JPH0653147B2 - 散薬供給装置 - Google Patents

散薬供給装置

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JPH0653147B2
JPH0653147B2 JP3347598A JP34759891A JPH0653147B2 JP H0653147 B2 JPH0653147 B2 JP H0653147B2 JP 3347598 A JP3347598 A JP 3347598A JP 34759891 A JP34759891 A JP 34759891A JP H0653147 B2 JPH0653147 B2 JP H0653147B2
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司郎 大村
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Tokyo Shokai Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数種類の散薬のな
かから任意の種類の散薬を、所定の供給口から供給する
ようになった散薬供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、病院薬局等において取り扱われ
る散薬には、多くの種類があるが、これらの散薬は、各
種類ごとに別々に、装置瓶と呼ばれる保管容器に比較的
大量に収容されたうえ、調剤台の上方に架設された棚に
並べて配置されている。このような装置瓶に収容されて
いる任意の種類の散薬を、医師の処方箋に基づいて患者
に投薬するため調剤する場合、まず、処方箋に指示され
た必要量だけその散薬を、装置瓶から調剤台に取り出さ
なければならない。すなわち、一般には、処方箋に指示
された種類の散薬を、処方箋に指示された1処方分の分
量だけ、装置瓶から調剤台に取り出し、つぎに、これを
1回服用分の分量ずつに分割し、つぎに、1回服用分が
それぞれ1包となるように分包して、このような分包体
を患者に投薬することが行われている。このように、散
薬の調剤作業は、一般に、装置瓶から調剤台への1処方
分の散薬取り出し作業、1処方分から1回服用分への分
割作業、および、1回服用分ごとの分包作業に大別され
るが、このうち、分割作業および分包作業については、
従来から、自動化の要求にしたがって、種々の分割装
置、分包装置が開発され、一部実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、棚に上
げられている装置瓶の中から、散薬だけを必要量だけ自
動的に調剤台へ取り出すことは不可能であり、そのため
従来は、散薬の調剤作業のうち、少なくとも、装置瓶か
ら調剤台への散薬取り出し作業については、薬剤師が手
作業で行わなければならず、このことは、ただ単に薬剤
師にとって大きな負担になるというだけでなく、散薬の
調剤作業の自動化を図るうえで決定的な阻害要因であ
り、きわめて重大な問題点であった。
【0004】この発明は上記従来のもののもつ問題点を
解決して、複数種類の散薬のなかから任意の種類の散薬
を必要量だけ排出させて、それを所定の供給口から自動
的に供給することのできる散薬供給装置を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、各種類の散薬を収容した複数の散薬収容器
と、制御装置と、供給口と、散薬を供給口に向けて所定
の方向に搬送する搬送装置とを具え、前記散薬収容器ま
たは前記制御装置を移動させて、前記散薬収容器の任意
のものと前記制御装置とを選択的に対応させ、前記制御
装置と対応した散薬収容器の散薬を必要量だけ前記搬送
装置に導入するように構成したものである。
【0006】
【作用】この発明は上記手段を採用したことにより、各
散薬収容器に収容された散薬は、薬剤師の手作業を全く
要することなく、散薬収容器または制御装置の移動によ
って、制御装置と選択的に対応された任意の種類のもの
