JPH07157116A - 給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷速度が可変自在な画像形成装置に対し、
印刷速度が可変されても常に安定した状態で印刷用紙を
捌き、給紙できること。 【構成】 １次給紙機構１７は、給紙台２７上の印刷用
紙Ｐをピックアップローラ２４と捌きローラ２３間で挟
持して送り出す。これらローラはパルスモータ等の１次
モータ１８の駆動力により、一定速度で、かつ間欠的に
ピッチ回転することにより、重合せずに１枚のみの印刷
用紙Ｐを送りだせる。２次給紙機構４は、速度が可変自
在な印刷部１に対し印刷速度に対応して印刷用紙Ｐを給
紙するため、タイミングローラ５は、印刷部１を駆動す
る２次モータ２に連結され、１次給紙機構１７により低
速で送り出された印刷用紙Ｐを高速化し、印刷部１に送
り出す。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、印刷用紙に画像を形成
する画像形成装置に適用される給紙装置に関し、特に給
紙台上の印刷用紙を捌くための給紙装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】図６は画像形成装置を示す側面図であ
り、孔版印刷装置を示している。印刷部を構成するドラ
ム５０の外周には、感熱製版された孔版原紙が貼付さ
れ、このドラム５０とプレスローラ５０ａとの間に印刷
用紙Ｐが連続的に供給され孔版原紙の画像に対応した孔
版印刷がなされる。

【０００３】この印刷用紙Ｐは、給紙台５１上に積載さ
れ、１次給紙機構５７としてのスクレーパローラ５２及
びピックアップローラ５３で上部から１枚ずつドラム５
０方向に取り込まれる。尚、ピックアップローラ５３と
対向する面には、図示しない捌き手段および重送検知手
段が設けられ、重送することなく１枚のみ捌いて２次給
紙機構５８方向に送り出す。ドラム５０とピックアップ
ローラ５３との間には、２次給紙機構５８である間欠駆
動のタイミングローラ６０が設けられ、このタイミング
ローラ６０の作動により印刷用紙Ｐは、ドラム５０の回
転に同期した所定のタイミングでドラム５０方向に送ら
れ、所期の印刷がなされる。

【０００４】このように孔版印刷装置は、１次および２
次の給紙機構５７，５８を備えている。これは、孔版印
刷装置が一般の印刷装置例えば複写装置に比して高速に
動作するものであるためにこのように２段の給紙機構を
有するものであり、１次給紙機構５７では、印刷用紙Ｐ
を比較的低速にて１枚づつ重合することなく確実に給紙
台５１上から取り出し、２次給紙機構５８にて印刷用紙
Ｐを高速回転するドラム５０の回転速度に対応した高速
度で該ドラム５０に対し給紙するものである。尚、孔版
印刷装置は、印刷速度が可変でき、低速（例えば６０rp
m ）から高速（１３０rpm ）まで段階的に切換自在とな
っている。

【０００５】ドラム５０と複数のアイドラ５５間および
モータ６５の回転軸６５ａ間にはベルト６６が張設さ
れ、このモータ６５の作動によりドラム５０が回転駆動
され、１次給紙機構５７，２次給紙機構５８もこのモー
タ６５の駆動力を利用している。

【０００６】尚、２次給紙機構５８には間欠機構７０が
設けられ、この間欠機構７０は、モータ６５の回転軸６
５ａにはガイドローラカム７１とタイミングロールカム
７２が固定され、略扇形のギヤ７３の一端７３ａがガイ
ドローラカム７１に当接し、かつタイミングレバー７４
の一端７４ａがタイミングロールカム７２に当接して設
けられる。

【０００７】扇形ギヤ７３は、ガイドローラカム７１の
回転により軸７３ｃを中心に揺動し、他端７３ｂに噛合
するガイドローラ７５を正逆方向に順次回転駆動する。
タイミングレバー７４は、タイミングロールカム７２の
回転により、間欠的に他端７４ｂが揺動し、タイミング
ローラ６０をガイドローラ７５方向に付勢する。そし
て、ガイドローラ７５が正方向へ回転する際にタイミン
グローラ６０がガイドーラ７５方向に付勢され、印刷用
紙Ｐを所定のタイミングでドラム５０方向に送りだすも
のである。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
１次給紙機構５７および２次給紙機構５８は、いずれも
ベルト６６を介してモータ６５により駆動されるという
機械的に連結されたのみの構成であるため、印刷速度が
可変され、モータ６５の回転数が変更されると、１次給
紙機構５７のピックアップローラ５３の回転数も同様に
可変されることになる。

