JPH0693306B2 - 磁気テ−プ走行制御装置 - Google Patents

磁気テ−プ走行制御装置

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JPH0693306B2
JPH0693306B2 JP61194465A JP19446586A JPH0693306B2 JP H0693306 B2 JPH0693306 B2 JP H0693306B2 JP 61194465 A JP61194465 A JP 61194465A JP 19446586 A JP19446586 A JP 19446586A JP H0693306 B2 JPH0693306 B2 JP H0693306B2
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ctl
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capstan
track
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広二 竹林
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気テープを1トラック間欠走行させスロー
モーション画像を得るに好適なビデオテープレコーダ
(以下、VTRと略称する)の磁気テープ走行制御装置に
関するものである。
従来の技術 磁気テープを2トラック間欠走行させスローモーション
画像を得るVTRは、すでに市販されている。そのテープ
走行制御技術を市販のVTRを例にあげて説明する。
第9図は市販のVTRの記録フォーマットの概略図であ
る。101は音声トラック、104は映像トラックで映像信号
の1フィールド分の信号が1記録トラックに互いにアジ
マス角の異なるLヘッド、Rヘッドによって記録されて
いる。又、T1は映像信号の1フレームの時間1/30秒を、
T2は1フィールドの時間1/60秒を表す。105はテープ走
行制御のためのコントロール信号(以下CTLという)
で、テープが2トラック分進むごとに1回、すなわちT1
ごとに1回記録されている。103はテープの走行方向、1
02はヘッドの記録方向を表す。市販のVTRでは、このよ
うな記録フォーマットのテープをCTL105を走行の基準と
して2トラック、すなわち映像信号の1フレームずつ間
欠走行させ、スローモーション画像を得ている。第10図
および第11図を用いて、この磁気テープ走行制御装置を
説明する。
第10図のt1のタイミングにおいて、キャプスタン起動指
令信号aが、第11図のキャプスタン制御装置118に入力
されると、前記キャプスタン制御装置118は、キャプス
タン駆動装置120に対し、キャプスタン電流リミット指
令信号fをHigh(以下、Hと略称する。)、キャプスタ
ン方向指令信号gをLow(以下、Lと略称する。)とし
て出力する。前記キャプスタン電流リミット指令信号f
は、キャプスタン駆動電流hの上限を規制する信号で、
H、Middle(以下、Mと略称する。)、Lの信号であ
る。又、前記キャプスタン方向指令信号gは、H、M、
Lの信号で、Hの時逆方向、Mの時停止、Lの時順方向
の指令となる。従って、このタイミングでキャプスタン
モーター112には、第10図hに示す電流が流れて回転を
始め、テープは第9図に示す矢印3の方向に走行を開始
する。
走行が開始されると第10図のt2のタイミングで、第9図
に示すコントロール信号105が再生され、第11図におけ
るアンプ111及び波形整形回路112を通り、CTLパルスb
としてキャプスタン制御装置118に入力される。この
時、前記キャプスタン制御装置118は、外部から遅延時
間が可変できる遅延回路119にトリガパルスdを出力
し、その遅延回路119は充電を開始し、その出力eはキ
ャプスタン制御装置118に入力される。
第10図のt3のタイミングで、キャプスタン制御装置118
は、前記遅延回路119の放電開始エッジを検出すると、
キャプスタン方向指令信号gをH、即ち逆方向指令を出
力し、キャプスタン駆動装置120は、キャプスタンモー
タ122を停止させる方向に電流を流す。このタイミング
をブレーキタイミングと呼ぶ。
次に、ブレーキタイミングに入ると、キャプスタンモー
タ122は減速され、停止する。
次に、キャプスタンモータ122が停止した事を検出する
方法として、2相FG反転検出方式を例にあげて説明す
る。
第11図の121は2層FG発生器で、互いに位相が90度異な
るFGパルスkとiを発生し、テープが第9図に矢印103
で示す順方向に進む時はhが、逆方向にテープが走行す
る場合はiが、それぞれ90度位相が進むよう構成する。
113及び115はFGパルスk,iを増幅するアンプ、114,116は
波形整形回路である。117は、kとiの位相が90度異な
る事からテープが第9図に矢印3で示す順方向に進む時
はLを、逆方向に進む時はHを出力するキャプスタン方
向検出回路であり、cはその出力信号である。
