JPH0648351B2 - ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法

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JPH0648351B2
JPH0648351B2 JP62061887A JP6188787A JPH0648351B2 JP H0648351 B2 JPH0648351 B2 JP H0648351B2 JP 62061887 A JP62061887 A JP 62061887A JP 6188787 A JP6188787 A JP 6188787A JP H0648351 B2 JPH0648351 B2 JP H0648351B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/74Applying photosensitive compositions to the base; Drying processes therefor

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀写真感光材料の製造方法に関する
ものである。更に詳しくはゼラチン又はゼラチン誘導体
を含む親水性コロイド液より成る写真構成層塗布液を高
速に塗布する方法に関するものである。
(技術背景) 一般に写真感光材料は支持体としてセルロースエステル
又はポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、
等の合成高分子フイルム又はガラス、紙もしくはポリエ
チレンで被覆された紙等が用いられ、これらの支持体に
ハロゲン化銀写真乳剤層が直接又は下塗り層を介して塗
布されている。また多くの感光材料は同種又は異種の表
面とのくつつきや加工による傷を防止するために写真乳
剤層の上に表面保護層が塗布されている。又染料、帯電
防止剤、硬膜剤、カラー形成カプラー、ハレーシヨン防
止剤等のような種々の添加剤を含むゼラチンもしくは他
の親水性コロイド又はビニルポリマーラテツクスからな
る塗布層、例えばハレーシヨン防止層、中間層、フイル
ター層、アンチスタチツク層等が塗布される。
このような写真感光材料を構成する各層の塗布方式に関
しては、近年、その進歩が著しく技術的に高度化、複雑
化されてきているため、各種塗布液を高速で均一に薄層
塗布することが非常に難かしくなつてきている。
例えば塗布の省力化のため、各種塗布層を1層ごとに塗
布、セツト、乾燥する塗布方法でなく、複数層を同時に
塗布する、いわゆる多層同時塗布方式が実用されてい
る。
このような多層同時塗布方式で塗布する場合には各層の
塗布液がほぼ同時に連続塗布されるので、それぞれの塗
布液および塗布層(塗布直後)が混合されずに均一にか
つ高速薄層塗布することが、1層ごとに塗布、乾燥する
方法に比べより困難となる。
通常、塗布液を連続走行しているウエブに塗布する場
合、ウエブの単位面積当りの塗布液量(以下、「塗布
量」という。」が少ない程、或いはウエブの走行速度が
大である程、均一な塗布の開始は困難となることが知ら
れている。すなわち、塗布の薄層化、塗布の高速化に伴
ない、均一な塗布の開始が困難となり、塗布作業を開始
してもすぐには塗布液がウエブに塗布されず、若干の誘
導区間を経た後にはじめて塗布液がウエブに塗布される
のが通常であつた。しかもこの誘導区間を経た後に塗布
液がウエブに塗布される場合にも、塗布液がウエブには
じめて塗布された点を結ぶ線(以下、「塗布開始線」と
いう。)近傍の塗膜は他の定常塗膜に比べ約50〜10
0%の厚塗りになることが知られている。
更に塗布量を減少させるか或いはウエブの走行速度を上
昇させると、塗布液がウエブに不均一に塗布されたり、
或いは全く塗布されなくなることさえしばしばあつた。
かような塗布開始時のトラブルの原因については、種々
の面から数多くの研究がなされているが、未だ定説とい
うべきものがないのが現状であつて、一般にウエブが十
分に濡れるまでは塗布液がウエブに付着しがたいとか、
或いはウエブに同伴される空気層を塗布液がその自重に
より排除しうるようになるまでは塗布が開始されないな
どと説明されているが、これらの説明ではかような現象
を完全に説明しきることは出来なかつた。
このようにその原因が明らかでないため、かかる塗布開
始時のトラブルを完全に解消しうるような解決策のない
のが現状であつた。