が、必要量だけ排出され、搬送装置によって所定の方向
に搬送されて、供給口から自動的に供給されることとな
る。
【0007】
【実施例】図1はこの発明による散薬供給装置の一実施
例をブロック図で示したものであり、この散薬供給装置
は、各種類の散薬を収容した複数の散薬収容器1、1、
…と、制御装置2と、供給口3と、散薬を供給口3まで
搬送する搬送装置4とを具え、散薬収容器1、1、…ま
たは制御装置2を移動させて、散薬収容器1、1、…の
任意のものと制御装置2とを選択的に対応させ、制御装
置2と対応した散薬収容器1の散薬を必要量だけ搬送装
置4に導入するように構成されている。制御装置2を定
位置に設置し、この制御装置2に対して、散薬収容器
1、1、…を移動させることによって任意の散薬収容器
1を対応させる場合、散薬収容器1、1、…の配置、移
動の方法およびその軌跡等については、種々の設計が可
能であるため、具体的な図示を省略してある。たとえ
ば、一例を挙げると、散薬収容器1、1、…を円形に配
置し、これらを、適宜の移動機構26によって、その円
の中心(移動機構26に連なる一点鎖線で示す)のまわ
りに回転移動させるように構成し、その回転軌跡の一箇
所に対応した位置に、制御装置2を設置することができ
る。また、このような円形配置の散薬収容器1、1、…
を、上下に複層構造とすることもでき、その場合、各層
の散薬収容器1、1、…ごとに制御装置2をそれぞれ設
置してもよいが、単一の制御装置2を使用する場合は、
その制御装置2を、各層の散薬収容器1、1、…の高さ
に選択的に対応できるように、上下に移動可能に構成す
るか、または、複層構造の散薬収容器1、1、…を、一
体的に上下移動(および回転移動)可能に構成すること
によって、単一の制御装置2に対して、複層構造の任意
の散薬収容器1を対応させることができる。さらに、適
宜に配置された散薬収容器1、1、…のすべてをつねに
移動させるのでなく、必要な一部(1個または数個)の
散薬収容器1だけを移動させることによっても、散薬収
容器1、1、…の任意のものと、制御装置2とを選択的
に対応させることが可能である。各散薬収容器1は、任
意の種類の散薬を充分大量にストックしておける内容積
を有するストック部11と、ストックした散薬を少量ず
つ排出させる排出部13と、排出部13から散薬を連続
的に排出させるため、ストック部11から排出部13へ
散薬を供給する供給部12とから構成されている。一
方、制御装置2は、散薬収容器1、1、…のなかから、
散薬を排出させるべき任意の散薬収容器1を選択する選
択部21と、排出させるべき散薬の必要量を任意に設定
する設定部22と、選択部21によって選択された散薬
収容器1が、制御装置2に対応した位置にくるように、
その散薬収容器1または必要なすべての散薬収容器1、
1、…を移動させる駆動部27と、選択部21によって
選択され、かつ、駆動部27によって制御装置2に対応
した位置まで移動された散薬収容器1の排出動作にとも
なって、排出部13から排出される散薬を秤量する秤量
部23と、秤量部23の秤量値と設定部22の設定値と
を比較して、秤量値すなわち散薬の排出量が、設定値す
なわち散薬の必要量に達したとき、その散薬収容器1の
排出動作を終了させる制御部24とから構成されてい
る。また、制御装置2には、秤量部23で秤量され終わ
った必要量の散薬を、搬送装置4に導入するための適宜
の給送装置25が設けられている。給送装置25は、た
とえば、電磁フィーダ等の振動フィーダによって構成す
ることができるが、これに限定するものでなく、また、
秤量部23が、秤量終了にともなって、必要量の散薬を
搬送装置4に導入することができるような構成のもので
ある場合は、省略することが可能である。搬送装置4
は、すべての散薬収容器1、1、…から排出された散薬
を、供給口3まで搬送することができるものであるが、
単に搬送だけでなく、種々の用途に利用することができ
る。たとえば、搬送経路を円形にして回転軌跡を描くよ
うに構成し、これを回転させながら、散薬収容器1から
排出された1処方分の散薬を円周方向に沿って均等に配
