JPS61112865A - 高圧用ならいシヤフトシ−ル - Google Patents
高圧用ならいシヤフトシ−ルInfo
- Publication number
- JPS61112865A JPS61112865A JP60173974A JP17397485A JPS61112865A JP S61112865 A JPS61112865 A JP S61112865A JP 60173974 A JP60173974 A JP 60173974A JP 17397485 A JP17397485 A JP 17397485A JP S61112865 A JPS61112865 A JP S61112865A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- fluid
- sealing
- auxiliary
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/20—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle specially adapted for particular type of steering gear or particular application
- B62D5/22—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle specially adapted for particular type of steering gear or particular application for rack-and-pinion type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3204—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/324—Arrangements for lubrication or cooling of the sealing itself
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、一般的には流体シールに関し、特に、被封
止部分がシール開口を通って軸方向に往復運動や摺動運
動を行う場合のような、高圧環境下において適用するシ
ールに関する。
止部分がシール開口を通って軸方向に往復運動や摺動運
動を行う場合のような、高圧環境下において適用するシ
ールに関する。
例えば自動車のパワー ステアリング ユニットのよう
な最近の流体力学システムは、圧力がどんどん高くなり
、運転条件が厳しくなってきているため、従来の設計の
シールでは耐えられない場合が少なくなくなってきてい
る。
な最近の流体力学システムは、圧力がどんどん高くなり
、運転条件が厳しくなってきているため、従来の設計の
シールでは耐えられない場合が少なくなくなってきてい
る。
特定の圧力で使用する他の既知のメカニズムも、運動速
度が速くなり、また運動範囲が広く′なるに伴って条件
が次第に厳しくなってきている。例えば、いわゆるロン
ド ワイパー タイプ ラジアル リンフ“ シャフト
シール(rod wiρer typeradial
lip 5haft 5eal)で封止するロンドそ
の他の部材がそうである。この場合の口・ノドは、シー
ルの開口を貫通して軸方向に運動し、シールのリップ部
分には、時には数百ポンド/平方インチから1000ポ
ンド/平方インチを越える圧力の流体が作用する。
度が速くなり、また運動範囲が広く′なるに伴って条件
が次第に厳しくなってきている。例えば、いわゆるロン
ド ワイパー タイプ ラジアル リンフ“ シャフト
シール(rod wiρer typeradial
lip 5haft 5eal)で封止するロンドそ
の他の部材がそうである。この場合の口・ノドは、シー
ルの開口を貫通して軸方向に運動し、シールのリップ部
分には、時には数百ポンド/平方インチから1000ポ
ンド/平方インチを越える圧力の流体が作用する。
このような状況の下では、/liI滑が十分に行われな
かったり、漏洩を生じたりすると、被封止部分のシール
そのものに深刻な摩耗を生じる。油圧メカニズムのよう
に潤滑されるメカニズムは、漏洩を生じて潤滑流体や作
動流体が完全に枯渇すれば、必ず深刻な故障を起こす。
かったり、漏洩を生じたりすると、被封止部分のシール
そのものに深刻な摩耗を生じる。油圧メカニズムのよう
