JP2010002102A - 熱交換器ユニット及びそれを備えた空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】結露現象や着霜現象、また除霜行為によってパラレルフロータイプやサーペンタインタイプの熱交換器の熱交換性能が低下することを防ぎ、これらの熱交換器の特徴である熱交換効率の高さが十分に発揮されるようにする。
【解決手段】熱交換器ユニット1は、フィンアンドチューブタイプの第1の熱交換器とパラレルフロータイプの第2の熱交換器20またはサーペンタインタイプの第2の熱交換器を備える。熱交換器は、送風機が生成する気流中に、第1の熱交換器10を風上側、第2の熱交換器20または30を風下側とする形で配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は空気調和機等に用いられる熱交換器ユニットに関する。
空気調和機等に用いられる熱交換器には、フィンアンドチューブタイプ、パラレルフロータイプ、サーペンタインタイプといった種類のものがある。フィンアンドチューブタイプは、多数の平行するフィンを1本または複数本のチューブが蛇行しつつ貫通する形のものであって、一般的に良く用いられている。パラレルフロータイプは、2本のヘッダパイプの間に複数の偏平チューブを配置して偏平チューブ内部の冷媒通路をヘッダパイプの内部に連通させるとともに、偏平チューブ間にコルゲートフィン等のフィンを配置したものである。サーペンタインタイプは、2本のヘッダパイプの間に偏平チューブを配置するところまではパラレルフロータイプと同じであるが、偏平チューブの数が1本であり、この1本の偏平チューブが蛇行し、蛇行する偏平チューブの間にコルゲートフィン等のフィンが配置されている。フィンアンドチューブタイプの例は特許文献1に見ることができ、パラレルフロータイプとサーペンタインタイプの例は特許文献2に見ることができる。
熱交換器ユニットでは、熱交換量を多くするため、複数の熱交換器を前後して通風路中に配置するということもしばしば行われる。特許文献1にはフィンアンドチューブタイプの熱交換器を前後して複数列配置する構成が記載されている。特許文献2にはパラレルフロータイプやサーペンタインタイプの熱交換器を2台以上平行に配置する構成が記載されている。
特開平7−198166号公報 特開2005−55108号公報
上記した熱交換器は、凝縮器としても蒸発器としても使用できる。ヒートポンプ式空気調和機にあっては、室外機の熱交換器が、冷房時には凝縮器として用いられ、暖房時には蒸発器として用いられることになる。熱交換器が蒸発器として用いられ、外気温が低温の場合、チューブ内を外気温より低温の冷媒が流れ、チューブやフィンの表面温度が0℃以下に低下する。これにより、空気中の水分がチューブやフィンの表面に霜となって付着するという現象(着霜現象)が起きる。着霜が生じるとチューブやフィンから空気への冷熱伝達が悪くなり、また着霜による目詰まりでフィンの間隔が狭められて空気が流れにくくなるので、熱交換効率が低下する。このため、時々は蒸発器と凝縮器の役割を逆転する除霜運転が行われ、霜が溶かされる。
霜が溶けた水、すなわち除霜水がチューブやフィンに付着したままであると、除霜運転から通常運転に戻ったときにそれが結氷し、熱交換効率を低下させてしまう。従って除霜水は速やかに排水する必要がある。
また、空気調和機の室内機では、冷房運転の際に室内空気との熱交換で熱交換器に結露が生じる。空気調和機の室外機では、暖房運転の際に室外空気との熱交換で熱交換器に結露が生じる。結露水も、空気流通路の断面積を狭めて熱交換性能を低下させる原因となるので、速やかに排水する必要がある。