しかしながら、この塗布開始時のトラブルが解消されな
い場合には、塗布開始線近傍の厚塗りされた塗膜の乾燥
のために、その厚塗り部分が塗膜全体からみればほんの
一部であるにもかかわらず、乾燥工程を長くする必要が
あり、きわめて不経済であるばかりでなく、塗布され困
難となり、製造不可能となつてしまうという重大な問題
があり、塗布の薄層化、高速化という近時の要請に応え
ることが出来なかつた。
一方、多層同時塗布、高速塗布、薄層塗布化に伴ない、
感光性乳剤等の親水性コロイドより成る塗布液(以下、
単に「塗布液」という。)がウエブ上に均一に塗布され
得ないという、いわゆる塗布ムラの発生が問題化して来
た。
このような塗布ムラは、支持体の単位面積当りの塗布量
が少ない程、或いは支持体の走行速度が大である程、つ
まり塗布の薄層化、高速化に伴ない、より顕在化するこ
とが認められている。
このような問題を解決するための一つの手段としては、
各種塗布液の表面張力、粘度などの物理性特性が重要性
を有することがよく知られており、従来よりこの目的に
界面活性剤、増粘剤が種々提案されてきた。
しかしながら近時の多層同時塗布、高速塗布化、薄層塗
布化を達成するためには、これらのものでは困難であつ
た。
(発明の目的) 本発明の第1の目的は、かかる塗布開始時に発生するト
ラブルを除去し、塗布開始線近傍における塗膜の厚塗り
を防止して、乾燥負荷のいたずらな増大を防止すること
及び塗布の高速化、薄層化を可能ならしめるような感光
材料の製造方法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、塗布ムラのおそれのない写真感
光材料の製造方法を提供することにある。
(発明の構成) 本発明のこれらの目的は支持体上に少なくとも1層の感
光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真材料
の製造方法において、該ハロゲン化銀乳剤層又はその他
の親水性コロイド層の塗布時の少なくとも最下層に、親
水性コロイドと、極限粘度(〔η〕0.1NNaCl30℃)
が0.4ないし1.5であるポリビニルベンセンスルホ
ン酸を含有させて80m/分ないし300m/分の範囲
で塗布することによつて達成されることを見出した。
本発明のスルホン酸基を有する高分子化合物とは、ビニ
ルベンゼンスルホン酸の如く側鎖に-SO3M(Mは水素原
子、アンモニウム、アルカリ金属)などの基を有する単
量体の重合体又はこれらの単量体と共重合可能な他の単
量体との共重合体を意味する。
共重合体を形成するコモノマーとして特に好ましいもの
は、本発明の側鎖にスルホン酸基、硫酸エステル基、カ
ルボン酸基を有する単量体同志であり例えば、ビニルベ
ンゼンスルホン酸(Na塩)−アクリル酸(Na塩)、
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
(Na塩)−メタクリル酸(Na塩)である。この場合
の共重合比は特に限定されない。
本発明の高分子物質を形成する単量体以外の他の単量体
との共重合体を形成する場合、コモノマーの例として
は、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、スチレ
ン、アクリルアミド、N−ビニルピロリドン等が挙げら
れる。これらの場合の共重合比は、特に限定されない
が、本発明の側鎖にスルホン酸基を有する単量体を50
%モル%以上含有させることが好ましい。
これらの重合体又は共重合体の中でも特に好ましいもの
はポリビニルベンゼンスルホン酸塩である。
本発明に使用するこれらの重合体又は共重合体(以下、
重合体と記す)は従来より知られている重合体と構造の
上ではなんら変りはないが、その特徴とするところは重
合体の極限粘度〔η〕が0.4〜1.5(0.1NNaCl
30℃)にあることである。
特に好ましくは〔η〕=0.5〜1.2である。
一般に、増粘の目的で水溶性重合体を写真塗布液に添加
する場合には、より増粘作用が強く使用量が少量で目標
とする粘度が得られる平均分子量が高い重合体が用いら
れる。このため通常平均分子量は70万〜100万を超
えることが多い。この場合の極限粘度〔η〕は一般に
2.0〜10.0である(0.1NNaCl30℃)。ところ
が鋭意研究を重ねた結果驚くべきことに増粘用水溶性重
合体の平均分子量が低下するにつれて塗布ムラの発生す
る塗布速度が増大することが解つた。
この現象は重合体の極限粘度〔η〕が1.5(0.1N
