JPH0537212Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0537212Y2 JPH0537212Y2 JP16358587U JP16358587U JPH0537212Y2 JP H0537212 Y2 JPH0537212 Y2 JP H0537212Y2 JP 16358587 U JP16358587 U JP 16358587U JP 16358587 U JP16358587 U JP 16358587U JP H0537212 Y2 JPH0537212 Y2 JP H0537212Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- signal lead
- tube
- adhesive tape
- conductive adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、測定管内を流れる被測定流体の流量
を電気的に測定する電磁流量計に関する。
を電気的に測定する電磁流量計に関する。
一般に、電磁流量計は、フアラデーの電磁誘導
現象を利用して測定管内を流れる導電性流体を電
気信号に変換して測定を行うものとして知られて
いる。
現象を利用して測定管内を流れる導電性流体を電
気信号に変換して測定を行うものとして知られて
いる。
従来、この種の電磁流量計は第５図に示すよう
に構成されている。これを同図および第６図に基
づいて説明すると、同図において、符号１で示す
ものは両開口端部に各々フランジ１ａを有する測
定管で、内壁に例えばテフロン、ネオプレン等の
絶縁ライニング２が設けられており、外周面上に
は管内の被測定流体の流れ方向と直角な磁界を形
成する一対の励磁コイル（図示せず）が取り付け
られている。３は被測定流体の各点に発生する起
電力を検出する一対の電極で、各々が前記励磁コ
イル（図示せず）の磁界を介して互いに対向する
ように管壁に設けられている。４は前記測定管１
の外周方向に延在する信号リード線で、例えばビ
ニール等の絶縁チユーブ４ａおよびチユーブ４ａ
によつて被覆された芯線４ｂからなり、前記電極
３および端子盤５に接続されている。
に構成されている。これを同図および第６図に基
づいて説明すると、同図において、符号１で示す
ものは両開口端部に各々フランジ１ａを有する測
定管で、内壁に例えばテフロン、ネオプレン等の
絶縁ライニング２が設けられており、外周面上に
は管内の被測定流体の流れ方向と直角な磁界を形
成する一対の励磁コイル（図示せず）が取り付け
られている。３は被測定流体の各点に発生する起
電力を検出する一対の電極で、各々が前記励磁コ
イル（図示せず）の磁界を介して互いに対向する
ように管壁に設けられている。４は前記測定管１
の外周方向に延在する信号リード線で、例えばビ
ニール等の絶縁チユーブ４ａおよびチユーブ４ａ
によつて被覆された芯線４ｂからなり、前記電極
３および端子盤５に接続されている。
ところで、この種の電磁流量計においては、両
電極３を結ぶ線Ａおよび両信号リード線４によつ
て形成される面積Ｓに２次元的に比例した90°位
相のずれによる雑起電力の発生を防止するため
に、測定管１の外周面に周方向に1/4周程度延在
する断面矩形状の溝６が設けられ、この溝６内に
接着テープ７によつて信号リード線４が取り付け
られている。そして、この信号リード線４は、絶
縁チユーブ４ａ上に例えば錫あるいは銀めつき軟
銅線を交差して編み上げてなる静電シール編組８
によつて囲繞されている。これは、通常電磁流量
計の両電極３には数mV程度の電圧しか発生せ
ず、これに対して出力インピーダンスが数kΩ〜
数MΩと大きく、このため静電シールド編組８が
無いと外部からの雑音に対して弱くなり、信号リ
ード線４としての電気特性が不安定になるからで
ある。
電極３を結ぶ線Ａおよび両信号リード線４によつ
て形成される面積Ｓに２次元的に比例した90°位
相のずれによる雑起電力の発生を防止するため
に、測定管１の外周面に周方向に1/4周程度延在
する断面矩形状の溝６が設けられ、この溝６内に
接着テープ７によつて信号リード線４が取り付け
られている。そして、この信号リード線４は、絶
縁チユーブ４ａ上に例えば錫あるいは銀めつき軟
銅線を交差して編み上げてなる静電シール編組８
によつて囲繞されている。これは、通常電磁流量
計の両電極３には数mV程度の電圧しか発生せ