この構成によって第10図のt4のタイミングで、第11図の
キャプスタン制御装置118は、キャプスタン方向検出回
路117の出力がLからHに変わるタイミング、即ちキャ
プスタンモータ122が順方向から逆方向に回転を開始す
るタイミングを検出し、キャプスタン方向指令信号gを
L、キャプスタン電流リミット指令信号fをLにして、
キャプスタンを停止させる。この時、キャプスタン方向
指令信号gはL、順方向指令であるがキャプスタン電流
リミット指令信号fがLで、キャプスタン電流が流れ
ず、キャプスタンは停止する。(なお、第10図のt1から
t2の間を加速期間、t2からt3の間を定速期間、t3からt4
の間をブレーキ期間、t1からt4を総称して移行期間、t4
からt1、即ち間欠走行の間を停止期間と、以下称す
る。) 前記定速期間において、CTLパルスが再生されてから、
前記ブレーキタイミングまでの時間は第11図の遅延回路
119の遅延時間によって可変でき、第9図に示すテープ
フォーマット上のいずれの位置でフィールドスチル再生
をするかを決めるトラッキング量である。前記トラッキ
ング量を可変量にするのは、第9図に示すCTL5の位置が
ずれて記録されているテープを再生した場合や、前記CT
Lの再生ヘッドの機械的な温度特性により、映像トラッ
クとCTLの相対的な位置がずれた場合など、第10図のt2
のタイミングでCTLが再生されてから固定の時間でブレ
ーキ期間に入っても、停止期間でノイズレススチル画像
が得られるとは限らない。従って第11図の遅延回路119
のボリュームは、ユーザーボリュームとするのが一般的
である。このボリュームの可変範囲は最大は第12図のイ
に示すように、テープ速度が第9図に5で示すCTLが再
生されるに十分な速度に達した時点からブレーキタイミ
ングまでであり、最小は第12図のロに示すように、CTL
がブレーキタイミングの直前に再生される場合である。
いずれもCTLを間欠走行の基準としているため、2トラ
ック間欠走行中CTLがブレーキタイミング以前に再生さ
れる範囲でなければならない。この範囲をトラッキング
範囲を呼ぶ。
以上の方法で、第11図のキャプスタンモータ112の停
止,移行,停止を繰り返してテープの間欠走行を行い、
停止期間には第9図に示す4のLヘッドによる記録トラ
ックを繰り返し再生する事によりフィールドスチル画像
を得、移行期間にRヘッドによる記録トラックを1/60秒
間再生し、再び停止期間でLヘッドによる記録トラック
を繰り返し再生する事により、フィールドスチル画像を
得、スローモーション画像を実現している。
発明が解決しようとする問題点 このようなCTLを基準に2トラック1フレーム間欠走行
させスローモーション画像を得る従来の方法では動きが
荒く、又移行期間の1/60秒間再生されるRヘッドによる
記録トラックが静止画として捉えられない。
本発明は、Lヘッドよる記録トラックでフィールドスチ
ル画を得た後テープを1トラックで1フィールド間欠走
行させ、次のRヘッドによる記録トラックでフィールド
スチル画再生を繰り返す事により動きの滑らかなスロー
モーションすなわち、両フィールド再生スローを実現可
能にしたものである。この両フィールド再生スローを実
現するためには、テープを1トラック間欠走行させるテ
ープ走行制御技術が不可欠である。ところが市販VTRで
は、CTLが2トラックに1回しか記録されておらず、1
トラック間欠走行させた場合、1フィールドおきに基準
となるCTLが現れない。従って従来の技術をそのまま適
用する事はできず、CTLのないフィールドでは何らかの
方法でCTLに代わる基準を補間しなければならないとい
う問題がある。
又、従来の技術では、トラッキング範囲がテープがCTL
を再生するに十分な速度に達した時点からブレーキタイ
ミングまでに限られていた。しかしながら、1トラック
間欠走行を行った場合、テープ送り量が半分になり従来
の技術と同じような限定をすれば、トラッキング範囲が
著しく狭くなるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決し、安定した1トラッ
ク間欠走行を行い、良好な両フィールド再生スローを実
現するものである。
問題点を解決するための手段 本発明の磁気テープ走行制御装置は、CTLからキャプス
タンFGパルス(以下、FGという)を1トラック分(以
下、この数をN1という)カウントして疑似コントロール
信号(以下、疑似CTLという)を発生し、CTLが欠落した
場合でも1つ前の疑似CTLからFGをN1カウントして疑似C
TLを発生する第1のカウンターと、遅延時間が可変でき
る遅延回路の動作期間クロックをカウントし、その数を
1回の間欠走行が完了するまでトラッキング数として記
憶する第2のカウンターと、間欠走行においてCTLが現
われないフィールドでは、1つ前の間欠走行において再
生されたCTLからFGをトラッキング数だけカウントして
ブレーキタイミングを発生する第3のカウンターと、CT
Lが再生されるフィールドでは、1つ前の間欠走行にお
