JPH07102836A - カード錠装置 - Google Patents

カード錠装置

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JPH07102836A
JPH07102836A JP24532593A JP24532593A JPH07102836A JP H07102836 A JPH07102836 A JP H07102836A JP 24532593 A JP24532593 A JP 24532593A JP 24532593 A JP24532593 A JP 24532593A JP H07102836 A JPH07102836 A JP H07102836A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のカード錠装置は、第三者がコードを察
知してコードを複製し、不正に解錠される危険性があっ
た。又、カードに埋設された磁石が一緒に携帯したキャ
ッシュカードなどの磁気記録を破壊する虞があった。本
発明はかかる課題を解決することを目的とする。 【構成】 カード挿入孔14の一側に磁石4を縦横に配
列すると共に磁石4の端部を継鉄5に接続し、カード挿
入孔14の他側の下部ケースに、タンブラピンカバー1
5に被覆されたタンブラピン孔19を設け、磁石に吸引
される材質のタンブラピン20をタンブラピン孔19に
挿入し、下部ケースに設けられたスライドプレート18
にタンブラピン孔19を貫通する長孔27を設けると共
にばね25で付勢し、カードCに磁気延長チップ33,
磁気短縮チップ34を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カードに記録されたコ
ードを読み取って解錠するカード錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカード錠装置は、エスカッション
に設けられたカード挿入孔と、このカード挿入孔の一側
には、ケースとケースに対して摺動可能な摺動部分を貫
通しカード挿入孔に対して直角なタンブラピン孔が設け
られ、タンブラピン孔のカード挿入孔に臨む端部は薄い
隔壁により被覆され、磁石を埋設したタンブラピンがタ
ンブラピン孔に挿入される。摺動部分の摺動面は、タン
ブラピンの端部が係脱するシャーラインを形成し、常時
は、タンブラピンがこのシャーラインに係入する位置に
ある。
【0003】磁石の小片を埋設したカードを、カード挿
入孔に挿入すると、タンブラピンの磁石がカードの磁石
に反発(或いは吸引)し、移動したタンブラピンの端面
がシャーラインに一致するので、摺動部分が付勢方向と
反対方向に摺動することにより錠のロックが解除され
る。タンブラピン孔は、薄い隔壁によって被覆されてい
るので、一般の錠装置のようにピッキングによる不正解
錠されるような虞がなく、タンブラピン孔が見えないの
でコードを盗んでカードを複製されるような危険性が少
ない。又、電気錠のように、電池交換やメインテナンス
が不要なため、ホテル錠やその他の分野で使用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような長所を有
する磁石内蔵型のカード錠装置にも次のような問題が残
されていた。 (1) カード挿入孔にホール素子などを挿入すると、タン
ブラピンに埋設された磁石から発する磁気の位置と極性
を察知することができるのでコードを盗まれ、複製され
たカードによって不正に解錠される危険性がある。
【0005】(2) 磁石内蔵型のカードを、キャッシュカ
ードやプリペイドカードと一緒に財布やポケットに収納
すると、キャッシュカードやプリペイドカードの磁気記
録が破壊されてしまう事例が多発しているので、早急な
対策が望まれていた。本発明はかかる課題を解決するこ
とを目的としており、カード挿入孔にホール素子などを
挿入してもコードを察知される虞がなく、磁石内蔵型の
カードと一緒に携帯したキャッシュカードやプリペイド
カードの磁気記録が破壊される虞のないカード錠装置を
提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカード錠装置においては、非磁性材のケー
スに設けられたカード挿入孔の一側に、一端が上記カー
