JPH11262153A - シールド電線の端末処理構造及び端末処理方法 - Google Patents

シールド電線の端末処理構造及び端末処理方法

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JPH11262153A
JPH11262153A JP10057912A JP5791298A JPH11262153A JP H11262153 A JPH11262153 A JP H11262153A JP 10057912 A JP10057912 A JP 10057912A JP 5791298 A JP5791298 A JP 5791298A JP H11262153 A JPH11262153 A JP H11262153A
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JP
Japan
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shield layer
shield
electric wire
cylindrical body
shielded
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JP10057912A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Ichioka
徹夫 市岡
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付け作業が容易なシールド電線の端末処
理構造及び端末処理方法を提供する。 【解決手段】 シールド層13の露出部分の内側に内筒
体37を挿入しておき、シールドシェル30に設けた外
筒体33を、シールド層13の露出部分の外側にスライ
ド装着させれば、外筒体33と内筒体37との間にシー
ルド層13が挟まれて、シールド層13がシールドシェ
ル30に導通接続される。このように、本発明によれ
ば、圧着作業を要せずしてシールド層13とシールドシ
ェル30とを導通接続できるから、作業性がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド電線の端
末処理構造及び端末処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7には、従来のシールド電線の端末処
理構造の1つが示されている。同図に示すように、シー
ルド電線1の端末において露出した導体2には、端子金
具3が固着され、おなじく露出したシールド層4には、
シールドシェル5に一体に設けたバレル部6が工具によ
って圧着される。そして、このシールド電線1の端末部
が、図示しないシールドコネクタに装着される。尚、こ
のようなものが、特開平7−245153号公報に掲載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のシールド電線の端末処理構造では、工具を用いた圧
着作業が必要であるため、作業性が悪いという問題があ
った。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、組み付け作業が容易なシールド電線の端末処理構造
及び端末処理方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、シールド電線に備えたシー
ルド層の少なくとも一部を露出させ、そのシールド層の
露出部分を、シールド電線の端末部を覆うことが可能な
シールドシェルに導通接続させるためのシールド電線の
端末処理構造において、シールド層の露出部分の内側に
挿入された硬質の内筒体と、シールドシェルに設けられ
て、シールド層の露出部分の内側に内筒体を挿入した状
態で、そのシールド層の露出部分の外側にスライド装着
されて、内筒体との間にシールド層を挟む外筒体とを備
えたところに特徴を有する。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1記載のシ
ールド電線の端末処理構造において、内筒体及び外筒体
には、互いに凹凸嵌合する凹部及び凸部が設けられてい
るところに特徴を有する。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項1又は請求
