JPH07151238A - 軸封装置 - Google Patents

軸封装置

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Publication number
JPH07151238A
JPH07151238A JP6217209A JP21720994A JPH07151238A JP H07151238 A JPH07151238 A JP H07151238A JP 6217209 A JP6217209 A JP 6217209A JP 21720994 A JP21720994 A JP 21720994A JP H07151238 A JPH07151238 A JP H07151238A
Authority
JP
Japan
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seal
lip
shaft
annular
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6217209A
Other languages
English (en)
Inventor
Curtis B Hemann
ビー.ヘマン カーティス
Lucyna Heyduk
ヘイダック ルシーナ
Joseph E Forbes
イー.フォーブス ジョセフ
John Crotser
クロッサー ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
John Crane Inc
Original Assignee
John Crane Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by John Crane Inc filed Critical John Crane Inc
Publication of JPH07151238A publication Critical patent/JPH07151238A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/54Other sealings for rotating shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/32Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
    • F16J15/3204Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip
    • F16J15/3232Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip having two or more lips

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、可撓性リップシール、特に軸と内
腔との有意な不整合状態または動的な心振れに対応しう
るリップシールを提供する。 【構成】 軸を突出延在させたハウジング内に密封室を
形成するために、シール装置を軸上に密封的に取り付け
る。シール装置は、環状の保持器に取り付けられた一体
的な環状シール本体を含む。シール本体には、軸と係合
する3つの半径方向のシールリップが含まれる。主リッ
プは、密封室に隣接する位置に配され、主要な液封シー
ル部となる。第2のリップは、主リップの後方に配さ
れ、主リップと軸とを整合状態に維持する。後方のリッ
プは、密封室内への環境汚染物質の侵入を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可撓性リップシールに
関し、特に軸と内腔との有意な不整合状態または動的な
心振れに対応しうるリップシールに関する。
【0002】
【背景技術】リップシールは弾性材料または高分子材料
を成形して作られ、回転軸の周囲を密封して、軸を突出
延在させたハウジング内に液密室または気密室を形成す
る。こうしたシールは、ハウジングに対するシール本体
の着脱および保持を補助する保持部と;エラストマーま
たはポリテトラフルオロエチレン製のひとつ以上のシー
ルリップとを含む構成部材または構成要素を有してな
る。
【0003】本発明のリップシールは、自動車用空気調
節装置の圧縮機用として特に適しているが、前記用途に
限られるわけではない。この種の用途の場合は、使用条
件が特に苛酷である。密封対象の冷却液は、一般に弾性
材料およびその他のシール材料に有害な作用を及ぼす。
圧力範囲は真空から高圧までと極端であり、温度範囲も
極度に広くなる。
【0004】さらに、自動車製造の経済性の問題から、
常に軽量化と費用削減とを目指す努力が求められてい