分したのち、供給口3に対応した位置において、所定の
角度分ずつ散薬を切り出して供給口3から供給すること
によって、1処方分の散薬を1回服用分ずつに分割する
適宜の分割装置として構成することができる。また、こ
れ以外の適宜の構造の分割装置として構成することもで
きる。また、散薬収容器1から排出された散薬を、一時
的に待機させる装置として利用することができるのはも
ちろんであるが、複数の散薬収容器1、1、…から排出
された散薬を、ただ単に待機させて、その排出された順
序のまま供給口3から供給するだけでなく、排出順序と
は異なる所望の順番にしたがって、供給口3から供給す
るように構成することも可能である。また、搬送経路の
一部に、適宜の構造からなる手動の散薬フィーダの排出
口を位置させて、その散薬フィーダから受け入れた散薬
を供給口3まで搬送して、供給口3から供給するように
構成することもできる。これと同様に、供給口3まで搬
送して、供給口3から供給する必要があるものであれ
ば、散薬以外の関連する任意のものを取り扱うことがで
きる。したがって、搬送装置4の構造、搬送経路および
その作動方法等は、種々の用途に応じて任意に構成する
ことができ、たとえば、搬送経路は、円、直線、適宜の
循環路その他、用途に合致した最も好適な搬送経路を設
計することが可能である。図2は散薬収容器1の一実施
例の概略的構成を示したものであり、ストック部11、
供給部12および排出部13は、いずれも、所要の内容
積および形状を有する空所を具え、しかも、ストック部
11の空所と供給部12の空所とは少なくとも一部で連
通しており、また、供給部12の空所と排出部13の空
所とは少なくとも一部で連通しているが、それらの空所
の内容積、形状、連通の箇所および形態等については、
種々の設計が可能であるため、具体的な図示を省略して
ある。たとえば、一例を挙げると、ストック部11の下
方に供給部12を配置し、供給部12のさらに下方に排
出部13を配置して、ストック部11の空所の下端と、
供給部12の空所の上端とが連通し、かつ、供給部12
の空所の下端と、排出部13の空所の上端とが連通する
ように構成し、それにより、ストック部11の空所内の
散薬が、円滑に落下しさえすれば供給部12の空所内に
入り込み、そこからさらに円滑に落下しさえすれば、供
給部12の空所を通って排出部13の空所内に入り込む
ように設計することが可能である。排出部13の空所内
には、適宜の排出部材14が設けられ、また、その空所
の適宜箇所に形成した排出口には、適宜のシャッタ15
が設けられている。排出部材14は、たとえば、支軸を
中心としてその周囲に螺旋状のつばが張り出して形成さ
れたスクリューによって構成することができ、この場
合、空所は円筒形に形成して、この円筒内にスクリュー
状の排出部材14を配置することが好ましく、また、こ
の円筒の先端に排出口を形成して、ここにシャッタ15
を配置することが好ましい。そして、排出部材14に
は、排出部材14を回転させて、円筒形空所内の散薬を
排出口に向かって移動させるようになった適宜のモータ
16を接続し、また、シャッタ15には、シャッタ15
を開閉させて、それにともなって円筒形空所の排出口を
開閉させるようになった適宜の作動部材17を接続して
おく。そのため、モータ16によって排出部材14を回
転させるとともに、作動部材17によってシャッタ15
を開ければ、排出部13の円筒形空所内の散薬が排出口
に向かって移動して排出口から排出され、一方、排出部
材14の回転を停止させるとともに、シャッタ15を閉
めれば、排出部13における散薬の移動および排出が停
止するように構成されている。また、供給部12の空所
内には、適宜の攪拌部材18が設けられている。攪拌部
材18は、たとえば、支軸を中心としてその周囲に複数
本の腕材が突き出して形成されたスクレーパによって構
成することができ、そして、攪拌部材18には、攪拌部
材18を回転させるようになった適宜のモータ19を接
続しておく。そのため、モータ19によって攪拌部材1
8を回転させれば、供給部12の空所内の散薬が、攪拌
