JPH07139832A - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
- Publication number
- JPH07139832A JPH07139832A JP5307120A JP30712093A JPH07139832A JP H07139832 A JPH07139832 A JP H07139832A JP 5307120 A JP5307120 A JP 5307120A JP 30712093 A JP30712093 A JP 30712093A JP H07139832 A JPH07139832 A JP H07139832A
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- Japan
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- heat exchanger
- indoor
- outdoor heat
- outdoor
- indoor heat
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 非共沸混合冷媒を封入してなる空気調和機の
冷房運転時における室内空気の吹出流路への結露を防止
し、かつ、暖房運転時における室外空気流路の部分的閉
塞を防止する。 【構成】 室内熱交換器30を圧縮機１側から順に接続さ
れたフィン無し室内熱交換器3aとフィン付き室内熱交換
器3bとで構成し、これら両室内熱交換器3a、3bを室内空
気流路中に配置する。また、室外熱交換器50を圧縮機１
側から順に接続されたフィン付き室外熱交換器5bとフィ
ン無し室外熱交換器5aとで構成し、これら両室外熱交換
器5b、5aを室外空気流路中に配置する。
冷房運転時における室内空気の吹出流路への結露を防止
し、かつ、暖房運転時における室外空気流路の部分的閉
塞を防止する。 【構成】 室内熱交換器30を圧縮機１側から順に接続さ
れたフィン無し室内熱交換器3aとフィン付き室内熱交換
器3bとで構成し、これら両室内熱交換器3a、3bを室内空
気流路中に配置する。また、室外熱交換器50を圧縮機１
側から順に接続されたフィン付き室外熱交換器5bとフィ
ン無し室外熱交換器5aとで構成し、これら両室外熱交換
器5b、5aを室外空気流路中に配置する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は非共沸混合冷媒が封入さ
れた空気調和機、冷凍機、乾燥機等の冷凍装置に関す
る。
れた空気調和機、冷凍機、乾燥機等の冷凍装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機の冷媒回路が図２に示
され、図３にはこの空気調和機の冷媒回路内に封入され
ている非共沸混合冷媒のモリエル線図が示されている。
され、図３にはこの空気調和機の冷媒回路内に封入され
ている非共沸混合冷媒のモリエル線図が示されている。
【０００３】空気調和機の暖房運転時、圧縮機１から吐
出されたガス冷媒は、実線矢印で示すように、四方弁２
を経て図３のａの状態で室内熱交換器３に入り、これを
流過する過程で室内フアン６によって送られる室内空気
と熱交換することによって凝縮線イに沿って凝縮液化し
てｂの状態の液冷媒となる。
出されたガス冷媒は、実線矢印で示すように、四方弁２
を経て図３のａの状態で室内熱交換器３に入り、これを
流過する過程で室内フアン６によって送られる室内空気
と熱交換することによって凝縮線イに沿って凝縮液化し
てｂの状態の液冷媒となる。
【０００４】この液冷媒は絞り４で絞られて膨張線ロに
沿って断熱膨張することによってｃの状態の気液二相の
冷媒となる。
沿って断熱膨張することによってｃの状態の気液二相の
冷媒となる。
【０００５】この気液二相の冷媒はｃの状態で室外熱交
換器５に入り、これを流過する過程で室外フアン７によ
って送られる外気と熱交換することによって蒸発線ハに
沿って蒸発気化してｄの状態のガス冷媒となる。
換器５に入り、これを流過する過程で室外フアン７によ
って送られる外気と熱交換することによって蒸発線ハに
沿って蒸発気化してｄの状態のガス冷媒となる。
【０００６】このガス冷媒は四方弁２を経て圧縮機１に
吸入され、圧縮機１で圧縮線ニに沿って圧縮されること
によりａの状態で吐出される。
吸入され、圧縮機１で圧縮線ニに沿って圧縮されること
によりａの状態で吐出される。
【０００７】空気調和機の冷房運転時、四方弁２を切り
換えることにより冷媒は上記と逆に破線矢印で示すよう