いて、第1のカウンターが発生した疑似CTLからFGをト
ラッキング数だけカウントしてブレーキタイミングを発
生する第4のカウンターを備えて構成したものである。
作 用 本発明の磁気テープ走行制御装置は、第1のカウンター
が間欠走行において再生されたCTLからFGをN1カウント
して疑似CTLを発生し、第2のカウンターがトラッキン
グ数を決める遅延回路たとえばアナログモノマルチのON
の期間クロックをカウントし、その数を1回の間欠走行
が完了するまでトラッキング数として記憶し、間欠走行
においてCTLが現れないフィールドでは、第3のカウン
ターが1つ前の間欠走行で再生されたCTLからFGをカウ
ントしてその数がトラッキング数に達した時ブレーキタ
イミングを発生し、CTLが再生されるフィールドでは、
第4のカウンターが1つ前の間欠走行において第1のカ
ウンターが発生した疑似CTLからFGをカウントしてその
数がトラッキング数に達した時ブレーキタイミングを発
生して、1トラック1フィールド間欠走行を実現するも
のである。又、第1のカウンターをCTLが欠落した場合
でも、1つ前の疑似CTLの位置からFGをN1カウントして
疑似CTLを発生し、CTLの代わりに第3のカウンターをリ
セットするよう構成する事により、CTLが欠落した場合
でも安定した1トラック1フィールド間欠走行を行う事
ができる。
実 施 例 以下、本発明の実施例に係る磁気テープ走行制御装置に
ついて図面を参照して説明する。
まず、第1の速度V1においてトラッキング数(以下、Nt
1と略称する。)が1トラック分のFG数N1より大きく設
定されている場合の、第5図におけるキャプスタン駆動
電流(g)、第6図のトラッキング用遅延回路(アナロ
グモノマルチバイブレータなどが使用され、以下、トラ
ッキングMMと略称する。)(レ)、トラッキングカウン
ター(ツ)、CTL波形整形回路(ヌ)、疑似CTLカウンタ
ー(ハ)、比較演算器(ロ)、ブレーキカウンター
(ウ)、及びブレーキカウンター(ノ)の関係を表わす
タイミングチャートをそれぞれ第1図のa,b,c,d,e,f,g,
hに示し、1トラック1フィールド間欠走行動作を概略
を説明する。
第1図aの電流の変化A,B,C,Dはそれぞれ1回の1トラ
ック間欠走行を表し、A及びCのトラックに記録された
フィールドではCTLが再生され、B及びDのトラックに
記憶されたフィールドではCTLは再生されない。第1図t
1のタイミングにおいて、第6図トラッキングMM(レ)
がトリガされ、cのように第6図トラッキングカウンタ
ー(ツ)がクロックhをカウントし、t2のトラッキング
MM(レ)の放電タイミングでその数をトラッキング数Nt
1として記憶する。t3のタイミングでキャプスタンモー
タ3が起動され、FGの再生状態の過渡期間が終わるt4
タイミングで、第6図の疑似CTLカウンター(ハ)、ブ
レーキカウンター(ウ)、及びブレーキカウンター
(ノ)は、FGのカウントを開始し、第1図e,g,hのよう
にその数が増加する。この時e,gには、1つ前の間欠走
行Aで再生されたCTLからFGをカウントした値が保持さ
れている。
次にt5のタイミングで第6図の疑似CTLカウンター
(ハ)の値eがN1に達し、第6図の比較演算器(ロ)
は、fのように疑似CTLを出力し、第6図疑似CTLカウン
ター(ハ)の値eと、ブレーキカウンター(ウ)の値h
をリセットする。この時、比較演算器(ロ)が出力する
疑似CTLが次の間欠走行Cのブレーキタイミングを決め
る基準となる。
次にt6のタイミングで、ブレーキカウンターの値gは、
トラッキング数Nt1に達し、第6図比較演算器(ラ)
は、ブレーキタイミングを発生し、間欠走行Bはブレー
キ期間に入り、t7のタイミングでキャプスタンモータ3
停止し、フィールドスチル状態になる。この間、トラッ
キングカウンター(ツ)はリセットされ、再度トラッキ
ングMM(レ)がトリガされ、新たにNt1を記憶する。
次にt9のタイミングでキャプスタンモータ3が起動さ
れ、間欠走行Cが開始される。t9からt10までは、t3
らt4までと同じくFGの再生状態の過渡期間であり、疑似
CTLカウンター(ハ)、ブレーキカウンター(ウ)、ブ
レーキカウンター(ノ)は、t10のタイミングからe,g,h
のように増加する。この時e,hには1つ前の間欠走行B
で比較演算器(ロ)が出力した疑似CTLからFGをカウン
トした値が保持されている。t11のタイミングでdのよ
うにCTLが再生され疑似CTLカウンター(ハ)の値eと、
ブレーキカウンター(ノ)の値gがリセットされる。こ
のCTLが次の間欠走行Dのブレーキタイミングを決める
基準となる。t12のタイミングで、ブレーキカウンター
(ウ)の値hは、トラノキング数Nt1に達し、第6図の
比較演算器(ラ)はブレーキタイミングを発生し、間欠
走行Cはブレーキ期間に入り、t13のタイミングでキャ
プスタンモータ3は停止し、フィールドスチル状態に入
る。以上により、1トラック1フィールド間欠走行を行
う。
次に、トラッキング数Nt1がN1と同じ数に設定されてい