されながら、排出部13の円筒形空所内へ円滑に供給さ
れるとともに、供給部12の空所内へストック部11か
ら散薬が供給されるように構成されている。また、スト
ック部11の空所内の散薬は、排出部13の散薬排出動
作およびそれにともなう供給部12の散薬供給動作にし
たがって、供給部12の空所に向かって徐々に移動する
こととなるが、この移動を円滑に行わせるためには、ス
トック部11の空所の断面積を、上流から下流に向けて
徐々に大きくするか、あるいは、少なくとも、上流から
下流まで同程度にすることが望ましい。しかし、ストッ
ク部11の限られた外形寸法でなるべく大量の散薬をス
トックする目的や、散薬収容器1の設置スペースを抑制
する目的等の関係で、下流に比べて上流側を大きくする
ことが要求される場合には、供給部12の攪拌部材18
とは別に、ストック部11自体にも、適宜の攪拌部材2
0を設けることが必要不可欠である。このような攪拌部
材20は、独立した専用のモータによって回転させるよ
うにしてもよいが、供給部12の攪拌部材18用のモー
タ19を共用して、モータ19によって、攪拌部材18
とともに攪拌部材20も回転するように構成することが
できる。そして、このような攪拌部材20の設置は、ス
トック部11の空所の断面積が、下流に比べて上流側が
大きくなっている場合に限らず、上流から下流まで同程
度である場合も、さらには、上流から下流に向けて徐々
に大きくなっている場合にも、ともに有効である。
【0008】つぎに、上記のように構成された散薬供給
装置の作用について説明する。まず、各散薬収容器1、
1、…のストック部11内に、それぞれ所定の種類の散
薬を、充分大量に投入してストックしておく。つぎに、
モータ19によって、ストック部11の攪拌部材20お
よび供給部12の攪拌部材18を回転させて、ストック
部11内の散薬を、攪拌させながら供給部12に供給す
るとともに、供給部12内の散薬を、攪拌させながら排
出部13に供給して、排出部13に充填させる。このと
き、必要があれば、モータ16によって排出部材14を
所望の量だけ回転させることによって、排出部13にお
ける散薬の充填を確実に行わせる。もちろん、このよう
な排出部13への散薬の充填作業は、制御装置2の指示
によって行うことができるが、初回のみ有効なものであ
るから、省略しても差し支えない。一方、制御装置2の
選択部21で、散薬収容器1、1、…のなかから、排出
させるべき種類の散薬を収容した任意の散薬収容器1を
選択するとともに、設定部22で、その散薬の排出させ
るべき任意の必要量を設定する。すると、駆動部27
が、この選択された散薬収容器1が制御装置2に対応し
た位置にくるように、移動機構26を作動させて、その
散薬収容器1または必要なすべての散薬収容器1、1、
…を移動させる。そして、この散薬収容器1が制御装置
2に対応した位置まで移動されると、駆動部27が移動
機構26を停止させ、制御部24が、この散薬収容器1
に排出動作を行わせることとなり、その散薬収容器1
は、制御装置2の指示により、モータ16を駆動させて
排出部材14を回転させるとともに、作動部材17を作
動させてシャッタ15を開ける。すると、散薬の排出動
作が開始することとなって、排出部13の円筒形空所内
の散薬が、排出口に向かって徐々に移動して、排出口か
ら連続的に排出される。このとき、排出部材14の回転
によって排出部13から排出される量にほぼ見合う量の
散薬が、攪拌部材18の回転によって供給部12から排
出部13内へ円滑に供給されるとともに、供給部12か
ら排出部13へ供給される量にほぼ見合う量の散薬が、
攪拌部材18および攪拌部材20の回転によってストッ
ク部11から供給部12内へ円滑に移動する結果、排出
部13からの散薬の排出は、途切れなく連続的に行われ
ることとなる。そして、排出部13から排出される散薬
の排出量(すなわち秤量部23による秤量値)が、排出
すべき必要量(すなわち設定部22による設定値)に達
すると、制御装置2の指示により、モータ16を停止さ
