112】(第5実施例)本発明に係る第5実施例の
光記録再生装置を図15を用いて説明する。図15は第
5実施例の光記録再生装置を構成する部材を示す斜視図
である。
【0113】第5実施例は、フォーカス駆動手段及びト
ラッキング駆動手段の構成が第2実施例と異なってお
り、他はほぼ同じ構成であるのでこの同一部分について
説明を省略する。
【0114】図15において、本実施例装置はアーム9
0の先端に樹脂等によって形成された変位拡大部70a
及び70bを備え、アーム90の中心の長さ方向を軸に
ほぼ対称に形成されている。変位拡大部70a及び70
bにはそれぞれヒンジ72a及び72bが形成されてい
る。71a及び71bは圧電素子であり電圧を印加する
とそれぞれアーム90の長さ方向に微小変位する。変位
拡大部70a及び70bの先端には光学ヘッド変位部7
4a及び74bが、貫通孔75a及び75bをボス73
a及び73bにそれぞれ熱かしめすることによって固定
されている。光学ヘッド変位部74a及び74bは先端
でくびれ部77a及び77bを介して光学ヘッド固定部
76で結合されている。
【0115】この様に構成された光記録再生装置のフォ
ーカス制御及びトラッキング制御における駆動方法を説
明する。
【0116】圧電素子71a及び71bをそれぞれ変位
させると、変位拡大部70a及び70bは、それぞれヒ
ンジ72a及び72bをほぼ支点に回転する方向に微小
に変位する。この微小変位は、変位拡大部70a及び7
0bの先端に固定された光学ヘッド変位部74a及び7
4bに伝達されるが、テコの原理に従って光学ヘッド変
位部74a及び74bの先端では比較的大きな変位が得
られることになる。そして、くびれ部77a及び77b
を通じて光学ヘッド1を変位することができる。
【0117】フォーカス駆動は、圧電素子71a及び7
1bに同じ電圧を加えることによって行う。この様に駆
動すると光学ヘッド変位部74a及び74bは同じ距離
だけ変位するので光学ヘッド1をフォーカス駆動方向に
変位させることができる。従ってフォーカス誤差信号が
ゼロになるように電圧を制御すればフォーカス制御が可
能である。
【0118】一方トラッキング駆動は、圧電素子71a
及び71bに異なる電圧を加えることによって行う。こ
の様に駆動すると光学ヘッド変位部74aと74bの変
位が異なるので、光学ヘッド1は変位の大きな方へ微小
回転するように変位する。このとき光学ヘッド1から照
射された光スポットはトラックを横切る方向に微小変位
するので、トラッキング誤差信号がゼロになるように電
圧を制御すればトラッキング制御が可能になる。
【0119】(第6実施例)次に、本発明の浮上式光ヘ
ッドを構成する光学ヘッド1の実施例を図16ないし図
18を用いて説明する。図16に、光学ヘッド1のほぼ
中心をトラック方向に切断した断面図を示し、図17
に、光学ヘッド1を上からみた上面透視図を示し、図1
8に光学ヘッド1を下からみた下面透視図を示す。
【0120】本実施例では、集光手段21に第1実施例
で用いた球面凹レンズの代わりにフレネルレンズを用い
て構成されている。このフレネルレンズは、第1実施例
の浮上式光ヘッドを構成する光学ヘッド1(図1ないし
図3を参照)において、球面凹レンズ及び球面収差を補
正するために設けられた反射型ホログラムパターンの動
作を1つで代用することができるように構成されてい
る。
【0121】このように構成できる理由を説明する。一
般に、球面収差が発生しないように反射型の凹レンズを
形成すると、レンズの形状は非球面になることが知られ
ている。集光手段21に非球面レンズを使用すればよい
ことになる。しかし、非球面の加工は困難な点が多く、
またコストが高い。しかし、この非球面を複数の輪帯状
レンズに分割すると、レンズの厚みを非常に薄くするこ
とが可能になるので、比較的加工が簡単になるからであ
る。
【0122】従って、本実施例の場合には、光路補正手
段25はフレネルレンズからの光を受光センサ13a〜
13bに導くための反射型ホログラムパターンのみでよ
い。
【0123】この様に構成することによって集光手段2
1の厚みを非常に薄くできるために光学ヘッド1がさら
に小型化できる。
【0124】また、集光手段21に反射型のホログラム
レンズを用いても同様の効果が期待できる。
【0125】さて、この様に一体化されて構成された光
ヘッドの場合には発光素子からの発熱が問題になる。す
なわち、波長が変動して収差が増大し光スポットを微小
に絞れなくなる問題や、モードホッピング雑音と呼ばれ
る雑音を発生して信号のSN比が劣化する問題等があ
る。さらに最悪の場合には素子が破壊してしまう危険性
もある。この様な問題を回避するために、本実施例の光
ヘッドには、放熱板18が基板10の発光素子11が設
けられた側とは反対の面に固定されている。
【0126】