る場合の1トラック1フィールド間欠走行動作の概略を
第2図を用いて説明する。
第2図aの電流の変化A,B,C,Dはそれぞれ1回の1トラ
ック間欠走行を表し、A及びCのトラックに記録された
フィールドではCTLが再生され、B及びDのトラックに
記録されたフィールドではCTLは再生されない。第2図
のt1のタイミングにおいて、第6図のトラッキングMM
(レ)がトリガされ、cのように第6図トラッキングカ
ウンター(ツ)がクロックhをカウントし、t2のトラッ
キングMM(レ)の放電タイミングでその数をトラッキン
グ数Nt1として記憶する。t3のタイミングでキャプスタ
ンモータ3が起動され、FGの再生状態の過渡期間が終わ
るt4のタイミングで、第6図の疑似CTLカウンター
(ハ)、ブレーキカウンター(ウ)、及びブレーキカウ
ンター(ノ)は、FGのカウントを開始し、第2図e,g,h
のようにその数が増加する。この時e,gには、1つ前の
間欠走行Aで再生されたCTLからFGをカウントした値が
保持されている。
次にt5のタイミングで疑似CTLカウンター(ハ)の値e
がN1に達し、比較演算器(ロ)は、fのように疑似CTL
を出力し、疑似CTLカウンター(ハ)の値eと、ブレー
キカウンター(ウ)の値hをリセットする。この時、比
較演算器(ロ)が出力する疑似CTLが次の間欠走行Cの
ブレーキタイミングを決める基準となる。これと同時
に、ブレーキカウンター(ノ)の値gは、トラッキング
数Nt1に達し、比較演算器(ラ)は、ブレーキタイミン
グを発生し、間欠走行Bはブレーキ期間に入り、t6のタ
イミングでキャプスタンモータ3は停止し、フィールド
スチル状態になる。この間、トラッキングカウンター
(ツ)はリセットされ、再度トラッキングMM(レ)がト
リガされ、新たにNt1を記憶する。
次にt8のタイミングでキャプスタンモータ3が起動さ
れ、間欠走行Cが開始される。t8からt9までは、t3から
t4までと同じくFGの再生状態の過渡期間であり、疑似CT
Lカウンター(ハ)、ブレーキカウンター(ウ)、ブレ
ーキカウンター(ノ)は、t9のタイミングからe,g,hの
ように増加する。この時、e,hには1つ前の間欠走行B
で比較演算器(ロ)が出力した疑似CTLからFGをカウン
トした値が保持されている。t10のタイミングでdのよ
うにCTLが再生され、疑似CTLカウンター(ハ)の値e
と、ブレーキカウンター(ノ)の値gがリセットされ
る。このCTLが次の間欠走行Dのブレーキタイミングを
決める基準となる。これと同時に、ブレーキカウンター
(ウ)の値hは、トラッキング数Nt1に達し、第6図比
較演算器(ラ)はブレーキタイミングを発生し、間欠走
行Cはブレーキ期間に入り、t11のタイミングでキャプ
スタンモータ3は停止し、フィールドスチル状態に入
る。以上により、1トラック1フィールド間欠走行を行
う。
次に、トラッキング数Nt1がN1とより小さい数に設定さ
れている場合の1トラック1フィールド間欠走行動作の
概略を第3図を用いて説明する。
第3図aの電流の変化A,B,C,Dはそれぞれ1回の1トラ
ック間欠走行を表し、A及びCのトラックに記録された
フィールドではCTLが再生され、B及びDのトラックに
記録されたフィールドではCTLは再生されない。第3図
のt1のタイミングにおいて、第6図トラッキングMM
(レ)がトリガされ、cのように第6図トラッキングカ
ウンター(ツ)がクロックhをカウントし、t2のトラッ
キングMM(レ)の放電タイミングでその数をトラッキン
グ数Nt1として記憶する。t3のタイミングでキャプスタ
ンモータ3が起動され、FGの再生状態の過渡期間が終わ
るt4のタイミングで、第6図の疑似CTLカウンター
(ハ)、ブレーキカウンター(ウ)、及びブレーキカウ
ンター(ノ)は、FGのカウントを開始し、第3図e,g,h
のようにその数が増加する。この時、e,gには、1つ前
の間欠走行Aで再生されたCTLからFGをカウントした値
が保持されている。
次にt5のタイミングで、ブレーキカウンター(ノ)の値
gは、トラッキング数Nt1に達し、第6図の比較演算器
(ラ)はブレーキタイミングを発生し、間欠走行Bはブ
レーキ期間に入る。
次にt6のタイミングで第6図の疑似CTLカウンター
(ハ)の値eがN1に達し、比較演算器(ロ)は、fのよ
うに疑似CTLを出力し、疑似CTLカウンター(ハ)の値e
と、ブレーキカウンター(ウ)の値hをリセットする。
この時、比較演算器(ナ)が出力する疑似CTLが次の間
欠走行Cのブレーキタイミングを決める基準となる。t7
のタイミングでキャプスタンモータ3は停止し、フィー
ルドスチル状態になる。この間、トラッキングカウンタ
ー(ツ)はリセットされ、再度トラッキングMM(レ)が
トリガされ、新たにNt1を記憶する。
次にt9のタイミングでキャプスタンモータ3が起動さ
れ、間欠走行Cが開始される。t9からt10までは、t3
らt4までと同じくFGの再生状態の過渡期間であり、疑似
CTLカウンター(ハ)、ブレーキカウンター(ウ)、ブ