せて排出部材14の回転を停止させるとともに、作動部
材17を作動させてシャッタ15を閉め、同時に、モー
タ19による攪拌部材18および攪拌部材20の回転も
停止する。そして、散薬収容器1の排出部13から排出
され、秤量部23で秤量され終わった必要量(たとえば
1処方分)の散薬は、給送装置25によって搬送装置4
に導入され、さらに、搬送装置4によって供給口3まで
搬送されることとなるが、このとき、搬送装置4をたと
えば適宜の分割装置として構成しておくことにより、搬
送装置4に導入された1処方分の散薬は、1回服用分ず
つに分割されて、供給口3から供給されることとなる。
【0009】図3は散薬収容器1の他の実施例の概略的
構成を示したものであり、この散薬収容器1の場合は、
制御装置2に、図示してないが、散薬の排出量に応じて
排出動作を加減するため、加減すべき前後の排出動作レ
ベル(すなわち単位時間当たり排出量)と、それを行う
べき排出量(すなわち排出動作レベルを切り換えるべき
タイミング)とを指示する適宜の調節部を設けてあり、
散薬収容器1の排出動作期間中、制御部24は、調節部
が指示する排出動作レベルにしたがって、散薬収容器1
の排出動作を行わせるようになっている。排出部13の
空所内には、適宜の排出部材14a、14bが並列に設
けられ、また、その空所の適宜箇所に形成した排出口に
は、適宜のシャッタ15が設けられている。排出部材1
4a、14bは、たとえば、支軸を中心としてその周囲
に螺旋状のつばが張り出して形成されたスクリューによ
って構成することができ、この場合、空所は2つの分離
または接合した円筒形に形成して、この各円筒内にスク
リュー状の排出部材14a、14bをそれぞれ配置する
ことが好ましく、また、この両円筒の先端に排出口を形
成して、ここに共通のシャッタ15を配置することが好
ましい。そして、排出部材14a、14bには、排出部
材14a、14bを回転させて、空所内の散薬を排出口
に向かって移動させるようになった適宜のモータ16
a、16bをそれぞれ接続し、また、シャッタ15に
は、シャッタ15を開閉させて、それにともなって空所
の排出口を開閉させるようになった適宜の作動部材17
を接続しておく。そのため、モータ16a、16bによ
って排出部材14a、14bを回転させるとともに、作
動部材17によってシャッタ15を開ければ、排出部1
3の空所内の散薬が排出口に向かって移動して排出口か
ら排出され、一方、排出部材14a、14bの回転を停
止させるとともに、シャッタ15を閉めれば、排出部1
3における散薬の移動および排出が停止するように構成
されている。また、排出部材14a、14bによる散薬
の単位時間当たり排出量を、互いに異なるように構成し
ておく。すなわち、排出部材14aによる散薬の単位時
間当たり排出量は、排出部材14bによる散薬の単位時
間当たり排出量よりも多く、反対に、排出部材14bに
よる散薬の単位時間当たり排出量は、排出部材14aに
よる散薬の単位時間当たり排出量よりも少なくしてお
く。このようなことは、たとえば、排出部材14aの直
径を、排出部材14bの直径に比べて大きくするか、ま
たは、排出部材14aのスクリューピッチを、排出部材
14bのスクリューピッチに比べて長くするか、あるい
は、その両者を組み合わせることによって、排出部材1
4a、14bが互いに同速で回転する場合でも達成する
ことができ、さらに、モータ16aによる排出部材14
aの回転速度を、モータ16bによる排出部材14bの
回転速度に比べて速くすることによっても、達成するこ
とができる。そして、このように散薬の単位時間当たり
排出量が互いに異なる排出部材14a、14bは、制御
装置2の制御部24および図示しない調節部と、つぎの
ようにして組み合わされている。すなわち、たとえば、
散薬収容器1の排出動作期間の初期から終期のやや手前
までの間、排出部材14a、14bをともに回転させ
て、それにより、散薬を単位時間当たり比較的大量に排
出させる一方、排出動作期間の終期のやや手前になった
ら、排出部材14bはそのまま回転させるが、排出部材
