JP2004001791A - ディスクケースにおける施錠装置及び解錠装置 - Google Patents

ディスクケースにおける施錠装置及び解錠装置 Download PDF

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Abstract

【課題】CDやDVD等のディスクを収納するためのディスクケースに関し、販売店やレンタルショップにおいて、来店客が不正にケースを開けることにより内部のディスクを窃盗することを防止するため、施錠装置及び解錠装置を設けたディスクケースを提供する。
【解決手段】施錠手段は、施錠プレート挿入口から挿入される施錠プレートから成り、挿入路に挿入した状態で、挿入口を挟んで配置された一対の開閉ロック用被係止部に係止する開閉ロック用係止部と、抜止めロック用被係止部に係止する抜止めロック用係止手段を備える。抜止めロック用係止手段は、施錠プレートの挿入中は分割ケースのガイドにより弾性変形を介して後退し、挿入後は弾性復元力で前進することにより、抜止めロック用被係止部に係止する板バネを構成する。板バネは、一方の分割ケースの外側面に磁石を臨ませると、弾性変形により抜止めロック被係止部から後退するように磁性を備える。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDやDVD等のディスクを収納するためのディスクケースに関するものであり、特に、このようなディスクを商品として展示する販売店やレンタルショップにおいて、来店客が不正にケースを開けることにより内部のディスクを窃盗することを防止するため、施錠装置及び解錠装置を設けたディスクケースを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディスクケースにおける施錠装置及び解錠装置は、種々の構造のものが提案されており、本出願人においても多くの発明を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、従来、正面側を大きく開口せしめたオープン形式のディスクケースに対して、該開口部の一部を閉鎖する着脱自在な施錠片を設けた構成のものが公知である。然しながら、不正者は、ドライバー工具等の治具を使用することにより、施錠片やケースの壁部を破損させ、内部のディスクを抜き取るため、このようなオープン形式のディスクケースでは対策が十分でない。
【0004】
この点に関して、従来、ヒンジ部を介して開閉自在に合掌せしめられる一対の分割ケースによりディスク収納室を形成したクローズ形式のディスクケースが公知であり、分割ケースの合掌せしめられた自由端に沿って施錠片を挿着せしめる構成のものが公知である。この場合、クローズ形式のケースであるため、オープン形式のケースよりは安全性が高いものとなるが、前述のように不正者は、治具の使用により分割ケースの隙間をこじ開けるため、万全ではない。また、施錠片は、施錠作業が容易であるだけでなく、解錠作業も容易とすることが店舗における効率上必要となるが、この点の配慮が十分でない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決したディスクケースにおける施錠装置及び解錠装置を提供するものである。
【0006】
そこで、本発明のディスクケースにおける施錠装置が手段として構成したところは、ヒンジ部を介して開閉自在に合掌せしめられる自由端を備えた一対の分割ケースによりディスク収納室を形成したディスクケースと、前記分割ケースを開放不能に施錠する施錠手段とから成る構成において、ディスクケースは、分割ケースを合掌せしめた状態で、分割ケースの自由端の間に開口された挿入口からディスク収納室に向けて延びる挿入路と、挿入口を挟んで分割ケースの自由端に設けられた開閉ロック用被係止部と、挿入路に臨んで少なくとも一方の分割ケースに設けられた抜止めロック用被係止部とを備えており、施錠手段は、前記挿入口から挿入路に挿入される施錠プレートから成り、該施錠プレートは、挿入路に挿入された状態で、挿入口を挟んで配置された一対の開閉ロック用被係止部に係止されることにより分割ケースを開放不能に固定する開閉ロック用係止部と、抜止めロック用被係止部に係止されることにより施錠プレートを挿入路から引き抜き不能に固定する抜止めロック用係止手段を備えており、前記抜止めロック用係止手段は、施錠プレートの挿入により、挿入口から抜止めロック用被係止部に到達するまでは、分割ケースに設けられたガイドに沿わしめられることにより弾性変形を介して後退し、抜止めロック用被係止部に到達したときは、弾性復元力により前進することにより、抜止めロック用被係止部に係止する板バネを構成しており、該板バネは、一方の分割ケースの外側面に磁石を臨ませると、弾性変形することにより抜止めロック用被係止部から後退するような磁性を備えて成る点にある。