る。設備設計は、軽量化または軽荷重化に向う傾向にあ
る。その結果、軸と内腔との許容される不整合および動
的な心振れという点で、シールは以前よりも厳しい仕様
に対応できなければならなくなっている。
【0005】本発明のシールは、数個のシールリップを
有した一体的なシール本体を用いている。これまでのリ
ップシールの場合は、組み立てを要する分離状態のシー
ル本体構成部材が用いられてきた。このような従来設計
には、シール構成部材の取付けが不適切になる、シール
構成部材が欠落する、シール構成部材の軸方向の圧縮お
よび固定内部ガスケットの圧縮が不適切になるといった
問題を含めて、幾つかの潜在的な問題がある。こうした
問題がひとつ以上重なった場合、しばしば組立後のシー
ルを介して内部漏れが発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、これ
らの不適切性、欠落などの問題を解消するシールを提供
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にしたがって、3
つの軸方向のシールリップが形成された一体的な弾性体
を得ることができる。第1のリップは、加圧液を入れた
ハウジング室に隣接する主シールリップとなる。第2の
シールリップは、主シールリップに対する整合部材の役
割を果たす。最後のシールリップは、シールが取り付け
られている時にハウジングの外側に周囲環境の方へと偏
向し、環境汚染物質のハウジング室内への侵入を阻止す
る。
【0008】シール本体は、一体的な環状弾性要素を剛
性の環状保持部に成形してなる。第2のリップは、シー
ルが取り付けられている時には偏向して、主リップの基
礎部分と接触する。この偏向が、主リップの基礎部分上
にあるアンダカットの作用とあいまって、主リップと回
転軸とを整合させるのである。軸とハウジングとの心振
れに対応して液密状態を維持するためには、両者を整合
させることが特に重要になる。
【0009】
【実施例】まず最初に、本発明のシールが用いられる環
境について説明する。図1において、参照符号10に、
自動車用空気調節装置の圧縮機等の装置の回転軸を示
す。軸10は、中心線12のまわりを回転するととも
に、固定ハウジング14から円筒状の内腔16を介して
延在している。環状の密封面17は、ハウジング14の
内側に形成されている。密封面17の一方の端部には、
半径方向に延在するショルダ部18が形成され、他方の
端部には輪溝が形成される。
【0010】シール20は軸10とハウジング14とを
密封的に取り巻いている。図1に、前記シールが取付用
具11上において、取付け前の中間位置にある様子が示
されている。図2は、シール20が取付位置にある様子
を示している。取付けが完了すると、シール20が、シ
ールの片側に位置する内部ハウジング室24と、シール
の反対側に位置するハウジング外の周囲環境26とを分
離する。
【0011】シール20の詳細については、図3および
4にわかりやすく示されている。図3において、シール
20は、剛性の保持部32に接着された環状のシール本
体30を含んでいる。保持部32は、好ましくは鋼等の
金属材料で作られた輪のような環状構造体とする。前記
保持部は、中央の環状壁60と接着用フランジ62と除
去用フランジ64とを有している。フランジ64は、後
述の目的から、シール本体と保持部との接着後に始めて
内方に垂れ下る。
【0012】シール本体30は、弾性材料または高分子
材料製の一体構造体である。前記シール本体には、保持
部の壁面60に接着される環状リング部34が含まれ
る。リング部34の外面35上には、軸方向に離間した
一対の周方向リブが形成されている。リブ36は、台形
状の断面を有している。シール20が取付位置にある時
には、リブ36がハウジング14の環状密封面17と密
封的に係合する。したがって、シール20が取り付けら
れていない時のリブ32の外径は、密封壁17の内径よ
りも大としなければならない。
【0013】リング部分34については、設けることが
好ましいけれども、絶対に設けなければならないわけで
はない。後述するように、シール本体30と内腔16の
半径方向の内面との間に液密状態または気密状態を確立
させることもできる。
【0014】リング部分34から半径方向内方に、放射
状の本体部分38が延在する。本体部分38は、シール
20が取り付けられた時に、内部ハウジング室24の方
向に位置するシール20の軸方向駆動側端部に設けられ
る。シール20の軸方向反対側、すなわち反駆動側の端
部は、外部環境または周囲環境の方に向いている。
【0015】本体部分38は、半径方向の面40を形成
している。シール20の取付位置において、面40は、
ハウジング14の半径方向のショルダ部18と接触し
て、液密シール部となる。前記シールをハウジング14
