JP3260322B2 - シールドコネクタ - Google Patents

シールドコネクタ

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JP3260322B2 JP16083098A JP16083098A JP3260322B2 JP 3260322 B2 JP3260322 B2 JP 3260322B2 JP 16083098 A JP16083098 A JP 16083098A JP 16083098 A JP16083098 A JP 16083098A JP 3260322 B2 JP3260322 B2 JP 3260322B2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールドコネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】シールドコネクタは、合成樹脂製のハウ
ジングの内部に金属製のシールドシェルを備えてなり、
シールド電線の端末部に取り付けられてそのシールド電
線に備えたシールド層に前記シールドシェルが導通接続
されるようになっている。そのために、例えば、図10
に示すように、シールド電線1の端末部には、導体2の
露出部分に端子金具3が固着されると共に、シールド層
4の露出部分にシールドシェル5に備えたバレル部6が
工具で圧着され、これらが図示しないコネクタハウジン
グに収容されるようになっている。尚、このようなもの
が、特開平7−245153号公報、特開平8−264
238号公報に掲載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のシール
ドコネクタでは、工具を用いた圧着作業が必要であるた
め、作業性が悪いという問題があった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、組み付け作業が容易なシールドコネクタの提供を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、コネクタハウジング内に、
シールド電線の端末部を覆うシールドシェルを設けると
共に、端末部において露出されたシールド電線のシール
ド層とシールドシェルとを導通接続するようにしたもの
において、シールド電線のうちシールド層の露出部分の
内側に装着される内環体と、シールド層の露出部分の外
側に装着されて、内環体との間にシールド層を挟んだ状
態で係止される外環体と、シールドシェルに弾性接触
し、そのシールドシェルとシールド層とを導通させる導
通部とを備えたところに特徴を有する。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1記載のシ
ールドコネクタにおいて、外環体には、導通部を保持し
かつ内環体に係止される合成樹脂製のホルダが設けら
れ、このホルダの外面に、導通部の一部が突出されてシ
ールドシェルに弾性接触可能となっているところに特徴
を有する。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項2記載のシ
ールドコネクタにおいて、ホルダには、環状のホルダ基
部と、そのホルダ基部の周方向に沿って並べられかつシ
ールド電線の軸方向に延ばされて、その先端が内環体の
一端に設けたフランジに係止する複数の係止爪とが備え
られ、導通部には、ホルダ基部に保持される環状の導通
基部と、その導通基部から各係止爪同士の隙間に沿って
延びてシールドシェル側に突出する複数の弾性接触片と
が備えられているところに特徴を有する。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項
3のいずれかに記載のシールドコネクタにおいて、内環
体には、その内周側に突出してシールド電線に食い込む
滑り止め突起が設けられているところに特徴を有する。
【0009】請求項5に係る発明は、請求項1〜請求項
4のいずれかに記載のシールドコネクタにおいて、シー
ルド電線には、シールド層の外側を覆う外部シースが備
えられて、シールド層の露出部分が、外部シースの先端
外面を覆うように折り返されており、そのシールド層の
内側に内環体が配置されているところに特徴を有する。
【0010】請求項6に係る発明は、請求項2〜請求項
5のいずれかに記載のシールドコネクタにおいて、ホル
ダが、導電性樹脂によって形成されているところに特徴
を有する。
【0011】
【発明の作用及び効果】請求項1の構成によれば、シー
ルド層が内環体と外環体とによって挟まれた状態に保持
されているから、シールド層が逃げることなく確実に導
通部に接触されて、その導通部を介してシールドシェル
に導通接続させることができる。このように、本発明に
よれば、従来は必要とされた圧着作業を要せずしてシー
ルド電線の端末にシールドコネクタを取り付けることが
でき、作業性が向上する。
【0012】請求項2の構成によれば、外環体に設けた
ホルダが内環体に係止されることによって、そのホルダ
に配した導通部がシールド層に導通接続された状態に保
持される。
【0013】請求項3の構成によれば、内環体をシール
ド層の内側に配した状態で、外環体をシールド電線に差