レーキカウンター(ノ)は、t10のタイミングからe,g,h
のように増加する。この時、e,hには1つ前の間欠走行
Bで比較演算器(ロ)が出力した疑似CTLからFGをカウ
ントした値が保持されている。t11のタイミングで、ブ
レーキカウンター(ウ)の値hは、トラッキング数Nt1
に達し、第6図の比較演算器(ラ)はブレーキタイミン
グを発生し、間欠走行Cはブレーキ期間に入る。t12
タイミングでdのようにCTLが再生され、疑似CTLカウン
ター(ハ)の値eと、ブレーキカウンター(ノ)の値g
がリセットされる。このCTLが次の間欠走行Dのブレー
キタイミングを決める基準となる。t13のタイミングで
キャプスタンモータ3は停止し、フィールドスチル状態
に入る。以上により、1トラック1フィールド間欠走行
を行う。
次に、トラッキング数Nt1がN1とより大きい数に設定さ
れていて、かつCTLが再生されるべきフィールドでCTLが
欠落した場合の1トラック1フィールド間欠走行動作の
概略を第4図を用いて説明する。
第4図aの電流の変化A,B,C,Dはそれぞれ1回の1トラ
ック間欠走行を表し、A及びCのトラックに記録された
フィールドではCTLが再生され、B及びDのトラックに
記録されたフィールドではCTLは再生されない。但し、
この場合間欠走行Cで再生されるべきCTLがテープの傷
により欠落したと仮定する。第4図のt1からt10まで
は、第1図のt1からt10までと同じ動作を行う。第4図
のt11のタイミングで再生されるべきCTLが欠落してい
る。しかしながら、これとほぼ同じタイミングで疑似CT
Lカウンター(ハ)が、1つ前の間欠走行Bにおいて比
較演算器(ロ)が発生した疑似CTLからFGをカウントし
た値がN1に達する。比較演算器(ロ)の出力する疑似CT
Lは、任意の間欠走行で再生されたCTLを基準にそれ以後
CTLが全て欠落したとしても、奇数回目の間欠走行では
疑似CTLカウンター(ハ)とブレーキカウンター(ノ)
を、偶数回目の間欠走行では疑似CTLカウンター(ハ)
とブレーキカウンター(ウ)をリセットするよう構成し
ている。従って間欠走行Cは、間欠走行Aで再生された
CTLを起点とすれば3回目の間欠走行となり、t11のタイ
ミングで比較演算器(ロ)が疑似CTLを出力し、CTLに代
わってブレーキカウンター(ノ)をリセットし、次の間
欠走行Dのブレーキタイミングの基準を作る。t12,t13
のタイミングは、第1図のt12,t13と同じように動作す
る。以上のように、CTLが欠落した場合でも、安定した
1トラック1フィールド間欠走行を行う事ができる。
又、第1図,第2図,第3図の間欠走行A,C及び第4図
の間欠走行Aにおいて、温度特性などによってテープが
伸びた場合、CTLが再生されるタイミングより早く疑似C
TLカウンター(ハ)がN1に達し、疑似CTLカウンター
(ハ)と、ブレーキカウンター(ノ)をリセットしてし
まう事がある。しかし、そのあとCTLが再生されるタイ
ミングでは必ず、前記2つのカウンターをリセットする
構成にしているため、2トラック、すなわち1フレーム
ごとにCTLによって、間欠走行の基準が制御される事に
なる。従って、CTLとCTLの中間の疑似CTLの位置が多少
変動し、1トラック分テープ走行量に誤差が生じても、
2トラックごとに修正され安定した1トラック1フィー
ルド間欠走行ができる。
さらに、第1,第2,第3および第4図に示すCTLと疑似CTL
は、次の間欠走行のブレーキタイミングを決める基準と
なるものであるから、その間に再生されるFGの数とトラ
ッキング数Nt1は等しい。又、各間欠走行のブレーキタ
イミング間に再生されるFGの数N1に等しい。従って、CT
Lと疑似CTLの現れる位置は、テープがCTLを再生するに
十分な速度にある範囲内で、第1図及び第4図のように
Nt1がN1より大きい場合には、ブレーキタイミングの前
に、第2図のようにNt1がN1に等しい場合にはブレーキ
タイミングに同期し、第3図のようにNt1がN1より小さ
い場合には、ブレーキタイミングの後になる。以上のよ
うに、Nt1をトラッキングMM(レ)により、N1の前後に
わたって可変する事により、間欠走行をする場合に、テ
ープがCTLを再生するに十分な範囲にトラッキング範囲
を設定できる。
次に、第1図乃至第4図に示す動作を行うための磁気テ
ープ走行制御装置を、第5図乃至第8図を用いて第1の
速度でNt1がN1より大きく設定されている場合について
説明する。
第5図において、1はキャプスタン制御装置、2はキャ
プスタン駆動装置、3はキャプスタンモータ、4は2相
FG発生装置である。
テープが停止し、フィールドスチル状態にある時に、第
6図のt1のタイミングで送りパルスdがトラッキングカ
ウンター(ツ)のリセット端子と、FF1に入力される。
トラッキングカウンター(ツ)は、この時リセットされ
る。
第6図のt2のタイミングで、FF4はLであるため、ヘッ
ドSWcの立ち下がりエッジパルスがトリガとして、スタ
ートタイムMM(ム)とトラッキングMM(レ)を起動す
る。テープの起動は、ビデオヘッドが記録軌跡を辿るタ