ド挿入孔に近接する複数の磁石を所定のピッチで縦横に
配列し、上記磁石の他端を継鉄にて接続して磁気発生部
を構成し、上記カード挿入孔の他側に、非磁性の板材よ
り成るタンブラピンカバーと、該タンブラピンカバーに
被覆される非磁性材のリーダーベースと、該リーダーベ
ースとの間に隙間が形成される非磁性材のタンブラホル
ダと、上記隙間に摺動可能に挿入され、上記カード挿入
孔に挿入されるカードに押動される当接板を有する非磁
性材のスライドプレートと、該スライドプレートをカー
ド挿入方向の反対方向に付勢するばねと、上記スライド
プレートがカード挿入方向に移動したことを検知して解
錠信号を発するカード識別センサとを配設し、上記リー
ダーベース,タンブラホルダ及び付勢方向に位置するス
ライドプレートに、相隣る上記磁石の中間に相対するタ
ンブラピン孔を貫通し、上記スライドプレートに、摺動
方向に配列された上記タンブラピン孔を貫通する長孔を
設け、上記タンブラピン孔に、上記磁石に吸引される材
質より成るタンブラピンを挿入し、該タンブラピンに上
記長孔を摺動可能な直径を有する環状溝を設けてカード
識別部を構成し、上記カード挿入孔に挿入されるカード
に、挿入位置において上記磁石に相対する磁性体の磁気
延長チップと、両端部が複数の上記磁石に相対する磁性
体の磁気短縮チップとを埋設し、上記カードが挿入され
たときに、上記タンブラピンの環状溝の位置が上記長孔
と重なることを特徴とするものである。
【0007】上記磁気短縮チップの種類には、両端部が
縦方向に配列された複数の磁石に相対するものと、両端
部が横方向に配列された複数の磁石に相対するものと、
両端部が斜め方向に配列された複数の磁石に相対するも
のが含まれる。又、上記カード識別センサに代えて、正
規カードの挿入により上記スライドプレートが摺動した
ときに、上記スライドプレートに押されて回動し、錠装
置を解錠方向に駆動するレバーを設けてもよい。
【0008】
【作用】上記のように構成されたカード錠装置は、カー
ドが挿入されない常時にあっては、磁気発生部の磁石と
タンブラピンとの距離が離れているので、タンブラピン
は磁石に吸引されない。従って、タンブラピンのなかに
は、環状溝がスライドプレートの長孔と一致しないもの
があり、このタンブラピンが、スライドプレートの移動
を阻止し、カード錠装置は施錠状態にある。
【0009】このような施錠状態中に、カード挿入孔に
ホール素子を挿入して磁石の位置と磁極を検知すること
はできるが、磁石の配列とカードのコードとは一致しな
いので、コードを察知することはできない。施錠状態の
カード錠装置のカード挿入孔に、正規のカードを挿入す
ると、磁石から発する磁力線がカードの磁気延長チップ
を通過してタンブラピンに伸びるので、タンブラピンが
磁石に吸引され、タンブラピンの環状溝がスライドプレ
ートの長孔と一致する。
【0010】カードの磁気短縮チップは、両端が複数の
磁石に相対するので、磁力線は一方の磁石から磁気短縮
チップを経由して他方の磁石に流れ、タンブラピンに届
かない。このタンブラピンの環状溝は、もともとスライ
ドプレートの長孔と一致しているので、すべてのタンブ
ラピンの環状溝が長孔と一致する。
【0011】環状溝は長孔を通過可能であるので、正規
カードを更に押すと、スライドプレートがばねの付勢方
向の反対方向に摺動してカード識別センサを押動し、セ
ンサから発せられた解錠信号によりカード錠装置が解錠
する。スライドプレートがレバーを押動する場合には、
回動するレバーが錠装置を解錠する。カードには磁石が
埋設されていないので、キャッシュカードやプリペイド
カードと一緒に携帯しても、キャッシュカードやプリペ
イドカードの磁気記録が破壊される虞はない。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、図1はカード錠装置の分解斜視図、図2
(A),(B)及び図3(A),(B)はカード錠装置
の前半及び後半の動作を説明する縦断面図である。図1
に示すように、非磁性材から輪郭が四角形に形成された
上部ケース1の上面に、底の浅い四角形の凹部2が設け
られ、凹部2には、縦横に配列された多数の角孔3が貫
通する。
【0013】各角孔3には直方体の磁石4がそれぞれ挿
入され、各磁石4の上面は、凹部2に載置される磁性体
