JP2882021B2 - デイジタルデータ記録再生装置 - Google Patents

デイジタルデータ記録再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第5図) D発明が解決しようとする課題 E課題を解決するための手段(第1図〜第4図) F作用(第3図及び第4図) G実施例(第1図〜第4図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明はデイジタルデータ記録再生装置に関し、例え
ば業務用デイジタルオーデイオレコーダに適用して好適
なものである。
B発明の概要 本発明は、デイジタルデータ記録再生装置において、
外部入力されるマスタータイムコードと再生タイムコー
ドとの位相差に応じた内部基準電圧データを出力する基
準データ生成処理手段を設け、キヤプスタンモータを直
接駆動制御するようにしたことにより、従来に比して一
段とシステム構成を簡易にし得ると共に、デイジタル入
出力装置を介してシステム間を接続する場合にも外部機
器の同期をはずすことなく音を聞きながら位相を追い込
むことができる。
C従来の技術 従来音声の編集に用いる業務用デイジタルオーデイオ
レコーダにおいては、DASH(Digital Audio Stationary
Head)フオーマツトに基づいてオーデイオ信号を記録
テープ上にデイジタル記録するようになされている。
ここでDASHフオーマツトとはオーデイオデータをHDM
−1(High Density Modulation−1)と呼ばれる周波
数帯域圧縮方式により圧縮して記録するもので、テープ
幅、トラツク密度及びテープスピードの変化によつて2
チヤンネルから48チヤンネルまで広い範囲のテープレコ
ーダに適用し得るものである。
DASHフオーマツトを用いた編集システム1としては、
第5図に示すように、マスター機として機能するビデオ
テープレコーダ2(以下これをマスターVTRと呼ぶ)を
シンクロナイザ3を介してデイジタルオーデイオレコー
ダ4に接続するようになされている。
ここでマスターVTR2からシンクロナイザ3にはマスタ
ーVTR2において再生されるビデオテープから検出された
マスタータイムコード信号S1が供給されると共に、シン
クロナイザ3からマスターVTR2には動作モードを指示す
るコントロール信号S2が供給されるようになされてい
る。
シンクロナイザ3にはデイジタルオーデイオレコーダ
4より読み出された再生タイムコード信号S3が供給さ
れ、シンクロナイザ3よりデイジタルオーデイオレコー
ダ4にはマスタータイムコード信号S1及び再生タイムコ
ード信号S3の位相差に基づいたアナログ基準電圧信号S4
が供給されると共に、デイジタルオーデイオレコーダ4
の動作状態を指示するコントロール信号S5が供給される
ようになされている。
またデイジタルオーデイオレコーダ4は外部接続され
た外部機器5に基準同期信号(ワードシンク)S6を送出
し、外部機器5を制御するようになされている。
かかるマスターVTR2より出力されるマスタータイムコ
ード信号S1にデイジタルオーデイオレコーダ4の再生タ
イムコードRの位相を追い込む制御方法としては、可変
同期(Variable Synchronism)モード及びキヤプスタン
外部電圧コントロールモードが編集システム1に応じて
用いられている。
ここで可変同期モードとはマスターVTR2より1フレー
ムごとに出力されるマスタータイムコード信号S1と再生
タイムコード信号S3の位相差によりシンクロナイザ3か
ら供給されるアナログ基準電圧信号S4に基づいてワード
シンクのピツチを変化させて可変速再生することにより
音を聞きながら位相を追い込むモードであり、キヤプス
タン外部電圧コントロールモードとはマスターVTR2より
1フレームごとに出力されるマスタータイムコード信号
S1と再生タイムコード信号S3の位相差によりシンクロナ
イザ3から供給されるアナログ基準電圧信号S4として入
力される制御電圧に基づいて直接キヤプスタンモータを
駆動制御することにより音を聞くことはできないが、タ
イムコードの位相をマスタータイムコードの位相に追い
込むモードである。
D発明が解決しようとする課題 ところで可変同期モードによつて可変速再生し、位相
の追い込みをする場合には、ワードシンクのピツチを可
変させるためにデイジタル入出力装置(I/O)を介して
外部機器5とシステムを組むときには、接続された他の
外部機器5のワードシンクの同期がずれてしまい、その
結果雑音信号が発生してしまう。
このためデイジタルI/Oを介して外部機器5とシステ