14aの回転を停止させて、それにより、散薬を単位時
間当たり微量ずつしか排出させないように、モータ16
aの駆動から停止への切り換えタイミングが調節部によ
って指示され、制御部24はこの指示にしたがって、モ
ータ16a、16bを制御するようになっている。この
ようにすることによって、たとえば、散薬収容器1の排
出動作期間中ずっと、排出部材14a、14bをともに
回転させて、散薬を単位時間当たり比較的大量に排出さ
せ、それにより、排出させるべき必要量の散薬が比較的
短時間で排出され終わる反面、大量排出に起因して、排
出動作期間の終期において避けられない大きな分量誤差
が発生する不利を回避することができ、また、たとえ
ば、散薬収容器1の排出動作期間中ずっと、排出部材1
4bだけを回転させて、散薬を単位時間当たり微量ずつ
しか排出させず、それにより、微量排出に起因して、排
出動作期間の終期において実質的に分量誤差が発生しな
い反面、排出させるべき必要量の散薬が排出され終わる
までにかなりの長時間を要する不利を回避することがで
きるように構成されている。このような散薬収容器1を
使用すると、排出させるべき必要量の散薬が、比較的短
時間で、しかも、実質的に分量誤差なく排出されること
となり、したがって、散薬排出の速度と精度との両立
が、無理なく、有効に実現することとなる。
【0010】なお、上記実施例では、図1に示すよう
に、制御装置2に秤量部23を設けて、散薬収容器1か
ら排出される散薬の排出量を、秤量によって制御するよ
うにしたが、これに限定するものでなく、散薬収容器1
から排出される散薬の排出量は、たとえば、排出部材1
4を回転させるモータ16の回転角度ないし駆動時間に
応じて制御できるから、秤量によらない制御方法を採用
することも可能である。 また、上記実施例では、散薬収容器1、1、…の任意の
ものと、制御装置2とを選択的に対応させる一例とし
て、散薬収容器1、1、…を円形に配置して、その円の
まわりに回転移動させる構成を例示したが、これに限定
するものでなく、散薬収容器1、1、…を移動させる場
合、その配置、移動の方法およびその軌跡等は必要に応
じて任意に設計することができるし、また、散薬収容器
1、1、…に代えて、あるいは、散薬収容器1、1、…
とともに、制御装置2を適宜に移動させることによっ
て、散薬収容器1、1、…の任意のものと、制御装置2
とを選択的に対応させることも可能である。 また、上記実施例では、排出部材14を、支軸を中心と
してその周囲に螺旋状のつばが張り出して形成されたス
クリューによって構成したが、これに限定するものでな
く、たとえば、コイル状その他適宜の形状、構造からな
る排出部材14を使用することが可能である。 また、上記実施例では、攪拌部材18を、支軸を中心と
してその周囲に複数本の腕材が突き出して形成されたス
クレーパによって構成したが、これに限定するものでな
く、適宜の形状、構造からなる攪拌部材18を使用する
ことが可能であり、攪拌部材20についても同様であ
る。そして、攪拌部材18は、ただ単に、供給部12内の散
薬を攪拌させるだけでなく、散薬を排出部13に向けて
積極的に供給するのに適した構成とすることが好まし
く、また、攪拌部材20は、ただ単に、ストック部11
内の散薬を攪拌させるだけでなく、散薬を供給部12に
向けて積極的に供給するのに適した構成とすることが好
ましい。 また、上記実施例では、ストック部11の攪拌部材20
用のモータとして、供給部12の攪拌部材18用のモー
タ19を共用して、モータ19によって、攪拌部材18
とともに攪拌部材20も回転するように構成したが、こ
れに限定するものでなく、たとえば、ストック部11の
攪拌部材20用に専用のモータを独立して設けることも
できる。 また、上記実施例では、排出部13の排出部材14用の
モータ16とは別に、供給部12の攪拌部材18用のモ
ータ19を設けたが、これに限定するものでなく、たと
えば、モータ16だけを設けて、このモータ16によっ
て、排出部13の排出部材14を回転させるし、供給部
12の攪拌部材18も回転させるし、さらにはストック