パラレルフロータイプやサーペンタインタイプの熱交換器は、熱交換効率は高いが、除霜水や結露水の排水という点で問題を抱える。すなわちこれらの熱交換器では、コルゲートフィンの間に水の表面張力で水の膜が張る、いわゆるブリッジ現象が生じやすい。つまり、水がコルゲートフィンの端まで垂れて来ても、そこに膜を張るのみで、滴下に至らない。ブリッジ現象が生じないよう、コルゲートフィンの山−谷ピッチを大きくしたとすれば、コルゲートフィンの放熱面積が減少し、熱交換性能の低下を招く。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、結露現象や着霜現象、また除霜行為によってパラレルフロータイプやサーペンタインタイプの熱交換器の熱交換性能が低下することを防ぎ、これらの熱交換器の特徴である熱交換効率の高さが十分に発揮されるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、フィンアンドチューブタイプの第1の熱交換器と、パラレルフロータイプまたはサーペンタインタイプの第2の熱交換器を備え、送風機が生成する気流中に、前記第1の熱交換器を風上側、前記第2の熱交換器を風下側とする形で配置される熱交換器ユニットであることを特徴としている。
空気中の水分による結露現象や着霜現象は、風下側の第2の熱交換器よりも風上側の第1の熱交換器においてより多く起きる。つまり第1の熱交換器が結露や着霜の多くを引き受け、その分だけ第2の熱交換器の結露や着霜は軽減されることになる。このため、パラレルフロータイプまたはサーペンタインタイプの第2の熱交換器は、それを特徴づけている熱交換効率の高さをそれほど低下させずに済む。また、第2の熱交換器に留まる水の量が少ないから、ブリッジ現象も大きな問題とはならない。
一方で第1の熱交換器はフィンアンドチューブタイプなので、着霜が悪影響を及ぼし始めるまでの時間がパラレルフロータイプやサーペンタインタイプに比べて長い。またパラレルフロータイプやサーペンタインタイプに比べて排水性が良いから、結露した水が溜まりにくく、着霜したとしても除霜運転すれば除霜水として簡単に流し去ることができる。つまり結露や着霜が発生したとしても、その量が多くても、悪影響を軽微にとどめることができる。
また、熱交換器ユニットを凝縮器として使用する場合、冷媒を飽和温度以下の過冷却状態にするとエンタルピー差がとれて能力が上がるが、パラレルフロータイプは過冷却状態では温度効率がフィンアンドチューブタイプに比べ低下する。フィンアンドチューブタイプでは温度効率の低下がパラレルフロータイプに比べ小さく、効率的に過冷却をとれる。すなわち凝縮性能を引き出すことができる。
このように、フィンアンドチューブタイプの熱交換器とパラレルフロータイプまたはサーペンタインタイプの熱交換器は異なる特性を有し、その特性が互いに補完し合うので、結露や着霜に強い上、熱交換効率も高い熱交換器ユニットとすることができる。
上記構成の熱交換器ユニットにおいて、前記第1の熱交換器のフィン素材金属と前記第2の熱交換器の素材金属を同一種類とすることが好ましい。
フィンアンドチューブタイプの第1の熱交換器を風上側に配置し、パラレルフロータイプまたはサーペンタインタイプの第2の熱交換器を風下側に配置する形で熱交換器ユニットを構成すると、第1の熱交換器のフィンと第2の熱交換器との間で接触が生じる可能性が高い。接触を生じる可能性のあるもの同士を同一種類の素材金属で形成しておけば、万一接触が生じたとしても、異種金属の接触による腐食といった問題は生じない。つまり接触を気にすることなく第1の熱交換器と第2の熱交換器を近接配置することができるので、熱交換器ユニットのコンパクト化設計が容易になる。
上記構成の熱交換器ユニットにおいて、前記第1の熱交換器と前記第2の熱交換器の素材金属を同一種類とすることが好ましい。
このような構成にすれば、第1の熱交換器のどの部分が第2の熱交換器に接触したとしても、異種金属の接触による腐食といった問題は生じない。つまり接触を気にすることなく第1の熱交換器と第2の熱交換器を近接配置することができるので、熱交換器ユニットのコンパクト化設計が容易になる。
上記構成の熱交換器ユニットにおいて、蒸発器として使用される場合、前記第1の熱交換器に先に冷媒が流入することが好ましい。