【０００９】例えば印刷速度が高速になるにつれ、ピッ
クアップローラ５３も同様に高速回転するため、印刷用
紙Ｐを捌けなくなる欠点があった。すなわち、ピックア
ップローラ５３が高速化すると、印刷用紙Ｐとの間の摩
擦が常に動摩擦状態となり、印刷用紙Ｐに対しピックア
ップローラ５３が空転し、この印刷用紙Ｐを給紙台５１
上から取り出すことができなくなった。これにより、画
像形成装置の印刷の高速化に限度が生じている。

【００１０】また、印刷速度が低速となるに従い、ピッ
クアップローラ５３も同様に低速回転し、印刷用紙Ｐを
捌いて２次給紙機構５８に送り出すことができるが、こ
の場合には印刷用紙Ｐが重送されやすくなった。そし
て、従来の給紙機構では重送を未然かつ確実に防止でき
る手段がなく、重送された後を検知する重送検知手段が
設けられた程度であった。上述の如くいずれの場合にお
いても上記問題点が発生することを防止しなければなら
ず、特に印刷速度を可変自在な場合にも、これに対応で
きる手段が望まれていた。

【００１１】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、印刷速度が可変自在な画像形成装置に対し、印
刷速度が可変されても常に印刷用紙を安定して捌き給紙
することができ、これを簡単に構成できる給紙装置を提
供することを目的としている。

【００１２】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の給紙装置は、印刷用紙（Ｐ）に画像を形成
する画像形成装置に設けられ、該画像形成装置に対し印
刷用紙を給紙するための給紙装置において、給紙台（２
７）上の印刷用紙（Ｐ）を取り出すためのピックアップ
ローラ（２４）と捌きローラ（２３）と、該ローラを一
定速度でかつ間欠的に回転させるためにピッチ回転する
１次モータ（１８）とを有する１次給紙機構（１７）
と、印刷速度が複数可変自在な印刷部（１）を駆動する
２次モータ（２）と、該２次モータを駆動源とし前記１
次給紙機構から送り出された印刷用紙を前記印刷部の印
刷速度に対応した速度で送り出すタイミングローラ（１
５）とを有する２次給紙機構（４）とを具備することを
特徴としている。

【００１３】

【作用】印刷速度が可変自在な印刷部１に対し、給紙装
置は１枚づつ印刷用紙Ｐを給紙する。給紙装置は、給紙
台２７上の印刷用紙を１枚づつ取り出す１次給紙機構１
７，および１次給紙機構１７から送り出された印刷用紙
Ｐを印刷部１に給紙する２次給紙機構４で構成される。
１次給紙機構１７は１次モータ１８が一定な低速度で所
定角度づつピッチ回転することにより、ピックアップロ
ーラ２４，捌きローラ２３が所定角度づつ回転し、これ
らローラ２３，２４と印刷用紙Ｐとの間では細かな停止
状態が連続して発生するため、印刷用紙Ｐが重送するこ
となく確実に捌くことができる。

【００１４】また、２次給紙機構４は２次モータ２を駆
動源とし、印刷部１の印刷速度に対応した速度で前記１
次給紙機構１７から送り出された印刷用紙Ｐを印刷部１
に送り出す。これにより、印刷部１の印刷速度が可変さ
れ高速印刷状態であっても１次給紙機構１７により印刷
用紙Ｐを確実に捌くことができ、また、２次給紙機構４
によりこの印刷用紙Ｐを印刷部１の印刷速度に合わせて
送り出すことができる。

【００１５】

【実施例】図１は、本発明の画像形成装置を示す側面図
であり、従来例同様、孔版印刷装置を示している。孔版
原紙が貼付される印刷部としてのドラム１の回転軸１ａ
は２次モータ２にベルト３を介して連結され、ベルト３
は他に２次給紙機構４にも連結されている。２次モータ
２は、図示せぬ制御手段に予め設定された複数段の速度
に切換自在であり、駆動手段から駆動用信号が供給され
作動している間は、ドラム１を連続的に所定速度で回転
駆動する。

