JPH0688077U - 同軸ケーブル用コネクタ - Google Patents

同軸ケーブル用コネクタ

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JPH0688077U
JPH0688077U JP3033693U JP3033693U JPH0688077U JP H0688077 U JPH0688077 U JP H0688077U JP 3033693 U JP3033693 U JP 3033693U JP 3033693 U JP3033693 U JP 3033693U JP H0688077 U JPH0688077 U JP H0688077U
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insulator
conductor
outer conductor
coaxial cable
center conductor
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金三 成毛
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同軸ケーブルとコネクタの外部導体との圧着
作業を容易にする。 【構成】 コネクタ本体に嵌着される外部導体・中心導
体組立体は、外部導体3と、中心導体4と、絶縁体5と
から構成され、外部導体3の円筒状部6には絶縁体5が
図の左方から嵌入され固定される。絶縁体5は、中空円
筒状体に形成され、先端部が内側に突出する一対の舌片
16、16を有し、一端の閉塞部18には孔19を有す
る。同軸ケーブルAの中心導体を接続した中心導体4
は、その雄型のコンタクト部12が前記絶縁体5の孔1
9に挿通され鍔部14が閉塞部18と舌片16との間隙
20において係止されて絶縁体5に固定される。外部導
体3の圧着部7と8はそれぞれ同軸ケーブルAの導電編
組と絶縁外被に圧着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、同軸ケーブル用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の同軸コネクタは、図4に示すように、同軸ケーブルaの中心導体と接続 した雄コンタクト部bを有する中心導体を、筒状絶縁体cの貫通孔に挿通し、そ の状態で外部導体dの円筒状部eに挿入し、外部導体dの圧着部f、gを夫々同 軸ケーブルaの導電編組h及び絶縁外被iに圧着した後、外部導体dを図示しな いコネクタ本体の孔に嵌着して構成していた。また、外部導体の円筒状部eに筒 状絶縁体cを組込み、該絶縁体cの貫通孔に、同軸ケーブルaの中心導体を接続 した中心導体の雄コンタクト部bを挿通し、外部導体dの圧着部f、gを同軸ケ ーブルaの導電編組h及び絶縁外被iに圧着した後、外部導体dをコネクタ本体 の孔に嵌着して構成していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の同軸コネクタによれば、いずれも筒状絶縁体cと雄コンタクト 部bを有する中心導体とは互いに固定されないので、外部導体dの圧着部f、g を夫々同軸ケーブルaの導電編組h及び絶縁外被iに圧着する際、中心導体がそ の軸方向に移動し易く、そのため圧着作業がしにくいという不都合があった。
【0004】 本考案は、従来の同軸コネクタの上述の不都合に鑑みてなされたもので、同軸 ケーブルと同軸ケーブル用コネクタの外部導体との圧着作業を容易にすることを その目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の目的を達成するために、コネクタ本体と、外部導体と、中心 導体と、絶縁体とから構成される同軸ケーブル用コネクタにおいて、外部導体は 、円筒状部と、その一端に連結された同軸ケーブルの導電編組及び絶縁外被圧着 部とから成り、該円筒状部は、前記コネクタ本体に嵌着されて適合コネクタの外 部導体と接続するものであり、中心導体は、コンタクト部と、ケーブル中心導体 接続部と、該コンタクト部と該ケーブル中心導体接続部との間に設けられた鍔部 とから成り、絶縁体は、一端が閉塞された中空円筒状体に形成され、その中空円 筒状部には、先端部が内側に突出した一対の舌片を有し、閉塞部には前記中心導 体のコンタクト部が挿通する孔を有するものであって、前記外部導体の円筒状部 内に挿入されて固定され、前記中心導体は、そのコンタクト部が絶縁体の閉塞部 の孔に挿通され、その鍔部が絶縁体の閉塞部と一対の舌片の先端との間隙におい て係止されたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案は、絶縁体が上述したように構成されているので、外部導体の円筒状部 に挿入されて位置決めされた絶縁体の中空円筒状体に中心導体を挿入し、そのコ ンタクト部を閉塞部の孔に挿通すると、その鍔部は絶縁体の閉塞部と一対の舌片 の先端との間隙において係止され、中心導体は絶縁体に固定される。かくして、 外部導体に設けられた圧着部を、固定されたケーブルの導電編組及び絶縁外被へ 容易に圧着することができる。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 図1乃至図3は、同軸ケーブルAと多数の素線Bとが一緒に絶縁被覆されたケ ーブルCに適用された本考案の一実施例を示す。
【0009】 図1において、1は、絶縁材料製コネクタ本体、2は同軸ケーブルAが接続さ れた外部導体・中心導体組立体である。