このような構成にすれば、第1の熱交換器による熱交換量が多くなるので、第1の熱交換器により多く着霜させることができ、第2の熱交換器の着霜を低減することができる。
また本発明は、上記構成の熱交換器ユニットを空気調和機の室外機の熱交換器ユニットとして用いたことを特徴としている。
この構成によると、結露や着霜に強く、熱交換効率も高い空気調和機を得ることができる。
本発明によると、フィンアンドチューブタイプの熱交換器の特性とパラレルフロータイプまたはサーペンタインタイプの熱交換器の特性が補完し合う形にして、結露や着霜に強く、熱交換効率も高い熱交換器ユニットを得ることができる。また、結露や着霜に強く、熱交換効率も高い空気調和機を得ることができる。
以下本発明の第1実施形態を図1及び図2に基づき説明する。図1は熱交換器ユニットの側面図にして、第2の熱交換器のみ断面図で示したもの、図2は熱交換器ユニットの模式的概略構成図である。なお図1でも図2でも、紙面の上側が熱交換器ユニットの上側である。
熱交換器ユニット1は、第1の熱交換器10と第2の熱交換器20により構成される。第1の熱交換器10は図示しない送風機が生成する気流(図1の矢印が気流を表す)の中で風上側に配置され、第2の熱交換器20は第1の熱交換器10に前後する形で風下側に配置される。第1の熱交換器10と第2の熱交換器20は互いに平行である。
第1の熱交換器10はフィンアンドチューブタイプであり、矩形のフィン11を多数、それぞれの長手方向が上下方向に整列するように平行に配置し、この多数のフィンを水平方向に貫通する形で、蛇行形状のチューブ12を配置したものである。蒸発器として用いる場合、チューブ12の上の方の端に設けられたポート13が冷媒流入口となり、下の方の端に設けられたポート14が冷媒流出口となる。凝縮器として用いる場合、冷媒は逆に流れるので、チューブ12の下の方のポート14が冷媒流入口となり、上の方のポート13が冷媒流出口となる。しかしながら、蒸発器として用いる場合にチューブ12の下の方のポート14が冷媒流入口で上の方のポート13が冷媒流出口であったとしても、また凝縮器として用いる場合にチューブ12の上の方のポート13が冷媒流入口で下の方のポート14が冷媒流出口であったとしても、格別の支障はない。
フィン11とチューブ12は、フィン11の穴にチューブ12を通した後、チューブ12を内側から押し拡げる拡管処理を行って圧着する。フィン11もチューブ12も熱伝導の良い金属、例えばアルミニウムからなる。なお、チューブ12が銅でフィン11がアルミニウムという構成であってもよい。
第2の熱交換器20はパラレルフロータイプである。第2の熱交換器20は、2本の水平なヘッダパイプ21、22を上下に間隔を置いて平行に配置し、ヘッダパイプ21、22の間に垂直な偏平チューブ23を所定ピッチで複数配置したものである。偏平チューブ23はアルミニウム等熱伝導の良い金属を押出成型した細長い成型品であり、内部には冷媒を流通させる冷媒通路24が形成されている。偏平チューブ23は押出成型方向を垂直にする形で配置されるので、冷媒通路24の冷媒流通方向も垂直になる。冷媒通路24は断面形状及び断面面積の等しいものが図2の奥行き方向に複数個並び、そのため偏平チューブ23はハーモニカのような断面を呈している。各冷媒通路24はヘッダパイプ21、22の内部に連通する。
偏平チューブ23同士の間にはコルゲートフィン25が配置される。ヘッダパイプ21、22と偏平チューブ23、及び偏平チューブ23とコルゲートフィン25はそれぞれロウ付けまたは溶着により固定される。偏平チューブ23の他、ヘッダパイプ21、22及びコルゲートフィン25もアルミニウム等熱伝導の良い金属からなる。
上側のヘッダパイプ21の一端には、冷媒流入口または冷媒流出口として用いられるポート26が設けられる。下側のヘッダパイプ22の一端には、冷媒流出口または冷媒流入口として用いられるポート27が、ポート26と対角をなす位置に設けられている。