【００１６】２次給紙機構４は、ベルト３に連結される
プーリー６と該プーリー６に同軸固定されたギヤ６ａを
有する。ギヤ６ａは電磁クラッチ５のギヤ５ａに噛合し
ている。そして、電磁クラッチ５に接続されたベルト１
０は、タイミングローラ１５の軸１５ａに連結される。
タイミングローラ１５には、対向してガイドローラ１６
が設けられる。このタイミングローラ１５の回転により
印刷用紙Ｐの２次給紙がなされる。

【００１７】図２は電磁クラッチ５を示す一部裁断図で
あり、図示のように本体側板７には、クラッチ軸８が回
転自在に軸支され、一端部にはギヤ５ａが固定されてい
る。このクラッチ軸８の中央部にはプーリー９が遊動自
在に軸支され、プーリー９の外周にはベルト１０が張設
されている。このプーリー９の端部にはアーマチュア１
１が固定されている。

【００１８】また、クラッチ軸８の他端部には電磁コイ
ル１２が固設され、電磁コイル１２部分のクラッチ軸８
にはロータ１３が固定されている。ロータ１３は、電磁
コイル１２の通電時にプーリー９のアーマチュア１１を
吸引し、ベルト１０とクラッチ軸８を連結する。

【００１９】これにより電磁コイル１２の通電時のみタ
イミングローラ１５が回転し、ガイドローラ１６との間
で印刷用紙Ｐをドラム１方向に給紙する。このとき、ギ
ヤ６ａ〜ギヤ５ａ〜プーリー９〜ベルト１０〜タイミン
グローラ１５に至る伝達経路は所定比で減速されてい
る。尚、電磁コイル１２の非通電時には、アーマチュア
１１とローラ１３が離れており、タイミングローラ１５
はブレーキにより停止している。

【００２０】次に、１次給紙機構１７は、図１のように
１次モータ１８を駆動源としている。１次モータ１８は
所定角度ピッチづつ回転し、かつ一定速度で回転するパ
ルスモータを用い、駆動パルスは図示せぬ駆動手段から
供給される。１次モータ１８の回転軸１８ａには、ベル
ト１９，２０が張設され、ベルト１９は、中間ギヤ２
１，２２を介して捌きローラ２３に連結されている。捌
きローラ２３には、不図示のトルクリミッタが内蔵さ
れ、該トルクリミッタは図中Ａ方向（印刷用紙Ｐの送り
出し方向Ｂに対向する方向）に常時回転付勢されてい
る。尚、送り出し時における捌きローラ２３の回転方向
はＡ方向と逆である。

【００２１】また、ベルト２０は捌きローラ２３と対向
して配置されたピックアップローラ２４の回転軸２４ａ
に連結され、同様にスクレーパローラ２５はベルト２６
を介しピックアップローラ２４に連結されており、１次
モータ１８の駆動によりこれらピックアップローラ２
４，スクレーパローラ２５は給紙台２７上の印刷用紙Ｐ
を方向Ｂに送り出す。

【００２２】これら１次給紙機構１７と２次給紙機構４
との間には中間フィードローラ２８および対向してピン
チローラ２９が設けられ、この中間フィードローラ２８
に同軸固定されたギヤは前記中間ギヤ２１に噛合してい
て、１次モータ１８から駆動力を得ている。この中間フ
ィードローラ２８は、捌きローラ２３と同方向に回転
し、協動して印刷用紙Ｐの１次給紙を行う。

【００２３】次に図１に示す如くドラム１の回転軸１ａ
部分には回転検出手段３０が設けられる。回転検出手段
３０は、ドラム１の回転に対して１次給紙機構１７およ
び２次給紙機構４の動作を同期させるために設けられ
る。

【００２４】回転軸１ａには、溝部３１ａを有する１次
側検円板３１、および溝部３２ａを有する２次側検円板
３２が固定されており、１次側検円板３１の外周位置に
は１次側フォトインタラプタ３３が、また２次側検円板
３２の外周位置には２次側フォトインタラプタ３４が設
けられている。