項2記載のシールド電線の端末処理構造において、内筒
体と外筒体とが、共に、一端から他端にテーパ状に拡開
するように形成されて、相互の間にシールド層を挟んで
重ね合わせ可能となっているところに特徴を有する。
【0008】請求項4に係る発明は、シールド電線に備
えたシールド層を、シールド電線の端末部を覆うことが
可能なシールドシェルに導通接続させるためのシールド
電線の端末処理方法において、シールド電線のシールド
層の少なくとも一部を露出させ、そのシールド層の露出
部分の内側に硬質の内筒体を挿入しておき、シールドシ
ェルに設けた外筒体を、シールド層の露出部分の外側に
スライド装着させて、シールド層を内筒体との間に挟む
ようにしたところに特徴を有する。
【0009】請求項5に係る発明は、請求項4記載のシ
ールド電線の端末処理方法において、シールド電線に
は、シールド層の外側を覆う外部シースが備えられてお
り、外筒体を予め外部シースの外面に嵌着させておくと
共に、外部シースの先端からシールド層を露出させてお
き、シールド層の露出部分の内側に内筒体を挿入した状
態としてから、外筒体をシールド電線の先端側に戻し
て、シールド層の露出部分に装着させるようにしたとこ
ろに特徴を有する。
【0010】請求項6に係る発明は、請求項4記載のシ
ールド電線の端末処理方法において、シールド電線に
は、シールド層の外側を覆う外部シースが備えられてお
り、外部シースの先端からシールド層を露出させ、その
シールド層の露出部分を外部シースの外面に捲り返し
て、そのシールド層の露出部分の内側に内筒体を挿入し
ておき、外筒体をシールド電線の先端側からスライドさ
せて、シールドの露出部分に装着するようにしたところ
に特徴を有する。
【0011】
【発明の作用及び効果】請求項1の構成によれば、シー
ルド層の露出部分の内側に内筒体を挿入した状態にし
て、シールド層の露出部分の外側にシールドシェルに設
けた外筒体をスライド装着すると、外筒体と内筒体との
間にシールド層が挟まれて、シールド層がシールドシェ
ルに導通接続される。このように、本発明によれば、圧
着作業を要せずしてシールド層とシールドシェルとを導
通接続できるから、作業性がよい。
【0012】請求項2の構成によれば、凹部と凸部とが
互いに凹凸嵌合して、内筒体と外筒体とが相互の間にシ
ールド層を挟んだ状態に保持され、シールドシェルとシ
ールド層との導通状態が安定する。
【0013】請求項3の構成によれば、内筒体をシール
ド層の露出部分に挿入しておき、外筒体をスライドさせ
ていくと、内筒体と外筒体との相互のテーパ部分の間に
前記シールド層が挟まれ、シールド層とシールドシェル
とが導通接続される。
【0014】請求項4の発明によれば、外筒体のスライ
ド装着という作業によって、外筒体と内筒体との間にシ
ールド層がまれて、シールド層がシールドシェルに導通
接続されるから、従来は必要とされた圧着作業が不要と
なり、作業性が向上する。
【0015】請求項5の発明によれば、外部シースの外
面に予め嵌着させておいた外筒体をシールド電線の先端
側に戻すときに、シールド層が外筒体の摺接によって引
っ張られてしわが伸ばされて、外筒体と内筒体との間に
挟まれる。
【0016】請求項6の発明によれば、外筒体をシール
ド電線の先端側からスライドさせるときに、シールド層
の捲り返し部分側から外筒体が摺接し、これによってシ
ールド層のしわが伸ばされて、外筒体と内筒体との間に
挟まれる。
【0017】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明の
第1実施形態について、図1〜図4を参照して説明す
る。本実施形態では、シールド電線10の端末部にシー
ルドコネクタ20を取り付けるための端末処理構造及び
端末処理方法に本発明が適用されている。
【0018】シールド電線10は、図1に示すように、
複数の素線を撚ってなる導体11の外側を内部絶縁層1
2で覆い、その外側を金属細線を編み込んでなるシール
ド層13で覆い、更にその外側を外部シース14で覆っ
た構造となっている。このシールド電線10の端末部
は、先端側から導体11、内部絶縁層12、外部シース
14と階層的に露出されている。
【0019】図2に示すように、シールド電線10の導
体11の露出部分には、端子金具15が固着される。端
子金具15は棒状に形成され、その先端部が図示しない
