JPH06281860A - 2群ズームレンズ - Google Patents

2群ズームレンズ

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JPH06281860A
JPH06281860A JP5068004A JP6800493A JPH06281860A JP H06281860 A JPH06281860 A JP H06281860A JP 5068004 A JP5068004 A JP 5068004A JP 6800493 A JP6800493 A JP 6800493A JP H06281860 A JPH06281860 A JP H06281860A
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lens
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aspherical
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Yuji Kamo
加茂裕二
Hideyasu Takato
高頭英泰
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ズーム比が2から2.5倍程度の低コストで
かつ高性能なコンパクトカメラ用の2群ズームレンズ。 【構成】 正の第1レンズ群G1と負の第2レンズ群G
2とを有するズームレンズにおいて、第1レンズ群G1
が、非球面を有するパワーの非常に小さいプラスチック
レンズL1、正レンズ群L2+L3からなり、第2レン
ズ群G2が、正レンズL4、非球面を有する負レンズL
5から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2群ズームレンズに関
し、特に、コンパクトカメラ等に使用されるバックフォ
ーカスの短いズームレンズであって、構成枚数が5〜6
枚で変倍比が2〜2.5倍程度のズームレンズに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンバクトカメラの低コスト化に
伴い、枚数の少ないズームレンズが提案されてきてい
る。レンズ枚数を4枚まで減らした先行技術として、特
開平3−127008号、特開平3−274516号の
ものがある。その構成は、第1群が負、正、第2群が
正、負のレンズで構成されている。また、その実施例は
非球面を多用し、ほとんどが両面非球面のガラスレンズ
を少なくとも1枚使用している。
【0003】また、プラスチックレンズを用いた先行技
術として、特開平3−116110号のものがある。プ
ラスチックレンズにおいては、温湿度変化に対して焦点
位置変化が生じるという問題があった。それを考慮し
て、上記のものは、正レンズ、負レンズの2枚のプラス
チックレンズによって合成の焦点距離を大きくして、焦
点位置変化を小さくしたものであった。
【0004】そこで、本出願人は、特願平3−2739
85号において、プラスチックレンズを用いたズームレ
ンズを提案した。その構成は、第1群が、パワーの非常
に小さいレンズ、負レンズ、正レンズからなるものであ
った。
【0005】その他に、プラスチックレンズの温湿度対
策として、特開平4−161914号のものがあるが、
その構成は、第1群が、正レンズ、負レンズ、パワーの
小さいレンズ、正レンズからなり、ズーム比は2倍以下
であった。
【0006】また、構成枚数が6枚程度で非球面を用い
たズームレンズの先行技術として、特開昭62−569
17号、特開昭64−42618号のものがある。これ
らの構成は、第1群が、正、負、正、正配置であり、ズ
ーム比は2倍程度であった。そして、同様に、非球面は
ガラスレンズに使用している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平3−12
7008号、特開平3−274516号のもののよう
に、コンパクトカメラのズームレンズにおいて、低枚数
化を進めると、多くの非球面やガラスの両面非球面レン
ズを使用しなければならず、低コスト化という点では問
題があった。その上、レンズが偏心したときの性能劣化
のため、厳しい精度が要求されてきた。
【0008】また、特開平3−116110号のものの
ように、正レンズと負レンズの2枚のプラスチックレン
ズで合成の焦点距離を大きくして焦点位置変化の影響を
小さくしようとしても、各々のレンズの材質が異なれば
その傾向は異なり、その上、各々の形状変化をも考慮す
ると、焦点位置変化の予想はたいへん難しくなってしま
うという問題点があった。
【0009】本出願人が提案した特願平3−27398
5号において、これらの問題点を解決したが、ズーム比
が2倍程度に止まっていた。
【0010】また、特開平4−161914号のものの
ように、第1群にパワーの小さいレンズを配置しても、
その基本的構成は正、負、正であった。第1群がこのよ
うな構成になった場合、その負レンズはペッツバール和
と球面収差を補正するためそのパワーを強くしなくては
ならない上、その負レンズでディストーションも発生す