【0007】
一対の分割ケースは、相互に入れ子式に嵌合せしめられる側壁を備えると共に、それぞれの側壁から内側に突出する係止片を設けており、分割ケースを合掌せしめた状態で、一方の分割ケースにおける係止片と、他方の分割ケースにおける係止片が、挿入路に対して相互に該挿入路を越える反対側に位置せしめられ、施錠プレートを挿入路に挿入したとき、各係止片が施錠プレートの側縁に係止されることにより分割ケースを開放不能に固定するように構成されている。
【0008】
また、本発明のディスクケースにおける解錠装置が手段として構成したところは、前述のような施錠装置を解錠する装置であり、合掌せしめられた分割ケースの自由端を受入れ自在とする溝部と、一方の分割ケースの外側面から施錠手段の板バネを弾性変形せしめる部位に対して臨ましめられた永久磁石とを備えた解錠体から成り、解錠体の溝部にディスクケースの自由端を挿入したとき、抜止めロック用係止手段が抜止めロック用被係止部から外れ、施錠プレートを挿入路から引き抜く方向に解錠体を移動したとき、施錠プレートが解錠体に追従して移動することにより、開閉ロック用係止部が開閉ロック用被係止部から外れると共に、施錠プレートが挿入口から引き抜かれるように構成されている点にある。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
【0010】
図1に示すように、ディスクケース1は、ヒンジ部2を介して開閉自在に合掌せしめられる自由端3、3を備えた第一分割ケース4と第二分割ケース5の一対によりディスク収納室6を形成しており、該ディスクケース1は、分割ケース4、5を開放不能に施錠する施錠手段7と、施錠手段7による施錠を解錠するための解錠体8と組み合わせることにより使用される。
【0011】
ディスクケース1は、収納されるディスクDの中心孔を嵌脱自在に嵌挿せしめるボス部9と、該ボス部9の周囲にディスク収納室6を区成する同心円状の円弧状リブ10、11を第一分割ケース4に形成しており、第二分割ケース5によりディスク収納室6を含んで第一分割ケース4を施蓋するように構成されている。この際、第一分割ケース4は、平板壁4aの両側縁に側壁4b、4bを立設した皿状に形成されており、第二分割ケース5は、同様に、平板壁5aの両側縁に側壁5b、5bを形成した皿状に形成されており、一対の分割ケース4、5を合掌せしめたとき、相互に側壁4b、5bが入れ子式に嵌合せしめられる構成とされている。尚、図示省略しているが、ヒンジ部2を有する側縁にも相互に入れ子式に嵌合されるリブ状の側壁が形成されており、これによりディスケース1の三方において分割ケース4、5の間にドライバー工具等の治具を挿入できるような隙間を一切形成しない。
【0012】
ディスクケース1の残りの一辺には、挿入口12が形成される。即ち、分割ケース4、5を合掌せしめた状態で、分割ケース4、5の自由端3、3の間には挿入口12が開口され、平板壁4a、5aの間には挿入口12からディスク収納室6に向けて延びる挿入路13が形成される。図例の場合、挿入口12及び挿入路13は、ディスクケース1のほぼ全幅にわたり形成され、該挿入口12を挟んで分割ケース4、5の平板壁4a、5aの内側には、開閉ロック用被係止部14、15が設けられている。図例の場合、第一分割ケース4は、挿入口12の左端に位置して開口する1個のポケット14aと右端に位置して開口する2個のポケット14b、14bにより開閉ロック用被係止部14を構成し、第二分割ケース5は、挿入口12の左端に位置して開口する1個のポケット15aと右端に位置して開口する2個のポケット15b、15bにより開閉ロック用被係止部15を構成している。
【0013】
第二分割ケース5は、左端のポケット15aと右端のポケット15bの間に位置して、挿入口12に臨むガイド群16を設けると共に、該ガイド群16に続いて挿入路13に臨む抜止めロック用被係止部17を設けており、図例の場合、左端のポケット15aと右端のポケット15bを連結するリブ壁18により抜止めロック用被係止部17を構成している。前記ガイド群16は、少なくとも左端のポケット15aと右端のポケット15bに隣接する一対の断面T形のガイド片19、19と、複数の縦リブ20とから構成されている。尚、第二分割ケース5の右端のポケット15bとこれに隣接するガイド片19との間には、位置決め凹部21が平板壁5aの外側面から凹入形成されている。