に潤滑されるメカニズムは、漏洩を生じて潤滑流体や作
動流体が完全に枯渇すれば、必ず深刻な故障を起こす。
摩耗と引きずり(drag)が少なく、封止効果が低下
することのないシールの開発が望まれている。
することのないシールの開発が望まれている。
本発明は、シール ケーシングの径方向内部に結合して
いるシール リップ本体を形成している空気側と油側を
有しているリップ部分があり、シール リップのいわゆ
る空気側がマルチ リップ封止面を形成するように成形
されており、圧力がかかる時に撓み(deflecti
on)が調節され、a滑液の保持性が優れている改良型
ラジアル リップシールを提供しようとするものである
。
いるシール リップ本体を形成している空気側と油側を
有しているリップ部分があり、シール リップのいわゆ
る空気側がマルチ リップ封止面を形成するように成形
されており、圧力がかかる時に撓み(deflecti
on)が調節され、a滑液の保持性が優れている改良型
ラジアル リップシールを提供しようとするものである
。
本発明は、シール ケーシングと、該シールケーシング
に接着されたエラストマ製リップ本体とを備え、該リッ
プ本体が、環形状であり、ほぼ円形の周方向シール バ
ンドに沿って円錐台形空気側面と交わる円錐台形油側面
を有しており、円錐台形空気側面に、輪郭が滑らかで、
内径が漸増しており、潤滑液保持溝をはさんで互いに離
間している軸方向に一定間隔をおいて配列されている一
連のリブがあり、封止領域内の圧力が上昇するのに伴っ
て該リブと被封止往復運動シャフトとの間の接触が強く
なり、これによってシール本体全体がシャフトと密着封
止係合する流体シールを提供する。
に接着されたエラストマ製リップ本体とを備え、該リッ
プ本体が、環形状であり、ほぼ円形の周方向シール バ
ンドに沿って円錐台形空気側面と交わる円錐台形油側面
を有しており、円錐台形空気側面に、輪郭が滑らかで、
内径が漸増しており、潤滑液保持溝をはさんで互いに離
間している軸方向に一定間隔をおいて配列されている一
連のリブがあり、封止領域内の圧力が上昇するのに伴っ
て該リブと被封止往復運動シャフトとの間の接触が強く
なり、これによってシール本体全体がシャフトと密着封
止係合する流体シールを提供する。
以下、添附図面を参照しながら本発明をさらに詳しく説
明する。図面において同じ部材は同じ番号で示す。
明する。図面において同じ部材は同じ番号で示す。
1つの好ましい実施態様は、往復運動部材が自動車のパ
ワー ステアリング ラック/ビニオン歯車装置のラッ
クの端部になっている、加圧すべきパワー ステアリン
グ ハウジングに装着するシールである。
ワー ステアリング ラック/ビニオン歯車装置のラッ
クの端部になっている、加圧すべきパワー ステアリン
グ ハウジングに装着するシールである。
第1図を参照して、本発明のシール20は、ハウジング
22に装着されており、ハウジング22に形成されたカ
ウンタボア24で保持され、ロッキング リング溝28
にはまっているスナップリング26または同効手段で固
定されている。
22に装着されており、ハウジング22に形成されたカ
ウンタボア24で保持され、ロッキング リング溝28
にはまっているスナップリング26または同効手段で固
定されている。
シール20は、エラストマ製シールリップ本体21とシ
ール ケーシング30を備えており、該シール ケーシ
ング30は、軸方向環状フランジ32と、終端が径方向
内縁(シール本体結合部分)36になっている径方向環
状フランジ34とを有する。
ール ケーシング30を備えており、該シール ケーシ
ング30は、軸方向環状フランジ32と、終端が径方向
内縁(シール本体結合部分)36になっている径方向環
状フランジ34とを有する。
シール ケーシングの外周38はシール ハウジングの
カウンタボア24にはまっており、封止状態が維持され
ている。カウンタボアに密着封止ばめすることを目的と
して、ゴム製外周スリーブなどの第2シール(図示せず
)を使用することができる。シールリップ本体21には
、結合部分40および封止領域内、の流体に接触する内
面部分42があり、該内面部分42には、既知のごとく
シールリップ本体の周囲に削設され、ガータ スプリン
グ46がはまっている環状スプリング溝44がある。
カウンタボア24にはまっており、封止状態が維持され
ている。カウンタボアに密着封止ばめすることを目的と
して、ゴム製外周スリーブなどの第2シール(図示せず
)を使用することができる。シールリップ本体21には