【００２５】これによりドラム１の回転に対応して１次
側検円板３１の溝部３１ａ部分で光が透過し所定期間の
検出信号が得られる間は、１次給紙機構１７の１次モー
タ１８の回転動作を作動させ、印刷用紙Ｐの１次給紙動
作を作動させる。また、２次側検円板３２の溝部３２ａ
部分で光が透過し所定期間、検出信号が得られる間は、
電磁クラッチ５を動作させ、ドラム１の連続回転に対し
２次給紙機構４による印刷用紙Ｐの２次給紙動作を作動
させる。尚、これら１次側給紙機構１７，２次側給紙機
構４相互の動作タイミングはこれら１次側，２次側検円
板３１，３２相互の固定角度や、各給紙機構１７，４部
分での減速比で設定されている。

【００２６】また、中間フィードローラ２８とタイミン
グローラ１５との間には、プリレジストセンサ３６が設
けられ、１次給紙機構１７により送り出され、２次給紙
機構４に到達する途中の印刷用紙Ｐの位置が検出され、
検出信号は図示せぬ制御手段に出力されている。制御手
段は、検出信号入力後に所定時間経過することにより１
次給紙機構１７の印刷用紙Ｐの送り出し終了のタイミン
グを制御している。

【００２７】次に、上記構成による給紙動作について説
明する。設定したある印刷速度で２次モータ２が回転す
ることにより、ベルト３を介し孔版原紙が貼付されたド
ラム１が回転して印刷可能状態となる。ドラム１の回転
に同期し、回転検出手段３０の１次側のフォトインタラ
プタ３３は所定のタイミングで１次給紙機構１７を間欠
動作させる。このとき、１次側モータ１８の動作期間中
は、給紙台２７上の印刷用紙Ｐを１枚づつ取り出し、２
次給紙機構４に送出する。

【００２８】このときの１次給紙機構１７での捌き状態
を図３に拡大図として示す。図示の如く、１次側モータ
１８は一定速度で所定角度づつ回転する。このため、ス
クレーパローラ２５、及びピックアップローラ２４と捌
きローラ２３部分では、各角度毎に一旦停止状態とな
る。特にピックアップローラ２４と捌きローラ２３の停
止時には、印刷用紙Ｐとの間に静摩擦状態が生じ、印刷
用紙Ｐに対して大きな摩擦力を発生できるため、確実な
捌きを行うことができる。さらに、ピックアップローラ
２４，及び捌きローラ２３は、印刷用紙Ｐに対し回転中
に複数角度位置で同様の静摩擦状態を発生できるため、
点Ｄ１の箇所で捌き損じが生じてもこれら複数の箇所Ｄ
２〜Ｄ５…Ｄｎ部分で再び捌くことができる。

【００２９】この捌きローラ２３は、低速度かつ一定速
度で回転する１次側モータ１８により、印刷速度が高速
である場合でもこれに係わらず常に一定速度で確実な捌
きを行える。尚、捌きローラ２３は図中Ａ方向に回転付
勢された構成であるが、１枚の印刷用紙Ｐを搬送する際
には、印刷用紙Ｐの搬送力に対し捌きローラ２３内部の
トルクリミッタの付勢力が小さく設定されているため、
捌きローラ２３は図中Ａ’方向（送り出し方向Ｂと同一
方向）に回転している。

【００３０】次に、図４に示すのは１次給紙機構１７部
分での重送防止の作用を示す図である。図示の如く、捌
きローラ２３は常時Ａ方向に回転付勢された構成であ
る。このため、ピックアップローラ２４と捌きローラ２
３間に２枚の印刷用紙Ｐ１，Ｐ２が重なった状態で取り
込まれると、ピックアップローラ２４に接した上側の印
刷用紙Ｐ１がＢ方向に取り込むことができるが、捌きロ
ーラ２３に接する下側の印刷用紙Ｐ２はこれと逆のＢ’
方向である給紙台２７上に戻すことができる。

【００３１】これは、ピックアップローラ２４と印刷用
紙Ｐ１との接触面の摩擦係数Ｍ１，印刷用紙Ｐ１と印刷
用紙Ｐ２との摩擦係数Ｍ２，印刷用紙Ｐ２と捌きローラ
２３との摩擦係数Ｍ３としたときに、印刷用紙Ｐ１，Ｐ
２間の摩擦係数Ｍ２が一番小さいことによるものであ
り、よって、ピックアップローラ２４に接する印刷用紙
Ｐ１はＢ方向に送り出すことができ、また、捌きローラ
２３はＡ方向への回転力が発生して印刷用紙Ｐ２をＢ’
方向に戻すことができる。