NaCl30℃)以下のところから顕著に現われ、更に低下す
るに従い高速塗布が安定に達成されることがわかつた。
但し極端に極限粘度が低い〔η〕=0.4(0.1NNa
Cl30℃)未満にすると重合体の増粘作用が著しく衰える
ために目標とする粘度が得られなくなり塗布不能となつ
た。
本発明に於ける極限粘度の測定方法の例を以下に示す。
粘度計:ウツベローデ粘度計(離合社製自動粘度計 Ty
pe VMC−052) 温度:30℃ 溶媒:0.1NNaCl 濃度:1%、0.75%、0.6%、0.5%(wt/vol) 上記各濃度のポリマー溶液の相対粘度、比粘度、還元粘
度を求め還元粘度とポリマー溶液濃度のプロツトを濃度
→0に補外したときの切片より極限粘度を求める。
本発明に使用されるこれらの重合体は通常の方法により
容易に合成できる。極限粘度は開始剤量、モノマー濃
度、溶媒種、温度などにより自由にコントロールでき
る。
たとえば重合開始剤の量を増やす程、極限粘度を小さく
しうる傾向があり、モノマー濃度を大にする程、極限粘
度は大きくなる傾向があり、反応温度を高くする程、極
限粘度は小さくなる傾向がある。
従つてこれらのフアクターを適宜コントロールすること
により目的とする極限粘度を有する重合体た得ることが
できる。
以下に合成例を示す。
〔合成例〕
温度計、かくはん機、冷却管、N導入管を付した。2
の4ツ口フラスコ、スチレンスルホン酸ナトリウム
(東洋ソーダスピノマーNaSS)505.6g、蒸留
水1200mlを入れ攪拌溶解する。溶解後1N−HClを
加え溶液PH≒11.0に調製する。温度を上げ内温を
80℃にしてから開始剤過硫酸カリウム9.730gを
蒸留水350mlに溶かした溶液を加えNを導入しなが
ら80℃4時間、更に90℃1時間攪拌した。重合液は
PH≒2.6であつた。1N−NaOHを加えPH≒
7.0に調製した。
重合体は〔η〕=0.85であつた。
本発明に使用される重合体を添加する塗布液はすべての
塗布液に添加せしめてよいが、多層同時塗布の場合に於
いては、少なくとも最下層塗布液に添加する必要があ
る。
本発明に於いて、かかる重合体の添加量は所要のそれぞ
れの塗布液粘度にコントロール出来る量となるが一般的
には親水性コロイド(固形)に対し0.01〜10.0
重量%である。
本発明に於ける親水性コロイドとして用いるゼラチンは
石灰処理ゼラチンのほか、酸処理ゼラチンや、Bull.So
c.Sci.Phot.Japan.No.16、30頁(1966)に記載
されたような酵素処理ゼラチンや他のゼラチン誘導体を
用いてもよい。
本発明に於けるゼラチンをバインダーとする写真用塗布
層としては例えばハロゲン化銀乳剤層、表面保護層、フ
イルター層、中間層、ハレーシヨン防止層、スタチツク
防止層、下塗層、バツキング層などを挙げることができ
る。
本発明に係るハロゲン化銀乳剤層には各種のハロゲン化
銀を使用することができる。たとえば、塩化銀、臭化
銀、塩臭化銀、沃臭化銀あるいは塩沃臭化銀などであ
る。2ないし20モル%の沃化銀を含む沃臭化銀、10
ないし50モル%の臭化銀を含む塩臭化銀は好ましい。
ハロゲン化銀粒子の結晶形、結窒構造、粒径、粒径分布
等には限定はない。ハロゲン化銀の結晶は、正常晶でも
双晶でもよく、六面体、八面体、14面体のいずれであ
つてもよい。リサーチ・デイスクロージヤー22534
に記載されたような、厚味が0.5ミクロン以下、径は
少なくとも0.6ミクロンで、平均アスペクト比が5以
上の平板粒子であつてもよい。
結晶構造は一様なものでも、内部と外部が異質な組成で
あつてもよく、層状構造をなしていても、またエピタキ
シヤル接合によつて組成の異なるハロゲン化銀が接合さ
れていてもよく、種々の結晶形の粒子の混合から成つて
いてもよい。また潜像を主として粒子表面に形成するも
ので、内部に形成するものでもよい。
ハロゲン化銀の粒径は、0.1ミクロン以下の微粒子で
も投影面積直径が3ミクロンに至る迄の大サイズ粒子で
もよく、狭い分布を有する単分散乳剤でも、あるいは広
い分布を有する多分散乳剤でもよい。
これらのハロゲン化銀粒子は、当業界において慣用され
ている公知の方法によつて製造することができる。
前記ハロゲン化銀乳剤は通常行なわれる化学増感即ち、
硫黄増感法、貴金属増感法、あるいはこれらの併用によ
り増感できる。さらに本発明に係るハロゲン化銀乳剤は
増感色素を用いて所望の感光波長域に感色性を付与する
ことができる。本発明に有利に用いられる色素類として
は、シアニン、ヘミシアニン、ロダシアニン、メロシア