、結合部分40および封止領域内、の流体に接触する内
面部分42があり、該内面部分42には、既知のごとく
シールリップ本体の周囲に削設され、ガータ スプリン
グ46がはまっている環状スプリング溝44がある。
シールにはさらに、いわゆる“ピンク トリム”残部(
” pick trim residue ) 50か
ら径方向内向きに向かっているほぼ円錐台形の油側面4
8があり、核油側面48は、空気側円錐台形面52と交
わって、ほぼ円形のシール ハンド54を形成している
。シールの空気側には、シール ハンド54から軸方向
外向きに第1補助リブ56があり、該補助リブ56は周
方向m58によってシール バンド54から隔てられて
いる。補助リブ56から軸方向および径方向外側に設け
られている溝60が補助リブ56と第2補助リプ62を
隔てている。好ましい実施態様としては、さらにもう1
つの溝64を備えて第2補助リブ62と第3補助リプ6
6を隔てる。
” pick trim residue ) 50か
ら径方向内向きに向かっているほぼ円錐台形の油側面4
8があり、核油側面48は、空気側円錐台形面52と交
わって、ほぼ円形のシール ハンド54を形成している
。シールの空気側には、シール ハンド54から軸方向
外向きに第1補助リブ56があり、該補助リブ56は周
方向m58によってシール バンド54から隔てられて
いる。補助リブ56から軸方向および径方向外側に設け
られている溝60が補助リブ56と第2補助リプ62を
隔てている。好ましい実施態様としては、さらにもう1
つの溝64を備えて第2補助リブ62と第3補助リプ6
6を隔てる。
今度は第2図を参照して、補助リブ56.62.66の
最内面68.70.72は、シール ハンド54から軸
方向外側に遠ざかるにしたがって直径が漸増している。
最内面68.70.72は、シール ハンド54から軸
方向外側に遠ざかるにしたがって直径が漸増している。
「軸方向外向き」とは、封止領域(第1.2図の番号5
5)の内部から離間し、外部(すなわち空気側)(第゛
l、2図の番号57)に向かうことを意味する。
5)の内部から離間し、外部(すなわち空気側)(第゛
l、2図の番号57)に向かうことを意味する。
「径方向外向き」というのは自明であるが、特に、径方
向外側に働くり・ノブシールの場合のように、被封止部
材がシールの周囲ではなくシールの中心を通過する場合
に、直径が漸増していく方向を意味する。
向外側に働くり・ノブシールの場合のように、被封止部
材がシールの周囲ではなくシールの中心を通過する場合
に、直径が漸増していく方向を意味する。
もう一度第2図を参照して、補助リブ56.62.66
の最内面68.70.72はシール本体の主要部分く第
2図において点線と番号75で示す)に全体的に平行で
ある。リブの接線である第2図の相手線76はほぼこれ
に平行であり、被封上部材の軸に平行な想像水平軸線7
8と一定の角度(θ)を成している。シール関係の用語
としては、シール リップ本体の空気側部分の角度はし
ばしば“バレル アングル(barrel angle
) ”と呼ばれる。この場合のバレル アングルは、シ
ール本体全体の角度、あるいは補助リブの各々の最内直
径上の一連の点によって形成される角度である。
の最内面68.70.72はシール本体の主要部分く第
2図において点線と番号75で示す)に全体的に平行で
ある。リブの接線である第2図の相手線76はほぼこれ
に平行であり、被封上部材の軸に平行な想像水平軸線7
8と一定の角度(θ)を成している。シール関係の用語
としては、シール リップ本体の空気側部分の角度はし
ばしば“バレル アングル(barrel angle
) ”と呼ばれる。この場合のバレル アングルは、シ
ール本体全体の角度、あるいは補助リブの各々の最内直
径上の一連の点によって形成される角度である。
もう一度第1図を参照して、この場合の被封止部材は、
シール ハンド54と接触して主シールを形成する外面
部分82を有しているラックの往復運動ロッド部分80
である。矢印84で示すとおり、シールを必要とする運
動は軸方向運動であり、ワイピング タイプの封止作用
を生じさせる。
シール ハンド54と接触して主シールを形成する外面
部分82を有しているラックの往復運動ロッド部分80
である。矢印84で示すとおり、シールを必要とする運
動は軸方向運動であり、ワイピング タイプの封止作用
を生じさせる。
今度は第3図を参照して、線75.76.78の間の角
度の関係は、最内補助リブ56は、図示のごとく、その