イミングの基準信号であるヘッドSWcと一定のタイミン
グ(以下、スタートタイミングと略称する。)で行わな
いと、間欠走行の移行期間中映像信号の再生出力が良好
に得られない。そこで、送りパルスdをFF1により保持
し、ヘッドSWcの立ち上がり、又は立ち下がりエッジをA
ND1を通し、スタートタイミングを発生するトリガとし
てスタートタイムMM(レ)に入力する。前記トリガとし
て、ヘッドSWcの立ち上がり、又は立ち下がりエッジを
使うのは、第9図のように映像信号が、Lヘッド及びR
ヘッドによりアジマス記録されているために、Lヘッド
による記録トラックのフィールドスチル画再生から、1
トラック間欠走行し、Rヘッドによる記録トラックのフ
ィールドスチル画再生を行う場合と、Rヘッドによる記
録トラックのフィールドスチル画再生から、1トラック
間欠走行し、Lヘッドによる記録トラックのフィールド
スチル画再生を行う場合とでは、移行期間の最初に使用
するヘッドが異なるためである。又、第9図のように記
録トラックとCTL5が一定の位置関係にある事から、任意
の間欠走行で再生されたCTLを基準に、奇数回目の間欠
走行では立ち下がりを、偶数回目の間欠走行では立ち上
がりを使用するよう第5図のFF3とFF4により構成してい
る。第5図のFF3はCTLの波形整形回路出力(ヌ)により
リセットされ、比較演算器(ロ)の出力する疑似CTLに
より、1回の間欠走行毎に反転される。FF3はFF4により
スタートタイムMM(ム)をトリガとして保持され、その
出力はSW1とSW2を制御する。
第6図のt3のタイミングでトラッキングカウンター
(ツ)は、トラッキングMM(レ)が動作中クロックhを
カウントし、Nt1に達し、乗算器(ネ)に入る。トラッ
キング数Nt1は、トラッキングMM(レ)の動作時間を
T、クロック周期をtckとすると、Nt=T/tckとなり、乗
算器(ネ)は、速度指令aに応じて第1の速度V1ではNt
1=Nt、第2の速度V2では、Nt2=Nt×(V2/V1)、第3
の速度V3では、Nt3=Nt×(V3/V1)の演算を行い、トラ
ッキング数として、トラッキングメモリ(ナ)に記憶さ
せる。これにより、各速度モードでTはほぼ同じ値でよ
く、速度に応じてコンデンサまたは抵抗(ニ)を切替え
る必要がなくなり、回路構成が簡単になる。第6図のt4
のタイミングでスタートタイムMM(ム)がFF4,FF6,FF
7、及びFGカウントゲートMM(テ)をトリガする。FF6と
FF7の出力は、3値エンコーダー(メ)に入力され、そ
の出力は、キャプスタン電流リミット指令信号として、
キャプスタン駆動装置2に入力される。3値エンコーダ
ーは、FF6がL,FF7がLの時Lを、FF6がH,FF7がLの時M
を、FF6がH,FF7がHの時Hを出力するため、このタイミ
ングでキャプスタンモータ3が起動されテープの走行が
始まる。
第6図のt5のタイミングで、FGの再生状態の過渡期間が
終わり、FGカウントゲートMM(テ)がFF2をトリガしキ
ャプスタンモータ3が第9図に矢印3で示す順方向に回
転している間、即ち回転方向検出回路出力(フ)がLの
間、AND3から、2相FGの立ち上がり、立ち下がりの両エ
ッジパルスが出力され、FGが疑似CTLカウンター(ハ)
ブレーキカウンター(ウ)、ブレーキカウンター(ノ)
によりカウントされる。第6図のt4からt5のFGの再生状
態の過渡期間カウントしないのは、2相FG発生回路4と
FG1,FG2のアンプ(オ),(ヤ)の間にDC成分をカット
するためのハイパスフィルターのコンデンサの過渡特性
が、第7図,第8図のように次段の波形整形回路
(ク),(マ)に影響し、誤差を生じるためである。第
7図は、カットオフ周波数が低い場合であり、DCの変動
にACが重畳され、波形整形回路(ク),(マ)のバイア
スとの差が生じ、信号の変化が正確に伝達されていない
例である。第8図は、カットオフ周波数が高い場合であ
り、速度の遅いキャプスタンモータ起動時の信号の変化
が、波形整形回路(ク),(マ)に伝達されていない例
である。
第6図のt6のタイミングでCTLが再生される。疑似CTLカ
ウンター(ハ)のリセット入力には、OR1を通しCTLと疑
似CTLが入力されているので、この時点で前記カウンタ
ーはリセットされ、CTLが欠落しても、疑似CTLにより補
間される。ブレーキカウンター(1)のリセット入力に
は、OR2とAND4を通し、CTLと疑似CTLが入力されてお
り、又AND4には、FF4の出力も入っているので、前記カ
ウンターは、CTLが再生された第6図のt6のタイミング
と、CTLが再生された任意の間欠走行を基準に奇数回目
の間欠走行で、疑似CTLが出力されたタイミングでリセ
ットされることになる。
第6図のt7のタイミングでブレーキカウンター(ウ)の
値はNt1に達し、比較演算器(ラ)はフルブレーキMM
(サ)とFF5にトリガを出力する。比較演算器(ラ)に
は、SW2を通しブレーキカウンター(ウ)又はブレーキ
カウンター(ノ)の出力が入っている。SW2はFF4により