ヘッダパイプ21、22の間に多数の偏平チューブ23を設け、偏平チューブ23間にコルゲートフィン25を設けた構造であるから、第2の熱交換器20の放熱(吸熱)面積は大きく、効率的に熱交換を行うことができる。また、第1の熱交換器10では拡管したチューブ12とフィン11との間に隙間が残り、この隙間が抵抗となって熱交換効率が上がらないことがあるが、第2の熱交換器20では、偏平チューブ23とコルゲートフィン25とはロウ付けまたは溶着で固定されるため、それらの間に隙間が生じない。このことも、第1の熱交換器10に比べて熱交換効率が向上する要因となっている。
第2の熱交換器20は、蒸発器として用いられる場合、下側のヘッダパイプ22のポート27が冷媒流入口となり、上側のヘッダパイプ21のポート26が冷媒流出口となる。凝縮器として用いられる場合、冷媒の流れは逆になるので、上側のヘッダパイプ21のポート26が冷媒流入口となり、下側のヘッダパイプ22のポート27が冷媒流出口となる。しかしながら、蒸発器として用いられる場合に上側のヘッダパイプ21のポート26が冷媒流入口となり、下側のヘッダパイプ22のポート27が冷媒流出口となる構成であっても、また凝縮器として用いられる場合に下側のヘッダパイプ22のポート27が冷媒流入口となり、上側のヘッダパイプ21のポート26が冷媒流出口となる構成であっても、大きな支障が生じるということはない。
第1の熱交換器10のポート14(冷媒流出口)は第2の熱交換器20のポート27(冷媒流入口)に接続される。これにより、第1の熱交換器10のポート13(冷媒流入口)から始まって第2の熱交換器のポート26(冷媒流出口)まで続く、1個の連続した冷媒流路が形成されることになる。
熱交換器ユニット1を蒸発器として用い、ポート13(冷媒流入口)からポート26(冷媒流出口)へと低温の冷媒を流すと、空気中の水分が表面に結露し、霜を生じる。結露現象や着霜現象は、風下側の第2の熱交換器20よりも風上側の第1の熱交換器10においてより多く起きるので、第1の熱交換器10が結露や着霜の多くを引き受け、その分だけ第2の熱交換器20の結露や着霜は軽減されることになる。このため、パラレルフロータイプの第2の熱交換器20は、特徴となっている熱交換効率の高さをそれほど低下させずに済む。また、第2の熱交換器20に留まる水の量が少ないから、ブリッジ現象も大きな問題とはならない。
フィンアンドチューブタイプの第1の熱交換器10は、着霜が悪影響を及ぼし始めるまでの時間が第2の熱交換器20に比べて長い。また第2の熱交換器20に比べて排水性が良いから、結露した水が溜まりにくく、着霜したとしても除霜運転すれば除霜水として簡単に流し去ることができる。つまり結露や着霜が発生したとしても、その量が多くても、悪影響を軽微にとどめることができる。
また、熱交換器ユニット1を凝縮器として使用する場合、冷媒は、ポート26(冷媒流入口)からポート13(冷媒流出口)へと流れる。冷媒を飽和温度以下の過冷却状態まで冷却すると、エンタルピー差がとれて能力が上がる。第1の熱交換器10で過冷却状態にすることにより、凝縮性能を引き出すことができる。
このように、第1実施形態の熱交換器ユニット1では、フィンアンドチューブタイプの第1の熱交換器10とパラレルフロータイプの第2の熱交換器20の特性が互いに補完し合い、結露や着霜に強い上、熱交換効率も高い熱交換器ユニット1を得ることができる。
第1の熱交換器10と第2の熱交換器20の素材金属を同一種類としておけば、例えば素材金属を両方ともアルミニウムとしておけば、第1の熱交換器10と第2の熱交換器20が接触したとしても、異種金属の接触による腐食といった問題は生じないので、接触を気にすることなく第1の熱交換器10と第2の熱交換器20を近接配置することができ、熱交換器ユニット1のコンパクト化設計が容易になる。