ニン、オキソノール、ヘミオキソノールなどのメチン色
素及びスチリル色素があり、1種あるいは2種以上を組
合せて用いることができる。
本発明に於ける水に難溶性の写真用添加剤としては、例
えば油溶性カラーカプラー、色カブリ又は混色の防止に
用いる酸化防止剤、退色防止剤(例えば、アルキルハイ
ドロキノン類、アルキルフエノール類、クロマン類、ク
マロン類、等)、硬膜剤、油溶性フイルター染料、油溶
性紫外線吸収剤、DIR化合物(例えば、DIRハイド
ロキノン類、無呈色DIR化合物、等)、現像薬、色素
現像薬、DRR化合物、DDRカプラー、等を挙げるこ
とができる。
この内油溶性カラーカプラーとしては、ベンゾイルアセ
トアニリド系、ビバロイルアセトアニリド系、ピラゾロ
ン系、シアノアセチル系、フエノール系、ナフトール系
化合物を用いることが出来る。
本発明に於ける高沸点有機溶媒としては、例えばフター
ル酸アルキルエステル(ジブチルフタレート、ジオクチ
ルフタレートなど)、リン酸エステル(ジフエニルフオ
スフエート、トリフエニルフオスフエート、トリクレジ
ルフオスフエート、ジオクチルブチルフオスフエー
ト)、クエン酸エステル(たとえばアセチルクエン酸ト
リブチル)、安息香酸エステル(たとえば安息香酸オク
チル)、アルキルアミド(たとえばジエチルラウリルア
ミド)などを挙げることが出来る。
本発明の於ける親水性コロイド塗布液には、この他に安
定剤、硬膜剤、染料、マツト剤、感光性ハロゲン化銀粒
子、他の界面活性剤、ポリマーラテツクス、螢光増白剤
その他写真感光材料に有用な各種の添加剤を含有するこ
とができる。
前記の添加剤に関しては、プロダクトライセンシング・
インデツクス誌92巻107〜110頁(1971年1
2月)、リサーチ・デイスクロージヤー15162(1
976年11月)、同17643(1978年12月)
に記載されている。
本発明の重合体を含有せしめたゼラチンを含む親水性有
機コロイド塗布層はハロゲン化銀乳剤を含んでいてもよ
く、またハロゲン化銀乳剤を全く含まなくてもよい。
本発明に於ける塗布方法としては単層あるいは同時重層
塗布方法のいずれにも効果があるが、同時重層塗布を行
なうときは本発明の重合体をすべての塗布液に添加して
もよいが、少なくとも最下層に添加することによつて顕
著な塗布速度の向上が得られ、塗布を80m/分ないし
300m/分の範囲で塗布することがでできる。
同時重層塗布するときは、米国特許2,761,417
号記載のホツパー塗布、同3,508,947号に記さ
れたカーテン塗布、その他リサーチ・デイスクロージヤ
ー17644(1978年12月)に記載されているよ
うな塗布方法に従うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の効果をより一層明確なものとするため比
較例及び実施例を掲げる。
なお、粘度の測定は極限粘度の場合は30℃で、塗布液
の場合は40℃で測定した。
比較例1 厚さ250μ、幅250mmのポリエチレン被覆バライタ
紙より成るウエブの走行速度を変化させて、第1表に示
す塗布液をI液が下層に、II液が上層となるようにスラ
イドビード塗布方法により二層同時塗布し、塗布開始時
において、ウエブの全幅にわたり均一な塗布が実現しう
る最小の塗布液量が65cc/m2となるようなウエブの走
行速度を求めたところ、80m/minとなつた。また6
0cmにわたる誘導区間が発生し、塗布開始線近傍の塗膜
は正常部に比し、55%も厚塗りとなつていた。
実施例−1 比較例1、第1表のI液およびII液の増粘剤の代りにポ
リ〔p−スチレンスルホン酸ナトリウム〕〔η〕=1.
0(0.1N NaCl 30℃)のものにおきかえてI
液、II液を所定の粘度に調製した。その他は比較例1と
全く同様にして二層同時塗布を行ない、塗布開始時にお
いて、ウエブの全幅にわたり均一な塗布が実現しうる最
少の塗布液量が65cc/m2となるようなウエブの走行速
度を求めたところ、96m/minとなつた。また誘導区
間の発生や塗布開始線近傍での塗膜の厚塗りは認められ
なかつた。
実施例−2 三酢酸セルロースフイルム(厚さ135μ)上にゼラチ
ン下塗層を塗設し写真用支持体を調製した。この支持体
上に第2表に示す塗布液をスライドビード法を用いて、
80m/分の塗布速度で3層同時塗布を行なつた。但し
増粘剤として、ポリ〔p−スチレンスルホン酸ナトリウ
ム〕の極限粘度〔η〕(0.1N NaCl 30℃)、
〔η〕=0.45,〔η〕=0.93、〔η〕=1.