相手側端子金具へ差し込まれる接続部16をなすと共
に、その後端部には筒状の電線固着部17が設けられて
いる。そして、電線固着部17の内部に電線10の導体
11が収容されて固着される。端子金具15の長さ方向
のほぼ中央部には、外周面に一対のフランジ18,18
が形成されており、両フランジ18,18に挟まれた溝
部18Aには、径方向に変形可能な金属製の係止リング
19が嵌め込まれている。そして、この係止リング19
が後述のコネクタハウジング21(以下、「ハウジング
21」という)に設けた環状溝25に係合して、端子金
具15が抜け止めされる。
【0020】シールドコネクタ20は、合成樹脂製のハ
ウジング21の内部にシールドシェル30を備えてい
る。ハウジング21は、筒状の外部壁22の内側に筒状
の内部壁23を一体に備えている。内部壁23は、外部
壁22よりも短く形成されて外部壁22の軸方向の中間
位置に配置され、外部壁22の周方向を4等分する位置
に設けた4つの連絡壁22A(図2には、2つのみが示
されている)によって外部壁22と同心円をなすように
連絡されている。そして、外部壁22と内部壁23との
隙間22Bに前記シールドシェル30が収容される。
【0021】外部壁22のうち図1の右側の開放部は、
図示しない相手コネクタの挿入口20Aをなしている。
また、外部壁22のうち図1の左側の開放部は、端子金
具15やシールドシェル30等を組み付けるための組付
口20Bをなし、この組付口20Bの開口周縁部は内径
が僅かに広くなっており、ここにシールド電線10に嵌
着されたゴム栓押さえ10Aが収容される。
【0022】内部壁23は、その内部に端子金具15を
位置決めしかつ抜け止め状態に保持可能となっている。
より詳細には、内部壁23のうち図2の右側の開口縁に
は、受け部24が内側に向けて張り出し形成されてお
り、ここに前記組付口20Bから挿入された端子金具1
5のフランジ18が当接して位置決めされる。内部壁2
3の内周面のうち前記受け部24の手前には、端子金具
15の係止リング19を収容するための環状溝25が備
えられており、その環状溝25より手前には、係止リン
グ19を窄小変形させるために、環状溝25に向けて狭
まったテーパ面26が形成されている。そして、端子金
具15が内部壁23に挿入されると、端子金具15の係
止リング19がテーパ面26で窄小変形された後に環状
溝25に収まって復元し、これにより係止リング19と
環状溝25の内側面とが係止して端子金具15が抜け止
めされる。
【0023】シールドシェル30は、導電性の金属板を
筒状に屈曲させて両端を突き合わせ状態に接合すること
により形成され、その一端側は、絞り加工によって拡開
させた大径部32をなし、他端側はシールド電線10の
シールド層13の外側を覆うことが可能な外筒体33と
なっている。大径部32には、その先端から長さ方向の
中間位置に亘って、ハウジング21の各連絡壁22Aに
対応した4つの切欠溝31が延びている。そして、各切
欠溝31の奥まで各連絡壁22Aが挿入されてシールド
シェル30がハウジング21内に位置決めされる。
【0024】外筒体33の長手方向の中間には、壁面を
外側に突出させることによって内周面に環状の凹部34
が形成されている。また、図2に示すように、外筒体3
3の周壁は、その先端から基端側に亘って延びたスリッ
ト35によって複数の舌片状に分割されており、拡開方
向に変形可能となっている。
【0025】シールド層13の露出部分と内部絶縁層1
2との間には、内筒体37が挿入される。この内筒体3
7、前記シールドシェル30の外筒体33と同じ長さを
なし、その長手方向の中間には、周壁を外側に突出させ
て前記外筒体33の凹部34に凹凸嵌合可能な環状の凸
部38が形成されている。
【0026】次に、本実施形態の作用について、シール
ド電線10の端末部にシールドコネクタ20を組み付け
る手順と共に以下に説明する。まず、ゴム栓押さえ10
Aとゴム栓10Bをシールド電線10の外部シース14
に嵌着させると共に、図4(A)に示すように、外筒体
33を外部シース14の外面に嵌着させておく。次い
で、図4(B)に示すように、シールド層13の露出部
分の内側に内筒体37を挿入してから、シールド電線1
0の導体11の先端に端子金具15(図示せず)を固着
する。
【0027】そして、外筒体33をシールド電線10の
先端側にスライドさせていく。すると、シールド層13