に循環する。なお、図３において、ホは飽和蒸気線、ヘ
は臨界点、トは飽和液線、チ及びリは等温線である。
換えることにより冷媒は上記と逆に破線矢印で示すよう
に循環する。なお、図３において、ホは飽和蒸気線、ヘ
は臨界点、トは飽和液線、チ及びリは等温線である。
【０００８】非共沸混合冷媒は沸点が互いに異なる２種
以上の冷媒を混合してなり、気液二相の状態では一定圧
力下でも乾き度に応じて冷媒の温度が変化する。従っ
て、室外熱交換器５又は室内熱交換器３が蒸発器として
機能するとき、その入口における冷媒の状態ｃは等温線
リ上にあるが、冷媒の蒸発が進むのに伴って乾き度が増
大し、これに応じて冷媒の温度が上昇するので、蒸発器
の出口における冷媒の状態ｄは等温線リより高温の等温
線チ上に位置する。
以上の冷媒を混合してなり、気液二相の状態では一定圧
力下でも乾き度に応じて冷媒の温度が変化する。従っ
て、室外熱交換器５又は室内熱交換器３が蒸発器として
機能するとき、その入口における冷媒の状態ｃは等温線
リ上にあるが、冷媒の蒸発が進むのに伴って乾き度が増
大し、これに応じて冷媒の温度が上昇するので、蒸発器
の出口における冷媒の状態ｄは等温線リより高温の等温
線チ上に位置する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、その冷房運転時、蒸発器として機能する室
内熱交換器３の冷媒出口側の温度が高くなるので、冷媒
出口側から殆ど冷却除湿されることなく吹き出された空
気が他の部分を通ることによって冷却除湿された空気と
合流することによって結露が生ずるという不具合があっ
た。
においては、その冷房運転時、蒸発器として機能する室
内熱交換器３の冷媒出口側の温度が高くなるので、冷媒
出口側から殆ど冷却除湿されることなく吹き出された空
気が他の部分を通ることによって冷却除湿された空気と
合流することによって結露が生ずるという不具合があっ
た。
【００１０】また、暖房運転時、蒸発器として機能する
室外熱交換器５の冷媒入口側の温度が低くなるので、こ
の冷媒入口側に多量の霜が付着して外気の流通を阻害す
るという不具合があった。
室外熱交換器５の冷媒入口側の温度が低くなるので、こ
の冷媒入口側に多量の霜が付着して外気の流通を阻害す
るという不具合があった。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第１の発明の要旨
とするところは、圧縮機、室内熱交換器、絞り及び室外
熱交換器をこの順に接続してなる冷媒回路内に非共沸混
合冷媒を封入してなる冷凍装置において、上記室内熱交
換器を上記圧縮機側から順に接続されたフィン無し室内
熱交換器とフィン付き室内熱交換器とで構成し、これら
両室内熱交換器を室内空気流路中に配置したことを特徴
とする冷凍装置にある。
するために発明されたものであって、第１の発明の要旨
とするところは、圧縮機、室内熱交換器、絞り及び室外
熱交換器をこの順に接続してなる冷媒回路内に非共沸混
合冷媒を封入してなる冷凍装置において、上記室内熱交
換器を上記圧縮機側から順に接続されたフィン無し室内
熱交換器とフィン付き室内熱交換器とで構成し、これら
両室内熱交換器を室内空気流路中に配置したことを特徴
とする冷凍装置にある。
【００１２】第２の発明の要旨とするところは、圧縮
機、室内熱交換器、絞り及び室外熱交換器をこの順に接
続してなる冷媒回路内に非共沸混合冷媒を封入してなる
冷凍装置において、上記室外熱交換器を圧縮機側から順
に接続されたフィン付き室外熱交換器とフィン無し室外
熱交換器とで構成し、これら両室外熱交換器を室外空気
流路中に配置したことを特徴とする冷凍装置にある。
機、室内熱交換器、絞り及び室外熱交換器をこの順に接
続してなる冷媒回路内に非共沸混合冷媒を封入してなる
冷凍装置において、上記室外熱交換器を圧縮機側から順
に接続されたフィン付き室外熱交換器とフィン無し室外
熱交換器とで構成し、これら両室外熱交換器を室外空気
流路中に配置したことを特徴とする冷凍装置にある。
【００１３】第３の発明の要旨とするところは、圧縮
機、室内熱交換器、絞り及び室外熱交換器をこの順に接
続してなる冷媒回路内に非共沸混合冷媒を封入してなる
冷凍装置において、上記室内熱交換器を圧縮機側から順
に接続されたフィン無し室内熱交換器とフィン付き室内
熱交換器とで構成し、これら両室内熱交換器を室内空気
流路中に配置すると共に室外熱交換器を圧縮機側から順
に接続されたフィン付き室外熱交換器とフィン無し室外
熱交換器とで構成し、これら両室外熱交換器を室外空気
流路中に配置したことを特徴とする冷凍装置にある。