部11の攪拌部材20も回転させるように構成すること
ができ、その場合、排出部材14または攪拌部材18、
20のいずれかを選択的に独立して回転させる必要があ
る場合は、適宜のクラッチを介して、モータ16と、排
出部材14または攪拌部材18、20とを、分離可能に
結合するように構成すればよい。また、上記実施例では、供給部12に攪拌部材18を設
けたが、これに限定するものでなく、たとえば、供給部
12が、ストック部11と排出部13とを連通させる単
なる連通孔ないし短い連通路として形成されている場合
には、構造を単純にするため、攪拌部材18を省略する
ことができる。 また、上記実施例では、ストック部11とは別に、供給
部12を設けたが、これに限定するものでなく、たとえ
ば、ストック部11が、任意の種類の散薬を充分大量に
ストックしておく機能と、ストックしてある散薬を排出
部13へ供給する機能とを具えている場合には、ストッ
ク部11と供給部12とを区別する必要はない。 また、上記実施例では、排出部材14a、14bに、モ
ータ16a、16bをそれぞれ接続したが、これに限定
するものでなく、たとえば、モータ16a、16bのい
ずれか一方だけを設けて、このモータ16によって、適
宜のクラッチを介して、排出部材14a、14bのいず
れか一方または両方を選択的に回転させるようにするこ
とも可能である。 また、上記実施例では、排出部13の排出口に、共通の
シャッタ15を1つだけ設けたが、これに限定するもの
でなく、たとえば、排出部材14a、14bにそれぞれ
対応した排出口を形成して、それぞれ独立したシャッタ
15a、15bを配置することもでき、その場合には、
独立した作動部材17a、17bをそれぞれシャッタ1
5a、15bに接続しておけばよい。 また、上記実施例では、排出部材14a、14bによる
散薬の単位時間当たり排出量を、互いに異なるように構
成したが、これに限定するものでなく、たとえば、両者
を同一に構成して、いずれか一方だけを使用するか、ま
たは両方を同時に使用するかの区別によって、散薬の単
位時間当たり排出量を全体として変化させるようにする
こともできるし、また、排出部材の個数は、2つに限ら
ず、3つ以上設けて、それらを選択的に使用することも
できる。 また、たとえば、モータ16aまたは16bの駆動速度
を、散薬収容器1の排出動作期間の途中で切り換えるよ
うに構成することもでき、そのようにすれば、排出部材
14aまたは14bのいずれか一方、すなわち単一の排
出部材によっても、散薬収容器1の排出動作期間の途中
で、散薬の単位時間当たりの排出量を変更することが可
能である。 また、上記実施例では、制御装置2のはたらきによっ
て、散薬収容器1から排出させた必要量(たとえば1処
方分)の散薬を、分割装置として構成した搬送装置4に
よって、1回服用分ずつに分割したうえ、供給口3から
供給するようにしたが、これに限定するものでなく、た
とえば、排出させるべき散薬の必要量として、1処方分
の分量ではなく、1回服用分の分量を設定部22に設定
することもでき、その場合は、搬送装置4を分割装置と
して構成するまでもなく、排出された必要量(1回服用
分)の散薬は、そのまま1包分として供給口3から供給
することが可能である。 そして、たとえば、排出部材14a、14bのうち、単
位時間当たり大量排出可能な排出部材14aを、1処方
分の散薬を取り出すための排出部材とし、一方、単位時
間当たり徴量排出可能な排出部材14bを、1回服用分
の散薬を取り出すための排出部材として、使い分けるこ
ともできる。 したがって、調節部による排出動作の調節方法は、上記
実施例に示したように、散薬収容器1の排出動作期間の
途中で、排出動作レベル(単位時間当たり排出量)を切
り換えるものに限定されず、たとえば、散薬の排出量が
1処方分の場合は、それに応じた排出動作を散薬収容器
1に行わせて、単位時間当たり比較的大量の散薬を排出
させる一方、散薬の排出量が1回服用分(1包分)の場
合は、それに応じた排出動作を散薬収容器1に行わせ
て、単位時間当たり比較的徴量の散薬を排出させるよう