るので、正パワーで補正しなくてはならない。したがっ
て、レンズのパワーが強くなってしまい、コマ収差や非
点収差が補正しきれないという欠点がある。そのため、
そこに非球面を有するパワーの小さいレンズを配置して
も性能は向上しなかった。
【0011】さらに、特開昭62−56917号、特開
昭64−42618号のもののように、6枚構成で非球
面を用いたズームレンズにおいても、第1群の構成にお
いて上記の事項と同様のことが言える。収差補正上、負
レンズのパワーを強くしなくてはならず、特に特開昭6
2−56917号においては、余りに負レンズのパワー
が強いため、正の第1レンズの非球面は正のパワーが強
まる方向に構成しなくてはならず、このレンズタイプに
おいては各レンズのパワーが強いために、偏心したとき
に性能が劣化するため、組立時の精度も厳しくしなけれ
ばならなかった。また、その非球面はガラスレンズに使
用され、コストの点で問題がある上、ズーム比も2倍で
あった。
【0012】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、コンパクトカメラ用のズーム
レンズであって、本出願人による特願平3−27398
5号のものを発展させて、ズーム比が2から2.5倍程
度の低コストでかつ高性能な2群ズームレンズを提供す
ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の2群ズームレンズは、物体側から順に、正の第1レ
ンズ群と負の第2レンズ群とを有するズームレンズにお
いて、前記第1レンズ群が、物体側から順に、非球面を
有するパワーの非常に小さいプラスチックレンズ、正レ
ンズ群からなり、前記第2レンズ群が、物体側から順
に、正レンズ、非球面を有する負レンズから構成されて
いることを特徴とするもので、コンパクトカメラ用のバ
ックフォーカスの短いズームレンズである。
【0014】
【作用】以下、上記構成を採用した理由と作用について
説明する。本出願人による特願平3−273985号に
よるズームレンズは、正の第1群を、物体側より、パワ
ーの非常に小さいレンズ、負レンズ、正レンズから構成
され、プラスチックレンズの温湿度変化による焦点距離
変動を小さくして、低価格でかつ小型で良好な性能を実
現していた。しかし、ズーム比を大きくして行くと、第
2群において、色収差、非点収差、コマ収差が発生して
きてしまう。その理由は、正レンズと負レンズで色収差
を補正するため、正レンズのパワーを大きくして行く
と、全長短縮のため負レンズのパワーも強くしなくては
ならない。そうすると、周辺で正パワーと負パワーのバ
ランスがとれなくなってきて、非点収差、コマ収差の補
正が難しくなるためである。
【0015】そこで、本発明では、第2群の負レンズに
非球面を使用して、周辺で正パワーと負パワーのバラン
スをとって、上記諸収差を補正することができた。
【0016】以上のようにして、本発明のズームレンズ
は、2から2.5倍のズーム比を有している上、低コス
ト、高性能化を達成することができた。
【0017】以下、後記する実施例1の広角端、標準状
態、望遠端におけるレンズ断面図である図1を参照にし
て、さらに説明する。第1レンズL1をパワーの非常に
小さい非球面を有するレンズ、第2レンズL2と第3レ
ンズL3を正レンズ群、第4レンズL4を正レンズ、第
5レンズL5を非球面を有する負レンズとする。また、
第1〜第3レンズL1〜L3を正の第1群G1、第4〜
第5レンズL4〜L5を負の第2群G2とする。
【0018】本発明のズームレンズにおいては、さらに
小型化かつ高性能にするためには、次の条件式(1)〜
(6)を満たすことが望ましい。
【0019】 0.6<F1 /fW <0.9 ・・・(1) ここで、F1 は第1群G1の焦点距離、fW は全系の広
角端での焦点距離である。この条件は、第1群G1の焦
点距離に関するもので、その上限の0.9を越えると、
バックフォーカスが短くなり、最終レンズの径が大きく
なって、そこに付いたゴミが写ったり、フィルム面の反
射によるフレアが発生しやすくなる。また、その下限の
0.6を越えると、第1群G1のパワーが強くなりす
ぎ、良好な収差補正ができなくなる。
【0020】 0.5<|F2 |/fW <0.9 ・・・(2) ここで、F2 は第2群G2の焦点距離である。この条件
は、第2群G2の焦点距離に関する条件式で、その上限
の0.9を越えると、第2群G2のパワーが弱くなりす
ぎ、移動量が増えて全長の増加を招く。また、その下限
の0.5を越えると、第2群G2のパワーが強くなりす
ぎ、良好な収差補正ができなくなる。
【0021】また、第1レンズL1はプラスチックレン
ズのため、パワーが大きくなると温湿度変化による焦点
位置変化が生じてしまう。そのため、次の条件を満たす
のが好ましい。
【0022】 −0.9<fT /f1 <0.9 ・・・(3) ここで、fT は全系の望遠端での焦点距離、f1 は第1
レンズL1の焦点距離である。この条件の上下限である
−0.9又は0.9を越えると、プラスチックレンズに
よる焦点位置の変化が無視できなくなってしまう。
【0023】また、第1レンズL1の非球面形状は、周