とシール本体30との唯一の静的シール部とすることも
できる(たとえばリング部分34を設けない場合)。本
体部分38の半径方向最内端部付近において、面40内
に環状のアンダカットまたは凹部42が形成される。
【0016】本体部分38から、主リップ44と整合リ
ップ46と反駆動側リップ48とが延在している。各リ
ップは、シール20が取付位置にある時に、軸10と周
接触状態となる。したがって、シール20が取付位置に
配置されていない時に、各リップ構成部材の内径は、軸
10の外径を大幅に下回っていなければならない。
【0017】円錐状の主リップ44は、環状の基礎部分
50により、本体部分38と結合されるとともに、前記
本体部分上に支持されている。環状基礎部分50は、半
径方向の面40の駆動側に、本体部分38の軸方向の厚
さと略等しい軸長さにわたって延在する。前記基礎部分
は、リング部分34と実質的に同軸状態にあり、アンダ
カット42に隣接して円筒状の外面45と円筒状の内面
51とを形成する。アンダカット42は、基礎部分50
の半径方向の偏向または撓みに対応して、後述の役割を
果たす。リップ44は、傾斜面上において基礎部分50
から半径方向内方かつ軸方向駆動側に延在する。
【0018】整合リップ46は、主リップ44と反駆動
側リップ48との中間に位置している。整合リップは、
基礎部分50と本体部分38との接続点より下におい
て、本体部分38の半径方向内端地点で本体部分38と
結合されるとともに、前記本体部分により支持される。
取付位置に配置されていない時は、リップ46は半径方
向内方かつ軸方向駆動側に傾斜して、円錐状の主リップ
44と実質的に同軸状態の円錐形状をなす。リップ46
は、円筒状の外面49と円筒状の内面52と環状の先端
部47とを形成する。
【0019】基礎部分50の内面51とリップ46の外
面49との間に、鋭角56が形成される。リップ46の
厚さは、軸10と内腔16とが同軸状態の装置に取り付
けられた時に、角度56が略0度に減少するような厚さ
とする。リップ46は円錐形から円筒形に変形し、その
外面49と基礎部分50の円筒状内面51とが同軸状態
で接触し、その内面52と軸10とが同軸状態で接触す
る。したがって、リップ46の厚さは、基礎50の内面
51と軸10との呼称間隙(軸と内腔とが同軸状態の
時)に合致した厚さとする。リップ46の長さについて
は、基礎部分50と本体部分38との接続点と前記基礎
部分と主リップ44との接続点との中間付近において、
半径方向の面40の駆動側で環状先端部46が基礎部分
50の内面51に接触するような長さとする。この関係
を図2に示す。
【0020】反駆動側リップ48もまた、本体部分38
に結合されるとともに、前記本体部分により支持され
る。反駆動側リップは、軸方向反駆動側(リップ44お
よび46の傾斜と逆向き)に傾斜する。軸方向の凹部5
8は、リップ48と本体部分38との間に形成される。
【0021】取付位置において、シール20は、シール
本体30の半径方向の面40をハウジング14の半径方
向のショルダ部18に接触させながら軸10を取り巻
く。シール本体30のリブ36は、ハウジング14の環
状密封面17に密封的に係合する。シール20は、保持
部32の後方の除去用フランジ64に隣接する輪溝19
内に弾性的にはめ込まれる止め輪70により、この位置
に固定される。シール20は、止め輪70を撓ませたり
曲げたりして取り外すことにより、取付位置から移動可
能になる。次に、適切な道具を用いて保持部32の除去
用フランジ64と係合させ、ハウジング14からシール
20を除去する。
【0022】リップ44、46および48は、軸10と
周接触している。主リップ44は、軸方向駆動側に延在
するとともに、内部ハウジング室24に周方向に隣接し
た位置で軸10と接触して、内部ハウジング室と外部環
境との間における主要なシール部となる。
【0023】反駆動側リップ48は、軸方向反駆動側に
延在するとともに、外部環境または周囲環境26に周方
向に隣接した位置において軸10と接触する。リップ4
8はハウジング室24への外部汚染物質の侵入を阻止す
るとともに、ハウジング室24内が真空になった時にシ
ステムを密封する。こうした真空状態は、自動車用空気
調節装置の充填時等に発生しうる。凹部58は、後方の
リップ48の十分な撓み範囲となる。
【0024】整合リップ46は、その名のとおり主リッ
プ44に対する整合部材であり、リップ44を軸10に
対して常に同軸状態に保つ役割を果たす。自動車用空気
調節装置の圧縮機等の装置においては、直径0.5イン
チの軸が、あらゆる半径方向に内腔に対して0.025
インチもの不整合を生じることがある。このような不整
合は、軸を支持する軸受けの不整合状態、支持軸受けそ
の他の使用部品が軽量または少数であること、軸と支持
