JPH07139834A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

Info

Publication number
JPH07139834A
JPH07139834A JP30712193A JP30712193A JPH07139834A JP H07139834 A JPH07139834 A JP H07139834A JP 30712193 A JP30712193 A JP 30712193A JP 30712193 A JP30712193 A JP 30712193A JP H07139834 A JPH07139834 A JP H07139834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
heat exchanger
flow rate
indoor heat
indoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP30712193A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Yamanaka
敏彦 山中
Shigeo Sato
滋男 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP30712193A priority Critical patent/JPH07139834A/ja
Publication of JPH07139834A publication Critical patent/JPH07139834A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非共沸混合冷媒を冷媒回路内に封入した空気
調和機の冷房運転時、冷媒が室内熱交換器の冷媒入口側
で蒸発してしまうことによって室内空気の吹出流路に結
露したり凝縮水が室内空気に伴われて室内に吹き出され
るのを防止する。 【構成】 絞り装置40を冷媒流量調整機能付き絞り装置
する。そして、室内熱交換器5に流入する室内空気の湿
度又は冷媒回路の低圧圧力或いは圧縮機1に吸入される
冷媒の過熱度をセンサ11、12、13によって検出し、これ
らが設定値に達したとき、コントローラ14からの指令に
より絞り装置40の冷媒流量を増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非共沸混合冷媒が封入さ
れた空気調和機、冷水機、冷蔵庫等の冷凍装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の冷媒回路が図4に示
され、図5にはこの空気調和機の冷媒回路内に封入され
ている非共沸混合冷媒のモリエル線図が示されている。
【0003】空気調和機の冷房運転時、圧縮機1から吐
出されたガス冷媒は、破線矢印で示すように、四方弁2
を経てaの状態で室外熱交換器3に入り、これを流過す
る過程で室外フアン6によって送られる室外空気と熱交
換することによって凝縮線イに沿って凝縮液化してbの
状態の液冷媒となる。この液冷媒は絞り装置4で絞られ
て膨張線ロに沿って断熱膨張することによってcの状態
の気液二相の冷媒となる。
【0004】この気液二相の冷媒はcの状態で室内熱交
換器5に入り、これを流過する過程で室内フアン7によ
って送られる室外空気と熱交換することによって蒸発線
ハに沿って蒸発気化してdの状態のガス冷媒となる。こ
のガス冷媒は四方弁2を経て圧縮機1に吸入され、圧縮
機1で圧縮線ニに沿って圧縮されることによりaの状態
で吐出される。
【0005】空気調和機の暖房運転時、四方弁2を切り
換えることにより冷媒は上記と逆に実線矢印で示すよう
に循環する。なお、図4において、8は室内フアンモー
タ、9は室外フアンモータ、図5において、ホは飽和蒸
気線、ヘは臨界点、トは飽和液線、チ及びリは等温線で
ある。
【0006】非共沸混合冷媒は沸点が互いに異なる2種
以上の冷媒を混合してなり、気液二相の状態では一定圧
力下でも乾き度に応じて冷媒の温度が変化する。従っ
て、室内熱交換器5の入口における冷媒の状態cは等温
線リ上にあるが、冷媒の蒸発が進むのに伴って乾き度が
増大し、これに応じて冷媒の温度が上昇するので、室内
熱交換器5の出口における冷媒の状態dは等温線リより
高温の等温線チ上に位置する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、その冷房運転時、室内熱交換器5の冷媒入
口側では、図6に示すように、非共沸混合冷媒の温度と
室内空気との温度差が冷媒R22のそれより大きくなる。
そのため、気液二相の冷媒中の液冷媒が室内熱交換器5
の熱交換チューブの第1列5aを流過する過程で蒸発して
しまい、この結果、室内熱交換器5の上部の温度が上昇
するので、室内熱交換器5の上部を流過した室内空気は
殆ど冷却、除湿されずに吹き出される。
【0008】そして、この空気はその下流側で室内熱交
換器5の下部を流過して充分に冷却、かつ、除湿された
空気と混合したとき降温するので、この空気中に含まれ
る水分が凝縮し、この凝縮水が室内空気の吹出流路に付
着したり、調和空気と一緒に室内に吹き出して来るとい
う不具合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、室外熱交換
器等からなる冷媒回路内に非共沸混合冷媒を封入してな
る冷凍装置において、上記絞り装置を冷媒流量調整機能
付き絞り装置となすと共に上記室内熱交換器に流入する
室内空気の湿度又は上記冷媒回路の低圧圧力或いは上記
圧縮機に吸入される冷媒の過熱度を検出しこれらが設定
値に達したとき上記絞り装置の冷媒流量を増加させる制
御手段を具備してなることを特徴とする冷媒装置にあ
る。
【0010】上記冷媒流量調整機能付き絞り装置をキャ
ピラリチューブよりなる主絞り装置とこれに並列に接続
された補助キャピラリと電磁開閉弁の直列回路とで構成
できる。
【0011】上記冷媒流量調整機能付き絞り装置を電動
膨張弁となし、上記制御手段により上記電動膨張弁の開
度を補正することができる。
【0012】上記制御手段によって上記室内空気の湿度
又は冷媒回路の低圧圧力或いは吸入冷媒の過熱度が設定
値に達したとき、室内熱交換器に送風するフアンの回転
を低速側に切換えることができる。
【0013】
【作用】本発明においては、室内熱交換器に流入する室
内空気の湿度又は冷媒回路の低圧圧力或いは圧縮機に吸
入される冷媒の過熱度が設定値に達したとき、絞り装置
は冷媒流量を増加させる。
【0014】
【実施例】本発明の第1の実施例が図1及び図2に示さ
れている。図1に示すように、従来の絞り装置4に代え