辺に向かって負のパワーが強くなるのが望ましい。ま
た、その両面が非球面であってもよい。
【0024】正レンズ群を形成している第2レンズL
2、第3レンズL3は、低コストの目的を達成するた
め、なるべく枚数が少ない方がよい。そこで、物体側よ
り、負、正又は正、負の構成にすれば、低コストで良好
な収差補正が可能になる。
【0025】第2レンズL2、第3レンズL3をそれぞ
れ負レンズ、正レンズで構成すれば、第1群G1の主点
が像側に移動するので、全長短縮に効果がある。
【0026】また、第2レンズL2、第3レンズL3を
それぞれ正レンズ、負レンズで構成すれば、第2レンズ
L2で発生したディストーションやコマ収差を第3レン
ズL3で補正することが可能になり、性能が向上する。
【0027】第2レンズL2、第3レンズL3を接合レ
ンズにしてもよく、その場合、色収差の補正効果が大き
くなる上、これらが部品として1つになるので、スムー
ズな組立工程が達成される。
【0028】第3レンズL3に関しては、その正パワー
を2つのレンズL31とL32に分割してもよい(実施
例7〜10)。この時、それぞれの正パワーは小さくな
り、収差発生も減るので、さらに高性能が達成できる。
しかし、正レンズが2枚になるため、負レンズ、又は、
負レンズ効果の補正手段が必要になってくる。ここで、
第2レンズL2のパワーを強くして補正しようとする
と、発明が解決しようとする課題の項で述べたように、
諸収差の発生の原因となってしまう。よって、第3レン
ズL3を分割した場合は、第1レンズL1の非球面で補
正するように、第2レンズL2は次の条件を満たした方
がよい。
【0029】 0.09≦(Rf +Rr )/(Rf −Rr )≦1 ・・・(4) ここで、Rf は第2レンズL2の物体側曲率半径、Rr
は第2レンズL2の像側曲率半径である。この上限の1
を越えると、第1レンズL1の非球面量が増え、非球面
の加工が難しくなる。また、その下限の0.09を越え
ると、第2レンズL2のパワーが強くなり、性能が低下
する。
【0030】また、前述と同様の理由により、第2レン
ズL2と第3レンズL3の分割した物体側のレンズL3
1を接合レンズにしてもよい。
【0031】次に、第4レンズL4、第5レンズL5
は、前述の理由のように、正レンズと負レンズで構成し
ているが、負レンズの非球面は、周辺に向かって負のパ
ワーが弱まる方向の形状がよい。そのように構成するこ
とにより、色収差を補正しつつ、周辺のコマ収差をも補
正することができる。その時、第5レンズL5の非球面
は、次の条件を満たした方がよい。
【0032】 1.0×10-3≦|ΔX|/fW ≦8.0×10-2 ・・・(5) ここで、|ΔX|は第5レンズL5の有効径での近軸曲
率半径からの非球面量である。この上限を越えて8.0
×10-2以上になると、色収差を補正したとき、第4レ
ンズL4のパワーが強くなりすぎ、コマ収差、非点収差
が大きく残ってしまい、好ましくない。また、その下限
の1.0×10-3を越えると、コマ収差、非点収差を補
正したとき、正レンズのパワーが弱くなり、色収差が残
ってしまい、好ましくない。
【0033】第4レンズL4は、物体側に凹面を向けた
正レンズとした方が、ディストーション及び非点収差の
補正に効果的である。
【0034】第4レンズL4、第5レンズL5のアッベ
数に関しては、次の条件式を満たした方がよい。
【0035】 4.0<νd L5−νd L4<30.0 ・・・(6) ここで、νd L4は第4レンズL4のアッベ数、νd L5
第5レンズL4のアッベ数である。この条件の上限の3
0.0を越えると、広角側から望遠側にかけての倍率色
収差の変動が大きくなる。また、その下限の4.0を越
えると、広角側から望遠側にかけての軸上色収差の変動
が大きくなってしまう。
【0036】
【実施例】以下、本発明の2群ズームレンズ実施例1〜
10を図面を参照にして説明する。実施例1から5は、
正の第1レンズ群G1と負の第2レンズ群G2からなる
2群ズームレンズで、ズーミングに際し、広角側から望
遠側にかけて第1群G1、第2群G2は物体側に互いに
その間隔を縮めながら移動する。これら実施例は、物体
側より、パワーの非常に小さいレンズL1、負レンズL
2、正レンズL3の第1群G1と、正レンズL4と非球
面を有する負レンズL5の第2群G2からなる実施例で
ある。第1レンズL1と第5レンズL5に非球面を有し
ているが、その他に非球面を用いてもよい。
【0037】実施例1は、図1に広角端(a)、標準状
態(b)、望遠端(c)におけるレンズ断面図を示すよ
うに、物体側に凸面を向けた弱いパワーのメニスカスレ
ンズL1、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL
2、両凸レンズL3、絞り、像側に凸面を向けた正メニ
スカスレンズL4、両凸負レンズL5からなり、第2レ
ンズL2と第3レンズL3は接合されている。非球面
は、第1レンズL1の物体側の面、第5レンズL5の物
体側の面に加えて、第4レンズL4の像側の面に用い
て、非点収差の変動を減らしている。
【0038】実施例2は、図2に図1と同様なレンズ断
面図を示すように、物体側に凸面を向けた弱いパワーの