軸受けとの間の公差が大きすぎること等、多くのことが
原因となって起こりうる。
【0025】軸と内腔との不整合により軸10と主リッ
プ44とが不整合状態になると、リップ44が内部ハウ
ジング室24と外部環境との間の主要なシール部となっ
ているため、液漏れが起こりうる。したがって、たとえ
軸10と内腔16とが心振れしても、リップ44と軸1
0とが同心または整合状態に保たれることが肝要であ
る。整合リップ46は、そのためのものなのである。
【0026】軸と内腔とが不整合状態になると、リップ
46が、軸中心線と内腔の中心線との変位量と同じ量だ
け前記変位方向に移動する(軸10とリップ46の内面
52との同軸接触による)。前記移動によって、リップ
46の外面49と基礎部分50の内面51との同軸接触
により、基礎部分50が対応する量だけ移動する。基礎
部分50が移動することにより、リップ44の半径方向
の位置が調節されて、軸10との同軸状態が維持される
ようになる。このように、整合リップ46は主リップ4
4を継続的に付勢して、軸10の外周全体に均等に接触
させる働きをするのである。
【0027】図5に、軸と内腔との不整合が生じた場合
のシールの作用を示す。軸10の中心線12とハウジン
グの内腔16の中心線13は位置ずれして、不整合状態
になっている。図5に示すように、軸10はハウジング
の内腔の「上側」部分に向って半径方向に距離Dだけ変
位している。
【0028】軸10と内腔16とが同軸状態にある時、
整合リップ46は軸10の外面と基礎部分50の内面5
1とに接触しているので、前記不整合が起こると、リッ
プ46は軸10の変位量と同じ距離Dだけ変位する。し
たがって、基礎部分50も距離Dだけ変位する。基礎部
分50の変位により、主リップ44の位置が軸の変位量
に対応する量(D)だけ半径方向に調節される。このよ
うに、軸中心線が半径方向に変位または移動すると、そ
れに対応して主リップが即座に半径方向に変位する。軸
10とハウジングの内腔16とが心振れしても、軸10
とリップ44との接触面は常に同軸かつ同心状態に維持
されるのである。
【0029】アンダカット42は、軸と内腔との不整合
による整合リップ46の変位に呼応して基礎部分50の
変位を調節する部分であり、主リップ44を整合させる
上で大きな補助的役割を果たしている。そのため、軸1
0の変位に呼応して基礎部分50の「上方に向う」変位
(図5に示す)を調節するために、図5において、アン
ダカット42の上部は半径方向に幅狭または縮小される
一方、アンダカット42の下部は半径方向に幅広とされ
ている。
【0030】実施例を参照して、図および説明により本
発明のさまざまな特徴について説明したが、本発明の精
神および範囲から逸脱することなく、変更しうるもので
あることを理解されたい。
【0031】
【発明の効果】本発明は、可撓性リップシール、特に軸
と内腔との有意な不整合状態または動的な心振れに対応
しうるリップシールを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハウジングと回転可能な軸との断面図であっ
て、本発明のシール装置がまだ取り付けられていない状
態で取付用具上に配置されている様子を示す図である。
【図2】 シール装置が取付位置に配置されている様子
を示す拡大断面図である。
【図3】 本発明のシール装置の断面図である。
【図4】 本発明のシール装置の斜視図である。
【図5】 軸と内腔とが有意な不整合を起こした条件で
のシール装置の作用を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
10 回転軸 11 取付用具 12 中心線 14 固定ハウジング 16 内腔 17 密封面 18 ショルダ部 19 輪溝 20 シール 24 内部ハウジング 26 周囲環境 30 シール本体 32 保持部 34 リング 35 外面 36 リブ 38 本体部分 40 面 42 凹部 44 主リップ 45 外面 46 リップ 47 先端部 48 反駆動側リップ 49 外面 50 基礎部分 51 内面 52 内面 56 鋭角 58 凹部 60 環状壁 62 接着用フランジ 64 除去用フランジ 70 止め環
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョセフ イー.フォーブス アメリカ合衆国 イリノイ州 62080 ラ ムセイ、 アール.アール.2−ボックス 330 (72)発明者 ジョン クロッサー アメリカ合衆国 イリノイ州 62471 ヴ ァンダリア、エヌ.サンフラワー 629

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心線を中心とした内腔を形成するととも
    に、軸中心線を中心とした回転可能な軸を有するハウジ
