JPH0643221A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH0643221A
JPH0643221A JP4199570A JP19957092A JPH0643221A JP H0643221 A JPH0643221 A JP H0643221A JP 4199570 A JP4199570 A JP 4199570A JP 19957092 A JP19957092 A JP 19957092A JP H0643221 A JPH0643221 A JP H0643221A
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JP4199570A
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Inventor
Toyohiko Tanaka
豊彦 田中
Kouji Omika
宏二 五十殿
Koichi Tanaka
幸一 田中
Hiroshi Uemura
博 植村
Katsuyuki Nakano
勝幸 中野
Nobuhiro Okano
伸洋 岡野
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体集積回路の中央演算処理装置の機能試
験において、試験コストの低減および試験プログラムの
開発期間の短縮化を図る。 【構成】 CPU1の機能試験プログラムをコードメモ
リ2に格納する。機能試験プログラムに従って動作する
ときにCPU1が出力すると期待されるデータとコード
メモリ2の命令コードをデータメモリ3に格納する。機
能試験プログラムが実行されると、コードメモリ2およ
びCPU1から出力されるデータと、データメモリ3か
ら出力されるデータを順次、比較回路5で比較する。比
較した結果、同一のデータであれば、RESULT信号
33がローレベルになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央演算処理回路(以
下「CPU」と略称する)を核とする半導体集積回路、
特にCPUの機能試験を容易に行うことができる半導体
集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路は、いわゆる特定用途向
けとしてスタンダードセル方式によるものが多く用いら
れる。スタンダードセル方式では、予め設計されている
セルを組合わせて、所望の半導体集積回路を構成する。
スタンダードセル方式の半導体集積回路は、CPUの機
能を含む回路ブロック(以下「CPUブロック」と略称
する)を核(コア)として含み、各種制御に使われるこ
とが多い。半導体集積回路は、その製造工程上100%
の歩留まりを期待することはできず、個々に評価する必
要がある。CPUブロックを含む半導体集積回路の製造
後の評価試験では、CPUブロックおよび他のブロック
の機能試験を行ってから、全体の評価試験を行ってい
る。
【0003】従来のCPUを含む半導体集積回路の機能
試験では、機能毎にブロックに分割し、各ブロックに対
して機能試験を実施している。CPUブロックの場合も
同様に、他のブロックから機能分離して、機能試験を実
施している。この場合の試験方法は、CPUと外部試験
装置とを接続し、CPUを動作させるための条件をCP
Uに入力することによって設定し、その入力条件に対す
る出力状態を外部記憶装置でモニタすることによってC
PUの機能を確認する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
のCPUブロックの機能試験では、外部試験装置からC
PUへ入力するための端子およびCPUの出力状態をモ
ニタするための端子の数が多く必要で、また機能試験の
内容が複雑である。そのため、高機能の外部試験装置が
必要である。さらに、機能試験をする場合、半導体集積
回路内での信号の遅延を考慮する必要がある。したがっ
て、同一のCPUブロックを使用しても、半導体集積回
路のシステム構成が異なる毎に、外部試験装置における
試験信号のタイミングの検討を要し、試験プログラムの
開発期間も長くなる。
【0005】本発明の目的は、半導体集積回路のCPU
ブロックの機能試験において、試験コストの低減および
試験プログラムの開発期間の短縮化を図る半導体集積回
路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、中央演算処理
回路を有する半導体集積回路において、中央演算処理回
路の機能試験プログラム用コードを格納するコードメモ
リ回路と、機能試験プログラムに従って動作するときに
中央演算処理回路が出力すると期待されるデータを格納
するデータメモリ回路と、予め定める試験用入力に応答
し、中央演算処理回路から出力されるアドレス信号によ
って選択されるコードメモリ回路内の機能試験プログラ
ム用コードに従って中央処理回路を動作させ、動作中の
中央演算処理回路から出力されるデータと、前記アドレ