メニスカスレンズL1、物体側に凸面を向けた負メニス
カスレンズL2、両凸レンズL3、絞り、像側に凸面を
向けた正メニスカスレンズL4、像側に凸面を向けた負
メニスカスレンズL5からなり、第2レンズL2と第3
レンズL3は接合されている。非球面は、第1レンズL
1の物体側の面、第5レンズL5の物体側の面に加え
て、強いパワーを持つ第3レンズL3の像側の面に用い
ており、球面収差の発生を小さくしている。
【0039】実施例3は実施例2とほぼ同様なレンズ配
置であり、非球面は、第1レンズL1の物体側の面、第
5レンズL5の物体側の面に加えて、第4レンズL4の
物体側の面に用いており、主にコマ収差の発生を小さく
している。
【0040】実施例4は実施例1とほぼ同様なレンズ配
置であり、非球面は、第1レンズL1の物体側の面、第
5レンズL5の物体側の面2面にしか用いておらず、基
本的には、2面でも性能はよい。
【0041】実施例5は実施例2とほぼ同様なレンズ配
置であり、非球面は、第1レンズL1の物体側の面、第
5レンズL5の物体側の面に加えて、第1レンズL1の
像側面に用いて、非点収差や球面収差を補正している。
【0042】実施例6は、図3に図1と同様なレンズ断
面図を示すように、物体側に凸面を向けた弱いパワーの
メニスカスレンズL1、両凸レンズL2、像側に凸面を
向けた負メニスカスレンズL3、絞り、像側に凸面を向
けた正メニスカスレンズL4、像側に凸面を向けた負メ
ニスカスレンズL5からなり、第2レンズL2と第3レ
ンズL3は接合されている。第1レンズL1から第3レ
ンズL3が第1群G1を構成し、第4レンズL4と第5
レンズL5が第2群G2を構成する。非球面は、第1レ
ンズL1の物体側の面、第5レンズL5の物体側の面に
加えて、第4レンズL4の像側の面に用いている。この
実施例は、第1群G1の正レンズ群を、実施例1〜5と
は逆に、正、負の構成にしたことにより、負レンズの補
正効果が大きくなり、ディストーションやコマ収差の発
生を小さくしている。
【0043】実施例7〜10は、物体側より、パワーの
非常に小さいレンズL1、負レンズL2、正レンズL3
1、正レンズL32の第1群G1と正レンズL4と非球
面を有する負レンズL5の第2群G2からなる実施例で
ある。実施例1〜5と同様に、第1レンズL1と第5レ
ンズL5に非球面を有しているが、その他に非球面を用
いてもよい。
【0044】実施例7は、図4に図1と同様なレンズ断
面図を示すように、物体側に凸面を向けた弱いパワーの
メニスカスレンズL1、両凹レンズL2、両凸レンズL
31、両凸レンズL32、絞り、像側に凸面を向けた正
メニスカスレンズL4、両凹レンズL5からなり、第2
レンズL2と第3レンズの分割された前側のレンズL3
1は接合されている。非球面は、第1レンズL1の物体
側の面、第5レンズL5の物体側の面2面に用いてお
り、非球面2面で十分性能の良いレンズが構成できるこ
とを示している。
【0045】実施例8は、図5に図1と同様なレンズ断
面図を示すように、像側に凸面を向けた弱いパワーのメ
ニスカスレンズL1、両凹レンズL2、両凸レンズL3
1、絞り、両凸レンズL32、像側に凸面を向けた正メ
ニスカスレンズL4、両凹レンズL5からなり、第2レ
ンズL2と第3レンズの分割された前側のレンズL31
は接合されている。非球面は、第1レンズL1の物体側
の面、第5レンズL5の物体側の面に加えて、第1レン
ズL1の像側面に用いており、絞り位置を分割された第
3レンズの間つまりL31、L32の間に配置して、上
側光束のカットを可能にして、その結果、コマ収差の補
正が楽になり性能が向上する。
【0046】実施例9は、図6に図1と同様なレンズ断
面図を示すように、像側に凸面を向けた弱いパワーのメ
ニスカスレンズL1、両凹レンズL2、両凸レンズL3
1、両凸レンズL32、絞り、像側に凸面を向けた正メ
ニスカスレンズL4、像側に凸面を向けた負メニスカス
レンズL5からなり、第2レンズL2と第3レンズの分
割された前側のレンズL31は接合されている。非球面
は、第1レンズL1の物体側の面、第5レンズL5の物
体側の面に加えて、第1レンズL1の像側面及び第3レ
ンズの分割された後側のレンズL32の像側の面の4面
に使用し、球面収差と非点収差の発生を小さくしてい
る。
【0047】実施例10は実施例9とほぼ同様なレンズ
配置であり、非球面は、第1レンズL1の物体側の面、
第5レンズL5の物体側の面に加えて、第1レンズL1
の像側の面に使用しており、第1群G1の収差発生をか
なり小さくしている。
【0048】以下に各実施例のレンズデータを示すが、
記号は、上記の外、fは焦点距離、FNOはFナンバー、
ωは半画角、fB はバックフォーカス、r1 、r2 …は
各レンズ面の曲率半径、d1 、d2 …は各レンズ面間の
間隔、nd1、nd2…は各レンズのd線の屈折率、νd1
νd2…は各レンズのアッベ数である。また、非球面形状
は、光軸方向をx、光軸に直交する方向をyとした時、
次の式で表される。
【0049】x=(y2/r)/[1+{1-P( y2/r2)}
1/2 ]+A44 +A66 +A88 + A1010 ただし、rは近軸曲率半径、Pは円錐係数、A4、A6