【0014】
一対の分割ケース4、5に設けられた側壁4b、5bは、それぞれ内側に突出する係止片22、23を設けており、分割ケース4、5を合掌せしめた状態で、第一分割ケース4の側壁4bに設けた係止片22と、第二分割ケース4の側壁5bに設けた係止片23が、挿入路13に対して相互に該挿入路13を越える反対側に位置せしめられるように構成されている。即ち、図1に示すように、第一分割ケース4の側壁4b、4bにはそれぞれ一対の係止片22、22が間隔を開けて設けられており、該係止片22とポケット14a、14bの間に挿入路13を形成せしめる。同様に、第二分割ケース5の側壁5b、5bにはそれぞれ係止片23が設けられており、該係止片23とポケット15a、15bの間に挿入路13を形成せしめる。そして、分割ケース4、5を合掌せしめたとき、係止片23を受入れ可能とする切欠部24が第一分割ケース4の側壁4b、4bに形成されている。
【0015】
施錠手段7は、ディスクケース1の挿入口12から挿入路13に挿入される施錠プレート25を構成しており、必要に応じて、盗難防止タグの貼着部26を形成している。貼着部26に貼付けた盗難防止タグは、店舗の出入口に設置された感知装置に感応するものであり、従って、ディスクケース1を店外に持ち出そうとする者があると、これを感知装置により検出し警報を発する。
【0016】
施錠プレート25は、挿入路13に挿入された状態で、挿入口12を挟んで配置された分割ケース4、5におけるそれぞれの開閉ロック用被係止部14、15に係止される開閉ロック用係止部26と、抜止めロック用被係止部17に係止される抜止めロック用係止手段27を設けている。
【0017】
図2に拡大図を示すように、開閉ロック用係止部26は、挿入口12を挟んで配置されるポケット14aと15a並びに14bと15bにそれぞれ挿入されることにより、カスガイ状に連結する挿入片26a、26aと26b、26bと26c、26cとから構成されている。そして、挿入片26aと26bの間に位置して、施錠プレート25には、第二分割ケース5のガイド群16に対応する補助係止群28が設けられている。この補助係止群28には、施錠プレート25を挿入路13に挿入したとき、断面T形のガイド片19を挿入せしめることにより第二分割ケース5の開放を阻止するスリット付き門形状の係止片29と、縦リブ20を嵌合せしめるスリット30とが含まれている。
【0018】
抜止めロック用係止手段27は、補助係止群28に隣接して施錠プレート25に凹入形成されたハウジング部31に装着された板バネ32により構成され、該板バネ32の中央部32aをハウジング部31の底壁に固着すると共に、中央部32aから両側に延びる翼片32b、32bを弾性変形可能ならしめ、該翼片32b、32bの先端に位置する翼端32c、32cを抜止めロック用被係止部17に係止せしめるように構成されている。即ち、施錠プレート25をディスクケース1の挿入口12に挿入すると、抜止めロック用係止手段27を構成する板バネ32は、抜止めロック用被係止部17に到達するまでは、翼端32c、32cを断面T形のガイド片19に沿わしめられ、翼片32b、32bの弾性変形を介して後退し、施錠プレート25の挿入が進行することにより抜止めロック用被係止部17に到達すると同時に、翼片32b、32bの弾性復元力により翼端32c、32cを前進せしめ、抜止めロック用被係止部17に係止することにより、施錠プレート25を挿入路13から引き抜き不能に固定する。
【0019】
板バネ32は、第一分割ケース4の平板辺4aの外側面からハウジング部31に向けて永久磁石等の磁石を臨ませると、翼片32b、32bの弾性変形により翼端32c、32cを抜止めロック用被係止部17から後退せしめるような磁性を備えている。例えば、板バネ32のそれ自体が磁着可能な金属板から形成されており、或いは、可撓性のある合成樹脂により形成された板バネ32に磁着可能な金属片を備えている。
【0020】
解錠体8は、図1に示すように、溝部33を挟んで下壁34と上壁35を備えた溝形部材から成り、施錠されたディスクケース1における施錠手段7の部分を溝部33に挿入したとき、施錠手段7に内蔵された板バネ33の翼片32b、32bに向けて臨む永久磁石36、36を下壁34に埋設している。
【0021】