最内面68を被封止ロッド(シャフト)80の面からご
(わずかだけ離間させて位置させることができるという
ことを考えて図示しである。そのため主シール ハンド
54とシャフト面82との間にはいわゆる“残存干渉(
residu−al 1nterference )
”がわずかに存在する。
度の関係は、最内補助リブ56は、図示のごとく、その
最内面68を被封止ロッド(シャフト)80の面からご
(わずかだけ離間させて位置させることができるという
ことを考えて図示しである。そのため主シール ハンド
54とシャフト面82との間にはいわゆる“残存干渉(
residu−al 1nterference )
”がわずかに存在する。
今度は第4図を参照して、シール バンド54はシャフ
ト面82に接触しており、第1補助リブ56もやはりこ
の面に接しており、主シール バンド54と補助リブ5
6間の溝52は幾分平坦になっている。第4図の状態は
中程度の圧力がかかっている状態であり、この状態で線
75.76はシール本体22が全体的に円筒形の断面に
なるζこつれて角度が小さくなるように示されている。
ト面82に接触しており、第1補助リブ56もやはりこ
の面に接しており、主シール バンド54と補助リブ5
6間の溝52は幾分平坦になっている。第4図の状態は
中程度の圧力がかかっている状態であり、この状態で線
75.76はシール本体22が全体的に円筒形の断面に
なるζこつれて角度が小さくなるように示されている。
第5図は、本発明のシール20をロッド(シャツ1−)
80に装着し、封止領域55内に高い圧力が発生し、シ
ール バンド54ならびにすべての補助リブ56.62
.66がシャフト80の面82に接触している状態を示
す。
80に装着し、封止領域55内に高い圧力が発生し、シ
ール バンド54ならびにすべての補助リブ56.62
.66がシャフト80の面82に接触している状態を示
す。
第5図はまた、矢印で示すごとく液圧がシール本体22
0面42に作用するため、シール本体全体が撓み、その
角度が非常に小さく、シール本体全体がシャフトに密着
する状態を示している。溝52.60.64には/rJ
沿流体流体っている。;この潤滑流体の励きて高圧下に
おける摩耗が著しく抑制される。シール バンド54の
幅は“A”であり、各々補助リブ56.62.66で形
成されているシール バンドは、幅“B”、“C”、“
D”が漸減している。そのため、直径の一番小さい補助
リブ56は平たくなって“B”パターンになり、シャフ
トとの接触幅が相当大きい;第2袖助リブ62も平たく
なってシャフトと接触するが、シール ハンドの幅が幾
分小さく (“足跡”” c”)、直径が最大の第3補
助(リップ)(リブ)66がシャフトと接触する部分で
はさらに接触幅が小さくなっている(”D”)。
0面42に作用するため、シール本体全体が撓み、その
角度が非常に小さく、シール本体全体がシャフトに密着
する状態を示している。溝52.60.64には/rJ
沿流体流体っている。;この潤滑流体の励きて高圧下に
おける摩耗が著しく抑制される。シール バンド54の
幅は“A”であり、各々補助リブ56.62.66で形
成されているシール バンドは、幅“B”、“C”、“
D”が漸減している。そのため、直径の一番小さい補助
リブ56は平たくなって“B”パターンになり、シャフ
トとの接触幅が相当大きい;第2袖助リブ62も平たく
なってシャフトと接触するが、シール ハンドの幅が幾
分小さく (“足跡”” c”)、直径が最大の第3補
助(リップ)(リブ)66がシャフトと接触する部分で
はさらに接触幅が小さくなっている(”D”)。
以上の説明から、圧力が上昇するに伴ってシャフト シ
ールが変形してシャフトに密着するが、独特な撓み作用
の故に、接触パターンが、漸増幅であり、かつ離間リブ
によって確保され、リブとリブの間に潤滑流体が保持さ
れることが分る。リブとリブの間に溜る潤滑流体の量は
多くはないが、測定可能であり、この潤滑流体は封止さ
れるシャフトの表面に沿ってほとんど常に°存在してい
る。
ールが変形してシャフトに密着するが、独特な撓み作用
の故に、接触パターンが、漸増幅であり、かつ離間リブ
によって確保され、リブとリブの間に潤滑流体が保持さ
れることが分る。リブとリブの間に溜る潤滑流体の量は
多くはないが、測定可能であり、この潤滑流体は封止さ
れるシャフトの表面に沿ってほとんど常に°存在してい
る。
このような溝、リブがなければ、このような液圧封止シ
ステムにおいて発生する高圧によって流体が主リップの