の継鉄5に接続し、各磁石4の下面は、上部ケース1の
下面とほぼ同一面であり、磁石4は、図4に示すよう
に、N極とS極が互い違いに並ぶように配列されてい
る。この磁石4及び継鉄5により磁気発生部Aが構成さ
れる。
【0014】上部ケース1の前端には、上部ケース1の
上下面より直角に伸びる前壁6が設けられ、前壁6のほ
ぼ中央に、横長のカード挿入口7が設けられる。前壁6
の前面に取り付けられるエスカッション8には、カード
挿入口7に重なる長孔9が設けられる。上部ケース1の
上面に設けられたねじ孔10には、カバー11の孔12
に挿通されるねじ13が螺合し、カバー11が上部ケー
ス1に締着される。
【0015】カバー11は、上壁11aの後端縁より下
方に伸びる後壁11bの下端部に、内側に屈曲する下壁
11cが設けられ、上部ケース1と後述する下部ケース
の覆いとなる。上部ケース1の下方には、カード挿入口
7に連通するカード挿入溝14があり、このカード挿入
溝14の下方に下部ケースが設けられる。
【0016】下部ケースは、非磁性体のタンブラピンカ
バー15と、タンブラピンカバー15の下面に接触する
非磁性体のリーダーベース16と、リーダーベース16
に対して間隔を挟んで配設される非磁性体のタンブラホ
ルダ17とによって構成され(図1,図2(A)参
照)、リーダーベース16とタンブラホルダ17との間
には、非磁性体のスライドプレート18が摺動可能に挿
入される。
【0017】リーダーベース16,タンブラホルダ17
には、相隣る磁石4,4の中間点に相対するタンブラピ
ン孔19が設けられ、タンブラピン孔19には磁性体或
いは磁石より成るタンブラピン20が挿入される。タン
ブラピンカバー15は、このタンブラピン孔19がカー
ド挿入溝14に露出するのを防止するもので、比較的に
薄肉の板材より成形される。タンブラホルダ17の下面
には、タンブラピン孔19を閉塞する下部カバー40が
設けられる(図5(A)参照)。
【0018】スライドプレート18は、前端縁より下方
に屈曲延設される押動部21と、後端縁より上方に屈曲
延設される当接板22を有し、押動部21の後方にカー
ド識別センサ23が配設される(図2(A)参照)。タ
ンブラホルダー17の後端面の両側にばね支持棒24が
設けられ、ばね支持棒24には、タンブラホルダー17
と当接部21との間に挿入されるばね25が装着され
る。
【0019】従って、スライドプレート18は、図2
(A)に示す矢印F方向に付勢され、F方向の反対方向
に移動したときに押動部21がカード識別センサ23を
作動するようになっている。スライドプレート18が矢
印F方向に移動して当接板22がリーダーベース16の
後面に当接する待機位置にあるときに、スライドプレー
ト18に設けられたタンブラピン孔26が、リーダーベ
ース16及びタンブラホルダー17のタンブラピン孔1
9と重なる。
【0020】スライドプレート18には、スライドプレ
ート18の摺動方向に配列された複数のタンブラピン孔
19を貫通する長孔27が設けられ、タンブラピン20
には長孔27を摺動可能な径を有する環状溝28が設け
られる。この環状溝28は、カード挿入溝14に挿入さ
れた正規のカードCに影響されてタンブラピン20が移
動したときに、長孔27を摺動可能な高さになる。以上
述べたように、下部ケースとその関連部品により、カー
ド識別部Bが構成される。
【0021】カードCは、カード本体29の表裏にシー
ト30,30が被覆され、カード本体29には、カード
Cがカード挿入溝14に挿入されたときに磁石4に相対
する円形孔31と、両端部が磁石4,4に相対する長孔
32が多数設けられ、円形孔31には磁性体の磁気延長
チップ33が埋設され、長孔32には同形状の磁性体の
磁気短縮チップ34が埋設される(図1参照)。
【0022】上部ケース1には、凹部2の前方に細長孔
35が設けられ、細長孔35にシャッタ36及びばね3
7が挿入される(図2(A)参照)。シャッタ36の上
面には、ばね37を支持する凹部36aが設けられ、前
面の下端部には、傾斜面36bが形成される(図1参
照)。ばね37に押されたシャッタ36は常時カード挿
入溝14を閉鎖しているが、カードCが挿入されると、
カードCに傾斜面36bを押されたシャッタ36が上昇
してカード挿入溝14を開くようになっている。
【0023】シャッタ36の手前には、リーダーベース