ス信号によって選択されるデータメモリの格納内容とを
比較し、比較結果に基づいて中央演算処理装置の故障の
有無を検出する制御回路とを含むことを特徴とする半導
体集積回路である。
【0007】
【作用】本発明に従えば、CPUブロックの機能試験を
行うことができる半導体集積回路は、コードメモリ回路
と、データメモリ回路と、制御回路とを含む。コードメ
モリ回路は、中央演算処理回路の機能試験プログラム用
コードを格納する。データメモリ回路は、機能試験プロ
グラムに従って動作するときに中央演算処理回路を出力
すると期待されるデータを格納する。制御回路は、予め
定める試験用入力に応答し、中央演算処理回路から出力
されるアドレス信号によって選択されるコードメモリ回
路内の機能試験プログラム用コードに従って中央演算処
理回路を動作させ、動作中の中央演算処理回路から出力
されるデータと、前記アドレス信号によって選択される
データメモリの格納内容とを比較し、比較結果に基づい
て中央演算処理回路の故障の有無を検出する。したがっ
て、中央演算処理装置の機能試験において、中央演算処
理装置の少数の入出力端子を使用することで試験を行う
ことができ、高機能の外部試験装置は不要である。しか
も、半導体集積回路のシステム構成に依存しない試験プ
ログラムで試験が可能になることによって、試験コスト
の低減および試験プログラムの開発期間の短縮化を図る
ことができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の半導体集積回路
の概略的な電気的構成を示すブロック図である。CPU
1は機能試験の対象となる中央演算処理装置である。コ
ードメモリ2は、CPU1の機能試験を行うためのプロ
グラムの命令コードなどが格納されている。データメモ
リ3は、CPU1が機能試験プログラムに従って動作す
るとき、CPU1から出力されると期待されるデータ、
すなわち期待値を格納している。また、コードメモリ2
と同一の命令コードを同じアドレスに格納している。C
PU1からコードメモリ2およびデータメモリ3へのア
ドレスの指定は、アドレスバス4を介して行われる。比
較回路5は、CPU1から出力されるデータと、データ
メモリ3から出力されるデータとを比較する。CPU1
から比較回路5へのデータの出力は、データバス6を介
して行われる。また、データメモリ3から比較回路5へ
のデータ出力は、データライン7、ラッチ回路8および
データライン9を介して出力される。なお、比較回路5
の故障検出のために、データメモリ3にコードメモリ2
とは異なるコードを格納してもよい。ラッチ回路8は、
データメモリ3の出力データをラッチし、制御信号発生
回路11から出力されるゲート(GATE)信号によっ
て、ラッチのタイミングが制御される。GATE信号が
入力されない場合は、データメモリ3の出力データが、
そのまま比較回路5へ出力される。
【0009】デコーダ13は、コードメモリ2のデータ
読出し(RMRD1)信号15を発生させるためのデコ
ーダである。デコーダ14は、データメモリ3のデータ
読出し(RMRD2)信号16を発生させるためのデコ
ーダである。デコーダ13およびデコーダ14には、C
PU1から出力されるバスアクノレージ(BUSAK)
信号20、M1サイクル(M1)信号21、メモリリク
エスト(MREQ)信号22、IOリクエスト(IOR
Q)信号23、リード(RD)信号24およびライト
(WR)信号25が入力される。制御信号発生回路11
は、CPU1の制御信号を発生させるための回路で、C
PU1からアドレスバス4を介してアドレスの指定を行
うことによって、任意の制御信号を発生させることがで
きる。制御信号発生回路11では、割込み要求(IN
T)信号26、ノンマスカブル割込み(NMI)信号2
7、バスリクエスト(BUSRQ)信号28およびウエ
イト(WAIT)信号29を出力することができる。
【0010】また、クロック(CKL)信号30、リセ
ット(RESET)信号31は、機能試験の条件を設定
するために、外部よりCPU1へ入力する信号である。
テスト(TEST)信号32は、CPU1を試験可能状
態にするための信号である。試験結果(RESULT)
信号33は、比較回路5の判定結果を出力し、機能試験
の結果を確認することができる。参照符40は、機能試
験を行うCPUブロックを示す。
【0011】CPUブロック40の機能試験を実施する
場合、外部機能試験装置からCPU1にローレベルのT
EST信号32を入力する。(CPU1へ入出力する制
御信号は全てローレベルで有効である。)これによっ
て、制御信号発生回路11、デコーダ回路13およびデ
コーダ回路14が動作状態になる。またこのとき、CP
Uブロック40外部の制御信号38、アドレスバスおよ
びデータバス39は、ハイインピーダンス状態となり、
CPUブロック40から分離され、CPUブロック40
は試験可能状態となる。
【0012】次に、外部試験装置よりCPU1にCLK
信号30およびローレベルのRESET信号31を入力
する。これによって、CPU1は初期状態に設定され、