図示実施例において、解錠体8の上壁35は、長手方向の中途部に位置し、溝底部に向けて幅を減じるようテーパ部37、37を形成しており、左右のテーパ部37、37の間においてディスクケース1の位置決め凹部21に嵌合自在な突起38を上壁35から溝部33に向けて形成している。従って、解錠体8をディスクケース1に臨ませるに際して、左右のテーパ部37、37の間の空間を介して位置決め凹部21の位置を視認しながら、解錠体8の突起38を位置決め凹部21に嵌合せしめると、その状態で永久磁石36、36が板バネ33の翼片32b、32bに向けて正しく臨み、抜止めロック用係止手段27が抜止めロック用被係止部17から外れる。そこで、施錠プレート25を挿入路13から引き抜く方向に向けて解錠体8を移動すれば、板バネ33が永久磁石36に磁着された状態で、施錠プレート25は、解錠体8に追従して移動せしめられ、開閉ロック用係止部26を開閉ロック用被係止部14、15から抜き出すと共に、施錠プレート25を挿入口12から引き抜き、これにより一対の分割ケース4、5を開放自在とする。
【0022】
上記の構成によれば、ディスク収納室6にディスクDを入れた後、一対の分割ケース4、5を閉じた状態で、挿入口12から施錠プレート25を挿入すれば、施錠手段7によるディスクケース1の施錠が行われる。
【0023】
即ち、図3(A)に示すように、挿入口12から挿入路13に向けて施錠プレート25を挿入すると、相互に挿入路13を越えて配置された第一分割ケース4の係止片22と第二分割ケース5の係止片23に対して、施錠プレート25が係止片22と係止片23の間に挿入され、これにより両分割ケース4、5の側壁4b、5bを離反不能に係止する。そして、図3(B)に示すように、施錠プレート25が挿入路13に完全に挿入されると、開閉ロック用係止部26が開閉ロック用被係止部14、15に挿入され、この部分においても両分割ケース4、5の平板壁4a、5aを離反不能に係止する。尚、図示省略しているが、ヒンジ部2の近傍においても、分割ケース4、5は相互に入れ子状に嵌合された側壁を備えている。従って、不正な者がドライバ工具等の治具を差し込むことによりディスクケース1の一部分をこじ開けようと試みても、治具を差し込むことができるような隙間が一切存在しない。
【0024】
施錠プレート25の挿入に伴う抜止めロック用係止手段27の作用は、図4に示している。図4(A)に示すように、挿入口12から挿入路13に向けて施錠プレート25を挿入すると、ハウジング部31から突出した板バネ32の翼端32cがガイド片19に臨ましめられる。翼端32cは、該ガイド片19に沿わしめられながら弾性変形を介して後退し、図4(B)に示すように、ガイド片19を通過すると同時に、弾性復元を介して前進し、抜止めロック用被係止部17に係止し、これにより施錠プレート25を抜き取り不能に固定し、施錠手段7の施錠を完了する。このとき、同図に示すように、施錠プレート25の係止片29がガイド片19に係止し、第二分割ケース5を更に強固に係止する。
【0025】
施錠手段7を解錠するためには、解錠体8を用いなければならない。上述のように、解錠体8の突起38を位置決め凹部21に嵌合せしめることにより、ディスクケース1の施錠部分を解錠体8の溝部33に挿入すると、永久磁石36により板バネ32が後退し、抜止めロック用被係止部17に対する抜止めロック用係止手段27の係止が解除される。従って、図4(C)に示すように、板バネ32を永久磁石36に磁着せしめた状態で、解錠体8をディスクケース1から遠ざけつつ施錠プレート25を引き抜く方向に移動すれば、解錠体8に追従しつつ施錠プレート25が挿入路13から抜き取られ、ディスクケース1を開閉可能となるように開放する。
【0026】
【発明の効果】
販売店やレンタルショップにおいては、治具の使用によりディスクケースをこじ開け、ディスクを抜き取ろうとする不正な者が跡を絶たないところ、本発明によれば、施錠状態が確実であるばかりか、特に、治具を差し込むことができるような隙間が存在せず、しかも、入れ子式に嵌合された二重壁としての側壁を係止した堅牢なディスクケースを提供することができ、防犯性が極めて高いという効果がある。そして、施錠作業が容易なことは勿論のこと、解錠作業も解錠体によりワンタッチで迅速容易に行うことができ、店舗における作業能率も極めて優れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を分解状態にて示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態における施錠プレートを示しており、(A)は要部を示す部分斜視図、(B)は抜止めロック用係止手段の部分を分解して示す拡大斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態における開閉ロック用被係止部と開閉ロック用係止部による作用を示しており、(A)は係止前の状態を示す断面図、(B)は係止後の状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態における抜止めロック用被係止部と抜止めロック用被係止手段による作用を示しており、(A)は係止前の状態を示す断面図、(B)は係止後の状態を示す断面図、(C)は解除の方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1  ディスクケース