16の前端部を縦方向に貫通する塵埃除去用孔38が設
けられ、塵埃除去用孔38の下方には下部ケースの下端
部に開口するシュート39が連通する。従って、シャッ
タ36に遮断された塵埃は、カード挿入溝14内に堆積
しないで、塵埃除去用孔38及びシュート39を通過し
て外部に排出される。
【0024】次に、以上のように構成されたカード錠装
置の作用を図2(A),(B)、図3(A),(B)並
びに図5(A),(B),(C)を参照しながら説明す
る。カードCが挿入されていない常時にあっては、磁気
発生部Aの磁石4とタンブラピン20との間が、カード
挿入溝14によって隔たっているので、磁石4の磁力線
にタンブラピン20が吸引されない(図2(A)及び図
5(A)参照)。
【0025】従って、タンブラピン20のなかには、環
状溝28がスライドプレート18の長孔27と一致しな
いものがあり、このタンブラピン20は、スライドプレ
ート18がばね25の付勢方向の反対方向に移動するの
を阻止しており、カード錠装置は施錠状態にある。この
ような施錠状態中に、カード挿入溝14にホール素子を
挿入して磁石4の位置と磁極の向きを検知することはで
きるが、磁石4の配列とカードCのコードとは一致しな
いので、コードを察知することはできない。
【0026】施錠状態のカード錠装置のカード挿入溝1
4に、正規のカードCを挿入すると、磁石4から発する
磁力線が、カードCの磁気延長チップ33を通過してタ
ンブラピン20に伸びるので、タンブラピン20が磁石
4に吸引され、タンブラピン20の環状溝28がスライ
ドプレート18の長孔27と一致する(図2(B)及び
図5(C)参照)。
【0027】カードの磁気短縮チップ34は、両端が2
個の磁石4,4に相対するので、磁力線は一方の磁石4
から磁気短縮チップ34を経由して他方の磁石4に流
れ、タンブラピン20に届かない(図3(A)及び図5
(B)参照)。図2(B)の左側のタンブラピン20の
環状溝は、もともとスライドプレート18の長孔27と
一致しているので、すべてのタンブラピン20の環状溝
28が長孔27と一致する。
【0028】かくして、スライドプレート18が移動可
能となり、カードCによりスライドプレート18がばね
25の付勢方向の反対方向に移動し、当接部21がカー
ド識別センサ23を押動し、カード識別センサ23の発
する信号によりカード錠装置が解錠する(図3(B)参
照)。以上の実施例では、カード識別センサ23の信号
により電気的に解錠するようにしたが、カード識別セン
サ23に代えて、当接部21に押されて回動するレバー
(図示しない)を設け、当接部21に押されるレバーが
係合を解除する方向に回動し、機械的に解錠する錠装置
とすることができる。
【0029】カードCには磁性体のチップ33,34が
埋設されているが、磁石は埋設されていないので、キャ
ッシュカードやプリペイドカードと一緒にカードCを携
帯しても、キャッシュカードやプリペイドカードの磁気
記録が破壊される虞はない。
【0030】図1に示すように、磁気短縮チップ34の
両端部は、縦方向の配列された相隣る磁石4,4、或い
は、横方向の配列された相隣る磁石4,4に相対する
が、斜め方向に相隣る磁石4,4に相対するようにして
もよいし、相互に離れた2個の磁石4,4に相対するよ
うにしてもよく、各種の配列ができるので、コード数は
極めて多くなる。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) タンブラピン孔は、タンブラピンカバーで被覆され
ているので、第三者にその位置を知られる虞はなく、カ
ード挿入孔にホール素子などを挿入して磁石の位置と極
性を検知しても、磁石の位置とタンブラピン孔の位置と
は異なるので、コードを盗み取ってカードを複製して不
正解錠する盗難事故が完全に防止される。
【0032】(2) 磁気延長チップと磁気短縮チップとの
組合せ、及び磁気短縮チップの向きにより、カード錠装
置のコードは極めて多くなる利点がある。 (3) 磁気カードには磁石が埋設されていないので、キャ
ッシュカードやプリペイドカードと一緒に財布やポケッ
トに収納しても、キャッシュカードやプリペイドカード
の磁気記録を破壊される危険性がないので、携帯に便利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード錠装置の分解斜視図である。