ず、これに対して出力インピーダンスが数kΩ〜
数MΩと大きく、このため静電シールド編組８が
無いと外部からの雑音に対して弱くなり、信号リ
ード線４としての電気特性が不安定になるからで
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の電磁流量計においては、信号
リード線４を測定管１に取り付けるに粘着テープ
７および静電シールド編組８を必要とするため、
部品点数が嵩み、コスト高になるばかりか、信号
リード線４の接続作業を煩雑にするという不都合
があつた。
リード線４を測定管１に取り付けるに粘着テープ
７および静電シールド編組８を必要とするため、
部品点数が嵩み、コスト高になるばかりか、信号
リード線４の接続作業を煩雑にするという不都合
があつた。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、部品点数を削減することができ、もつてコス
トの低廉化およびリード線接続作業の簡素化を図
ることができる電磁流量計を提供するものであ
る。
で、部品点数を削減することができ、もつてコス
トの低廉化およびリード線接続作業の簡素化を図
ることができる電磁流量計を提供するものであ
る。
本考案に係る電磁流量計は、測定管の外周面に
導電性粘着テープによつて信号リード線を被覆固
定したものである。
導電性粘着テープによつて信号リード線を被覆固
定したものである。
本考案においては、測定管の外周面に信号リー
ド線を添接させ、これを導電性粘着テープによつ
て固定して信号リード線の接続作業を行う。
ド線を添接させ、これを導電性粘着テープによつ
て固定して信号リード線の接続作業を行う。
第１図は本考案に係る電磁流量計のリード線取
付状態を示す断面図、第２図は同じく電磁流量計
のリード線取り付けに用いる導電性粘着テープを
示す断面図で、同図以下において第５図および第
６図と同一の部材については同一の符号を付し、
詳細な説明は省略する。同図において、符号１１
で示すものは前記信号リード線４を前記測定管１
の外周面上に被覆固定する導電性粘着テープで、
20μ〜35μの厚さをもつ例えば銅等の金属箔１１
ａと、55μ程度の厚さをもつ導電性粘着剤１１ｂ
とから構成されている。なお、１２はこの導電性
粘着テープ１１の導電性粘着剤１１ｂに貼着され
た剥離紙である。
付状態を示す断面図、第２図は同じく電磁流量計
のリード線取り付けに用いる導電性粘着テープを
示す断面図で、同図以下において第５図および第
６図と同一の部材については同一の符号を付し、
詳細な説明は省略する。同図において、符号１１
で示すものは前記信号リード線４を前記測定管１
の外周面上に被覆固定する導電性粘着テープで、
20μ〜35μの厚さをもつ例えば銅等の金属箔１１
ａと、55μ程度の厚さをもつ導電性粘着剤１１ｂ
とから構成されている。なお、１２はこの導電性
粘着テープ１１の導電性粘着剤１１ｂに貼着され
た剥離紙である。
したがつて、測定管１の溝６内に信号リード線
４を添接させ、導電性粘着テープ１１によつてこ
れを測定管１に固定して信号リード線４の接続作
業を行うことができる。このとき、信号リード線
４は導電性粘着テープ１１によつて被覆されてい
るから、静電シールド編組８が不要になり、部品
点数を削減することができる。
４を添接させ、導電性粘着テープ１１によつてこ
れを測定管１に固定して信号リード線４の接続作
業を行うことができる。このとき、信号リード線
４は導電性粘着テープ１１によつて被覆されてい
るから、静電シールド編組８が不要になり、部品
点数を削減することができる。
なお、本実施例においては、導電性粘着テープ
１１の金属箔１１ａとして銅からなるものを示し
たが、本考案はこれに限定されるものではなく、
例えばアルミニウム等の金属箔でもよく、その種
類は適宜変更することが自由である。この場合、
金属箔の代わりに導電性プラスチツク、導電性ゴ
ム等の材料を使用しても何等差し支えない。
１１の金属箔１１ａとして銅からなるものを示し
たが、本考案はこれに限定されるものではなく、
例えばアルミニウム等の金属箔でもよく、その種
類は適宜変更することが自由である。この場合、
金属箔の代わりに導電性プラスチツク、導電性ゴ
ム等の材料を使用しても何等差し支えない。
また、本考案における溝６の断面形状は前述し
た実施例に限定適用されず、例えば第３図ａおよ
びｂに示すように半円形状、三角形状の溝２１，