し込むと、その外環体のホルダに設けた複数の係止爪が
内環体に設けたフランジに係止して、外環体と内環体と
間にシールド層が挟まれて保持されると共に、ホルダに
配した導通部がシールド層に接続される。そして、この
シールド電線をコネクタハウジング内に挿入すると、導
通部に設けた弾性接触片がシールドシェルに弾性接触さ
れ、もってシールド層とシールドシェルとが導通接続さ
れる。
【0014】請求項4の構成によれば、内環体に設けた
抜け止め突起がシールド電線に食い込んで、内環体がシ
ールド電線に確実に固定される。
【0015】請求項5の構成によれば、シールド層の露
出部分が外部シース側に折り返されてその内側に内環体
が配置され、その状態で外環体がシールド線の先端側か
ら差し込まれて、内環体との間にシールド層が保持され
る。
【0016】請求項6に構成によれば、ホルダが導電性
樹脂によって形成されているから、シールドシェルとシ
ールド電線との間の隙間からのノイズをホルダで遮断で
き、シールド効果が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明の
第1実施形態について、図1〜図9を参照して説明す
る。図1には、本実施形態のシールドコネクタが取り付
けられるシールド電線10が示されている。シールド電
線10は、複数の素線を撚ってなる導体11の外側を内
部絶縁層12で覆い、その外側を金属細線を編み込んで
なるシールド層13で覆い、更にその外側を外部シース
14で覆った構造となっている。
【0018】シールド電線10の端末部は、先端側から
導体11、内部絶縁層12、シールド層13と階層的に
露出され、外部シース14の端部外面には、本実施形態
のシールドコネクタに備えた内環体50が嵌着される。
内環体50は、図2に示すように、金属製の筒体の一端
に、テーパ状に窄小した窄小端部51を備え、かつ、他
端からフランジ52が張り出した構造となっている。ま
た、内環体50の内周面には、その周方向に90度の間
隔を開けて4つの滑り止め突起53が設けられており、
これら滑り止め突起53は、フランジ52側から窄小端
部51側に向かって斜め内側に迫り出す突片状となって
いる。
【0019】シールド電線10の導体11の露出部分に
は、図3に示すように、雌型の端子金具15のバレル部
17が圧着される。また、端子金具15の先端部は図示
しない相手側端子金具との接続される箱形の接続部16
となっており、その一側壁に後述のコネクタハウジング
21(以下「ハウジング21」という)に設けたランス
22が係止して、端子金具15がハウジング21内に抜
け止めされる。
【0020】本実施形態のシールドコネクタは、図3に
示すように、合成樹脂製のハウジング21の内部にシー
ルドシェル30を備えている。ハウジング21は、筒状
の基部23を備え、その基部23の外面の中間部から前
側(図3の左側)がフード部24で囲まれている。フー
ド部24は、ハウジング21の前面に開放しており、そ
の開放口24Aから内部へと相手コネクタ(図示せず)
が嵌入される。基部23は、その中間部より前側の小径
筒部25と後側の大径筒部26とからなり、それらが基
部23の中間部分で内外に重ね合わされて、周方向の複
数箇所に配置した連絡壁27(図3には、2つの連絡壁
27の断面が示されている)で連絡された構造となって
いる。
【0021】小径筒部25は、その内部が端子金具15
を収容するためのキャビティ25Aとなっており、その
キャビティ25A内には、端子金具15を抜け止めする
ためのランス22が設けられている。
【0022】大径筒部26の内部空間は、ハウジング2
1の後端面に開放しており、その開放口26Aからシー
ルドシェル30が組み付けられる。シールドシェル30
は、導電性の金属板を筒状に屈曲させて両端を突き合わ
せ状態に接合することにより形成され、その先端から長
さ方向の中間位置に亘って前記連絡壁27に対応した切
欠溝(図示せず)が延びている。そして、各切欠溝の奥
まで各連絡壁27が挿入されて、シールドシェル30の
前部が小径筒部25の外面に配置され、かつ、シールド
シェル30の後部が大径筒部26内の前方寄りに収容さ
れる。
【0023】さて、シールドシェル30の後部の内側に
は、外環体40が収容される。外環体40は、図4に示
すように、合成樹脂製のホルダ41に金属製の導通部4
2を組み付けてなる。図5に示すように、導通部42
は、シールド電線10を挿通可能な環状の導通基部43
の一端に複数の弾性接触片44を備えた構成となってい
る。これらの弾性接触片44は、相互間に所定の間隔を
開けて導通基部43の周方向に等配されており、導通基
部43から斜め外側に延びている。また、弾性接触片4
4には、その先端を内側に屈曲させて湾曲面45が形成
され、前記シールドシェル30の内面にスムーズに摺接
するようになっている。
【0024】図6に示すように、ホルダ41は、シール
ド電線10を挿通可能な環状のホルダ基部46の一端に
複数の係止爪47を備えている。これらの係止爪47
は、相互間に所定の間隔を開けてホルダ基部46の周方
向に等配されており、ホルダ基部46からシールド電線
10の軸方向に延びたアーム47Aの先端内側に矢尻状
の係止突起48を備えた構成となっている。そして、こ