A8、A10 は非球面係数である。
【0050】実施例1 f = 39.3 〜 58.6 〜 87.3 FNO= 3.6 〜 5.3 〜 8.0 ω = 27.68 〜 20.01 〜 13.84 ° fB = 8.40 〜 27.08 〜 56.46 r1 = 27.9305(非球面) d1 = 2.972 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = 28.2870 d2 = 3.860 r3 = 182.7288 d3 = 1.492 nd2 =1.80518 νd2 =25.43 r4 = 28.9922 d4 = 9.059 nd3 =1.58904 νd3 =53.20 r5 = -17.1386 d5 = 1.020 r6 = ∞(絞り) d6 =(可変) r7 = -34.8961 d7 = 3.800 nd4 =1.51742 νd4 =52.41 r8 = -14.0728(非球面) d8 = 3.314 r9 = -11.1946(非球面) d9 = 1.500 nd5 =1.62041 νd5 =60.27 r10= 603.2023 非球面係数 第1面 P = 0.2083 A4 =-0.50613×10-4 A6 =-0.23409×10-6 A8 =-0.18797×10-8 A10=-0.37562×10-11 第8面 P = 1.0000 A4 = 0.46253×10-4 A6 =-0.17117×10-6 A8 = 0.39666×10-8 A10=-0.88487×10-11 第9面 P = 0.4686 A4 = 0.37011×10-4 A6 =-0.25047×10-6 A8 = 0.45294×10-8 A10=-0.12636×10-10
【0051】実施例2 f = 39.3 〜 58.6 〜 87.3 FNO= 3.6 〜 5.3 〜 8.0 ω = 27.70 〜 19.83 〜 13.84 ° fB = 8.38 〜 26.80 〜 54.57 r1 = 20.8500(非球面) d1 = 2.972 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = 20.5960 d2 = 3.950 r3 = 158.2728 d3 = 1.488 nd2 =1.76182 νd2 =26.55 r4 = 19.5147 d4 = 5.479 nd3 =1.53172 νd3 =48.90 r5 = -13.6443(非球面) d5 = 1.020 r6 = ∞(絞り) d6 =(可変) r7 = -29.9941 d7 = 2.800 nd4 =1.59551 νd4 =39.21 r8 = -17.4046 d8 = 4.529 r9 = -12.0415(非球面) d9 = 1.500 nd5 =1.61700 νd5 =62.79 r10= -505.1517 非球面係数 第1面 P = 0.6356 A4 =-0.75600×10-4 A6 =-0.65928×10-6 A8 =-0.36358×10-8 A10=-0.17207×10-10 第5面 P = 1.0000 A4 =-0.77610×10-5 A6 = 0.42218×10-7 A8 =-0.85332×10-8 A10= 0.83842×10-10 第9面 P = 1.0000 A4 = 0.35031×10-4 A6 = 0.19579×10-6 A8 =-0.20278×10-10 A10= 0.23826×10-10
【0052】実施例3 f = 39.3 〜 58.6 〜 87.3 FNO= 3.6 〜 5.3 〜 8.0 ω = 28.17 〜 20.13 〜 13.86 ° fB = 8.92 〜 26.34 〜 53.41 r1 = 22.8111(非球面) d1 = 2.972 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = 22.7070 d2 = 4.378 r3 = 76.6091 d3 = 1.488 nd2 =1.76182 νd2 =26.55 r4 = 17.0366 d4 = 6.327 nd3 =1.53172 νd3 =48.90 r5 = -13.8580 d5 = 1.020 r6 = ∞(絞り) d6 =(可変) r7 = -35.9097(非球面) d7 = 2.800 nd4 =1.58144 νd4 =40.75 r8 = -19.1747 d8 = 4.016 r9 = -10.5833(非球面) d9 = 1.500 nd5 =1.61700 νd5 =62.79 r10= -136.4890 非球面係数 第1面 P = 0.6976 A4 =-0.72477×10-4 A6 =-0.45871×10-6 A8 =-0.28035×10-8 A10=-0.23705×10-10 第7面 P = 1.0000 A4 = 0.28342×10-4 A6 = 0.53354×10-6 A8 =-0.47826×10-8 A10= 0.51792×10-10 第9面 P = 1.0000 A4 = 0.38979×10-4 A6 =-0.26114×10-6 A8 = 0.65227×10-8 A10=-0.13600×10-10