【図2】図2(A),(B)はカード錠装置の動作を説
明する縦断面図である。
【図3】図3(A),(B)はカード錠装置のその他の
動作を説明する縦断面図である。
【図4】図4は磁石の配列状態を示す斜視図である。
【図5】図5(A),(B),(C)は、磁石と磁気カ
ード及びタンブラピンの関係を説明する要部縦断面図で
ある。
【符号の説明】
A 磁気発生部 B カード識別部 C カード 1 上部ケース 4 磁石 5 継鉄 7 カード挿入口 11 カバー 14 カード挿入溝 15 タンブラピンカバー 16 リーダーベース 17 タンブラホルダ 18 スライドプレート 19,26 タンブラピン孔 20 タンブラピン 21 押動部 23 カード識別センサ 25 ばね 27 長孔 28 環状溝 29 カード本体 33 磁気延長チップ 34 磁気短縮チップ 36 シャッタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性材のケースに設けられたカード挿
    入孔の一側に、一端が上記カード挿入孔に近接する複数
    の磁石を所定のピッチで縦横に配列し、上記磁石の他端
    を継鉄にて接続して磁気発生部を構成し、 上記カード挿入孔の他側に、非磁性の板材より成るタン
    ブラピンカバーと、該タンブラピンカバーに被覆される
    非磁性材のリーダーベースと、該リーダーベースとの間
    に隙間が形成される非磁性材のタンブラホルダと、上記
    隙間に摺動可能に挿入され、上記カード挿入孔に挿入さ
    れるカードに押動される当接板を有する非磁性材のスラ
    イドプレートと、該スライドプレートをカード挿入方向
    の反対方向に付勢するばねと、上記スライドプレートが
    カード挿入方向に移動したことを検知して解錠信号を発
    するカード識別センサとを配設し、上記リーダーベー
    ス,タンブラホルダ及び付勢方向に位置するスライドプ
    レートに、相隣る上記磁石の中間に相対するタンブラピ
    ン孔を貫通し、上記スライドプレートに、摺動方向に配
    列された上記タンブラピン孔を貫通する長孔を設け、上
    記タンブラピン孔に、上記磁石に吸引される材質より成
    るタンブラピンを挿入し、該タンブラピンに上記長孔を
    摺動可能な直径を有する環状溝を設けてカード識別部を
    構成し、 上記カード挿入孔に挿入されるカードに、挿入位置にお
    いて上記磁石に相対する磁性体の磁気延長チップと、両
    端部が複数の上記磁石に相対する磁性体の磁気短縮チッ
    プとを埋設し、 上記カードが挿入されたときに、上記タンブラピンの環
    状溝の位置が上記長孔と重なることを特徴とするカード
    錠装置。
  2. 【請求項2】 上記磁気短縮チップの種類には、両端部
    が縦方向に配列された複数の磁石に相対するものと、両
    端部が横方向に配列された複数の磁石に相対するもの
    と、両端部が斜め方向に配列された複数の磁石に相対す
    るものが含まれることを特徴とする請求項1記載のカー
    ド錠装置。
  3. 【請求項3】 上記カード識別センサに代えて、正規カ
    ードの挿入により上記スライドプレートが摺動したとき
    に、上記スライドプレートに押されて回動し、錠装置を
    解錠方向に駆動するレバーを設けることを特徴とする請
    求項1記載のカード錠装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009287277A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Tokai Rika Co Ltd カード型メカニカルキー
WO2022024887A1 (ja) * 2020-07-28 2022-02-03 株式会社ホンダロック シリンダ錠装置および挿入式のマグネットキー
CN117646909A (zh) * 2024-01-26 2024-03-05 四川省江油市蜀玉实业有限公司 一种双膛窑送煤管疏通监控装置及方法

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