4、〔η〕=2.7、〔η〕=7.0と変化させたもの
をそれぞれ用いてI、II、III液の粘度が40CPにな
るように増粘剤の添加量を変えて、I、II、III液を調
製した。また、I、II、III液の塗布量はそれぞれ20c
c/m2、20cc/m2、15cc/m2であつた。
塗布性の評価は乾燥された表面を肉眼で透過光でもつて
観察した。結果を第3表に示す。
第3表より明らかな如く、増粘剤ポリ〔p−スチレンス
ルホン酸ナトリウム〕の〔η〕が0.45、0.93、
1.4のものを用いた場合には塗布ムラは全く見られな
かつた。
一方〔η〕が2.7、7.0のものを用いた場合には塗
布ムラの発生が明らかに認められた。
実施例−3 (1)上位乳剤層用ハロゲン化銀乳剤の調製 ダブルジエツト法によりアンモニアの存在下で沃臭化銀
(沃化銀1.5モル%)球状粒子を形成し(平均粒子サ
イズ1.0μ)、塩化金酸塩及びチオ硫酸ナトリウムで
化学増感した。
化学増感終了後、分光増感色素として、アンヒドロ−
5,5′−ジクロロ−9−エチル−3,3′−ジ(3−
スルホプロピル)オキサカルボシアニン・ヒドロキシド
ナトリウム塩、沃化カリウム、重量平均分子量(▲
▼)60,000のポリアクリルアミド、カブリ防止
剤、塗布助剤等を添加し上位乳剤層用塗布液とした。
塗布液の比重は1.170、銀/ゼラチンの重量比は
1.30、ポリアクリルアミド/ゼラチンの重量比は
0.15であつた。
(2)平板状ハロゲン化銀粒子乳剤の調製 水1中にゼラチン30g、臭化カリ6gを加え60℃
に保つた容器中に攪拌しながら硝酸銀水溶液(硝酸銀と
して5g)と沃化カリ0.15gを含む臭化カリ水溶液
を1分間かけてダブルジエツト法で添加した。さらに硝
酸銀水溶液(硝酸銀として145g)と沃化カリ4.2
gを含む臭化カリ水溶液をダブルジエツト法で添加し
た。この時の添加流速は、添加終了時の流速が、添加開
始時の5倍となるように流量加速をおこなつた。添加終
了後、沈降法により35℃にて可溶性塩類を除去したの
ち40℃に昇温してゼラチン33gを追添し、pHを6.
7に調整した。得られた乳剤は投影面積直径が0.98
μm、平均厚み0.138μmの平板状粒子で沃化銀含
量は3モル%であつた。この乳剤に、金、イオウ増感を
併用して化学増感をほどこし、平板状沃臭化銀粒子の乳
剤を得た。
得られた乳剤にポリアクリルアミド、及びポリ〔p−ス
チレンスルホン酸ナトリウム〕の〔η〕=1.0のもの
を添加し平板状ハロゲン化銀粒子含有層用塗布液とし
た。
塗布液の比重は1.135、銀/ゼラチン重量比は1.