    ングにおいて、前記軸のまわりに密封的に取り付けられ
    て前記ハウジング内に密封室を形成する環状シールであ
    って、内端部から半径方向に外端部まで、かつ駆動側端
    部から軸方向に反駆動側端部まで延在する本体部分が一
    体的なシール本体によって形成されるとともに、前記駆
    動側端部が前記反駆動側端部よりも前記密封室に近い位
    置に配置される環状シールにおいて:前記本体部分から
    軸方向に延在するとともに、内側基礎面を形成する円筒
    状の基礎部分と;前記基礎部分から半径方向内方に延在
    するとともに、前記軸に密封的に係合する主リップと;
    前記本体部分の前記半径方向内端部に結合するととも
    に、内側整合面と外側整合面とを形成する整合リップで
    あって、前記軸中心線と前記内腔の中心線とが整合状態
    になった時に、前記内側整合面が前記軸に接触し、かつ
    前記外側整合面が前記内側基礎面に接触する整合リップ
    とからなる環状シール。
  2. 【請求項2】前記整合リップを前記軸の外面から前記内
    側基礎面までの半径方向の距離と等しい厚さにして、前
    記軸中心線が前記内腔の中心線から変位した時に、前記
    基礎部分と前記主リップとが対応する量だけ半径方向に
    変位して、前記主リップが前記軸中心線と同軸状態に保
    たれるようにしてある請求項1に記載のシール。
  3. 【請求項3】前記基礎部分を軸方向駆動側に延在させた
    半径方向の面が前記本体部分の前記駆動側端部に形成さ
    れ、前記基礎部分の半径方向の変位に対応するアンダカ
    ットが、前記基礎部分の半径方向外側の前記面内に形成
    される請求項2に記載のシール。
  4. 【請求項4】前記整合リップが、前記本体部分の前記半
    径方向の面から前記主リップと前記基礎部分との接合点
    までの軸方向中間位置において前記整合リップの軸方向
    延在部分と前記内側基礎面とが接触するような長さであ
    る請求項1に記載のシール。
  5. 【請求項5】前記基礎部分が、前記本体部分の前記駆動
    側端部から前記反駆動側端部までの距離に略等しい長さ
    である請求項1に記載のシール。
  6. 【請求項6】前記シール本体がさらに、前記本体部分の
    前記反駆動側端部に隣接するとともに半径方向内方かつ
    軸方向反駆動側に延在して、前記軸と接触して前記密封
    室内への外部汚染物質の侵入を阻止する反駆動側リップ
    を含む請求項1に記載のシール。
  7. 【請求項7】前記シール本体と結合した保持部をさらに
    含む請求項1に記載のシール。
  8. 【請求項8】前記シール本体が弾性材料製または高分子
    材料製である請求項1に記載のシール。
  9. 【請求項9】前記本体部分の前記半径方向の面が、前記
    ハウジング内に形成された環状ショルダ部に当接する請
    求項3に記載のシール。
  10. 【請求項10】前記シール本体が、前記本体部分の前記
    半径方向外端部に隣接した位置において、前記基礎部分
    に対して同軸的に延在する環状部分を形成する請求項1
    に記載のシール。
  11. 【請求項11】前記環状部分の外面に、前記ハウジング
    の内側環状密封面と係合する複数個の軸方向に離間した
    周方向リブが形成される請求項10に記載のシール。
  12. 【請求項12】前記反駆動側リップの半径方向の変位に
    対応するために、前記反駆動側リップの半径方向外方に
    おいて前記本体部分内に凹部が形成される請求項6に記
    載のシール装置。
  13. 【請求項13】前記ハウジングに環状溝が形成され、前
    記シールを前記ハウジング内に固定するために前記溝内
    に止め輪が配される請求項1に記載のシール。
JP6217209A 1993-09-16 1994-09-12 軸封装置 Pending JPH07151238A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/121,534 1993-09-16
US08/121,534 US5503408A (en) 1993-09-16 1993-09-16 Lip seal for a rotary shaft

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US (1) US5503408A (ja)
EP (1) EP0648961A1 (ja)
JP (1) JPH07151238A (ja)
KR (1) KR950009032A (ja)
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