プログラムカウンタは#0000から動作を開始する。
このときCPU1は、#0000番地の命令の読出しサ
イクル(略称「フェッチサイクル」)に入る。またCP
U1は、コードメモリ2およびデータメモリ3に対し
て、MREQ信号22、RD信号24を出力する。これ
によって、デコーダ13の出力RMRD1信号15およ
びデコーダ14の出力RMRD2信号はローレベルとな
り、コードメモリ2とデータメモリ3は読出し可能状態
となる。次に、コードメモリ2の#0000番地の内容
がCPU1によって読出される。このとき、データメモ
リ3の#0000番地には、コードメモリ2と同じ命令
コードを格納されているので、CPUブロック40の機
能が正常であれば、コードメモリ2より出力されるデー
タと、データメモリ3より出力されるデータは同一であ
る。したがって、比較回路5より出力されるRESUL
T信号33はローレベルになる。次にCPU1のプログ
ラムカウンタが自動的に増加して、CPU1が命令コー
ドを解読し、その内容によって書込みサイクルに入る。
この場合、CPU1から書込みのためのアドレス信号A
xx〜A0およびWR信号25が出力される。さらに、
命令コードの内容がメモリへの書込み命令の場合、MR
EQ信号22が出力され、入出力部への書込みの場合
は、IORQ信号23が出力される。このとき、デコー
ダ13の出力のRMRD1信号15はハイレベルとな
り、コードメモリ2は読出しできない状態となる。また
デコーダ14の出力のRMRD2信号16はローレベル
となりデータメモリ3は読出し可能な状態となる。この
場合、CPU1から指定されるデータメモリ3のアドレ
スに、CPU1のデータバスから出力される出力期待値
を予め格納されている。これによって、CPUの機能が
正常であれば、比較回路5に入力されるCPU1の出力
データと、データメモリ3の出力データはが等しくな
り、RESULT信号33はローレベルで出力される。
したがって、CPUの機能が正常であると判断すること
ができる。以後、CPU1は順次プログラムカウンタを
増加させ、前述の処理を繰返してCPUブロック40の
機能試験を行う。
【0013】図2は、図1図示のデコーダ回路13の電
気回路図である。NANDゲート41の入力には、RD
信号24とMREQ信号22とが与えられる。NAND
ゲート42の入力には、RD信号24とIORQ信号2
3とが与えられる。NANDゲート43の入力にはIO
RQ信号23とM1信号21とが与えられる。NORゲ
ート44の入力には、NANDゲート41,42および
43の出力とBUSAK信号20とが与えられる。NA
NDゲート45の入力には、NORゲート44の出力と
TEST信号32とが与えられる。これらのゲート41
〜45の入力は全て負論理である。また各ゲートから入
出力される制御信号は、全てローレベルで有効となる。
各ゲートの称呼は、図2以下入力側の論理にはよらず、
出力側の論理によって定めている。RD信号24とMR
EQ信号22がローレベルであるとき、NANDゲート
41はローレベルの信号を出力する。この信号がNOR
ゲート44に入力されると、NORゲート44はローレ
ベルの信号を出力する。この信号と、ローレベルのTE
ST信号32がNANDゲート45に入力されると、N
ANDゲート45はローレベルのRMRD1信号15を
出力する。したがって、RD信号24、MREQ信号2
2およびTEST信号32がローレベルのとき、RMR
D1信号15がローレベルで出力される。同様に、RD
信号24、IORQ信号23およびTEST信号32が
ローレベルのとき、RMRD1信号15がローレベルで
出力され、IORQ信号23、MI信号21およびTE
ST信号32がローレベルのとき、RMRD1信号15
がローレベルで出力される。また、BUSAK信号20
およびTEST信号32がローレベルのとき、RMRD
1信号15がローレベルで出力される。
【0014】図3は、図1図示のデコーダ回路14の電
気回路図である。NANDゲート51の入力には、RD
信号24とMREQ信号22とが与えられる。NAND
ゲート52の入力には、RD信号24とIORQ信号2
3とが与えられる。NANDゲート53の入力には、I
ORQ信号23とM1信号21とが与えられる。NAN
Dゲート54の入力にはIORQ信号23とWR信号2
5とが与えられる。NANDゲート55の入力には、W
R信号25とMREQ信号22とが与えられる。NOR
ゲート56の入力には、NANDゲート51〜55の出
力と、BUSAK信号20とが与えられる。NANDゲ
ート57の入力にはORゲート56の出力とTEST信
号32とが与えられる。したがって、RD信号24、M
REQ信号22およびTEST信号32がローレベルの
とき、RMRD2信号16がローレベルで出力される。
同様に、RD信号24、IORQ信号23およびTES
T信号32がローレベルのとき、RMRD2信号16が
ローレベルで出力され、IORQ信号23、M1信号2
1およびTEST信号32がローレベルのとき、RMR