の露出部分の基端側から外筒体33が摺接することによ
り、シールド層13の露出部分が引っ張られて真っ直ぐ
伸ばされる。そして、シールド層13の露出部分が外筒
体33の内側に収まったところで、外筒体33の凹部3
4と内筒体37の凸部38とが凹凸嵌合する(図4
(C)参照)。これにより、内筒体37と外筒体33と
が両者間にシールド層13を挟んだ状態に保持され、シ
ールドシェル30とシールド層13との導通状態が安定
する。
【0028】上記した端子金具15及びシールドシェル
30をシールドコネクタ20の組付口20Bから内部へ
と挿入する。すると、端子金具15が内部壁23の内部
に収まると共に、シールドシェルシェル30がハウジン
グ21の外部壁22と内部壁23との間の隙間22Bに
入り込む。そして、端子金具15が、係止リング19と
内部壁23の環状溝25との係合によって抜け止めされ
ると共に、シールドシェル30の各切欠溝31の奥まで
ハウジング21の各連絡壁22Aが挿入されてシールド
シェル30がハウジング21内に位置決めされる。そし
て、最後にゴム栓10Bとともにゴム栓押さえ10Aを
ハウジング21内に押し込んでシールドコネクタ20の
組み付けが完了する。
【0029】このように、本実施形態のシールド電線1
0の接続構造によれば、圧着作業を要せずして、シール
ドシェル30とシールド電線10のシールド層13とを
導通接続させることができるから、作業性がよい。
【0030】<第2実施形態>第2実施形態は、図4〜
図7に示されており、内筒体40が外部シース14の外
面に嵌着可能に形成され、それに対応して外筒体41
(図5参照)も第1実施形態よりも大きくなっている。
その他の構造は、第1実施形態と同様であるので、重複
説明は省略する。
【0031】本実施形態では、以下のようにしてシール
ド電線10の端末部にシールドコネクタ20が組み付け
られる。図4(A)に示すように、内筒体40を外部シ
ース14の外面の先端に嵌着させておき、シールド電線
10の導体11の先端に端子金具15(図示せず)を固
着する。図4(B)に示すように、シールド層13の露
出部分を捲り返し、そのシールド層13の露出部分が内
筒体40を覆った状態にしておく。
【0032】図5に示すように、外筒体41をシールド
電線10の先端側からスライドさせていく。すると、外
筒体41との摺接により、シールド層13の露出部分が
真っ直ぐ伸ばされ、外筒体41と内筒体40との間に挟
まれた状態となって、凹部34と凸部38とが凹凸嵌合
する。以下、第1実施形態と同様にして、シールドコネ
クタ20が組み付けられる。
【0033】このように、本実施形態でも、第1実施形
態と同様に圧着作業を要せずして、シールドシェル30
とシールド電線10のシールド層13とを導通接続させ
ることができるから、作業性がよい。また、内筒体40
及び外筒体41が第1実施形態の場合よりも大きく形成
されるから、それらに端子金具15を層通し易くなる。
【0034】<第3実施形態>第3実施形態は、図6に
示されており、内筒体50は一端から他端にテーパ状に
拡開するように形成されている。一方、外筒体51は、
内筒体50に対応させて、先端側が小径となったテーパ
状に形成されている。その他の構造は、第1実施形態と
同様であるので、重複説明は省略する。
【0035】本実施形態では、図6に示すように、予め
外筒体51を外部シース14の外面に嵌着させておき、
次いで、内筒体50をその小径側からシールド層13の
露出部分の内側に挿入し、外筒体51をシールド層13
の露出部分側に引き戻す。すると、外筒体51がシール
ド層13を介して内筒体50に重なってそれ以上スライ
ドできなくなる。これにより、シールド層13とシール
ドシェル30とが導通接続された状態の保持される。
【0036】<他の実施形態>本発明は、実施形態に限
定されるものではなく、例えば、以下に説明するような
実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記
以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施す
ることができる。 (1)本発明は、前記実施形態のようなシールド電線と
シールドコネクタとの組み付け以外にも、例えば、シー
ルド電線の導体を電気機器の内部に備えた回路基板に接
続し、その電気機器のケースに備えたシールドシェルと