【0053】実施例4 f = 39.3 〜 58.6 〜 87.3 FNO= 3.6 〜 5.3 〜 8.0 ω = 28.03 〜 19.96 〜 13.89 ° fB = 8.63 〜 28.60 〜 57.76 r1 = 21.0387(非球面) d1 = 3.000 nd1 =1.52540 νd1 =56.25 r2 = 16.3364 d2 = 9.016 r3 = 47.9732 d3 = 1.500 nd2 =1.84666 νd2 =23.78 r4 = 25.2724 d4 = 3.552 nd3 =1.51821 νd3 =65.04 r5 = -16.1220 d5 = 1.000 r6 = ∞(絞り) d6 =(可変) r7 = -85.2106 d7 = 3.800 nd4 =1.59551 νd4 =39.21 r8 = -17.2334 d8 = 2.717 r9 = -11.5051(非球面) d9 = 1.500 nd5 =1.65830 νd5 =57.33 r10= 135.9149 非球面係数 第1面 P = 0.5937 A4 =-0.42400×10-4 A6 =-0.25743×10-6 A8 =-0.13347×10-8 A10=-0.44132×10-11 第9面 P = 0.1524 A4 =-0.17211×10-4 A6 =-0.13201×10-6 A8 = 0.13956×10-8 A10=-0.77899×10-11
【0054】実施例5 f = 39.3 〜 58.6 〜 87.3 FNO= 3.6 〜 5.3 〜 8.0 ω = 27.90 〜 19.82 〜 13.80 ° fB = 8.58 〜 27.65 〜 55.80 r1 = 27.8618(非球面) d1 = 2.972 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = 21.5741(非球面) d2 = 3.000 r3 = 45.5607 d3 = 1.500 nd2 =1.80610 νd2 =33.27 r4 = 17.2884 d4 = 4.805 nd3 =1.51633 νd3 =64.15 r5 = -14.1883 d5 = 1.000 r6 = ∞(絞り) d6 =(可変) r7 = -35.8786 d7 = 3.800 nd4 =1.58144 νd4 =40.75 r8 = -15.9844 d8 = 3.541 r9 = -10.8629(非球面) d9 = 1.500 nd5 =1.61700 νd5 =62.79 r10=-2837.7511 非球面係数 第1面 P = 0.0285 A4 =-0.20398×10-3 A6 =-0.10877×10-5 A8 =-0.66569×10-8 A10= 0.14048×10-9 第2面 P = 0.4621 A4 =-0.15556×10-3 A6 =-0.86412×10-6 = 0.37076×10-8 A10= 0.14490×10-9 第9面 P = 0.1590 A4 =-0.28298×10-4 A6 =-0.19299×10-6 A8 = 0.24336×10-8 A10=-0.12189×10-10
【0055】実施例6 f = 39.3 〜 58.6 〜 87.3 FNO= 3.6 〜 5.3 〜 8.0 ω = 28.96 〜 20.25 〜 13.92 ° fB = 9.00 〜 29.69 〜 60.39 r1 = 28.5530(非球面) d1 = 2.972 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = 23.1074 d2 = 4.124 r3 = 1807.4703 d3 =13.117 nd2 =1.68250 νd2 =44.65 r4 = -10.3061 d4 = 1.500 nd3 =1.84666 νd3 =23.78 r5 = -16.9815 d5 = 1.020 r6 = ∞(絞り) d6 =(可変) r7 = -43.8870 d7 = 3.700 nd4 =1.63980 νd4 =34.48 r8 = -15.7475(非球面) d8 = 2.980 r9 = -12.6578(非球面) d9 = 1.400 nd5 =1.78650 νd5 =50.00 r10= -436.8209 非球面係数 第1面 P =-0.6861 A4 =-0.33482×10-4 A6 =-0.19568×10-6 A8 =-0.11318×10-8 A10= 0.64678×10-11 第8面 P = 1.0000 A4 = 0.46011×10-4 A6 =-0.43037×10-6 A8 = 0.78353×10-8 A10=-0.35679×10-10 第9面 P = 1.0000 A4 = 0.70743×10-4 A6 =-0.18323×10-6 A8 = 0.61425×10-8 A10=-0.15133×10-10