下から押出され、封止力が大きくなって許容限界を越え
ることが確認されている。これと潤滑流体の枯渇が組合
わさると、既知のシールでは早期破損を生じる。
ステムにおいて発生する高圧によって流体が主リップの
下から押出され、封止力が大きくなって許容限界を越え
ることが確認されている。これと潤滑流体の枯渇が組合
わさると、既知のシールでは早期破損を生じる。
しかし本発明によれば、本発明のシールの段階的作用に
よって潤滑流体が保持され、この重要部分の下から/r
iI清流体清掃体されるのが阻止されるのみならず、荷
重が段階的に配分され、所要の封上方が維持され、より
多くのリップ(リブ)に配分され、異常な昇圧や不当な
応力集中が阻止される。
よって潤滑流体が保持され、この重要部分の下から/r
iI清流体清掃体されるのが阻止されるのみならず、荷
重が段階的に配分され、所要の封上方が維持され、より
多くのリップ(リブ)に配分され、異常な昇圧や不当な
応力集中が阻止される。
次に、第1.2図に示されるような本発明の別の特徴と
して、米国特許第3.495,843号に開示されてい
るようなタイプのナイロン リングなどの、ロッキング
インサート(locking 1n−serL)ある
いは押出し防止部材をはめる特異な逆テーパ溝90を備
えることができる。このワッシャは、シールの固有の把
I屋作用によって、あるいはまた好ましい実施態様とし
ては補助ロッキングリングによって保持することができ
る。本発明のシールにこの補助リングを備えることはで
きるが、本発明の特許請求対象ではない。
して、米国特許第3.495,843号に開示されてい
るようなタイプのナイロン リングなどの、ロッキング
インサート(locking 1n−serL)ある
いは押出し防止部材をはめる特異な逆テーパ溝90を備
えることができる。このワッシャは、シールの固有の把
I屋作用によって、あるいはまた好ましい実施態様とし
ては補助ロッキングリングによって保持することができ
る。本発明のシールにこの補助リングを備えることはで
きるが、本発明の特許請求対象ではない。
本発明のシールは、性能、信頼性が著しく向上し、摩耗
が著しく少なく、本明細書に紹介したような高圧システ
ムにおいても十分な封止能力を維持することを確認した
。
が著しく少なく、本明細書に紹介したような高圧システ
ムにおいても十分な封止能力を維持することを確認した
。
第1図は、本発明のシールの部分拡大鉛直断面図である
。 第2図は、第1図のシールの部分図であり、成形時にお
けるシールの構成部材の位置を示す。 第3図は、第2図と同様の断面図であるが、さらに拡大
してあり、使用開始時の状態のシールを示す。 第4図は、第3図と同様の図であり、使用が進んだ状態
のシールを示す。 第5図は、最大圧力がかかっている状態のシールをさら
に拡大して示す。 20・・・シール、21・・・シールリップ本体、22
・・・ハウジング、24・・・カウンタボア、30・・
・シール ケーシング、32・・・軸方向環状フランジ
、34・・・径方向環状フランジ、44・・・スプリン
グ溝、46・・・ガータ スプリング、48・・・油側
面、52・・・空気側円錐台形面、54・・・シール
バンド、55・・・封止領域、56,62.66・・・
補助リプ、58.60.64・・・溝、80・・・ロン
ド(シャフト)二二二=冥I− 二二巨至乙4−
。 第2図は、第1図のシールの部分図であり、成形時にお
けるシールの構成部材の位置を示す。 第3図は、第2図と同様の断面図であるが、さらに拡大
してあり、使用開始時の状態のシールを示す。 第4図は、第3図と同様の図であり、使用が進んだ状態
のシールを示す。 第5図は、最大圧力がかかっている状態のシールをさら
に拡大して示す。 20・・・シール、21・・・シールリップ本体、22
・・・ハウジング、24・・・カウンタボア、30・・
・シール ケーシング、32・・・軸方向環状フランジ
、34・・・径方向環状フランジ、44・・・スプリン
グ溝、46・・・ガータ スプリング、48・・・油側
面、52・・・空気側円錐台形面、54・・・シール
バンド、55・・・封止領域、56,62.66・・・
補助リプ、58.60.64・・・溝、80・・・ロン
ド(シャフト)二二二=冥I− 二二巨至乙4−
Claims (11)
- (1)相対的に剛直な材料を素材とし、封止すべき機械
メカニズムの1つの部材内にはめて使用する環状シール
ケーシングと、一部が該環状ケーシングの一方の縁に結
合されているエラストマ製環状封止リップ本体とを備え