2  ヒンジ部
3  自由端
4  第一分割ケース
4a 平板壁
4b 側壁
5  第二分割ケース
5a 平板壁
5b 側壁
6  ディスク収納室
7  施錠手段
8  解錠体
12  挿入口
13  挿入路
14  開閉ロック用被係止部
14a、14b ポケット
15  開閉ロック用被係止部
15a、15b ポケット
16  ガイド群
17  抜止めロック用被係止部
19  ガイド片
22、23 係止片
25  施錠プレート
26  開閉ロック用係止部
26a、26b、26c 挿入片
27  抜止めロック用係止手段
28  補助係止群
29  係止片
32  板バネ

Claims (3)

  1. ヒンジ部を介して開閉自在に合掌せしめられる自由端を備えた一対の分割ケース4、5によりディスク収納室を形成したディスクケース1と、前記分割ケースを開放不能に施錠する施錠手段7とから成る構成において、
    ディスクケース1は、分割ケース4、5を合掌せしめた状態で、分割ケースの自由端の間に開口された挿入口12からディスク収納室に向けて延びる挿入路13と、挿入口を挟んで分割ケースの自由端に設けられた開閉ロック用被係止部14、15と、挿入路に臨んで少なくとも一方の分割ケース5に設けられた抜止めロック用被係止部17とを備えており、
    施錠手段7は、前記挿入口から挿入路に挿入される施錠プレート25から成り、該施錠プレートは、挿入路に挿入された状態で、挿入口を挟んで配置された一対の開閉ロック用被係止部14、15に係止されることにより分割ケースを開放不能に固定する開閉ロック用係止部26と、抜止めロック用被係止部17に係止されることにより施錠プレートを挿入路から引き抜き不能に固定する抜止めロック用係止手段27を備えており、
    前記抜止めロック用係止手段27は、施錠プレートの挿入により、挿入口から抜止めロック用被係止部17に到達するまでは、分割ケースに設けられたガイドに沿わしめられることにより弾性変形を介して後退し、抜止めロック用被係止部17に到達したときは、弾性復元力により前進することにより、抜止めロック用被係止部17に係止する板バネ32を構成しており、該板バネ32は、一方の分割ケース4の外側面に磁石36を臨ませると、弾性変形することにより抜止めロック用被係止部17から後退するような磁性を備えて成ることを特徴とするディスクケースにおける施錠装置。
  2. 一対の分割ケース4、5は、相互に入れ子式に嵌合せしめられる側壁4b、5bを備えると共に、それぞれの側壁から内側に突出する係止片22、23を設けており、
    分割ケースを合掌せしめた状態で、一方の分割ケース4における係止片22と、他方の分割ケース5における係止片23が、挿入路に対して相互に該挿入路13を越える反対側に位置せしめられ、
    施錠プレート25を挿入路13に挿入したとき、各係止片22、23が施錠プレートの側縁に係止されることにより分割ケース4、5を開放不能に固定するように構成されて成るディスクケースにおける施錠装置。
  3. 請求項1又は2に記載の施錠装置を解錠する装置であり、
    合掌せしめられた分割ケースの自由端を受入れ自在とする溝部33と、一方の分割ケースの外側面から施錠手段の板バネ32を弾性変形せしめる部位に対して臨ましめられた永久磁石36とを備えた解錠体8から成り、
    解錠体8の溝部23にディスクケースの自由端を挿入したとき、抜止めロック用係止手段27が抜止めロック用被係止部17から外れ、施錠プレート25を挿入路13から引き抜く方向に解錠体8を移動したとき、施錠プレート25が解錠体8に追従して移動することにより、開閉ロック用係止部26が開閉ロック用被係止部14、15から外れると共に、施錠プレート25が挿入口12から引き抜かれるように構成されていることを特徴とするディスクケースにおける施錠装置の解錠装置。
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