D2信号16がローレベルで出力される。また、IOR
Q信号23、WR信号25およびTEST信号32がロ
ーレベルのとき、RMRD2信号16がローレベルで出
力され、WR信号24、MREQ信号22およびTES
T信号32がローレベルのとき、RMRD2信号16が
ローレベルで出力される。さらに、BUSAK信号20
およびTEST信号32がローレベルのときRMRD2
信号16が出力される。
【0015】図4は、図1図示の比較回路5の電気回路
図である。ラッチ回路8からのデータDA0〜DA7と
データバス6からのデータDB0〜DB7の比較を行
う。回路ブロック90において、ANDゲート60の入
力には、ラッチ回路8からのデータDA0とデータバス
6からのデータDB0とが与えられる。ANDゲート7
0には、同様にデータDA0とデータDB0が与えられ
る。ANDゲート70の入力は負論理である。NORゲ
ート80の入力には、ANDゲート60および70の出
力が与えられる。回路ブロック91〜97も回路ブロッ
ク91と同様な回路構成を有し、データDA1〜DA7
およびDB1〜DB7が与えられる。NANDゲート1
01の入力には、ORゲート80〜87の出力が与えら
れる。バッファ100の入力には、NANDゲート10
0の出力が与えられる。バッファ101はRMRD2信
号16によって出力が制御され、RESULT信号33
を出力する。
【0016】したがって、データDA0およびDB0が
ハイレベルのとき、またはデータDA0およびDB0が
ローレベルのときは、NORゲート80はローレベルの
信号を出力される。さらに、NORゲート80〜81の
出力レベルが全てローレベルのときおよびRMRD2信
号16がローレベルのとき、RESULT信号33がロ
ーレベルで出力される。すなわち、データDA0〜DA
7とDB0〜DB7において、対応するデータの値が同
一で、RMRD2信号16がローレベルのときに、RE
SULT信号33がローレベルで出力される。
【0017】図5は、図1図示のラッチ回路8の電気回
路図である。データメモリ3からの出力データD0〜D
7をラッチして、比較回路5へ出力する。回路ブロック
150において、Dフリップフロップ110の入力にデ
ータD0が与えられ、クロック入力CKにはGATE信
号12が与えられる。ANDゲート120の入力には、
Dフリップフロップ110の出力QとGATE信号12
とが与えられる。ANDゲート130の入力には、デー
タD0が与えられ、もう一方の負論理の入力には、GA
TE信号12が与えられる。ORゲート140の入力に
は、ANDゲート120および130の出力が与えられ
る。回路ブロック151〜157においても、回路ブロ
ック150と同様な回路構成を有し、データD1〜D7
が与えられる。
【0018】Dフリップフロップ110のデータ入力D
にデータD0を入力し、同時にGATE信号12をロー
レベルからハイレベルに変化させると、GATE信号1
2の立上がりでデータD0がラッチされ、出力Qから出
力される。GATE信号12がハイレベルの状態の間、
出力Qの値は保持される。Dフリップフロップ110の
出力Qよりラッチされた信号が出力され、GATE信号
12がハイレベルのとき、ANDゲート120を介して
ORゲート140よりその信号が出力される。また、G
ATE信号12を常にローレベルに設定すると、データ
D0はANDゲート130を介してORゲート140よ
り出力される。他の回路ブロック151〜157におい
ても回路ブロック150と動作は同様である。したがっ
て、データD0〜D7は、GATE信号12がハイレベ
ルに変化したときラッチされ、GATE信号12がハイ
レベルの状態の間保持され、ORゲート140〜147
から出力される。GATE信号12がローレベルのとき
は、入力されたデータ信号D0〜D7の値がそのままO
Rゲート140〜147から出力される。
【0019】図6は、図1図示の制御信号発生回路11
の電気回路図である。NANDゲート160〜163の
入力には、アドレス信号A0〜A15が与えられる。N
ANDゲート160の入力のうち、アドレス信号A4が
与えられる入力以外は全て負論理になっている。NAN
Dゲート161の入力のうち、アドレス信号A5が与え
られる入力以外が全て負論理になっている。NANDゲ
ート162の入力のうち、アドレス信号A6が与えられ
る入力以外は全て負論理になっている。NANDゲート
163の入力のうち、アドレス信号A7が与えられる入
力以外は全て負論理になっている。したがって、アドレ
ス信号A0〜A15が#0010のとき、NANDゲー
ト160からBWAIT信号がローレベルで出力され、
アドレス信号A0〜A15が#0020のとき、NAN
Dゲート161からBBUSRQ信号がローレベルで出
力される。また、アドレス信号A0〜A15が#004
0とき、NANDゲート162からNMI信号27がロ
ーレベルで出力され、アドレス信号A0〜A15が#0
080のとき、NANDゲート163からINT信号2
6がローレベルで出力される。
【0020】NANDゲート170の入力には、6進カ