50、ポリアクリルアミド/ゼラチン重量比は0.15
であつた。ポリ〔p−スチレンスルホン酸ナトリウム〕
の添加量はゼラチンに対して1重量%であつた。
(3)表面保護層用塗布液の調製 ゼラチン、ポリ〔p−スチレンスルホン酸ナトリウム〕
(〔μ〕=1.0)、マツト剤としてポリメチルメタク
リレート粒子(平均粒子サイズ3.6μ)、サポニン、
特開昭58−203435号明細書に化合物例−1とし
て記載された2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−
トリアジン・ナトリウム塩及び重量平均分子量()
60,000のポリアクリルアミドからなる10%ゼラ
チン水溶液を調製し、表面保護層用塗布液とした。
(4)写真材料の作成 下塗済みの180μmの厚みを有するポリエチレンテレ
フタレートフイルム支持体上に、平板状ハロゲン化銀粒
子含有乳剤層、上位乳剤層及び表面保護層をこの順に、
同時押出し塗布法により塗布乾燥した。このとき、それ
ぞれの層の塗布液の粘度は40CPであり、塗布量は2
0cc/m2、20cc/m2、15cc/m2であり、塗布速度は9
0m/分であつた。
支持体の他方の側にも同様にして前記3層を同じ順に塗
布し写真材料を作成した。塗布性は両面共に良好であつ
た。
実施例−4 下塗りを施した三酢酸セルロースフイルム支持体上に、
下記に示すような組成の各層よりなる多層カラー感光材
料である試料を作成した。
(感光層の組成) 塗布量はハロゲン化銀およびコロイド銀については銀の
g/m2単位で表わした量を、またカプラー、添加剤およ
びゼラチンについてはg/m2単位で表わした量を、また
増感色素については同一層内のハロゲン化銀1モルあた
りのモル数で示した。
第1層(ハレーシヨン防止剤) 黒色コロイド銀…………………………0.2 ゼラチン…………………………………1.3 カラードカプラーC−1……………0.06 紫外線吸収剤UV−1…………………0.1 同上UV−2 …………………0.2 分散オイルOil −1 ………………0.01 同上Oil −2 ………………0.01 第2層(中間層) 微粒子臭化銀 (平均粒径0.07μ) …………0.15 ゼラチン…………………………………1.0 カラードカプラーC−2……………0.02 分散オイルOil −1 ………………0.1 第3層(第1赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(沃化銀2モル%、 平均粒径0.3μ) ………………銀0.4 ゼラチン…………………………………0.6 増感色素I ……………………1.0×10-4 増感色素II ……………………3.0×10-4 増感色素III …………………………1×10-5 カプラーC−3………………………0.06 カプラーC−4………………………0.06 カプラーC−8………………………0.04 カプラーC−2………………………0.03 分散オイルOil −1 ………………0.03 同上Oil −3 ………………0.012 第4層(第2赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(沃化銀5モル%、 平均粒径0.5μ) …………………0.7 増感色素I …………………………1×10-4 増感色素II …………………………3×10-4 増感色素III …………………………1×10-5 カプラーC−3………………………0.24 カプラーC−4………………………0.24 カプラーC−8………………………0.04 カプラーC−2………………………0.04 分散オイルOil −1 ………………0.15 同上Oil −3 ………………0.02 第5層(第3赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(沃化銀10モル%、 平均粒径0.7μ) ………………銀1.0 ゼラチン…………………………………1.0 増感色素I …………………………1×10-4 増感色素II …………………………3×10-4 増感色素III …………………………1×10-5 カプラーC−6………………………0.05 カプラーC−7…………………………0.1 分散オイルOil −1…………………0.01 同上Oil −2 …………………0.05 第6層(中間層) ゼラチン…………………………………1.0 化合物Cpd-A ………………………0.03 分散オイルOil −1…………………0.05 第7層(第1緑感乳剤層) 沃臭化銀乳化剤(沃化銀4モル%、 平均粒径0.3μ)…………………0.30 増感色素IV …………………………5×10-4 増感色素VI …………………0.3×10-4 増感色素V …………………………2×10-4 ゼラチン…………………………………1.0 カプラーC−9…………………………0.2 カプラーC−5………………………0.03 カプラーC−1………………………0.03 分散オイルOil −1 …………………0.5 第8層(第2緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(沃化銀5モル%、 平均粒径0.5μ)……………………0.4 増感色素IV …………………………5×10-4 増感色素V …………………………2×10-4 増感色素VI …………………0.3×10-4 カプラーC−9………………………0.25 カプラーC−1………………………0.03 