てキャピラリチューブよりなる主絞り装置41とこれに並
列に補助キャピラリ42と電磁開閉弁43を直列に接続して
なる直列回路44を接続することによって構成された冷媒
流量調整機能付き絞り装置40が設けられている。
【0015】室内熱交換器5に流入する室内空気の湿度
を検出する湿度センサ11、冷媒回路の低圧圧力を検出す
る圧力センサ12、圧縮機1に吸入される冷媒の過熱度を
検出する過熱度センサ13の出力はコントローラ14に入力
され、コントローラ14は電磁開閉弁43及び室内フアン7
の駆動モータ8に出力してこれを制御するようになって
いる。他の構成は図4に示す従来のものと同様であり、
対応する部材には同じ符号が付されている。
【0016】図2には電気的制御回路が示され、8は室
内フアン7の駆動モータ、43R は電磁開閉弁43の電磁接
触器、aは湿度センサ11又は圧力センサ12或いは過熱度
センサ13の接点、Bは駆動モータ8の調速用電磁接触
器、bはその接点を示す。
【0017】しかして、空気調和機の冷房運転時、圧縮
機1から吐出された非共沸混合冷媒のガス冷媒は、破線
矢印で示すように、四方弁2を経て室外熱交換器3に入
り、ここで室外フアン6によって送られる室外空気に放
熱することによって凝縮液化する。
【0018】この液冷媒は主絞り装置41で絞られること
によって気液二相の冷媒となり、この状態で室内熱交換
器5に入る。ここで室内フアン7によって送られる室内
空気を冷却することによって蒸発気化し、四方弁2を経
て圧縮機1に戻る。暖房運転時には冷媒は、実線矢印で
示すように、冷媒回路内を循環する。
【0019】冷房運転時、圧力センサ12によって検出さ
れた低圧圧力又は湿度センサ11によって検出された湿度
或いは過熱度センサ13によって検出された過熱度が予め
設定された所定値に達したとき、接点aが閉となる。こ
れに伴って、電磁接触器43Rが励磁されて電磁開閉弁43
が開となるとともに電磁接触器Bが励磁されてその接点
bがLo側に入り、、室内フアン7の回転数が低速に切り
換わる。
【0020】電磁開閉弁43が開となると、室外熱交換器
3から流出した液冷媒が主絞り装置41のみならず直列回
路44の補助キャピラリ42及び電磁開閉弁43を流過するの
で、冷媒流量、即ち、室内熱交換器5に流入する冷媒が
増加する。この結果、室内熱交換器5の蒸発能力が低下
するので、液冷媒が室内熱交換器5の冷媒入口側、即
ち、第1列の熱交換チューブの下方のみで蒸発してしま
うのを防止できる。
【0021】本発明の第2の実施例が図3に示されてい
る。この第2の実施例においては、電動膨張弁45によっ
て冷媒流量調整機能付絞り装置が構成され、この電動膨
張弁45の開度はセンサ11、12、13によって検出された湿
度又は低圧圧力或いは過熱度が所定値に達したときコン
トローラ14からの指令によって増大するようになってい
る。
【0022】
【発明の効果】本発明においては、室内熱交換器に流入
する室内空気の湿度又は冷媒回路の低圧圧力或いは圧縮
機に吸入される冷媒の過熱度が設定値に達したとき、絞
り装置は冷媒循環量を増加させる。この結果、冷却運転
中に室内空気の吹出流路に凝縮水が結露したり、凝縮水
が調和空気に伴われて吹き出すのを防止できる。また、
冷媒循環量を増加させると同時に室内熱交換器に送風す
るフアンの回転を低速側に切り換えれば、室内熱交換器
の蒸発能力をより一層低減することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す系統図である。
【図2】上記実施例の電気的制御回路図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す系統図である。
【図4】従来の冷凍装置の冷媒回路図である。
【図5】従来の冷凍装置のモリエル線図である。
【図6】従来の冷凍装置の室内熱交換器を流過する室内
空気、冷媒R22 及び非共沸混合冷媒の温度変化を示す線
図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 5 室内熱交換器 3 室外熱交換器 40 絞り装置 41 主絞り装置 42 補助キャピラリ 43 電磁開閉弁 44 直列回路 11 湿度センサ 12 低圧圧力センサ 13 過熱度センサ 14 制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、室外
    熱交換器等からなる冷媒回路内に非共沸混合冷媒を封入
    してなる冷凍装置において、上記絞り装置を冷媒流量調
    整機能付き絞り装置となすと共に上記室内熱交換器に流
    入する室内空気の湿度又は上記冷媒回路の低圧圧力或い
    は上記圧縮機に吸入される冷媒の過熱度を検出しこれら
    が設定値に達したとき上記絞り装置の冷媒流量を増加さ
    せる制御手段を具備してなることを特徴とする冷媒装
    置。
  2. 【請求項2】 上記冷媒流量調整機能付き絞り装置をキ
    ャピラリチューブよりなる主絞り装置とこれに並列に接
    続された補助キャピラリと電磁開閉弁の直列回路とで構
    成したことを特徴とする請求項1記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 上記冷媒流量調整機能付き絞り装置を電
    動膨張弁となし、上記制御手段により上記電動膨張弁の
    開度を補正することを特徴とする請求項1記載の冷凍装
    置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は上記室内空気の湿度又は
    冷媒回路の低圧圧力或いは吸入冷媒の過熱度が設定値に
    達したとき、上記室内熱交換器に送風するフアンの回転
    を低速側に切換える手段を含むことを特徴とする請求項
    1記載の冷凍装置。
JP30712193A 1993-11-15 1993-11-15 冷凍装置 Withdrawn JPH07139834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30712193A JPH07139834A (ja) 1993-11-15 1993-11-15 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30712193A JPH07139834A (ja) 1993-11-15 1993-11-15 冷凍装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07139834A true JPH07139834A (ja) 1995-06-02