ムを組む場合には、音は聞こえないがワードシンクの同
期はずれないキヤプスタン外部電圧コントロールモード
を用いて位相の追い込みをかける方法が従来用いられて
いる。
ところでこのようなシンクロナイザ3を用いて位相を
追い込む場合には、デイジタルオーデイオレコーダ4に
接続されたシステムに合わせて2通りのモードから選択
する必要が生じると共にシステム構成が複雑になるた
め、シンクロナイザ3を介さずにデイジタルオーデイオ
レコーダ4の内部でタイムコードの位相をマスタータイ
ムコードに追い込むことができることが望ましい。
かかる位相追込モード手段としては従来セクターベー
スシンクロナイザに用いられている方法を用いたセクタ
ースリツプ方式が考えられる。
セクタースリツプ方式とはタイムコードのフレーム
(1フレーム=80ビツト)、ビツトとは何ら関係のない
セクターに基づいて、セクター単位で位相を追従させる
ものである。
ところがかかるセクタースリツプ方式によると、サン
プリング周波数FSやタイムコードフオーマツトの組合せ
によりセクタ及びビツトの関係は9通り生じてしまう。
例えばサンプリング周波数FSが48〔k Hz〕、タイムコ
ードフオーマツトが30Fのときには、1セクタ=1〔m s
ec〕に対して1ビツト=0.24〔m sec〕となり1セクタ
は2ビツトより大きくなるのに対してサンプリング周波
数FSが44.1〔k Hz〕、タイムコードフオーマツトが24F
のときには、1セクタ=0.919〔m sec〕に対して1ビツ
ト=0.52〔m sec〕となり1セクタは2ビツトより小さ
くなる。
このためセクタースリツプ方式により1セクター分位
相をずらすと約2ビツト(1.8〜2.4ビツト)分移動する
が、これはビツト単位の位相追込み精度(1ビツト以
内)と1ビツト単位のオフセツト設定をしたいというユ
ーザの要望を満たさない上、組合せによつて位相追込み
の精度が決まるため、音を出さないモードとしてのセク
タースリツプ方式によつては従来と同等の機能を持たせ
ることができない。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、デイジ
タルデータ記録再生装置内に基準電圧生成手段を設け、
マスタータイムコードへの位相の追い込みを内部基準電
圧データで直接駆動制御するようにしたことにより外部
機器への影響を与えず、ワードシンクの同期をはずさず
に位相を追い込むことができるデイジタルデータ記録再
生装置を提案しようとするものである。
E課題を解決するための手段 かかる課題を解決するため本発明においては、外部機
器2によつて再生した第1の記録媒体から得られるマス
タータイムコードS1の位相と、第2の記録媒体を再生す
ることにより得られる再生タイムコードS11の位相とを
同期させるデイジタルデータ記録再生装置11において、
第2の記録媒体を所定速度で走行させる回転駆動手段26
と、マスタータイムコードS1及び再生タイムコードS11
の位相差に応じた位相差データS13を生成する位相差デ
ータ生成手段15と、位相差データS13に基づいて回転駆
動手段26の回転速度を調整することにより、マスタータ
イムコードS1及び再生タイムコードS11の位相差を所定
値以下に制御する位相制御手段15、23、24と、回転駆動
手段26の回転速度に応じた周波数信号S17と基準クロツ
クS18との位相差を表す速度サーボ信号S16と、第2の記
録媒体34から得られるパルス信号S20と基準クロツクS18
との位相差を表す位相サーボ信号S19との差分データに
基づいて回転駆動手段26の回転速度を微調整することに
より、マスタータイムコードS1の位相と再生タイムコー
ドS11の位相とを再生速度においてビツト単位で追い込
む位相同期手段15、21とを設けるようにする。
F作用 マスタータイムコードS1及び再生タイムコードS11の
位相差に応じた位相差データS13に基づいて回転駆動手
段26の回転速度を粗調整して位相差を所定値以下に制御
した後、回転駆動手段26の回転速度に応じた周波数信号
S17と基準クロツクS18との位相差を表す速度サーボ信号
S16と、第2の記録媒体34から得られるパルス信号S20と
基準クロツクS18との位相差を表す位相サーボ信号S19と
の差分データに基づいて回転駆動手段26の回転速度を微
調整することにより、マスタータイムコードS1の位相と
再生タイムコードS11の位相とを再生速度においてビツ
ト単位で追い込むことができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第5図との対応部分に同一符号を付して示す第1図に
おいて、10は全体として編集システムを示し、マスター