【発明の効果】第1の発明によれば、光ヘッドを構成す
る発光素子、受光センサ、光学部材等のほとんどの部品
を集積化したことによって、光学ヘッドの小型化が図れ
る。さらに、一体成形が可能になり低価格化が図れると
共に、加工精度、組立精度の向上が図れ高記録密度化が
容易になる効果を奏する。
【0127】また、浮上スライダと光学ヘッドを分離す
ると共に、光学ヘッドを光記録媒体に対向させて浮上ス
ライダに支持部によって支持する構成にしたことによ
り、光学ヘッドをフォーカス方向またはトラッキング方
向に微小変位させることが可能になる効果を有する。さ
らに、光記録媒体の面振れに対しては、ほぼ一定の隙間
を確保することができるので、光学ヘッドの加工誤差や
発光素子の波長変動等による焦点ずれに対してのみ光学
ヘッドを変位させてフォーカス制御を行えばよい。従っ
て、フォーカス駆動手段が簡単になり小型化が容易に図
れる効果を有する。
【0128】第2の発明によれば、スピンドルモータに
より光記録媒体を高速回転させ、これと同時に第1の発
明の浮上式光ヘッドを支持部により光記録媒体に押圧し
て浮上させるようにし、トラッキングアクチュエータで
光記録媒体の半径方向に移動させると共に、フォーカス
駆動手段によって光学ヘッドを変位させてフォーカス制
御を行うように構成することにより、発光素子から光ヘ
ッドに光を導いたり、光ヘッドから受光センサへ光を導
く必要がなくなりる効果を有する。さらに、微小トラッ
キング駆動手段によって光学ヘッドまたは浮上スライダ
を微小変位させて微小トラッキング制御を行うように構
成したので、フォーカス駆動手段、微小トラッキング駆
動手段を、浮上式光ヘッドに組み込むことが可能にな
り、小型化が図れると共に、高密度化、高トラック密度
化が図れ、光記録再生装置の小型化が可能になり装置記
録密度が向上できる効果を有する。
【0129】以上の効果として、ノート型パソコン等の
携帯型パソコンにも搭載可能な小型記録再生装置を提供
することができる。また、複数の光記録媒体をスタック
構造にしてスピンドルモータに固定した光記録再生装置
が実現できるので、磁気記録装置に代わる小型大容量の
記録再生装置も提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の浮上式光ヘッドを構成す
る光学ヘッドのほぼ中心をトラック方向に切断した断面
【図2】本発明の第1実施例の浮上式光ヘッドを構成す
る光学ヘッドを上からみた上面透視図
【図3】本発明の第1実施例の浮上式光ヘッドを構成す
る光学ヘッドを下からみた下面透視図
【図4】(a)本発明の第1実施例の浮上式光ヘッドを
構成する浮上スライダを光記録媒体と対向する面を上に
した時の斜視図 (b)本発明の第1実施例の浮上式光ヘッドを構成する
浮上スライダを光記録媒体と対向する面を下にした時の
斜視図
【図5】本発明の第1実施例の浮上式光ヘッドのほぼ中
心をトラック方向に切断した時の断面図
【図6】(a)本発明の第1実施例の受光センサにおけ
るトラッキング制御の説明図 (b)本発明の第1実施例の受光センサにおけるトラッ
キングが第1の方向にずれた状態を示す図 (c)第1実施例の受光センサにおけるトラッキングが
第1の方向とは逆の第2の方向にずれた状態を示す図
【図7】(a)本発明の第1実施例の受光センサにおけ
るフォーカス制御の合焦点状態説明図 (b)本発明の第1実施例の受光センサにおけるフォー
カス制御の焦点が光記録媒体側にずれた状態説明図 (c)本発明の第1実施例の受光センサにおけるフォー
カス制御の焦点が集光手段側にずれた状態説明図
【図8】本発明の第2実施例の光記録再生装置を構成す
る浮上式光ヘッドとフォーカス駆動手段とトラッキング
駆動手段、及びスライダ支持部等の部材を示す斜視図
【図9】本発明の第2実施例の光記録再生装置における
図8に示す部材を組み立てた時の浮上式光ヘッドの中心
をトラックと直交する方向(図8のA−A)に切断した
断面図
【図10】本発明の第3実施例の光記録再生装置を構成
する浮上式光ヘッドとフォーカス駆動手段とトラッキン
グ駆動手段、及びスライダ支持部等の部材を示す斜視図
【図11】本発明の第3実施例の光記録再生装置におけ
る図8に示す部材を組み立てた時の浮上光ヘッドの中心
をトラックと直交する方向(図10のA−A)に切断し
た断面図
【図12】本発明の第4実施例の光記録再生装置を構成
する浮上式光ヘッドとフォーカス駆動手段とトラッキン
グ駆動手段、及びスライダ支持部等の部材を示す斜視図
【図13】本発明の第4実施例の光記録再生装置におけ
る図12に示す部材を組み立てた時、浮上式光ヘッドの
中心をトラックと直交する方向(図12のA−A)に切
断した断面図
【図14】本発明の第4実施例の光記録再生装置におけ
る図12に示す部材を組み立てた時、スライダ支持部に