ており、該リップ本体の少なくとも一部がほぼ円形の軌
跡(locus)に沿って互いに交差する空気/油側円
錐台形面で形成されており、該リップ本体が、該機械メ
カニズムの領域内の流体に第1圧力がかかる時に該リッ
プ本体が弛緩している状態で該機械メカニズムの別の部
材と接触して密着封止状態を維持する主シールバンドを
形成しており、該リップ本体の該空気側円錐台形面に、
流体保持溝によって軸方向に互いに隔てられている複数
の補助封止リブがあり、該補助リブには各々、該機械メ
カニズムの該別の部材に接触し、把握されて、該主シー
ルバンドから遠ざかる方向に該別の部材からの離間距離
が漸増する部分があり、該シール本体空気側円錐台形面
が、該第1圧力において該補助リブの縁が該他の部材か
ら離間し、該領域内の圧力が上昇するにつれて該シール
本体が径方向に撓み、追加リブの縁が該別の部材に接触
してシールバンドの接触面積を増大させ、補助リブ間の
溝に流体を保持するように設計されている高圧用流体シ
ールユニット。 - (2)クレーム1に記載したとおりの流体シールユニッ
トにて、該シール本体に、該主シールバンドの一部と全
体的に軸方向に整合している環状スプリング溝と、該溝
にはめられているガータスプリングがさらに備えられて
いるユニット。 - (3)クレーム1に記載したとおりの流体シールユニッ
トにて、該補助リブの該接触部分の縁が、該別の部材に
接触するように滑らかな輪郭になっているユニット。 - (4)クレーム1に記載したとおりの流体ユニットにて
、該補助リブから軸方向外側に向かっており、少なくと
も一部が該シールケーシングの縁から軸方向内側に向か
っている環状押出し防止部材溝がさらに備えられており
、該環状押出し防止部材溝に、該シールケーシングの縁
に隣接する部分における該シール本体の不当な撓みを防
止するインサート部材をはめる流体シールユニット。 - (5)クレーム1に記載したとおりの流体シールユニッ
トにて、該シールケーシングが、断面が全体的にL字形
であり、該第1機械メカニズム部材のカウンタボアには
まる面を有している軸方向フランジと、該シールリップ
本体を結合する該環状ケーシングの該縁を形成している
少なくとも1つの面である径方向フランジとを備えてい
るユニット。 - (6)クレーム1に記載したとおりの流体シールユニッ
トにて、該機械メカニズムの該一方の部材が該他方の部
材の径方向外側にあり、該補助リブの内径が、該シール
リップ本体の該主シールバンド部分から軸方向に遠ざか
るにつれて漸増するユニット。 - (7)クレーム1に記載したとおりの流体シールユニッ
トにて、該複数の補助リブの数が最低3つであるユニッ
ト。 - (8)シャフトが貫入する開口とシールがはまるカウン
タボアを備えている第1機械部材と、該開口に貫入する
シャフトとしての第2機械部材とを備えており、さらに
流体シールも備えており、該流体シールが、該カウンタ
ボアに密着ばめされたシール装着フランジを備えている
環状ケーシング部分と、シール本体結合部分とを備えて
おり、該シールがさらに、少なくとも1つの面が該結合
部分に結合されているエラストマ製環状シール本体部分
を備えており、該シール本体部分がさらに、ほぼ円形の
軌跡に沿って互いに交差して主シールバンドを形成する
空気側/油側円錐台形面を有しており、該主シールバン
ドが、該シール本体部分が弛緩している状態で該シャフ
トに接触して封止状態を維持し、該空気側封止面に、軸
方向に一定間隔をおいて離間している複数の補助封止リ
ブがあり、該補助封止リブに各々シャフトに接触する内
面があり、該補助封止リブが各々少なくとも流体保持溝
によって互いに隔てられており、該シャフト接触面の直
径が該主シールバンドから遠ざかる方向に向かって漸増
し、該リップ本体が、十分な可撓性を有しているために
上記封止領域内の流体圧力が増加すると徐々に撓み、接
触面が該シャフト面に徐々に接触し、該溝に流体が捕獲
されて該シャフト面の潤滑が促進される、流体封止液圧
メカニズム。 - (9)クレーム8に記載したとおりの流体封止メカニズ
ムにて、該シール本体にガータスプリング溝があり、ガ
ータスプリングが該溝にはまっているメカニズム。 - (10)クレーム8に記載したとおりのメカニズムにて
、該複数の補助リブの数が最低3つであるメカニズム。 - (11)クレーム8に記載したとおりのメカニズムにて
、該ケーシングが全体的にL字形であるメカニズム。
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