なお、第1の熱交換器10の中でもフィン11が特に第2の熱交換器20と接触する可能性が高いので、少なくともフィン11だけでも第2の熱交換器20と同一種類の素材金属で形成しておくのがよい。もちろん、第1の熱交換器10の全体を第2の熱交換器20と同一種類の素材金属で形成しておけば、第1の熱交換器10のどの部分が第2の熱交換器20に接触するかということを気にする必要もなくなる。
第1実施形態では、フィンアンドチューブタイプの第1の熱交換器10のチューブ12は1本であるものとしたが、平行して蛇行する複数本のチューブ12を備え、各チューブ12に分流器で分流した冷媒を流し、各チューブ12の出口のところで冷媒を合流させて流出させる構成のものを用いることとしてもよい。
第1の熱交換器10と第2の熱交換器20は1個の連続した冷媒流路を形成するように直列接続されているが、並列接続とする構成も可能である。その構成を第2実施形態として図3に示す。
第2実施形態における第1の熱交換器10は、チューブ12の下の方のポート14が冷媒流入口となり、上の方のポート13が冷媒流出口となる。第2の熱交換器20は、下側のヘッダパイプ22のポート27が冷媒流入口となり、上側のヘッダパイプ21のポート26が冷媒流出口となる。なおポート26は、ポート27と対角をなす位置ではなく、ポート27と同じ側に設けられている。そしてポート14、27は共通の冷媒流入口28に接続され、ポート13、26は共通の冷媒流出口29に接続されている。
第2実施形態の熱交換器ユニット1では、冷媒流入口28から流入した冷媒はポート14とポート27に分流し、第1の熱交換器10と第2の熱交換器20をそれぞれ流れた後、冷媒流出口29のところで合流して流出することになる。なお言うまでもなく、第1の熱交換器10は風上側に位置し、第2の熱交換器20は風下側に位置するものである。
第2実施形態の冷媒流入口28と冷媒流出口29の配置は一例であり、これに限定されるものではない。例えば上方のポート13、26に対して冷媒流入口28を設け、下方のポート14、27に対して冷媒流出口29を設けることも可能である。また、ポート13とポート27、ポート14とポート26をそれぞれクロス接続しておき、そのクロス接続の一方に冷媒流入口28を設け、他方に冷媒流出口29を設けるという構成も可能である。
続いて本発明の第3実施形態を図4及び図5に基づき説明する。図4は熱交換器ユニットの側面図にして、第2の熱交換器のみ断面図で示したもの、図5は熱交換器ユニットの模式的概略構成図である。なお、第1実施形態と共通する構成要素には第1実施形態の説明で使用したのと同じ符号を付し、説明は省略する。
熱交換器ユニット1は、図示しない送風機が生成する気流の中で風上側に配置される第1の熱交換器10と、風下側に配置される第2の熱交換器30により構成される。第1の熱交換器10は第1実施形態と同じくフィンアンドチューブタイプであるが、第2の熱交換器30はサーペンタインタイプである。
第2の熱交換器30は、2本の水平なヘッダパイプ31、32を水平方向に間隔を置いて平行に配置し、ヘッダパイプ31、32の間に1本の蛇行する偏平チューブ33を配置したものである。偏平チューブ33はアルミニウム等熱伝導の良い金属を押出成型した細長い成型品であり、内部には冷媒を流通させる冷媒通路34が形成されている。冷媒通路34は断面形状及び断面面積の等しいものが図4においては左右方向、図5においては奥行き方向に複数個並び、そのため偏平チューブ33はハーモニカのような断面を呈している。各冷媒通路34はヘッダパイプ31、32の内部に連通する。
蛇行する偏平チューブ33の平行部分の間にはコルゲートフィン35が配置される。ヘッダパイプ31、32と偏平チューブ33、及び偏平チューブ33とコルゲートフィン35はロウ付けまたは溶着により固定される。偏平チューブ33の他、ヘッダパイプ31、32及びコルゲートフィン35もアルミニウム等熱伝導の良い金属からなる。
蛇行する偏平チューブ33の平行部分の間にコルゲートフィン35を設けた構造であるから、第2の熱交換器30の放熱(吸熱)面積は大きく、効率的に熱交換を行うことができる。一方のヘッダパイプ31の一端には冷媒流入口または冷媒流出口として用いられるポート36が設けられ、他方のヘッダパイプ32の一端には冷媒流出口または冷媒流入口として用いられるポート37が設けられている。