カプラーC−10…………………0.015 カプラーC−5………………………0.01 分散オイルOil −1 …………………0.2 第9層(第2緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(沃化銀6モル%、 平均粒径0.7μ) ……………銀0.85 ゼラチン…………………………………1.0 増感色素VII …………………3.5×10-4 増感色素VII …………………1.4×10-4 カプラーC−11……………………0.01 カプラーC−12……………………0.03 カプラーC−13……………………0.20 カプラーC−1 …………………0.02 カプラーC−15……………………0.02 分散オイルOil −1…………………0.20 分散オイルOil −2…………………0.05 第10層(イエローフイルター層) ゼラチン…………………………………1.2 黄色コロイド銀………………………0.08 化合物Cpd−B………………………0.1 分散オイルOil −1……………………0.3 第11層(第2青感乳剤層) 単分散沃臭化銀乳剤(沃化銀4モル%、 平均粒径0.3μ) ……………銀0.4 ゼラチン…………………………………1.0 増感色素IX ………………………2×10-4 カプラーC−14………………………0.9 カプラーC−5 ……………………0.07 分散オイルOil −1……………………0.2 第12層(第2青感乳剤層) 沃臭化銀(沃化銀10モル%、 平均粒径1.5μ) ……………銀0.5 ゼラチン ………………………………0.6 増感色素IX ………………………1×10-4 カプラーC−14……………………0.25 分散オイルOil −1…………………0.07 第13層(第1保護層) ゼラチン ………………………………0.8 紫外線吸収剤UV−1…………………0.1 同上UV−2 …………………0.2 分散オイルOil −1 ………………0.01 同上Oil −2 ………………0.01 第14層(第2保護層) 微粒子臭化銀 (平均粒径0.07μ)………………0.5 ゼラチン………………………………0.45 ポリメチルメタアクリレート粒子 (直径1.5μ)………………………0.2 硬膜剤H−1 …………………………0.4 ホルムアルデヒドカスベンジヤー S−1 …………………………………0.5 ホルムアルデヒドスカベンジヤー S−2 …………………………………0.5 各層には上記の成分の他に、ポリ〔p−スチレンスルホ
ン酸ナトリウム〕の〔η〕=1.0のものを第4表に示
す粘度になるように添加し、さらに界面活性剤(ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム)を塗布助剤として添
加した。以上のようにして作成した塗布液を第4表に示
す組み合せで多層同時塗布と乾燥を4回繰り返して感光
材料を作成したところ塗布面状は良好であつた。
次に本発明に用いた化合物の化学構造式または化学名を
下に示した: UV−1 UV−2 Oil−1 リン酸トリクレジル Oil−2 フタル酸ジブチル Oil−3 フタル酸ビス(2−エチルヘキシル) C−1 C−2 C−3 C−4 C−5 C−6 C−7 C−8 C−9 C−10 C−11 C−12 C−13 C−14 C−15 増感色素I 増感色素II 増感色素III 増感色素IV 増感色素V 増感色素VI 増感色素VII 増感色素VIII 増感色素IX H−1 S−1 S−2 この写真要素にタングステン光源を用い、フイルターで
色温度を4800゜Kに調整した25CMSの露光を与えた
後、下記の処理工程に従つて38℃で現像処理を行つ
た。現像の結果、良好な写真性を示すことが確認され
た。
カラー現像 3分15秒 漂白 6分30秒 水洗 2分10秒 定着 4分20秒 水洗 3分15秒 安定 1分05秒 各工程に用いた処理液組成は下記の通りであつた。
カラー現像液 ジエチレントリアミン五酢酸 1.0g 1−ヒドロキシエチリデン−1, 1−ジホスホン酸 2.0g 亜硫酸ナトリウム 4.0g 炭酸カリウム 30.0g 臭化カリウム 1.4g 沃化カリウム 1.3mg ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.4g 4−(N−エチル−N−β−ヒ ドロキシエチルアミノ)−2 −メチルアニリン硫酸塩 4.5g 水を加えて 1.0 pH10.0 漂白液 エチレンジアミン四酢酸第二鉄 アンモニウム塩 100.0g エチレンジアミン四酢酸第二ナト リウム塩 10.0g 臭化アンモニウム 150.0g 硝酸アンモニウム 10.0g 水を加えて 1.0 pH6.0 定着液 エチレンジアミン四酢酸第二ナト リウム塩 1.0g 亜硫酸ナトリウム 4.0g チオ硫酸アンモニウム水溶液 (70%) 175.0ml 重亜硫酸ナトリウム 4.6g pH6.6 安定液 ホルマリン(40%) 2.0ml ポリオキシエチレン−p−モノ ノニルフエニルエーテル(平 均重合度10) 0.3g 水を加えて 1.0 実施例−5 ポリエチレンで両面をラミネートした紙支持体上に、次
の第1層から第7層からなる感光層を塗布してカラー感
光材料を作成した。第1層を塗布した側のポリエチレン
は、二酸化チタンおよび微量の群青を含有する。
(感光層構成) 各成分に対応する数字は、g/m2の単位で表わした塗布
量を示し、ハロゲン化銀については銀換算塗布量を示
す。