機、室内熱交換器、絞り及び室外熱交換器をこの順に接
続してなる冷媒回路内に非共沸混合冷媒を封入してなる
冷凍装置において、上記室内熱交換器を圧縮機側から順
に接続されたフィン無し室内熱交換器とフィン付き室内
熱交換器とで構成し、これら両室内熱交換器を室内空気
流路中に配置すると共に室外熱交換器を圧縮機側から順
に接続されたフィン付き室外熱交換器とフィン無し室外
熱交換器とで構成し、これら両室外熱交換器を室外空気
流路中に配置したことを特徴とする冷凍装置にある。
【００１４】
【作用】第１の発明においては、冷凍装置の冷却運転
時、絞りから流出した気液二相の冷媒がフィン付き室内
熱交換器を流過する際に低沸点成分が蒸発し、残部はフ
ィン無し熱交換器を流過する際蒸発する。
時、絞りから流出した気液二相の冷媒がフィン付き室内
熱交換器を流過する際に低沸点成分が蒸発し、残部はフ
ィン無し熱交換器を流過する際蒸発する。
【００１５】第２の発明においては、冷凍装置の加熱運
転時、絞りから流出した気液二相の冷媒がフィン無し室
外熱交換器を流過する際に低沸点成分が蒸発し、残部は
フィン付き室外熱交換器を流過する際に蒸発する。
転時、絞りから流出した気液二相の冷媒がフィン無し室
外熱交換器を流過する際に低沸点成分が蒸発し、残部は
フィン付き室外熱交換器を流過する際に蒸発する。
【００１６】第３の発明においては、冷凍装置の冷却運
転時には、絞りから流出した気液二相の冷媒がフィン付
き室内熱交換器を流過する際に低沸点成分が蒸発し、残
部はフィン無し熱交換器を流過する際に蒸発する。加熱
運転時には、絞りから流出した気液二相の冷媒がフィン
無し室外熱交換器を流過する際に低沸点成分が蒸発し、
残部はフィン付き室外熱交換器を流過する際に蒸発す
る。
転時には、絞りから流出した気液二相の冷媒がフィン付
き室内熱交換器を流過する際に低沸点成分が蒸発し、残
部はフィン無し熱交換器を流過する際に蒸発する。加熱
運転時には、絞りから流出した気液二相の冷媒がフィン
無し室外熱交換器を流過する際に低沸点成分が蒸発し、
残部はフィン付き室外熱交換器を流過する際に蒸発す
る。
【００１７】
【実施例】本発明の１実施例が図１に示されている。室
内熱交換器30はフィン無し室内熱交換器3aとフィン付き
室内熱交換器3bとによって構成され、これら両室内熱交
換器3a、3bは圧縮機１側からこの順に接続され、かつ、
室内フアン６によって送風される室内空気流路中に室内
空気がこの順に流過するように配置されている。
内熱交換器30はフィン無し室内熱交換器3aとフィン付き
室内熱交換器3bとによって構成され、これら両室内熱交
換器3a、3bは圧縮機１側からこの順に接続され、かつ、
室内フアン６によって送風される室内空気流路中に室内
空気がこの順に流過するように配置されている。
【００１８】室外熱交換器50はフィン付き室外熱交換器
5bとフィン無し室外熱交換器5aとによって構成され、こ
れら両室外熱交換器5b、5aは圧縮機１側からこの順に接
続され、かつ、室外フアン７によって送風される室外空
気流路中に室外空気がフィン無し室外熱交換器5a、フィ
ン付き室外熱交換器5bの順に流過するように配置されて
いる。他の構成は図２に示す従来のものと同様であり、
対応する部材には同じ符号が付されている。
5bとフィン無し室外熱交換器5aとによって構成され、こ
れら両室外熱交換器5b、5aは圧縮機１側からこの順に接
続され、かつ、室外フアン７によって送風される室外空
気流路中に室外空気がフィン無し室外熱交換器5a、フィ
ン付き室外熱交換器5bの順に流過するように配置されて
いる。他の構成は図２に示す従来のものと同様であり、
対応する部材には同じ符号が付されている。
【００１９】この空気調和機の冷房運転時、圧縮機１か
ら吐出された冷媒は、破線矢印で示すように、四方弁２
を経てフィン付き室外熱交換器5b、フィン無し室外熱交
換器5aをこの順に流過する過程で室外フアン７によって
送風される室外空気に放熱することによって凝縮液化す
る。
ら吐出された冷媒は、破線矢印で示すように、四方弁２
を経てフィン付き室外熱交換器5b、フィン無し室外熱交
換器5aをこの順に流過する過程で室外フアン７によって
送風される室外空気に放熱することによって凝縮液化す
る。
【００２０】この液冷媒は絞り４で断熱膨張した後、フ
ィン付き室内熱交換器3b及びフィン無し室内熱交換器3a
をこの順に流過する過程で室内フアン６によって送風さ
れる室内空気を冷却することによって蒸発気化し、この
状態で四方弁２を経て圧縮機１に吸入される。
ィン付き室内熱交換器3b及びフィン無し室内熱交換器3a