第1の熱交換器10の上の方のポート13は第2の熱交換器30のポート36に接続される。これにより、第1の熱交換器10のポート14と第2の熱交換器のポート37とを結ぶ、1個の連続した冷媒流路が形成されることになる。
熱交換器ユニット1を蒸発器として用い、ポート14(冷媒流入口)からポート37(冷媒流出口)へと低温の冷媒を流すと、空気中の水分が表面に結露し、霜を生じる。結露現象や着霜現象は、風下側の第2の熱交換器30よりも風上側の第1の熱交換器10においてより多く起きるので、第1の熱交換器10が結露や着霜の多くを引き受け、その分だけ第2の熱交換器30の結露や着霜は軽減されることになる。このため、サーペンタインタイプの第2の熱交換器30は、特徴となっている熱交換効率の高さをそれほど低下させずに済む。また、第2の熱交換器30に留まる水の量が少ないから、ブリッジ現象も大きな問題とはならない。
フィンアンドチューブタイプの第1の熱交換器10は、着霜が悪影響を及ぼし始めるまでの時間が第2の熱交換器30に比べて長い。また第2の熱交換器30に比べて排水性が良いから、結露した水が溜まりにくく、着霜したとしても除霜運転すれば除霜水として簡単に流し去ることができる。つまり結露や着霜が発生したとしても、その量が多くても、悪影響を軽微にとどめることができる。
また、熱交換器ユニット1を凝縮器として使用する場合、冷媒は、ポート37(冷媒流入口)からポート14(冷媒流出口)へと流れる。冷媒を飽和温度以下の過冷却状態まで冷却すると、エンタルピー差がとれて能力が上がる。第1の熱交換器10で過冷却状態にすることにより、凝縮性能を引き出すことができる。
このように、第3実施形態の熱交換器ユニット1では、フィンアンドチューブタイプの第1の熱交換器10とサーペンタインタイプの第2の熱交換器30の特性が互いに補完し合い、結露や着霜に強い上、熱交換効率も高い熱交換器ユニット1を得ることができる。
第1の熱交換器10と第2の熱交換器30の素材金属を同一種類としておけば、例えば素材金属を両方ともアルミニウムとしておけば、第1の熱交換器10と第2の熱交換器30が接触したとしても、異種金属の接触による腐食といった問題は生じないので、接触を気にすることなく第1の熱交換器10と第2の熱交換器30を近接配置することができ、熱交換器ユニット1のコンパクト化設計が容易になる。
なお、第1の熱交換器10の中でもフィン11が特に第2の熱交換器30と接触する可能性が高いので、少なくともフィン11だけでも第2の熱交換器30と同一種類の素材金属で形成しておくのがよい。もちろん、第1の熱交換器10の全体を第2の熱交換器30と同一種類の素材金属で形成しておけば、第1の熱交換器10のどの部分が第2の熱交換器30に接触するかということを気にする必要もなくなる。
第3実施形態では、フィンアンドチューブタイプの第1の熱交換器10のチューブ12は1本であるものとしたが、平行して蛇行する複数本のチューブ12を備え、各チューブ12に分流器で分流した冷媒を流し、各チューブ12の出口のところで冷媒を合流させて流出させる構成のものを用いることとしてもよい。
第1の熱交換器10と第2の熱交換器30は1個の連続した冷媒流路を形成するように直列接続されているが、並列接続とする構成も可能である。その構成を第4実施形態として図6に示す。
第4実施形態における第1の熱交換器10は、チューブ12の上の方のポート13が冷媒流入口となり、下の方のポート14が冷媒流出口となる。そして第1の熱交換器10のポート13と第2の熱交換器30のポート36は共通の冷媒流入口38に接続されている。
第4実施形態の熱交換器ユニット1では、冷媒流入口38から流入した冷媒はポート13とポート36に分流し、第1の熱交換器10と第2の熱交換器30をそれぞれ流れた後、ポート14(冷媒流出口)とポート37(冷媒流出口)から流出することになる。なお言うまでもなく、第1の熱交換器10は風上側に位置し、第2の熱交換器30は風下側に位置するものである。