の係止突起48のうちアーム47Aが先端側には、斜め
内側を向いた案内面48Aが備えられ、係止突起48の
うちアーム47Aの基端側には、アーム47Aから垂直
に立ち上がった係止面48Bが備えられている。
【0025】ホルダ基部46のうち係止爪47と反対側
の端部には、その内側に小筒体49が同心円状に配され
て導通基部43の前面壁46Aによって連絡されてお
り、小筒体49の後端側では、導通基部43との間の環
状隙間46Bが開放している。そして、図4に示すよう
に、その環状隙間46Bに前記導通部42の導通基部4
3が収容されて、各弾性接触片44がホルダ41の係止
爪47の隙間に沿って延び、かつ、弾性接触片44の先
端部が係止爪47から側方に突出している。また、小筒
体49は、図8に示すように、丁度、シールド電線10
の内部絶縁層12の外面に嵌合される内周径をなしてい
る。
【0026】次に、本実施形態の作用について、シール
ド電線10の端末部にシールドコネクタを組み付ける手
順と共に以下に説明する。まず、図1(A)に示すよう
に、ゴム栓押さえ10Aとゴム栓10Bをシールド電線
10の外部シース14に嵌着させると共に、外部シース
14の先端外面に内環体50を取り付ける。内環体50
は、フランジ52側からシールド電線10に差し込まれ
て、滑り止め突起53が外部シース14によって押し広
げられ、さらに窄小端部51が外部シース14の先端に
突き当てられた状態に取り付けられる。ここで、内環体
50が戻り方向に力を受けても、滑り止め突起53が外
部シース14に食い込んで内環体50の移動を規制する
から、内環体50が装着後にずれることがない。内環体
50が取り付けられた後で、図1(C)に示すように、
シールド層13が外部シース14側に折り返されて内環
体50の外側を覆うように処理される。
【0027】次いで、外環体40を、係止爪47側から
シールド電線10に差し込んで、内環体50側に移動す
る(図7参照)。すると、係止爪47の先端に設けた係
止突起48がシールド層13の露出部分を通過して内環
体50のフランジ52に突き当たり、その状態から外環
体40を押し込むと係止突起48の案内面48Aとフラ
ンジ52との摺接によって係止爪47のアーム47Aが
拡開変形される。さらに外環体40を押し込むと、外環
体40に備えた弾性接触片44の立ち上がり部分に、内
環体50の窄小端部51が押し付けられ、両者の間にシ
ールド層13が挟さまれたところで、係止突起48がフ
ランジ52を乗り越えてアーム47Aが復元し、図8に
示すように、係止突起48の係止面48Bがフランジ5
2に係止する。ここで、弾性接触片44と窄小端部51
とは共に斜めに形成されているから、両者の押し付けに
伴い両者間のシールド層13が締め付けられて確実に弾
性接触片44に導通接続される。また、同図に示すよう
に、この状態となると、外環体40の小筒体49がシー
ルド電線10の内部絶縁層12に嵌合されて安定する。
【0028】次いで、シールド電線10の先端の導体1
1に端子金具15を圧着し、そのシールド電線10の先
端をハウジング21内の奥まで挿入する。すると、端子
金具15がキャビティ25A内に挿入されてランス22
によって抜け止めされると共に、外環体40がシールド
シェル30の内側に嵌入される。これにより、外環体4
0の外側に突出した弾性接触片44の端部がシールドシ
ェル30に接触し、もってシールド層13とシールドシ
ェル30とが導通部42を介して導通接続される(図9
参照)。ここで、弾性接触片44は、シールドシェル3
0によって内側に若干撓められることにより、弾性接触
片44がシールド層13に一層強く押し付けられて確実
に導通接続される。また、弾性接触片44の先端には、
湾曲面45が備えられているから、シールドシェル30
の内側にスムーズに押し込まれる。
【0029】そして、最後にゴム栓10Bと共にゴム栓
押さえ10Aをハウジング21内に押し込んでシールド
コネクタの組み付けが完了する。
【0030】このように、本実施形態のシールドコネク
タによれば、圧着作業を要せずしてシールド層13とシ
ールドシェル30とを導通接続させることができるか
ら、作業性がよい。また、シールド電線10のシールド
層13が内環体50と外環体40とによって挟まれた状
態に保持され、シールド層13が逃げることのなく導通
部42に確実に接触させることができ、シールド層13
とシールドシェル30との導通の信頼性が高まる。
【0031】<第2実施形態>本実施形態のシールドコ
ネクタは、前記第1実施形態のホルダ41を導電性樹脂
(例えば、合成樹脂に導電性のファイバをコンパウンド
したもの)によって形成した点のみが前記第1実施形態
のシールドコネクタと異なっている。このような構成と
すれば、ホルダによって、シールドシェルとシールド電
線との間の隙間からのノイズを遮断でき、シールド効果
が向上する。また、ホルダによって、シールド層とシー
ルドシェルとを導通接続する部分が広く確保されるか
ら、導通接続の信頼性が高まるという効果も得られる。
【0032】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1)前記実施形態の外環体40は、合成樹脂製のホル
ダ41と金属製の導通部42とから構成されていたが、
