JP2598836Y2 - 同軸ケーブル用コネクタ - Google Patents

同軸ケーブル用コネクタ

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JP2598836Y2
JP2598836Y2 JP3033693U JP3033693U JP2598836Y2 JP 2598836 Y2 JP2598836 Y2 JP 2598836Y2 JP 3033693 U JP3033693 U JP 3033693U JP 3033693 U JP3033693 U JP 3033693U JP 2598836 Y2 JP2598836 Y2 JP 2598836Y2
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center conductor
coaxial cable
conductor
insulator
connector
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金三 成毛
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Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、同軸ケーブル用コネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の同軸コネクタは、図4に示すよう
に、同軸ケーブルaの中心導体と接続した雄コンタクト
部bを有する中心導体を、筒状絶縁体cの貫通孔に挿通
し、その状態で外部導体dの円筒状部eに挿入し、外部
導体dの圧着部f、gを夫々同軸ケーブルaの導電編組
h及び絶縁外被iに圧着した後、外部導体dを図示しな
いコネクタ本体の孔に嵌着して構成していた。また、外
部導体の円筒状部eに筒状絶縁体cを組込み、該絶縁体
cの貫通孔に、同軸ケーブルaの中心導体を接続した中
心導体の雄コンタクト部bを挿通し、外部導体dの圧着
部f、gを同軸ケーブルaの導電編組h及び絶縁外被i
に圧着した後、外部導体dをコネクタ本体の孔に嵌着し
て構成していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の同軸コ
ネクタによれば、いずれも筒状絶縁体cと雄コンタクト
部bを有する中心導体とは互いに固定されないので、外
部導体dの圧着部f、gを夫々同軸ケーブルaの導電編
組h及び絶縁外被iに圧着する際、中心導体がその軸方
向に移動し易く、そのため圧着作業がしにくいという不
都合があった。
【0004】本考案は、従来の同軸コネクタの上述の不
都合に鑑みてなされたもので、同軸ケーブルと同軸ケー
ブル用コネクタの外部導体との圧着作業を容易にするこ
とをその目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するために、コネクタ本体と、外部導体と、中心導
体と、絶縁体とから構成される同軸ケーブル用コネクタ
において、外部導体は、円筒状部と、その一端に連結さ
れた同軸ケーブルの導電編組及び絶縁外被圧着部とから
成り、該円筒状部は、前記コネクタ本体に嵌着されて適
合コネクタの外部導体と接続するものであり、中心導体
は、コンタクト部と、ケーブル中心導体接続部と、該コ
ンタクト部と該ケーブル中心導体接続部との間に設けら
れた鍔部とから成り、絶縁体は、一端が閉塞された中空
円筒状体に形成され、その中空円筒状部には、先端部が
内側に突出した一対の舌片を有し、閉塞部には前記中心
導体のコンタクト部が挿通する孔を有するものであっ
て、前記外部導体の円筒状部内に挿入されて固定され、
前記中心導体は、そのコンタクト部が絶縁体の閉塞部の
孔に挿通され、その鍔部が絶縁体の閉塞部と一対の舌片
の先端との間隙において係止されたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案は、絶縁体が上述したように構成されて
いるので、外部導体の円筒状部に挿入されて位置決めさ
れた絶縁体の中空円筒状体に中心導体を挿入し、そのコ
ンタクト部を閉塞部の孔に挿通すると、その鍔部は絶縁
体の閉塞部と一対の舌片の先端との間隙において係止さ
れ、中心導体は絶縁体に固定される。かくして、外部導
体に設けられた圧着部を、固定されたケーブルの導電編
組及び絶縁外被へ容易に圧着することができる。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0008】図1乃至図3は、同軸ケーブルAと多数の
素線Bとが一緒に絶縁被覆されたケーブルCに適用され
た本考案の一実施例を示す。
【0009】図1において、1は、絶縁材料製コネクタ
本体、2は同軸ケーブルAが接続された外部導体・中心
導体組立体である。
【0010】前記組立体2は、外部導体3と、中心導体
4と、絶縁体5とから構成され、外部導体3は、図2及
び3に明示するように、円筒状部6と、その一端に連結
された一対の同軸ケーブルAの導電編組圧着部7、7
と、一対の同軸ケーブルAの絶縁外被圧着部8、8とか
ら成り、円筒状部6は適合する同軸ケーブル用コネクタ