VTR2から出力されるタイムコード信号S1をデイジタルオ
ーデイオレコーダ11に入力すると共に、デイジタルオー
デイオレコーダ11は外部機器5に再生データ信号S6を出
力するようになされている。
ここでデイジタルオーデイオレコーダ11は、第2図に
示すように、タイムコード入力部12の位相差カウンタ13
においてマスタVTR2より供給されるマスタータイムコー
ド信号S1とデイジタルオーデイオレコーダ11の内部より
供給される再生タイムコード信号S11を入力すると、か
かるマスター及び再生タイムコード信号S1及びS11のタ
イムコード位相差に基づいた位相差カウント信号S12を
入出力処理部14のサーボ制御中央処理装置(CPU)15に
供給するようになされている。
またタイムコード入力部12はマスター及び再生タイム
コード信号S1及びS11を読取器16A及び16Bにより読み込
むと、それぞれサーボ制御CPU15に送出するようになさ
れている。
サーボ制御CPU15は位相差カウント信号S12により与え
られる位相差に応じた基準電圧データを位相追込データ
テーブルから読み出すと内部基準電圧データ信号S13を
リールサーボ部17のデイジタル/アナログ(D/A)変換
回路18Aに供給する。
またサーボ制御CPU15はシンクロナイザ3を外部接続
する場合にはシンクロナイザ3から供給されるアナログ
基準電圧信号S4の電圧値をモード切換回路19及びアナロ
グ/デイジタル(A/D)変換回路18Bを順次介して読み込
むようになされている。
さらにサーボ制御CPU15はリールサーボ部17のアナロ
グ−デイジタル(A−D)タイミング発生器20より供給
されるD/A及びA/D変換回路18A及び18Bの読込/書込動作
を切換制御するA−Dタイミング信号S14を入力するよ
うになされており、かかる入力信号に基づいて内部基準
電圧データ信号S13をリールサーボ部17及びキヤプスタ
ンサーボ部21に供給するようになされている。
ここでサーボ制御CPU15は再生タイムコード信号S11等
でなる外部機器制御信号を再生データ信号S6として外部
機器5に出力するようになされている。
リールサーボ部17のモード切換回路19はモード切換信
号S15により切り換え制御され、内部基準電圧制御モー
ド時には入力端19AよりD/A変換回路18Aを介して入力さ
れる内部基準電圧信号をキヤプスタンサーボ部21に供給
するのに対して、外部基準電圧制御モード時には入力端
19Bに入力される外部基準電圧信号でなるアナログ基準
電圧信号S4をキヤプスタンサーボ部21に供給するように
なされている。
キヤプスタンサーボ部21は速度サーボ時、モード切換
信号S15により切り換え制御される速度サーボ切換スイ
ツチ22を介して基準電圧信号を入力すると、加算回路23
において速度サーボ回路24より供給される速度サーボ電
圧信号S16との差電圧に対応した制御電圧を加算回路25
を介してキヤプスタンモータ26に供給するようになされ
ている。
ここで速度サーボ回路24は周波数発生器27によりキヤ
プスタンモータ26の回転速度に応じて発生されるパルス
信号S17とクロツク発生回路28から発生される基準クロ
ツク信号S18とに基づいて速度サーボ電圧信号S16を送出
する。
クロツク発生回路28はサーボ制御CPU15から入出力回
路29を介してメイン中央処理装置(CPU)30より供給さ
れる速度制御データに応じた基準クロツク信号S18を内
蔵位相同期回路において発生するようになされている。
またメインCPU30はリモートコントローラ31から内部
基準電圧制御モード/外部基準電圧制御モードの切り換
えを入力すると入出力回路29を介してサーボ制御CPU15
にモードの切り換えを指示するようになされている。
これによりサーボ制御CPU15はモード切換回路19の入
出力端19A及び19Bを適宜切り換える。
キヤプスタンサーボ部21は位相サーボモード時、モー
ド切換信号S15により位相モード切換スイツチ32がオン
動作されると位相サーボ回路33を介して位相サーボ電圧
信号S19を加算回路25に供給し、加算回路23より供給さ
れる基準電圧信号との加算結果に対応した制御電圧をキ
ヤプスタンモータ26に供給するようになされている。
ここで位相サーボ回路33はクロツク発生回路28から供
給される基準クロツク信号S18とテープ34より磁気ヘツ
ド35を介して得られるパルス信号S20との位相差に応じ
た位相サーボ電圧信号S19を加算回路25に出力するよう
になされている。
また磁気ヘツド35はテープ34より再生タイムコード信
号S11を読み出し出力するようになされている。