例えば、合成樹脂製のホルダを設けずに外環体を金属部
材で構成し、その金属部材に弾性接触片と係止爪を一体
に形成してもよい。 (2)前記実施形態ではシールド層13を折り返してそ
の内側に内環体50を配置したが、例えば、シールド層
が外部シースの先端から延びた状態のままで(図1
(A)参照)、その内側に円筒状に形成した内環体を装
着して、外環体との間でシールド層を挟んで保持する構
成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるシールド電線の端末部分
の側面図
【図2】(A)内環体の側断面図 (B)内環体の背面図
【図3】シールドコネクタが組み付けられる前の側断面
【図4】(A)外環体の側断面図 (B)外環体の背面図
【図5】(A)導通体の側断面図 (B)導通体の背面図
【図6】(A)ホルダの側断面図 (B)ホルダの背面図
【図7】外環体をシールド電線に装着する前の側断面図
【図8】シールド電線に外環体と内環体とが取り付けら
れた状態の側断面図
【図9】シールドコネクタの組み付け完了状態を示す側
断面図
【図10】従来のシールドコネクタに備えられたシール
ドシェルを示す斜視図
【符号の説明】
10…シールド電線 13…シールド層 14…外部シース 21…コネクタハウジング 30…シールドシェル 40…外環体 41…ホルダ 42…導通部 43…導通基部 44…弾性接触片 46…ホルダ基部 47…係止爪 50…内環体 52…フランジ 53…滑り止め突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−250218(JP,A) 特開 平10−144404(JP,A) 特開 平10−144403(JP,A) 特開 平6−243938(JP,A) 特開 平7−245156(JP,A) 特開 平7−245153(JP,A) 特開 平8−264238(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/648

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジング内に、シールド電線
    の端末部を覆うシールドシェルを設けると共に、前記端
    末部において露出された前記シールド電線のシールド層
    と前記シールドシェルとを導通接続するようにしたもの
    において、 前記シールド電線のうち前記シールド層の露出部分の内
    側に装着される内環体と、 前記シールド層の露出部分の外側に装着されて、前記内
    環体との間に前記シールド層を挟んだ状態で係止される
    外環体と、 前記シールドシェルに弾性接触し、そのシールドシェル
    と前記シールド層とを導通させる導通部とを備えたこと
    を特徴とするシールドコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記外環体には、前記導通部を保持しか
    つ前記内環体に係止される合成樹脂製のホルダが設けら
    れ、このホルダの外面に、前記導通部の一部が突出され
    て前記シールドシェルに弾性接触可能となっていること
    を特徴とする請求項1記載のシールドコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ホルダには、環状のホルダ基部と、
    そのホルダ基部の周方向に沿って並べられかつ前記シー
    ルド電線の軸方向に延ばされて、その先端が前記内環体
    の一端に設けたフランジに係止する複数の係止爪とが備
    えられ、 前記導通部には、前記ホルダ基部に保持される環状の導
    通基部と、その導通基部から前記各係止爪同士の隙間に
    沿って延びて前記シールドシェル側に突出する複数の弾
    性接触片とが備えられていることを特徴とする請求項2
    記載のシールドコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記内環体には、その内周側に突出して
    前記シールド電線に食い込む滑り止め突起が設けられて
    いることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに
    記載のシールドコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記シールド電線には、前記シールド層
    の外側を覆う外部シースが備えられて、前記シールド層
    の露出部分が、前記外部シースの先端外面を覆うように
    折り返されており、 そのシールド層の内側に前記内環体が配置されているこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    シールドコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記ホルダが、導電性樹脂によって形成
    されていることを特徴とする請求項2〜請求項5のいず
    れかに記載のシールドコネクタ。
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