制御されているので、比較演算器(ラ)は、CTLが再生
される間欠走行とCTLが再生された任意の間欠走行を基
準に奇数回目の間欠走行ではブレーキカウンター(ウ)
の出力を、偶数回目の間欠走行ではブレーキカウンター
(ノ)の出力をNt1と比較する。フルブレーキMM(サ)
は、ブレーキ期間において、3値エンコーダ(メ)の出
力するキャプスタン電流リミット指令信号がHの時間を
決めるモノマルチであり、その出力はFF7のリセットに
入る。FF5の出力は、キャプスタン方向指令信号であ
り、このタイミングでH、順方向指令となり、キャプス
タン駆動装置2はキャプスタンモータ3が停止する方向
に電流を流す。
第6図のt8のタイミングでFF7は、フルブレーキMM
(サ)によりリセットされ、FF6がH、FF7がLとなり、
3値エンコーダ(メ)が出力するキャプスタン電流リミ
ット指令信号は、Mとなる。ブレーキ期間において、キ
ャプスタン電流リミット指令信号を、HからMに切り換
えるのは、テープを緩やかに停止させるためである。
第6図のt9のタイミングでFG1と、FG2の位相関係が逆転
し、回転方向検出回路(フ)はHを出力する。回転方向
検出回路(フ)の出力は、AND3にインバータを通して入
力されているため、このタイミングで、疑似CTLカウン
ター(ハ)、ブレーキカウンター(ウ)、及びブレーキ
カウンター(ノ)のFGのカウントは停止する。又、同時
にFF5とFF6がリセットされるため、FF6がL、FF7がLと
なり、3値エンコーダ(メ)の出力するキャプスタン電
流リミット指令信号がL、FF5の出力するキャプスタン
方向指令信号がLとなり、キャプスタンモータ3は停止
する。第6図のt1からt9の動作によって、CTLが再生さ
れる1回目の間欠走行が完了し、フィールドスチル状態
にはいる。
第6図のt10のタイミングで送りパルスdがトラッキン
グカウンター(ツ)のリセット端子と、FF1に入力され
る。トラッキングカウンター(ツ)は、この時リセット
される。
第6図のt11のタイミングで、FF4はHであるため、ヘッ
ドSWcの立ち上がりエッジパルスがトリガとして、スタ
ートタイムMM(ム)とトラッキングMM(レ)を起動す
る。
第6図のt12,t13,t14のタイミングは、前記t3,t4,t5
同じ動作をする。
第6図のt15のタイミングで疑似CTLカウンター(ハ)の
値はN1に達し、比較演算器(ロ)は疑似CCTLを出力す
る。読出し専用メモリであるROM1にはN1、ROM2にはN2=
N1*(V2/V1)、ROM3にはN3=N1*(V3/V1)の値が入っ
ており、比較演算器(ロ)は、第1の速度ではROM1を、
第2の速度ではROM2を、第3の速度ではROM3を使用す
る。疑似CTLカウンター(ハ)のリセット入力端子に
は、OR1を通しCTLと疑似CTLが入力されているので、こ
の時点で前記カウンターはリセットされる。ブレーキカ
ウンター(ウ)のリセット入力端子には、AND5を通し、
疑似CTLが入力されており、又AND5には、インバータを
通しFF4の出力も入っているので、前記カウンターは、C
TLが再生された任意の間欠走行を基準に偶数回目の間欠
走行で、疑似CTLが出力されたタイミングリセットされ
ることになる。
第6図のt16のタイミングでブレーキカウンター(ノ)
の値はNt1に達し、比較演算器(ラ)はフルブレーキMM
(サ)とFF5にトリガを出力する。
第6図のt17,t18のタイミングは、前記t8,t9と同じ動作
をし、t10からt18の動作によってCTLの現れない2回目
の間欠走行が完了し、フィールドスチル状態に入る。
以上、第6図のt1からt18の動作を繰り返す事により、
安定した1トラック1フィールドの間欠走行を行い、両
フィールドファインスローが実現できる。
又、速度指令信号aを、第2の速度、第3の速度にする
ことにより、前記速度モードでの両フィールド再生スロ
ーが行える。
発明の効果 本発明の磁気テープ走行制御装置は、トラッキング数を
決める遅延回路の遅延時間を、トラッキング数がN1の前
後にわたり設定し得るよう可変範囲を設けることによっ
て、CTL、及び第1のカウンターが発生する疑似CTLの現
われる位置が、トラッキング数がN1より大きい場合には
ブレーキタイミングより前に、トラッキング数がN1に等
しい場合にはブレーキタイミングに同期し、トラッキン
グ数がN1より小さければブレーキタイミングの後になる
ような間欠走行を実現できる。即ちブレーキタイミング
の前後で、かつテープがCTLを再生するに十分な速度に
ある範囲までトラッキング範囲を拡大するものである。
これによって、CTLが規格に定められた位置からずれて
記録されているテープやCTLの再生ヘッドの機械的な温
度特性などにより、最適なトラッキング位置が得られな
い場合でも、遅延回路の遅延時間を変化させることによ
って良好な両フィールドスロー画面が得られ、かつその
範囲を十分確保できるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図および第4図は本発明の一実施