設けられたトラッキング駆動コイル部の部分をトラック
と直交する方向(図12のB−B)に切断した断面図
【図15】本発明の第5実施例の光記録再生装置を構成
する部材を示す斜視図
【図16】本発明の第6実施例の浮上式光ヘッドを構成
する光学ヘッドのほぼ中心をトラック方向に切断した断
面図
【図17】本発明の第6実施例の浮上式光ヘッドを構成
する光学ヘッドを上からみた上面透視図
【図18】本発明の第6実施例の浮上式光ヘッドを構成
する光学ヘッドを下からみた下面透視図
【図19】従来の浮上式光ヘッドを示す側面図
【符号の説明】
1 光学ヘッド 10 基板 11 発光素子 12 立ち上げミラー 13a,13b,13c,13d 受光センサ 20 光学部材 21 集光手段 22 反射膜 23 入射部 24 出射部 25 光路補正手段 26 光透過窓 28 固定部 30 浮上スライダ 31 空気軸受け面 32 斜面 33 凹部 34,67,75a,75b 貫通孔 35 段差部 36 凸部 37 空気流入方向 40 光学ヘッド支持部 50 駆動コイル部 51 第1のコイル 52 第2のコイル 53,63 ボビン 54,64 ヨーク 55,65,65a,65b 磁石 60 フォーカス駆動コイル部 61 フォーカス駆動コイル 62 トラッキング駆動コイル部 66 磁石支持部 68,91 固定穴 70a,70b 変位拡大部 71a,71b 圧電素子 72a,72b ヒンジ 73a,73b ボス 74a,74b 光学ヘッド変位部 75a,75b 貫通孔 76 光学ヘッド固定部 77a,77b くびれ部 80 スライダ支持部 81 幅広部 82 ジンバル 83 曲げ部 84 押圧バネ部 85 固定板 86 かしめ部 90 アーム 92 ボス 110 光記録媒体 111 ディスク基板 112 記録膜 113 保護膜

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光記録媒体に光を集光して照射し、データ
    の記録再生を行う光学ヘッドと、前記光記録媒体の回転
    によって隙間を保って浮上するように形成された空気軸
    受け面を備えた浮上スライダと、前記光学ヘッドの光出
    射面が前記光記録媒体に対向するように、前記光学ヘッ
    ドまたは前記光学ヘッド及び前記浮上スライダを支持す
    る光学ヘッド支持部とを備える浮上式光ヘッドであっ
    て、前記光学ヘッドが、前記光記録媒体に光を照射する
    発光素子及び前記光記録媒体からの反射光を受光する受
    光センサを配置した基板と、前記発光素子からの光を光
    記録媒体に照射すると共に、光記録媒体からの光を前記
    受光センサに射出する光学部材とを備えることを特徴と
    する浮上式光ヘッド。
  2. 【請求項2】請求項1記載の浮上式光ヘッドであって、
    前記光学部材が、前記発光素子からの光を集光して前記
    光記録媒体に照射する集光手段と、前記光を前記集光手
    段へ入射させると共に、前記集光手段からの光を前記受
    光センサに射出する光路補正手段と、前記光路補正手段
    の形状よりも小さな形状で形成され、前記集光手段から
    の光が透過する光透過窓とを備えることを特徴とする浮
    上式光ヘッド。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の浮上式光ヘ
    ッドであって、前記集光手段が、球面凹レンズ、フレネ
    ルレンズ、回折格子またはホログラムレンズのいずれか
    であることを特徴とする浮上式光ヘッド。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の浮上式光ヘッドであって、前記光学部材が、ガラス、
    プラスチック等の光学透明材料からなり、一体成形によ
    って形成されることを特徴とする浮上式光ヘッド。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の浮上式光ヘッドであって、前記基板の前記発光素子が
    配置された面とは逆の面に、放熱板を設けることを特徴
    とする浮上式光ヘッド。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    の浮上式光ヘッドであって、前記浮上スライダのほぼ中
    心に貫通孔を設け、前記光学ヘッドの少なくとも1部が
    前記貫通孔内に前記浮上スライダとは非接触に配置され
    ていることを特徴とする浮上式光ヘッド。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項6のいずれかに記載
    の浮上式光ヘッドと、前記光記録媒体のデータトラック
    を横切るように移動自在に支持されたアームと、前記ア