をこの順に流過する過程で室内フアン６によって送風さ
れる室内空気を冷却することによって蒸発気化し、この
状態で四方弁２を経て圧縮機１に吸入される。
【００２１】この冷房運転時、非沸混合冷媒中の低沸点
成分はフィン付き室内熱交換器3bを流過する過程で蒸発
し、高沸点成分はフィン無し室内熱交換器3aを流過する
過程で蒸発するので、フィン付き室内熱交換器3bの温度
はフィン付き室内熱交換器3aの温度より低くなる。従っ
て、室内空気中の水分はフィン付き室内熱交換器3bのフ
ィンに付着することによって除湿されるので、従来のよ
うに室内空気が除湿されずに室内に吹き出されるのを防
止できる。
成分はフィン付き室内熱交換器3bを流過する過程で蒸発
し、高沸点成分はフィン無し室内熱交換器3aを流過する
過程で蒸発するので、フィン付き室内熱交換器3bの温度
はフィン付き室内熱交換器3aの温度より低くなる。従っ
て、室内空気中の水分はフィン付き室内熱交換器3bのフ
ィンに付着することによって除湿されるので、従来のよ
うに室内空気が除湿されずに室内に吹き出されるのを防
止できる。
【００２２】暖房運転時、圧縮機１から吐出された冷媒
は、実線矢印で示すように、四方弁２を経てフィン無し
室内熱交換器3a、フィン付き室内熱交換器3bをこの順に
流過する過程で室内フアン６によって送風される室内空
気に放熱することによって凝縮液化する。
は、実線矢印で示すように、四方弁２を経てフィン無し
室内熱交換器3a、フィン付き室内熱交換器3bをこの順に
流過する過程で室内フアン６によって送風される室内空
気に放熱することによって凝縮液化する。
【００２３】この液冷媒は絞り４で断熱膨張した後、フ
ィン無し室外熱交換器5a及びフィン付き室外熱交換器5b
をこの順に流過する過程で室外フアン７によって送風さ
れる室外空気に放熱することによって蒸発気化し、この
状態で四方弁２を経て圧縮機１に吸入される。
ィン無し室外熱交換器5a及びフィン付き室外熱交換器5b
をこの順に流過する過程で室外フアン７によって送風さ
れる室外空気に放熱することによって蒸発気化し、この
状態で四方弁２を経て圧縮機１に吸入される。
【００２４】この暖房運転時、非沸混合冷媒中の低沸点
成分はフィン無し室外熱交換器5aを流過する過程で蒸発
し、高沸点成分はフィン付き室外熱交換器5bを流過する
過程で蒸発するので、フィン無し室外熱交換器5aの温度
はフィン付き室外熱交換器5bの温度より低くなる。従っ
て、室外空気はフィン無し室外熱交換器5aによって冷却
除湿されるので、従来のように室外空気中の水分が室外
熱交換器のフィンに着霜して室外空気の流過を妨げるの
を防止できる。
成分はフィン無し室外熱交換器5aを流過する過程で蒸発
し、高沸点成分はフィン付き室外熱交換器5bを流過する
過程で蒸発するので、フィン無し室外熱交換器5aの温度
はフィン付き室外熱交換器5bの温度より低くなる。従っ
て、室外空気はフィン無し室外熱交換器5aによって冷却
除湿されるので、従来のように室外空気中の水分が室外
熱交換器のフィンに着霜して室外空気の流過を妨げるの
を防止できる。
【００２５】
【発明の効果】本発明においては、冷凍装置の冷却運転
時、絞りから流出した気液二相の冷媒がフィン付き室内
熱交換器を流過する際に低沸点成分が蒸発し、残部がフ
ィン無し室内熱交換器を流過する際に蒸発するので、従
来のように室内空気の一部が室内熱交換器を冷却除湿さ
れることなく流過するのを防止でき、従って、室内空気
の吹出流路への結露及びこれに基づく露の滴下を防止で
きる。また、冷凍装置の加熱運転時、絞りから流出した
気液二相の冷媒がフィン無し室外熱交換器を流過する際
に低沸点成分が蒸発し、残部はフィン付き室外熱交換器
を流過する際に蒸発するので、従来のように室外熱交換
器の冷媒入口側に多量の着霜が付着して室外空気流路が
閉塞されるのを防止できる。
時、絞りから流出した気液二相の冷媒がフィン付き室内
熱交換器を流過する際に低沸点成分が蒸発し、残部がフ
ィン無し室内熱交換器を流過する際に蒸発するので、従
来のように室内空気の一部が室内熱交換器を冷却除湿さ
れることなく流過するのを防止でき、従って、室内空気
の吹出流路への結露及びこれに基づく露の滴下を防止で
きる。また、冷凍装置の加熱運転時、絞りから流出した
気液二相の冷媒がフィン無し室外熱交換器を流過する際
に低沸点成分が蒸発し、残部はフィン付き室外熱交換器
を流過する際に蒸発するので、従来のように室外熱交換
器の冷媒入口側に多量の着霜が付着して室外空気流路が
閉塞されるのを防止できる。
【図１】本発明の１実施例を示す冷媒回路図である。
【図２】従来の空気調和機の冷媒回路図である。