【００３２】このようにして、給紙台１７上の印刷用紙
Ｐは、重送されずに１枚のみピックアップローラ２４，
捌きローラ２３間で捌かれる。捌かれた後の印刷用紙Ｐ
は、中間フィードローラ２８，ピンチローラ２９により
２次給紙機構４側に送り出すことができる。上記１次給
紙機構１７により、常時一定な低速度で印刷用紙Ｐを重
合せずに安定して取り込めるが、２次給紙機構４では、
この取り込まれた印刷用紙Ｐをドラム１の回転速度に対
応した速度で取り込み、ドラム１方向に送り出す。

【００３３】図５は、本装置の各印刷速度についての給
紙にかかる時間を示すものであり、１次給紙機構１７部
分での給紙時間（図中Ａ，Ａ’）は常に一定である。
尚、Ａは、印刷用紙Ｐが捌きローラ２３から中間フィー
ドローラ２８に至るまでの上記捌き動作にかかる時間で
あり、Ａ’は中間フィードローラ２８からタイミングロ
ーラ１５に至るまでの送り出しにかかる時間である。

【００３４】また、２次給紙機構４部分での給紙時間
（図中Ｂ）、およびドラム１の回転による印刷にかかる
時間（図中Ｃ）は、このドラム１の回転速度に対応して
異なっている。ところで、１次給紙機構１７部分で送り
出し速度は、ドラム１の回転数が最高速度のときに対応
できる速度に設定しておく。これにより、図中１点鎖線
で示すごとく、従来の１次給紙機構ではドラム１の回転
速度に応じて１次給紙の時間が異なり、かつ時間がかか
り、結果として全体時間が長くかかるものであったが、
本装置によれば、この給紙を短時間化することができ
た。図では本装置が従来に比して特に低速時に短時間化
されていることが明確に現れている。

【００３５】

【発明の効果】本発明によれば、１次給紙機構において
給紙台上の印刷用紙を取り込むローラが一定な低速度で
所定角度づつピッチ回転する構成のため、印刷用紙が重
送することなく確実に捌くことができる。さらに、２次
給紙機構は、前記１次給紙機構にて低速度で取り込まれ
る印刷用紙を印刷部で可変自在な印刷速度に対応した速
度まで高速化して送り出す構成のため、前記捌き性能を
維持した状態で、かつ印刷速度を自在に可変でき、印刷
の効率を向上できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の画像形成装置を示す側面図。

【図２】２次給紙機構の電磁クラッチを示す一部裁断
図。

【図３】１次給紙機構の動作を示す拡大図。

【図４】同１次給紙機構における重送防止の作用を示す
拡大図。

【図５】本装置における各部にかかる時間を示す図。

【図６】従来の給紙装置を示す側面図。

【符号の説明】

１…ドラム、２…１次モータ、３…ベルト、４…２次給
紙機構、５…電磁クラッチ、１５…タイミングローラ、
１７…１次給紙機構、１８…２次モータ、２３…捌きロ
ーラ、２４…ピックアップローラ、２５…スクレーパー
ローラ、２８…中間フィードローラ、３０…位置検出手
段、Ｐ…印刷用紙。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 印刷用紙（Ｐ）に画像を形成する画像形
   成装置に設けられ、該画像形成装置に対し印刷用紙を給
   紙するための給紙装置において、 給紙台（２７）上の印刷用紙（Ｐ）を取り出すためのピ
   ックアップローラ（２４）と捌きローラ（２３）と、該
   ローラを一定速度でかつ間欠的に回転させるためにピッ
   チ回転する１次モータ（１８）とを有する１次給紙機構
   （１７）と、 印刷速度が複数可変自在な印刷部（１）を駆動する２次
   モータ（２）と、該２次モータを駆動源とし前記１次給
   紙機構から送り出された印刷用紙を前記印刷部の印刷速
   度に対応した速度で送り出すタイミングローラ（１５）
   とを有する２次給紙機構（４）と、を具備することを特
   徴とする給紙装置。