ウンタ171の出力Q0〜Q2とANDゲート160の
出力とが与えられる。NANDゲート170の出力は、
6進カウンタ171のリセット入力RSTに入力され
る。NORゲート172の入力には、6進カウンタの出
力Q0〜Q2が与えられる。バッファ173の入力に
は、NORゲート172の出力が与えられ、バッファ1
73の出力信号WAIT29はTEST信号32によっ
て制御される。NANDゲート180の入力には、6進
カウンタ181の出力Q0〜Q2とNANDゲート16
1の出力とが与えられる。NANDゲート180の出力
は、6進カウンタ181のリセット入力RSTに入力さ
れる。NORゲート182の入力には、6進カウンタの
出力Q0〜Q2が与えられる。バッファ183の入力に
は、NORゲート182の出力が与えられ、バッファ1
83の出力信号BURSQ28はTEST信号32によ
って制御される。NANDゲート162の出力はバッフ
ァ166に与えられ、TEST信号32がローレベルの
とき、バッファ166よりNMI信号27がローレベル
で出力される。NANDゲート163の出力はバッファ
168に与えられ、TEST信号32がローレベルのと
き、バッファ168よりINT信号26がローレベルで
出力される。NORゲート190の入力には、NORゲ
ート172および182の出力が与えれ、NORゲート
190よりGATE信号32が出力される。CLK信号
30は、6進カウンタ171および181のクロック入
力CLKに入力される。
【0021】6進カウンタ171のカウンタ値が#6の
とき、すなわち出力Q0〜Q1の出力が全てハイレベル
の状態のときに、BWAIT信号がローレベルで入力さ
れると、NANDゲート170の出力がローレベルにな
る。したがって、6進カウンタ171のリセット入力R
STはローレベルになり、カウンタ値がリセットされ、
#0になる。この状態で、クロック入力CLKにCLK
信号30を入力すると、CLK信号30の立上がりでカ
ウントを行い、出力Q0〜Q2にそのカウント値が出力
される。出力端子Q0〜Q2の出力は,ローレベルで有
効となり、カウント値が#0から#6になるまでは、出
力Q0〜Q2の出力のうち、いずれかはローレベルにな
る。そのとき、ORゲート172の出力値は,常にロー
レベルとなる。したがって、TESTモードにおいてB
WAIT信号がローレベルで入力され、6進カウンタが
カウントを開始してからカウント値が#6になるまでの
間、WAIT信号29をローレベルで出力することがで
きる。
【0022】図7は、図6図示の制御信号発生の電気回
路において、WAIT信号を発生させる場合のタイムチ
ャートである。アドレス信号Axx〜A0の値が#00
10のとき、制御信号BWAITがローレベルで出力さ
れる。次に、6進カウンタ171は、入力RSTがロー
レベルになってリセットされ、出力Q0〜Q2はローレ
ベルになる。次にCLK信号が6進カウンタ171のク
ロック入力CLKに入力されるとカウントを開始し、そ
のカウント値が出力Q0〜Q2に出力される。出力Q1
〜Q2のうちの1つでもローレベルになると、同時にW
AIT信号がローレベルになり、GATE信号12がハ
イレベルとなる。この状態は、6進カウンタ171のカ
ウント値が#6になるまで保持される。図1図示のWA
IT信号29がローレベルでCPU1に入力されると、
CPU1は待機状態になり、WAIT信号29がハイレ
ベルになるまでその状態が続く。また、GATE信号1
2がハイレベルになると、ラッチ回路8が動作状態とな
り、アドレス信号Axx〜A0が#0010におけるデ
ータメモリ3から読出されたDATA200がラッチさ
れる。このラッチされた値は、GATE信号12がロー
レベルである間は保持される。CPU1の機能が正常で
あれば、WAIT信号29がローレベルの間、アドレス
信号Axx〜A0の値は固定されるので、コードメモリ
2から出力されたDATA201は一定である。したが
って、データメモリ3のDATA200とコードメモリ
2のDATA201は、共に同じアドレスのデータにな
るので同一である。これによって、比較回路5のRES
ULT信号33の出力はローレベルになる。しかし、C
PU1の機能が正常ではなく、WAIT信号29がロー
レベルの間でも、待機状態とならない場合は、参照符2
05の状態のCLK信号が入力されると、プログラムカ
ウンタを増加させる。その場合CPU1は、コードメモ
リ2から次のアドレスに格納される命令コード202を
読出す。したがって、この場合のデータメモリ3のデー
タ200とコードメモリ2の出力データ202とは異な
るので、RESULT信号33はハイレベルとなり、C
PU1の機能の不良を検出することができる。INT信
号26、NMI信号27およびBUSRQ信号28など
の制御信号もこのようにして機能試験を行うことができ
る。
【0023】CPUブロック40を実動作状態にするに
は、TEST信号32をハイレベルで入力する。これに
よって、デコーダ13およびデコーダ14の出力信号R
MRD115およびRMRD216はハイレベルとな