【0056】実施例7 f = 39.3 〜 58.6 〜 87.3 FNO= 3.6 〜 5.3 〜 8.0 ω = 27.87 〜 19.93 〜 13.85 ° fB = 9.32 〜 26.51 〜 52.35 r1 = 29.5140(非球面) d1 = 3.000 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = 30.0239 d2 = 3.241 r3 = -120.0437 d3 = 4.133 nd2 =1.74950 νd2 =35.27 r4 = 30.0346 d4 = 2.966 nd3 =1.46450 νd3 =65.94 r5 = -37.1100 d5 = 0.348 r6 = 179.0379 d6 = 2.846 nd4 =1.50378 νd4 =66.81 r7 = -15.5612 d7 = 1.149 r8 = ∞(絞り) d8 =(可変) r9 = -43.9333 d9 = 4.024 nd5 =1.61293 νd5 =37.00 r10= -17.6226 d10= 3.901 r11= -11.2977(非球面) d11= 1.506 nd6 =1.69680 νd6 =55.52 r12= 1225.6345 非球面係数 第1面 P =-0.0167 A4 =-0.66871×10-4 A6 =-0.35691×10-6 A8 =-0.41682×10-8 A10= 0.24435×10-10 第11面 P = 0.5733 A4 = 0.18106×10-4 A6 =-0.14726×10-6 A8 = 0.53742×10-8 A10=-0.30790×10-10
【0057】実施例8 f = 39.3 〜 58.6 〜 87.3 FNO= 3.6 〜 5.3 〜 8.0 ω = 28.11 〜 19.93 〜 13.84 ° fB = 8.48 〜 25.98 〜 51.66 r1 = -601.6186(非球面) d1 = 1.697 nd1 =1.52540 νd1 =56.25 r2 = -305.8471(非球面) d2 = 5.763 r3 = -154.9839 d3 = 2.814 nd2 =1.74950 νd2 =35.27 r4 = 27.3482 d4 = 2.742 nd3 =1.51633 νd3 =64.15 r5 = -27.7756 d5 = 0.700 r6 = ∞(絞り) d6 = 1.000 r7 = 73.9735 d7 = 2.150 nd4 =1.50378 νd4 =66.81 r8 = -26.5899 d8 =(可変) r9 = -79.0261 d9 = 3.364 nd5 =1.63980 νd5 =34.48 r10= -21.4393 d10= 3.965 r11= -13.2391(非球面) d11= 1.506 nd6 =1.75500 νd6 =52.33 r12= 136.4861 非球面係数 第1面 P =-6.5417 A4 =-0.24124×10-3 A6 =-0.34102×10-6 A8 = 0.88744×10-8 A10= 0.20211×10-10 第2面 P =-10.0283 A4 =-0.21236×10-3 A6 =-0.29449×10-8 A8 = 0.10644×10-7 A10=-0.22049×10-10 第11面 P = 1.0000 A4 = 0.38597×10-4 A6 = 0.11052×10-6 A8 = 0.39029×10-9 A10= 0.69659×10-11
【0058】実施例9 f = 39.3 〜 58.6 〜 87.3 FNO= 3.6 〜 5.3 〜 8.0 ω = 28.19 〜 20.01 〜 13.89 ° fB = 8.12 〜 26.36 〜 53.12 r1 = -584.9799(非球面) d1 = 1.722 nd1 =1.52540 νd1 =56.25 r2 = -301.5062(非球面) d2 = 5.152 r3 = -100.3465 d3 = 1.786 nd2 =1.74950 νd2 =35.27 r4 = 33.5048 d4 = 3.252 nd3 =1.51633 νd3 =64.15 r5 = -28.8051 d5 = 0.667 r6 = 86.8929 d6 = 3.092 nd4 =1.50378 νd4 =66.81 r7 = -23.6539(非球面) d7 = 1.149 r8 = ∞(絞り) d8 =(可変) r9 = -37.0803 d9 = 4.067 nd5 =1.61293 νd5 =37.00 r10= -18.1939 d10= 4.476 r11= -12.4481(非球面) d11= 0.993 nd6 =1.72600 νd6 =53.56 r12= -259.7439 非球面係数 第1面 P =-6.5417 A4 =-0.22134×10-3 A6 = 0.16151×10-7 A8 = 0.10884×10-7 A10=-0.41095×10-10 第2面 P =-10.0283 A4 =-0.18566×10-3 A6 = 0.46816×10-6 A8 = 0.81391×10-8 A10=-0.36921×10-10 第7面 P = 1.0000 A4 =-0.78408×10-6 A6 =-0.13307×10-6 A8 = 0.34306×10-8 A10=-0.21929×10-10 第11面P = 1.0000 A4 = 0.32084×10-4 A6 =-0.59633×10-7 A8 = 0.32509×10-8 A10=-0.70634×10-12