以上の構成において、リモートコントローラ31により
ユーザが内部基準電圧制御モードを選択すると、メイン
CPU30は入出力処理部14の入出力回路29を介してサーボ
制御CPU15にモードの切り換えを指示する。
デイジタルテープレコーダ11はマスタータイムコード
信号S1としてマスターVTR2からマスタータイムコード信
号S1(第3図(A))をタイムコード入力部12に入力す
ると、位相差カウンタ13において磁気ヘツド35から入力
されるテープ34の再生タイムコード信号S11(第3図
(B))との位相差をビツト(1フレームの80分の1)
単位で検出し(第3図(C))、位相差カウント信号S1
2としてサーボ制御CPU15に入力する。
サーボ制御CPU15はかかるマスターVTR2から供給され
るマスタータイムコードに対する再生タイムコードの追
従動作の遅れに対応した内部基準電圧データを位相追込
データテーブル(第4図)から読み出すと内部基準電圧
データ信号S13としてD/A変換回路18Aに送出すると共
に、モード切換信号S15によりモード切換回路19の入力
端を19A側に切り換える。
このときキヤプスタンサーボ部21の速度サーボ切換ス
イツチ22はモード切換信号S15により閉じられているの
に対して位相サーボ切換スイツチ32は開かれているた
め、キヤプスタンサーボ部21はマスタータイムコードと
再生タイムコードの位相差が大きい間はサーボ基準信号
と速度サーボ電圧信号S16との差に基づいたキヤプスタ
ン制御電圧を加算回路25を介してキヤプスタンモータ26
に供給する。
キヤプスタンモータ26は入力されるキヤプスタン制御
電圧に基づいてキヤプスタンモータ26の回転速度を増減
し、マスタータイムコード信号S1と再生タイムコード信
号S11の位相が一致するように駆動させる。
ここでサーボ制御CPU15はマスタータイムコードに対
して再生タイムコードS11が所定の位相差に引き込まれ
たことを検出すると、モード切換信号S15を送出して速
度サーボ切換スイツチ22を開くと共に、位相サーボ切換
スイツチ32を閉じる。
これによりデイジタルテープレコーダ11は再生速度に
おける位相サーボモードに切り換わり、速度サーボ回路
24からの速度サーボ電圧信号S16と位相サーボ回路33か
ら供給される位相サーボ電圧信号S19との電圧差に応じ
た制御電圧をキヤプスタンモータ26に供給する。
これによりデイジタルオーデイオレコーダ11はシンク
ロナイザを使用しなくとも約2秒という短時間でオーデ
イオテープの位相をマスターテープの位相にビツト単位
で追い込むことができ、またビツト単位のオフセツトの
設定をすることができる。
これに対してユーザが従来と同様シンクロナイザ3を
使用しての位相の追い込みをリモートコントローラ31に
より指定すると、サーボ制御CPU15はメインCPU30、入出
力回路29を順次介して読み取り、モード切換回路19にモ
ード切換信号S15を出力し、入力端を19B側に切り換え
る。
これにより外部接続されたシンクロナイザ3からマス
タータイムコードS1と再生タイムコードS3との差に基づ
いて入力されるアナログ電圧信号S4がモード切換回路19
を介してキヤプスタンサーボ部21に供給されると共にA/
D変換回路18Bを介して入出力処理部14に供給される。
ここでサーボ制御CPU15はA/D変換回路18Bによりデイ
ジタルデータに変換された外部基準電圧データを読み込
むと共に、入出力回路29、メインCPU30を介してクロツ
ク発生回路28に基準信号を出力する。
これによりキヤプスタンサーボ部21は上述と同様、速
度サーボモード時には速度サーボ回路24を介して出力さ
れる速度サーボ電圧信号S16と外部基準電圧信号S4との
電圧差によりキヤプスタンモータ26を駆動し、所定の位
相に引き込まれると位相サーボモードに移り、位相サー
ボ回路33を介して出力される位相サーボ電圧信号S19に
よりキヤプスタンモータ26を駆動制御する。
以上の構成によれば、サーボ制御CPU15はマスタータ
イムコードS1と再生タイムコードS11との位相差カウン
ト値に応じた位相追込データテーブルを設け、内部基準
電圧制御モード時には位相差カウント値に応じた内部基
準電圧データを読み出し、D/A変換回路18A及びモード切
換回路19を順次介してキヤプスタンサーボ部21に供給す
るようにしたことにより、タイムコードデータのみに基
づいて短時間でビツト単位での位相追込み及びオフセツ
トの設定をし得ると共に、一段とシステム構成の簡易な
デイジタルオーデイオレコーダを得ることができる。
またシンクロナイザ3を介さず内部で発生した内部基
準電圧データ信号S13に基づいてサーボをかけるように