り、コードメモリ2およびデータメモリ3はアクセスで
きない状態となる。また、制御信号発生回路11から出
力される制御信号もハイインピーダンス状態となり、C
PUブロック40外部の制御信号38が入力可能な状態
となる。したがって、CPUブロック40を実動作状態
にすることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、中央演算
処理装置の機能試験において、コードメモリ回路に格納
した機能試験プログラムを実行させ、コードメモリ回路
および中央演算処理装置から出力されるデータとデータ
メモリ回路から出力されるデータを比較することによっ
て、中央演算処理装置の故障の有無を検出することがで
きる。
【0025】したがって、中央演算処理装置の機能試験
において、中央演算処理装置の少数の入出力端子を使用
するだけで試験を行うことができ、高機能の外部試験装
置は不要である。また、中央演算処理装置を含むブロッ
クを多数内蔵した半導体集積回路において、少数の入出
力端子で1ブロック当たりの中央演算処理装置の試験が
行われるので、多数のブロックでの並列試験を容易に行
うことができる。しかも、半導体集積回路のシステム構
成に依存しない試験プログラムで試験が可能になること
によって、試験コストの低減および試験プログラムの開
発期間の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体集積回路の概略的な
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1図示のデコーダ回路13の電気回路図であ
る。
【図3】図1図示のデコーダ回路14の電気回路図であ
る。
【図4】図1図示の比較回路5の電気回路図である。
【図5】図1図示のラッチ回路8の電気回路図である。
【図6】図1図示の制御信号発生回路11の電気回路図
である。
【図7】図6図示の制御信号発生の電気回路において、
WAIT信号を発生させた場合のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 コードメモリ 3 データメモリ 4 アドレスバス 5 比較回路 6 データバス 7 データライン 8 ラッチ回路 9 データライン 11 制御信号発生回路 12 GATE信号 13 デコーダ回路 14 デコーダ回路 15 RMRD1信号 16 RMRD2信号 20 BUSAK信号 21 M1信号 22 MREQ信号 23 IORQ信号 24 RD信号 25 WR信号 26 INT信号 27 NMI信号 28 BUSRQ信号 29 WAIT信号 30 CLK信号 31 RESET信号 32 TEST信号 33 RESULT信号 38 制御信号 39 アドレスバス、データバス 40 CPUブロック
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01L 21/66 F 8406−4M (72)発明者 植村 博 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中野 勝幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岡野 伸洋 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央演算処理回路を有する半導体集積回
    路において、 中央演算処理回路の機能試験プログラム用コードを格納
    するコードメモリ回路と、 機能試験プログラムに従って動作するときに中央演算処
    理回路が出力すると期待されるデータを格納するデータ
    メモリ回路と、 予め定める試験用入力に応答し、中央演算処理回路から
    出力されるアドレス信号によって選択されるコードメモ
    リ回路内の機能試験プログラム用コードに従って中央処
    理回路を動作させ、動作中の中央演算処理回路から出力
    されるデータと、前記アドレス信号によって選択される
    データメモリの格納内容とを比較し、比較結果に基づい
    て中央演算処理装置の故障の有無を検出する制御回路と
    を含むことを特徴とする半導体集積回路。
JP4199570A 1992-07-27 1992-07-27 半導体集積回路 Pending JPH0643221A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6052806A (en) * 1994-08-26 2000-04-18 Stmicroelectronics Limited Method and apparatus for testing an integrated circuit device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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