２２としても適用し得ることは勿論である。
た実施例に限定適用されず、例えば第３図ａおよ
びｂに示すように半円形状、三角形状の溝２１，
２２としても適用し得ることは勿論である。
さらに、本考案においては、信号リード線４を
取り付ける溝６を必要とするものではなく、測定
管１の外径方向から見て励磁コイル（図示せず）
の磁界に傾斜せずに取る付けることができるなら
ば、第４図に示すように導電性粘着テープ３１に
よつて直接信号リード線４を測定管１の外周面上
に被覆固定してもよい。
取り付ける溝６を必要とするものではなく、測定
管１の外径方向から見て励磁コイル（図示せず）
の磁界に傾斜せずに取る付けることができるなら
ば、第４図に示すように導電性粘着テープ３１に
よつて直接信号リード線４を測定管１の外周面上
に被覆固定してもよい。
以上説明したように本考案によれば、測定管の
外周面に信号リード線を導電性粘着テープによつ
て被覆固定したので、外部からの雑音に対して従
来必要とした静電シールド編組が不要になる。し
たがつて、部品点数を削減することができるか
ら、コストの低廉化およびリード線接続作業の簡
素化を図ることができる。
外周面に信号リード線を導電性粘着テープによつ
て被覆固定したので、外部からの雑音に対して従
来必要とした静電シールド編組が不要になる。し
たがつて、部品点数を削減することができるか
ら、コストの低廉化およびリード線接続作業の簡
素化を図ることができる。
第１図は本考案に係る電磁流量計のリード線取
付状態を示す断面図、第２図は同じく電磁流量計
のリード線取り付けに用いる導電性粘着テープを
示す断面図、第３図ａ，ｂおよび第４図は他の実
施例における信号リード線の取付状態を示す断面
図、第５図は従来の電磁流量計を示す斜視図、第
６図はその信号リード線の取付状態を示す断面図
である。 １……測定管、３……電極、４……信号リード
線、１１……導電性粘着テープ。
付状態を示す断面図、第２図は同じく電磁流量計
のリード線取り付けに用いる導電性粘着テープを
示す断面図、第３図ａ，ｂおよび第４図は他の実
施例における信号リード線の取付状態を示す断面
図、第５図は従来の電磁流量計を示す斜視図、第
６図はその信号リード線の取付状態を示す断面図
である。 １……測定管、３……電極、４……信号リード
線、１１……導電性粘着テープ。
Claims (1)
- 測定管の外側に設けられ管内の被測定流体の流
れ方向と直角な磁界を形成する一対の励磁コイル
と、これら励磁コイルの磁界を介して互いに対向
するように管壁に設けられた一対の電極と、これ
ら電極に接続され前記測定管の外周方向に延在す
る信号リード線とを備え、この信号リード線を導
電性粘着テープによつて前記測定管の外周面に被
覆固定したことを特徴とする電磁流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16358587U JPH0537212Y2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16358587U JPH0537212Y2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0170122U JPH0170122U (ja) | 1989-05-10 |
| JPH0537212Y2 true JPH0537212Y2 (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=31448435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16358587U Expired - Lifetime JPH0537212Y2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0537212Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-28 JP JP16358587U patent/JPH0537212Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0170122U (ja) | 1989-05-10 |
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