第1層(青感層) 塩臭化銀乳剤 (臭化銀80モル%) ……………銀0.30 イエオローカプラー(*1)………………0.70 同上溶媒(TNP) ……………………0.15 ゼラチン ………………………………1.20 第2層(中間層) ゼラチン ………………………………0.90 ジ−t−オクチルハイドロキノン ……0.05 同上溶媒(DBP) ……………………0.10 第3層(緑感層) 塩臭化銀乳化剤 ……………………銀0.45 (臭化銀70モル%) マゼンタカプラー(*2) ………………0.35 同上溶媒(TOP) ……………………0.44 退色防止剤(*3/*4)……0.05/0.10 ゼラチン ………………………………1.00 第4層(紫外線吸収性中間層) 紫外線吸収剤(*5/*6/*7) …………0.06/0.25/0.25 同上溶媒(TNP) ……………………1.20 ゼラチン ………………………………1.50 第5層(赤感層) 塩臭化銀乳化剤 (臭化銀50モル%) ……………銀0.20 シアンカプラー(*8/*9) ………0.2/0.2 カプラー溶剤 (TNP/DBP) …………0.10/0.20 ゼラチン …………………………………0.9 第6層(紫外線吸収性中間層) 紫外線吸収剤(*5/*6/*7) …………0.06/0.25/0.25 同上溶媒(DBP) ……………………0.20 ゼラチン ………………………………1.5 第7層(保護層) ゼラチン ………………………………1.5 ここで、DBPはジブチルフタレートを、TOPはトリ
(n−オクチルホスフエート)を、TNPはトリ(n−
ノニルホスフエート)を表わし、化合物(*1)〜(*
9)を以下に化学構造式で示す。
(*1) (*2) (*3) (*4) (*5) (*6) (*7) (*8) (*9) 各乳剤層の分光増感剤として次の色素を使用した。
青感性乳剤層;4−{5−クロロ−2−〔5−クロロ−
3(4−スルホナトブチル)ベンゾチアゾリン−2−イ
ンデメチル〕−3−ベンゾチアゾリオ}ブタンスルホナ
ートトリエチルアンモニウム塩(ハロゲン化銀1モル当
たり2×10-4モル) 緑感性乳剤層;3,3′−ジ−(γ−スルホプロピル)
−5,5′−ジフエニル−9−エチルオキサカルボシア
ニンナトリウム塩(ハロゲン化銀1モル当たり2.5×
10-4モル) 赤感性乳剤層;3,3′−ジ−(γ−スルホプロピル)
−9−メチル−チアジカルボシアニンナトリウム塩(ハ
ロゲン化銀1モル当たり2.5×10-4モル) 各乳剤層のイラジエーシヨン防止染料としては次の染料
を用いた。
緑感性乳剤層; 赤感性乳剤層; 又、第1層〜第7層には第5表に示す粘度になるように
ポリ〔p−スチレンスルホン酸ナトリウム〕(〔η〕=
0.93)を添加した。
以上にようにして作成した塗布液を第5表に示す組み合
せで多層同時塗布と乾燥を2回繰り返えして感光材料
(試料101)を作成した。
次にポリ〔p−スチレンスルホン酸ナトリウム〕を
〔η〕=2.5のものに変更する以外は全く同様にして
試料102を作成した。試料101は塗布性良好であつ
たが試料102は塗布ムラが発生した。これらの試料に
引き伸ばし機(富士写真フイルム社製フジカラーヘツド
609)でセンシトメトリー用の階調露光を与えた後、
下記の処理工程により現像処理を行つた。試料104は
良好な写真性を示した。
処理工程 温度 時間 現像液 33℃ 3.5分 漂白定着液 33℃ 1.5分 水洗 28〜35℃ 3.0分 現像液 ニトリロトリ酢酸・3Na 2.0g ベンジルアルコール 15ml ジエチレングリコール 10ml NaSO 2.0g KBr 0.5g ヒドロキシルアミン硫酸塩 3.0g 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−〔β−(メ
タンスルホンアミド)エチル〕−p−フエニレンジアミ ン・硫酸塩 5.0g NaSO(1水塩) 30g 水を加えて1リツターにする(pH10.1) 漂白定着液 チオ硫酸アンモニウム(52wt% ) 150ml NaSO 15g NH〔Fe(EDTA)〕 55g EDTA・2Na 4g 水を加えて1リツターにする(pH6.9)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−13447(JP,A) 特開 昭56−108566(JP,A) 特開 昭52−115214(JP,A) 特開 昭58−199074(JP,A) 特開 昭54−1350(JP,A) 特公 昭57−6093(JP,B2) 特公 昭60−39022(JP,B2) 特公 昭60−23342(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下塗層を塗設した支持体上に少なくとも1
    層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写
    真感光材料の製造方法において、該ハロゲン化銀乳剤層
    又はその他の親水性コロイド層の塗布時の少なくとも最
    下層に、親水性コロイドと、極限粘度(〔η〕0.1N
    NaCl30℃)が0.4ないし1.5であるポリビニルベン
    ゼンスルホン酸を含有させて、80m/分ないし300
    m/分の範囲で塗布することを特徴とするハロゲン化銀
    写真感光材料の製造方法。
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