に、処方排出の場合と、1包排出の場合とで、散薬収容
器1の排出動作を切り換えることも可能である。そして、制御装置2と選択的に対応させるようにした多
数の散薬収容器1にそれぞれ任意の種類の散薬を収容し
ておく一方、搬送装置4を、制御装置2に対応した散薬
収容器1から排出された必要量(たとえば1処方分)の
散薬を1回服用分ずつに分割する適宜の分割装置として
構成し、さらに、供給口3の下流側に、分割された散薬
を1包ずつに分包する適宜の分包装置を配置しておけ
ば、全体が、複数種類の散薬を取り扱う散薬自動分包機
として構成されることとなる。 もちろん、搬送装置4を分割装置として構成するのでな
く、供給口3の下流側に、適宜の分割装置と、適宜の分
包装置とを配置することもできる。 このような散薬自動分包機を構成する場合、各散薬収容
器1にそれぞれモータ16a、16b(およびそれと共
用しない場合はモータ19も)を設けたのでは、モータ
が多数必要になるだけでなく、制御装置2と対応させる
ため各散薬収容器1を移動させる際、各モータの電源ケ
ーブルが複雑に絡み合うことが避けられないことから、
モータ16a、16b(モータ19はモータ16a、1
6bと共用することが好ましい。)は制御装置2に対応
した位置にだけ設け、その位置にきた散薬収容器1とだ
けクラッチで結合するように構成することが好ましい。 さらに、各散薬収容器1を移動させるには、任意の散薬
収容器1を個別に移動させてもよいし、集団で移動させ
てもよく、また、平面的に移動させることもできるし、
上下方向に移動させることもできるし、所定の軸線のま
わりに移動させることもでき、いずれの場合も、適宜の
機構を使って各散薬収容器1の移動メカニズムを構成す
ることが可能である。
【0011】
【発明の効果】この発明は上記のように構成したので、
各散薬収容器に収容された散薬は,薬剤師の手作業を全
く要することなく、散薬収容器または制御装置の移動に
よって、制御装置と選択的に対応された任意の種類のも
のが、必要量だけ排出され、搬送装置によって所定の方
向に搬送されて、供給口から自動的に供給することがで
き、そのため、複数種類の散薬のなかから、任意の種類
の散薬を必要量だけ排出させて、それを所定の供給口か
ら自動的に供給することができ、したがって、散薬の調
剤作業の自動化を図るうえできわめて有益であり、ひい
ては、散薬の取り出し作業から分包作業までを自動的に
行う自動散薬分包機の実現にとって、欠くことのできな
い役割を果たすことができる等のすぐれた効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による散薬供給装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1の散薬供給装置の散薬収容器を示す概略的
構成図である。
【図3】散薬収容器の他の実施例を示す概略的構成図で
ある。
【符号の説明】
1:散薬収容器 2:制御装置 3:供給口 4:搬送装置 11:ストック部 12:供給部 13:排出部 14:排出部材 14a:排出部材 14b:排出部
材 15:シャッタ 16:モータ 16a:モータ 16b:モータ 17:作動部材 18:攪拌部材 19:モータ 20:攪拌部材 21:選択部 22:設定部 23:秤量部 24:制御部 25:給送装置 26:移動機構 27:駆動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種類の散薬を収容した複数の散薬収容器
    と、制御装置と、供給口と、散薬を供給口に向けて所定
    の方向に搬送する搬送装置とを具え、前記散薬収容器ま
    たは前記制御装置を移動させて、前記散薬収容器の任意
    のものと前記制御装置とを選択的に対応させ、前記制御
    装置と対応した散薬収容器の散薬を必要量だけ前記搬送
    装置に導入するように構成したことを特徴とする散薬供
    給装置。
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