したことにより、デイジタルI/Oを使用してシステムを
組んでいる場合にも、外部機器5のワードシンクの同期
をはずすことなく位相を追い込むことができる。
なお上述の実施例においては、サーボ制御CPU15にマ
スタータイムコードS1と再生タイムコードS11の位相差
に応じた位相追込データテーブルを設ける場合について
述べたが、本発明はこれに代え、位相差に応じた位相追
込データを演算により求め送出するようにしても良い。
また上述の実施例においては、サーボ制御CPU15は予
め設定された位相追込データに基づいてデイジタルオー
デイオレコーダ11により再生される再生タイムコードS1
1をマスタータイムコードS1に追従させる場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、位相追込データの追
い込み曲線やアルゴリズムを適宜設定することができる
ようにしても良く、かかるようにすれば一段と自由度が
大きく、使い勝手に優れたデイジタルオーデイオレコー
ダを得ることができる。
さらに上述の実施例においては、外部機器5を一台接
続する場合について述べたが、複数台接続する場合にも
適用し得る。
さらに上述の実施例においては、本発明をデイジタル
オーデイオレコーダに適用する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、マスター機との位相同期を必要
とするデイジタルデータ装置に広く適用し得る。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、マスタータイムコード
及び再生タイムコードの位相差に応じた位相差データに
基づいて回転駆動手段の回転速度を粗調整して位相差を
所定値以下に制御した後、回転駆動手段の回転速度に応
じた周波数信号と基準クロツクとの位相差を表す速度サ
ーボ信号と、第2の記録媒体から得られるパルス信号と
基準クロツクとの位相差を表す位相サーボ信号との差分
データに基づいて回転駆動手段の回転速度を微調整する
ことにより、マスタータイムコードの位相と再生タイム
コードの位相とを再生速度においてビツト単位で追い込
むことができ、かくして簡易な構成で位相制御を正確に
実行し得るデイジタルデータ記録再生装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデイジタルデータ記録再生装置を
用いた編集システムの接続の説明に供する略線的接続
図、第2図はデイジタルデータ記録再生装置の一実施例
を示すブロツク図、第3図はマスタータイムコードと再
生タイムコードとの位相差検出の説明に供する信号波形
図、第4図は位相差に対応するサーボ基準電圧の説明に
供する信号波形図、第5図は従来の編集システムの構成
を示す略線的接続図である。 1、10……編集システム、2……マスターVTR、3……
シンクロナイザ、4、11……デイジタルオーデイオレコ
ーダ、13……位相差カウンタ、15……サーボ制御CPU、1
9……モード切換回路、24……速度サーボ回路、33……
位相サーボ回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部機器によつて再生した第1の記録媒体
    から得られるマスタータイムコードの位相と、第2の記
    録媒体を再生することにより得られる再生タイムコード
    の位相とを同期させるデイジタルデータ記録再生装置に
    おいて、 上記第2の記録媒体を所定速度で走行させる回転駆動手
    段と、 上記マスタータイムコード及び上記再生タイムコードの
    位相差に応じた位相差データを生成する位相差データ生
    成手段と、 上記位相差データに基づいて上記回転駆動手段の回転速
    度を調整することにより、上記マスタータイムコード及
    び上記再生タイムコードの上記位相差を所定値以下に制
    御する位相制御手段と、 上記回転駆動手段の回転速度に応じた周波数信号と基準
    クロツクとの位相差を表す速度サーボ信号と、上記第2
    の記録媒体から得られるパルス信号と上記基準クロツク
    との位相差を表す位相サーボ信号との差分データに基づ
    いて上記回転駆動手段の上記回転速度を微調整すること
    により、上記マスタータイムコードの位相と上記再生タ
    イムコードの位相とを再生速度においてビツト単位で追
    い込む位相同期手段と を具えることを特徴とするデイジタルデータ記録再生装
    置。
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