例に係る磁気テープ走行制御装置の各モードにおける1
トラック1フィールド間欠走行動作を表わすタイミング
図、第5図は同本発明の実施例に係る磁気テープ走行装
置のブロック図、第6図は第5図の各部信号のタイミン
グ図、第7図および第8図は同実施例におけるFGアンプ
と波形整型回路の出力波形図、第9図は、VHS方式の記
録フォーマット図、第10図は従来の2トラック1フレー
ムの間欠走行を行う磁気テープ走行制御装置の動作を表
わすタイミング図、第11図は従来の磁気テープ走行制御
装置のブロック図、第12図は従来の磁気テープ走行制御
装置のトラッキング範囲を表わす波形図である。 1……キャプスタン制御装置、2……キャプスタン駆動
装置、3……キャプスタンモータ、4……2相FG発生回
路、イ……ROM、ロ……比較演算器、ハ……疑似CTLカウ
ンター、ニ……FF3、ホ……FF4、ヘ……OR2、ト……AND
4、チ……AND5、リ……CTLアンプ、ヌ……CTL波形整型
回路、ル……OR1、ヲ……立ち上がりエッジパルス発生
回路、ワ……立ち下がりエッジパルス発生回路、カ……
SW1、ヨ……AND1、タ……FF1、レ……トラッキングアナ
ログMM、ソ……AND2、ツ……トラッキングカウンター、
ネ……乗算器、ナ……トラッキングメモリー、ラ……比
較演算器、ム……スタートタイムMM、ウ……ブレーキカ
ウンター、ノ……ブレーキカウンター、オ……FG1アン
プ、ク……FG1波形整型回路、ヤ……FG2アンプ、マ……
FG2波形整型回路、ケ……両エッジパルス発生回路、フ
……回転方向検出回路、コ……立ち上がりエッジパルス
発生回路、エ……AND3、テ……FGカウントゲートMM、ア
……FF2、サ……フルブレーキMM、キ……FF5、ユ……FF
6、メ……3値エンコーダ、ミ……FF7、シ……SW2。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビ信号の1フィールド分の映像信号を
    磁気テープの1トラックに記録し、前記磁気テープの長
    手方向にコントロール信号を、上記トラックの2トラッ
    クごとに1回記録するような記録フォーマットの磁気テ
    ープを間欠的に1トラックずつ走行させる装置であっ
    て、前記コントロール信号の再生時点でリセットされキ
    ャプスタンFGパルスを1トラック分カウントし、疑似コ
    ントロール信号を発生して自動的にリセットされ、さら
    にコントロール信号が欠落しても1つ前の疑似コントロ
    ール信号からキャプスタンFGパルスを1トラック分カウ
    ントして疑似コントロール信号を発生する動作を繰り返
    す第1のカウンターと、遅延回路の出力をクロックゲー
    トに接続し、前記遅延回路の動作期間クロックをカウン
    トし、その値であるトラッキング数を1回の間欠走行が
    完了するまで記憶する第2のカウンターと、1つ前の間
    欠走行で再生されたコントロール信号からキャプスタン
    FGパルスをカウントし、現在の間欠走行において、その
    数がトラッキング数に達したとき、ブレーキタイミング
    を発生し、1つ前の間欠走行でコントロール信号が再生
    されなかった場合には、前記第1のカウンターが発生し
    た疑似コントロール信号からキャプスタンFGパルスをカ
    ウントし、現在の間欠走行において、その数がトラッキ
    ング数に達したとき、ブレーキタイミングを発生する第
    3のカウンターと、1つ前の間欠走行で前記第1のカウ
    ンターが発生した疑似コントロール信号からキャプスタ
    ンFGパルスをカウントし、現在の間欠走行において、そ
    の数がトラッキング数に達したとき、ブレーキタイミン
    グを発生する第4のカウンターとを具備し、前記遅延回
    路は、磁気テープがキャプスタンにより起動される前に
    トリガされ、キャプスタンFGパルスの1トラック分の数
    をN1とした場合、外部から遅延時間を前記第2のカウン
    ターの値が0より大きくN1より小さい数から、N1より大
    きい数になるよう外部から可変できるように構成し、前
    記第3と第4のカウンターによって交互に現在の間欠走
    行のブレーキタイミングを発生して、テープを間欠的に
    1トラック分送るようにしたことを特徴とする磁気テー
    プ走行制御装置。
JP61194465A 1986-08-19 1986-08-19 磁気テ−プ走行制御装置 Expired - Lifetime JPH0693306B2 (ja)

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JPH02193475A (ja) * 1989-01-21 1990-07-31 Mitsubishi Electric Corp トラツキング装置
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