【図３】非共沸混合冷媒を封入した空気調和機の冷凍サ
イクルを示すモリエル線図である。
イクルを示すモリエル線図である。
１ 圧縮機 ２ 四方弁 30 室内熱交換器 3a フィン無し室内熱交換器 3b フィン付き室内熱交換器 ４ 絞り 50 室外熱交換器 5a フィン無し室外熱交換器 5b フィン付き室外熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２４Ｆ 13/30 1/02
Claims (3)
- 【請求項１】 圧縮機、室内熱交換器、絞り及び室外熱
交換器をこの順に接続してなる冷媒回路内に非共沸混合
冷媒を封入してなる冷凍装置において、上記室内熱交換
器を上記圧縮機側から順に接続されたフィン無し室内熱
交換器とフィン付き室内熱交換器とで構成し、これら両
室内熱交換器を室内空気流路中に配置したことを特徴と
する冷凍装置。 - 【請求項２】 圧縮機、室内熱交換器、絞り及び室外熱
交換器をこの順に接続してなる冷媒回路内に非共沸混合
冷媒を封入してなる冷凍装置において、上記室外熱交換
器を圧縮機側から順に接続されたフィン付き室外熱交換
器とフィン無し室外熱交換器とで構成し、これら両室外
熱交換器を室外空気流路中に配置したことを特徴とする
冷凍装置。 - 【請求項３】 圧縮機、室内熱交換器、絞り及び室外熱
交換器をこの順に接続してなる冷媒回路内に非共沸混合
冷媒を封入してなる冷凍装置において、上記室内熱交換
器を圧縮機側から順に接続されたフィン無し室内熱交換
器とフィン付き室内熱交換器とで構成し、これら両室内
熱交換器を室内空気流路中に配置すると共に室外熱交換
器を圧縮機側から順に接続されたフィン付き室外熱交換
器とフィン無し室外熱交換器とで構成し、これら両室外
熱交換器を室外空気流路中に配置したことを特徴とする
冷凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5307120A JPH07139832A (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5307120A JPH07139832A (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 冷凍装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139832A true JPH07139832A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17965276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5307120A Withdrawn JPH07139832A (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139832A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002115934A (ja) * | 2000-10-06 | 2002-04-19 | Denso Corp | 蒸発器および冷凍機 |
| JP2006199833A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 異方性導電接着剤 |
| JP2010002102A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Sharp Corp | 熱交換器ユニット及びそれを備えた空気調和機 |
-
1993
- 1993-11-15 JP JP5307120A patent/JPH07139832A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002115934A (ja) * | 2000-10-06 | 2002-04-19 | Denso Corp | 蒸発器および冷凍機 |
| JP2006199833A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 異方性導電接着剤 |
| JP2010002102A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Sharp Corp | 熱交換器ユニット及びそれを備えた空気調和機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |