JPH06348090A - 手差し可能な原稿自動給送装置 - Google Patents

手差し可能な原稿自動給送装置

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JPH06348090A
JPH06348090A JP13761593A JP13761593A JPH06348090A JP H06348090 A JPH06348090 A JP H06348090A JP 13761593 A JP13761593 A JP 13761593A JP 13761593 A JP13761593 A JP 13761593A JP H06348090 A JPH06348090 A JP H06348090A
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JP
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sheet material
tray
discharging
manual
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JP13761593A
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English (en)
Inventor
Tomohito Nakagawa
智仁 仲川
Masakazu Hiroi
雅一 広井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手差しで原稿を給送して読み取り後、その原
稿を読み取り位置から排出するとき、原稿の種類に応じ
て、原稿の傷み防止を優先させる方法と排出原稿の取り
扱い易さを優先させる方法を選択できるようにする。 【構成】 手差しトレイ15から給送されて読み取られ
た原稿をそのままスイッチバックさせて、略ストレート
に手差しトレイ15の下方の排出口へ戻す方法(原稿が
傷みにくい)と、読み取り後、自動給送時の排出パス
(反転パス)を通って原稿載置台3へ戻す方法(原稿の
取扱いが容易)を選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手差し可能な原稿自動給
送装置、詳細には、例えば複写機、レーザービームプリ
ンタ等の画像形成装置の画像読取部の所定位置に、原稿
台の原稿を1枚ずつ分離して送るとともに、手差し可能
な原稿自動給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿自動給送装置は、図6で示す
ように、トレイ107に載置されたシート材原稿を、自
動的に給送し、画像読み取りを行う画像形成装置101
のプラテンガラス104上の所定位置まで幅広ベルト1
05により搬送載置し、画像を読み取り、読み取り終了
後、プラテンガラスから排紙して、トレイ107に再載
置する。この原稿自動送り機能の他に、前記トレイとは
別に手差しトレイ102を設け(図中矢印方向に開閉可
能)、ユーザーが手差しでシート材原稿を送りたい時
は、手差しトレイ102を図中矢印方向に開き、手差し
トレイ102に連動するフラッパー103が原稿をプラ
テン104に導きやすくする為に、フラッパー先端がプ
ラテン104より上方に位置するように回動する。シー
ト材原稿Pが手差しトレイ102に載置されると、給紙
ローラ106により、ブラテンガラス104上に搬送さ
れ、画像読み取りが終了すると、図7で示すように、シ
ート材原稿Pは原稿自動給送装置100と画像形成装置
101の隙間から排出され、幅広ベルト105をプラテ
ンガラス104に押圧させる押圧コロ108のニップ部
の位置でシート材原稿の後端がニップされた状態でシー
ト材原稿Pを止める。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、原稿自動給送装置は種々の画像形成装置
に設置させる為、例えば図8に示すように、画像形成装
置101が原稿自動給送装置100より小さい時、また
は、同じ程度の大きさの場合、上記手差しモードで特に
ラージサイズのシート材原稿Pを給送し、排出時にはシ
ート材原稿Pは自重によりたわんでしまう。このためシ
ート材原稿Pの取り出す作業性が悪いばかりでなく、最
悪にはユーザがシート材原稿Pが排出されたことに気付
かない場合があった。
【0004】また、その対策として、例えば図9に示す
ように、排紙トレイ110を設けた場合、一般に手差し
モードは通常自動送りモードに比べて、使用される頻度
がかなり少ないのに、手差しモードの為に装置を大型化
してしまうなどの欠点があった。
【0005】また、手差しモード排出時に、再び手差し
トレイ102に再積載させる場合、手差し給紙の時にプ
ラテンガラス104にシート材原稿Pを導くフラッパー
103が、排出時にはプラテンガラス104より、フラ
ッパー先端が沈んでシート材原稿をすくい上げるように
揺動可能な駆動手段を設けなければならず、装置が複雑
且つコストが上がってしまうような欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれ
ば、手差しモード時には2つの排出方式を備え、ユーザ
ーがどちらかを操作部にて設定できることにより、ユー
ザーの意志を尊重しつつ手差しの操作性や原稿の保護性
を向上したものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って説明す
る。
【0008】図1において、原稿自動給送装置であるR
DF(本発明の循環式原稿自動給送装置)2は上方にト
レイ3を有し、その下方には駆動ローラ9及びターンロ
ーラ29に巻回された幅広ベルト10が配置されてい
る。幅広ベルト10は、画像形成装置である複写機本体
1のプラテン12上に当接していて、トレイ3上に上向
きに上から頁順に重ねて載置したシート材原稿Pを下か
ら1枚ずつ搬送してプラテン12の上の所定位置に載置
したり、プラテン12上のシート材原稿Pを上記トレイ
3上のシート材原稿束の上に搬出する。また、幅広ベル
ト内側にはベルト押圧コロ11が形成され、幅広ベルト
10をプラテン12に押圧することにより、シート材原
稿Pを搬送させる搬送力を得ている。
【0009】また、トレイ3には一対の幅方向規制板3
0がシート材原稿Pの幅方向にスライド自在に配置さ
れ、トレイ3に載置されるシート材原稿Pの幅方向を規
制して、シート材原稿Pの給送時の安定性と排出時の整
合性が確保されている。また、スライド自在な幅方向規
制板30には図示しないスライドボリュームが内蔵さ
れ、載置されるシート材原稿Pの幅方向の大きさが検知
できるようになっている。更に、トレイ3は、軸8を中
心に、駆動手段(図示略)と連結する揺動カム16と揺
動アーム17により、昇降動作が可能であり図2で示す
下方位置まで揺動することができる。
【0010】トレイ3に隣接して、半月状の給紙ローラ
4及びストッパー5が配接されており、ストッパー5は
駆動手段(図示略)により図1で示す点線の位置まで移
動可能で、トレイ3上にシート材原稿Pがセットされた
際は、ストッパー5により規制されて下流に進入できな
いようになっている。
【0011】そして複写機1の操作部で複写条件が入力
され、スタートキー(図示略)が押されると、上記スト
ッパー5が点線の位置まで沈み込み、シート材原稿Pは
給紙ローラ4の給送力を受けて下流部へ進出する。この
際、トレイ部上の幅方向規制板30内に内蔵された仕切
り部材19、20が最上位のシート材原稿Pの上に回転
して乗り上げ、未処理と処理済原稿の区別をする。
【0012】上記ストッパー5の下流には、分離部を構
成する搬送ローラ7及び分離ベルト6からなる分離部が
配設されていて、それぞれ矢印方向に回転してトレイ3
から進出してきたシート材原稿Pを1枚毎に分離して、
さらに下流側に搬送する。そして、一枚一枚分離された
シート材原稿は大ローラ21により、プラテン12に給
送し、幅広ベルト10に受け渡し、幅広ベルト10によ
りプラテン12上の所定位置Aに載置され、画像形成が
行われる。
【0013】プラテンの所定位置に原稿を停止させるた
めに、幅広ベルト10に入る前のパス中にセンサーを配
置し、原稿の後端がこのセンサーに検知されてからタイ
マーでカウントして、所定秒時後に幅広ベルト10を停
止させる。
【0014】画像形成が行われると、シート材原稿Pは
幅広ベルト10により大ローラ21と従動コロ22のニ
ップ位置まで送り込まれ、排紙ローラ25によりトレイ
3に排出され再積載される。
【0015】両面複写時は、上記と同じように大ローラ
21と従動コロ22のニップ位置まで送られ、フラッパ
ー24が図の点線位置に移動して搬送路を切り換え、大
ローラ21を巻回されるようにシート材原稿を反転さ
せ、プラテン12に再給紙する。
【0016】また、トレイ3の昇降動作はトレイ3上に
載置されるシート材原稿のサイズやコピーモードなどの
条件により行われる。本実施例では、シート材がハーフ
サイズで、片面コピー時に複写機本体のスタートキーが
押されると図2で示すように、トレイ3が下方位置に移
動して給紙を行う。なお、トレイ3が下方位置の時の排
出は、プラテン12上の所定位置にて画像形成が終わる
と、プラテン12の図示する右方向に搬送させ、フラッ
パー13(実線位置)により、すくい上げられ、排紙ロ
ーラ26、27、28によりトレイ3に再積載する。
【0017】次に手差し部について説明する(図1に
て)。RDF2の図示する右側には回動可能な手差しト
レイ15が設置され、矢印方向に開閉する。また手差し
トレイ15に連動してフラッパー13が軸14を中心に
揺動可能で、通常自動送りモード時は手差しトレイ15
が閉じているので、プラテンガラス12よりも下方に先
端が沈み込んでいる(図中実線位置)。
【0018】手差しトレイ15が開かれると、それと連
動してフラッパー13の先端は、プラテンガラス12よ
りも上方に揺動し、手差しトレイから給紙されるシート
材原稿の先端がプラテンの端部に引っかからないように
ガイドする(図中一点破線位置)。
【0019】なお、手差しトレイ15には開閉スイッチ
(図示略)が設置され、手差しトレイが開いている状態
の時は、自動送りモードを行うことができず、手差しモ
ードのみ可能である。
【0020】手差しトレイ15にシート材原稿Pが下向
きに載置されると、手差しセンサー31が反応し、自動
送りモード時の排紙手段も兼ねる手差し給紙ローラ26
が駆動し、シート材原稿を給送する。給送された原稿
は、先端をセンサー(プーリー29の上流側に配置され
ている)に検知されてから所定秒時だけ搬送され、先端
が前記所定位置Aに達すると停止する。光学系の走査に
より画像を読み取られるが、前述のトレイ3からの給紙
時とは逆方向からの読み取りになる(前述はA点に後端
が来るが、手差しの場合は先端が来る)。
【0021】手差しモードにて画像形成終了すると、
(1)シート材原稿Pをスイッチバックさせ、手差しト
レイ15の下方、つまりRDF2と複写機本体1との隙
間に排出させ、シート材原稿Pの後端が、幅広ベルト1
0をプラテン12に押圧させる押圧コロ11のニップ部
に位置する所まで搬送させ、ストップさせる排出方法
(従来の排出方法)と、(2)画像形成終了すると、シ
ート材原稿Pを大ローラ21と従動コロ22のニップ部
まで幅広ベルト10により搬送し、排出ローラ25にて
トレイ3に排出させるすなわち、自動送りモードと同様
の排出路を通して排出させる方法とを、ユーザーが複写
機1の操作部で選択できるようになっている。
【0022】なお、手差し給紙のシート材原稿がトレイ
3上に排出させるように設定されていた場合には、トレ
イ3の幅方向規制板30が最も開いている状態の時しか
排出されず、幅方向規制板30の位置は前記スライドボ
リュームにて検知する。
【0023】ユーザーが手差しモードを使用する場合、
そのシート材原稿は、自動送りモードでは給紙、分離で
きない規定外の紙種、たとえば、薄紙、厚紙、フリーサ
イズの原稿、FAX紙、切り貼り原稿などや、傷めたく
ない原稿の場合が多々有る。手差しモード時の搬送路は
前述したように、特に、屈曲したパスや、分離手段を通
さないので原稿は傷みにくい。
【0024】本実施例では、特に原稿を傷めたくない場
合、排出時はスイッチバックで手差しトレイ下部に排出
させる方式をユーザーの意志により操作部で設定するこ
とが可能である。一方、また前述した課題で、排出時の
作業性が気になる場合はトレイ3上に排出させる方式を
設定することができる。
【0025】なお、トレイ3上に排出させる場合は、大
ローラ21で搬送させる屈曲パスを通さなければなら
ず、たとえば厚紙などのシート材原稿を搬出させると、
紙が少々カール付けされる可能性がある。
【0026】つまり、作業性を重視する場合は、トレイ
3上に排出させ、特に原稿を傷めたくない場合は、スイ
ッチバックにて、手差しトレイ15下部に排出させるこ
とをユーザーが選択することが可能になるので、ユーザ
ーの用途にあった画像形成を行うことができる。
【0027】また、排出方法の設定は毎回行われなくて
も、初期に設定しておけば、常に設定した排出法に特定
させることも、メモリなどに記憶させることにより可能
であり、ユーザーが手差しモードを使用する時の、原稿
を傷めないことを重視するか、作業性を重視するか使用
頻度の多い方で設定することが可能である。
【0028】以下に、それぞれ排出方法を選択する時の
原稿の種類に対応した推奨方法を示す。
【0029】スイッチバック排出方法(モード)は、す
なわち、手差しトレイ15下部に排出する方式で、ほぼ
ストレートパスを搬送させるので、特に原稿が傷みにく
い排出方法であり、切り貼り原稿の貼り付けた紙がはが
れたりすることもなく、また厚紙原稿もカール付けされ
ることなく、搬送、排出することができるので、厚紙原
稿、切り貼り原稿時には、スイッチバック排出方法を選
択することを推奨する。
【0030】トレイ排出方法(モード)は、すなわち、
自動原稿送りモード時に使用するトレイ3に排出させる
方式で、大ローラ21を周回する屈曲パスを搬送させて
も、例えば、カール付けや引っ掛かりによる原稿が傷む
恐れのない、薄紙や普通紙原稿などを通す場合や、FA
X(ファックス)出力原稿、フリーサイズ原稿など、初
めからカールしている原稿を通す時など、むしろ作業性
を重視する場合は、スイッチバック法に比べて原稿を装
置から取り出しやすいトレイ排出方法を用いることを推
奨する。
【0031】なお、排出方法の設定はユーザーが希望す
るどちらの方式でも操作部にて選択可能にしているの
で、上述した選択方法は一例にすぎない。
【0032】さらに、上記初期設定状態が、シート載置
台に設定されている場合でも、例えば、複写動作を一時
中断して、手差し側から給紙を行う割込みモード時や、
シート載置台が幅規制されている(手差し給紙サイズ幅
よりも、狭い状態の時)、その状態でシート載置台へ、
手差し原稿の排出を許可すると、ジャムや、原稿が混じ
って区分けがしにくくなる等の問題点が発生する場合が
あるので、この様な場合には手差し給紙を禁止したり、
あるいはメッセージ(本体ディスプレイなどに)を出し
て、シート載置台の幅規制を解除させる様にしても良
い。
【0033】さらには上記場合には、初期設定状態がシ
ート載置台に設定されていても、手差し給紙を許可しス
キャニング後、自動的にシート載置台以外に前記シート
材原稿を排出する様にしても良い。
【0034】あるいは、初期設定状態をなくして、上記
場合(割込み、シート載置台の幅規制がある場合)に
は、シート載置台以外に排出し、それ以外の時はシート
載置台に排出する様にしても良い。
【0035】図3は、手差しモード時の動作を示すフロ
ー図である。
【0036】4−1で手差しトレイ15を開くと、手差
しトレイ開閉スイッチ(図示略)が反応し、手差しモー
ド4−2の状態になる。なお、手差しトレイ15を開く
とそれに連動するフラッパー13が移動し手差し供給方
向に位置するので自動送りモードは禁止される。
【0037】次に4−3で排出方法(スイッチバック排
出又はトレイ3に排出)を複写機本体にて設定する。あ
るいは、予め初期に設定することも可能なので、その場
合ここでは設定する必要はない。
【0038】次に原稿を手差しトレイに挿入して手差し
センサー31がONすると、プラテン12上の所定位置
ので搬送、載置され、画像形成が行われる(4−4、4
−5、4−6、4−7)。
【0039】次に、トレイ幅方向規制板30の位置が最
大に広がった位置以外の時は、トレイ3上に排出する設
定がなされていたとしても、スイッチバック排出方法に
て排出される。本実施例では手差し部にて、原稿の幅方
向サイズが検知を行わないので、どのサイズにおいても
トレイ3に排出させるためには、幅方向規制板30が最
大位置に広がった状態でないと排出できない(4−7、
4−8)。
【0040】また、手差しトレイにて割り込みモードを
行うことができる。図4は、割り込みモード時の動作を
示すフロー図であり、例えば、原稿自動送りモードでコ
ピー動作中に割り込む場合、操作部(複写機本体)にて
割り込みモードを設定すると(5−2)、原稿自動送り
モードでのコピー動作が中断し(5−3)、RDF2内
の搬送パス内の原稿がトレイ3上に戻される(5−
4)。
【0041】次に、複写機本体操作部に、手差しトレイ
15を開くメッセージを出すことにより、手差しトレイ
15を開く(5−5)。
【0042】次に原稿を手差しトレイに挿入して、手差
しセントーがONするとプラテン12上の所定位置まで
搬送、載置され、画像形成が行われる(5−6、5−
7、5−8、5−9)。
【0043】次に、スイッチバック排出方法にて排出さ
れ(5−10)、手差しトレイ15を閉じるメッセージ
を出すことにより、手差しトレイ15を閉めると、手差
しトレイ15の開閉スイッチが反応し(5−11)、中
断していた原稿自動送りモードでのコピーが再開始され
る(5−12)。
【0044】なお、割り込み原稿の排出は、スイッチバ
ック方法にて行い、トレイ3上の自動原稿送りモードの
原稿と混合させないために、手差し原稿の排出がトレイ
3上に排出させるように初期に設定されていたとして
も、割り込み原稿をスイッチバック方式にて排出する。
【0045】尚手差し時スイッチバックで戻さなくて
も、そのままプラテンの反対側からストレートに排出さ
せるようにしてもよい(特開昭55−15200号公
報)。
【0046】又は、必ずしも同じ原稿載置台3に戻すR
DFである必要はなく、他の排出専用のトレイに戻すも
のにも本発明は適用可能である(特開昭63−1806
30号公報)。
【0047】また、特開昭59−198239号公報の
ように、自動給紙と同じ側から手差ししてもよい。
【0048】図5は本発明の原稿自動送り装置2を備え
る複写装置1の全体を示す正断面図である。図におい
て、50はカセット、51は給紙ローラ、52、53は
搬送ローラ、54はレジストローラ、55は感光ドラ
ム、56は読み光学系、57は転写帯電器、58は定着
ローラ、59は排出ローラ、60は排紙トレイ、61は
フラッパ、62は再給紙パス、63は中間トレイ、64
は両面又は多重のときに切り換わるフラッパである。上
述構成において、原稿自動送り装置2からの、自動又は
手差しによる原稿の給送にタイミングをあわせて、カセ
ット50から給紙されたコピー紙がレジストローラ54
から給送される。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、手差しモード時に
は、2つの排出方式を備え、ユーザーがどちらかを操作
部にて設定できることにより、装置の大型化、コストア
ップなどをせずに、ユーザーの意志を尊重しつつ手差し
の操作性や、原稿の保護の信頼性を上げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図。
【図2】同図1の動作説明図。
【図3】手差し時のフロー。
【図4】割り込み手差し時のフロー図。
【図5】複写機の全体を示す縦断面図。
【図6】従来の実施例を示す縦断面図。
【図7】同図6の動作説明図。
【図8】同従来の欠点を拡大して示す図。
【図9】同従来の他の欠点を拡大して示す図。
【符号の説明】
1 画像形成装置(複写機) 2 シート材搬送装置(RDF) 3 トレイ 12 プラテンガラス 13 フラッパー 15 手差しトレイ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿載置台に積載されるシート材原稿を
    読取位置に搬送し、その後、このシート材原稿をトレイ
    に戻す原稿自動給送装置において、 前記原稿載置台とは別の手差し載置台を備え、 前記手差し載置台から給紙されたシート材原稿を排出す
    る排出方法は、前記原稿載置台とトレイ以外の排紙部に
    排出させる排出方法と、前記原稿載置台又はトレイに排
    出させる排出方法を備え、 どちらかの排出方法を選択可能な切換手段を有したこと
    を特徴とした手差し可能な原稿自動給送装置。
  2. 【請求項2】 原稿載置台がトレイを兼用する循環式原
    稿自動給送装置であることを特徴とする請求項1の手差
    し可能な原稿自動給送装置。
  3. 【請求項3】 原稿載置台上に載置されるシート材原稿
    の幅方向を規制する規制板と、 該規制板の位置を検知する検知手段と、 該手差し載置台から給紙されたシート材原稿を排出する
    際に、該検知手段による該規制板の位置が最大幅状態以
    外を検知した場合には、前記原稿載置台に排出させる排
    出方法を禁止する、又はメッセージなどを操作部などに
    表示させる制御手段を備えたことを特徴とした請求項2
    の手差し可能な原稿自動給送装置。
  4. 【請求項4】 原稿載置台に積載されるシート材原稿を
    搬送し、所定位置に載置し、該原稿載置台に再載置させ
    る動作中に、 該動作を中断させて、別のシート材原稿を該手差し載置
    台から搬送させる割り込みモードを備え、該割り込みモ
    ード時には、該原稿載置台に排出させる排出方法を禁止
    する又は、メッセージなどを操作部などに表示させる制
    御手段を備えたことを特徴とした請求項2の手差し可能
    な原稿自動給送装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜4のいずれかの原稿自動
    給送装置を備える画像形成装置。
JP13761593A 1993-06-08 1993-06-08 手差し可能な原稿自動給送装置 Pending JPH06348090A (ja)

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JP (1) JPH06348090A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998040794A1 (fr) * 1997-03-11 1998-09-17 Copyer Co. Ltd. Machine a copier
JP2002202641A (ja) * 2000-11-15 2002-07-19 Oce Technologies Bv ダブルシート検出器を備えたディジタル画像複写装置

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