【0010】 前記組立体2は、外部導体3と、中心導体4と、絶縁体5とから構成され、外 部導体3は、図2及び3に明示するように、円筒状部6と、その一端に連結され た一対の同軸ケーブルAの導電編組圧着部7、7と、一対の同軸ケーブルAの絶 縁外被圧着部8、8とから成り、円筒状部6は適合する同軸ケーブル用コネクタ の外部導体と接続されるものであって、その基端部に先端部が内側に突出した一 対の舌片9、9と、先端部が外側に突出した一対の舌片10、10がそれぞれ互 いに対向するように打抜き形成され、端縁に内側に折曲した爪片11が設けられ ている。中心導体4は、雄型のコンタクト部12と、ケーブル中心導体接続部1 3と、該コンタクト部12とケーブル中心導体接続部13との間に形成された鍔 部14とから成り、ケーブル中心導体接続部13は孔15を有し、該孔15に挿 入した同軸ケーブルAの中心導体a1が挿入され、半田付け又は圧着されて接続 される。絶縁体5は、一端が閉塞された中空円筒状体に形成され、その中空円筒 状体には、先端部が内側に突出した一対の舌片16、16が互いに対向するよう に形成され、また中空円筒状体の外周面には互いに対向する一対の溝17、17 が形成され、閉塞部18は前記一対の舌片16、16が露出するようにほぼ鼓形 に形成され、その中央にはコンタクト部12を挿通する孔19が形成されている 。
【0011】 前記外部導体3、中心導体4及び絶縁体5を組付けて外部導体・中心導体組立 体2を構成するには、絶縁体5を、図3に矢印で示す方向から外部導体3の円筒 状部6に嵌入し、その一対の舌片9、9に一対の溝17、17を係合して、一対 の舌片9、9と爪片11とにより固定し、次いで、中心導体4のケーブル中心導 体接続部13に同軸ケーブルAの中心導体a1を挿入して半田付け又は圧着した 後、中心導体4のコンタクト部12を絶縁体5の閉塞部18の孔19に挿通し、 鍔部14を、閉塞部18と一対の舌片15、15との間隙20において係止させ る。
【0012】 外部導体・中心導体組立体2に同軸ケーブルAを確実に接続するために、外部 導体3の前記圧着部7、7と8、8をそれぞれ折曲して同軸ケーブルAの導電編 組a2と絶縁外被a3に圧着する。
【0013】 同軸ケーブルAを接続した外部導体・中心導体組立体2は、図1に示すコネク タ本体1の孔21内に嵌入し、外部導体3の一対の舌片10、10を孔21の溝 22に設けた段部(図示せず)に係止させることにより固定する。
【0014】 図1において、23はケーブルCのコネクタ本体1との接続部を被覆するケー スで、ケース23は、その窓24と突起25を嵌合し、その溝26にコネクタ本 体1の倒状L字状突起27を係合することによりコネクタ本体1に嵌着する。
【0015】 図2及び図3において、28は、導電編組a2の内側に挿着し導電編組圧着部 7、7を圧着することにより導電編組a2と外部導体3とを完全に接続させるた めの金属スリーブである。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上述のように構成したことにより、同軸ケーブルとコネクタの外部 導体との圧着作業が容易であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の分解斜視図
【図2】 同軸ケーブルを接続した上記実施例の外部導
体・中心導体組立体の截断側面図
【図3】 上記実施例の外部導体・中心導体組立体の分
解斜視図
【図4】 従来の同軸ケーブル用コネクタの外部導体・
中心導体組立体の分解斜視図
【符号の説明】
A 同軸ケーブル 1 コネクタ
本体 2 外部導体・中心導体組立体 3 外部導体 4 中心導体 5 絶縁体 6 円筒状部 7 導電編組
圧着部 8 絶縁外被圧着部 12 コンタク
ト部 13 ケーブル中心導体接続部 14 鍔部 16 舌片 18 閉塞部 19 孔 20 間隙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ本体と、外部導体と、中心導体
    と、絶縁体とから構成される同軸ケーブル用コネクタに
    おいて、 外部導体は、円筒状部と、その一端に連結された同軸ケ
    ーブルの導電編組及び絶縁外被圧着部とから成り、該円
    筒状部は、前記コネクタ本体に嵌着されて適合コネクタ
    の外部導体と接続するものであり、 中心導体は、コンタクト部と、ケーブル中心導体接続部
    と、該コンタクト部と該ケーブル中心導体接続部との間
    に設けられた鍔部とから成り、 絶縁体は、一端が閉塞された中空円筒状体に形成され、
    その中空円筒状部には、先端部が内側に突出した一対の
    舌片を有し、閉塞部には前記中心導体のコンタクト部が
    挿通する孔を有するものであって、前記外部導体の円筒
    状部内に挿入されて固定され、 前記中心導体は、そのコンタクト部が絶縁体の閉塞部の
    孔に挿通され、その鍔部が絶縁体の閉塞部と一対の舌片
    の先端との間隙において係止されたことを特徴とする同
    軸ケーブル用コネクタ。
JP3033693U 1993-06-07 1993-06-07 同軸ケーブル用コネクタ Expired - Fee Related JP2598836Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001057965A1 (fr) * 2000-02-03 2001-08-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Connecteur de cable
JP2006156363A (ja) * 2004-11-05 2006-06-15 Yazaki Corp シールド編組部の接続構造及び接続方法

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WO2001057965A1 (fr) * 2000-02-03 2001-08-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Connecteur de cable
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JP2598836Y2 (ja) 1999-08-23

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