Family

ID=17965288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30712193A Withdrawn JPH07139834A (ja) 1993-11-15 1993-11-15 冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07139834A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107576091A (zh) * 2017-08-30 2018-01-12 珠海格力电器股份有限公司 一种冷水和/或热水的制水***

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107576091A (zh) * 2017-08-30 2018-01-12 珠海格力电器股份有限公司 一种冷水和/或热水的制水***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3042797B2 (ja) 空気調和機
JPH06241534A (ja) 空気調和機
KR19980076725A (ko) 냉난방겸용 공조기기 및 냉난방겸용 공조기기의 제어방법
JPH10325621A (ja) 空気調和装置
JP4328892B2 (ja) 調温調湿装置および環境試験装置
CN110475683B (zh) 空气调节装置
JP2002243307A (ja) 空気調和装置
JP2002357353A (ja) 空気調和機
JPH07139834A (ja) 冷凍装置
JP2003139436A (ja) 空気調和機
JPH02171562A (ja) 冷凍サイクル装置
JP2001227841A (ja) マルチ型空気調和装置
KR100465722B1 (ko) 제습 겸용 히트펌프식 공기조화기
JPH07139832A (ja) 冷凍装置
KR100800623B1 (ko) 공기조화기의 운전제어방법
KR102425344B1 (ko) 고효율 공조기 및 이를 이용한 공조기의 효율 개선방법
JPH04236062A (ja) 空気調和機
JP7491334B2 (ja) 空気調和機
JP2000146315A (ja) 冷凍装置及び空気調和装置
JP3332512B2 (ja) 冷風乾燥機
JP2692856B2 (ja) 多室型空気調和装置
JP2651327B2 (ja) 冷凍回路のホットガスバイパス回路制御方法及び装置
KR100197684B1 (ko) 공기조화기의 냉매제어회로
JPH07198215A (ja) 冷凍装置
JPH06159857A (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010130