の外部導体と接続されるものであって、その基端部に先
端部が内側に突出した一対の舌片9、9と、先端部が外
側に突出した一対の舌片10、10がそれぞれ互いに対
向するように打抜き形成され、端縁に内側に折曲した爪
片11が設けられている。中心導体4は、雄型のコンタ
クト部12と、ケーブル中心導体接続部13と、該コン
タクト部12とケーブル中心導体接続部13との間に形
成された鍔部14とから成り、ケーブル中心導体接続部
13は孔15を有し、該孔15に挿入した同軸ケーブル
Aの中心導体a1が挿入され、半田付け又は圧着されて
接続される。絶縁体5は、一端が閉塞された中空円筒状
体に形成され、その中空円筒状体には、先端部が内側に
突出した一対の舌片16、16が互いに対向するように
形成され、また中空円筒状体の外周面には互いに対向す
る一対の溝17、17が形成され、閉塞部18は前記一
対の舌片16、16が露出するようにほぼ鼓形に形成さ
れ、その中央にはコンタクト部12を挿通する孔19が
形成されている。
【0011】前記外部導体3、中心導体4及び絶縁体5
を組付けて外部導体・中心導体組立体2を構成するに
は、絶縁体5を、図3に矢印で示す方向から外部導体3
の円筒状部6に嵌入し、その一対の舌片9、9に一対の
溝17、17を係合して、一対の舌片9、9と爪片11
とにより固定し、次いで、中心導体4のケーブル中心導
体接続部13に同軸ケーブルAの中心導体a1を挿入し
て半田付け又は圧着した後、中心導体4のコンタクト部
12を絶縁体5の閉塞部18の孔19に挿通し、鍔部1
4を、閉塞部18と一対の舌片15、15との間隙20
において係止させる。
【0012】外部導体・中心導体組立体2に同軸ケーブ
ルAを確実に接続するために、外部導体3の前記圧着部
7、7と8、8をそれぞれ折曲して同軸ケーブルAの導
電編組a2と絶縁外被a3に圧着する。
【0013】同軸ケーブルAを接続した外部導体・中心
導体組立体2は、図1に示すコネクタ本体1の孔21内
に嵌入し、外部導体3の一対の舌片10、10を孔21
の溝22に設けた段部(図示せず)に係止させることに
より固定する。
【0014】図1において、23はケーブルCのコネク
タ本体1との接続部を被覆するケースで、ケース23
は、その窓24と突起25を嵌合し、その溝26にコネ
クタ本体1の倒状L字状突起27を係合することにより
コネクタ本体1に嵌着する。
【0015】図2及び図3において、28は、導電編組
2の内側に挿着し導電編組圧着部7、7を圧着するこ
とにより導電編組a2と外部導体3とを完全に接続させ
るための金属スリーブである。
【0016】
【考案の効果】本考案は、上述のように構成したことに
より、同軸ケーブルとコネクタの外部導体との圧着作業
が容易であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の分解斜視図
【図2】 同軸ケーブルを接続した上記実施例の外部導
体・中心導体組立体の截断側面図
【図3】 上記実施例の外部導体・中心導体組立体の分
解斜視図
【図4】 従来の同軸ケーブル用コネクタの外部導体・
中心導体組立体の分解斜視図
【符号の説明】
A 同軸ケーブル 1 コネクタ
本体 2 外部導体・中心導体組立体 3 外部導体 4 中心導体 5 絶縁体 6 円筒状部 7 導電編組
圧着部 8 絶縁外被圧着部 12 コンタク
ト部 13 ケーブル中心導体接続部 14 鍔部 16 舌片 18 閉塞部 19 孔 20 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 17/04 501

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ本体と、外部導体と、中心導体
    と、絶縁体とから構成される同軸ケーブル用コネクタに
    おいて、 外部導体は、円筒状部と、その一端に連結された同軸ケ
    ーブルの導電編組及び絶縁外被圧着部とから成り、該円
    筒状部は、前記コネクタ本体に嵌着されて適合コネクタ
    の外部導体と接続するものであり、 中心導体は、コンタクト部と、ケーブル中心導体接続部
    と、該コンタクト部と該ケーブル中心導体接続部との間
    に設けられた鍔部とから成り、 絶縁体は、一端が閉塞された中空円筒状体に形成され、
    その中空円筒状部には、先端部が内側に突出した一対の
    舌片を有し、閉塞部には前記中心導体のコンタクト部が
    挿通する孔を有するものであって、前記外部導体の円筒
    状部内に挿入されて固定され、 前記中心導体は、そのコンタクト部が絶縁体の閉塞部の
    孔に挿通され、その鍔部が絶縁体の閉塞部と一対の舌片
    の先端との間隙において係止されたことを特徴とする同
    軸ケーブル用コネクタ。
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JP2006156363A (ja) * 2004-11-05 2006-06-15 Yazaki Corp シールド編組部の接続構造及び接続方法

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