シールド電線のシールド層とを導通接続させるものにも
適用できる。 (2)前記第1実施形態の凹部34と凸部38は、共に
環状となっていたが、例えば、エンボス状の凸部とそれ
に凹凸嵌合する孔状の凹部としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の外筒体、内筒体及びシール
ド電線の端末部を示す斜視図
【図2】シールドコネクタの側断面図
【図3】シールド層にシールドシェルを導通接続する手
順を示す側断面図
【図4】第2実施形態のシールド電線の端末処理構造を
示す側断面図
【図5】シールド層にシールドシェルを導通接続する手
順を示す側断面図
【図6】第3実施形態のシールド電線の端末処理構造を
示す側断面図
【図7】従来のシールド電線の端末処理構造を示す斜視
【符号の説明】
10…シールド電線 13…シールド層 14…外部シース 30…シールドシェル 33,41,51…外筒体 37,40,50…内筒体 34…凹部 38…凸部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド電線に備えたシールド層の少な
    くとも一部を露出させ、そのシールド層の露出部分を、
    前記シールド電線の端末部を覆うことが可能なシールド
    シェルに導通接続させるためのシールド電線の端末処理
    構造において、 前記シールド層の露出部分の内側に挿入された硬質の内
    筒体と、 前記シールドシェルに設けられて、前記シールド層の露
    出部分の内側に前記内筒体を挿入した状態で、そのシー
    ルド層の露出部分の外側にスライド装着されて、前記内
    筒体との間に前記シールド層を挟む外筒体とを備えたこ
    とを特徴とするシールド電線の端末処理構造。
  2. 【請求項2】 前記内筒体及び前記外筒体には、互いに
    凹凸嵌合する凹部及び凸部が設けられていることを特徴
    とする請求項1記載のシールド電線の端末処理構造。
  3. 【請求項3】 前記内筒体と前記外筒体とが、共に、一
    端から他端にテーパ状に拡開するように形成されて、相
    互の間に前記シールド層を挟んで重ね合わせ可能となっ
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシ
    ールド電線の端末処理構造。
  4. 【請求項4】 シールド電線に備えたシールド層を、前
    記シールド電線の端末部を覆うことが可能なシールドシ
    ェルに導通接続させるためのシールド電線の端末処理方
    法において、 前記シールド電線のシールド層の少なくとも一部を露出
    させ、 そのシールド層の露出部分の内側に硬質の内筒体を挿入
    しておき、 前記シールドシェルに設けた外筒体を、前記シールド層
    の露出部分の外側にスライド装着させて、前記シールド
    層を前記内筒体との間に挟むようにしたことを特徴とす
    るシールド電線の端末処理方法。
  5. 【請求項5】 前記シールド電線には、前記シールド層
    の外側を覆う外部シースが備えられており、 前記外筒体を予め前記外部シースの外面に嵌着させてお
    くと共に、前記外部シースの先端から前記シールド層を
    露出させておき、 前記シールド層の露出部分の内側に前記内筒体を挿入し
    た状態としてから、前記外筒体を前記シールド電線の先
    端側に戻して、前記シールド層の露出部分に装着させる
    ようにしたことを特徴とする請求項4記載のシールド電
    線の端末処理方法。
  6. 【請求項6】 前記シールド電線には、前記シールド層
    の外側を覆う外部シースが備えられており、 前記外部シースの先端から前記シールド層を露出させ、 そのシールド層の露出部分を前記外部シースの外面に捲
    り返して、そのシールド層の露出部分の内側に内筒体を
    挿入しておき、 前記外筒体を前記シールド電線の先端側からスライドさ
    せて、前記シールドの露出部分に装着するようにしたこ
    とを特徴とする請求項4記載のシールド電線の端末処理
    方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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