    ームを移動させて前記浮上式光ヘッドから集光照射され
    た光スポットを前記光記録媒体のデータトラックにトラ
    ッキングするトラッキングアクチュエータと、前記浮上
    式光ヘッドを移動させて前記浮上式光ヘッドから集光照
    射された光スポットを前記光記録媒体に合焦点させるフ
    ォーカス駆動手段と、前記アームの先端に固定され、前
    記浮上式光ヘッドを支持すると共に、前記浮上式光ヘッ
    ドを押圧し前記光記録媒体の回転によって前記浮上式光
    ヘッドを隙間を保って浮上させるスライダ支持部と、前
    記光記録媒体を回転させるスピンドルモータとを備える
    ことを特徴とする光記録再生装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の光記録再生装置であっ
    て、前記フォーカス駆動手段が、前記光学ヘッドの側面
    に沿って巻回されたフォーカス駆動コイル部と、前記フ
    ォーカス駆動コイル部に鎖交するように磁束を発生させ
    る磁石とを備えることを特徴とする光記録再生装置。
  9. 【請求項9】請求項7に記載の光記録再生装置であっ
    て、前記光学ヘッドを微小回転させて前記光学ヘッドか
    ら集光照射された光スポットを前記光記録媒体のデータ
    トラックに対する微小トラッキングを制御する微小トラ
    ッキング駆動手段を備えることを特徴とする光記録再生
    装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の光記録再生装置であっ
    て、前記フォーカス駆動手段及び前記微小トラッキング
    手段が、前記光学ヘッドの側面にほぼ対称に配置され、
    ほぼ同じ巻数だけ巻回された第1のコイル部及び第2の
    コイル部と、前記浮上スライダの媒体対向面とは反対の
    面に配置され、前記第1のコイル部及び前記第2のコイ
    ル部に対してそれぞれ鎖交する磁束を発生させる磁石と
    を備えることを特徴とする光記録再生装置。
  11. 【請求項11】請求項7に記載の光記録再生装置であっ
    て、前記浮上スライダを移動させて前記光学ヘッドから
    集光照射された光スポットを前記光記録媒体のデータト
    ラックに対して微小トラッキングする微小トラッキング
    駆動手段を備えることを特徴とする光記録再生装置。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の光記録再生装置であ
    って、前記スライダ支持部の一部に設けられ、トラッキ
    ング駆動方向に弾性を持つように形成されたトラッキン
    グ支持バネ部、前記光学ヘッドの側面に沿って巻回され
    たフォーカス駆動コイル部及び前記フォーカス駆動コイ
    ル部に鎖交するように磁束を発生させる磁石を有するフ
    ォーカス駆動手段と、リング状に巻回され前記浮上スラ
    イダの光記録媒体に対する対向面とは反対の面に配置さ
    れたトラッキング駆動コイル部及び前記トラッキング駆
    動コイル部に鎖交するように磁束を発生させる磁石を有
    する微小トラッキング駆動手段と、前記アームに固定さ
    れ前記磁石を保持する磁石支持部とを備えることを特徴
    とする光記録再生装置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の光記録再生装置であ
    って、前記スライダ支持部の一部に設けられる前記トラ
    ッキング支持バネ部よりも先端の前記浮上スライダが固
    定された側の幅広部にトラッキング駆動コイル部を配置
    すると共に、前記トラッキング駆動コイル部に鎖交する
    ように前記磁石支持部に磁石を配置することを特徴とす
    る光記録再生装置。
  14. 【請求項14】請求項7又は請求項9に記載の光記録再
    生装置であって、前記フォーカス駆動手段及び前記微小
    トラッキング駆動手段が、前記アームに配置された2つ
    の圧電素子と、前記それぞれの圧電素子の変位を拡大す
    ると共に変位の方向を変える変位拡大部と、前記それぞ
    れの変位拡大部の変位を前記光学ヘッドに伝達し、前記
    光学ヘッドを変位させる光学ヘッド変位部とを備え、前
    記2つの圧電素子を同時に、または各々個別に駆動させ
    て前記光学ヘッドから集光照射された光スポットを前記
    光記録媒体に合焦点させると共に、前記光記録媒体のデ
    ータトラックに微小トラッキングさせることを特徴とす
    る光記録再生装置。
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