【0059】実施例10 f = 39.3 〜 58.6 〜 87.3 FNO= 3.6 〜 5.3 〜 8.0 ω = 28.15 〜 19.98 〜 13.88 ° fB = 8.11 〜 26.30 〜 52.97 r1 = -577.2554(非球面) d1 = 1.661 nd1 =1.52540 νd1 =56.25 r2 = -299.4361(非球面) d2 = 5.063 r3 = -62.6196 d3 = 1.680 nd2 =1.74950 νd2 =35.27 r4 = 45.3765 d4 = 3.265 nd3 =1.51633 νd3 =64.15 r5 = -24.3885 d5 = 0.650 r6 = 78.4443 d6 = 3.070 nd4 =1.50378 νd4 =66.81 r7 = -25.3373 d7 = 1.149 r8 = ∞(絞り) d8 =(可変) r9 = -38.3705 d9 = 4.024 nd5 =1.60342 νd5 =38.01 r10= -18.3614 d10= 4.474 r11= -12.8237(非球面) d11= 1.506 nd6 =1.74100 νd6 =52.68 r12= -393.7515 非球面係数 第1面 P =-6.5417 A4 =-0.24341×10-3 A6 = 0.82272×10-7 A8 = 0.65860×10-8 A10= 0.98647×10-11 第2面 P =-10.0283 A4 =-0.20934×10-3 A6 = 0.66351×10-6 A8 = 0.10169×10-8 A10= 0.39174×10-10 第11面 P = 1.0000 A4 = 0.26712×10-4 A6 = 0.33523×10-7 A8 = 0.11775×10-8 A10= 0.63124×10-11
【0060】上記実施例1〜10の広角端(a)、標準
状態(b)、望遠端(c)における球面収差、非点収
差、歪曲収差、倍率色収差を表す収差図をそれぞれ図7
〜図16に示す。
【0061】なお、上記各実施例の前記した条件式
(1)〜(6)の値は次の表の通りである。
【0062】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
の2群ズームレンズにおいては、プラスチックを使用し
ているにもかかわらず、温湿度による焦点位置変化を少
なくしている上、このプラスチックレンズを第1群の最
も物体側に配置すると共に、第2群の負レンズに非球面
を用いることにより、2倍を越えるズーム比においても
コストが低く高性能なズームレンズを構成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の2群ズームレンズの広角端
(a)、標準状態(b)、望遠端(c)におけるレンズ
断面図である。
【図2】実施例2の図1と同様なレンズ断面図である。
【図3】実施例6の図1と同様なレンズ断面図である。
【図4】実施例7の図1と同様なレンズ断面図である。
【図5】実施例8の図1と同様なレンズ断面図である。
【図6】実施例9の図1と同様なレンズ断面図である。
【図7】実施例1の広角端(a)、標準状態(b)、望
遠端(c)における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍
率色収差を表す収差図である。
【図8】実施例2の図7と同様な収差図である。
【図9】実施例3の図7と同様な収差図である。
【図10】実施例4の図7と同様な収差図である。
【図11】実施例5の図7と同様な収差図である。
【図12】実施例6の図7と同様な収差図である。
【図13】実施例7の図7と同様な収差図である。
【図14】実施例8の図7と同様な収差図である。
【図15】実施例9の図7と同様な収差図である。
【図16】実施例10の図7と同様な収差図である。
【符号の説明】
G1…第1レンズ群 G2…第2レンズ群 L1…第1レンズ L2…第2レンズ L3…第3レンズ L4…第4レンズ L5…第5レンズ L31…第3レンズの物体側分割部分 L32…第3レンズの像側分割部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、正の第1レンズ群と負
    の第2レンズ群とを有するズームレンズにおいて、前記
    第1レンズ群が、物体側から順に、非球面を有するパワ
    ーの非常に小さいプラスチックレンズ、正レンズ群から
    なり、前記第2レンズ群が、物体側から順に、正レン
    ズ、非球面を有する負レンズから構成されていることを
    特徴とする2群ズームレンズ。
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