第1実施形態から第4実施形態までの熱交換器ユニット1は、室外機と室内機からなるヒートポンプ式空気調和機の室外機の熱交換器ユニットとして用いることができる。そのような空気調和機の構成例を図7に示す。
空気調和機は、冷凍サイクルとしてヒートポンプサイクル101を用いている。ヒートポンプサイクル101は、圧縮機102、四方弁103、室外機の熱交換器ユニット104、減圧膨張装置105、及び室内機の熱交換器ユニット106をループ状に接続したものである。
冷房運転時は、圧縮機102から吐出された高温高圧の冷媒は四方弁103から熱交換器ユニット104に入ってそこで放熱し、凝縮する。熱交換器ユニット104を出た冷媒は減圧膨張装置105から室内機の熱交換器ユニット106に入ってそこで膨張し、室内空気から熱を取り込んだ後、四方弁103を経て圧縮機102に戻る。
暖房運転時には冷媒の流れが逆になり、圧縮機102から吐出された高温高圧の冷媒は四方弁103から室内機の熱交換器ユニット106に入ってそこで放熱し、凝縮する。熱交換器ユニット106を出た冷媒は減圧膨張装置105から室外機の熱交換器ユニット104に入ってそこで膨張し、室外空気から熱を取り込んだ後、四方弁103を経て圧縮機102に戻る。
第1実施形態から第4実施形態までの熱交換器ユニット1を室外機の熱交換器ユニット104として用いることにより、フィンアンドチューブタイプの熱交換器の特性とパラレルフロータイプまたはサーペンタインタイプの熱交換器の特性が補完し合い、結露や着霜に強く、熱交換効率も高い熱交換器ユニットを備えた、効率の良い空気調和機を提供することができる。
以上、本発明の各実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は複数の熱交換器を組み合わせる熱交換器ユニットに広く利用可能である。
第1実施形態に係る熱交換器ユニットの側面図にして、第2の熱交換器のみ断面図で示したもの 第1実施形態の熱交換器ユニットの模式的概略構成図 第2実施形態に係る熱交換器ユニットの模式的概略構成図 第3実施形態に係る熱交換器ユニットの側面図にして、第2の熱交換器のみ断面図で示したもの 第3実施形態の熱交換器ユニットの模式的概略構成図 第4実施形態に係る熱交換器ユニットの模式的概略構成図 本発明熱交換器ユニットが用いられる空気調和機の冷凍サイクル図
符号の説明
1 熱交換器ユニット
10 フィンアンドチューブタイプの第1の熱交換器
20 パラレルフロータイプの第2の熱交換器
30 サーペンタインタイプの第2の熱交換器

Claims (5)

  1. フィンアンドチューブタイプの第1の熱交換器と、パラレルフロータイプまたはサーペンタインタイプの第2の熱交換器を備え、送風機が生成する気流中に、前記第1の熱交換器を風上側、前記第2の熱交換器を風下側とする形で配置されることを特徴とする熱交換器ユニット。
  2. 前記第1の熱交換器のフィン素材金属と前記第2の熱交換器の素材金属を同一種類としたことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器ユニット。
  3. 前記第1の熱交換器と前記第2の熱交換器の素材金属を同一種類としたことを特徴とする請求項2に記載の熱交換器ユニット。
  4. 蒸発器として使用される場合、前記第1の熱交換器に先に冷媒が流入することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の熱交換器ユニット。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の熱交換器ユニットを室外機の熱交換器ユニットとして用いたことを特徴とする空気調和機。
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